逝ってらっしゃいませ・・・そして誰もいなくなったらどうしよう?(山下智久)
えーと・・・・「夫よりも息子よりも嫁を愛した女」澄子(草笛光子)でもよかったのだが・・・結局、実は澄子が一番愛していたのは「ロワイヤル」のホスト聖星矢こと「高井良彦」(前川泰之・・・「ブザビ」の三島コーチ)だったんだよね。そういうことなんだよね。
澄子の夫(山谷初男)・・・無残。澄子の息子(小浜正寛)・・・存在感なさすぎーっ。
そして、嫁の夕子(磯野貴理子)は感動より驚愕・・・いや唖然とするべきだよな。
「なに、やってんの・・・お義母さん」・・・だろーーーーーっ。
まあ・・・基本的に長生きした姑の下の世話をするのは何故か・・・まだまだ嫁だったりして・・・いざという時のために姑が嫁を泣かせるほど喜ばしておくのは用意周到というものだがな。
なんだろう・・・この・・・「老いらくの恋」全面肯定しつつスルーという展開。
病気か・・・それともビョーキか・・・脚本家はじめスタッフ一同、おつむのネジがこりゃまたバッチリ狂ってるのか。
とにかく、山Pはそういう「渦中」に飛び込んで行きました。渦中というより、火中だけどな。栗を拾うところだけどな。
これは・・・もう・・・異次元のドラマなんだな・・・きっと。
で、『最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜・第3回』(TBSテレビ20120126PM9~)脚本・渡辺千穂、演出・川島龍太郎を見た。ドラマの中で・・・謎の女だった・・・夕子の正体が近所の花屋だったことが明らかになる。もちろん番組ホームページを見ればすぐに判明することだが・・・テレビの中だけで判断すれば・・・真人(山下智久)の母親の妹・・・つまり、叔母さん・・・でもおかしくないポジションで井原家に堂々と存在していたからな。
まあ、遠くの叔母さんより近くのおばさん・・・的な親密さかもしれませんが・・・。
で、葬儀の井原屋は地域密着型企業として町内会のイベントである「男祭り」に積極的に参加するわけだが・・・高円寺ラッキー商店会はもちろん・・・異次元の彼方に存在する。
君はどこに住んでいたのですか
高円寺じゃないよね
高円寺は東京都杉並区にあり・・・北の妙正寺川、南の神田川に挟まれた市街地である。
男祭りの会場はどこの河原なんだよ。
すぐそこに山があったりして・・・高円寺・・・どんだけ田舎なんだよ~。
なにか・・・町内総出でバスに乗ってどこぞの郊外で祭りをするのか・・・誰が得するんだ。どんな町おこしなんだよ。財政破綻するのじゃないか。もうとりあえずなんでもありなのか。
などと・・・立腹しても始まらない。
明らかに・・・そういう設定では・・・ふざけているのである。
だから・・・いたるところでリアリティーが不在になって・・・人情話がどんどん不人情話になっていくのだが・・・もう・・・これはこの枠の路線なんだ・・・と納得するしかありません。
ふざけるのだって労力がいるわけで・・・それにつきあうのにも労力がいるわけですが・・・。
ふざける時にもまじめにやろうよ・・・ゴールデン・タイムなんだから・・・という気がしないわけではありません。
まあ・・・「北新宿駅」が登場した時から・・・間違った方向へ加速していく気配はあったわけですが・・・もう、誰も共感できない方向へ・・・どんどん向かっているような気がして・・・ゾッとしますな。心の底からゾゾッといたします~。
さて・・・とにかく・・・どこかで聞こえるじいや的な絶叫はさておき・・・他の兄弟が頼りないばかりに老成してしまった晴香(前田敦子)に支えられて・・・俺の葬儀屋人生はつつがなくスタートしたのである。
葬儀というものは宗教的行事だが・・・葬儀そのものの運営・執行は・・・葬祭業者が請け負うわけである。実はこの職業は国家の認可を必要としない。誰でも明日から葬儀屋を始めることができる。だから・・・素人の俺だって社長が務まるのだな。
しかし・・・顧客はやはり・・・近所の死体と遺族が中心なのである。
つまり・・・近所付き合いは大切なんだ・・・と妹の晴香が言っていた。
本当によくできた妹だが・・・俺は晴香のことがとても心配なんだ。
だって足が不自由なんだから。
普通の幸せをつかむことが普通の人より大変なんじゃないか・・・と思うからさ。
だけど・・・そういうことってどんなに心配しても・・・どうにもできなかったりする。
だって曲がった足を伸ばしてやることはできないんだもの。
俺にできることはそっと見守ってやることくらい。
きっと躓いたら普通の人より痛手を負うかもしれないからさ。
だけど・・・本当は俺自身にも問題がある。
たとえば・・・父親の盆栽仲間の岩田さん(山崎努)なんだけど・・・どうも、俺にしか見えないような気がしてならないんだな。
それから・・・時々、姿を見せる亡くなった長田さん(設楽統)とキャッチボールをしていたともや(藤本哉汰)くん。あの少年も俺にしか見えない「何か」だったりして・・・。
いや・・・ともやくんは・・・坂巻刑事(榮倉奈々)にも見えるんだよな。
これは・・・想像なんだけど・・・俺と坂巻刑事のコンビって・・・何か、因縁で結ばれているような気がするんだ。
北新宿駅で死んだ・・・坂巻刑事の大切な人って・・・誰なんだろう。
俺と坂巻刑事のように・・・死んだ親父(蟹江敬三)も誰か・・・警察関係者とコンビを組んでいたりして。
それって・・・もしかして・・・いや・・・よそう・・・そんな先読みしても何の得にもならないし。
どうせ・・・異次元の話なんだし。
さて・・・今回の死人は・・・近所の花屋の大女将の澄子さんだ。葬儀屋と花屋は腐れ縁みたいなものだから・・・俺にとっても親しいご近所さんなんだよ。若女将の夕子さんにも可愛がってもらってる。20年前は本当にきれいなお姉さんに見えたんだけどね。
花屋の旦那さんは影の薄い人だし、その息子さんも影が薄い。なにしろ・・・サラリーマンだしね。
とにかく・・・香川さんちの花屋と言えば澄子さんと夕子さんの姑嫁コンビが切り盛りしていたわけ。最近はうちの出入りの花屋といえば・・・夕子さんだけど・・・これは澄子さんがゲストだからなんだよな。
で・・・その澄子さんと夕子さんは結構、衝突していた。
まあ・・・結婚していない・・・俺が言うのもなんだけど・・・嫁と姑だからね。いろいろとあるんだろうけど・・・。
「くそ嫁」とか「くたばれババア」とか・・・花屋さんがそんなこと言ったらダメだと思うけど・・・喧嘩するほど仲がいいっていうし・・・そんなところを見せるのは俺が二人の身内みたいなものだからかも・・・と思ったりします。
で・・・その日も二人は大喧嘩して・・・ついに澄子さんは家出してしまったらしい。
俺は晴香が自分のブログのコメント投稿の常連である一之瀬(駿河太郎・・・「カーネーション」の糸子の夫である)さんがデートに誘ってくれたのでうっとりしているので・・・しばらく間をとってから聞いてみた。
「花屋のおばあちゃん・・・家出したみたいだぜ」
「あそこのおばあちゃん・・・時々、家出するのよ・・・いつもすぐに帰ってくるけどね。花屋は儲かっていて結構自由になるお金があるから・・・きっと気分転換の旅行でもしてるんだと思うんだ・・・愛人がいるっていう噂もあるし・・・」
「お前・・・本当に何でも知ってるな」
そう言われて得意げな晴香。本当にかわいい妹だが・・・俺の心は何故か曇るのだ。
そんな・・・もの知りな妹が・・・肝心なことには奥手にならざるを得ないってことがわかってるから。いくらけだものな兄だってそういう心配はするんだな。
俺は偶然出会った夕子さんにそれとなくさぐりをいれる。
「そうなのよ・・・お義母さんたら時々、家出しちゃってね・・・でも帰ってくると上機嫌・・・肌なんかツヤツヤして・・・温泉にでも行ってるんじゃないかと思うのよ・・・それだったら私も連れて行ってくれればいいのに」
「夕子さんて・・・澄子さんと本当は仲いいでしょ」
「そりゃ・・・花屋のいろはをたたきこんでくれたのは・・・お義母さんですからね・・・感謝してるし・・・頭があがらないわよ」
俺は花屋の店頭にある薔薇のドライフラワーのことを思い出した。
夕子さんの実家は・・・園芸家で・・・夕子さんの母親は薔薇を作っていたのだが・・・今は亡き母親の形見が・・・その薔薇なのだ。
澄子さんが・・・そっとそのドライフラワーの手入れをしているのを見たことがある。
なにしろ・・・子供の頃にはよくお年玉をくれた澄子さんなのだが・・・俺はそのしぐさに何ともいえない優しさを感じたのだ。
だから・・・まあ・・・澄子さんは夕子さんにそんなに心配をかけるわけがないので・・・いつものようにすぐに帰ってくるのだろう。
ところが・・・坂巻刑事からはとんでもない知らせが届く。
澄子さんが・・・亡くなったというのだ。
しかも・・・軽井沢のペンションでホストと一緒に一酸化炭素中毒死したという。
まるで・・・軽井沢心中・・・という感じなのだが・・・実際はストーブの不完全燃焼による事故死だったらしい。
どちらにしろ・・・澄子さんが・・・ホストと・・・一夜をともにして・・・浮気をしていたことは間違いのないことで・・・近所の口さがない人々は・・・「うらやましくてうらやましくて」呪詛の言葉で噂するのである。
「もう・・・恥ずかしいったらありゃしない」と夕子さんはぼやくが・・・本当に恥ずかしいのは旦那や息子だよな。
「しかし・・・お義母さん・・・やるもんだわ」
そういう夕子さんの眼には涙が浮かんでいた。
家に戻ると・・・見てはならないものを見てしまう俺。
親父の葬式に来ていた下の妹の桃子(大野いと)の担任教師(黄川田将也)が桃子を車に乗せてイチャイチャしていたのである。
俺の頭の中には仰天援助交際、教え子と教師のただならぬ関係、不倫の個人授業などというアダルトなタイトルが交錯したのだった。
とりあえず・・・兄として・・・事情を聴こうとしたのだが。
あわてた桃子が晴香に矛先を変えてごまかそうとしたために。
「初めてのデートなんて雑誌読んで・・・急に色気づいちゃったわけ・・・ブスのくせに」
「性格ブス」
今日のぶっかけはラーメンでした。エスカレートしていくな。
まあ・・・ケンカするほど仲がいいっていうし・・・っていうか・・・やめなさいっ。
俺はとっくみあう妹二人をもう少し眺めていたいけだもの心を押さえつつ、兄らしく一喝しましたよ。
すると・・・怪しい岩田さんがやってきて言うことには・・・「飛び込みたまえ・・・かちゅうに」だと。
カチュー、カチューシャ、ピカチュー、俺の拙い脳内変換は彷徨ったあげくにようやく渦中にたどりついた。
岩田さんが・・・そう言うからには・・・澄子さんの死には何か隠された謎があるってことなんだな。
いくら葬儀屋としてはほとんど素人の俺でも・・・そういうシステムがあることはなんとなくわかるんだよ。
俺は・・・それが・・・何かとても大切な・・・死者のやり残したことだろうと思うんだ。
なぜ・・・そう思うのかって・・・だってやりのこしたことがない死者なんてきっといないだろう。
そういうのを心残りって言うんだもの。
さっそく・・・坂巻刑事を従えて・・・関係者の事情聴取。
すると・・・軽井沢が・・・澄子さんと一緒に事故死したホストの故郷であるってことがわかった。
そんなことを聞き出すために坂巻刑事は嘔吐するほど飲酒したのだな。
俺は台車に坂巻刑事を乗せると異次元空間を通って軽井沢のフレンチレストランにひとっ飛びなのさ。もう・・・そういうことはこのドラマでは許されてるみたいなのさ。
ひょっとすると北新宿駅の次は軽井沢駅なんじゃないかと思うくらいの深夜ドラマノリなのんだ。ずっとゴールデンを歩いてきたから・・・ある意味新鮮だよ。
そして・・・俺は・・・発見してしまったんだ。
澄子さんの秘密の花園を・・・。
夕子さんは・・・どうやら・・・産地直送の新しい営業形態を模索していたらしいんだけど・・・澄子さんは表面では反対しながら・・・園芸家に渡りをつけていたらしい。
もちろん・・・ホストとの秘め事のついでなんだろうけど・・・そんな時にまで嫁のことを忘れないなんて・・・ある意味、よくできた姑さんと言えるよな。
とにかく・・・従業員の田中さん(大友康平)に夕子さんを連れてきてもらった。なにしろ、軽井沢まではひとっ飛びだから。
少なくとも・・・澄子さんが・・・夕子さんの嫁入り20周年として企画していた薔薇園のお披露目だけは・・・果たしてあげたかったから。
まあ・・・浮気な妻や・・・浮気な母を持った夫や息子の傷心は・・・俺の手には負えないものな。
でも・・・本当に愛しているなら・・・浮気のひとつやふたつ・・・大目に見るのが男の度量ってものだろうしさ。
それから俺は全力でダッシュして・・・晴香の初めてのデートを尾行した。
晴香が「遅刻しそう・・・」ってメールしたら・・・デート相手の一之瀬さんは「大丈夫・・・晴香さんが元気に走ってくる姿が目に浮かびます」なんて返信してきた。
晴香の奴・・・趣味はジョギングなんてプロフィールに書くから・・・。
待ち合わせ場所からそっと引き返す晴香を見て・・・俺は猛ダッシュで家に戻ったよ。
そういうシーンがないのは・・・別のところでダッシュしているからなんだ。
そんなに走ってばかりだと・・・お茶の間も疲れるんじゃないかな。
そして・・・俺は桃子や・・・親父の隠し財産という嘘で呼び寄せられた弟の隼人(知念侑季)と一緒にささやかな晴香のサプライズ・バースディ・パーティーを準備した。
だって・・・そのくらいのことしか・・・できないじゃないか。
生まれてきたことを祝うものがいるってことは・・・少しはなぐさめになるだろう。
特に・・・死にたくなっている人間にはさ。
きっと・・・兄貴(反町隆史)だって・・・そう思ってバースデイ・コールをしてきたんだよね。
今にもほどけそうな兄弟の絆・・・でも人間には先のことなんかわからない。
一瞬一瞬でつなぎとめていくしかないんだよ。
何一つ出来なくなってしまう・・・自分の順番が来るまではね。
関連するキッドのブログ→第2話のレビュー
実生活で智くん以上に走っていると思われる天使テンメイ様のレビュー→コチラへ。
山Pをこよなく愛する皆様はこちらへ→エリお嬢様のレビュー
シナリオに沿ったレビューをお望みの方はこちらへ→mari様のレビュー
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コメント
キッドさん!おはようございます(^^)
お言葉に甘えてまたお邪魔しちゃいました
一之瀬って糸ちゃんの旦那さん役の人だったんですね(^^)全く気がつきませんでした。私は前回のゲストの出番確保のため遺体を何度も見せつけられた演出より今回のほうが明るくって見やすくって好きでした。薔薇が大好きなせいかもしれません。薔薇と喧嘩のエピソードは回収されていた気がしました。でも交通事故かなにかにして知らない男性が同乗していたのは何故?くらいで十分なのにホストとか部屋で死亡とか…意味のない設定に興ざめです。
このドラマに山下君が主演する必要性を全く感じませんが少しでも視聴者をつなぎとめるため お兄ちゃんに早く戻ってきて貰って病気と向き合う家族とおじいちゃんの優樹への思いをクローズアップしてほしいです
投稿: chiru | 2012年1月27日 (金) 09時19分
シンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃいませ・・・大ファン
そうなんですよ勝(まさる)さんです。そして笑福亭鶴瓶の実の息子さんです。
まあ・・・とにかく
井原兄弟が神輿をかついで
祭り装束に身を固めていれば
なんとなくめでたい感じがいたしますものね。
視聴率も
15.3%↘11.0%↗12.9%と少し持ち直しました。
裏の「聖なる怪物たち」が
10.8%↘*7.9%なので
ドロドロ対決は「代理出産」より「軽井沢心中」の勝ち
ということですな。
まあ・・・ご婦人方が
みな・・・愛した男と旅立つ女に
うっとりされているかどうかは別としてーーーーっ。
義理の母親と実の母親の重ね合わせ
みたいなところが一つの人情話なんですよね。
そのシンボルが
ドライフラワーと薔薇園で対比される。
「私はあなたを愛している」という
ダイイング・メッセージ発掘です。
脚本家はキッドの妄想では
いじめられっ子で・・・
いじめっ子よりも
見て見ぬフリをしている人たちを
強烈に恨んでいるタイプなのですな。
だから・・・口さがない人たちを
絶対に許さない。
しかも、いじめの原因を
いじめられる方に求めることも許さないのですな。
だから「イケメンホストと軽井沢で燃えて・・・何が悪いのよ」という路線です。
かなりの視聴者が置いてけぼりになるとは
思いますが・・・
キッドの場合・・・ある意味で
そういう作家の性を愛おしく感じたりいたしますな。
うんうん・・・もうやりたいならやればいいさ・・・です。
今回は・・・真人のポジションが
いろいろと明確になってきて・・・
結構・・・いい味の予感がしてきましたぞ。
おそらく、すごく抑えた感じの
ひとつ屋根の下のお兄ちゃんなんですな。
そして・・・ものすごい直観力を秘めているタイプ。
晴香の実務力や
坂巻刑事の軽いノリに隠されていますが
真人は・・・死者の無念を
嗅ぎつける特殊能力が覚醒しつつあるようです。
あとは岩田さんが霊的存在かどうか・・・ですねえ。
坂巻刑事の方には井原の親父さんが
出てたりして・・・。
ともやくんは最初からゴーストかもしれないし。
まあ・・・今回、澄子さんの夜遊びが
曖昧にされていたように
ぼかしたまま・・・終わるのかもしれません。
長男だって若年性認知症と見せかけて
単に忘れっぽい性格だったりして・・・。
まあ・・・「おふざけ」をしていると
認知すれば・・・
若い方の懸命のサービスは
それなりに楽しいものなのでございますよ。
まあ・・・一部愛好家の方は
気が気じゃないかもしれませんがーーーーーっ
投稿: キッド | 2012年1月27日 (金) 15時53分
キッドさん、こんにちは
どこからどうツッコんだらいいのか、さっぱり分からないところや、
ある意味、予想もつかない展開。
何だか一周回って、ものすごく面白いドラマじゃないかという気がしてきました
ブザビでは、地の果てかと思うほど遠かった軽井沢。
スネ夫とジャイ子の兄妹なので、どこでもドアもタイムマシンも借り放題なんでしょうね。きっと。
それでも、役者さん達の演技で、
一瞬、いい話じゃないかと錯覚してしまい、ついついホロリとしてしまいます
今まで見たことがない、不思議なドラマです。
岩田さんは、私も気になっていました。
「シックス・センス」でしょうか
東京は雪で大変だったようですね
家でテレビを見ているのが、安全でいいかもしれませんね
次回のレビューも楽しみにお待ちしております
投稿: mi-nuts | 2012年1月27日 (金) 19時35分
✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭
そうなのでございますね。
ツッコミどころが満載で
ある意味、サービス過剰の展開です。
しかも・・・そのツッコミどころが
のらりくらりくねくねと
逃げていく・・・。
不気味です。
『泣かないと』や『名前をな』でも
そうだったのですが
「女の園の魔術的な空気」が
どこからともなく醸し出されてくるドラマなのですな。
男性的なもの・・・は
ずっとずっと後退していく感じです。
今回なんて遺族の中で
夫とか・・・息子とかは
霧の彼方に連れ去られたようですから。
その魔法の森に山Pがまぎれこんだようです。
前回はあやうく山Pも石と化すのか・・・
と思わせたほどでしたが・・・
さすがは山P・・・。
魔女の群れをしっかりコントロールし始めてますな。
こうなると
面白いのかもしれない・・・という気分、わかります。
思いっきりダメダメに描かれている弟や妹も
凄く複雑な事情を抱えているのではなく・・・
単に「教師と交際して何が悪い」とか
「キャバ譲に貢ぐって素敵」とか
そういう明後日の方向に突き抜けていったりして・・・。
こりゃ・・・油断ならないなあ・・・
と感じた今回でございました。
とにかく悪意の渦の中に
子羊を投げ込むパターンでは実績をあげている作者ですから
ああ・・・子羊なんだ・・・と思うと
なかなかに合点がいくのですな。
そうなると含蓄があるような気にもなってきます。
つまり・・・魔法にかかってしまうのでございます。
霊界との関係もにおわせるだけにおわせて
ばっくれる可能性大ですし。
キッドも妄想がしやすくなっていますしねえ。
ジャイ子(マエアツ)はかなり萌えですな。
スネ夫(山P)もかなりクールでしたけど。
東京の雪は真夜中に美しい冬景色を残して行きました。
今はすっかりとけちゃいましたよ。
寒さ厳しく、インフルエンザも流行中とか・・・
mi-nuts様もどうかご自愛くださりますように。
投稿: キッド | 2012年1月27日 (金) 21時29分
第三話 みました。
嫁と姑 仲が悪くても 姑さん 嫁の事を想っててくれてたんですね。
亡くなった姑さんの棺に 嫁さんが大事にしていたドライフラワーを入れた場面は泣けました。
投稿: zebra | 2012年1月28日 (土) 10時20分
じいやさま、こんにちは!
Pさん、とうとう火中の栗を拾ったみたいですね。
でも大やけどをするところもなくて
無事に栗はおさめたようです。
何の得もないけど、ご近所付き合いのためにって
井原屋の評判が上がれば商売繁盛(笑)ですよね。
なんか今週話でようやくPさんの方向性がつかめた気がしましたわ。
あとはちょこちょこと挿絵のような
美でコミカルなシーンを楽しみにしてしまうこの頃です。
そうそう高円寺から軽井沢だったら
東京駅から新幹線が一番早いと思いますけどね。
時空を超えた井原屋の車が素晴らしかったです。
それにお舅さんや貴理子さんのダンナ様の存在が
全然ないので珍しいお葬式でした・・。
突っ込みだすと止まらないのですが
じいやの論でスルメ100回の
面白さを噛み締めていますわ~。
そうそう池脇さんも地味ながらの好演でした。
ピアノのシーンが気になってました・・。
じいやがご覧になってたとは知らず失礼しました。
こちらもリンクありがとうですわ~。
雪こそないけど急激な気温低下のこのごろですから
じいやさま、お出かけの際は手袋帽子ステッキ、
忘れずにね。
あとで酒粕をとかしたとろりとした甘酒を持ってくね~。
しょうがをプラスするとあったまるからね~。
投稿: エリ | 2012年1月28日 (土) 11時38分
縞模様~zebra様、いらっしゃいませ~ナミダノコピペ
ピンクの薔薇に覆われた姑さん。
ピンクの薔薇の花ことばの一つに「温かい心」がございますからね。
嫁と姑に流れるのは「愛」ではなく「温情」なのでしょうな。
ただし、大輪のピンクの薔薇ですと
「赤ちゃんができました」というメッセージになるので
注意が必要です。
ホストとの不倫旅行をしながら
嫁への気配りを忘れない・・・
なかなかにファンキーなお姑さんだったのですねえ。
そういうお姑さんに・・・
実の母親と同質の「愛」を見出したお嫁さん。
おそらく二十年という歳月の重みがそこにあるのでございます。
また、コピペでも構いませんのでお遊びにお寄りくださいませ。
投稿: キッド | 2012年1月28日 (土) 16時21分
✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿
さすがはお嬢様、渦中の栗にお気づきあそばれましたな。
最後は火葬場の焼却炉に忘れ物とりにいったりしないかと
じいめはちょっとゾッといたしましたけれどもーっ。
薔薇といえば深紅のベルベットローズであるローテローゼがおなじみですが、・・・殿方は好んで贈られますな。
お嬢様の庭園のメインはピンクパールや、ベルカントなどのピンクローズになっております。
特にじいやが丹精込めてお育てしているのはホワイトピンクのタリアでございますな。
開花の女神の名を冠されたこの薔薇こそが
お嬢様にふさわしいと存じます。
花言葉は「貴女のみが知る」でございます。
なかなかに隠微でございますな。
このように・・・世界には
ご存じなくてもさほど困らないことで
満ちているようですが
このドラマのスタッフは結構、そういう無意味な労力を
惜しみなく注いでいるようですな。
そしてそれはそれでなんとなく麗しいことのようですぞ。
お嬢様におかれましては
さっそく・・・そのあたりのことに
お気付きのようで・・・じいや感服つかまつりました。
愛・・・ですな。
つっこみだしたらとまらないぜ
土曜の夜の天使さ・・・でございますねえ。
しかし・・・暴走につきあうのもほどほどにしませんと
常識のない人間と誤解されますので
加減が難しいのですな。
「タイトロープの女」はもう少し
長めの記事にしたいのですが
なにしろ・・・お屋敷の復興も滞っておりますので
なかなか手が回らないのでございます。
お嬢様のお力におすがりして
面目次第もござりませぬ。
先ほどもまこ様が
お庭の池を
凍結マシーンで全面氷結させて
スケートをなさったので
解凍しなければなりませんしなーーーーっ。
お嬢様の甘酒をありがたくいただいてから
完全防寒装備で出動いたしますぞ~。
投稿: キッド | 2012年1月28日 (土) 17時03分
キッドさん、こんばんは(o^-^o)
このドラマは・・・ノンリアリティドラマという
新たなジャンルでしょうか(笑)
とにかく時間の経過が不気味ですね。
澄子さんはいつ家出をして何日間帰って来なかったのでしょうか。
一箇所や二箇所じゃない・・・物凄く時間の扱いが雑ですね。
敢えて、時間をランダムにしているとしたら・・
とんでもないオチが待っていたりしてw(゚o゚)w
全く素性がわからない、ともや少年・・・
ある意味、一番のミステリーですね。
投稿: しずく | 2012年1月30日 (月) 20時59分
(o^-^o)ブザビもピー~しずく様いらっしゃいませ~コドブもピー](o^-^o)
ふふふ・・・ノンリアリティードラマ・・・。
言いかえれば非現実的演劇ということですね。
まあ、舞台ではごく普通の手法ですが
テレビ・ドラマというのは
やはり・・・ある程度の拘束がかかって
より大衆的共有性を求められるので・・・
非現実性を追求すると
理解不能なジャンルのレッテルをはられてしまう・・・
ある意味・・・この脚本家は素人じゃないのか?
という疑惑の対象になるわけです。
キッドはテレビドラマの1/1000程度にしか
舞台芸術に接しませんが
現実→テレビドラマ→舞台演劇と
時空間のねじれは拡大する・・・という法則を
なんとなく信じています。
そういう意味では・・・
まあ・・・この程度のノンリアリティーは
許容範囲だな・・・と思うことにしていますぞ~。
結局・・・リアリティーとは
送り手と受けての相互理解を助ける
一種の共通言語ですからな。
あまりにも母国語で話し続ける異邦人は
嫌悪の対象になるので
カタコトでいいから
努力の後を見せてくれ・・・
と思うのですな。
テレビドラマの場合・・・
最終的な権力はお茶の間側の
見ない自由に支えられているわけですし。
しかし・・・まあ・・・たくさんのドラマがあるのだから
一人くらい・・・やってもいいでしょ・・・
と脚本家は考えるでしょうが
一部愛好家の皆さんの「やるならほかでやってくれ」という悲鳴はさけられませんねえ。
まあ・・・キッドは・・・あくまで
中立的な立場で
オタオタしたりヒヤヒヤしたりアタフタしたりするしかないのでございます。
澄子さんの私生活の時間。
まさぴょんとあずあずの時間。
ともや少年の時間。
数々の秘密の時間について・・・
お茶の間が興味を持てるかどうか・・・
そういうテクニックはまだ未熟かなぁと
妄想したりもいたしますが・・・。
キッドが幼少の頃から
考えているひとつの論理的帰結について・・・
このドラマはかなり訴えるところがあるので
キッドは少し好きになりかけていると
告白しておきます。
それは次のような事柄です。
「人は個人的事情というものを死によって
一切合財、秘密にすることができる。
なぜならば死者に対しては質問が許されないからだ。
少なくとも・・・恐山以外の場所では」
投稿: キッド | 2012年1月31日 (火) 05時17分