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2012年2月24日 (金)

あなたは笑顔の方が素敵・・・たとえ動機が不純なんだわとしても(山下智久)

うわーっ、暴投なのに・・・ど真ん中の直球である。

すごく、まともだし、ぶっかけないし、もう、これ、あれだね。

いつもだったら・・・校長先生(竜雷太)は・・・児童に悪戯して懲戒免職・・・でも、晴香(前田敦子)にとっては良い先生でした・・・ってことだろう。

まあ・・・ソーシャル・ネットワークのようなサイトでたまたま・・・杉並区の葬儀社関係者同志が出会うというウルトラスーパーデラックスな運命の挿入もあるけどね。

とにかく・・・もう、普通のいいドラマなのである。・・・でございましょう?

今回の主軸は空気が読めない仕出し弁当屋の村内緑(松本じゅん)・・・村内弥生(橋本真実)の母・・・だな。突然登場しましたーっ・・・シリーズである。

まあ・・・みんながぶっかけを待ち構えているとすかす・・・というコレもいつもの「手」なんだな。

まあ、意地でも続けろとは申しませんけれど。

なにしろ・・・井原家に喧嘩の種がなくなってしいましたからーっ・・・いいのか、それで。

で、『最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜・第7回』(TBSテレビ20120223PM9~)脚本・渡辺千穂、演出・山室大輔を見た。今回は田中さん(大友康平)の回だったのかと思うほど活躍が目立ったな・・・いや、もちろん、今回の主役は上の妹の晴香だけどもさ。最初にことわっておくけど、俺とドラマの中の俺は別人です。単なるなりすましですから。でも、ドラマの中の登場人物に感情移入するのは結局、同じことなんだよね。どうせならキッドの多重人格の中の山P的な擬似人格が語った方が楽しんでもらえるんじゃないかな・・・ということです。

で・・・最初からの狙いなのか・・・諸事情によるのか・・・今回は①醤油、②牛乳、③ラーメン、④麦茶、⑤生チョコとクリーム、⑥麦茶と続いた井原家のぶっかけの歴史も幕を閉じたのである。こういう食材を使った展開に不快感を感じる人って節分の豆まきとかにもいらだつのだろうか・・・一種の病気だよねえ。

まあ、お茶の間様は神様だからなあ。

しかし・・・まあ・・・兄貴も帰って来たし、弟や妹の事件も解決して・・・井原家に騒動の種がなくなったのも確かだし・・・あえて見せ場を作らないというのも充分にセオリー通りです。

そうきたか・・・っていう感じですよね。

さて・・・第一話から登場している晴香のネット上のGoogle+・・・そこで晴香は「食べ歩きとジョギングが趣味の23歳のOL」という架空の人格を演じているんだよ。そして・・・第三話ではサイトを通じて知り合った実名でコメントする男・26歳のサービス業者・一之瀬さん(駿河太郎)と誕生日デートを計画する。しかし、遅刻した晴香に「走ってやってくるあなたの姿を想像している」なんて一之瀬さんがメールするもんだから・・・足の不自由な晴香は・・・待ち合わせ場所へ向かう道を途中で引き返してしまったんだ。それから第四話では大手葬儀社「セレモニーホール太陽」にお勤めの実在の一之瀬さんとニアミスしてしまう。実在の一之瀬さんも・・・まあ・・・仕事が葬儀サービスであるということは隠しているわけなんだな。

つまり・・・とんでもないタマを投げる脚本家だけどフリは丁寧に着実にしているってことです。

とにかく・・・「あれ以来・・・メッセージがなくて・・・僕は嫌われてしまったかな」なんてコメントしてきた一之瀬さんに・・・晴香は「ごめんなさい、あの時は急に具合が悪くなって・・・」なんて嘘のコメントを重ねてしまう。

せっかくの気晴らしの仮想人格がこれじゃ・・・本末転倒だよねえ。その手元には「ご家族の幸せを見守るラッキーアイテム」というよつばのクローバーのアクセサリーが・・・晴香・・・怪しい宗教にはまるのか・・・なんてね。

だけど・・・家族の前ではいつもの晴香。健人兄ちゃん(反町隆史)も帰ってきて、隼人(知念侑李)もバイトに励む大学生、桃子(大野いと)も教師との不適切な関係を清算して普通の女子高生に戻り・・・井原家の朝食は和気あいあいなのだ。

和食好きな兄貴のために朝ごはんである。桃子は「私はパンがいいのに」とむくれかけるが・・・ぶっかけチャンスではある・・・「ごはんおいしいじゃないか」と健人兄貴が言えばみんな和むしかないのである。

この後、健人兄ちゃんはまたしても消息不明になるわけだけど・・・みんながそれほど騒がないのは・・・いつものことだからなんだよ・・・念のため。

だけど・・・俺は前回の兄貴の家出がいつもと違っていたような・・・そんな胸騒ぎは感じているんだけどさ。

さて、その日は「誰にでもわかるお葬式の説明会」の当日だったのだ。会場で合流する予定の兄貴は来ないし、参加者はちらほらだし・・・なんと・・・大手葬儀社「セレモニーホール太陽」もおなじような事前説明会をしていて・・・こちらはお茶菓子、向こうは豪華弁当なので・・・差をつけられてしまったのだな。

でも・・・その会場に晴香の杉並区立梅里小学校(フィクション)時代の校長先生の白井さん(竜雷太)がやってきたことで・・・晴香の心に変化が生まれることになるんだな。でも、そのためには白井さんはこの世を去る必要があったらしい。

だけど、その時は、そんなことになるとは夢にも思わず、校長先生が「孤独死」を恐れていることで・・・田中さんと緑さんの出番が確保されたのだ。

校長「井原屋さんにお願いするにはどうすればいいんですか」

田中「近所の方に伝えておいてもらうといいですね」

緑「でも死ぬ死ぬって言いにくいわよね」

弥生「・・・お母さんっ」

田中「その場合はもしもの場合の連絡先をお書きになっていただくとよろしいですね」

緑「でも、壁に葬儀社の電話番号書いておくってのもなんだわよね」

弥生「・・・お母さんったらあ」

まあ、今回、唯一の普通の笑いどころである。

まあ、本当は笑いのポイントはたくさんあるのだが・・・一般人には気づかれにくい隠しアイテムのような構成なんだな、これが。おしゃれすぎじゃないですかっ。

校長「教え子の成長を見るのは教師の幸せ・・・今でもラッキーアイテムはよつばのクローバーかな?」

なんて校長先生は晴香のことをよく覚えている。すごくいい先生なんだな・・・これが。

しかし、その後、敵情視察に出向いた俺と晴香は弁当を持った校長先生と再会するのだった。

しかも・・・後に判明するのだが校長先生は「セレモニーホール太陽」に葬儀の手配を依頼登録しているのだった・・・校長先生っ。

だが・・・そんな校長先生の裏切り行為がいけなかったのか・・・校長先生は不慮の死に見舞われるのだった。

その夜の夕食時になっても健人兄貴は帰宅せず・・・晴香が手抜きでメニューは焼きそば大盛りだったので・・・隼人は不満顔だったが・・・ぶっかけチャンスか・・・桃子が「お兄ちゃんの分まで食べちゃっていいよね」と食欲を露わにしたのでことなきを得たのだった。

そして・・・その頃、妻に先立たれて一人暮らしの校長先生は指名手配中の連続強盗殺人犯・小島清文に自宅を襲撃されていたのだった。だが、さすがはゴリゴリのゴリさんである・・・校長先生は命を奪われつつ、相手の毛髪を鷲掴みで引き抜いていたのである。これによって・・・犯人は特定されたのだった。

それはともかく・・・坂巻刑事(榮倉奈々)から連絡を受けた俺と晴香は遺体の一時保管を請け負った。変わり果てた校長先生の姿に晴香はショックの色を隠せない。

そこで「これじゃ・・・儲けが出ないな」とつぶやく一之瀬さんに遭遇。晴香は怒りと悲しみを爆発させるんだな。

「ざけんじゃないよ・・・葬儀をなんだと思っているのさ」

「仕事ですよ」

「仕事だったら真心こめてやりなさいよ」

「仕事だから赤字はだせないんです」

晴香の気持ちもわかるけど・・・これでは八つ当たり・・・。

「すみません・・・妹が失礼なことを」

「井原屋さん・・・」

「校長先生の葬儀はウチでお引き受けします・・・」

「お願いします」

後からわかったんだけど・・・校長先生は「お別れ会」のための預金を残していたのである。だから・・・香典を遠慮しても充分のビジネスになりました。情けは他人のためならず・・・ってこういうことだよね。時には感情的になることが利益を生むっていうか・・・違うかな?

まあ、それはそれとして・・・遺品整理業という業者もいるわけだけど・・・今回は晴香の「真心」を形にしてやるためにも・・・校長先生の遺品整理も請け負ってしまいました。

一人暮らしの上に・・・強盗殺人犯に荒らされた室内は結構凄いことになったけど・・・身寄りのない人が去った後はだれかが片付けなきゃならないってことなんだよな。

そこで発見したアルバムに幼い晴香(宮野ここね)の姿があった。

運動会の写真である。「私・・・足が悪いことを子供の頃には気にしてなかったんだよね・・・でも・・・運動会で赤組と白組に分かれた時に・・・同じ赤組の子に言われちゃったんだ・・・晴香ちゃんは・・・走れないのに人数に勘定されるんだ・・・って。ああ・・・自分は余計者なんだって・・・その時、はじめて気がついたんだ」

そいつの名前を言ってごらん。お兄ちゃんが今からぶん殴ってきてやる・・・とは言えず・・・俺はかける言葉もなかったよ・・・。

とにかく・・・俺たちは遺品を整理したよ。衣類とか・・・写真とか・・・手紙とか・・・年賀状とか。

その頃、兄貴は・・・何故か・・・認知症的な症状を示し・・・たまたま、交番にいた坂巻刑事に保護されていた。もちろん・・・後から坂巻刑事に聞いた話だけどね。とにかく・・・兄貴は自分の身に何が起こったのか・・・グッドライフ的に坂巻刑事に頼み込んだらしい・・・。「家族には内緒にしてくれ・・・」と。

ああ・・・気を使っていいたいこともいえないこんな世の中じゃってことなのかい。

兄貴・・・水臭いよ。

一方、田中さんが忘れて行った火葬許可証を届けに行った晴香が消し忘れていたパソコンの画面を隼人が発見してしまう。ああ・・・もちろん、兄として弟妹をストーカーしている俺は最初から知っていたことだけどね。

桃子もやってきて・・・晴香の仮想人格は明るみに出てしまったのだ。

そこへ・・・晴香が帰ってきて・・・気まずいことに・・・。

そして・・・たまたまその日にオムライスを食べていた一之瀬さんから名刺をもらった晴香は彼があの一之瀬さんだと気がついてしまったのだ。

「今日・・・おいしいオムライスを発見・・・ある人から仕事は真心をこめてやるものだと言われてしまった・・・目先の利益に追われていると・・・つい忘れがちですが・・・なんだか・・・目が覚めたような気がしました・・・」

それを言ったのが自分だと・・・晴香が言えるはずもない。なにしろ・・・基本的にウソをついているわけだから。何を言ったってウソくさくなるじゃないか・・・。

「どうせ・・・心の中で笑ってるんでしょ・・・私はしょうがなくてしょうがないんだから」

「しょうがなくって・・・そんな」

「どうせあきらめてるのよ」

「あきらめてるって・・・」

「どうせ、私の気持ちなんか誰にもわからない」

部屋に引きこもってしまった晴香のせいで弟と妹にカップラーメンを分け与えると俺にはミカンしかなかったんだな。

で・・・岩田さん(山崎努)の登場である。

「人の心を深夜ドラマの火田七瀬のように全部見抜けたら恐ろしいよ。レントゲンみたいに心がのぞけたら・・・それこそ老若男女を問わず・・・街は骸骨だらけになっちまうんだからねえ」

「いや・・・それは単にレントゲン・アイでしょう・・・調節がうまくいけば裸も見れるという」

「それはともかくとして・・・ウソは必要だよ・・・誰だってどんな家族だってウソでなんとかやりくりしてるんだ・・・俺なんてウソがコート着て歩いてるみたいなもんだ・・・」

「そんなそれじゃ・・・詐欺師か幽霊みたいじゃないですか」

「でもさ・・・ウソだって誰かが信じてやれば・・・本当みたいなもんだろう」

「過剰な親切心ですか・・・」

「そうさ・・・ウソからでた真実(まこと)ってやつをやってみろ」

「なるほど」

もはや、俺と岩田さんは阿吽の呼吸なのだな。

次の日、どういう風の吹きまわしか・・・せっかくの休日に俺の手伝いをしてくれるという坂巻刑事と遺品整理と言う名の探し物を始めた俺。実は・・・坂巻刑事は兄貴の入院という秘密を持てあましていたんだよな。好きな人にウソをつくって苦しいものな。だって・・・もう・・・坂巻刑事は俺のことが好きで好きで・・・どうして台車に乗せてくれないの・・・私の嘔吐を受け止めて状態なんだから。

で・・・俺は校長先生へ送った晴香の年賀状を探り当てた。下手な鉄砲も数撃ちゃあたるってね。

その頃・・・晴香は何かあったら連絡してくださいという有給休暇をとって・・・それって休暇になるのかよ・・・一人街をさまよっていたんだ。

街は幸せそうなカップルだらけ。

かっこかっこかっこつけて・・・ロックンロール・ウィドウ(未亡人)気どりかよっ・・・。

最初から恋人をあきらめて・・・最初から恋人は死んでるんだって・・・。

妹がそんな気持ちじゃ・・・兄ちゃんが泣きたくなるよ・・・。

桃子みたいに相手を選ばずに恋をするのも考えものだけど・・・。

誰だって恋する権利はあるんだぜって言ってやりたいよ。

俺は妹の後姿を見つめながら(ストーカー中)・・・そんなことを考えたんだ。

ここで親父の遺言コーナーです。

晴香への・・・言葉は・・・。

幼いころ 親の不注意で事故に遭わせてしまい

後遺症を残してしまった事を

心から申し訳なく思っている。

うん・・・それはもうあやまるしかないものな。

でも俺は兄だから・・・もう少しなんとかしてやりたいんだよ。

だから・・・俺は桃子や隼人と一緒に我が家の倉庫を捜索したんだ。

そして、ついに、すごくいい感じの達成感を感じる隼人や心がいっぱいになった充実感を感じる桃子とともに校長先生から桃子への年賀状を掘り当てたのだった。

二枚の年賀状は・・・校長先生と桃子をつなぐ・・・失われた記憶だったんだな。

心に葛藤を抱えた晴香を隼人と桃子は特性「でか肉団子」でもてなすのだった。肉団子はドキドキしながらぶっかけられる時を待ったがそれは杞憂だった。

だって・・・俺も隼人も桃子も恋の応援団モードだったんだから。

晴香はなんだか戸惑っていたけれど冷えた心には温かい鍋が一番だからね。

そして・・・翌日・・・桃子や隼人に「逝ってらっしゃい」と送りだされ「校長先生のお別れ会」を前にちょっと寄り道して俺は晴香を思い出の小学校に連れ出したのさ。

「昔は・・・お兄ちゃんがんばって・・・ってよく応援してくれたよな」

「・・・」

「これ・・・見つけちゃった」

最初は晴香から校長先生へ。

「私はよつばのクローバーがラッキーアイテムになりました」

そして、校長先生から晴香へ。

「運動会の時の応援団長、御苦労さまでした。晴香ちゃんの大きな声の応援で赤組は見事に勝利しましたね。校長先生は晴香ちゃんは凄いと思いましたよ」

晴香はじっと二枚の年賀状を見つめていた。

「晴香がもしも走ることができたら・・・意外と鈍足で赤組は負けていたかもしれない・・・でも晴香は走れなくても応援できたじゃん・・・晴香がしょうがないからしょうがなく・・・家族のためにしてくれたこと・・・ごはんを作り、稼業を手伝い・・・そういうことに俺はすごく感謝している・・・たとえ・・・それがいろいろなことをあきらめた結果だとしても・・・俺は晴香がいてくれて本当によかったよ・・・だって・・・晴香が優しいのはウソじゃなくて本当のことだろう・・・それがしょうがいからしょうがなくて生まれた優しさだったとしてもさ・・・」

「よつばのクローバーはね・・・校長先生がクラスのみんなと捜してくれたご褒美だったんだ・・・応援団長として頑張ったからって・・・私・・・そのことを忘れていたよ・・・校長先生は覚えていたんだねえ」

「本当に児童思いの校長先生だったんだね・・・ま、晴香は特別にかわいいから・・・贔屓していたのかもしれないけどねえ」

「えへへ・・・」

「な、走れなくたって・・・葬儀屋だって・・・晴香は優しい女の子だろ」

「うん・・・わかった」

俺は泣きじゃくる晴香の肩をそっと抱きました。

でも・・・ここからが兄貴としての余計なお世話の見せ所なんだな。

なんと・・・一之瀬さんのところへ行っちゃいました。もう・・・ギャンブルだけどな・・・でも職場で葬儀を奪い合ううちに・・・俺はなんとなく一之瀬さんの人柄がわかっちゃったんだ。なにしろ、好敵手だからね。つまり・・・こいつは悪い奴じゃないってこと。

なにしろ・・・独立を考えたりする場合、晴香はうってつけの嫁候補なのである。だって葬儀社同志だもん。

俺の招待を受けて・・・「校長先生を送る会」にやってきた一之瀬さん。

「どうして・・・」と絶句する晴香。

「お兄さんに・・・誘われました・・・いいセレモニーですね・・・僕も真心のある仕事をしたくなりました」

「・・・」

「よかったら・・・少し散歩しませんか・・・ゆっくりと歩けばゆっくりと話ができるから」

こうして・・・二人は春の気配がする街の中へ去って行った。その後姿(ストーカー中)に俺は晴香と一之瀬さんの恋の芽生えを感じたんだよ。まあ、兄貴としてはちょっと複雑なんだけど。

街には・・・校長先生が生前に愛した・・・チャップリンが作曲してナット・キング・コールが歌う「スマイル」(1954年)が流れていたよ。

笑ってよ 本当はいやでいやでしかたなくても

笑ってよ 本当はすぐに死にたい気分でも

どんなに困難で暗雲たちこめていても

スマイルしていれば心配ないからね

スマイルしていれば

君がスマイルしていれば

本当の悲しみが根負けするはず

いつのまにか本当にうれしくなってくるだろう

そして世界もスマイルしてしまうんだ

君がスマイルを忘れなければ

太陽だって君に微笑むのさ

泣いている君よりも

スマイルしている君の方が

最後に勝つんだよ

信じておくれ

最後にスマイルが勝つってことを・・・。

スマイルしてよ、僕のために

スマイルしてごらん君のために

まあ、みんなが、この曲をパクっていることは一目瞭然だよね。

みんなは校長先生は最高の人生の終り方をしたのかどうか、疑問に思うかもしれないけど・・・校長先生の優しさが晴香の中に生きているってこと・・・俺は忘れない。そして、少しだけ俺も「優しさ」を残す手伝いができたってこと。優しさっていう影も形もないものを伝えるのって難しいけど・・・チャレンジしてみる価値はあるんじゃないかな。

その夜・・・坂巻刑事が葬儀の井原屋にやってきた。何しに来たって・・・そりゃ、来週は私が主役よって言いにきたんだろう。

俺たちは流れ星にお願いしたよ。

どうか視聴率があがりますように。

兄弟姉妹が笑顔でくらせますように。

どうか視聴率があがりますように。

そんな二人を岩田さんはそっと見つめていた。

俺は気がつかないフリをしたんだ・・・だって二人はこれからいいところなんだから。

関連するキッドのブログ→第6話のレビュー

シナリオに沿ったレビューをお望みの方はこちらへ→mari様のレビュー

山Pをこよなく愛する皆様はこちらへ→エリお嬢様のレビュー

Hc2012001じいや「エリお嬢様、今年は2~4週間、開花が遅れていると『梅まつり開催中』の百花園(梅屋敷)の管理人がこぼしておりましたぞ・・・お屋敷のドーム型桜庭園を気候調節して早咲きの桜を満開にしましたのでご鑑賞くださりませ」エリ「最近、FC2ブログは障害多いのよね~、困りましたわ~」アンナ「最近は別荘でのんびりしているぴょん」まこ「今回は寺内貫太郎ごっこがなくて・・・残念でごじゃりましゅ~。でも、晴香が≪23歳。葬儀屋<( ̄^ ̄)>エッヘン≫とカミングアウトしてよかったのでしゅ~」お気楽「ただ今、お気楽ビルを改築中、もうしばらく待っててね」ikasama4「とにかく・・・カーネーションがめでたく終幕するまでは毎日更新なので・・・ゆっくりお花見もできませんな・・・(; ̄∀ ̄)ゞ・・・ロイドの設計なんてとてもとても」

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コメント

キッドさん☆こんばんは(^O^)/
ヤダ 流れ星にお願いしなくちゃ(^^)

そういえば 最近の月9では流れ星が1番好きで思わす江の島水族館まで行っちゃいました(笑)
意外と水槽が小さくてちょっと残念でした(^^;

私が5話あたりからなんだか私が面白みを感じていたところが今話では全部消滅してしまってまた 振り出しに戻ってしまった感もしますが真人兄ちゃんが最高に優しくってカッコイイから もうそれだけで満足しなくちゃです!

でも孤独死がテーマだったのなら尚更 死因は心臓発作か何かにしてほしかった。 殺人事件にする必要はなかった気がして仕方ないです

前回は余命一年の奥さんの話にものすごく引き込まれてしまって 友也君の登場にちょっと余韻を壊されてしまった気がするので…良い話だっただけに今回に後半部分をもってきてほしかったです

一話全部を初恋にあてなくてもよかった気がしました

でも校庭で自分は嘘をついたという晴香にもらい泣きしてましたけど。

というかそれ以上に「スマイル」の歌詞に涙が…
深いですね!

スマイル スマイル

このドラマ主演した価値もきっとありますよね(^_-)-☆

投稿: chiru | 2012年2月24日 (金) 21時43分

シンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃいませ・・・大ファン

流れ星に三回お願いするために
心の早口言葉を練習して悟ったことは
絶対無理じゃん・・・ということです。

江の島の水族館は昔、昔の水族館ですからな。
一種のノスタルジーを感じる場所ですから~。
ああ・・・うるわしの水中ショーでございます。

見事にすかしてきましたねえ。
今回、キッドが一同爆笑したポイントは
校長先生が握りしめてた犯人の毛髪でしたよ。

しかし、この脚本家ならではのスカシでしたな。

一部愛好家、身悶えの連続でしたぞ。

今回の校長先生はあんなに優しくていい人だったのに
最後は一人暮らしでその上、強盗殺人の犠牲者。
聞こえてきます・・・魂の叫びが。
この世には神も仏もないっ。
悪魔万歳でございます。

ふふふ、この作者は反勧善懲悪主義者ですからな・・・。
誰か一人の話に引き込むなんて絶対にしないのですなーーーっ。

今回は・・・今まで申し述べたように
優しくていい人が無残に死んでいくというのがポイントですぞ。
晴香の初恋はそのカモフラージュ要素なのです。
まあ・・・晴香はとても素晴らしい演技でしたけどねえ。

足の悪い女の子は一部愛好家の萌え対象ですが・・・。

映画「ジョゼと虎と魚たち」(2003年)の池脇千鶴を
クイーンとすると
ドラマ「銭ゲバ」2009年)の木南晴夏がプリンセス。

今回の晴香はまだ序の口でございますな。

それでも・・・一人さびしい後ろ姿と
カップルになっても足は引きずるという哀愁・・・。
萌えでございます。
萌えなのです。

このスマイルというのは
芸能人にとっての教科書的な歌なので
ある意味、毒の要素がございます。
しかし、顔で笑って心で泣くという浪花節が
大好きな日本人には
とても沁みるのでございます。

やせ我慢こそ・・・すべての愛の基本でございますからねえ。

今回の真人兄ちゃんは
そういう哀しい人たちをそっと支える・・・
天使ですな・・・天使なのですなーーーーっ。

投稿: キッド | 2012年2月24日 (金) 23時36分

じいやちゃま、大変よ。
じいやが幹事をなさってる平成財閥倶楽部誌の
表紙に載せる桜が必要になっちゃいましたわ。
大急ぎで庭に4~5種類の桜を咲かして~お願い。
最もピンクが強いのを使いましょうか~。

なんとぶっ掛けチャンスがこんなにあったとはっ!
あたしってば全然気づかずへらへらと通りすぎちゃいましたわ。
家族が仲良くなっちゃえばそれもそうなんですねえ~。
しかし晴香の脚が多少悪くても
普通に外に出て会社の仕事だってできるわけで
家に居る言い訳のようではあるけれど
要はお家がというか家業が好きなんでしょう?
てか、お父さんが大好きだったのかも?
なるほどね~。
後ろ姿に萌えとは思わなかったですが
守ってあげたい健気さがにじんで見えたので
晴香にやや涙でした。
そうそう、私も銭ゲバの木南さんが良かったわ~。
あのドラマが懐かしいです。

ああ、あの流れ星はそういう意味があったのね・・。
願う事はたくさんあるけれど
瞬時に出る言葉って5文字ぐらいかも?(笑)
それを3度は本当に無理だわ。
文字じゃなくて絵とか映像とかイメージで
思い描くなら一瞬でも表現できそうですね。
ドラマとして定番みたいな今週話でしたが
これはこれで良かったですわ。

明日は東京マラソンなんですけど
お屋敷の前もコースになってるから
じいや、選手達への差し入れ準備お願いね~。

投稿: エリ | 2012年2月25日 (土) 12時58分

✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿

は、ただ今、沖縄めんそーれドーム周辺から
どピンクのカンヒザクラを空輸中でございます。
他に山形のヤマザクラ、樹齢三千年のエドヒガンザクラ、USAからワシントンのサクラも
緊急輸送いたしましたぞ~。
どうか、御選別くだされ~。

おやつは桜餅にしましたぞ~。

じいやの集計では5回のぶっかけチャンスが
ありましたぞ~。
最後は酔っぱらった坂巻刑事が
焼酎ぶっかけするのかとドキドキいたしました~。

人が何に対して劣等コンプレックスを抱くかは
微妙ですからな・・・。
超才色兼備、頭脳明晰、体力抜群、健康優良児の
お嬢様にはなかなかご理解が難しいかもしれませんな・・・。

ともかく・・・美少女なのに足に不具合がある。
これは萌えの古典なのでございます。
つまり、陰翳礼賛でございますな。

晴香の場合は「良い子」であろうとすればするほど
足が不自由であることが瑕疵になるのでございます。
なんといっても行動力に制限がかかりますからな。
たとえば野口英世が
てんぼうになりつつあるとき・・・
もしも母親の足が不自由なら
わっとかけよれないのでございまする。

そういうことがつみかさなれば
卑屈にならざるをえないのですな。
強く生きようとすればするほど
そうなるのでございます。

もちろん、そういうことがまったく気にならない
いい意味での鈍感さを生まれ持っておる方も
いらっしゃるのでございます。

それともまた人類の醍醐味ですな。

演出家も王道の人ですから
きっちり、後ろ姿を2回サービスしておりましたぞ~。

銭ゲバの三國茜(木南晴夏)はかなり萌え~でござりました~。

願いむなしく、今回は↘*9.6%でしたが・・・まあ、
国民的女性アイドルを主役にそえると
意外と数字がとれないのは定説ですからな。
光あるところに影があり・・・でございます。
心の貧しい女だわ~というご婦人は多いのでございまする。

お嬢様用心の電光掲示板がございますぞ。
あらかじめ願い事を記入しておいて
スイッチ一つで電光掲示いたしますので
どんな長い願い事でもOKですぞ~。

お屋敷前を通過の選手にはもれなく
スペシャルドリンクと平成財閥特製太巻きを
サービスする予定でございます。
H☆Cの新曲「走って笑って輝いて」ブルーレイ愛蔵版も無料配布いたしますぞ~。
豪華特典特大ポスター付ですから~。
まあ、邪魔っていえば邪魔ですけれども~。


投稿: キッド | 2012年2月25日 (土) 16時11分

キッドさん、おはようございます

あはははは。ついに周回遅れになってしまいました。すみません

みんながぶっかけタイムに慣れたころに、無くなっちゃいましたね。
相変わらず想定外というか、さすがの脚本ですね。

さすがと言えば、ゴリさんも。連続殺人犯を捕まえちゃいましたね。
強盗殺人だったからこそ、部屋もぐちゃぐちゃになって、
遺品整理も必要になったんでしょうし、
最後の最後まで、人の為に働いてたんだなあ、とじーんと来ました。
新聞にも載るでしょうし、お別れ会も盛況(と言っていいのか)ですよね。

なんやかんやで、毎回しっかり仕事を取ってくるまさぴょんも、さすがですわ。
大手がしない小さい仕事を取ってこなきゃいけないのね~と、
ドラマを見ながら、現実的なことを考えてしまったり・・・

岩田さんのお言葉には、私も七瀬を思い出しました。
個人的に「エンプラ」と「家族八景」は
(隠された思いが明らかになることで、幸せになるか不幸になるかという点で)
表と裏みたいだと感じていたので、なんだか嬉しかったです。

「寺貫」だと、お手伝いさんとの屋根の上のギター弾きがマストだと思うので
(リアルでは見ていないのですが)、
七瀬には是非井原家に来ていただきたいですわ

今晩は健兄に泣かされそうな予感ですね。
ハンカチ必須でスタンバイしようと思います


投稿: mi-nuts | 2012年3月 1日 (木) 10時33分

✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭

周回遅れでも「走れる喜び」でございますな。
そういうことも晴香にとっては夢の世界ですからねえ。

今回は「幻のぶっかけチャンス」に
手に汗握ったキッドでした。
最後はストーリーと無関係になったところで
鬱屈して悪酔いした坂巻刑事のぶっかけがあってもよかったのですが
「スカシ」貫徹を選択したようですな。
天晴でございました。

そうなんですよね。
ゴリさんの遺体の手のアップは何度見ても
笑えます・・・。

さらに深読みすると「想定外の死の予感」を
感じたゴリさんが
気になっていた教え子のところに
恋のキューピットとしてやってきた・・・
と考えることも可能です。

葬儀の井原屋にきて「お別れ会」を希望。
「セレモニーホール太陽」では希望蘭空白ですからな。

晴香と一之瀬が結ばれて・・・散歩にでかける時
真人は「いってらっしゃい」と
言うのですが「恋人たち」とともに
心残りだった教え子の「卒業」を見まもった校長先生の旅立ちも
同時に見送った言葉と解釈可能になっております。

天晴でございますねえ。
ゴリさんは10歳若かったら強盗殺人犯を
自分の手で逮捕していたかもしれませんな。

真人はブラック企業では経営指導の役割だったわけですからね。
本気を出せば、かなりブラックな営業もできるはずなのですな。
小さい仕事もこなしながら
実入りが良い仕事も狙っていたりして・・・。
ためこんでる一人暮らしの老人は狙い目ですからなーーーーっ。

やはり、ドラマを見る楽しさは
シンクロニティーの発見にもありますからな。
全く無関係なものが連動する・・・
このあたりが所詮は同じ人類だから・・・という
醍醐味です。

悪魔は客観的にそう考えます。

「エンプラ」と「家族八景」は表と裏であり、
「家族八景」の進化系が「エンプラ」であるとも
言えますな。

「時間ですよ」では浅田美代子は物干し台で
「赤い風船」を・・・。
「寺貫」では屋根の上で「しあわせの一番星」を
歌ってましたな。
まあ、暗黒星雲の彼方の記憶なので
定かではないのですが・・・。
音痴の代表みたいな言われ方をしていましたが
優しくて甘いいい声だったなあ・・・。
萌え~でございました。

井原屋では庭が「いこいの場」になっているのですな。
物干し台や屋根の上だと
岩田さんが幽霊か泥棒になってしまいますからねえ。

「愛、テキサス」も素晴らしい曲・・・。
キッドは甲斐バンドの「裏切りの街角」を
連想します。
しかし、もう少ししっとりした
フォーク調の挿入歌を弾き語りで
前田敦子あたりに歌わせても面白いですよね。
大野いとが音程はずして歌ったりすれば
より、浅田美代子調になりますけど~。

木南七瀬と井原家の遭遇はぜひ見たいですな。
すれ違うくらいでもいいですけど・・・
しかし・・・この時代、七瀬はもう60歳越えてるからなあ・・・。

それはさておき・・・今夜は坂巻刑事を軸に
健人兄貴の病気と二本立て・・・。
さてさて・・・ご遺体は・・・誰でしょう?


投稿: キッド | 2012年3月 1日 (木) 16時38分

キッドさん、こんばんは(o^-^o)

山下くんの深夜番組、ROUTE66つながりで
ナット・キング・コールのCDを購入したばかり
だったので、ドラマ内でスマイルが聴けて
タイムリーだなと感じました。

ドラマも今夜で8話ですね、いまだにこのドラマ
に入り込めていませんが、いろいろな方向性を
予測して楽しんでいます。

8話で気になったのは、岩田さんが現れる時間帯
です。朝から昼、夕方から夜と規則的に変化して
いること。良き理解者のような立ち位置ですが、実は、災いを招く張本人かもしれない。

真人VS岩田・・・なんて展開があっても面白い
かなと思います。

主役がお世話係というポジションにいるので、
ドラマに山場がないように感じます。

あと3話ほどでしょうか、大どんでん返しが
あることを期待したいです(*^-^)

投稿: しずく | 2012年3月 1日 (木) 18時08分

(o^-^o)ブザビもピー~しずく様いらっしゃいませ~コドブもピー](o^-^o)

「スマイル」は最近ではマイケル・ジャクソンばかりだったので
往年のファンには懐かしい選曲でしたな。
ルート66については天使テンメイ様が
毎回、至高のレビューをなさってますぞ。
ご存じかもしれませんが
興味があればどうぞ・・・。
山P=山下智久『ROUTE(ルート)66』第8回、ナメック星の大自然♪
http://tenmei.cocolog-nifty.com/matcha/2012/02/post-6d52.html

ふふふ、まだまだドラマに乗れない方が
いらっしゃるのですな。
キッドはもう、3話くらいからノリノリでございますよ。
山下くんが「クロサギ」や「CB」のようにヒーローでないし
「プロポ」や「ブザビ」のように恋するわけでもない。
しかも世界はなんだかよくわからない倫理観で
支配されていて常識破りの連続。
まあ、とまどうのが普通でございますし
それは視聴率が証明してますねえ。

しかし、脚本家はちょっと曲者ですが
それなりの奥行きをもっている作家ですし
じっくり見るとかなり味わい深いドラマなんですなあ。
そして・・・山下くんのポジションは
家族をささえるもの。
これまでにも家族がでてこなかったわけではないですが
兄弟姉妹を助けて行くという
ポジションは脇役時代にさかのぼりますし
当然、弟ポジです。

今回の山下くんは「家長」なんですよね。
ある意味、「夫」役の先出しですし
ある意味、青春時代の終焉を感じさせるのですな。
2000年の「I.W.G.P.」から12年。
そろそろ・・・青春時代の卒業は近いですからな。

結婚がゴールではなく
その先に生活がある。
その点が一部愛好家にはひっかかるポイントかもしれませんな。

山Pは永遠に少年であるべきだ・・・と考えている方もいるでしょうしね。

けして。派手な行動はしないけれど
静かに優しく家族を包んでいく・・・。
そんな家長の山下くん。
キッドはもうかなり素敵な感じ・・・と思ってますぞ~。

岩田さんとはげしくバトルしたりするのも
面白いかもしれませんけどねえ。
何を求めて争うのでしょうかねえ。
兄貴や坂巻刑事の魂を狙いに来ている
デビル岩田なら
かなり手ごわそうですが。

「死んでしまえばゼロ」というのは
殺伐とした考え方で
真人だってそう考えないわけではない。
しかし・・・そういう人に何かしてあげたい。
今回は山下くん演じる真人のそういう「優しさ」に
触れるドラマなのではないでしょうか?

今夜からは最終章・・・。
真人の怒涛の優しさがきっとあふれることでしょう。

投稿: キッド | 2012年3月 1日 (木) 21時02分

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