自分のためにだけ表現することとたまたま大衆の求めることが一致する喜び(桐谷美玲)
小暮鉄平(松岡昌宏)関連のタイトルにしたかったのだが・・・松岡くんがあまりにも真摯に「ダメ男」を演じていて、評価が難しいところなんだなぁ。
なにしろ・・・自分では一切・・・現状を変える努力をしないで・・・昔の自分頼みなのだ。
その中で・・・自己主張を貫いて・・・他人の人生を変えてしまうなんて・・・本当はとても恐ろしいことなんだよな。
今回の到達点なんて・・・何が悲惨なのか・・・不明だしなぁ。
1990年に162㎝だった岡島正人(高杉真宙)は2012年には172㎝のうっちー(岡田義徳)になっていて順調に成長しているし・・・。
で、『13歳のハローワーク・第4回』(20120203PM1115~テレビ朝日)原作・村上龍、脚本・大石哲也、演出・高橋伸之を見た。人間が他の生物と違うのは職種を持っていることだ・・・という考え方がある。それはある意味で役割分担の肥大化という結果をもたらしている。生物としては捕食行動と生殖行動という生きるために必要なことはそれほど差がないのに・・・職種の分化は恐ろしいまでに多種多様なのである。
しかし、結果として恐ろしいほどに人類が優位な地位を占めているという考え方もある。
つまり、職種こそが・・・人類の証なのだな。
宇宙飛行士から・・・専業主婦まで・・・その職種の全貌を把握しているものはいないのではないかと考える。
しかし・・・このドラマおよび原作では・・・それをある程度類型化して・・・分類しているわけである。
それが・・・子供たちの職業選択の糧になれば・・・喜ばしいことだと言えるだろう。
だが・・・ここまではある意味・・・かなり・・・偏った職種に限定されていると思うのだった。
メイン・ストーリーで言うと・・・投資家、部品工場経営者、アイドルショップ経営者、旅行代理店社員・・・そして漫画家である。まあ、その他の職種も多々登場する。たとえばCIAのスパイ(デーブ・スペクター)とかハイレグ・バブル岡本夏生である。・・・まあ、他にも警察官とか看護婦とかスチュワーデスとかキャビン・アテンダントとか塾経営者とか塾講師とかグラビア・アイドルとか弁当屋とか地上げ屋とか・・・まあ・・・ほんの一部を書いただけでも職種というものの果てしなさはそこはかとなく漂うのである。
できれば・・・このドラマは職種が尽きるまでやればいいのに・・・と思うのだな。
なにしろ・・・お仕事図鑑なのである。まあ・・・忍者とか、売春婦とかは・・・やらないかもしれませんがーっ。
さて・・・子供たちの夢の世界はともかく・・・現実的な就職という点では・・・刑事になることがわかっている高野(横山裕)と未来が謎に包まれている翔子(桐谷)が・・・重要なキャラクターであることは明らかである。
高野については・・・チンピラのままがいいと思うが・・・翔子が一体、どんな職業に就くことになるのかは・・・非常に興味深い。キッドに関して言えば・・・そこにしか関心がないと言ってもいいな。
母子家庭で育ち、努力家で・・・それなりに包容力もある。何しろ・・・見ず知らずの男二人を同居させているのである。キャスト的にも女優としての過去の出演作の中でもっとも魅力的なキャラクターになっているとキッドには思えるのだな。
岩田さゆりが叶小夜子を演じた「吉祥天女」(2006年)で麻井由似子役だった頃から美少女ぶりは凄かったわけだが・・・主役ではないためにキッドのブログにはまだ登場しない。
その後は「怪談新耳袋」だの「東京少女」だの「恋する日曜日ニュータイプ」だのBS街道まっしぐらである。
そして『花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス』(2007年)でキッドのブログ初登場である。変な許嫁カンナとして・・・頭角をあらわしたのだ。まあ、その他大勢のとりまきポジションで他には岩佐真悠子とか平愛梨がいたりしてかなりのサバイバルなわけだが。このドラマでは出番もそこそこあって・・・かなり美少女であることがさらに認識されました。
2008年は『同級生』『体育館ベイビー』というある意味マイナーな映画でヒロインに抜擢されているが・・・テレビ的には主に単発ゲスト出演である。
そしてついに・・・『オトメン(乙男)』(2009年)でヒロイン夏帆とミスやまとなでしこの座をかけて対決するライバル小針田役までのぼりつめたのだな。いや、まだまだだろう。
気をとりなおして・・・今度こそついに『女帝・薫子 』(2010年)である。ヒロインなのである。「オレ、負けねえ」なのだな。まあ・・・ホステス役ですけれもーーーーっ。美少女なのにだーーーーつ。
さらに2010年は『夏の恋は虹色に輝く』があるが・・・竹内結子の恋敵役なのだった。
さあ・・・ようやく『荒川アンダー ザ ブリッジ』(2011年)である。絶世の美少女ニノ役なのである。しかし・・・キッドのブログ休眠中なのだった。頂点に立ったときにレビューできないとは・・・。
まあ・・・とにかく、あれだ・・・桐谷美玲ほどの美少女であっても・・・キッドのブログのタイトルに名前を連ねるのは難しい・・・違うだろう・・・女優として頂点を極めるのは難しいのである。
女優志望の皆さんは覚悟を決めてもらいたい・・・。
関連するキッドのブログ『第3話のレビュー』
| 固定リンク
コメント