ダンボールって呼ばれてます。(桜庭ななみ)
たぶん・・・なあ・・・なんていうか・・・おふざけ℃で言えば・・・「時効警察」に一番近いノリなのかもしれない・・・って先週あたりから思いだした。
もちろん・・・実際の事件・・・しかも迷宮入りになった凶悪事件を・・・実際に解決してしまうという・・・「時効警察」とはポテンシャルが違いすぎるという部分はある。
しかし、全体を通じるゆるさにはかなり近いものがあるんだな。
だけど刑事ドラマ全盛期にあって・・・あのゆるさが貴重だったことは明らかで・・・。
大学を舞台にした青春ものがまるっきりないところで・・・突然ゆるくされても・・・どうしていいのかわからないと思うのだな。
暗い21世紀の始まりにあって・・・どこか浮世離れした大学生と教授たち・・・。
まあ・・・心からそれを楽しめないのは・・・キッドが老いた証拠かもしれないなあ。
でも・・・「中年夫婦のリフレッシュ対策としての狂言下着泥棒を一目ぼれ体質のクワコーがスタイリッシュなジンジンの助けを借りて解明する」・・・ことに徹頭徹尾魅力を感じないのだ~・・・どうしよう。
今回、面白かったのはジンジンが張り込みのためにダンボール・ハウスを仮設してしまうというギャグ一点。
まさに一点豪華主義なドラマだよな。
トリックの上田と山田。もげっの桃子と大友さん。時効の霧山と三日月。
どのカップルも恋愛モードにいきそうでいかない・・・でも・・・きっと・・・ねえ・・・という感じが成功の秘訣だと思う。
そういう擬似恋愛モードになんとなくくすぐられるのが人情なのである。
えーと、クワコーとジンジンにその気配はあるのか。
なくてもせめて・・・ダンボールハウスでジンジンの着替えをクワコーがうっかりのぞいちゃうとか
せっかくスウェット出すならそういうサービス精神があってしかるべきっ。
トリックでは刑事コンビ、もげっでは葬儀屋の皆さん、時効ではまあ、署員一同。
箸休めのポイントにもことかかなかった。倉科カナと升毅は健闘しているが・・・弱いんだよっ。
ジンジン・・・クワコーのことが・・・何故か好きなんだな・・・という強引な展開に持っていくしかないと思います。
で、『妄想捜査〜桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活・第5回』(テレビ朝日20120219PM2315~)脚本・森ハヤシ、演出・七高剛を見た。ミスたらちね(谷澤恵里香)ぐらい・・・ジンジンも体を張ってくれたら・・・と思う今日この頃です。いっそ・・・「ダンボール・ガールのスタイリッシュな生活」で最初からやり直せば・・・いや、マスターいやアソシエイト・プロフェッサー(佐藤隆太)もいい味出しているけどね。これで視聴率*6.3%は恩の字だよな・・・以上。
関連するキッドのブログ→その4
(本記事です・・・念のため)
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