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2012年5月 5日 (土)

ツバメはうまくビルを縫ってゆく、ペアルックの二人を見る(竹野内豊)

ゆっくりと・・・だが確実に時は流れて行く。

桜の木が青々と茂れば、夏のように暑い日がやってきて、夕暮れはすっかり遅くなっている。

そして、空には燕が翻る。

春はいつしか・・・過ぎ去り、五月雨の季節はすぐそこだ。

それでも・・・今年はゆっくりと春が訪れるような気がするのは・・・このドラマがあるからだろう。

神のちょっとしたきまぐれで愛を失った男がなくした心をとりもどすために・・・冒険の旅に出たのだ。

それは静かな冒険だけれど・・・一瞬も気を許せない緊張の日々。

それは手に余ることだけど・・・単純にそれを思うしかできない男。

変わらない愛をこの先も捧げるしかない男の物語である。

去年もツバメはきたし、今年もツバメはきた。きっと来年もツバメはくるだろうから。

で、『もう一度君に、プロポーズ・第3回』(20120504PM10~)脚本・桐野世樹、演出・木下高男を見た。くりかえしになるが・・・五年間の記憶を失うというのは単純に五年前が現在に連結した記憶を持っているということではない。記憶には連続性や、反復による強化というものがある。早い話が五年前のことなんか・・・多くの人がうっすらとしか覚えていないわけである。つまり・・・五年間の記憶が失われている・・・ということはすべてがぼんやりした世界に生きているということだ。しかも・・・五年間というのは恐ろしい変化を世界にもたらすに足る時間である。2007年には自民党は与党であり、総理大臣は安倍晋三だったのである。そして、ブッシュ大統領は混乱するイラクに米兵を増派する決断を下している。その頃にはダン池田も、植木等も、木原光知子も、長井健司も、山口小夜子も、小田実も、石立鉄男も、坂井泉水も、塩沢ときも、鈴木ヒロミツも・・・まだ存命だったのである。そういう雑多な記憶はもちろんのこと・・・食べたもの、着たもの、喜び、悲しみ、あらゆるものが根こそぎ消えている・・・そういう恐ろしい状態ということでございます。

そういう恐ろしい心を抱えながら・・・周囲の人々の励ましによって職場に復帰した可南子(和久井映見)である。可南子の社会復帰に一役買った勤務先の図書館の大橋館長(杉本哲太)は「おかえりなさい」と可南子を祝福する。

しかし・・・拍手で迎えられた可南子の心は不安で満たされていた。

初日に早速、躓く可南子。おそらく、五年前にはなかったであろう・・・「ネットで予約」という貸出サービスの手順が全く分からない。

ゆとり太郎と呼ばれる新米館員・橘(入江甚儀)に助けを求める始末である。

後輩である佐伯美奈(橋本真実)に「みんな可南子先輩が教えてくれたことですから・・・」と慰められても可南子の心は安まらないのだった。

そういう可南子の戸籍上の夫である波留(武野内豊)は自分のことをまったく忘却してしまった妻との思い出の車のレストア(修復)を開始する。相当な中古品であり、部品入手などで相当な困難が予想される作業である。

「無理目な女だからこそ・・・燃えるってことだよな」と古参の整備士・蓮沼(渡辺哲)は車を女にたとえて話すのだが・・・それは波留の置かれた困難な状況を全く知らないからである。そして・・・まさに波留は「無理目な女」を相手に悪戦苦闘しているのだった。

偶然に事情を知ってしまった赤いツナギの女・桂(倉科カナ)はまだまだ危うい心を抱えつつ・・・波留に探りを入れる。

「奥さん・・・帰ってきたんですか・・・」

「いや・・・まだ実家にいるよ・・・」

桂の心は騒ぐが・・・まだそれは表面には出てこない。

「でも・・・少しずつ・・・前に向かって進んでいるよ」

桂の心はツバメのように翻る。しかし、落胆の方が大きく態度に出てしまう。

「なあんだ・・・私・・・もっと協力しようと思ったのに」

「協力って・・・なんだよ・・・」

「だから・・・恋のキューピッドに・・・」

「そういえば・・・お前、キューピーちゃんに似てるな」

「えーっ・・・」

桂の心は悪のネットの上で善のタイトロープ渡りを続けながらゆらゆらと揺れるのだった。

もちろん・・・波留は自分のことで精一杯で桂のそういう心情にはまったく無頓着なのである。

同僚たちに飲み会に誘われる波留はつい口がすべる。

「俺はトイレットペーパーを買いに・・・」

「トイレット・ペーパー?」

「いや・・・買い物を頼まれて・・・」

家に帰れば・・・再び、男鰥夫に蛆がわく一週間前である。家の事は妻にまかせきりだった波留の失楽園以前の姿を暗示するように公共料金の振り込みの督促状が送付されてくる。さらに・・・大家がやってきて「家賃の振り込み」を催促されてしまう。

「すみません・・・うっかり忘れてしまいました」

大家は好奇心まるだしで宮本家の妻不在の匂いを嗅ぎ取っていた。

職場にも周囲にも波留は妻の状態の説明を怠っている。それは周囲に迷惑をかけまいとする建前と同時に・・・それが心底物憂いことだったからである。

掃除をしてすべって転べば・・・苦笑するしかない悲哀が波留を包む。

可南子はぼんやりとした過去を取り戻すことに必死で・・・手引き書を片手にパソコンのシステムを学習していたが・・・波留はぼんやりとした未来に慄いていたのである。だが・・・とりあえず・・・部屋の掃除を再開する波留だった。

谷村家では甘えん坊の弟・裕樹(山本裕典)が張り切って出かけて行く。一人前の仕事ぶりをアピールするところが子供なのである。

「キッチンの水回りのリフォームどうすることにしたの」

「やめちゃったわ・・・高いから」

「そんな・・・どうせいつかやることになるんだから・・・」

「あなたたちが家を巣立つまではもつわよ・・・」

どうやら・・・可南子の母(真野響子)は・・・子供たちが自主独立することを第一に考えるタイプの人なのであるらしい。核家族世代にありがちな人生観である。そのくせ・・・子供たちは手の届くところにいないと不便とも考える人も多いような気がする。

しかし・・・そういうしっかりとした母であればあるほど、子供は依存体質を深めたりするのが面白いところなんだな。まあ、親の面倒はみなかったけど、子供には面倒をみてもらおうとする自己中心的なタイプも最近はよく見受けますな。

一方・・・波留の職場は休日前ということでで浮き立っていた。男たちは合コンの予定があり、とりあえず・・・波留から撤退した桂は・・・出会い系ネット・ゲームで知り合った相手とオフ会的待ち合わせをしている。

波留に桂はこっそりと可南子とのデートを勧めるのだった。

「奥さんとデートしてみればいいじゃないですか・・・初心に帰って映画とか・・・」

「映画か・・・」

波留の心は疼く。

可南子が記憶を失う直前・・・可南子が楽しみにしていた映画館での待ち合わせを些細な用事ですっぽかしていた波留だったのである。

思えば・・・あれが・・・ひとつの分岐点だったのかもしれない。

・・・と美少女エロゲーマーなら即座に感じるところである。

もちろん・・・波留は美少女エロゲーマーではないが・・・運命の冷たい意志というものをそこはかとなく意識したのだろう。波留は可南子を映画に誘うことを・・・真剣に考え始めるのだった。

館長は「ゆっくりとでいいですよ」と優しく言ってくれたがシステムになれようと必死の可南子。さらに・・・失われた五年間の間に社会では何があったのか・・・新聞のバッグナンバーを読み始める。

「リーマン・ショック・・・」「裁判員制度・・・」「民主党政権・・・」「東日本大震災・・・」「原発大爆発・・・」嘘のような本当の出来事が・・・可南子の心にショックを与える。毎日、新聞を飾るトップニュース、一年で365件である。五年なら1825件以上の大人なら常識として知っている出来事が可南子には欠落しているのである。

残業中の可南子に逢いに来た波留はその後ろ姿に可南子の憂いを感じ取る。

もちろん・・・どちらかといえば社会にそれほどの興味がないと思われる波留には文学的な可南子のショックは想像にやや余ると思われる。

波留に気がついた可南子は・・・帰路を共にする程度にはは波留という存在に慣れてきたらしい。

「仕事はどう・・・」

「なんとか・・・」

「仕事は楽しい・・・」

「はい・・・みんな優しくしてくれて・・・」

「よかった・・・」

「・・・」

「新聞・・・五年分・・・全部読む気なの?」

「自分なりに・・・いろいろなことに向き合っていこうと思ったんです」

「そうか・・・そのなかに・・・俺の事は入ってないんだよね」

「・・・すみません」

「ハハハ・・・いいんだよ・・・」

「じゃ・・・私はここで・・・」

「あの・・・これ・・・あげる」

波留は「麗しき夜」という映画のチケットを可南子に渡す。

「もし、よかったら・・・一緒に観に行かない?」

「・・・」

「考えておいてよ・・・前向きでなくとも・・・横向きくらいで・・・ハハハ」

波留、渾身のギャグだった。

可南子は一瞬、微笑んだ。

「はい・・・」

一歩前進である。

「じゃあ・・・また」と可南子。

「またね」と波留。

次の機会がある・・・波留は可南子の一言一言をかみしめる。

だが・・・二人を包むのは恐ろしさを秘めた夜の闇なのである。

その頃、二人にとってのドラマ的なお荷物小荷物である・・・同僚の桂と・・・弟の裕樹はやや、遠ざかっている。

ハンドルネーム・キャッスルこと桂は出会い系ゲーマーの待ち合わせ相手ハンドルネーム・TKRさんが・・・予想以上にイケメンだったので有頂天である。そんな都合のいいわけがない・・・と誰もが思うのだが本人はけしてそうは思わない。

一方、裕樹は張り切った仕事の契約はとれたものの・・・あくまでそれが上司の力によるものだったことを思い知り・・・焦燥感を覚える。理想の自分と現実の自分との落差に目がくらんでしまうタイプである。さらに自分は他人の心情を思いやらないが他人が自分の心情を思いやってくれないことには怒りを覚えたりする。まあ・・・困ったお人でございます。

そんな・・・裕樹を慕う恋人の増山志乃(市川由衣)・・・腫れものを扱う態度で接する尽くすタイプの女である。もうかなりピリピリしています。

「ねえ・・・飲みに行かない」

「まだ・・・仕事あるから」

「じゃ・・・家に来る?」

「いや・・・」

「じゃ・・・私がそちらの家にお邪魔しちゃおうかしら」

「・・・えっ」

「・・・冗談よ」

いや・・・もはやヒリヒリしてます。

一方、波留は合コンで玉砕した蓮沼たちに呼び出され、愚痴を聞いていた。

「合コンに姪っ娘が来ててさ・・・親戚の集まりみたいになっちゃった・・・何が悲しくて姪とアドレス交換しなきゃなんねーんだよ」

まあ・・・一部愛好家歓喜の展開ではないか・・・という見方もあります。

変態か・・・変態でございます。

そこへ・・・桂も到着。

「森の勇者が大当たりでさ~、年下なんだけど・・・盛り上がりまくりました~」

じゃ・・・なぜ・・・ここに来たのか・・・と誰もつっこまないところが大人なのである。

街を酔ってうろつく・・・整備員四人組とムシャクシャしている裕樹が遭遇である。

裕樹はなんだかむかつくのだった。まあ・・・この手のキャラクターは出来事の90%にむかつきますけどね。

翌朝・・・早速、母親に報告する裕樹である。

「・・・姉さん、今、大変なのに・・・あの人ときたら何やってんだと思うよ」

(お前は、小学生か)と思う母だったが・・・さすがに口には出さないのである。

その頃・・・可南子は昔ながらの友人から飲み会の誘いを受け・・・返事をためらっていた。

その日は可南子が心療内科の診療を受ける日である。図書館の休館日であり、なんとなくゴールデン・ウイークの気配だった。

「仕事に復帰されたんですね」

「・・・はい」

「何か・・・心にかかえこんでいることがありますか・・・ここではためこまなくていいんですよ・・・」

「・・・あの・・・みんなが優しくしてくれるのはありがたいんです・・・ありがたいのはわかっているんですが・・・だけど・・・やさしくされればされるほど・・・気を使われれば使われるほど・・・気が重くなるんです・・・申し訳なくて・・・嫌になってしまうんです・・・高校時代の友人からお誘いのメーメが来ても・・・返信するのを躊躇してしまうのです・・・また気を使われるのはつらいと思ってしまうんです・・・」

可南子はたまっていたものを吐露した。

ただ微笑む心療内科医だった。時にはただ黙っているのも仕事だからな。特にこういう敏感な患者にはねえ。状況的にはいつ鬱になってもおかしくないのである。まあ、金返せと言いたくなる気持ちもあります。

気質的には姉と弟はよく似ている。ただ、姉は上手に甘えられないタイプ。そして弟は自分が甘ったれだと気づかないタイプである。結果として真逆の性格に見えます。

波留も仕事が休みである。

そして・・・バイクで谷村家にやってくる。しばらくためらっていると・・・ちょうど心療内科から可南子が帰ってくる。

運命である。

そこへ・・・パートに出勤するために可南子の母も登場する。

運命なのである。

「可南子を誘いにきてくださったのね・・・可南子いってらっしゃいよ」

ヘルメットを無理矢理かぶせようとしてゴリゴリプレーである。

思わず微笑む波留だった。

ふと・・・黙り込む二人。

そこで波留の携帯電話がなる。普通のドラマならトラブル発生だが・・・このドラマではここからがときめきタイムのはじまりなのだった。

「親父からだよ・・・ほら」

今年もツバメがキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

雛が孵ったゼエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエット!

「まあ・・・」

その時、可南子の心に「ツバメの雛のビジョン」が浮かぶ。

「・・・」

「あの・・・私・・・前も見たのかな」

「え・・・それじゃ・・・見に行こうか」

「・・・え」

「行こう、行こう」

二人は波留の実家にバイクで二人乗りである。胸がキュンキュンしてくるのである。

谷村家と同様に宮本家も波留と可南子の家から日帰り圏内である。

鰥夫暮らしの波留の父(小野寺昭)は全開バリバリのハイテンションで得上寿司の出前を頼む。てっきり・・・可南子の記憶が戻ったと思ったのである。

「なんだ・・・じゃ・・・並でよかったな」

「親父が早とちりなんだよ」

「お前の言葉が足りないんだ」

「・・・すみません」

「いや・・・可南子さんは特上でいいんですよ」

ツバメの巣をうれしそうに見物する舅と嫁である。

波留はなにやら屋根の上のアンテナの修理を依頼されたらしい。

この間の低気圧通過か・・・。

三匹のツバメの雛。

「季節限定ペットです・・・右から衣笠、ギャレット、北別府(いずれもプロ野球広島カープの往年の名選手)です」

「名前までつけているんですか・・・」

「ツバメより鯉が飼いたいんですけど・・・家には池がないからね・・・もっとも鯉を買う金もないけどね、ハハハ」

「・・・」

「愛想笑いはいいですよ・・・気を使って疲れるでしょう。波留は養子なもんで・・・いっつも気を使ってばかりいたからな」

「養子って・・・」

「あ・・・可南子さんは・・・お忘れでしたか・・・まあ、そういうわけで・・・家では何事にも気を使わないのが家訓なんです。まあ、気を使わないってのもなかなかに気を使うんですけどね・・・ハハハ」

そこへ・・・アンテナの修理を終えた波留が合流する。

可南子の波留を見る目が少し和らいでいる。

「アンテナの次は自転車のチェーンな・・・」

「そのくらい自分でなおせよ・・・」

「何言ってんだ・・・親のピンチは子供のチャンスだろう」

「なんだそれ・・・」

「だから親孝行のチャンスだろってことさ」

結局・・・古い自転車のチェーンを修理する波留。

それを可南子が見守っている。

前回、着替えをとりにかえったものだろう・・・可南子はチェックのシャツを着ている。

そして波留もチェックのシャツを着ていた。

色違いのペアルックなのである。それはもの悲しいペアルックでもある。

しかし、気が付いているのかいないのか・・・二人はそのことには触れないのだった。

「ウチの親父・・・テンションが高くてリアクションに困るだろう」

「別に・・・そんなことないよ・・・いいお父さんだもの」

「・・・」

「二人・・・なんだか似ているし」

「え・・・でも俺たちは・・・」

「聞いた・・・でもやっぱり・・・似てると思う」

「そりゃ・・・イケメン親子だけどね・・・へっへっへ」

「私・・・なんとなく・・・分かった」

「?」

「どうして・・・私たちが一緒にいたか・・・想像できるっていうか」

「でも・・・気持まではまだ・・・」

「・・・」

近づけば離れる二人の心である。

だが・・・可南子の心はかなりリフレッシュしたのである。

帰路の交差点。

「駅まででいいよ・・・」

「家まで送るよ」

「ううん・・・友達に誘われてるの・・・迷ってたけど・・・行ってみようと思って」

「そうか・・・」

可南子は三人の女友達に事情を話してみた。

「えー・・・ちょっと老けたとか言わないでよ」

「じゃ・・・私たちと最後に逢ったのはいつになるの・・・」

「六年前かな・・・」

「じゃ、私の子供のこと・・・知らないの?・・・出産祝いくれたのに」

「え・・・子供・・・生まれたの?」

「リアクションが新鮮ーーーっ」

「私なんか、会社作っちゃったし・・・」

「えーっ」

「私・・・あんまり・・・」

「えー、六年もたったのにーーー」

女友達は屈託がなかった。

そこで・・・友達たちは可南子の心を突き刺すのである。

「でも・・・よく旦那・・・耐えているよね~」

「え・・・」

「普通、耐えられないよね~、優しいよね~、愛されてるよね~」

「え・・・」

「ウチなら離婚されちゃうかもな~」

三人女は・・・お茶の間代表かっ。

可南子はようやく・・・波留の自分に対する優しさに気が向くのだった。

その頃・・・一人帰った我が家で・・波留はコンビニ弁当でビールである。

その表情に・・・ようやく・・・しみじみとつらい気持ちが浮かび上がるのだった。

一方・・・可南子は家路につく。友達の言葉が胸に刺さっている。

(あの人に・・・一番、あまえていたのか)

そう思えてならないのである。そして気が重いのである。

再び・・・波留は哀しさに耐えきれず・・・可南子の文学美少女日記に手を出すのだった。

これは一部愛好家には相当な高値で取引されるアイテムです。

2008年 10月12日

今日から二人で暮らすのだ

昨日まではどんなに長く過ごしても

別れの時間がやってきて

口にするのは

じゃあ、またねだったのだ。

ちょっとさびしかったのだ。

でも・・・今日からは同じ家で暮らすのだ。

この家に波留と一緒に帰ってくるのだ。

この家で波留の帰りを待ったりするのだ。

この家で波留が帰りを待っていてくれたりするのだ。

そして・・・いってきますといってらっしゃいを

だだいまとおかえりなさいを言うのだ。

波留と二人で暮らすのだ。

・・・もう何度・・・可南子と波留はそういう挨拶をしただろう・・・。

なんと幸せな日々だったことか・・・。

波留は今更に・・・それを思い知るのだった。

波留の心に雨が降り、空から雨が降ってくる。

涙する波留の指に輝く指輪。雨に濡れる可南子の指にそれはない。

その時、玄関のチャイムが鳴りました。

波留がドアを開けると・・・可南子がいた。

しかし・・・ただいまとは言えない可南子。

おかえりと言えない波留だった。

「ちょっと・・・いいかな」

「とにかく・・・タオルを・・・」

掃除しておいてよかったと波留が思っていると可南子は切り出す。

「私たちもう会わない方がいいんじゃないかって・・・」

「どうして・・・」

「職場の人たちはみんな優しい・・・でも・・・私、それにうまく答えられない」

「・・・」

「記憶がもどらないの・・・」

「・・・待つよ・・・俺はいくらでも」

「文句とかいってください。私はひどいって言ってください・・・あなたはこんなに優しいのに・・・それに気づかないなんて・・・気づいても・・・何にもできないこととか・・・呑気に友達と飲みに行っちゃってることとか・・・何もかも・・・つらいんです」

目と目が合う二人。

思わず可南子を抱きしめる波留。

そして、即座に波留を・・・払いのける可南子。

五月の夜の雨の音はせつないのだ。夏はまだ遠いのだ。波留だから春なのだ~。

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コメント

山ちゃんも竹ちゃんもシャイでまじめは共通しているかも・・・しかも同級生。ファンは基本冷静じゃないですからもういいように解釈してしまいます。どちらにしろ一緒の時代を生きていて良かった・・50年後だったら同調出来ないし、まず世界があるかどうか!

投稿: はなとめ | 2012年5月 5日 (土) 21時59分

山ちゃんも竹ちゃんも~はなとめ様、いらっしゃい~まじめでシャイ

ふふふ・・・「ツバメ/山崎まさよし」ですな。

ちなみに竹野内豊1971年1月生れ。

山崎まさよし1971年12月生れで・・・豊の方が一個上ですぞ。

まあ・・・二人とも40代ともなるとささいなことですが~。

今回はもちろん・・・ツバメというキーワードが
シンクロしているわけですが・・・。
なんとなく・・・この曲が浮かんで
レビューを書き出しているわけでございます。

ご明察一番に敬意を表しておきまする。

50年後・・・半世紀先のことは悪魔も笑うと申しますぞ。
・・・申さないだろうっ。

投稿: キッド | 2012年5月 5日 (土) 23時50分

キッド様失礼しました!竹ちゃんが一つ上だったのですね。

私は「ツバメ/山崎まさよし」の曲の冒頭のカーテンとサッシを空ける音に叙情を感じ、ヤラレタくちです。
まあそのようなコアな話は置いときまして、キッド様のレビュウは面白ろ可笑しく、妄想炸裂のような真実のようなで、ドラマでしんみりしたのにも関わらず、つい、にゃっとしてしまいます。

ドラマと同じくらい楽しみにしておりまする。

投稿: はなとめ | 2012年5月 6日 (日) 08時55分

>五年間の記憶を失うというのは単純に五年前が現在に連結した記憶を持っているということではない。記憶には連続性や、反復による強化というものがある。

成るほど~!
竹さまがあまりに素敵過ぎる(笑)ので
竹さま(勝手に)応援隊としても
和久井さん(大河でもマツケンに触るでない!と
怒鳴ってましたね)の拒絶っぶりには
むむっとはするんですが、、
可南子の身になってみれば
それはわからんでもないんで
(あっちの身、こっちの身と)
揺ら揺らしております~。
他に良い点が無かったら
たぶんさよなら~だったと思うのですが

思い出の車やら
春(波留)にツバメと巣立ちなどなど
ちょっとしたアイテムと
ゆっくりな流れの作りに
密かにトキメキも
感じたり←スイーツ好きとしては(笑)

先ほど言ったツイッター上では
このドラマ、な感じですが
2話でのキッドさんの感想を読んで
安心したりしました~

投稿: ルル | 2012年5月 6日 (日) 12時38分

巣立ちがテーマなのに、何でスワローズではなく
カープなんじゃろ?
本来は、衣笠・ギャレット・北別府じゃなくて
若松・マニエル・古田てな感じかのぉ。

そして可南子さんの「なのだ口調」は昭和な時代の
少女マンガの優等生的なヒロインを思い出すのだ。
断じてバカボンのパパではないのだ。
そして波留が可南子の日記を盗み見する行為に関しては
はんたいのさんせいなのだ。
何故なら記憶が戻った時に
めっちゃはずかしいぃ~~~!!!のだ。

投稿: まこ | 2012年5月 6日 (日) 15時51分

山ちゃんも竹ちゃんも~はなとめ様、いらっしゃい~まじめでシャイ

いえいえ、教えたがり根性が炸裂するので
ちょっとした思い違いは大歓迎でございます。

自宅で録音したというアレですな・・・
そういう気持ち分かります。

昔(半世紀近く前)はテレビの主題歌周辺を録音して
日常のBGMに使用したりして悦にいったりしておりました。

そういうのはグッとくるものですからな。

音楽もノイズの延長にすぎないわけですから。

このドラマに関しては妄想控え目にしています。
本編が抜群に素敵ですからねえ。

お楽しみいただき幸いです。
励みになりまする。

投稿: キッド | 2012年5月 6日 (日) 17時20分

YY*★*YY~ルル様、いらっしゃいませ~YY*★*YY

このドラマは基本的にはファンタジーなのですな。
それはこの「記憶喪失の設定」にあるわけです。
で、それが素晴らしいアイディアであると考えるか・・・
そんなの「ありえない」と考えるかで
このドラマへの向き合い方は変わります。
キッドは断然、前者なのですな。
そして・・・設定そのものは
リアルにありえる可能性がございます。

そして、これを病気と考えると
かなり難儀な症状であると考えるわけです。

かって・・・漫画家の大島弓子はこの
すごく・・・ありえなさそうだが
あったらロマンチックという
精神の病の凄いアイディアをいくつも提示していましたが
このドラマはそれを彷彿とさせるわけです。

「記憶喪失」と訊いただけで
すぐに「韓国ドラマ」っぽいなどと
連想する底の浅い方々は別として
ちょっと見れば
かなり奥深い、言葉の連鎖が
浮かび上がってくる脚本の質の高さがございますね。

今回なら・・・館長の「おかえりなさい」で
始まるわけです。
しかし、その言葉は波留が可南子に言いたいけれど
口に出せない言葉。
そして、波留が可南子に言ってもらいたいけれど
言ってもらえない言葉でございます。

「優しい」
「気を使われる」
「気がねする」
「重苦しい」

は全編にちりばめられていますが

特に一番「優しく気を使っている」波留を
可南子がずっと失念している・・・という流れが
丁寧に描かれているのですねえ。

そして・・・最初はせせらぎだったその水流が
最後の最後で奔流となってあふれでる。

堰を切ったような可南子の心の吐露こそは
まさに最近のドラマが忘れがちな
心があって・・・それが言葉になっている。
そういう品質なのですな。

で、そこにいたるまでの
心の動きを・・・
波留の養父や
可南子の母が
あざやかに支える。
時には屋根の上の空。
時には街の灯り。
時にはツバメの巣。
時には古い自転車。
時にはゴミ袋。
すべてのありふれたものが・・・ロマンスの素材と
なっていくわけで・・・。
なかなかの腕前なのですぞ。

まさに・・・甘く、ほろ苦い・・・・
ビターなスイーツでございましょう。

で、ツイッターで
短絡的な言葉をいくら連ねても
このあたりのことは表現できないのではないか・・・と
キッドは思ったりするわけでございます。

まあ、キッドの場合・・・
その領域に踏み込むと
たちまち何万人もフォローしてしまい
眠る暇もなくなる可能性が大ということもございます。

ゆったりしているようにみえて
一瞬の言葉、
一瞬の表情を見逃すと
本質を誤解してしまう・・・
そういう緊張感が漂っているわけです。

桂や裕樹の配置も・・・単なる障害物ではない
空気が漂い始めた今回。

これは傑作になるな・・・という予感でいっぱいでございますよ。

安心なされましたか~。

投稿: キッド | 2012年5月 6日 (日) 21時11分

●no choco●まこ☆ミキ様、いらっしゃいませ●no choco●

さすがはまこ様、
ツバメをみたらスワローズでございますな。
踊り踊るならちょいと東京音頭でございます。

じいめは広島東洋カープといえば安仁屋、外木場、小早川と
三文字名前でそろえたいところですな。

外人なら、カルロス・リベラですな。

季節的には「鯉のぼり」でもよかったのですが
子供のいない波留と可南子には
ちょっと刺激の強いアイテムですからな・・・
ここはカープファンの殿下としては
涙を飲んで「ツバメを見に行くデート」提案なのでございましょう。

だけどツバメだって広島の選手でネーミングしちゃうところがご愛敬でございます。

この設定は・・・まこ様向けに気をつかっているのではないかと
じいめは妄想いたします。
けして・・・裏で手を回したりしておりませんぞ。
あくまで偶然です。

可南子さんの日記はいかにも・・・
読書大好きで
優等生で
でもちょっと不良に憧れたりして
だけど臆病で身持ちが固い・・・
文学少女、ここにありな日記ですなーーーっ。

萌え~でございます。

ボクなんかさ・・・
好きって一言が
どうしてもいえないのだ・・・

・・・なんて書きそうでございます。

まあ・・・波留は藁にもすがる思いで
「かっての可南子のいる日記」を
抱きしめているわけで
かなり可哀相なので大目に見てあげることですな。

ものすごくエッチなこととか
書いていなければ大丈夫ですぞ・・・。

じいめは
夫に知られてはいけない「ヒ・ミ・ツ」なことが
書いてあったらどうしようと
ハラハラドキドキでございますがーーーっ。

はたして・・・日記を読んだことを
波留が隠しとおせるかどうか・・・ここもポイントですな。

やはり、人生は
時に
知っているのに知らんぷり~
これが大切ですからなーーーーっ。

特にご幼少の頃からお世話しているお方が
年頃になった時に執事は
どんな恥ずかしい過去も一切口にいたしません。
こ・れ・は
基本中の基本でござりまする~。

投稿: キッド | 2012年5月 6日 (日) 21時38分

おはようございまーす
ほぉ~なるほど

>かなり奥深い、言葉の連鎖が

何気に心に沁みて
観ていたい気持ちになっているのかもデス。

>短絡的な言葉

スピード勝負なとこがありますもんね。
頭の回転速度が鈍い自分には
追いつけずで、、気が付けば
話題は先に進んでる、なんて
良くある事で
ドラマの見かたが
甘い(洋菓子)なぁと。

ツイッターは
いつつぶやくのかな?
お楽しみにしておきます~。

投稿: ルル | 2012年5月 7日 (月) 11時23分

YY*★*YY~ルル様、いらっしゃいませ~YY*★*YY

ドラマの要素は様々ですが
キッドは面白さを左右するのは
①キャスト
②セリフ
③ロケーション
だと考えています。

もちろん、いいセリフがかならずしも
いい演技を引き出すとは限りませんが
よくないセリフでは
演技者がよくても無駄なのですな。

しかし、どんないいセリフ
どんないい演技も
お茶の間に伝わらないと空しいのですな。

キッドはいつも
みんながみんなドラマを見ないとか
みんながみんな
お笑いが好きじゃないとか
みんながみんなおタクじゃないとか
全体と個の問題を意識するようにしています。

これは作り手の基本なのですな。
しかし、日本でドラマを作っている人は
つい・・・みんな日本語はわかるだろう・・・
と思うわけです。
ところがそうでもないのですな。

「平清盛」の巨大掲示板のやりとりとか
皆さまのブログをロムっていると
本当に痛感しますな。

たとえば平安時代のドラマなのに・・・
「関ヶ原の戦いはもうすぐですか」
という書き込みがあるわけです。

これがギャグなのか・・・マジなのか・・・
凄く悩んだりするわけです。

基本的に「おもしろい」のは理解が前提です。
もちろん、なんだかわからないけど面白いという
例外はございます。

で、ツイッターや掲示板の発言は「つまらない」が主流。
つまり、「おもしろさがわからない」という告白です。

翻訳すると・・・

「おれってバカ」
「私って無知」
「私は意外とバカだったんだ」
「自分はバカなんです」
「ボク・・・バカだよ~」

という感じになりますな。

そういう中にキラリと光る言葉がまじっていても
全体的印象としては「みんなバカ」という感じになりますな。

まあ・・・世の中には「たわいもないおしゃべり」で
やすらぐという局面もあるのですが・・・
一応・・・創作活動として考えると
それは・・・パスだなあ・・・と思うのですな。

キッドはしろたえ赤坂の「レアチーズケーキ」が
大好きなのですが・・・
それを・・・うまし・・・と感じる味わいは
あえて連呼の必要を感じないし・・・
キッドと異なる味覚を持つ人の
「まずしっ」という叫びを
聞く必要をとくに感じない・・・のでございます。

まあ・・・当意即妙に気のきいたことの言える人は
つぶやかないのではないか。・・・
と偏見を持った姿勢で生きておりますものですから~。

だから・・・キッドはきっとまだまだつぶやかないので
ございまする。

投稿: キッド | 2012年5月 7日 (月) 20時10分

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