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2012年5月30日 (水)

トリックなき遺産相続犬神家族八景ふたたびの乙女(木南晴夏)は従姉(新垣結衣)

あははははははは。

田舎はやはり異次元空間だよね。

これで長澤まさみ→座敷わらし→戸田恵梨香→田舎行き→ガッキーのトライアングルが完成してしまった・・・。

なんだ・・・ツーといえばカーなのか。みんなでしりとりなのか・・・。

なんていうか・・・もう・・・満足感でいっぱいだな・・・。

そんなに・・・喜ばせてくれなくていいよ・・・キッド、今月から来月はちょっと忙しいんだよお・・・と甘えたい気分である。

ガッキーのいとこがハルハル、そして来週はRICO・・・もう、言うしかないな。

殺す気かっ。

で、『第7回』(フジテレビ20120529PM9~)脚本・古沢良太、演出・石川淳一を見た。ゲストの木南晴夏といえば、舞子神無月で、ベビーエロで、カイラで、かしこで、茜で、カエデで、小泉響子で、ムラサキで・・・キリがないのだが・・・「家族八景」の火田七瀬である。しかし、今回は新人弁護士・黛真知子(新垣結衣)の父方の従妹の千春(木南晴夏)なのだった。今、あなたの目はあなたの身体を離れ、奇妙な世界へ旅立ちます・・・。田舎ではまだアナログ電波が時々彷徨っているのですな。反地デジ万歳。

田舎道で奇妙な果実を奪い合う三人の子供。彼らは兄・姉・弟であるらしい。それは遠い記憶の光景なのだ。それをじっと見つめる瞳がある。したたかで賢い油断のならない瞳である。

それから時は流れて・・・一人の乙女が老人の枕元で本を読んで聞かせている。

元来鏡というものは気味の悪いものである。深夜蝋燭を立てて、広い部屋のなかで一人鏡を覗き込むにはよほどの勇気がいるそうだ。吾輩などは始めて当家の令嬢から鏡を顔の前へ押し付けられた時に、はっと仰天して屋敷のまわりを三度馳け回ったくらいである。

・・・『吾輩は猫である/夏目漱石』である。

一夜明ければ徳松醤油社長の徳松嘉平(菅登未男)は帰らぬ人となっていた・・・。

長く嘉平に仕えた乙女は醤油蔵を駆ける・・・。「若旦那様~・・・・大旦那様が~」

徳松醤油代表取締役の徳松紀介(丸山智己)は振り返り・・・乙女・・・事務員の千春(木南晴夏)の顔を見て悟るのだった。

「遺産相続」の発生である。

次男であり、嘉平の妾の芸者の子だった紀介であるが・・・嘉平の残した遺言書には「全財産を紀介に残す」と記されている。

ところが・・・放漫経営で放逐された長男・泰平(皆川猿時)も、贅沢三昧で醤油作りには見向きもしなかった長女・清江(宍戸美和公)も全く同じ内容の遺言書を持っていたのである。

知る人ぞ知る蟹頭(かにこべ)村の藤原の血をひく名家徳松醤油のそこそこ莫大な遺産をめぐる相続争いが今、始ったのである。

まさに三つ巴のバトルロワイヤルの開始を告げるゴングが鳴り響いたのだ。

くわあくわあと烏の群れが啼く勢いである。

・・・まあ、この調子で書いていると五月の早い夜明けが来るのである。キッドが死ぬのでほどほどにいたします。

いつもの古美門(堺雅人)事務所では黛が旅の支度に忙しい。

「遺産相続がらみですから・・・お金になりますよ・・・なにしろ・・・あの徳松醤油の社長一族の案件ですから」

「そんな一族、聞いたこともないっ」

「おじいちゃん、今日のおかずはおいしいね。そりゃそうじゃ徳松醤油だからな。♪しょうゆはとくまつ、トオ→♯↗オ↗♭♪オ~ク↗↘↘♭♭♯↗↘↗マアアアツウ↘↗♯♭・・・です」

今週も快調にガッキー、かわいいよガッキーである。

「そんなCM、知らんっ」

「いとこの千春ちゃんに頼られちゃったんですよお」

「田舎は性にあわないから行かない・・・お前は骨を埋める覚悟で行くがいい」

そこで何故か黛贔屓で超有能な事務員の服部(里見浩太朗)が「私も旅情に誘われます・・・私の人生は諸国漫遊だったのです・・・先生、休暇をいただいてもよろしいでしょうか・・・」と口添える。

・・・飛ばすなーっ。

服部なくては日常生活に支障をきたす古美門は仕方なく黛に同行するのだった。

バスを下りるとそこは片田舎である。

地味な事務服で一行を迎える千春。黛は何故かカンヌが似合う服装(普段着)である。

従姉妹同士の二人は和気藹々で再会を喜ぶが・・・ガッキーとハルハルだけにそこはかとなく緊張感が漂うのである。

古美門は田舎のバスに揺られ早くも体調不良・・・しかも服部は休暇中の旅のために歯ブラシ一本の軽装だった。

着替えがないので・・・千春の用意した衣装を着る古美門は・・・古き良き角川映画の・・・横溝正史シリーズの・・・名探偵・金田一耕助のような人にどんどん加工されていくのだった。

「犬神家の一族の世界にようこそ・・・」

ついに自分で言っちゃう古美門。たちまち鳴り響く犬神家の一族・愛のバラード(大野雄二)風のBGM・・・。まったりですな。

おーっとタイトルで黛の蟹股キックは古美門にかわされちゃいましたーーーっ。・・・そう来たかっ。

さて・・・もちろん・・・千春がいかにも純朴な田舎娘である以上・・・犯人は千春である。

しかし・・・徳松家の一族には天寿を全うした嘉平以外・・・誰も死なないのだった。

だから・・・犯人ではなく・・・まあ、しょうゆうことっ。

それにしても・・・木南晴夏は本当にどんな女にもなるな・・・。

結局、かわいいよ、ガッキーかわいいよ。さすがだ、ハルハルさすがだであっという間に一時間なのである。

もう、たまりませんっ。

第一ラウンド。今回はあくまで黛の案件であり、古美門はアドバイザーに徹する。

実質的な後継者・紀介の代理人にたった黛だが・・・兄と姉の持つ遺言書に対して証書認否確認訴訟を起こした紀介に対し、徳松醤油顧問弁護士の田ノ下久作(山谷初男)は叛旗を翻し・・・姉の清江の代理人として立ったという。

結果、遺言書はどれも有効となり、もっとも最後に書かれた清江の遺言書の実効が高まったのである。

このままでは・・・全財産は清江のものになってしまう。

そこで・・・古美門は清江と同盟を結ぶように提案する。2対1の構図を作り、交渉を有利に進める作戦である。

しかし・・・噂を聞きつけて兄の泰平の弁護には・・・矢部警部ではなかった・・・三木長一郎(生瀬勝久)と女スケキヨの顔パック沢地君江(小池栄子)、そして温泉で逆立ち死体と化した・・・死んでないぞ・・・常敗無勝の男・井手孝雄(矢野聖人)の三木事務所トリオが参戦。

三木の入れ知恵により、先手を打った泰平は清江と同盟を組んでしまう。

従業員も三派に分かれ・・・徳松醤油はもはや崩壊寸前であった。

徳松醤油で育った千春の心は痛むのだった。

「だって・・・私の血は徳松醤油でできていますから・・・」

「私も~」

「お前もかっ」

ハルハル、ガッキー、ニヤニヤ、ノリノリである。

黛を「真知子さん」と呼ぶ千春。黛は「千春」と呼び捨てである。

「いつも・・・真知子さんには勉強を教えてもらって・・・真知子さんにアドバイスしてもらった読書感想文・・・金賞をとれた・・・私の唯一の自慢です~」

このものすごい妹ぶりっこ的低姿勢・・・だまされるなっ・・・状態ですな。

しかし・・・それはあくまで無作為で善良なだけかもしれない風に一貫してキャラクターが描かれており・・・脚本が相変わらずトレビアンなのである。

第二ラウンド。「水戸黄門第9部~」の佐々木助三郎(里見浩太朗)・ 渥美格之進(大和田伸也)に続いて、「水戸黄門第14部~」の佐々木助三郎(里見浩太朗)・ 渥美格之進(伊吹吾郎)のコンビネーションである。醤油の醸造を手伝う助さんの手際の良さを格さんが「筋がいいねえ」とほめそやす・・・。

そこかよ・・・。

追い詰められた黛陣営は・・・突破口を模索する。

嘉平の世話をしていた千春に「遺言状乱発」の謎を聞き出そうとした黛との会話から・・・「嘉平の認知症発症説」を導き出した古美門・・・。

「去年から認知症になっていたことにしよう・・・そうなれば二つの遺言書は無効だ」

「そんな・・・死者を鞭打つような・・・」

「認知症患者が劣等者だというその発想が・・・非人間的だとは思わないか」

「・・・」論破される黛だった。

「私・・・徳松醤油の存続のために・・・証言します・・・」決意する千春だった。

到着まで210分かかる地方裁判所で・・・「嘉平の認知症発症」を武器に優位に裁判を勧める黛陣営。古美門事務所の忍者・加賀蘭丸(田口淳之介)は「認知症発症の証言者」を発掘しまくるのだった。

しかし・・・沈黙を守る三木陣営が不気味である。

第三ラウンド。わらび三昧の生活の果てに醤油かけごはんへ・・・。美食家の古美門はワッフルの夢を見るのだった。

だから、そこかよっ。

実は・・・堅実な経営者に見えた紀介は相続の末には会社の身売りを考えていた。その証拠書類を二刀流のくのいち君江につきつけられた黛と千春の心は揺れるのだった・・・。

法廷で千春は「大旦那様は認知症ではなかった・・・」と証言する。

万事休すである。

黛の敗北であった。

しかし・・・本当の勝者は別にいたのだった。第四の遺言書が発見され・・・相続人は千春だった。

かくて・・・徳松醤油は千春のもとで再出発することになったのだった。

「結局・・・東京で出世したいとこをあの子が妬んでいたのではなく・・・勉強はできるけど・・・要領が悪い君が勉強はできないけれど要領よくおいしいところを持って行くいとこを妬んでいたな」

「そんなこと・・・確かに彼女がコンクールで金賞だった時・・・レクチャーした私は銀賞でしたけど・・・」

ガッキー、かわいいよガッキー。ハルハル、さすがだよハルハル。

田舎に爽やかで澱んだ風が舞うのだった。

結局・・・田舎暮らしで食生活に変化をきたした古美門。

米と醤油・・・相性抜群と言う他、ありません。

森進一氏もかって「醤油ごはんばかり食べてた」って言ってたし。

それは単なる苦労話だろうっ。

関連するキッドのブログ→第6話のレビュー

シナリオに沿ったレビューをお望みの方はコチラへ→くう様のリーガル・ハイ

次週・・・かなり成長した吉田里琴登場である。clubRICOの皆さん、お見逃しなくっ。

Clubrico001 CLUBRICO待機中・・・。Clubrico002

シャブリ高まる~

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コメント

まぁ しょうゆうことって 絶好調ですね!キッドさん!

三木さんが遊びの回だって言いきってましたけど 一応法廷ものになっているし幼い3兄弟の再現ビデオが良い味出してましたね~
取り合っていたものは失っても仲良く手をつないで…このドラマらしい奥深さがあって あぁ本当に楽しかった(^O^)/私の大好きなインディも登場していたような(笑)
水戸黄門パロディもお見事で
もうオンエア時だけの特典でしょうか

見返して見るとガッキーも千春が遺産相続人に名乗りをあげた時 ちょっと複雑な表情してましたね
脚本がしっかりしていて よく見ないと気がつかないけれど役者がその世界感を微妙な表情までしっかり演じていて
この時代にこんな楽しいドラマを見れて幸せです

私は見逃していましたが先週の回はやはり 真実の愛が肝でしたね!そのために子供を登場させて 深く爽やかなお話でした

木南晴夏ちゃんはゲスト出演もたくさんあると思いますが彼女の演技力が発揮できる役柄でお手伝いさんぽくって魅力全開でした

お忙しいのに毎回お邪魔しちゃって
どうか あまり無理なさらないで下さいね
キッドさんがblogを再開してくれただけでもう十分ハッピーですから

投稿: chiru | 2012年5月30日 (水) 07時54分

シンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃいませ・・・大ファン

まぁ、しょうゆうことなのでございまする。

とにかく傑作街道驀進中ですからな・・・。

今回・・・難があるとすれば醤油の舞の練習不足が
感じられたところでしょうか。
鳴り物も欲しかった・・・。

その他は半端なく一同爆笑でしたな。

真知子と千春の間に流れる仲良しだけれど油断ならない空気感・・・。

トレビアンでした。

真知子は損得よりも心意気。
千春はあくまで自分あっての世界なのですねえ。
しかも、それを他人に感じさせない用心深さがある。

しかし、古美門にとってはそんなこともお見通し。

損し続ける真知子に軽い憐憫を感じている風がありますな。

かかってこいと言いながら軽くいなすみたいな・・・。

毛利元就のたとえでは
大人二人がむきになっているところも楽しかったですな。
まさにガッキーは気は優しくて力持ち・・・ただものではないわけです。

予想もつかない展開だけど
やってることはベタ。
このアンビバレンツさ加減が素晴らしゅうございます。

そして・・・根底にはひねくれものの愛がただよっているようです。

木南が「し」とか「い」を「ひ」と発音する時は
ブリッコ全開なのですな。

「たすかりまひた~」とか
「ありがとうござひまひた~」とかで
うふっ・・・と思っているとドスッと刺されます。
わざと舌っ足らずですからな~。

不定期な昔ながらの野暮用があって
まもなく修羅場になるのですが
コメント欄のおしゃべりは抜群のいこいのひとときでございます。
御遠慮はまったく無用ですぞ。

ハッピーになっていただいてキッドもハッピーです

投稿: キッド | 2012年5月30日 (水) 16時17分

こんばんは、また遊びにきました!

今話もおもしろくてキッドさんのレビューも楽しくて幸せです。

ガッキーの顔のつくりはクセがなく整っていて、でも逆に言うと平凡な美人におさまってしまうおそれもあると思うんですが、もー、今作は爆発していますね 爆発しっぱなしでマシンガンに撃たれている心地です。経験ないですけれど。ティーンズの男の子たちがかわいいよガッキーなのも納得です。

造作だけみるとガッキーより美形なはずの矢野聖人が…GOLDではビューチャイでしたのに…今回見せ場が八つ墓の逆さ足だけなのもすてきで制作スタッフの皆さまに投げを勝手に献上したいです。

服部さんがいないと日常生活をおくれない主人公ですが、そういえば圭子さんとはどんな生活をしていたんですかね~。妄想がふくらみます

投稿: mi-mi | 2012年5月30日 (水) 22時23分

aDayinOurLife~ mi-im 様、いらっしゃいませ~アタラシイナニカヲミツケルネェ

このシチュエーションで・・・嘉平以外・・・
誰も死なない・・・ここが一番の爆笑ポイントですな。

もう、次々と死んで誰もいなくなった・・・でも
おかしくないムードですからねえ。

その20世紀で昭和な・・・片田舎で・・・
淡々と業務をこなす三つ巴の弁護士たち・・・。

最後は黛弁護士の譲れない一線で・・・
見事な敗北・・・。
しかし・・・本当の勝者は千春。

オチが古美門の妄想の中だけ・・・というのもおしゃれです。

まあ・・・千春も昔はトランジスタ・グラマーで
ならしましたからな・・・嘉平を
胸に抱いて窒息させているかもですな~。

ガッキーはすました顔のヴァリエーションが豊富なんですな。

すましたまま、ムッとしたり、微笑んだりできる
抜群の表情を持っているのでございます。

いわば七つのすまし顔を持つ女優です。

で・・・そのすまし顔から一転、泣いたり
激怒したり
勝ち誇ったりできる・・・
ここが・・・
ガッキーかわいいよ、ガッキーの所以です。

だからこそ・・・どんなイケメンが来ても
動じることなく・・・相対することができるのですな。

帝国の一番手、二番手が来てもOKの器ですから・・・
矢野聖人ではかなり・・・相手にとって不足ありですよ。
まあ、夏のリメイク版「GTO」では
見事なストーカーぶりを披露してもらいたいですねえ。

古美門夫妻は・・・
全食外食で・・・家事はすべてメイドさんまかせ・・・
さらには別居婚だったのではないかと・・・
推測いたします。

投稿: キッド | 2012年5月30日 (水) 23時45分

キッドさん、こんにちは

「リーガル・ハイ」最高ですね!
中だるみとか、パターン化が全く無くて、毎回、新しい見せ方を示してくれる。
こんな弁護士ドラマもあるんですね。
本当に楽しい

今回は、本当にお遊びの回でしたね。
キッドさんのタイトルがすべてを示しているような。
やっぱり、生瀬さんが温泉に入っていると、髪の毛を心配しちゃうし、
ついつい、木南さんは、皆の心の声が聞こえていたような気がしてしまいます。

TV誌に脚本家の方と演出家の方の対談が載っていました。
それによると、
もともとは古美門はもっとクールな人だったのが、
堺さんの演技で、「コメディにしよう」との方向になったのだとか。
・・・正解ですね~。

ガッキーも、ものすごく可愛い
ギャルばっかりやっていた昔がもったいないな、と思うくらい。

春ドラマは面白いものが多くて、追いつくだけでも大変なのですが、
ドラマ同士の妙なコラボレーションも楽しいですね。
「ATARU」の「鍵、かかってる部屋」指パッチンも笑っちゃいました

ただ、ミステリードラマ流行りで、
地味スーツばかりな、女優さん方も大変だな~とは思います

投稿: mi-nuts | 2012年5月31日 (木) 10時52分

✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭

最高ですね。まさに最高です。
最高の最高なので二回言いました。

法廷で何を争うか・・・だけでなく
登場人物のキャラクターに深みをもたせていく展開で
ございますな。
ガッキーのいつも「してやられてきた人生」
それでもめげない頑固さが・・・
ガッキーの魅力を万遍なく引き出しております。

「ドラゴン桜」とか「ギャルサー」の
ギャル時代もそれなりにかわいいですが
人によっては別人に感じるみたいですねえ。

そして今回はこれがお遊びだとでもいうような
小ネタ満載スペシャル。
ちょっとした小旅行なのに七瀬に持ち上げられないトランク。
そもそも・・・なんで古美門事務所で
荷づくりを・・・いつのまにやら住み込みかっ。

そして・・・もはや、矢部とその相棒にしかみえない
温泉入浴。モザイクかけなくていいのかよっ。
・・・と思いましたぞ~。
井手くんは次にはトリックで採用してもらえればいいのに。

実はしたたかな女だった千春を最後まで
そうと描かないところが・・・実に見事でしたねえ。
コロコロと鈴をならすような饒舌さが
実はハリネズミのような感じなわけですが・・・。
ただこのハリネズミはチクチクが気持ちいいタイプなのですな。

古美門に関しては・・・
基本的に堺雅人全開のキャラになっていますが
少しずつ、黛にクールさを温められていくという
風情がありますな。

古美門にとって黛は・・・不肖の弟子であり、愚かな妹であり、おバカな愛人であり、アホな子なのでしょう。

ニヤニヤしながらツッコミを入れられるのは
この人ならではですなっ。

春ドラマは本当に豊作ですねえ。

キッドの心のランク付けでは・・・

「リガハッ」☆☆☆
「もう一度P」☆☆
「アタル」☆☆
「鍵」☆
「都市伝説の女」☆
「クレオパトラ」☆

六本が☆評価。
もうお腹いっぱいな感じです。

ほぼ同時期に収録しているとはいえ・・・これだけ
ディテールが絡んでくるのも珍しい。
しかも・・・「また、それか」ではなくて・・・
「あーっ、一緒だ」という喜びを伴うような
ささいな類似が楽しいのですな。

かぶっているのではなく、つながっている「感じ」です。

ドラマおタクだけが感じる微妙な差異ですが
そういうこともなけりゃ面白くありませんからね。

今回は「遺産相続」でしたが
「大河ドラマ」もある意味「遺産相続」の話なので
どことなく・・・大河風のBGMが流れていたりして・・・
朝ドラだけでなく・・・大河もパロってる・・・今回。
千春は・・・完全に梅ちゃん(悪)でしたし~。

今回の真知子の浮いた普段着爆笑でしたな。
しかし、世の中には一部グレー・スーツ愛好家が
おりますので・・・熱狂だとも言えます。

まさみは生足ですが
弁護士二人はストッキングとソックスで棲み分け。
蛯名刑事はオンオフで着替えがありますからな。
どの地味さも甲乙つけがたく素晴らしく・・・
いえ、ガッキーです。ガッキーが一番ださかわいい。


投稿: キッド | 2012年5月31日 (木) 15時50分

>次週・・・かなり成長した吉田里琴登場である。clubRICOの皆さん、お見逃しなくっ。

予告見たその時から、お祭りでございますw
http://twitpic.com/9qq8dr

投稿: シャブリ | 2012年5月31日 (木) 22時00分

▯▯black rabbit▯▯シャブリ&飯綱遣い様、いらっしゃいませ▯▯black rabbit▯▯

高まりますな~。

「家族のうた」第四話から一ヶ月ですが
「リーガル・ハイ」の方がやはり高まりますのですな~。
これは立派な番組差別でございます。


吉田里琴様も12才・・・。中学一年生ですからな・・・。
月日のたつのははやいもの・・・遠い目。

どうか・・・素晴らしい作品に出会えますように・・・。

投稿: キッド | 2012年5月31日 (木) 23時49分

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