自分。をプロデュース(柏原収史)、放課後ラブホテル純情派(大野いと)
大野いとと言えば・・・昨日、黒い天使を演じたばかりなのである。二夜連続、「私はここにいる」宣言である。ちょっと太めの声とややハスキーでビブラートのかかった声の両輪で独特の存在感を醸し出している。いやあ・・・やらないと思うが・・・テレビ東京で来年・・・「エコエコアザラク2013」をやってもらって歴代黒井ミサにその名を連ねてもらいたいな。
なにより・・・凄いのは「最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜・第6回」で教師と交際してたのに・・・ここでもまた教師と禁断の関係である。
一年に二人の教師と関係する女生徒なんて・・・ドラマ史上でも稀なのではないか・・・どんな記録だよ。
教師と生徒が不適切な関係になることを悪魔は格別どうとも思わないが・・・倫理的には・・・教育と言うものがお互いの信頼関係で成立するものである以上、恋愛という不信によって成立するゲームとの相性が悪いのだと言う他はないのである。
まあ・・・禁じられないと感じないという性癖のあるものにとってはいたしかたないこととは言えますが~。
破滅したい人の暴走は止められないですからな~。
で、『黒の女教師・第2回』(TBSテレビ20120727~)脚本・吉澤智子、演出・岡本伸吾を見た。今回は熱帯夜のために一部妄想が変態的な場合があります。ご使用の際はご注意ください。
・・・彼女をベッドの端に座らせる。そしてゆっくりと仰向けになってもらう。着衣はあってもなくてもよい。できれば昼下がりの陽光が木漏れ日とレースのカーテンが明るく恥丘を照らし出すライティングが望ましい。彼女の膝小僧に両手をあてがいゆっくりと跪く。彼女が自ら両足を開いても構わないが、優しく開いていくのがいいだろう。彼女は恥じらいを感じるだろう。同時にその淫らな状態を慄いて受け入れる。開かれた秘部はすでに湿り気を帯びているだろう。個人差はあるが概ね美しいと感じる光景である。いつまでもいつまでも眺めていたい景色である。ただ見るだけで見られている彼女が高まりを感じるくらいが良好な関係である。彼女はついに耐えきれず身じろぎをする。静かに一番敏感な部分に口づけをしよう。そして舌先をとがらせて愛撫を始める。永遠を感じる長さで修道士のような敬虔さで彼女が何度も痙攣するまで行為に没頭する。彼女は鳴くだろう。彼女は吐息をもらすだろう。彼女は絶頂に達するだろう。その快楽に自らを委ねる時・・・誰に罪があるというのだろう。そんなことを言うのは嫉妬深い神だけだ。彼女も私も生きている喜びに恍惚となる。そんな歓喜の瞬間の共有を誰が罰することができようか。少なくとも悪魔はニヤニヤするだけなのでございます。やがて彼女はすべてを受け入れたくて受け入れたくてたまらなくなるのだから。
高校教師・及川 (柏原収史)は自分の欲望に忠実な男である。野心家であり、用心深い性格だが・・・自我を肥大させすぎて自分を見失う典型的な愚か者でもある。
独自の教育理論を持ち、他人の心理操作の技術を獲得したと思い込んでしまうのであるが・・・精神という荒野ではどんな人間も憐れな殉教者に過ぎないという事実を認識し損なうのだった。
コントロールしているはずの女子高校生・明日香(大野いと)が暴走を始めると・・・たちまち手に余ってしまうのであった。
「リセットしなければ・・・」と及川は女子高校生明日香をストーカーに仕立て上げ自殺に追い込もうとするのだが・・・その甘い理論はたちまち破綻するのである。人間の口を封じるためには完全な消去が必要だと言う単純なシステムを見逃すのである。しかし、彼は青春学園ものの登場人物であって、ミステリの登場人物的役割を期待するのは最初から無理があるというものなのだ。
そして・・・何よりも恐ろしい事に彼がいる学園は・・・超管理された学園なのである。
彼の一挙一動はすべて監視され・・・すべて記録されていることに彼は気付かない。
まさに・・・自分への恋は盲目なのだなあ。
残忍な計画で・・・とるにたらない高校生を葬るはずの目論見はくずれ・・・彼には社会からの抹殺という恐ろしい末路が待っていたのだった。
公開授業は公開処刑の場と化すのだった。
彼は大手学習塾経営者の令嬢でフィアンセの長見香奈(原田夏希)の見守る中・・・教え子をもてあそび、ブタのように屠殺しようとしたことを告発されるのだった。
「なんだよ・・・あれは愛じゃないのかよ」
「愚か者」
黒の女教師の鉄槌は無慈悲に下される。
明日香は「乙女の純情ふみにじりやがって・・・タダより高いものはねえんだよ」と叫ぶ。
彼は想起する。
あの快楽の高み。暗き茂みより見つめた彼女の鼻腔。その奥の暗闇に光はなかった。
温もりもなかった。
ただ・・・めくるめく快感の記憶だけが虚しくただよっている。
彼は聴く。悪魔の哄笑を。そして夕闇はゆっくりと暮れて行く。
「まあ・・・やることやったんだし・・・いいかな」
彼は人としての精一杯の自尊心でつぶやく。
負け惜しみは自己愛のもっとも低俗な表現なのである。
超管理学園である都立国文館高校では監督不行き届きの罪で副校長(光石研)が校長(南果歩)によって完全防音のお仕置き部屋へ連れ込まれる。
その阿鼻叫喚を聴く者は一人もいないのだった。
聴く者がない限り、それは存在しないのと同じなのである。
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