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2012年7月10日 (火)

父ちゃん(豊川悦司)たち大人の独身男性は寂しいと死んじゃうらしい(芦田愛菜)

・・・独身男女だろう・・・それに寂しくて死んじゃいそうになるのは小太郎の母親の新井春子(国生さゆり)だろう。

いや、だから、子供の心なんてこんなもんだろう・・という比喩的表現だってばさ。

誕生日のプレゼントに顕微鏡を買って・・・なんていうから・・・天才的向学心に燃えたのかと思い、贈ってみると「バイキンマン」が見えないと言って不満をもらす小学3年生女児の実例があるからな。

娘もバカなら父親も親バカを極めるな・・・。

まあ・・・子供時代の心の成長ぶりを自分自身で観察、記録、考察している人間なんて・・・クラスに一人いるか、いないかだからな・・・いや、学校に一人いるか、いないかだろう・・・いや、歴代卒業生に一人いるか、いないかだろう。

・・・統計資料のないことに推量で適当なことを言いだすと収拾つかなくなるからおやめなさい。

まあ・・・この記事を読んで・・・「私がそうです」という方は自己申告してください。

とにかく・・・子供の心も大人の心も人それぞれということ。

それを思い出させてくれるドラマは名作の資格があります。

はじめての愛、はじめてのあまさ、はじめてのにがみ、はじめてのよろこび、はじめてのかなしみ、はじめての激情、はじめての嫉妬、はじめての独占欲・・・それぞれが思い出深く・・・愛しい記憶である。

で、『ビューティフルレイン・第2回』(フジテレビ20120701PM9~)脚本・羽原大介、演出・水田成英を見た。演出の水田といえば・・・日本テレビ系の水田伸生(「ぼくの魔法使い」「mother」など)と、フジテレビ系の水田成英(「ランチの女王」「名前をなくした女神」など)がいるわけだが・・・今回は成英の方が冴えている。脚本家との相性で出来が左右されるようじゃダメだぞ。基本は「大胆な脚本は繊細に演出」「繊細な脚本は大胆に演出」なのである。

黒沢明は「天使のように大胆に、悪魔のように細心に」と遺言しているじゃないか。

たとえば・・・朝から・・・ため息をつく父ちゃんこと木下圭介(豊川)の演技はもちろん、お茶の間向けなのだが、同時に自分の知らないところでそれを見ている娘の美雨(芦田愛菜)に見られるための演技でもある。それをさらにお茶の間に見せるわけである。

その演技プランは「やや、わざとらしいため息」となっている。これを是とする演出が冴えているわけである。

やや、ユーモラスなため息のために・・・「男女間の問題で悩んでいる」ようにも見え、同時に「生死にかかわる深刻な問題」をそんなため息で表現してしまう・・・圭介の好ましい人柄を示すことも兼ねている。

他人はどうだか知らないが・・・このため息一つでグイグイひきつけられるわけである。谷間候補となった「トッカン」にも、う、撃たないで脚本家の作品のために最初から谷間の「サマーレスキュー」にもそういう魅力は今のところ、皆無だし、初回になかったものが今後、突然現れる可能性は非常に少ないと考える。

「最近・・・父ちゃん、変なんだ」と小学二年生の美雨は親友の小料理屋「はるこ」の子息である小太郎(高木星来)に相談をもちかける。

「変って・・・?」

「やたら・・・ため息ばかりついちやってさ・・・」

「ああ、そりゃあ、恋だな?」

「恋?」

「独身の大人は・・・お相手を求めて右往左往して・・・最後はため息をつくのさ・・・」

「そういうものなの・・・」

「うちの母ちゃんなんか・・・お相手に電話で・・・さびしくて死んじゃう・・・とかなんとか言って、そりゃ、必死なもんさ・・・」

「・・・」

美雨はあんたんとこの母ちゃんとうちの父ちゃんでは大分違うのでは・・・と思わないわけではなかったが・・・尋ねたのは自分だし・・・参考意見として胸にとどめることにしたのだった。

問題の圭介は・・・城都大学医学部付属病院脳神経内科の古賀医師(安田顕)から「若年性アルツハイマー病」の発症をクールに告知され・・・心理的な防衛機制から、「否認」「攻撃」から・・・「昇華」のための「合理化」にむけて「苦悩中」である。

問題点は二つ・・・「記憶障害であるために・・・自分が自分でなくなっていくことがおそろしい」そして「そうなった場合、残された目の中に入れても痛くない娘の行く末」である。

さらに・・・今のところ、娘には「自分の病気」を秘密にしているという負い目も生じている。

しかし、親として・・・娘を悲しませるようなことはしたくないのである。

だが、そうやって苦悩している間も病状は悪化して行くわけである。

圭介としてはため息をつくしかないのだった。

そうした圭介の苦悩はまだ誰も知らない。

溺れるものは藁をつかむというたとえの如く、圭介は金属加工工場「中村産業」の未熟な職人に勝田(三浦翔平)にまで相談してしまう始末である。

「おまえ・・・もし・・・突然、なにもかもわすれちまったらどうする・・・?」

「えー、いいじゃないですか・・・いやなこと、全部忘れられて・・・失敗してどなられたこととか・・・みんな忘れちゃうわけでしょう・・・」

「・・・もういい・・・バカに聞いた俺がバカだった・・・」

「えーっ」

先輩職人の宗田(でんでん)は落語みたいな二人のやりとりに苦笑するのだった。

「バカだね・・・どうも」

この後、なんだかんだあって・・・ひなびた温泉旅館のわけありの番頭さんになるような雰囲気の宗田だった。

そこへ、中村産業の社長夫人である千恵子(丘みつ子)がやってくる。

「美雨ちゃんのバースデー・ケーキ予約しといたわよ」

「ありがとうございます」

「さすがは圭介さん、娘さんの誕生日を忘れないなんて・・・すごいですね」

「バカ野郎・・・俺が美雨の誕生日忘れるわけがないだろう・・・」

・・・そこで・・・圭介は忘れていたかった現実を思い出す。

忘れるのである。やがて・・・娘の誕生日を。そう決まっていることなのだ。

圭介は暗澹とするのだった。

そうした不安を抱えた父と娘の朝食時だった。

「父ちゃん・・・女ができたの・・・」

「ぶほっ・・・なんだそれ・・・」

「小太郎が言ってた」

「あの・・・ガキ・・・父ちゃんに限ってそんなことはないぞ・・・」

「どうして・・・」

「だって・・・父ちゃんには・・・天国の母ちゃんと美雨って宝物があるからな」

「・・・」

疑わしい眼差しを圭介にそそぐ美雨。女には男の嘘を見抜く本能が標準配備されているのだ。

「本当だって」

「じゃ・・・どうしてため息ばかりついてるの・・・いつもなんだかぼんやりしてるし」

うろたえる圭介は適当な嘘さえ思いつけない。

「いや・・・父ちゃんも年だからな・・・ちょっと疲れがたまってるんだ・・・」

疑わしさの中に・・・父を案ずる気配を生じさせる美雨。

(うわあ・・・結局、娘に心配かけてるじゃねえか)・・・ますますうろたえる圭介である。

「でも・・・大したことないから・・・心配するな・・・」

「本当・・・」

「本当さ・・・信用しないと・・・こうだぞ~」

といつものくすぐり攻撃でごまかしにかかる圭介。・・・その手が通じるのも・・・年齢的にもう残りわずかだが・・・まだ大丈夫だったらしい。

なんとか・・・結論の先延ばしに成功する圭介だった。

しかし・・・そんなことでは何の根本的解決にもならないのだ。

そのことは圭介が世界の誰よりも承知しているのである。

でも・・・あとちょっと・・・あとちょっとだけ。神様、もう少しだけ・・・と圭介は祈るような気持ちで・・・執行猶予を願うのだった。

守ってあげたい

あなたを苦しめる全てのことから

娘を案ずる気持はわかる。ふと、昼間の出来事が思い出される。

中村産業の社長・富美夫(蟹江敬三)は嫁ぎ先から突然出戻って理由も告げない娘のアカネ(中谷美紀)を案じて・・・思いあぐねていた。

「なんか・・・聞いてないか・・・」

「いえ・・・」

(自分で聞け)とは言えない圭介だった。

答えのない問題に挑む哲学者のような苦悶を浮かべた娘の寝顔を見て、いたたまれなくなった圭介は喫煙に逃避する。

中村産業の母屋に面した圭介父娘の住む離れのベランダはアカネの部屋の向いである。

夜更けに二人は顔を合わす。

「あら・・・なにしてるの・・・」

「見ての通りだよ・・・一服してるのさ」

「・・・」

「そういえば・・・どうして・・・急にかえってきたんだ」

「なんでもないわ・・・それより・・・昼間・・・妙な本を買ってたでしょう・・・」

「あれは・・・人に頼まれて・・・」

「人って誰よ・・・」

「誰だっていいだろう・・・おやすみ」

「・・・」

アカネに見つかったのは・・・「アルツハイマー病」の素人向けの解説書を購入したところだった。

思わず・・・それを手にとって読みはじめる。

医師に言われたことがそのまま書いてある。

病気は悪化していく。

何もかも忘れてしまう。

根本的な治療薬はない。

圭介はぐぐってみた。

世界には100万人の患者が・・・。

さらにぐぐってみた。

ケアされる年老いた人の姿が目に焼きつく。

守ってあげたい

あなたを苦しめる全てのことから

もうすぐ介護される自分。

娘のために何もしてやれなくなる自分。

ああ時の河を渡る船に

オールはない 流されてく

圭介はどうしたらいいのか・・・本当にわからなかった。

圭介の仕事は金属加工作業である。

作業が終わっているのに機械の前で佇む圭介。

「圭介さん・・・何してるんですか・・・終ってますよ」

ハッとする圭介。

「まったく・・・ボケちゃったんですかっ」

狼狽して、勝田の胸倉をつかむ圭介。

勝田は驚く。その表情に我に帰る圭介。

「どうしちゃったんですか・・・」

そこへ・・・社長がやってくる。

「どうしたんだ・・・今日、得意先と打ち合わせだろう・・・」

約束の時間は過ぎていた。

「申し訳ありませんでした。今後二度とこのようなことがないよう・・・」

得意先で謝罪する圭介。

路上にでると圭介のため息時代は終わっていた。

圭介はしゃがみこんだ。

アルツハイマー病です。

徐々に悪化します。

最後は介護が必要となります。

圭介は「それ」がどうにもならないことを思い知った。

「それ」に向き合うしか道はないのだった。

圭介はアルツハイマー病を含む認知症患者の介護施設を訪問して見た。

いきなり・・・そこか・・・。

美人の案内人が・・・営業モード全開で圭介を招き入れる。

「御入所をご検討なされているのはお父様ですか、お母様ですか?」

「・・・」

そこへ・・・老婦人がやってくる。

「まあ、久しぶりね・・・受験勉強はかどってる?」

見知らぬ人だった。

「よく似ていらっしゃるけど・・・この方はお孫さんではないですよ・・・すみません」

圭介に手慣れた態度で謝罪した職員に付き添われ退場する近未来の「自分」を圭介は強張った微笑みで見送るしかない。

圭介は再び我を失うのだった。

その日は美雨の誕生日だった。

美雨はアカネに相談する。

「あのね・・・父ちゃん・・・女が出来たみたいなの・・・」

「ええ・・・」

そこへ・・・アカネのことなら周辺の人間関係を含めなんでも知っている下町の警官・立花(君嶋麻耶)が通りかかる。

「美雨ちゃん、誕生日おめでとう」

・・・そこまでかっ。

ショックで堀船五丁目(フィクション・・・北区にあるのは堀船四丁目まで)で気絶していた圭介を勝田が発見する。

「なにしてるんです・・・もうすぐ・・・誕生日会始りますよ」

「・・・」

「プレゼント買っておかなきゃって言ってたでしょう・・・」

「・・・」

あわてふためいて・・・区界を越え荒川区町屋に自転車でショッピングにでかける圭介。

誕生日の「ローラーシューズ」は覚えていた・・・しかし・・・。

「お譲さんの足のサイズはいくつですか」という罠が発動する。

その頃・・・帰宅した美雨は小太郎とともに・・・圭介が隠している「大人の本」を捜索していた。

「アルツハイマー病がよくわかる本」にもう少しで手が届く・・・小太郎だったが・・・届きませんでした。大人の本への期待で性的興奮を覚える小太郎である。

どうして どうして僕たちは

そこは・・・そんなに共感しなくてもいいだろう。

堀船-町屋は自転車で十分の距離である。

すでに誕生日の準備は整っている。父親の帰りを待つ美雨とゆかいな仲間たち。

しかし・・・圭介は帰り路を見失っていた。

暮れかかる都会の空を

想い出はさすらってゆくの

自転車を漕げども漕げども・・・見知らぬ風景である。

あの角を曲がったら、きっと知った道に出るはずだ・・・。

そう思いながら何度角を曲がっただろう。

迷走する圭介。五丁目は遠いのだった。

携帯電話が鳴る。

社長夫人から圭介を案じる呼び出しだった。

「どうしたの・・・」

「すぐに帰りますから・・・先に始めていてください・・・」

蝋燭を吹き消す暗闇の中で沈み込む美雨の表情。

誕生会の主役としてなんとか・・・気をとりなおそうとするが不安が顔に出る。

アカネはそんな美雨の表情を見逃さない。

勝田はつい口にする。

「本当に圭介さん、最近おかしいですよ」

ゆかいな仲間たちは一斉に美雨を気遣うのだった。

その気迫に失態を悟る勝田だった。

ついに誕生日会はお開きになった。

圭介は見知らぬ街の交番に飛び込んでいた。

「堀北五丁目の中村産業・・・どう行けばいいんですか・・・」

「はいはい・・・今日も暑かったねえ」

「娘が・・・娘の誕生日会があるんです」

「・・・あんた・・・自分の家への帰り路が・・・わからないのかい」

「なんだっていいから・・・早く」

ようやく・・・旅を終えた圭介。ゆかいな仲間たちはホッとするが・・・美雨は安堵と不安と父への義憤で爆発寸前である。

「美雨・・・ごめん・・・」

「許さない・・・」固い表情で退出する美雨だった。

「皆さん・・・すみません・・・」

「どうしたのよ・・・こんな時間まで・・・」

「それが・・・知りあいにあって・・・」

「知りあいって・・・」

「・・・」

何事かを察したアカネがプレゼントを手にとって助け舟を出す。

「とにかく・・・美雨ちゃんに許してもらわなくちゃ・・・」

「そうだよ」

「皆さん・・・本当にすみません」

「俺たちのことはいいからよ・・・」

退出する圭介をアカネが追いかける。

「何か・・・困ったことがあるのなら・・・言ってね」

「・・・」

美雨は自室で泣き寝入りのポーズである。

「美雨・・・ごめん・・・」

「みんな・・・待っててくれたんだから・・・集まってくれて・・・」

「悪かった。父ちゃんがわるかった」

「・・・」

「プレゼント買って来たんだ・・・欲しかっただろう・・・ローラーシューズ、ほら履いてみろ」

美雨は休戦協定に応じて笑顔を見せることにした。

しかし・・・シューズはサイズ違いだった。

「なんで・・・なんで・・・19センチなの・・・美雨は一年前から・・・20センチなのに・・・」

「え・・・」

「この間、上履き買った時も・・・20センチだったでしょう」

「・・・」

「なんで・・・美雨のことを一番大切だとか言って・・・靴のサイズもおぼえていないの・・・誕生日会に・・・美雨より大切な人と逢ってるの・・・女なの?」

「そんなことない・・・そんなことないよ・・・」

「こんなものいらない」ついに爆発し、靴を投げ捨てる美雨。

瞬間的に親としての教育的指導モードのスイッチが入る圭介。

「美雨・・・あやまりなさい・・・」

「いやだ」

「あやまりなさい・・・」

「・・・いやだ」

美雨の目に溜まった涙が・・・圭介の気を挫く。

「・・・」

「おかしいよ・・・父ちゃんおかしいよ・・・忘れてばかりでおかしいよ」

「父ちゃんだって・・・いろいろあるんだ・・・何にも知らないくせに・・・父ちゃんばかり責めるなよ」

ついに泣きが入る圭介だった。

「うえ・・・うえ・・・」親に泣かれて、号泣手前でアイドリングの美雨である。

たちまち・・・自分の愚かさに恥いる圭介である。

「ごめん・・・みんな父ちゃんが悪い・・・美雨は何にも悪くない」

「うえ・・・うえ・・・」

「ごめん」

もはや・・・美雨を抱きしめるしかない圭介だった。

「うえ・・・うええ・・・」

「父ちゃんをゆるしてくれえ・・・・」

「うえ・・・うええ・・・うえ・・・うえ・・・うえええ・・・うえ・・・うえ・・・」

やはり・・・十年に一人・・・いや・・・ひょっとしたら100年に一人の逸材だな。

不完全燃焼のまま、泣き寝入りした美雨。

圭介は古いアルバムを見た。

あの人は優しい目をしてた

圭介は立ち直った。

古賀医師は圭介の主治医として認定された。

「あきらめたくないんです・・・病気に負けたくない。できるだけのことはしたいんです」

「娘さん・・・小学二年生でしたね・・・可愛いでしょう。私のところは息子ですが・・・あなたの気持ちは痛いほど分かります・・・」

「・・・」

「病気の進行を遅らせる薬はあります・・・新薬も開発されているし・・・なにより・・・病気とのつきあい方を・・・知ることが大切です」

圭介は・・・メモを取ることを覚えた。

ローラーシューズのサイズを交換してもらった。

八百屋でカボチャを買った。

八百屋の看板娘・菜子(吉田里琴)はギリギリで出番を確保した。

「カボチャ嫌いじゃなかったっけ?」

「今日から好きになるんだ・・・」

美雨は正座して待っていた。

「お父さん、ごめんなさい」

「悪いのは俺だ・・・美雨は何も悪くない・・・ごめんな・・・」

「ああ・・・よかった・・・」

「ほら・・・サイズとりかえてきたぞ・・・」

父と娘は和解した・・・。

「父ちゃん、大好きだよ、父ちゃん」

「父ちゃんも・・・美雨が大好きだ」

「ずっと・・・ずっと一緒にいてね・・・」

「・・・うん」

その夜・・・圭介は煙草を吸いにベランダに出たが・・・闘病のために禁煙を決意する。

その頃・・・何事かを感じていたアカネは・・・「若年性アルツハイマー病」をぐぐっていた。

そして・・・トイレに起きた美雨は・・・父の机の上に「大人の本」を発見してしまう。

幼い胸に「現実」を抱えて虚空を睨む美雨・・・日本一である。

何も知らず・・・圭介は消灯する。

してあげたくて ああできないことが

たくさん まだあるのに

ふりむけば すっかり青い夜

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コメント

こんにちは~。
相変わらず深い!
あ~キッドさんのように思いやりを持って見ることができれば…
精進せねばと自分を戒める(笑)

『もう一度君に~』と同じように、
記憶喪失になった人の気持ちや言動が理解できないせいなのか、
ストーリーを素直に見ることができない。
そんな時期とお年頃も手伝ってかイライラが抑えられませんでした。

ため息や会話のシーンにコミカルなBGMが流されることに、
決して暗い病気のドラマではないんだって見せ方には感心したものの、
何がどうスッキリしないのか、粗探ししか出来なくて書くのが辛いことったら。

あぁ。。。『Mother』の頃が懐かしいです。

投稿: mana | 2012年7月11日 (水) 11時48分

|||-_||シャンプーブロー~mana様、いらっしゃいませ~トリートメント|||-_||

ふふふ・・・キッドは単に思いこみが激しいだけですからな。
もう素晴らしいと思えたらとことん
いい方向に妄想するばかりなのでございますよ。
ま、ある意味、ドラマのストーカーでございます。
そんな悪魔と同じように感じる必要はまったくございませんぞ~。
健全な日常生活が危機になる可能性がございますから~。

「もう一度」だって・・・かなりのマイナス部分が
あったはずですが・・・そう言う点は
きれいさっぱり切り捨てちゃってますから~。

ただ・・・まあ・・・人間の記憶に関しては
かなり拘りがあるので
そこだけはなるべくひもときたいと心がけています。

それに今回は「ユーミン」という分かりやすい
キーワードが挿入されましたので・・・
明るく楽しく記憶が消えて行く世界が
描かれるだろうと考えるのですな。

どんな人間もおそかれはやかれ
記憶をなくし・・・世界から忘れられていく・・・
それはもはや笑うしかない「現実」でございます。

しかし・・・「もうプロ」と同様・・・
この世界には
異常に暖かく優しい隣人たちが集合しているわけです。
もう・・・ここがなんてったってミラクルなのでございます。

そういう人々のやさしさに触れる夏。

トヨエツが介護される夏。

日本の夏でございますよ~。

投稿: キッド | 2012年7月11日 (水) 19時54分

主治医の安田顕が、なんかスペック持ってそうで、どうしてもいい人に見えない・・・(泣)
倉科カナのららちゃんママは観てなかったから、もう一度では全然問題なくかわいい後輩に見えたんだけどな〜

投稿: あまね | 2012年7月12日 (木) 12時41分

ハーメルンノフエノネ~あまね様、いらっしゃいませ~ハルノココロニヒビキアリ

けして・・・古賀医師は病を処方する医師・海野ではないのです。
すっごくそっくり見えてもちがうのです。
たまたまトヨエツを発見して
つい「若年性アルツハイマー病」を処方しちゃったわけではないのです。
もちろん、女の子のパンツの色に興味がないわけではないでしょうが・・・。
男はみんなそうなのです。
そして・・・あえて言えば死んだ海野医師は
いい人だったのではないでしょうか・・・。

だから万が一にも古賀医師が変装した海野医師でも
きっといい人なんだと思います。

女優は女優、役は役・・・。
これだけは割り切っていただきますように。
じゃないと・・・片平なぎさの立場がありませんからーーーっ。
えーと「スチュワーデス物語」の話ですれどね。

投稿: キッド | 2012年7月12日 (木) 15時56分

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