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2012年7月15日 (日)

女子大生(山下リオ)と幸せの白いハンカチとチェリーボーイ(賀来賢人)とその母(藤吉久美子)

おい・・・主役たちはっ?

いや・・・今回、親族もタレント・ゲスト大会なのかと思って・・・。

そっちかよ・・・。

一応・・・紹介しておこう。

大学の校章入りハンカチを愛用する可憐な女子大生の花帆を演じる山下リオは・・・東宝「シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し、グランプリ受賞の長澤まさみとコンビを組んで映画「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」などで小美人役を務めた大塚ちひろ改め大塚千弘の妹である。

おそらく童貞のまま、あの世へ旅立つゴースト・タケルを演じる賀来賢人は・・・女優・賀来千香子の甥である。

そして・・・タケルの母を演じる藤吉久美子は・・・「Lui-Lui」でおなじみの太川陽介の妻である。

いや・・・だから・・・なんだということはないが・・・キッドには三点セットだと触れずにはいられない習性があるのだった。

で、『ゴーストママ捜査線〜僕とママの不思議な100日〜・第2回』(日本テレビ20120714PM9~)原作・佐藤智一、脚本・梅田みか、演出・佐藤東弥を見た。死後の世界に存在する「それ」はゾッとする場合もあるが・・・ほのぼのとする場合もある。東京も猛暑が襲来中で・・・どちらかと言えばゾッとしたいのだが・・・こちらはほのぼの路線である。

前者を「耳なし法一」などの怨霊の登場する怪談系とすれば・・・後者は「座敷わらし」などの妖怪伝承系と言えるだろう。

前回にも触れたが、霊的存在となった上原蝶子(仲間由紀恵)はかなり恐ろしいことをしているのだが・・・ドジっ子キャラでそれを感じさせない方向に無理矢理誘導しているわけである。ある意味、何をやってもハッピーにしかならない梅ちゃん先生と同じなのだな。

たとえば・・・初恋の人に再会したタケルはあっさりと謎の天国からのお迎えに応じて光となって昇天してしまうのだが・・・初恋の人の入浴シーンとか堪能してからでも遅くないのではないのか・・・いや・・・なんなら上原葵(志田未来)の入浴シーンでも・・・煩悩多き生者っていうか悪魔の妄想はそこまでだっ。

霊媒小学生となった上原とんぼ(君野夢真)は魔法のメガネによってゴーストママと対話する日々である。父の航平(沢村一樹)や姉の葵は・・・母親の逝去によって心身に異常をきたしたのではないかと心配もするが・・・結局、様子を見るしかないのだった。

一方、蝶子の生前の上司・桜田署生活安全課の三船課長(生瀬勝久)は上原家に蝶子の恥ずかしい写真を持参したりして傷心の家族を慰めるのである。

なかなか始らない「黒の女教師」は予告編に主演女優の競泳用水着姿をアップして釣る気満々なのだが・・・こちらではとんぼのクラス担任・吉沢先生(芹那)の水着姿でエロ男爵とエロ近衛大将(塚地武雅)を釣りあげるのだった。妻の死後の夫の性の問題も重要な問題だが・・・けしてこのドラマはそちらへは踏み込まない姿勢である。

そんな平穏な死後の日々を過ごすゴーストママ。

そこへ・・・現実世界の質量に霊的接触ができるスペックを持つタケルがやってくる。

死してなお好奇心を失わないゴーストママは生前のタケルの過去へ積極的な介入を試みるのである。

なお・・・母との絆により・・・とんぼだけがゴーストママを見ることができる設定なのに・・・とんぼのメガネは無関係なゴースト・タケルも見ることができるようになっている・・・ふふふ・・・便利なことだなあ・・・まあ、この脚本家にそういう辻褄を求めても無駄なので・・・今後は一切、そういうツッコミはしないことにします。

タケルは死後一ヶ月・・・かなり思い残したことがあるらしい。

それは・・・知り合ったばかりの女の子にデートを申し込んでOKをもらったのにデート当日、事故で死亡するという悲惨な出来事によるものだった。

しかも・・・タケルは女の子のバイト先とおそらくネーム・プレートにあった名前しか知らないのである。まあ、たとえばバイトをやめていてもバイト先には履歴書くらいは残っているだろうし、物質に触れることのできるタケルにはそれを読むことは可能なわけだが・・・ツッコミ禁止の誓いはどうしたっ。

しかし、ゴーストママは生活安全課の婦人警官である。捜査のイロハはそこそこ心得ているのだ。

タケル自身が気付いていない遺留品にヒントがあるかもしれないと日曜日のとんぼに霊能捜査を命じるのだった。

ゲーム好きのお兄ちゃんに遊んでもらっていた近所の子供になりきったとんぼはタケルの家を訪問するのだった。

一ヶ月前に息子を失ったばかりのタケルの母は気丈に振る舞う。実生活では高齢出産のためにタケルよりもとんぼに近い年齢の長男を持つ女優である。だからといってとんぼを見る目の演技が実感こもっているように感じるのはうがった見方というものだろう。

とにかく・・・とんぼにタケルの幼い日を重ねる母親なのである。

「手作りドーナツめしあがれ」

「おいしいです」

「タケルもね・・・ドーナツが大好物だったの・・・」

思わず涙の母であった。なすすべもないゴーストタケル。ゴーストママはもらい泣きである。

先立つ不孝をお許しくださいの図である。

しかし・・・タケルの所有物から・・・タケルが「彼女」から借りたハンカチが見つかる。特徴的な紋章入りの白いハンカチだった。

「どこかで・・・見たことあるなあ・・・」

ゴーストママは記憶を探るが・・・実在の脳がないので記憶が定かではないのである。

しかし・・・葵の進学問題が・・・話を進展させるのだった。

航平が葵に推奨するお嬢様大学の校章が「彼女」のハンカチの紋章と一致したのだった。

早速、彼女の名前を頼りに霊感探偵とんぼは大学の学生課を訪ねるのだった。

まあ・・・ここも・・勝手にアクセスすれば・・・。

・・・ともかく・・・「彼女」のプロフィールをゲットするゴーストママだった。

早速、「彼女」にとんぼを通じてタケルとコンタクトさせようとするゴーストママ。

しかし・・・「彼女」はデートに現れなかったタケルの件ではひどく傷心していて、聞く耳を持たないのだった。

「彼女」・・・花帆(山下リオ)はそれほどまでにタケルに好意を持っていたのだった。

「おにいちゃんは・・・あやまりたいって・・・」

「それなら・・・どうして・・・本人がこないの・・・」

「おにいちゃん・・・死んじゃったから・・・」

「意味がわからない・・・」

「ぼくは・・・ゴーストが見えるの・・・お兄ちゃん・・・ここにいる」

「うそ・・・」

その時・・・思い出の白いハンカチは空中を漂い・・・花帆の手に戻る。

「えーっ・・・・」

「おにいちゃん・・・デートにいけなくて・・・本当にごめんなさいって・・・」

「・・・私こそ・・・ごめんなさい・・・信じることができなくて・・・好きだったのに・・・」

「おにいちゃんも大好きだって・・・」

その時・・・、花帆には聞こえていた。

タケルの声が・・・。

「おにいちゃん・・・天国から迎えがきたみたい・・・」

「・・・いってきます」

花帆は空を見上げる・・・空には光が満ちていた。

花帆は思わず手を振って叫んだ。

「いってらっしゃい」

・・・おい、逆じゃなかったか・・・少し自分好みに妄想しました。・・・まあ、いいか。

こうして・・・ゴーストママはタケルの昇天に手を貸したのだった。

「ねえ・・・ママもいつか・・・逝くの・・・」

「私はまだまだ・・・逝かない・・・だってとんぼはまだまだ頼りないんだもの・・・」

「じゃ、ぼく・・・一生、頼りないままでいるよ」

「・・・とんぼ」

思わず、とんぼを抱きしめようとするゴーストママだったが・・・それはできないのだった。

来週、課長もゴースト化するらしい。やはり・・・ゴーストママ・・・実は祟っている恐ろしい存在なんじゃ・・・。

関連するキッドのブログ→第1回のレビュー

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