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2012年9月13日 (木)

毎度おなじみの月9でございます・・・リッチマン(小栗旬)プアウーマン(石原さとみ)と私(相武紗季)

そこかよ・・・。

まあ、秋ドラマでは・・・月9必修科目化は避けられないからな・・・肩慣らししとかないと。

スケジュール的にはものすごい困難が予想されるよね。

(日)山P先輩→(月)アンナ様のダーリン展開だな。

しかもだ・・・(土)北川景子VS長澤まさみなんだぜ・・・どうするんだよ・・・これ。

いや・・・それを言うなら(日)深キョンじゃん。

いやいや・・・(金)多部ちゃんじゃん。

いやいやいや(火)だって真木よう子VS宮﨑あおいじゃん。

谷間どころか・・・毎日二本立ての勢いだよ。連日、殺す気かだよ。

それにしても・・・「Q10」記事のないのが残念だよな。

主人公とヒロインで検索集まって・・・淡々としたドラマレビューでガッカリする通りすがりの人たちの気分を楽しめたのにな。

そう言えば・・・小栗旬・山田優夫妻は今季、夫婦で主役はってたんだな。

虚構の醍醐味だよねえ。

そういえば・・・「リッチマンプアウーマン」って「赤い糸の女」と構造的には一緒だよな。

キャスティングをこのままスライドしたら・・・凄いことになるよな。

いや・・・四角関係だからって・・・違うだろう。

いやいや、井浦新は上野なつひなんだよ。

あーっ、なるほどね。

・・・妄想はそのくらいにしとけよ。

で、『リッチマンプアウーマン・第1話~』(フジテレビ20120709PM9~)脚本・安達奈緒子、西浦正記(他)を見た。原点を考えるとストレートに「王子と乞食/マーク・トウェイン」(1881年)なんだろうな。主人公が生まれつきの天才で、ヒロインが努力型の秀才という設定だが・・・二人とも常識を越えた「知性」を持っているという点でそっくりさんなわけだ。そういう意味でお茶の間の人々の感情移入は難しいはずだが・・・二人とも恋愛については「未熟」というそっくりぶりも持っていてそのあたりで非凡さをうまくごまかしているわけである。このあたりの匙加減が「お菓子」としてはまずまず成功しているような気がする。

ソフト開発を主軸としたIT企業「NEXT INNOVATION」の社長・日向徹(小栗旬)はスティーブ・ジョブズのようなカリスマ経営者である。高校中退で起業しケータイゲームをヒットさせ、日本最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス「SHAKE」を運営するに至る。株式時価総額3000億円の企業を一代で構築したリッチマンなのだった。

一方、東京大学理学部4年生で就職活動中の夏井真琴(石原さとみ)は天才的記憶力の持ち主であるが、社会的順応性が高すぎて個性を発揮できずインパクトにかけるために最終面接で内定を勝ち取れないという高知県の民宿の娘である。全国民宿経営者涙目のプアウーマン設定なのである。

さて、日向誠は心因性認識不全症候群という持病を持っており、人の顔と名前を覚えるのが苦手という欠陥人間でもあった。おそらく、その遠因は幼くして両親に捨てられた心的外傷が推測される。特に母親・澤木千尋には特別な心的複合体(コンプレックス)があるらしい。

たまたま・・・故郷で澤木千尋に出会った夏井真琴は奇妙な悪戯心でその名を仮称する。そうすることで日向社長の目にとまり、「NEXT INNOVATION」の就職への突破口にしようという下心もあった。しかし・・・最初から偽名で就職なんかできないのである。新入社員の身上調査をする東京の探偵社なめてんのか。

ま、それはそれとして・・・実母の名前にひかれ・・・まんまと夏井の術中にはまる日向だった。

そして・・・夏井はいつしか本来の目的を忘れ・・・日向との恋愛関係に邁進するのである。なにしろ・・・ここは月9の世界なのである。

たちまち・・・なんとなく・・・夏井が気になりはじめる日向である。

さて、日向の周囲には日向をこよなく愛する二人の男女がいた。

朝比奈兄妹である。兄の恒介(井浦新)は「NEXT INNOVATION」取締役執行役員・副社長である。日向の社交的欠陥を補って会社を急成長させた実力者だが・・・日向を愛するあまりに日向が自分だけを愛してくれないことに不満を感じている。ただし、表面上はあくまでプラトニックな関係を維持しているのだ。

妹の燿子(相武紗季)はレストラン「Eclat Noble(エクラ・ノーブル)」のチーフ・シェフである。日向とは何度も運命的な出会いをして・・・日向とは赤い糸で結ばれていると信じたいのだが日向にはまったくその気がないので傷心の日々。兄と違っていたってノーマルですべてを常識の範囲で処理できるタイプなのである。

こうして波乱に満ちた恋愛生活がスタートするのだが、その背景となるのがかっては国家による国民の全体主義的管理の象徴である国民総背番号制として忌み嫌われていた共通番号制度の導入に先駆け、戸籍をインターネット上で管理するシステム「パーソナルファイル」に「NEXT INNOVATION」が新規参入しようとする事業ということになる。

研修生となった夏井は官庁受けがいいのではないかと日向の秘書的なポジションに大抜擢されるのである。

こうして・・・日向と夏井は急接近していくのだが、当然の如く、偽名がばれて最初の関係破綻である。

しかし・・・すでに夏井が気になりはじめた日向は夏井との関係を完全に絶つことはできないのだった。

そうこうするうちに・・・日向に対する執着心が暴走しはじめた朝比奈(兄)は破滅を望んで日向を会社から駆逐する陰謀にのめりこんでいく。

そして・・・ついに日向を会社から追放するのに成功するのである。

自分のものにならないなら・・・いなくなってしまえばいいという朝比奈(兄)の乙女心の前に屈服する日向。

しかし・・・あまりにも強引な手法をとりすぎて朝比奈(兄)は犯罪者となり、逮捕され、拘置所で「天才バカボン/赤塚不二夫」を愛読する破目になってしまう。

一方、朝比奈(妹)はいろいろとアプローチするもののの、まったく振り向いてくれない日向に苛立ち、日向と夏井の仲を割こうと意地悪をしたりもするが・・・基本的にこういう役柄になれてきたのか・・・ふられちゃうけどそこそこいい女のポジションに安住するのだった。

会社を追い出された日向は失意の日々を過ごすが・・・「私はずっと一緒にいます」宣言の夏井と二人きりの新会社「WONDER WALL(ワンダー・ウォール)」をたちあげるのだった。

夏井の指導のもとに普通の人間との社交技術を学ぶ日向。夏井は自分では対人関係が苦手だが他人の対人関係能力を向上させる技量は持っているのだった。

こうして・・・蜜月を迎えた二人だったが・・・「日向が自分を女として愛することはありえない」と頑なに思いこんだ夏木は自分の思い込みに押しつぶされて日向の元を去る。

日向は朝比奈(妹)とともに夏木を捜す旅に出るが・・・ついでに実の母(萬田久子)に再会する。

親子とは名乗らずに母のオムライスを食べた日向。

「だけど・・・本当に逢いたい人はもうお母さんじゃなくて・・・夏井さんなんでしょう」

と朝比奈(妹)は哀しい確認作業である。

「うん」と空気を読めずに応ずる日向だった。

ようやく・・・夏井を発見する日向。しかし・・・どうしても「好きだ」と言えないのはお約束なのである。

「今、日向さんが一番逢いたいのは朝比奈(兄)さんなんですよね」

とボーイズラブ展開を無茶ぶりする夏井なのだった。

・・・というわけで来週、最終回です。

谷間とはいえ、1~10話まとめすぎだろう。

何か・・・問題でも。

ま・・・いいか。

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コメント

結婚したばかりの小栗君が夏の月9でラブストーリー
あまり条件はよくない気がしましたがこの夏ドラマの中では豪華な主役
頭はいいのにインパクトに欠けて内定が貰えないヒロイン設定もリアルで初回を見ました
そこそこ面白かったんですが私にとってはちょっとバタくさい二人で段々興味が薄れてしまいました
主人公がどん底からはい上がる展開になってきて視聴を再開したら出演者の演技の水準が高くって見るのが楽しくなりました
小栗君は東京Dogsのあの脚本でもダメージを受けずに主役を頑張っていましたがヲタク役をやらせても何をやらせても上手いですねsign01
来クールの月9はまさに主人公がどん底からはい上がるストーリーでしょうか
キムタクのらしからぬ役に期待大です
とにかく脚本がいいと良いなと思います

投稿: chiru | 2012年9月13日 (木) 07時46分

cherryblossomシンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃいませ・・・大ファンheart04

まあ、結婚生活と芸能生活は別物であり
同時に反映という・・・複雑な関係がありますな。

妄想と現実の境界のあいまいな人には
涙にくれる毎日と・・・束の間の虚構が
苦痛だったり救いだったり忙しいのでございましょう。

まあ、基本は逆風なのですが
ここで王道な月9を淡々とクリアすることで
五輪の夏をもちこたえたことは高評価につながると
考えます。

題材としては・・・今更IT企業・・・とか。
瞼の母とか・・・。
トマトの直販とか。
まあ・・・いろいろとアレでしたけどね~。

所詮は・・・有能な若者たちの話なので
絵空事度は限りなく高く・・・
ありふれた題材はそこを埋めるものと推察します。

小栗旬は割と・・・地に近いキャラだったような
気がします。

実力と運に恵まれた男ですからね~。

秋ドラマの「PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜」は堅実な古家和尚の脚本で演出陣も鈴木雅之・平野眞と無難なところ。

なにしろ、主題歌がThe Rolling Stones「Jumpin' Jack Flash」ですからね。

もはや、反則の領域ですな。

面白さはある程度保証されているので
あとはどのくらい「凄い」かですな・・・・typhoon

投稿: キッド | 2012年9月14日 (金) 01時42分

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