MajiでAyaしい結婚報告もらっちゃいました(広末涼子)
睡眠不足である。
昨日は全長10メートルの幼稚園児に追いかけられる夢を見てしまった。
ドスン・・・ドスン・・・と足音を響かせながら接近する巨大園児から走って逃げるのである。
入り組んだ路地裏でやり過ごそうとしても必ず見つかってしまう。
ダッシュすればふりきれるのだが・・・一休みしているとたちまち追いつかれてしまうのである。
一体、捕まったらどんなことになるのだろう。
案外、楽しいことになるのかもしれないと思う一方で恐ろしくて絶対に捕まるわけにはいかないとも思う。
なぜなら・・・園児のつりあがった目は明らかに怒気をはらんでいるのだ。
ドスン・・・ドスン・・・ドスン・・・ドスン・・・。
街並みを走り抜けても・・・走り抜けても・・・。
ドスン・・・ドスン・・・。
目覚めるとそれは自分の心臓の音だったのだ。
どんなホラー映画より・・・自分の夢が一番こわいといつも思うのだった。
で、『東野圭吾ミステリーズ・第9回・結婚報告』(フジテレビ20120906PM1035~)脚本・寺田 敏雄、演出・村上正典を見た。1999年、19才だった広末涼子は東野圭吾原作の映画「秘密」でヒロインを演じている。この作品で日本アカデミー賞の優秀主演女優賞を受賞しているのである。まあ、人間にピークというものがあるとすれば・・・この年の広末涼子はひとつのピークに達していたと言える。「鉄道員」では優秀助演女優賞を受賞し、野島伸司脚本のドラマ「リップスティック」でもヒロインを演じている。あれから・・・歳月が流れて・・・。
スーパーでよその子供に「お母さん」と間違われる役柄になったのである。
ま、実際、二児の母なのでまったく問題ないのである。
ただし・・・ドラマの中で演じるのは30才だと言うのに半月前に派遣社員の契約を切られ、現在無職で休職中、未婚で独身の飯田智美(広末涼子)である。
ちょっと物悲しい感じがいい味出してます。
そんな智美の元へ、短大時代の友人・典子(山口紗弥加)から「結婚報告」の手紙が届くのであった。
ところが・・・奇妙なことに同封されていた写真は・・・見ず知らずのカップルであった。
相手の男性は知らなくて当然だったが・・・女性の方も典子とは全くの別人だった。
疑問を解決しようと典子に連絡するが電話もメールもつながらないのだった。
鬱屈していた智美は好奇心に促され・・・手紙にある典子の新居を訪問してみることにした。
そこは・・・小田原だったのでちょっとした観光気分だったのである。
しかし・・・典子の新居は留守だった。たまたま帰宅した隣の部屋の住人・桜井祐二(平岳大)に件の写真を見せると・・・「確かに・・・お隣のご夫婦です」と言われてしまうのである。
一体・・・典子を名乗る女は誰なのか・・・典子はどこへ消えてしまったのか・・・智美の疑惑は深まるのだった。
そして、ついにマンションを管理する不動産屋経由で・・・典子の結婚相手・山下昌章(大倉孝二)の勤務先に乗り込んでしまうのだった。
こういう猪突猛進な役柄が今の広末には意外とフィットするのだな。
しかし、山下は・・・「典子は旅行中」と言うばかりで挙動不審の様子である。
「ひょっとしたら典子はなんらかの事件に巻き込まれたのでは・・・」と智美は旋律するのだった。
そんな折、山下からメールが届き・・・人気のない展望台に呼び出される智美。うかつにものこのこと出かけていく智美は何者かに崖から突き落とされるのである。
九死に一生を得た智美は地元の警察に救助され・・・山下には殺人容疑がかかるのだった。
しかし・・・山下は・・・「それは・・・紛失した仕事用の携帯電話なのです」と説明。そして・・・山下には犯行時間のアリバイが成立するのである。
そんな折・・・行方不明の典子から電話がかかってくる。
そして・・・写真の女が山下の浮気相手の堀内秋代(大塚千弘)だと告げるのである。
これで・・・主な登場人物は揃ったのだが・・・ここから・・・軽くツイストが繰り返され・・・意外な人物が狂気の殺人鬼として浮上してくるのである。
なかなか手に汗握る展開なので・・・このブログとしては珍しく結末は伏せることにする。
ただし・・・オチは・・・書いておく。
最後の最後で智美はまたしても・・・小学生の母親に間違えられてしまうのだった。
まあ・・・若いことは素晴らしいことなのだが・・・三十路を越えても女優はそれなりに魅力的であることができる・・・そういう一篇に仕上がっています。
関連するキッドのブログ→トライアングル
で、『VISION-殺しが見える女-・第9回』(日本テレビ20120907AM0028~)脚本・原案・脚本:飯田譲治、演出・星野和成を見た。「波動」をめぐる「超科学」の導入である。監禁状態から解放された玲奈(山田優)は精密検査の結果、担当医の田所医師(神尾佑)から脳内に人工物が埋設されていることを告げられる。人工物は帯電作用があり・・・その部分への手術は幼少期でなければ困難と言う設定である。まあ・・・母親・玲子(朝加真由美)のから遺伝的に「死者を見る能力」を継承している時点でファンタジーなので特に問題はないのである。
どうやら・・・玲奈は謎の組織により霊能力を増幅された改造人間らしい。
ある意味、「深夜の仮面ライダー」展開である。
今回のクリスティーナ殺人鬼はとある会社の社長秘書・竹村幸夫(丸山智己)である。
彼は社長の女性スキャンダルを金で示談にするように命じられるが・・・殺人によって解決し始めるのだった。
そして・・・すべての社長の愛人を殺し始めるのである。
その一人が同僚の千春(上野なつひ)である。
奇しくも、「エコエコアザラク〜眼〜」(テレビ東京2004年)で霊能力者同士で共演した上野なつひ、朝加真由美の再会だった。
竹村は二人の殺人に成功するが・・・ついに玲奈の能力を積極的に利用して捜査することを決意した和馬(金子ノブアキ)によって千春は九死に一生を得るのだった。
上野なつひも27才である。
黒井ミサ以来、脇役街道まっしぐらだが・・・貴重な和風美人である。
末長く頑張ってもらいたいよね。
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コメント
キッドさん
おはようございます
東野ミステリーすごく面白かったみたいですね
昨日は京都地検、遺留捜査と2本続けて見て3本はさすがに多いなと思って見るのをやめてしまいました
でも最後のオチは見ました!広末涼子ちゃんは幾つになっても透明感がありますね(^^)再放送で見るのが楽しみです
主婦の感覚なんで(笑)ちょっと間違っているかもですが 昨日の京都地検 作品全体でみた場合 インパクトが弱かったかもですが 台詞や細かな演出が妙に心に残ってすごく気にいってます
録画しておけばよかった(^^)
日中はまだまだ暑いですが明け方になると涼しい風が吹いて気持ちがよいけど風邪をひきそうです
キッドさんはその頃に寝るのかもしれませんが 胸に手をおくと怖い夢を見やすいんで(私の経験上ですが)そのへん気をつけて ぐっすり眠って夏の疲れを取って下さいね(*^-')b
夏ドラマも終盤に入りちょっと盛り返してきた気がしてます

投稿: chiru | 2012年9月 7日 (金) 08時36分
長澤まさみ回に続いて
広末涼子回もややコメディー・タッチ。
まあ、二人の女優はタッチが似ているとも言えますからね~。
視聴率も*8.9%同志でしたし~。(この枠同率3位)
「京都地検の女」7thシリーズの最終話は西岡琢也脚本。
このシリーズではおなじみの脚本家なので
手慣れた感じでしたな。
「人妻拷問 - 赤い靴のレクイエム」とか
「蒸発妻 - すすり泣き」などといった
ピンク映画の脚本家出身なので
どこか・・・哀愁があります。
まあ、二時間ドラマの主役級ゲストが続いてますので
それなりに持つのですな。
再審無罪という話題もタイムリーだったかもしれませんねえ。
もう少しですな。
もう少しで暑さ寒さも彼岸までです。
その前に彼岸に旅立たぬように注意が必要ですけど。
ふふふ・・・悪魔は悪夢を見ることは
どちらかと言えば楽しいことなんですよ・・・。
しかし、ご心配いただき感謝でございます。
まあ・・・体調悪いと悪夢を見やすいですしね。
気をつけたいと考えます。
夏ドラマも終盤戦ですが・・・。
秋ドラマは結構・・・(土)(日)(月)が
困ったことになりそうな予感・・・。
投稿: キッド | 2012年9月 7日 (金) 20時48分