ゴースト先生、さようなら(高梨臨)
9月1日が土曜日なので東京の新学期のスタートは9月3日である。
大人にとっては「もう勘弁してくれ」の暑い夏だが・・・子供たちにとっては暑ければ暑いほどOKだったりする。
そういう意味で・・・今年の夏に小中学生だった子供は意外と幸運の星の元に生れていると考えることができる。
夏休みの終りの週末と言えば、「全国小学生陸上競技交流大会」がNHKEテレでオンエアされるのである。
今回で「第28回」である。
五輪では陸上はほとんど注目されなかったわけだが・・・もちろん・・・室伏しかメダリストがいなかったからである。
だからこそ、次の次の五輪で花開く選手に注目するのである。
しかし・・・なかなか、小学生からトップという選手は少ない。
ロンドン五輪、五位入賞のリレー選手たちもこの大会ではまだ才能を開花していなかったりする。
なにしろ成長途上なのである。
逆に・・・ここでぶっちぎりトップでその後もトップを続けるような怪物ならメダリストになれるかもしれないわけだ。
今回、キッドが注目したのは女子走り幅跳びである。
あの井村(旧姓・池田)久美子(31)の持っていた大会記録5メートル14を更新した山崎百華(小6)の5メートル15である。
このまま、跳んで跳んで跳びまくってまずは井村の持つ日本記録6メートル86を越えてもらいたい。
そして世界へ。
心から、そう願うのである。
まあ・・・この大会各競技で優勝する小学生は・・・毎年、日本に一人しかいないのだから、それだけでもすごいんだけどね。
で、『ゴーストママ捜査線~僕とママの不思議な100日~・第7回』(日本テレビ20120901PM9~)原作・佐藤智一、脚本・梅田みか、演出・大谷太郎を見た。久しぶりに目撃されたのはシンケンピンクあるいは「宇宙犬作戦」のアンドロイド・オハナこと高梨臨である。相変わらずの美少女ぶりだが、高梨臨も23才、役柄は女教師役なのでもはや、美少女ではなくて単なる美女なのだな。美少女時代に黒井ミサをやってもらいたかった一人である。原宿でスカウトしてすぐやればよかったのに・・・。
ま、それはそれとして初めて担任を持った小学校教師・進藤由佳(高梨臨)は児童たちが卒業してすぐ・・・事故で他界してしまったのだ。そして・・・ゴーストになったのである。
それから・・・30年の歳月が流れたのだった。
とんぼ(君野夢真)の学校では夏休みのイベントとしてPTA主催の肝試し大会が行われる。
とんぼの父親である航平(沢村一樹)もフランケンシュタインのモンスターと化して、教室を改造したお化け屋敷で人気を博すのである。
しかし・・・とんぼは本物のゴーストと遭遇してしまう。
それは白い服を着た長い髪のゴーストだった。
その頃、学校の裏庭に建設予定の工事現場では怪奇現象が続発して工事が中断していたのである。
蝶子(仲間由紀恵)と三船(生瀬勝久)のゴーストコンビはその原因を究明するべく現場に張り込む。
現れたのは・・・進藤先生のゴーストだった。
進藤先生の心のこりは・・・最初で最後の児童たちと埋めたタイムカプセルが掘り起こせなかったことなのである。
しかも・・・その児童の一人がなんと・・・とんぼの父親・航平だったのだ。
とんぼはなんとか・・・父親にタイムカプセルを掘り起こさせようとするが・・・航平はタイムカプセルを埋めた場所を覚えていないのだった。
進藤先生のゴーストも・・・「目印の木が切られてしまって・・・わからない」のだった。
仕方なく・・・とんぼは一人、タイムカプセルを掘ろうとスコップを手にするが熱中症で倒れてしまうのだった。
高倉(塚地武雅)によって救助されたとんぼから・・・理由を聞いた航平は心を入れ替えて真剣にタイムカプセルのことを考える。そして・・・卒業文集にタイムカプセル埋蔵場所の地図を書いたことを思い出すのだった。
航平によって集められた近所の同級生たち。
やがて・・・30年の時を越え・・・航平の手に「大人になった自分への手紙」が届く。
そこには・・・大人になったら進藤先生をお嫁さんにしたい・・・としたためてあった。
たちまち、呪詛の言葉を放つゴーストママ。小学生の初恋相手に嫉妬する女の性である。
そんな修羅場を尻目に昇天していく進藤先生だった。
まあ・・・とにかく「踊る大捜査線最後のSP」の裏で視聴率が恐ろしい感じのほのぼのさだったな。
関連するキッドのブログ→第6話のレビュー
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