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2012年9月 1日 (土)

黒の女教師で津波注意報発令、ボーイズ・オン・ザ・ランの予告編で解除の夜(榮倉奈々)

「灼熱の環状七号線」「東京湾炎上」「首都焼失」という悪魔のシナリオを描く防災特番の後である。

ちなみに、来週最終回の「ボーイズ・オン・ザ・ラン」は爆発的な面白さを展開している。借金取りと見捨てられた少年と元ボクサーと聴覚障害者と末期がん患者と切れた電球とりかえ男の白熱の乱打戦である。もう、なにがなにやらなのである。

それに引き換え、「黒の女教師」は地味で面白いのかどうかも微妙な展開だが・・・中学時代のチームメイトだった裕福な少年と犯罪者に身をおとした少年の格差社会ストーリーとしては悪魔的だったかもしれない。

もてるものは金で救われ、もたざる者は警察行き・・・この局の倫理観は完全に崩壊してきたな。

自民党独裁の終了はやはり、戦後日本国の終了を意味するようだ。

はたして・・・来年、この国はどんなことになってしまうのか。楽しみである。

そういう中で、仮想敵国となりつつある韓国撃破のヤングなでしこ・・・爽快だ。

で、『黒の教師・第7回』(TBSテレビ20120831PM10~)脚本・池田奈津子、演出・川嶋龍太郎を見た。国文館高校は文化祭のシーズンである。3年D組の企画はカフェ営業。店長は望月亮平(千葉雄大)だった。経済的に恵まれれた家庭に育ち、成績も優秀、体力も抜群で、甘いルックス・・・何、不自由のない高校生の望月だったが・・・衝動的な性格のために・・・過去に事件を起こしていたのだった。

中学時代の野球部で・・・乱闘事件を起こし、チームメイトの飯塚(野村周平)に重傷を負わせてしまったのである。望月の親は金にものを言わせ事件をうやむやにしたが、望月は飯塚に負い目を感じていた。

秘密主義の望月は3年D組のマドンナ的存在である佐伯江衣花(広瀬アリス)との交際も内緒にしていたが・・・それは密かに佐伯に思いを寄せていた飯塚を気遣っていたのである。

佐伯が謎の転校生戸田トシオ(松村北斗)に気を引かれたのはそんな望月にものたりなさを感じていたのだろう。

高倉(榮倉奈々)は守られ過ぎたエリートである望月に「ひよわな小動物」を感じるのだった。

そんな折、フィリピン付近(北緯10.9度、東経127.1度)で、8月31日23時41分に発生した地震はマグニチュード7.6と推定され、気象庁は岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県九十九里・外房、千葉県内房、伊豆諸島、小笠原諸島、相模湾・三浦半島、静岡県、愛知県外海、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県、宮崎県、鹿児島県東部、種子島・屋久島地方、奄美群島・トカラ列島、沖縄本島地方、大東島地方、宮古島・八重山地方などに津波注意報を31日22時07分発表したのである。

まあ、そういう状況でドラマどころではなかったわけだが・・・偶然、クラスメートの菊池(藤原薫)がカツアゲされている現場に遭遇した望月は・・・謎の恐喝集団の構成員に身をおとした飯塚と再会するのだった。

とにかく・・・金が必要な飯塚は「10万円」を無心する。

飯塚に引け目を感じる望月は「これきりにしてくれ」と言いながらポケットマネーを指定口座に振り込むのだった。

これに味をしめた飯塚は・・・国文館高校に乗り込んでくるのだった。そして飯塚の正体を知らない佐伯を騙し・・・望月を心理的に追い詰めていく。

「女は拉致した・・・100万円」である。

佐伯の身を案じる望月はポケットマネーを指定口座に振り込むのだった。・・・望月のポケットは準鳩山元首相クラスなのかっ。

やがて・・・真相に気がついた望月は衝動的に飯塚を半殺しにするのだった。

それをネタに恐喝を始める飯塚。

いつも望月におごってもらっているクラスメートはサイフのピンチに・・・黒の女教師出動をコールするのである。

たちまち・・・飯塚を追い詰めて粉砕する黒の女教師。もう、弱い者いじめですな。

まあ、「魔がさした行為」は許されず、「はずみの結果」は罪一等を減ずるのが慣わしなのだな。

「飲酒暴走」と「青春暴走」の間には深くて暗い川が流れているらしい。

被害者にとってはそんなことで加害者の罪が流動されても困るわけですが・・・。

結果として、佐伯と望月の交際関係が明らかになり、ちょっと望月に好意を寄せていた下村明日香(大野いと)は佐伯をほんのり怨むのだった。

黒の女教師たちは生徒たちにはひたすら甘く、ぬるま湯を提供し・・・他人には限度なく厳しい・・・実に模範的な教師なのではあるまいか。

その深夜、テレビ東京では「D×TOWN 特別篇 心の音(ココノネ)」にて遠藤雄弥が心臓を自らくりぬいて緒川たまきに捧げるという爆笑コントがくりひろげられていたのだった。

「ぼくの心臓あげます」

「あいしてるあいしてるあいしてる・・・」

変態だなあ。

まあ、とにかく・・・日本の仮想敵国はどんどん増えていくわけで・・・防衛費はどんどん減るわけで・・・これは困ったことなんだよな。

たとえば・・・北方領土は武力ではいかんともしがたい状況である。

ロシア相手に戦えるか・・・である。

北朝鮮は2001年の九州南西海域海戦で海保レベルで工作船を撃沈できるレベルなので保留しておくとして・・・。

尖閣諸島における中国潜水艦特殊部隊による強襲上陸だけはなんとしても阻止しなければならないからな。

基本的に陸上戦闘での流血沙汰は先進国としては非常に避けたいところ。

対潜能力の向上を続行し、中国潜水艦を沈黙のまま、葬ることのできる抑止力を維持しなければならない。

さて、最後が竹島である。能力的には韓国軍の竹島不法占拠集団を殲滅することは簡単だが・・・それは日韓友好のためにも不可能である。そうなると、包囲封鎖が残る手段である。

竹島海域を封鎖して、韓国軍の自主的退去を迫るのである。

もちろん、韓国が強行突破をするようであれば、これは殲滅するしかない。

もちろん、竹島が我が国の領土である以上、これは戦争ではなく、警察権の行使だと言い張るのである。

まあ・・・そういうことにならないように外務省が頑張るといいな。

・・・一部妄想メモが流出しているぞ・・・。

・・・この夏、蚊取り線香で大量に虐殺した蚊霊の呪いだな・・・・

・・・暑い・・・暑いんだよ・・・夏休みも壮絶霊的最終回の「ぼくの夏休み」も終りだよ・・・。

関連するキッドのブログ→第6話のレビュー

シナリオに沿ったレビューをお望みの方はコチラへ→mari様の黒の女教師

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