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2012年10月22日 (月)

MONSTERSとは理想のカップルのことですか?(山下智久)

・・・気絶しそうになったよ。

帝国の行政の極みだよな・・・それ以上は言わないでね。

それにしても「三毛猫」の時もそうだったけど・・・「美女と野獣」路線は行きすぎてるよな。

だから、言うなと申し上げているわけです。

芸人だからって何しても良いってわけじゃないよね。

柳原可奈子でのけぞるのは二度目だな。

ああ、「七瀬ふたたび」の真弓瑠璃だな。

もはや、冒涜の域に達していたからな。

よほどの展開がないと・・・このキャスティングは取り返しがつかないよな。

いや・・・一部愛好家にはそれなりに評価されるのでは~。

だって・・・男二人のコンビネーションなんだから・・・若手の恋人はそれなりに目の保養できる人でいいじゃないか。

ですよね。たとえば、ガッキーとか、ガッキーとか、ガッキーとか、戸田恵梨香とか。

どうせ怪物なら沢尻エリカとか。

強制的に本題に入ります。

で、『MONSTERS・第1回』(TBSテレビ20121021PM9~)脚本・蒔田光治、演出・福澤克雄を見た。この脚本家・・・ミステリの展開はまあまあだったが、相変わらずセリフが下手だよなあ。結局、「トリック」で最高潮だった頃のキャスト&スタッフがアドリブで面白おかしくしていたことを皆さんが誤解しているんだよな。シナリオがすでに面白かった・・・わけがないのにな。で、脚本家も期待されてるからなんとか面白おかしく書こうとしてすべる・・・というリフレインなのである。まあ、でもミステリとしてはそれなりなんだから目をつぶるしかないよねえ。

今回で言えば・・・秀逸なギャグは平塚平八(香取慎吾)に乗せられた金田一(遠藤憲一)が犯行現場で再現シーンを熱演するところなんだが・・・ここを立たせたかったらあとはものすごく抑えめじゃないと成立しないんだよねえ。

それから細部で言うと・・・「パラフィン紙」のようなものを犯人が捨てたことはくすぐりで・・・「毒なし」ケーキを食べたのに中毒になってしまった犯人のボケを立たせるためのフリだということがもう少し明確でないと・・・キャストが下手に見えてしまうんだよねえ。まあ、凄くうまくはないけどね。

ま・・・とにかく・・・いろいろと不安要素はあるものの・・・異常な捜査手法で犯人を追い込む刑事の物語始りました。

超セレブで御曹司であるらしい西園寺公輔(山下智久)は「富豪刑事」になるために生れてきたらしい。とにかく・・・永年の夢であった警視庁捜査一課の刑事に仮採用で配属されたのである。

しかし、彼は上司である捜査一課長の剣持(大竹まこと)から本採用となるためにある条件のクリアを突きつけられる。

「刑事の内定」である。捜査一課平塚班の班員となり、班長・平塚平八刑事を24時間監視し、素行を報告する任務なのである。

「に・・・24時間ですか・・・」

「そうだ」

「それは不眠不休で・・・さすがに死ぬと思いますが」

「あくまで脚本的なノリだよ・・・そう書いた方がインパクトあるくらいな感じであまり深く考えないタイプの脚本家なんだ・・・」

「・・・なるほど」

とにかく・・・どこかのほほんとした西園寺刑事は・・・24時間どころか、勤務中も監視対象から目を離しがちとなる。まさに心ないセリフなのだな。あるいは笑いどころなのだが・・・それをはっきりと明示する演出力はありません。

調査対象である平塚刑事は慇懃無礼を絵に描いたような男だった。

しかし、平塚刑事は抜群の事件解決力があり、何か不正な捜査をしているのではないか・・・という疑いを剣持課長は抱いているらしい。

そのための監視なのだが、平塚刑事は所轄署で「盗難自転車の検挙率1位」を獲得した西園寺刑事を如才なく煽てあげたりするのだった。

こうして・・・シナリオ上は「凸凹コンビ」が誕生したのだが・・・どこが凸凹しているのかは不明である。山Pは慎吾ちゃんほどビールを飲んでないので腹的に慎吾凸、山P凹なのかもしれない。

本当にそのあたりは心ない脚本だよねえ。言葉に重みがないのである。

さて・・・警視庁から入電中だ。

超巨大企業グループ徳平コンツエルンの総帥・徳平國男(団時朗)が自社ビルのプライベート・ルームで血を流して倒れているところを発見された。被害者は死亡。殺人事件として捜査を開始せよ・・・である。

別室にいる平塚と違い、捜査一課のエースと呼ばれる金田刑事は五人の部下を引き連れて現場に急行する。

捜査線上に浮かんだ容疑者は五人。

プライベートルームの鍵を持つ被害者の後妻・洋子(高島礼子)。

先妻の息子である伸一郎(岡田義徳)。

先妻の娘であるスラリとのびた白い脚の麻美(加藤夏希)。

会長の腹心である西崎専務(武田鉄矢)。

そして家政婦の内田(角替和枝)である。

しかし・・・家政婦が捜査線上に浮かぶことはなかった。

いきなり、長男の伸一郎が逃亡したために重要参考人となったからである。

だが・・・ニュースで自分が犯人とされていることを知った伸一郎は現場に戻ってくる。

専務の証言により、「子会社を使って香港のカジノで80億円すった損失隠しをしたことが会長に知られ・・・今朝、会長に叱責されることになっていた伸一郎」が衝動的に会長を殺した疑いが深まる。

だが、こめかみのスイッチを人差し指で連打すると直観力が冴えわたる平塚はすでにすべての真相を見抜いていたのだった。

平塚は金田に犯行を再現させると「凶器」に指紋がついていない不自然さを指摘するのだった。

もちろん、計画的殺人なら指紋がなくてもちっとも不自然ではないがシナリオ的にそう見せるのである。

ここで、突然、後妻の洋子が犯行を自白する。

「凶器の香炉に傷があると主人に責められて、思わず殴ってしまいました・・・私より香炉を愛しているという主人にカッとなってしまったのです」

こうして、洋子は逮捕されるが・・・平塚刑事は疑いの眼差しを後妻の洋子にむける。それどころか・・・「不完全なシンメトリー」の「手」であるべきなのにない本当の「凶器」に言及するのだった。

本当の凶器は「花瓶のようなもの」だった。

異常な直観力に恵まれていないらしい西園寺は「では・・・洋子さんは誰かを庇っているのですね・・・なぜなら・・・香炉で殺したと嘘をついたのだから・・・」と推理する。

「なるほど」と頷く平塚刑事だが・・・本庁に連絡する前に花瓶のようなものを捜さなければいけないと西園寺刑事を誘導するのだった。

西園寺刑事はあわててゴミとなった「凶器」の捜索にと旅立つ。

本来の任務である平塚刑事24時間監視をつい失念するのである。

その西園寺刑事の携帯には異常に大きくピンクの玉のストラップが装着されている。

どうやら・・・この桃玉こそが・・・恐ろしいアレの前フリであるらしい。

それはさておきゴミの山までたどり着いた西園寺の努力も虚しく凶器は発見されなかったのだ。

会長の通夜も済み、ついに総帥の座に登りつめたウッチーじゃなかった伸一郎。

会長室から下界を見下ろし、高笑いをするのだった。

すると、どこでもドアを持っているらしい平塚刑事と西園寺刑事が背後に立っている。

どうやら「背後に立っている」は今季の流行らしい。

一時期、「気がつくといない」も流行したが三回目くらいで鼻につくか、くりかえしのギャグとして認知されるか微妙なところなんだよな。少なくとも「悪夢ちゃん」では成功していたぞ。

モラルのない本心を見られた伸一郎だが、会社の金を80億円も使いこむ男なので全く動じない。

伸一郎は犯人の動機として「家族の中の泥棒」について言及する。

会社内にある美術品を何者かが贋作にすり替えている可能性があるというのだ。

死んだ会長は密かに専務に命じ、すべての美術品の再鑑定を行ったらしい。

育ちのいい西園寺は資産価値のある絵を発見するが・・・鑑定力はないらしく、贋作であることを見抜けない。

しかし・・・平塚には分かっていたらしい。

なぜなら・・・彼は犯罪者という怪物を食べる刑事という怪物だからである。

伸一郎が名指しした美術品泥棒候補である長女・麻美の家に侵入する凸凹コンビ。

しかし、そこに麻美が帰ってきたために西園寺はベッドの下に潜む。

唯一のサービス要因といってもいい麻美のくんずほぐれつの痴態は三時間に及ぶがすべてカットである。殿方向けのサービスは一切しない方針らしい。

その模様はすべて盗聴していた平塚だが・・・手掛かりになることはなく・・・ただ西園寺が思わずもらした交際相手の名前を聞き咎めるのだった。

「恵美ちゃんですか・・・」

「・・・」

「さぞかし、美しい女性なんでしょうねえ」

西園寺の恋人は高野恵美(柳原可奈子)である。

おそらく、一部愛好家のためのサービスが毎回あるのだろうが・・・今回はほっぺについたお弁当の食べっこ・・・ある意味、語るのもおぞましいコーナーです。

最後に凸凹コンビは西崎専務の元へ向かう。実質的な経営トップである彼もまた犯人の可能性があるらしい。

しかし・・・「30分後に行く」といって30秒後に来る時間差攻撃という姑息な手段で平塚が西崎専務の屑籠から入手したのは・・・美術品の鑑定結果だった。

その時・・・御用達の洋菓子店から・・・贈答品が届く。

怪物である平塚刑事は・・・そのケーキこそ事件解決のキーになると一瞬で直感するのだった。

その夜・・・甘いものが好きな西崎から洋子の手に渡ったケーキ。

翌朝・・・洋子は猛毒による中毒で瀕死の状態で発見されるのだった。

そして・・・西崎専務は朝から消息不明となったのだ。

命をとりとめた洋子に対する怪物狩りを始める平塚刑事。

洋子を優しい女性だと思いたい西園寺刑事は怪物の苦い味を知ることになるのだった。

「奥さまの部屋からは紙皿、フォーク、銀紙が発見されました・・・何か足りないものがあるとは思いませんか?」

ようやく・・・セリフを与えられる麻美だった。

「ああ・・・あれね・・・ケーキのまわりについてくるくると巻いてあるパラフィン紙というか、セロファンというか・・・フィルムっていうか」

「そうです・・・ソレです・・・ソレがなかった」

美術品泥棒だった洋子は贋作を夫に突き付けられ衝動的に夫を殺害。

凶器の花瓶のようなものが贋作であると気づき、香炉でもう一度殴る。

致命傷が香炉でないと司法解剖で判明すれば自供は否定されると承知の上で虚偽の自供。

そして、鑑定結果を知る西崎の殺害を計画。

あらかじめ用意した致死量に足りない量を服毒し、被害者を装う。

しかし・・・ケーキはあらかじめ・・・平塚刑事が無害なものにすり替えていたのである。

「・・・ひどい・・・窃盗じゃないですか・・・平塚さん」

「緊急避難ですよ・・・西園寺さん」

毒の入っていないケーキを食べても中毒症状は発症しないのである。

「ちくしょう・・・」無念の涙を流す洋子だった。

「奥さん・・・何も西崎さんを殺す必要はなかったんですよ・・・彼は奥さんを愛していたんですから・・・きっと黙っていたでしょう」

「そんな秘密を共有して・・・誰が得するって言うのよ」

「・・・なるほど」

落胆する西崎専務だった。

こうして・・・西園寺は・・・見習い刑事としてかかわった最初の事件で二人の怪物を見たのだった。

犯罪者と刑事・・・悪(おでんの汁)をめぐる二つの黒い具(つみれと大根)を。

「僕もいつかは汁を吸いこんだがんもどきに・・・」

暗い予感におびえる西園寺だった・・・。

関連するキッドのブログ→ほんとにあった怖い話 夏の特別編2012

こちら葛飾区亀有公園前派出所

Erioo1 ごっこガーデン。モンスターズのいる部屋セット。エリむふふ・・・育ちの良さが仇になり犯罪に対して無能な山P先輩刑事。そのイノセンスなハートが悪に染まるまで調教する喜びなのでス~。一体・・・二人の刑事の間にはどんな愛が育まれるのか・・・愛用のムチに誓って最後まで見届ける覚悟なのでス~腰が低いけど実は天才の刑事とちょっと真面目な刑事・・・これ、山P先輩の一人二役でよかったのでは~、うりふたつ設定で・・・まあ、よくばりさんなだけですけど~mari「じいや~Pちゃま刑事2号はまだですか~くう久しぶりのピンク軍団そろい踏みだね。初回二時間スペシャルは例によって長すぎ~。来週はスパッと1時間ものでお願いするよ~。前後篇展開もやめてよね~ikasma4帰ってきた・・・ウルトラマン・・・怪獣退治の専門家ですからねえ・・・大河ドラマの記事は水曜日ですか?」アンナ明日が待ち遠しいぴょん

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コメント

キッドさんが大河記事の曜日をずらして特別待遇をしてくれたMONSTERS初回☆
それなのにレギュラー陣に女優が一人もおらず それ以外にも足らないものばかり。。というか足りなくてもいいから一時間でテンポよくお願いしたかったです(-.-;)
ミステリー部分の創作に神経を集中している脚本家とスタイリッシュな絵にこだわる演出家
スタッフがビックすぎたのか細かい部分がすごくオザナリでしたね
遠藤さんのパートだけは面白かったのでもっと出番をふやして刑事ものの楽しさが少しでも感じられると嬉しいんですけど~
山下君がコメディー演技で一皮むけることを期待して見続けます

投稿: chiru | 2012年10月22日 (月) 18時09分

シンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃいませ・・・大ファン

昔は平気で一日四本なんてこともあったのですが
中途半端な記事になってしまう可能性大なので
なるべく一日一本を目指しておりますので
苦渋の選択でございましたともっ。

まあ、勝手にハードル高くしてしまったので
「モンスターズ」には申し訳ない感じでございます。

しかし・・・いろいろと
もう少しがんばりましょうだった気がします。

一番の問題点は
主人公はヨイショの人なのですが
どうも煽ててる感が足りないのですな。
最初から嘲笑がもれている感じ。
ここはメリハリですので
異常に腰が低い・・・時々、無表情。
ここに落差がないと辛いのですねえ。

次に一番、面白かったといえる
犯行現場再現コント。

「再現してみてください」
「・・・一度だけだぞ」
「あ、やるんだ」

ここで山下くんは完璧な「ツッコミ」を見せている。

そうしたら・・・もう、ボケられないのですな。

このツッコミキャラで通さないと・・・つかみどころがない。

そういう人はのせられて「ゴミを追いかける」ことはしないものです。

まあ・・・ある程度はキャラクターが流動的でも
いいのですが・・・
もう少し、脚本の段階で絞り込んでもらいたいところ。

これが不足しているので
要所要所は秀逸だけれど全般的に見づらいという結果になるのでございます。

うっちーに対し
「容疑者にならないように根回ししたいので
ここにお金を振り込んでください」
と平塚刑事。

「・・・」

「そんなのだめです~」

「冗談です」

この面白さもほとんど伝わっていないと考えますな。

せっかく、うっちーも西園寺も
お坊ちゃんという設定なので
二人の人格の対比を
もう少し掘り下げるだけで
深みが出てくるところですのに~。

まあ・・・なんだかんだで
背筋が凍りつく場面もございますが・・・
「企画そのもの」は面白いので
「ブラマン」より少し面白ければ
それでよしの姿勢で視聴したいとかんがえます~

投稿: キッド | 2012年10月22日 (月) 20時35分

お久し振りです。
正直二時間はいらなかったですね。それ以外にももったいない感じが色々σ(^◇^;)。。。ミステリー部分は悪くないんですが香取さんはともかくヤマピーはコメディーには向いてないような(汗)ヤマピーは事件解決にも役立ってないのでファンの人から見ても今のところあまりおいしくなさそうだし。
平八のキャラももうすこし魅力的にならないもんかと(^_^;)
来週一時間でどこまで魅せられるかお手並み拝見です。

投稿: 出雲 | 2012年10月22日 (月) 21時56分

~~☀~~出雲様、いらっしゃいませ~~☀~~

まあ、後妻の洋子が瀕死になったところで
つづく・・・というのも困りますけどねえ。
二時間ドラマとしては
ちょっと見どころが限定的すぎたかもしれません。

ヤマピーはコメディー俳優としても
実績がありますから
向き不向きで言えば向いていると思いますな。
「野ブタをプロデュース。」(学園コメディー)とか
「ブザー・ビート」(ラブコメ)とか
「エンプラ」(ホラー&コメディー)とかありますからな。

今回はあくまで脇役ポジションで
しかも今のところ、ホームズに対するワトソンくんです。
このポジションでおいしくなるのは
至難の業でございますが・・・。
ある意味、ここのところ、不調の続く慎吾ちゃんへの
バックアップ役なのでございましょう。

平八のキャラはかなりオリジナリティーが
高いので
お茶の間が役柄のツボがある程度つかめば
それなりに面白くなってくると考えています。

それより・・・きれいどころ不足が深刻な気がしてなりません。

投稿: キッド | 2012年10月22日 (月) 23時15分

キッドさん、こんにちは

私は、(笑えるところもあって)それなりに楽しいドラマだったと思いますよ。

ファン目線から言えば、いろんな表情が見られて、頑張っているな―、と、
とても美味しいドラマでした
(ヒロイン=山Pだよね、とか真顔で言ってる怖い人ですから

綺麗どころは、ゲストで目の保養をしてください、ってことでしょうね。


ただ、皆さんが苦言を呈したくなる気持ちは、分かります。

私は、ミステリーの肝となるトリックの、「毒入りケーキを捨てて、別に毒を飲む」
というのが、どうしても納得できなくて・・・
毒入りケーキを一口だけ食べて止めたら良いのでは、と思ってしまいました。

27ページにも及ぶ平塚の長台詞・・・慎吾ちゃんは頑張ってたけど、
本当に長かった・・・(裏で小芝居をしている西園寺くんは可愛かったですが)

根本的に全員ボケなので、ボケにボケを重ねていくのに疲れて、
「誰かツッコミ入れて~」と画面にツッコミいれてしまいました
それは、ツイッターで、ということなのでしょうかね。

本来なら、西園寺くんがその役割なのに、あえて外してきたので、
金田一さんに頼り切りになってしまうんですね。

小ネタ(金田一とか古畑とか)も扱うなら、丁寧にしてほしかったなあ。
せめて、井原屋の封筒はちゃんと写してほしかったです。


そういえば、上のコメントを見て、
やはり「エンプラ」はコメディーだったんだあ、と改めて納得。

何だか、もう懐かしいですね。
あの頃は、キッドさんには、本当にお世話になりましたわ

今回もそうなりそうな不安でいっぱいですけれど、
どうぞよろしくお願いします

投稿: mi-nuts | 2012年10月23日 (火) 12時20分

✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭

ふふふ、キッドはこの脚本家はもう少し遅い時間でこそ
本領発揮できると思ってますからねえ。

さらに言えば・・・こういうドラマなら
亀ちゃん&山Pでやればいいのに・・・と思ったりしますな。

もちろん、山Pの恋人役はホマキでっ。

・・・結局、そこだろっ。

「冗談です」

・・・おそらく、平塚刑事は灰色で
つかみどころがない
善悪の境界線を彷徨うキャラクターなのですが
最後は犯人を慰めたりして
甘みもあったりして・・・。
まあ、「愛」ゆえの「殺人」と考えれば
苦い味ですが・・・。

まだ、そのあたりをお茶の間に伝えきれていない気がしてなりません。

「ATARU」のアレンジと考えると・・・
平塚・・・アタル
山P・・・栗山千明
金田・・・オレザク

という布陣。

それなら・・・もう・・・平塚は
完璧な人間だけど・・・実はおネエぐらいでいいのでは・・・。

西園寺の彼女を平塚が暗殺しちゃうくらいで・・・おいっ。

・・・悪魔的にはでございますがっ。

「毒入りケーキ」のわかりにくさは2点。

最初の疑問は・・・何しろ死に至る猛毒を
飲むわけですから・・・致死量を計量する必要がある。
ここを強調するために
もう少し、秤なんかを使って緻密に分量するところを
見せる必要がありましたな。

ついでに早めに発見させるために家政婦の使い方も
一考を要するところ。

また、凶器もゴミに出すし
毒入りケーキをトイレに流す洋子が
ずさんに見えないようにする工夫も不足しています。

つまり、知VS知なのに最後はすり替えという反則がある。

ここのメリハリの構築不足。

もう一点は特製毒入りケーキの前段階ですね。
ドラマでは洋子未亡人が購入していることになっているがこれはずさんの極み。

やはり、放置中のケーキに毒を仕込む方が確実。

ここは西崎専務と平塚が
「甘いもの、お好きなんですか」
「ええ」
「特製がどんなものか・・・見せてください」
というやりとりあって。

解決編では

直後に洋子未亡人、毒を注入。

平塚、ケーキをすり替えという段取りで見せるべきです。

ギャグは下手な鉄砲数撃てば当たる方式でも
いいのですが
トリックの段取りはもう少し緻密にお願いしたいところ。

日9対決は
「モンスター」13.8%
「エアポート」↘*9.4%
でまずまずと言えるでしょう。

「エアポート」の方もモタモタしているし
セリフに難があるのでいい勝負になりそう。

しかし、木9対決の
「ドクターX」18.6%
「レジデント5」*8.4%
ほどの差がなくて残念でございました~。

せっかく、山Pツッコミ(常識人として)なので
もう少しナレーションを効果的に使ってもいいのにな・・とも考えます。

「平塚さんは変な人だ」
「平塚さんは怪しい」
「平塚さんはとんでもない」
「平塚さんは意外に優しい」

こんな感じで平塚を解説する役回りなんですからねえ。

ふふふ・・・小ネタはまあ
分かる人にはわかる喜び程度でいいのでは・・・。

慎吾ちゃんには「コチ亀」があるし
山Pには「クロサギ」や「エンプラ」が過去にある局なので
せっかくのオリジナル作品・・・
そのあたりも遊んでもらいたい気持ちもございます。

麗子とか、中川とか出たりして

井原葬儀店ばかり被害者の葬儀をしてたり
弁護士として吉川氷柱(ホマキ)が出てきたり・・・

結局、そこかよっ。

投稿: キッド | 2012年10月23日 (火) 15時07分

キッドさん、お久しぶりです(o^-^o)
山下くんのドラマが始まりましたので、また
来させて頂きます、よろしくお願いします。

年に二回のドラマ出演、ファンとしては嬉しい
かぎりです。
「エンプラ」で少し免疫ができていたため
少々の失望は受け入れられます。
雑誌等の本人談で、全くカッコイイところが
無い役と表現していたので、ハードルを下げて
いたせいか、普通に面白かったです。

大人の事情で、W主演なのか単独主演なのかを
曖昧にしていますが、初回を観たかぎり・・・
香取慎吾主演のスーパー刑事、平塚平八物語
という印象ですね。
その平塚に振り回され、翻弄される道化役が
西園寺公輔ということですね。
山下くんは、自分の立ち位置をちゃんと理解
していて、主役を立たせるわき役として、
随分振り切ったキャラを作ってきたなと感心
しきりです(あくまでファン目線(^-^;)
ただ、一般視聴者には「モンスターズ」が
伝わりづらいでしょうね・・・

キッドさんの言われている通り、ヒロインは
ドラマ的にも可愛い女優さんが良かったな(^-^;
それと、西園寺くん相当なおぼっちゃまなはず
なのに、有名絵画の贋作が見極められないとか
残念すぎます(ノ_-。)
でも、西園寺くんの可愛さで何とか乗り切りれ
そうです(* ̄ー ̄*)


投稿: しずく | 2012年10月23日 (火) 18時03分

(o^-^o)ブザビもピー~しずく様いらっしゃいませ~コドブもピー](o^-^o)

チョコレートケーキを毒抜きでどうぞ。

「エンプラ」に続いて「モンスタ」・・・。
結構、楽させてくれないローテーションでございます。
TBS・・・かっての栄光はどこへ・・・ですな。

しかし、「仁」や「ATARU」のような
底力もあるのであなどれないのですねえ。

秀作と駄作の間にある微妙なラインを
彷徨う宿命にあるようです。

まあ、不完全な作品と不完全なお茶の間が
不思議な踊りを踊るわけでございます。

そういう意味では
この帝国の王子二人が
どのようなダンスを踊るのか・・・ちょっと楽しみなのですな。

キッドはこのスタッフにあまり期待してないので
思ったより面白かった・・・という印象です。

しずく様のおっしゃる通り
初回のポジショニングは
主従が明確でしたねえ。

しかし、山Pが
このまま大人しくしていても仕方ないので
ある種の化学変化が起きていくとかんがえます。

恋人役はある意味、このままでは出落ちなので
なんらかの「仕掛け」があるかもしれません。

西園寺の過去の配役が
かなり細かく割れているので
おいたちにもやはり秘密がありそうです。
お坊ちゃんが刑事になるには
それなりの「理由」があるでしょうからねえ。

もちろん、平塚にもそれがあるはずで
今回の「犯罪」の「裏」が
あまり掘り下げられなかった以上・・・
そちらなウエイトがかかっていくと
推察します。

ただし・・・脚本家は大風呂敷広げ之助の傾向があるので
過度の期待は禁物ですけれど~。

今回のレビュー対象ドラマが
出そろった段階で
とにもかくにも一番ヒヤヒヤドキドキモードが
本作品であることは間違いないようです。

まあ、「怪物たち」が相手なので
当然とも言えますが~

投稿: キッド | 2012年10月23日 (火) 22時24分

じいやちゃま、こんにちは。
じいや特製ラストのおでんがおいしかったってことで
もう全然OKでス~♪
P先輩がさっそくつまんだ昆布は
特別な手間暇がかかってるので味の深みがすごいのだわ。
てか歓迎会にコンビニおでんは
お坊ちゃまには目先が変わってとっても楽しいってことで。
じいやの采配でちゃんとコンビニに届いてるというのが
さすがでしたね~。

西園寺さまが真贋わからないなんて
そんなわけありませんのよ。
あれは一歩下がって平八サンに花を持たせただけなんですの。
ともかく日本人特有の控えめでつつましやかなキャラ設定には
奥ゆかしささえも感じてあたしは感動・・でした^^;
そうそう、じいやのおっしゃるとおり、
P先輩の表と裏だったら楽しかったですね。
平八サンのキャラにはちょっと引きました・・。

次回こそきっと、きっとと思ってます。
人間になりたいとなれなかったあの別のモンスタードラマを思い出していますが
こちらは人間ドラマの深さは掘り下げなさそうですね。

ま、ようやく秋らしくなってきましたので
紅葉狩りと楽しみましょう。
お屋敷の裏山は色づいたでしょうか。

投稿: エリ | 2012年10月24日 (水) 11時43分

✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿

東北の平成財閥支援センターから
初牡蠣が出荷されましたので
今夜は牡蠣の土手鍋にいたします~。
日高昆布とじいや特製味噌でスープを作りましたぞ~。

放射能チェックも万全ですので
安心してお召し上がりくだされますように。

全国のコンビニおでんは
実はまこ様が裏ですべてを仕切っていますので
なるべくご利用をお控えくだされ~。
何が入っているかわかりませんからな~。
平成財閥も全力をあげて
不祥事を闇から闇に葬る覚悟でございまするっ。

西園寺家は平成財閥と比べますと
伝統はそこそこ
あるけれど小財閥・・・。
しかし、伝統というものは幼いころからの審美眼については
ビシビシと鍛えますからな。
おそらく、鑑定家の鑑定結果が
間違えていたのだと推察いたします。
所詮、多くの鑑定家は庶民出身ですから。

素っ頓狂な笑い方は
深窓の令嬢にはありがちでございます。
なにしろ・・・対人関係に慣れていないので
お愛想笑いの加減が分からないのですな。
特に執事が甘めだとそうなりますぞ。

平成財閥では幼少時微笑み特訓コースが
ありますのでまこ様を除いては
完璧なアルカイックスマイルを
お嬢様方はマスターしておられますけれど~。

まこ様だけは勝手にど腐れ凄み笑いコースを
受講なされましたので・・・恐ろしいことになっておりますが~。

今回の犯人一族は軍需景気の成りあがりものでしたので
それほどの深みはなかったとも思われますが
これはやはり「相棒」に匹敵するのは至難の業。

やはり、平塚・西園寺の愛の行方の方が
まだ勝負になると思われますので
そちらに向かってほしいものですな。

平八さんはバットマンでいえば
ジョーカーを彷彿とさせるキャラなので
少し、白く塗りあげるといいのではないかと
考えております。

裏山の紅葉遊覧コースは
見ごろでございます。

マツタケ狩りもできますので
週末はSEN-PAYSをお招きして
ピクニックなさるとよろしいでしょう。

投稿: キッド | 2012年10月24日 (水) 14時57分

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視聴率は 13.8% 前代未聞の痛快ミステリー始動!!ばか丁寧な刑事vs○○な犯人!? 巨大同族企業に潜む完全犯罪の1日…初めての犯人はあなたです [続きを読む]

受信: 2012年10月22日 (月) 10時59分

» 【MONSTERS】第1話 初回感想 [ドラマ@見取り八段・実0段]
この世に光と闇があるように人は善と悪を分けたがる。 だから、人は悪を裁くシステムを作った。 だが、裁かれる者だけが果たして悪なのか。 人は生まれてくる環境を選ぶことができない。 ただ、その環境...... [続きを読む]

受信: 2012年10月22日 (月) 11時06分

» MONSTERS [AKIRAのドラマノート]
初回の感想 [続きを読む]

受信: 2012年10月22日 (月) 11時36分

» MONSTERS #01 [ぐ~たらにっき]
『前代未聞の痛快ミステリー始動!!ばか丁寧な刑事vs○○な犯人!?   巨大同族企業に潜む完全犯罪の1日…初めての犯人はあなたです』 [続きを読む]

受信: 2012年10月22日 (月) 12時24分

» 「MONSTERS」第1話と「TOKYOエアポート」第2話★スベった?? [世事熟視〜コソダチP]
「MONSTERS」第1話と「TOKYOエアポート」第2話を観ましたが・・・。 「MONSTERS」第1話 堤監督モドキの演出やカメラワーク、BGMの使い方でもって『相棒』と『古畑任三郎』と『名探偵コナン』を足して薄めたようなドラマですかね・・・。 で、長いわ・・・拡大にも程がある!! 内容は散々ですし・・・。 −◆− 金田刑事役の遠藤憲一さんのデフォルメ芝居は面白かったです。 でもね、好みの問題だとは思いますけど平塚平八=香取慎吾と西園寺公輔=山下智久は生理的にムリ!! ... [続きを読む]

受信: 2012年10月22日 (月) 13時41分

» MONSTERS 第1話 [ぷち丸くんの日常日記]
西園寺公輔(山下智久)は、とうとう憧れの刑事になることが出来ましたが、それには最終テストがありました。 緊張して捜査一課長の部屋を訪れた公輔は、そこにいた男を課長だと思い込み、勧められた葉巻を...... [続きを読む]

受信: 2012年10月22日 (月) 13時58分

» MONSTERS 第1話 [レベル999のgoo部屋]
『前代未聞の痛快ミステリー始動!!ばか丁寧な刑事vs○○な犯人!?  巨大同族企業に潜む完全犯罪の1日…初めての犯人はあなたです 内容 憧れの警視庁捜査一課の刑事となった西園寺公輔(山下智久) が。。。。部屋にいた男(香取慎吾)。。。何か、オカシイ。。。 一...... [続きを読む]

受信: 2012年10月22日 (月) 17時17分

» MONSTERS 第1話 [ドラマハンティングP2G]
第1話「前代未聞の痛快ミステリー始動!!ばか丁寧な刑事VS○○な犯人!?巨大同族企業に潜む完全犯罪の1日…初めての犯人はあなたです」2012年10月21日 日曜よる9時(初回のみ 21:00~22:48) 警視庁イチの変わり者・平塚平八 (香取慎吾) はその性格ゆえ、たった一…... [続きを読む]

受信: 2012年10月22日 (月) 19時01分

» 「MONSTERS」1 ☆ [ドラマでポン]
もーうしわけありません、面白くありません(><) こりゃ観てる私に想像力がないせいでしょうか。「相棒」と比べてしまうせいでしょうか。それともあまりにわざとらしく、また ... [続きを読む]

受信: 2012年10月22日 (月) 22時56分

» 「MONSTERS」変人&新米刑事コンビ1ケーキに毒はなかった・・・骨董品しか愛せない夫に妻は我を忘れて殴り殺した骨董品殺人事件 [オールマイティにコメンテート]
「MONSTERS」は警視庁一変わり者の刑事と配属されたばかりの新米刑事がコンビを組んで数多くの難事件を解決して行くストーリーである。初回は新米刑事が変わり者刑事と初対面し、直 ... [続きを読む]

受信: 2012年10月23日 (火) 00時10分

» 『MONSTEAS』 第1話 [英の放電日記]
 初回2時間スペシャルだが、長く感じた。  事件自体は2時間に引っ張るべきものではなく、かといって登場人物(特に主人公)にも魅力を感じないので、却って、ストレスを感じただけであった。  まず、主人公の平塚平八 (香取慎吾)だが、頭は切れるが変わり者という設...... [続きを読む]

受信: 2012年10月23日 (火) 15時33分

» 『MONSTERS』 第1話 [美容師は見た…]
初回2時間は、長く感じさせなくても長いでしょ(笑)お話は面白かったです。犯人探しも楽しめましたし♪山P&慎吾ちゃんはもちろん、毎週登場する豪華なゲスト陣も楽しみです。ただ…「そのまま、そのまま」「ほぉ~」「申し訳ありません」そして指でこめかみをトントントンって... [続きを読む]

受信: 2012年10月23日 (火) 23時28分

« 人は誰もただ一人で生きていくもの・・・人間関係なんてすべて悪夢のようなものなのもげっ(北川景子) | トップページ | PRICELESS?あるわけねぇだろ、んなもん!?・・・きんかくしちみ千円、辛味を感じる舌プライスレス(木村拓哉) »