ラストホープの相葉雅紀、なんちゃって多部未華子、紫の薔薇の田辺誠一、地所を見に行く桜庭ななみ、夢の共演サトエリA子、みんなまとめて取材しちゃうぞ(前田亜紀)
なんだろう・・・月9比較で300%増しくらいの火9キャストの充満感・・・。
息苦しいほどにキャラがひしめき合っています。
もう、誰の何を見ていいのやら・・・唖然としますな。
もう、誰か助けてくださーーーいと叫びたくなりましたよ。
しかも・・・いかにも海外ドラマのパクリ系ですがなにか・・・と開き直った態度。
いっそ清々しいと言ったらいいのか・・・そうなら満足なのか。
で、『ラストホープ(LAST HOPE)・第1回』(フジテレビ20130115PM9~)脚本・浜田秀哉、演出・葉山裕記を見た。ちなみに海外ドラマ「コールドケース迷宮事件簿」によく似たドラマ「絶対零度」の脚本も書いている脚本家である。生きる望みを託すべき最先端の医療技術と優秀な医師の揃った海外ドラマ「シカゴホープ」にそっくりなドラマになる可能性は充分にあります。ま、ところかわればしなかわるというからいいではないか、いいではないか。
帝都大学医学部附属病院高度先端医療センターは「医者にさじを投げられた患者を救う究極の医療」を売りにした病院の客寄せパンダ部門である。そのセンター長である鳴瀬哲司(髙嶋政宏)は「サキ」にたぶらかされそうな弟とは違い、「絶体絶命の患者を救えば大手柄、殺しても誰も文句は言わない」と嘯くのである。
しかし・・・「救わなくていい患者なんていない」の情熱で・・・各地からはみ出し者だが優秀な医師をかき集めてきたのだった。
そして・・・驚くべきことに・・・全員が過去にトラウマを持つ設定です。明らかに盛り込みすぎです。しかも・・・今回はそのプロローグ部分を全員チラ見せ~。もう、誰がセーラー服を着て、誰の子供が死んで、誰のお腹に傷があるのかもわからなくなってしまいそうです・・・それはさすがに分かるだろう。
要となるのは医療チームの変態ぶりに翻弄される外来担当看護師・時田真希(桜庭ななみ)の世にもまれなかわいさです。かわいいよ、ナースななみかわいいよ・・・ですので本編がある程度バタバタしていても大丈夫です。
手術担当看護師・今井麻衣(江口のりこ)の鼻で笑う感じもアクセントになっています。
ま、それはそれとして・・・天才町医師の波多野邦夫(平田満)の息子の卓巳(相葉雅紀)は盲腸の手術もこなせる内科医で自称・総合医・・・つまり、何でも屋で・・・三時のおやつだけはどうしても食べたい性格です。ま・・・相葉くんのすることなので許してあげてください。
一方、さすがのなんちゃって女子高生も披露で初回から大サービスの橘歩美(多部未華子)は改名しなければならないほどの暗い過去を持つ元・救命医。しかも専門は脳神経外科医というクール・ビューティーです。もう、ツンデレで間違いなしのお約束キャラです。
心臓も消化器も切れてロボットでも切れる。高木淳二(田辺誠一)はアメリカ帰りのシャア。すべての女性とベッドを共にすることを願う涙もろい男。
「子は鎹だから、ママは僕を金づちで打ったんだね」と恐ろしいオチの落語を得意とした亡き息子を忍ぶ研究医・古牧利明(小日向文世)・・・。そのためにクローン技術で息子を再生することに一生を捧げているようである。ある意味、マッドでございます。
失明から回復し、医療は算術に目覚めた神経眼科医・副島雅臣(北村有起哉)は金払いのいい客が重い病気にかかることを心から望んでいるおぼっちゃまである。テロリストや税金の人ではありません。
そして・・・今回はゲスト患者・やたらとガンに蝕まれた男・宮本(佐藤祐基)の妻と言っているが婚姻届未提出の森田理沙子(佐藤江梨子)と胸揺らせ合戦を繰り広げる萩原雪代(小池栄子)は血液内科医である。バツイチ、子持ちだが親権なしでギャンブル愛好家というおなじみの設定である。
「もう15回、余命宣告されているんです」
「いろいろとかかるので保険が効かないので700万円になります」
「最先端医療対応保険に入っとけという話ですよね」
「ええ・・・ゆとりがあれば」
「失敗したら踏み倒せますか・・・」
「保証人たくさんつけてもらえないと手術はできません」
「そういう時代ですか」
「そういう時代です」
「失敗したらと思うと入籍できません」
「成功したらこっそり区役所に出しちゃえばいいんですよ」
「何があったんです」
「心配しないで・・・予断を許さない状況だから」
「ええーっ・・・心も胸も揺れる~」
「私だって負けないわよ~、ひとつ先輩として~」
「ぷるぷるぶるん」
「ぷるんぷるん」
・・・いい加減にしとけや。
「しまった・・・輸血回復待ちしてたら時間たりなくなっちゃった」
「私、後40分かかる~」
「俺、一時間・・・」
「残り一時間ちょっとじゃ無理だな」
「大丈夫です・・・同時にアタックすればいいんです」
「なるほど・・・ジェットストリュームアタックだな、マッシュ、オルテガ」
「いや、あれはちょっと違うでしょ」
「私はララア」
「さあ、心臓を動かす時間が来ましたよ~」
「初回は動く方にカシオミニを賭けてもいい」
「え・・・高木さんと萩原さんってできてるんですか」
「いや・・・一回だけ性交しただけなんだって」
「認めたくないものだな若さゆえのあや・・・」
「一人くらいは死ぬのかな・・・」
「死なない方にカシオミニを賭ける人いませんか~」
以上・・・何かと嗅ぎまわる雑誌記者・宇田朋子(前田亜季)のとりとめない取材でお届けしました。
関連するキッドのブログ→赤川次郎原作 毒<ポイズン>
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コメント
ホント(笑)
キャラが揃ってしまい
まさに息ができない冬( ´艸`)プププ
それと
こっちは江口さんなんですよねー。
どうにもサクラ(身の上に夫婦で、、笑)さんと
間違えてしまいます(^^ゞ
遅ればせながら
明けましておめでとうございます!
毎度ながら
マイマイペースで
気まぐれやなワンでして
こんなやつですが
また宜しくお願いします。
投稿: ルル | 2013年1月16日 (水) 22時47分
YY*★*YY~ルル様、いらっしゃいませ~YY*★*YY
謹賀新年でございます。
本年もよろしくお願いします。
ものすごく集めてきましたね。
まあ、ある意味よってたかってでございます。
野田さん組の安藤サクラは
今季は「カラマーゾフ」と「ミチル」に出ていて
商売繁盛ですな。
江口のり子は二期連続・火曜日のナースです。
いつもうちのニャンコがお世話になっております。
そちらにお邪魔の際は可愛がってくださりませ~
投稿: キッド | 2013年1月17日 (木) 00時10分