シェアハウスの女(水川あさみ)と異星の人(大泉洋)と異性の思い人(谷原章介)と実はお嬢様(木南晴夏)
カオル(川口春奈)のあてつけのキスはいいのか。
また、それ目当ての通りすがりの人が大量に発生するからな。
200万アクセス目前なので少数精鋭で・・・。
今回は「と」なんだろう。
「と」は将来性があるよね。
・・・それは将棋の話か。
なんか、発展性とか絆とかもあるし。前のめり感もあるでしょ。
ととと・・・か。
うん・・・とととっ。「お」の支援が必要だろ・・・。おっととと。
もう、いいだろう。
で、『シェアハウスの恋人・第3回』(日本テレビ20130130PM10~)脚本・山岡真介、水橋文美江、演出・吉野洋を見た。問題は宇宙人である川木辰平(大泉洋)の母星である「1979 ZU-3」だよなあ。脚本家が惑星と恒星の区別がついているかどうか・・・心配だよなあ。・・・そこからかよ。女の子って「星の多くは太陽みたいな恒星なんだよ」って説明してもピンと来ないこと多いんだよねえ。「月が太陽光の反射で光っている」ように「金星や火星が光っていて・・・その他の星とは違うんだ」っていうのも聞き流すよね。「火星人」はギャグだと思うけど・・・本気だったらどうしようかと思うしねえ。「アルタイル(わし座α星=彦星)に王子様が住んでいるのよね」って・・・燃え尽きるわ。・・・そこまで蔑まなくても。今回、共同執筆だぜ。じゃ、文系かっ。
地球のように人が住める太陽系外の惑星を発見するために本格的な調査が始ったのは21世紀にはいってからである。そのために地球型惑星探査機としてCOROT、ケプラーなどが打ち上げられている。COROTは2009年にいっかくじゅう座の恒星CoRoT-7に直系が地球の1.7倍のCoRoT-7bを発見した。地球からの距離は490光年である。また、2012年に地球から620光年のケプラー22にはハビタブルゾーン(生命居住可能領域)に惑星ケプラー22bが存在する可能性があると発表されている。
400光年の彼方、おうし座プレアデス星団(すばるぼし)の向こう側にあり、地球からの距離500光年の地球によく似た惑星1979 ZU-3・・・検索できませんっ。
でも、本人が言ってるんだから・・・きっとあるんだろう・・・少なくとも脚本家の脳内宇宙には・・・。
シェアハウスでは家賃もシェアするのである。
三人住んでいて家賃を二人で払うのは不合理なので・・・桜井雪哉(谷原章介)の就職運動に熱中する独身OL・津山汐(水川あさみ)と宇宙人だった。
片思いの連鎖は桜井が妻子ありながら「辰平を愛してる」宣言をして・・・宇宙人が汐に片思い、汐が桜井に片思い、桜井が宇宙人に片思いで一方通行の三角関係成立である。
汐は桜井の就職先に頭を悩ませるが、職場の隣の席の望月メグ(木南晴夏)が本社の専務の娘であり、強力なコネクションを持っていることを知り、協力を仰ぐ。
面接用のスーツまで購入し、お膳立てをしたのに面接を拒否した桜井のために宇宙人が代理として面接を受け、「身投げ覚悟で働く」「体を売る気で勤める」などと日本語翻訳機能の限界のために不合格となるのだった。
地球人への変身は一回しかできないものと推定される。
まさか・・・地球人型宇宙人ということはないだろうな。それは確率的に奇跡だよな。
いや・・・宇宙不死鳥伝説的にはありじゃないか。
一方、お嬢様・望月メグは物凄い職業的な無能さを発揮し、その尻拭いに奔走する破目となった汐。
まるでやる気のないメグ、かわいいよメグ、かわいいよである。
挙句の果てにメグから「どうしてこんなにつまらない仕事のために頑張れるんですか」と問われ精神を失調するのだった。
しかし、率先して手押し車を押したりしてお嬢様らしい誠意を見せるメグには気がつかないのだ。
その夜、桜井を問い詰める宇宙人。
「どうして面接を受けなかったんですか」
「スーツが嫌いなんだ・・・」
「なぜです・・・」
「俺は18年の間、スーツを着て働いた。結婚して10年、夫としてスーツを着て働いた。息子が生れて六年、父親としてスーツを着て働いた。そしてある朝、妻に言われたんだ。あなたって本当につまらない男ね・・・と。そして、俺はスーツが嫌いになった」
妻(須藤理彩)の好感度が今世紀最大レベルで下がった瞬間である。
ひどいことをしたのは・・・桜井ではなく・・・その妻だったのだった。
言葉を失う宇宙人。
そこで汐が涙で乱入する。
「一言・・・良いですか。頑張っても報われない人はどうすればいいんですか。もてる男は余裕ありですか。私は今日もつまらない仕事を頑張っちゃいました。自分のこともままならないのに・・・就職の世話なんかしてしようとしてすいませんでした」
家を飛び出した汐を追跡装置でトランスポートする宇宙人。そして桜井。
桜井の差し出したハンカチを受け取る汐だった。
「明日・・・早いんだ・・・とっとと帰ろう」
「え・・・」
「バイトだから・・・」
こうして弁当屋で桜井は働きだしたのだった。
その頃、男女雇用均等法の社会に叛旗を翻す汐の弟の大学生・サザエさん万歳の凪(中島裕翔)はそのカツオ根性に鉄槌を下されて、恋人の錦野カオル(川口春奈)に別の男とのキスを見せつけられた上に捨てられるのだった・・・まあ、当然だな。
カオルのいい加減な行動。脚本家・・・若い女の子に全く興味ないんだな。女流だからな。だから共作だって。
そして、NASAで働く夫を持つ火星人の元女優(もたいまさこ)は宇宙人と異星人同志の交流を深めて行く。・・・ここは引っ張るんだな。女流だからな。・・・共作。孫(鈴木福)もいる火星人。異種交配か・・・いややはり不死鳥伝説(宇宙には人類と同祖のヒューマノイドが広く分布しているという仮説)か・・・。SFかっ。パンスペルミア説かっ。
関連するキッドのブログ→第2話のレビュー
| 固定リンク
コメント