ビブリア古書堂の事件手帖はTバックとかOバックとかニップレスとは無関係です(剛力彩芽)
ことわるまでもないだろう。
いや・・・「スマスマ」のSMAPと壇蜜と嗣永桃子の即興風コントがちょっと面白かったものですから~。
中居「なんか、言いたいことありますか?」
壇蜜「かっこいいポーズを決めてもらいたい」
中居「どんなポーズ?」
壇蜜「私が悪役になるのでゴレンジャーみたく・・・」
嗣永桃子が人質になり、「後ろも前もTバックにしてやろうか」・・・まあ、前はTフロントだが・・・「ニップレスをはがしてやろうか」などと下ネタで脅迫する壇蜜。
スマレンジャーが次々とアタックするが・・・みんな壇蜜のセクシー電波の虜となってしまう。
最後に赤スマレンジャー(木村拓哉)が中二病系のポーズを決めた後・・・。
「そんなこといって・・・知っているぞ・・・お前は服部栄養専門学校卒業で調理師免許持ってるだろうがっ」(由緒正しいプロフィール記載事項)を決めると壇蜜がノックアウト。
「テクニカルクラス(テクニカルコース)でした・・・」
これに木村拓哉は「なに・・・テクニカルクロス」と聞き間違えでダメ押しするのだった。
テクニカルクロス・・・激しい妄想渦巻くフレーズすぎる・・・。
・・・おい、もういいか?
で、『ビブリア古書堂の事件手帖・第1回』(フジテレビ20130114PM9~)原作・三上延、脚本・相沢友子、演出・松山博昭を見た。「大切なことはすべて君が教えてくれた」「アスコーマーチ〜明日香工業高校物語〜」「Wの悲劇」と武井咲のおしゃれ小鉢としてキャリアを積んだ剛力彩芽がついに月9ヒロインである。なんかのしあがった感じバリバリでございます。そういうイメージも含めて女優なので・・・頑張ってもらいたい気がします。まあ・・・本当に微妙な顔立ちなので・・・大変だと思いますがーーーっ。
そんな剛力彩芽が演ずるのは鎌倉の片隅で営業している古本屋「ビブリア古書堂」の店主・篠川栞子である。古書に関して並外れた知識を持つ・・・原作的には長髪・スリム・巨乳のヒロインである。もちろん・・・原作は原作。ドラマはドラマなのでイメージ違いすぎでも構わないのだな。かっては長い髪がトレードマークだった女優なので伸ばしてくるかと思ったが伸ばしてきませんでしたーーーっ。巨乳はなろうと思えばなれる時代でもあえてならないのも生きる道ですからなーーーっ。
とにかく・・・セピア色の店内でタイトルバックでは本がバラバラと崩れ落ちる・・・あの日を思い出してぞっとしたことは特筆しておきますーーーっ。
・・・絶叫しすぎじゃないか・・・。
ちなみにビブリアとはラテン語でバイブル(聖書)のことだ。
さて・・・そんな彼女の前に一人の男が現れる。
幼い頃のトラウマで本を読もうとすると眩暈を感じる障害者・五浦大輔(AKIRA)である。
原作最大のエラーだと思うが・・・つまり教科書も読めないわけで・・・進学も難しいだろうなあ・・・という設定である。
まあ・・・スマホなら大丈夫というのならそれ以後は大丈夫で・・・いや、逆にキャラとして成立しない・・・。
つまり、無理のある設定の極みなのでございます。
本が読めないか・・・そうだったら・・・いいよなあ。一日三冊として一年でおよそ千冊、十年で一万冊・・・それだけの読書の時間を他に使ってたら・・・もっと充実したリアルな人生送れたかもなあ・・・何を後悔しているんだ。
とにかく・・・そういう設定の年齢不詳の無職の男・大輔は祖母(赤座美代子)の遺物である大量の書籍を古書店に持ち込むのだった。
その一部である岩波書店「漱石全集・新書版」の一冊「第八巻・それから/夏目漱石」に目を留める栞子・・・。
「この本は・・・愛のミステリを含んでいます・・・」と目を輝かせるのである。
「はあ・・・?」と一刻も早く換金したい大輔はイラッとする。
しかし・・・今は亡き祖母の人生と・・・母(松坂慶子)の出生の秘密が解き明かされるにつれ・・・何故か・・・栞子に心を奪われる大輔なのだった。
本好きでおっとりとした栞子と・・・がさつだが読書に憧れる大輔はないものねだりで魅かれあうという常套手段なのだが・・・この点はちょっと微妙だったよな。
まあ・・・大輔に関しては原作からしてキャラ設定のミスがあるのだから仕方ないか。
やがて・・・祖母の葬儀に現れた見知らぬ老人こそが・・・実の祖父だと気がつく大輔だった。
「つまり・・・祖母は不倫をして・・・その結果、母が生まれて・・・戸籍上の祖父とはまったく似ていない僕が生まれたということか・・・おじいちゃんのことあまり、知らなくてよかった~。知ってたらきっと憐れな感じですものね~。それにしてもばあちゃん、不義密通とはやるもんだ・・・」
「いえ・・・その・・・それからは・・・明治の文豪の文学ですから・・・もう少し・・・文学的な話で」
「明治時代の知的階級の葛藤が・・・戦後の昭和では庶民レベルまで落ちてきたということですよね・・・しかし・・・文京区春日二丁目は広かったな・・・」
「鎌倉から東京下町まで結構ありますもんね、下調べ充分にしても二、三日くらいは滞在しないと調べきれませんよねえ。パッと言って半日で捜し尽くすのも無理な話です」
「母が松田優作が長井代助を演じた森田芳光監督の「それから」(1985年公開)を見ていたんで助かりました。不倫相手が藤谷美和子で、その夫が小林薫のやつ・・・」
こうして・・・最初の事件は解決する。
しかし・・・よくわからないが・・・大輔に魅かれたらしい栞子は古書店への就職を大輔に持ちかける。
警備員の仕事に朝ドラマの主人公の父親同様に偏見を持つ大輔だったが・・・古書店の従業員でも不服ではないようだった。
「そのかわり・・・僕にもっと本の話を聞かせてください・・・」
いい年をして読み聞かせをおねだりする大輔。
そして渡りに船のヒロインなのである。
こ・・・これは・・・微妙だな。微妙すぎるなーーーっ。
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コメント
キッドさん☆おはようございます(*^o^*)
ふふふ キムタクがエプロンをとった時 なんでだかよくわからなかったんですけれど ラストも綺麗に決まって さんスマより即興の楽しさが出ていて楽しかったです♪
まぁ男性陣は私の何倍も楽しかった気がしますけど(^^;
おしゃれ小鉢☆って
もう大笑いしちゃいました
小鉢だったからか三枚目キャラ?のせいか なんか彩芽ちゃん嫌いじゃないです
このドラマが発表があった時はものすごく微妙に感じましたが 今クールのドラマが長瀬君以外それほどキャスト的にひかれなかったこともあって段々古書堂のオンエアが楽しみになってました
彼女の事を思うと2番手がもっと若い演技が出来る役者さんが来てくれていたら仕上がりも随分違っていた気がしました
でも原作が素晴らしいのでしょうね
普段 ドラマで扱わない題材なので雰囲気もいいし 本がすごく読みたくなって悪くはなかったです
毎週絶対見ようとは思わないけれど 本の内容も気になるし結構見ちゃうかもです(^^)
投稿: chiru | 2013年1月15日 (火) 07時59分
ふふふ・・・エプロンは穢れを拭うものですからな。
汚れた下ネタ魔女を無垢に戻すのですな。
もちろん、木村拓哉が脱ぐという淫靡な前戯でもあります。
流れのある脚本でもあったように見えますが
最後は言い間違えもあって
即興性の高さが演出できていましたな。
見事な一幕(コント)だったと考えます。
キッドはずっとニヤニヤしていました。
昔・・・片岡鶴太郎といえば
ビートたけしのおしゃれ小鉢だったわけですから
剛力はまさにそういうポジションから
はいあがってきたわけです。
関連するキッドのブログであげた
「バッテリー」「チョコミミ」なんかにも
出演しているのですが
キッドは剛力には一言も触れてません。
そのくらい・・・ある意味、不憫な存在だったので
ございます。
しかし・・・なかなか消えずについに
タイトルネームにまで・・・。
ものすごいたくましさを感じます。
そういう屈折が目元にあらわれて
どうしても「清純」には見えない・・・。
これが宿命というものなのでしょう。
まあ、上戸彩の穴を埋めるべく
・・・ということは百恵系です。
エグザイルと共演ですからな。
相当に演技力を向上させていかないと
辛いこと間違いなしでございます。
キッドは歌のレッスンを受けるべきだと考えます。
なんとなく・・・いつも便意をこらえているような
ブレスが気になるのですな。
悪意でなく老婆心で申します。
・・・お前、男だろっ。
CMで堀北真希が出れば
ホマキでよかったただろう・・・というポジション。
顔立ちで言えば蒼井優でも良かったし
この役こそ武井咲だったな・・・だし
若手でいえば川口春奈とか
桐谷美玲とかが
はまる役です。
それをあえて剛力なんですからね~。
男性役も生田斗馬とか
松岡・・・いや高橋光臣とかもはまりそうなところ。
まあ・・・「彼」もそれなりに
頑張ってましたけどな。
「劇中書物」はおタク的には萌えるところ。
しかし・・・お茶の間的には微妙でしょうから
その接点の探り方がポイントになると考えます。
まあ・・・キッドは生温い感じで見守りたいと思ってます。
投稿: キッド | 2013年1月15日 (火) 19時12分