« 百年の時は一瞬に過ぎぬのでございます(綾瀬はるか) | トップページ | ラストホープの相葉雅紀、なんちゃって多部未華子、紫の薔薇の田辺誠一、地所を見に行く桜庭ななみ、夢の共演サトエリA子、みんなまとめて取材しちゃうぞ(前田亜紀) »

2013年1月15日 (火)

ビブリア古書堂の事件手帖はTバックとかOバックとかニップレスとは無関係です(剛力彩芽)

ことわるまでもないだろう。

いや・・・「スマスマ」のSMAPと壇蜜と嗣永桃子の即興風コントがちょっと面白かったものですから~。

中居「なんか、言いたいことありますか?」

壇蜜「かっこいいポーズを決めてもらいたい」

中居「どんなポーズ?」

壇蜜「私が悪役になるのでゴレンジャーみたく・・・」

嗣永桃子が人質になり、「後ろも前もTバックにしてやろうか」・・・まあ、前はTフロントだが・・・「ニップレスをはがしてやろうか」などと下ネタで脅迫する壇蜜。

スマレンジャーが次々とアタックするが・・・みんな壇蜜のセクシー電波の虜となってしまう。

最後に赤スマレンジャー(木村拓哉)が中二病系のポーズを決めた後・・・。

「そんなこといって・・・知っているぞ・・・お前は服部栄養専門学校卒業で調理師免許持ってるだろうがっ」(由緒正しいプロフィール記載事項)を決めると壇蜜がノックアウト。

「テクニカルクラス(テクニカルコース)でした・・・」

これに木村拓哉は「なに・・・テクニカルクロス」と聞き間違えでダメ押しするのだった。

テクニカルクロス・・・激しい妄想渦巻くフレーズすぎる・・・。

・・・おい、もういいか?

で、『ビブリア古書堂の事件手帖・第1回』(フジテレビ20130114PM9~)原作・三上延、脚本・相沢友子、演出・松山博昭を見た。「大切なことはすべて君が教えてくれた」「アスコーマーチ〜明日香工業高校物語〜」「Wの悲劇」と武井咲のおしゃれ小鉢としてキャリアを積んだ剛力彩芽がついに月9ヒロインである。なんかのしあがった感じバリバリでございます。そういうイメージも含めて女優なので・・・頑張ってもらいたい気がします。まあ・・・本当に微妙な顔立ちなので・・・大変だと思いますがーーーっ。

そんな剛力彩芽が演ずるのは鎌倉の片隅で営業している古本屋「ビブリア古書堂」の店主・篠川栞子である。古書に関して並外れた知識を持つ・・・原作的には長髪・スリム・巨乳のヒロインである。もちろん・・・原作は原作。ドラマはドラマなのでイメージ違いすぎでも構わないのだな。かっては長い髪がトレードマークだった女優なので伸ばしてくるかと思ったが伸ばしてきませんでしたーーーっ。巨乳はなろうと思えばなれる時代でもあえてならないのも生きる道ですからなーーーっ。

とにかく・・・セピア色の店内でタイトルバックでは本がバラバラと崩れ落ちる・・・あの日を思い出してぞっとしたことは特筆しておきますーーーっ。

・・・絶叫しすぎじゃないか・・・。

ちなみにビブリアとはラテン語でバイブル(聖書)のことだ。

さて・・・そんな彼女の前に一人の男が現れる。

幼い頃のトラウマで本を読もうとすると眩暈を感じる障害者・五浦大輔(AKIRA)である。

原作最大のエラーだと思うが・・・つまり教科書も読めないわけで・・・進学も難しいだろうなあ・・・という設定である。

まあ・・・スマホなら大丈夫というのならそれ以後は大丈夫で・・・いや、逆にキャラとして成立しない・・・。

つまり、無理のある設定の極みなのでございます。

本が読めないか・・・そうだったら・・・いいよなあ。一日三冊として一年でおよそ千冊、十年で一万冊・・・それだけの読書の時間を他に使ってたら・・・もっと充実したリアルな人生送れたかもなあ・・・何を後悔しているんだ。

とにかく・・・そういう設定の年齢不詳の無職の男・大輔は祖母(赤座美代子)の遺物である大量の書籍を古書店に持ち込むのだった。

その一部である岩波書店「漱石全集・新書版」の一冊「第八巻・それから/夏目漱石」に目を留める栞子・・・。

「この本は・・・愛のミステリを含んでいます・・・」と目を輝かせるのである。

「はあ・・・?」と一刻も早く換金したい大輔はイラッとする。

しかし・・・今は亡き祖母の人生と・・・母(松坂慶子)の出生の秘密が解き明かされるにつれ・・・何故か・・・栞子に心を奪われる大輔なのだった。

本好きでおっとりとした栞子と・・・がさつだが読書に憧れる大輔はないものねだりで魅かれあうという常套手段なのだが・・・この点はちょっと微妙だったよな。

まあ・・・大輔に関しては原作からしてキャラ設定のミスがあるのだから仕方ないか。

やがて・・・祖母の葬儀に現れた見知らぬ老人こそが・・・実の祖父だと気がつく大輔だった。

「つまり・・・祖母は不倫をして・・・その結果、母が生まれて・・・戸籍上の祖父とはまったく似ていない僕が生まれたということか・・・おじいちゃんのことあまり、知らなくてよかった~。知ってたらきっと憐れな感じですものね~。それにしてもばあちゃん、不義密通とはやるもんだ・・・」

「いえ・・・その・・・それからは・・・明治の文豪の文学ですから・・・もう少し・・・文学的な話で」

「明治時代の知的階級の葛藤が・・・戦後の昭和では庶民レベルまで落ちてきたということですよね・・・しかし・・・文京区春日二丁目は広かったな・・・」

「鎌倉から東京下町まで結構ありますもんね、下調べ充分にしても二、三日くらいは滞在しないと調べきれませんよねえ。パッと言って半日で捜し尽くすのも無理な話です」

「母が松田優作が長井代助を演じた森田芳光監督の「それから」(1985年公開)を見ていたんで助かりました。不倫相手が藤谷美和子で、その夫が小林薫のやつ・・・」

こうして・・・最初の事件は解決する。

しかし・・・よくわからないが・・・大輔に魅かれたらしい栞子は古書店への就職を大輔に持ちかける。

警備員の仕事に朝ドラマの主人公の父親同様に偏見を持つ大輔だったが・・・古書店の従業員でも不服ではないようだった。

「そのかわり・・・僕にもっと本の話を聞かせてください・・・」

いい年をして読み聞かせをおねだりする大輔。

そして渡りに船のヒロインなのである。

こ・・・これは・・・微妙だな。微妙すぎるなーーーっ。

関連するキッドのブログ→鹿男あをによし

バッテリー

チョコミミ

シナリオに沿ったレビューをお望みの方はコチラへ→くう様のビブリア古書堂の事件手帖

|

« 百年の時は一瞬に過ぎぬのでございます(綾瀬はるか) | トップページ | ラストホープの相葉雅紀、なんちゃって多部未華子、紫の薔薇の田辺誠一、地所を見に行く桜庭ななみ、夢の共演サトエリA子、みんなまとめて取材しちゃうぞ(前田亜紀) »

コメント

キッドさん☆おはようございます(*^o^*)
ふふふ キムタクがエプロンをとった時 なんでだかよくわからなかったんですけれど ラストも綺麗に決まって さんスマより即興の楽しさが出ていて楽しかったです♪
まぁ男性陣は私の何倍も楽しかった気がしますけど(^^;

おしゃれ小鉢☆ってもう大笑いしちゃいました
小鉢だったからか三枚目キャラ?のせいか なんか彩芽ちゃん嫌いじゃないです
このドラマが発表があった時はものすごく微妙に感じましたが 今クールのドラマが長瀬君以外それほどキャスト的にひかれなかったこともあって段々古書堂のオンエアが楽しみになってました
彼女の事を思うと2番手がもっと若い演技が出来る役者さんが来てくれていたら仕上がりも随分違っていた気がしました
でも原作が素晴らしいのでしょうね
普段 ドラマで扱わない題材なので雰囲気もいいし 本がすごく読みたくなって悪くはなかったです
毎週絶対見ようとは思わないけれど 本の内容も気になるし結構見ちゃうかもです(^^)

投稿: chiru | 2013年1月15日 (火) 07時59分

シンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃいませ・・・大ファン

ふふふ・・・エプロンは穢れを拭うものですからな。
汚れた下ネタ魔女を無垢に戻すのですな。
もちろん、木村拓哉が脱ぐという淫靡な前戯でもあります。

流れのある脚本でもあったように見えますが
最後は言い間違えもあって
即興性の高さが演出できていましたな。
見事な一幕(コント)だったと考えます。

キッドはずっとニヤニヤしていました。

昔・・・片岡鶴太郎といえば
ビートたけしのおしゃれ小鉢だったわけですから
剛力はまさにそういうポジションから
はいあがってきたわけです。

関連するキッドのブログであげた
「バッテリー」「チョコミミ」なんかにも
出演しているのですが
キッドは剛力には一言も触れてません。
そのくらい・・・ある意味、不憫な存在だったので
ございます。

しかし・・・なかなか消えずについに
タイトルネームにまで・・・。
ものすごいたくましさを感じます。

そういう屈折が目元にあらわれて
どうしても「清純」には見えない・・・。
これが宿命というものなのでしょう。

まあ、上戸彩の穴を埋めるべく
・・・ということは百恵系です。
エグザイルと共演ですからな。

相当に演技力を向上させていかないと
辛いこと間違いなしでございます。
キッドは歌のレッスンを受けるべきだと考えます。
なんとなく・・・いつも便意をこらえているような
ブレスが気になるのですな。
悪意でなく老婆心で申します。
・・・お前、男だろっ。

CMで堀北真希が出れば
ホマキでよかったただろう・・・というポジション。
顔立ちで言えば蒼井優でも良かったし
この役こそ武井咲だったな・・・だし
若手でいえば川口春奈とか
桐谷美玲とかが
はまる役です。

それをあえて剛力なんですからね~。

男性役も生田斗馬とか
松岡・・・いや高橋光臣とかもはまりそうなところ。
まあ・・・「彼」もそれなりに
頑張ってましたけどな。

「劇中書物」はおタク的には萌えるところ。
しかし・・・お茶の間的には微妙でしょうから
その接点の探り方がポイントになると考えます。

まあ・・・キッドは生温い感じで見守りたいと思ってます。

投稿: キッド | 2013年1月15日 (火) 19時12分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ビブリア古書堂の事件手帖はTバックとかOバックとかニップレスとは無関係です(剛力彩芽):

» 【ビブリア古書堂の事件手帖】 第1話 初回感想 [ドラマ@見取り八段・実0段]
古い本の価値というのは様々な要素によって決められています。 例えば… 著者のサインが入っているというのも重要な要素の一つでしょう。 ただし、それが献呈署名である場合は価値を認められないことが多...... [続きを読む]

受信: 2013年1月15日 (火) 03時59分

» 「ビブリア古書堂の事件手帖」第一回 剛力彩芽さんよく頑張ってます [今日も何かあたらしいドラマ]
「ビブリア古書堂の事件手帖」本が好きで推理小説が好きな私には、 おあつらえ向きな、すっとなじめて入り込めたドラマでした。 原作は未読だし「それから」は読んだかどうかも覚えてない。 だからよ...... [続きを読む]

受信: 2013年1月15日 (火) 09時50分

» ゴリ9「ビブリア古書堂の事件手帖」第1話★目が虚ろな剛力彩芽 [世事熟視〜コソダチP]
「ビブリア古書堂の事件手帖」第1話 偽のサインと古書に秘められた謎 ベストセラーになった軽ミステリを原作にした恐怖のゴリ押し月9『ビブリア古書堂の事件手帖』がいよいよ開幕。 (たまたまなんだけど、剛力彩芽が出てた『いいとも』まで見てしまった・・・目立つ指原を剛力が睨んでいましたね。) 怖いもの見たさで『ゴリビア古書堂の事件手帖』をチェックしましたが、危惧していた以上に印象が良くなかったです。 たとえば、ビブリア古書堂の店の造り。 一見するとアンティークな感じとセピア色がか... [続きを読む]

受信: 2013年1月15日 (火) 10時42分

» ビブリア古書堂の事件手帖 [AKIRAのドラマノート]
初回の感想  [続きを読む]

受信: 2013年1月15日 (火) 11時12分

» ビブリア古書堂の事件手帖 第1話: [あるがまま・・・]
夏目漱石の偽サインに隠された意味、そして古書に秘められた謎の真相を解き明かす! イメージ通り!( ̄ ̄ー ̄ ̄)ニヤニヤ やっぱ高橋克実さんはこうでなくちゃ!役者さんなので、もちろん色んな役柄を 演じるスキルは持ち合わせてらっしゃるんだろうし、【梅ちゃん先生】での...... [続きを読む]

受信: 2013年1月15日 (火) 11時27分

» ビブリア古書堂の事件手帖 第1話 [ぷち丸くんの日常日記]
ビブリア古書堂の店主・篠川栞子(剛力彩芽)のところに、古書の査定のために五浦大輔(AKIRA)がやって来ます。 大輔が持ち込んで来た本は、亡くなった祖母の蔵書でした。 その本に「夏目漱石」と署名...... [続きを読む]

受信: 2013年1月15日 (火) 11時48分

» ビブリア古書堂の事件手帖 - 剛力彩芽 [新ドラマQ]
ビブリア古書堂の事件手帖 月曜 21:00 フジテレビ 2013年1月14日~ [キャスト] 剛力彩芽 AKIRA(EXILE) 田中圭 鈴木浩介 北川弘美 水野絵梨奈(FLOWER) トリンドル玲奈 内藤理沙 ...... [続きを読む]

受信: 2013年1月15日 (火) 15時02分

» 新ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」第1話 [日々“是”精進! ver.F]
献呈署名… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201301150001/ ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)三上 延 アスキーメディアワークス 2011-03-25売り上げランキング : 97Amazonで詳しく見る by G-Tools ... [続きを読む]

受信: 2013年1月15日 (火) 16時16分

» ビブリア古書堂の事件手帖 第1話 [レベル999のgoo部屋]
『偽のサインと古書に秘められた謎』 内容 古書の査定のため“ビブリア古書堂”を訪れた五浦大輔(AKIRA) 持ち込んだのは、亡き祖母・絹子が残した“夏目漱石全集” 査定が。。。遅い。。。いらつき始めたところ、 店主の篠川栞子(剛力彩芽)が、口を開ける。 書かれ...... [続きを読む]

受信: 2013年1月15日 (火) 17時41分

» ビブリア古書堂の事件手帖 第1話 [ドラマハンティングP2G]
「偽のサインと古書に秘められた謎」2013年1月14日 初回15分拡大  「ビブリア古書堂」の店主・篠川栞子(剛力彩芽)のもとに、古書の査定をしてほしいと五浦大輔(AKIRA)がやってくる。大輔が持ち込んだのは、亡くなった祖母の蔵書『夏目漱石全集』で、その『第八巻 それか…... [続きを読む]

受信: 2013年1月15日 (火) 17時47分

» ビブリア古書堂の事件手帖 第1話「夏目漱石の偽サインに隠された謎」(1) [D☆エディション]
本に秘められた物語と謎――。 原作が好評と聞いていたので、楽しみに視聴しました。 面白いですね!  1冊の本から紐解かれていく謎や持ち主の人生。 本の内容だけでなく関わった ... [続きを読む]

受信: 2013年1月15日 (火) 20時05分

» こんな店に入るんじゃなかった [虎団Jr. 虎ックバック専用機]
うっちー オーラ なさ過ぎシリーズ3巻で累計340万部のベストセラーをドラマ化し [続きを読む]

受信: 2013年1月15日 (火) 21時00分

» 『ビブリア古書堂の事件手帖』 第1話 [英の放電日記]
 初回を観ての第一印象は、上から目線ではあるが「悪くはない」。今後の展開に興味があり次週からも観ようと思う。  古書店の雰囲気も趣があり、街の風景も風情がある。ドラマの見せ方が『鍵のかかった部屋』を思い出させるなと思ったら、スタッフが同じらしい。  「...... [続きを読む]

受信: 2013年1月15日 (火) 23時22分

» 「ビブリア古書堂の事件手帖」1 ☆☆☆ [ドラマでポン]
印象的なオープニング。あのバタバタと落ちて行く本が、逆に跳んで本棚に収まっていくのなら満点だったのに(><)落ちた本のページが折れやしないか、CGでも気になって仕方が無 ... [続きを読む]

受信: 2013年1月18日 (金) 01時05分

» ビブリア古書堂の事件手帖 [のほほん便り]
初回が、夏目漱石ってあたり、渋いですよね。 原作ファンの間ではヒロインのキャスティングで、始まる前から「もの申す」と話題になってましたが、ドラマから先に観る分には抵抗ありませんでした。楽しめました セットも凝ってて、雰囲気です。 個人的には、剛力彩芽。大量露出の割にはヒットがなかった分、ようよう作品に恵まれたかな?ヨカッタね、とさえ感じてしまったのでした (^^;) あの男性は(見たことあるけれど)誰?と思ってたら、GTOで鬼塚先生、演じてたAKIRAだったのですね。むしろ、... [続きを読む]

受信: 2013年1月20日 (日) 15時39分

« 百年の時は一瞬に過ぎぬのでございます(綾瀬はるか) | トップページ | ラストホープの相葉雅紀、なんちゃって多部未華子、紫の薔薇の田辺誠一、地所を見に行く桜庭ななみ、夢の共演サトエリA子、みんなまとめて取材しちゃうぞ(前田亜紀) »