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2013年3月22日 (金)

好きだと言いなさい(瑛太)

ゼブラーマン」関連の記事にアクセスが入っていたらおめでただった。

で、相手はつるかめのサミーである。

なんていうか・・・お似合いだな。

それにしてもスポーツ紙・・・サミーを一般人レベルの扱いである。

まあ、購買層・・・男だからな。・・・お前もな。

サミーは今度は「みんな!エスパーだよ!」(テレビ東京)に出るのか・・・何役なんだよ。

できちゃった結婚を別のカップルで使ったけど・・・重ねてくるのかと思ったら・・・。

猫は鎹・・・。

だじゃれかよっ。

ポエムです・・・ポエムです・・・ポエムです。

で、『最高の離婚・最終回(全11話)』(フジテレビ20130321PM10~)脚本・坂元裕二、演出・並木道子を見た。墓参りにTシャツで行ったと思ったら寒くてダウンを再び取り出し・・・と思ったら汗ばんで寒暖の行きつ戻りつに春を感じる今日この頃である。綺麗にカレンダーと寄り添ったこのドラマ・・・目黒川の滸の桜の開花にもきちんとシンクロしたな。神が微笑むとはこういうこと。つまり、冬来たりなば春遠からじなのだ。

妻が去った後の寂寥感をでんぱ組.incで埋めた濱崎さん(瑛太)・・・。

そこはかとなく・・・廃墟と化した部屋からは愛猫たちが消えていたのである。

おそらく・・・最後の別れとやってきた星野さん(尾野真千子)がずさんパワーで窓を開けっ放しにしたままだったのだろう。

猫たちは放たれたのだった。

あわてて、「金魚カフェ」にやってきた濱崎さんは最後まで空気だった姉の智世(市川実和子)が匿っていた星野さんを発見する。

二人の愛猫家は早春の夜の街へと猫探しの旅に出るのだった。

みんなアソビでしょ

恋の始めは

その後で泣くのは嫌よ

見かけよりも臆病だし

その頃、紺野さん(真木よう子)と上原さん(綾野剛)は再び、婚姻届の準備に入っていた。

「どうして・・・前は出してくれなかったの」

「出そうとしていたら・・・友達の飼ってた犬がいなくなって一緒にさがしてくれって頼まれて・・・捜しているうちについ・・・」

「そういう・・・ついって・・・ありなの」

「・・・」

そこへ・・・結婚の保証人になる予定の濱崎さんがやってくる。

「猫がいなくなっちゃって・・・一緒に探してくれませんか」

「いや・・・それは」と口ごもる上原さん。しかし、紺野さんは「すぐに行きます」と即断するのだった。

結局、見つからないまま部屋に戻った二人。

明日、女優の道を踏み出すという星野さんにあわてる濱崎さんだった。

「それは駄目だよ・・・タオルなしで温泉に入ったら・・・もうただの女優じゃないよ。バナナの皮だって平気で剥くようになるよ。危険な一線を越えちゃうよ」

説明しよう。結婚は一種の国家管理の売春行為なので、あらゆる「女を売りにする行為」とは相容れないのである。「混浴温泉人妻しっぽり濡れ濡れ」で生だし、丸出し、顔射、いろいろまみれになって一部愛好家を喜ばすようでは倫理的に問題がある。当然、その発想は一部職業婦人に対する差別意識に満ちている。

元夫の懇願に・・・隠された愛を感じた元妻はちょっと折れてみた。

「わかった・・・今回はやめとく」

ほっとした濱崎さんはうっかり、ご愛用のでんぱ組.incグッズを発見されてしまうのだった。

「ちょっと・・・なによ・・・これ」

元妻は元夫の自分より若い女への拘泥に憤慨するのだった。

説明しよう。結婚は一種の国家管理の売春行為なので、あらゆる「女を売りにする行為」とは相容れないのである。「ねむきゅんで水玉オンラインでグラビアクイーンバトルでピコッピクッピカッて恋してよでビリビリのでんぱでふと気づいたらここで笑ってた」的なアイドルに夢中になってグッズを大人買いしちゃうような大人は人間性そのものを問われるのだった。当然、その発想は一部職業婦人に対する差別意識に満ちている。

こうして・・・お互いの些細な欠点が気になり、衝突しあう結婚時代の最悪な状況に回帰する二人だった。

翌日、「離婚は家族の問題だ。東京都では良くても山梨県や静岡県では認められない」という濱崎さんの父親(山崎一)の主導により、星野さんの実家で家族会議の開催が決定するのだった。

ついに登場する濱崎さんの母親(浅茅陽子)だった。

単なる発達障害ではなくて濱崎さんは父親譲りの潔癖症だったらしい。濱崎家の車は原則土足厳禁である。しかし、母親は・・・平気でイカの姿焼のタレを車内にこぼす女だった。

こうして、濱崎家の両親、星野さんの両親とその他の親戚一同の集った家族会議と言う名の宴席が始る。

「夫婦だって顔も見たくないことだってあるわよ」

「顔は見れます」

「じゃ、どこまでだと駄目なのよ・・・空気が吸えないの、手が握れないの、キスはどうなの」

「キスはちょっと・・・」という星野さんに「えーっ」と絶望する濱崎さんだった。

「じゃ、だめねえ」と同意する両家の母親だった。

後は飲めや歌えの宴会である。問題なのは山梨県側と静岡県側のどちらから見える富士山が表側なのかなのである。まあ、東京都側から見えるのが表に決まっているのだが。

「いいものみせてあげる」と濱崎さんの母親は星野さんに「離婚届」を見せる。

「男と女と夫婦と家族は違うんだ・・・夫婦には紙を役所に出せばなれる・・・けれど家族はな・・・ある日突然・・・」と星野さんの父親(ガッツ石松)は濱崎さんに最後の説教をしつつ酔い潰れる。

その喧騒を抜けて二人になる元夫婦。

「とりあえず・・・居場所ができたよ」

濱崎さんは祖母の亜以子さん(八千草薫)の言葉を思い出していた。

「幸せにするって言ったんでしょう・・・少なくとも幸せになれるところまで連れて行ってあげなさいよ・・・」

「じゃあ・・・明日、仕事があるんで最終電車で帰るよ・・・」

「じゃ、送って行く・・・」

こうして二人の新たなる旅が始るのであった。

いじめてあげる

「嫌われたいの?」と冷たく聴いて

いじめてあげる

最終バスの去った田舎路、小さな駅の改札口、普通列車を待つプラットホーム。

二人で閉めたドアの鍵。

そして発車のベルが鳴り響くと・・・濱崎さんは星野さんの手を引いたのだった。

持ち合わせがなかったので新横浜からは目黒まで徒歩での帰宅だった。

それは・・・あの震災の夜。

出会ったあの日へと続いていくのだった。

「私たち・・・駄目な夫婦だったよねえ」

「ボクはそう思わないな・・・星野さんと出会って・・・よかったと思ってる」

語られてきたセリフだったものが回想シーンとして色彩を取り戻す。

嫌だったこともすべてなつかしい思い出になっていることに気がつく二人。

どこにでもいる屋台の親父(時任三郎)も出現して・・・忘れていた何かを思い出す二人だった。

「お二人は恋人同志なのかな」

「いいえ・・・私たち結婚したんです」

「そうなんだ・・・悲しいことがあっても二人で乗り越えて幸せになれたら・・・悲しい事もきっといい思い出になるんじゃないかな」

公園の老人(山谷初男)と並んで愛の守護天使らしい。

そういう意味では歯科衛生士の奈菜(芹那)やフリーターの淳之介(窪田正孝)もそういう属性なのだろう。

そして、ついに星野さんの唇を不器用に奪う濱崎さんだった。

本気になったら負けそうだから

あなたから先に

好きだと言いなさい

二人のよりが戻ったのを確認して・・・猫も塒に戻るのだった。

夫婦喧嘩は猫も食わないのである。

そして・・・再び、四倍苦痛な結婚生活が始るのだった。

「どうも女の子らしいんですよ・・・世の中には悪い男であふれているんで心配で心配で」

「他人を好きになることで自分が好きになるってことありますね」

「カレーを作ったらかぶとむしの味がしました」

「ボクは最近変わったんです・・・ハマザキでもハマサキでもどっちでもいいかな・・・みたいな」

そして・・・人々の営みとは無関係に桜の花は咲く。

まあ・・・一生で百回も見れたら・・・それはそれで凄いと思える人々の話なのである。

二人では達成不可能だったりして。

もちろん・・・一人でだって桜は見れるけれど。

ちなみにライブでは・・・。

あなたから先に・・・と歌って、「さん、ハイ」で客席にマイクがむけられると・・・。

好きだと言いなさ~い・・・と男の子たちが応ずる。

在りし日の「好きと言いなさい」の発展系はちょっと微笑ましい。

関連するキッドのブログ→第10話のレビュー

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