家族ゲーム~みんな、いいねえという作戦(櫻井翔)
すべてを肯定するというのは人生の基本である。
つまり、あるがままにあるということだ。
それは限りなく無思慮に近く、無作為で、無感動ですらある。
しかし、人間はいたって弱い生き物であり、考えるなと言っても考えるし、やるなと言ってもやる、感動するなと言っても感動するのである。
たとえば、サッカー日本代表というものがある。日本人に生まれたし、サッカーが好きだし、小学生だし、日本代表入りを目指すということを肯定する作戦である。
そんなの無理だろうとはけして否定しないのだ。
ただ、「いいねえ」と言えばいい。
その日本代表が開催国ブラジル相手に「0-4」「0-3」と連敗中だとしても「ワールドカップで優勝する」と宣言する代表選手がいる。
それも「いいねえ」と言えばいい。
五輪でメダルを獲得した競泳選手が「私は女優になります」と宣言しても「いいねえ」と言うのである。
「トップアイドルになります」でも「いいねえ」で、「ナタリー・ポートマンになります」でも「いいねえ」なのである。
この作戦は・・・基本、とりあえずスタートできるという利点がある。
もちろん、「当たって砕けろ」から「失敗は成功の母」まで、結果についての名言が数々あることから必ずしも作戦が成功しないことは誰もが判っている。
それでも・・・「だめだろ」「むりだろ」「やめておけ」よりも・・・恐ろしいことに成功の可能性は高いのである。
その可能性が0.00000000001だとしても・・・ゼロではないからだ。
だから、いいねえ。
で、『家族ゲーム・最終回(全10話)』(フジテレビ20130619PM10~)原作・本間洋平、脚本・武藤将吾、演出・佐藤祐市を見た。もちろん、全肯定ゲームだけでは世界は成立しない。どちらかといえば否定に負うところは大きいわけである。たとえば原作付のドラマというものは原作の全肯定では成立しない。なにしろ、文学とテレビドラマほど表現方法が違うわけである。しかし、原作を否定するところからは始めないのが普通である。原作を肯定しつつどうドラマ化するかなのである。さらにリメイク作品の場合には前作を肯定するのか否定するのかはさらに複雑になってくる。そもそも前作が成功していなければリメイクは成立しにくいのであるが、その成功を否定して成功できるかという問題も生じてくるのである。映画「家族ゲーム」の主演者と、今回のドラマ「家族ゲーム」を比較して、前者を肯定して後者を否定することがすでに作戦として間違っているということがご理解いただけただろうか。まあ、一度でももの作りをした人間ならわかるだろう。お手本を否定したら失敗するのは目に見えているのである。
それと・・・前作を否定してチャレンジするというのは全く別の問題なのである。
やり直すというのは・・・今までの自分を否定してそれでも生きて行くということなのだ。
悪魔の家庭教師・吉本荒野/田子雄大(櫻井翔)の陰謀によって崩壊した沼田家。
その甘い結末が語られる救済篇である。
もちろん、「やり直そうとした沼田家」が引っ越した先が「黒ゆり団地」だったらどうするのか・・・という問題は常にあるわけだが・・・常にかよっ・・・そこは悪魔と悪霊の微妙なジャンルの違いで乗り越えて行くしかないのである。
「ねえ、遊ぼうよ」
「ごめん・・・出番ないみたいなんだ」
「ウソツキ・・・じゃ・・・泥沼よりもっと怖いところに連れていくよ」
「いやあ・・・沼田家のみんなが卍になるところもみたかったんだけどさ」
「ち・・・ち・・・ち・・・ち・・・」
ミノルくんは春子かよっ。
ええい、「クロユリ団地」も「あまちゃん」も禁止だ。
都合の悪いものは食べてしまうという次男の茂之(浦上晟周)は両親の離婚届けを消化しようとするのだが、用意周到な沼田佳代子(鈴木保奈美)は二枚目、三枚目を用意していたのだった。
妻の決意を知って夫の沼田一茂(板尾創路)は離婚に同意する。
長男の慎一(神木隆之介)にとってはどうでもいい問題である。
そこへやってきた悪魔の家庭教師だった。
「仕掛けてあった盗聴器と監視カメラの回収に来ました」
「警察に通報するぞ・・・」
「そういうことは100万円を返済してからにしてください」
「・・・」
ここから、再生篇が始り、崩壊した家族が立ち直って行くわけだが・・・そんなの結果論じゃないのか・・・という考え方がある。しかし、悪魔の家庭教師のやることはすべて予測の範囲内なのだという肯定論で押し切っていくのである。
「家族に犠牲者が出そうになったら死んでお詫びをする」という悪魔の家庭教師の釈明もかなりウソくさいのだが・・・そういうウソ臭さで騙される家族なのだと悪魔の家庭教師が推定していると肯定するのである。
人間には向き不向きがある。
片付けられないタイプだったら・・・ここまでしたらもう取り返しがつかないと思うのだが、この家族はやればできる子なのだ。
また、たった一回の失敗で鬱病を発症し、そのまま廃人と化す場合もあるのだが、この家族は心身はそこそこ健全で対応できると悪魔の家庭教師は神のように読み切っているという肯定なのである。
とにかく・・・家族はしばらく茫然としていたのだった。
家族の中で一番、この世に未練があるのは慎一である。
なぜなら・・・水上沙良/浅海舞香/立花真希(忽那汐里)への恋情がおさまりつかないのである。
再び、沙良を呼び出す慎一だった。
「一つ・・・訊き忘れたことがある」
「なに・・・?」
「田子雄大はどうして・・・吉本荒野を名乗ったのだろう・・・」
沙良は慎一をなぜか廃校になっている自分の母校に連れて行くのだった。
「田子先生は・・・真田くんを吉本荒野から守れなかった。その理由は吉本荒野が強く田子雄大が弱かったから。結果として一番弱い真田くんは自殺した。これは私の推測だけど・・・田子先生は真田くんを殺したのは自分だと思ったのではないかしら・・・。そして、強くなろうとしたのよ。その方法が悪意の体現者である・・・吉本荒野を見習うこと・・・手本とすること・・・吉本荒野になりきることだったのではないかしら。そして・・・悪の力で善をなそうとしたのではないかしら・・・」
「善なる悪か・・・ひどく矛盾してるな・・・」
「ここに・・・その記録があるわ・・・沼田家の家庭教師記録が・・・」
「・・・」
「あなたに渡すように言われていたの・・・これを読んで・・・どうするかはあなた次第なのよ」
慎一は家族を集めた。
「ここに悪魔の家庭教師が・・・沼田家を崩壊に導いた記録がある・・・父さんの悪口も書かれているし・・・母さんの悪口も書かれている・・・茂之がいじめっ子を今はいじめていることも書かれている。僕に至っては地球を滅ぼす悪魔のような扱いだ・・・でもね・・・僕は思う・・・確かに悪魔の家庭教師は狂っている・・・でも、そんな狂ってるやつにまんまと崩壊させられた我が家ってなんなのかなって・・・僕は今、思うんだ・・・お母さん、お父さん、そして茂之・・・このままじゃ、悔しくて悔しくてたまらないって・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
佳代子はたちあがった。もう限界だったのだ。佳代子はきれい好きなのである。
このゴミ箱の中の暮らしには耐えられなくなっていたのである。
佳代子は掃除を始めた。片付けられる女だったからである。
慎一はそれを手伝った。
慎一は要領のいい子なのである。
一茂は真剣に就職運動を開始した。実は働き者なのだ。
そして・・・茂之は山尾(西本銀二郎)への暴力行為を停止させた。
「もうやめよう・・・なぐりたいなら・・・僕をなぐっていいよ」
親友の園田(松島海斗)も応じた。
「茂之と一緒に殴られてやるよ」
ストレス解消法として暴力を選択していた悪鬼たちは小物だったらしい。
振り上げた拳を下ろすのだった。
「なんなんだよ」と猜疑心に満ちて山尾が問う。
「痛みを知ったら優しくなれるって家庭教師の先生に言われたんだ」
「・・・」
「僕は優しくなれた・・・君はどう?」
「さあな・・・俺は・・・人が苦しむのを見るのが好きで好きでたまらないのかもしれない」
「・・・」
「とにかく・・・僕は人を殴ってもストレス解消できない」
「じゃ・・・どうすんだよ」
「サッカーでもしようよ・・・」
「スポーツかよ・・・しょうがないなあ」
「ふん・・・つまらないやつらだな」といたぶられる喜びに目覚めた山尾は唇を尖らせるのだった。
佳代子は慎一と一緒に盗品を持って書店に謝罪に出向いた。
「ごめんで済んだら警察は要らないんですが・・・それじゃ、こっちも儲けがない。慰謝料として十万円お願いします」
「あの・・・ローンでもいいですか」
「いいですよ」
世の中はそこそこ吝嗇なのである。
エリートでなくなった一茂はそこそこの人生を目指し始め、気楽になった。
ファーストフード店の店長だって働ければそれでいい。
贅沢しなければ生きていけるのだ。
その程度の人間だったのである。
家も車もなんとか売却が成立し、借金は清算できたらしい。
そして、運よく転居先は黒百合団地ではなかったのだった。
狭いながらも楽しい我が家。
慎一は茂之の勉強をみてやった。
そして、編入試験を受けて高校に戻ったのだった。
経済規模を縮小することで・・・心にゆとりが生じる家族だったらしい。
佳代子もパートで働くのが苦にならないタイプだったらしい。
そして・・・慎一は・・・「愛」を学んだのだった。
慎一はセックスフレンドの最上飛鳥(北原里英)に再び交際を申し込む。
「どういう風の吹きまわし・・・」
「愛のあるセックスがしてみたくなったんだ」
「・・・」
要するに沼田家は小さくまとまったのだった。
やればできる子だった茂之は成邦館高校に合格した。
慎一は沙良から・・・悪魔の家庭教師への面会手段を伝えられる。
「真田くんの命日に・・・件の小屋で彼を慰霊するらしい」
慎一は悪魔の家庭教師を訪ねた。
「おかげで・・・家族記念日を祝うまでに・・・生温かい家族になっちゃいました」
「・・・」
「でも・・・あんたは間違っていると思う」
「・・・」
「人はそれぞれの幸せの尺度を持っている」
「・・・」
「あんたのは画一化された幸福の拡大再生産じゃないのか」
「・・・」
「まあ・・・幸せになっちゃったんで文句はないけどね」
「・・・」
「思うんだけど・・・真田の話も吉本の話も・・・全部、嘘なんだろう」
「・・・いいねえ」
悪魔の家庭教師は満足して・・・新たな獲物を求めて歩き出すのだった。
その歩みには狂人ならではの不気味さが滲み出る。
肯定化作戦に対するアンチテーゼは次の一句に集約される。
触らぬ神にたたりなし・・・なのである。
関連するキッドのブログ→第9話のレビュー
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コメント
モノローグとクレジット後に付けた部分は、どっちか一つにしておくべきだったでしょうかねぇ…。そういう意味においては『女王の教室』の完成度は高かったな…。でもあれからもう8年もたったのですね。まさに「8年前」か。
というわけで森カンナと安藤サクラ(俺得・夢の?)共演の番宣を観るのに間に合って良かったです。
投稿: 幻灯機 | 2013年6月21日 (金) 06時02分
キッドさん、こんにちは
家族ゲーム、いいですねえ。
会社のお金を横領しているのに、新しいところを紹介してくれる元部下とか、
それまで苛めていたのに、無かったかのように、サッカーを始める友達とか、
賃貸?なのに、壁を小奇麗に飾っちゃうお母さんとか、
あれだけ酷いこと言われたのに、元サヤに戻っちゃう彼女とか、
なんだか気持ち悪い・・・と思って見ていたんですが、
ラストシーンで、見事にひっくり返りましたねえ
思い返すと、先週の田子雄大の過去も、つじつまが合わないところがあったり、
吉本荒野になりきるにしても、
田子本人に、その素質が無いと、無理でしょうし・・・
まあ、真相は、藪の中なんでしょうけどね。
得体のしれない人物は、櫻井君には、ぴったりでしたね。
話は変わりますが、
今朝の放送で、ついにアキちゃんが東京に行っちゃいましたね。
私たちは、これから起きることを知っているので、
どの人を見ても、ついつい、これが今生の別れかー、と
思ってしまって、泣けてきてしまいます
投稿: mi-nuts | 2013年6月21日 (金) 10時58分
✪マジックランタン✪~幻灯機様、いらっしゃいませ~✪マジックランタン✪
まあ帝国的には
多くのお客様を相手にしているので、
親切丁寧に作ったということでしょうな。
どっちつかずは薄利多売の基本ですし。
まあ、悪魔は美男美女をこよなく愛するので
「電車男」の時にエルメス、本当に電車でいいのかよと叫んだように・・・
佳代子、一茂でいいのかよ
慎一、オバQでいいのかよ
と叫びました。
ま、家族ゲームの魅力は
キッドにとっては陳釜さんキャラの忽那汐里につきたんですけれど。
教育とは所詮
制度に都合のいい人格を養成することに
尽きるわけですからねえ。
右目左目距離やや長めがお好みなのですな。
わかります。
七月はすぐにスタートが常ですからねえ。
現在のところ・・・こんな感じ・・・。
(月)「SUMMER NUDE」長澤まさみ戸田恵梨香
(火)「スターマン~この星の恋~」有村架純
(水)「Woman」満島ひかり二階堂ふみ谷村美月
(木)「悪霊病棟」夏帆
(金)「リミット」桜庭ななみ土屋太鳳
(土)「斉藤さん2」桐谷美玲早見あかり
(日)「半沢直樹」上戸彩
ただし・・・(土)「あまちゃん」(日)「八重の桜」は
不動ですので・・・
この中から二作品は脱落。
とても「ショムニ」の割りこむ余地はありませんな。
http://www.fujitv.co.jp/shomu2/pre/caststaff.html
とにかく夏ドラマにしては・・・キャスティング申し分なしでございますね~。
投稿: キッド | 2013年6月21日 (金) 15時54分
✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭
ふふふ、人間の生き方についての
有名なゲームに「攻撃・友好ゲーム」というものがあります。
遭遇する時に選択肢は二つで「攻撃」か「友好」かです。
攻撃→友好なら攻撃側1点、友好側-1点。
友好→友好なら両者2点です。
攻撃→攻撃は両者マイナス2点となります。
どちらを選択するかプログラムを決めて
10回戦の総当たり戦を行います。
たとえばすべて友好とすべて友好が出会えば
20点を獲得。
しかし、すべて攻撃とすべて友好が出会えばすべて攻撃は10点、すべて友好はマイナス10点となります。
このゲームにおいて
好成績をおさめたプログラムの一つが
「しっぺ返し戦略」です。
友好でスタートし、攻撃された場合は次回を攻撃に変更し、友好と出会った場合、次回友好に戻るというそれだけのもの。
まあ、「やられたらやりかえす」だけのことですが。
家族ゲームの吉本の戦略は基本的にはこれなのですな。
しかし・・・「復讐」を続けるわけではない。
「友好的な相手」には握手を求めるということです。
そんな単純な作戦も
思いつかない人には思いつかない。
それを「教えてくれる人」はきっと「いい人」なのでしょうな。
まあ「いい人」が時にはものすごく「うざい人」でもあるのがこの世の醍醐味なんですな。
櫻井君は久しぶりにはまり役でしたな。
こういう得体のしれない人物を演じることこそが
彼の持ち味なのかもしれないと考えます。
まあ・・・「木更津」のバンビは別格として。
「あまちゃん」は基本的に死者の国の物語ですからな
泳いでいるのは三途の川のマーメイドですし。
現実の久慈市は
避難が上手く言って犠牲者は少なかったようですが
はたして虚構の北三陸市はどうなることやら。
本当にロマンチックだよ~
投稿: キッド | 2013年6月21日 (金) 16時31分
じいやちゃま、お疲れ様でした~♪
ゲームというゲームにはほとんど乗れないですが
バッグギャモンだけは自信ありますのよ。
読んで読んで頭がしびれるほど裏を読んで、
もとにもどって負けたりとか・・あれれ・・
じいやちゃまのかみごたえのある難しい講義にも
ようやく慣れてきたらおしまいなんですね。
本当に難しいゲームでしたわ。
そういえば引っ越し先がクロユリ団地って(笑
怖いお話はダメですが、
アタシは宇宙に引っ越したとしても
きっと現地のみなさんと交流できると思いますわ~。
今もアタシの隣には・・。
沼田家が引っかかって全部失ったけれど
感謝されたというとんでもないお話だったのに
なぜかもうね、いいねえと言っちゃうのですね。
そんな吉本@翔君の不気味ないいねえが
今も脳裏に残ってます。
いいドラマでした。
夏はもうすぐですね。ふふっ・・
ちょっと前にさくらんぼをブランデーに漬けておいたら
ちょうどいいのができたわっ。
パンケーキをサバラン風にしてどうぞ。
アイスティーにもたっぷり入れちゃおうかな~^^
投稿: エリ | 2013年6月23日 (日) 12時17分
✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿
今宵は月が大きく見えるお月見フェスでございますな。
みなさんでバックギャモン大会をなさり
ダブルダブルの応酬で
ルナティックな夜をお過ごしになるのも一興でございますね。
お嬢様の果てしないツキで
ご友人方を破産させすぎないようにご留意くださりませ。
転居というのも一種のギャンブルですからな。
お隣さんがサキ様だったり
床下に古い井戸があったりしても
危険があぶないのでございまする。
お屋敷の裏庭には古くからの霊場もありますし
秘密の銀河連盟ビーム駅もございます。
財閥の超科学は・・・
宇宙の皆さまとの裏取引で
仕入れたりもいたしますので・・・。
しかし、危険な宇宙人も多いので
ご注意くださりませえ。
お嬢様の宇宙社交界デビューは
二十歳を過ぎてからでございます。
宇宙にはとんでもないお酒もありますからな~。
沼田家の皆さまは
基本的に「いい人たち」なんでございますよね。
裏社会では「カモ」とも呼ばれますが~。
悪魔の家庭教師は
ある意味、身ぐるみはがされても
笑って許す強さを鍛えたわけですが
本当にそれでいいのかは疑問ですな。
まあ、「よろしゅうございますなあ」と
微笑むしかないわけですけれど~。
とにかく吉本@翔君は
存在感抜群でしたな。
そうじゃない役っていうのが
想像できないほどでしたぞ・・・。
すごく知性的という役や
すごく献身的という役には難があるのですが
このようにちょっと狂っているけど
基本的に「いい人」というのがお似合いなのでございますね。
まあ・・・キャッツアイのバンビのような
器が小さいけどかわいい普通の男も捨てがたいんですが・・・。
いよいよ、谷間の少ない夏ドラマのスタートですな。
五輪翌年なので
夏ドラマとしてはそれなりに充実したキャスティングですな。
なんといっても月9は山P先輩様登場でございます。
メンソーレドームから
キウイフルーツが届きましたので
三時のおやつはキウイアラモードにいたしました。
すっぱさがよろしいですな。
投稿: キッド | 2013年6月23日 (日) 16時09分