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2013年7月16日 (火)

ファンキービート(山久智久)とチェリーパイ(戸田恵梨香)のSUMMER NUDE

七月の第三月曜日は「海の日」である。

そうなったのは2003年からで・・・ハッピーマンデー制度だ・・・1996年に施行された時は七月二十日だった。

地域によっても変わるが基本的に小中学校の夏休み開始直前である。

それに対して・・・これも地域差があるわけだが「海開き」は概ね七月一日である。

つまり、ドラマの中のカレンダーとオンエアの間には2~3週間のタイムラグか生じている。

おそらく、計算ではなく・・・たまたまなのだろうが・・・ある種の「もどかしさ」は感じさせるわけである。

とっくに・・・夏なんだよ・・・暑くて暑くて死にそうなんだよ・・・ということだ。

ちなみにドラマの主題歌になっている「サマーヌード/真心ブラザーズ」は海の日が制定された1995年にリリースされている。

そして・・・その前年の1994年の秋ドラマに「若者のすべて」(フジテレビ)がある。

今回はラジオから二曲の誰かのリクエスト曲が流れてくる。

「風の吹き抜ける場所へ Growin' Up, Blowin' In The Wind/FLYING KIDS」(1994年)と・・・。

「若者のすべて/フジファブリック」(2007年)である。

「若者のすべて」には・・・。

同じ空を見上げているよ

という歌詞があるのだが・・・。

ドラマ「若者のすべて」の挿入歌「星になれたら/Mr.Children」には・・・。

空に手をかざしてみよう この風は きっとどこかで君とつながっているから

という歌詞があることを指摘しておく。

「若者のすべて」というフレーズは1960年公開のルキノ・ヴィスコンティ監督のイタリア映画「Rocco e i suoi fratelli(ロッコと彼の兄弟たち)」の邦題にある。

で、『SUMMER NUDE・第2回』(フジテレビ20130715PM9~)脚本・金子茂樹、演出・石井祐介を見た。どこがサマー・ヌードなのかと言えば・・・冒頭で朝八時半過ぎに夢の中で目覚める主人公・三厨朝日(山下智久)が上半身裸なのである。夏だから裸で・・・夜には着て寝ても朝起きたら裸はよくあることなのである。それ以上を期待してはいけないと考える。基本的に・・・ここでのヌードとは・・・過去の執着を脱ぎ捨てるという意味だと朝日本人がナレーションしているのだから間違いないのだ。

夢の中は過去の世界。

朝日が恋しくて恋しくてたまらない気持になる一倉香澄(長澤まさみ)との愛の日々である。

その頃は・・・朝日が目覚めると・・・トーストの匂いと目玉焼きの焼ける音がしてテーブルにはサラダとヨーグルト、そして裸にエプロンの・・・そうとは限らないが・・・恋人の香澄が「おはよう」と微笑んでくれたのだ。

現実には朝日は一人ぼっちで目を覚まし、ラジオから流れるDJの声を聞く。

彼女の耳にピアスが揺れて

ちょっとしたしぐさ

やけにまぶしく大人びている

風の吹き抜ける場所を目指し

君の体チェリーパイ

そして僕の心ファンキービート

夏をかけぬけてゆく

流れ出すなつかしのナンバー。しかし・・・朝日の心は風に吹かれて成長して行く気分ではないのだった。

チェリーパイよりも失われた血もしたたるステーキが食べたいのである。

去年の夏。彼女はいなかった。

二年前の夏。彼女はいなかった。

三年前の夏。彼女はいなくなった。

四年前の夏。彼女と出会った。

一つ年下の大学生だった・・・香澄。

彼女と出会う前の世界はセピア色に色あせ、彼女が去った後の世界はモノトーンに沈む。

朝日は鮮やかな色彩を失った世界で生きている。

理由も告げずに去って行った女を・・・あきらめきれずに待っている男は自分で自分を笑うこともできないのである。

そんな朝日に片思いし続ける二つ年下の谷山波奈江。

一年前、片思い。

二年前、片思い。

三年前、片思い。「彼」が「彼女」を失った。

四年前、片思い。しかも「彼」には「彼女」ができた。

五年前、片思い。二十歳になったのに写真をとってもらえなかった。

六年前、片思い。「二十歳になったら・・・写真を撮って」と約束した。

七年前、片思い。

八年前、片思い。

九年前、片思い。

十年前、十五歳で高校一年生だった。

あの夏、高校三年生だった野球部の三厨朝日先輩と校門ですれ違った。

校外のランニングから戻ってきた先輩は何気なく声をかけた。

「早く帰った方がいいぞ・・・もうすぐ一雨くるから」

波奈江はスケッチブックを抱えていた。

家に戻るとどしゃぶりの雨が降ってきた。

その時・・・波奈江は恋に墜ちたのだ。

「それから・・・十年ですよ・・・」

朝日の勤務する小南写真館で館長の小南文博(斉木しげる)と将棋をさしながら・・・波奈江はぼやくのだった。

もちろん・・・みさき海岸周辺のほとんどの人は波奈江の片思いについて熟知しているのである。

「十年前は・・・もう少し・・・優しい将棋をさしてたよなあ・・・そこで歩が金に成ると・・・」

「成り金の娘ですから~」

「まいった・・・」

投了する小南館長だった。

社長令嬢で形ばかりの社長秘書である波奈江は暇をもてあましているのだった。

写真館には新顔の客が訪れていた。

帰国子女で・・・小学生時代に住んでいたこの町に十年ぶりに戻ってきたという堀切あおい(山本美月)である。モデル志望ということでオーディション用の写真を撮りにきたらしい。

仕事を終えた朝日に「今度、正式にナンパしてくださいよ」などと物騒な雑談を交わしているのだった。

しかし・・・片思いのベテランである波奈江はそんなことではポーカーフェイスを崩さない。

だが・・・思い切っておねだりはしてみるのだった。

「私の履歴書の写真撮ってよ」

「何するんだ」

「履歴書は履歴書だろ」

「じゃ・・・麻美ちゃんに撮ってもらえ」

朝日はアルバイトの一瀬麻美(中条あやみ)の名をあげるのだった。

「さっきの女の写真はとったくせに・・・」

「彼女はお客さんだから・・・」

「私だってお金払うわよ」

「お前から・・・お金はもらえないだろ」

「・・・」

波奈江には分っていた。朝日が波奈江との約束を果たさないのは・・・波奈江の気持ちを知っていて・・・それに応えるつもりがないからだと。

波奈江は心の中で唇をかみしめる。

そんなことで・・・表情は崩せないのである。

偶然と気まぐれが重なって・・・開業が危ぶまれた海の家「レストラン青山」の臨時の店長となった千代原夏希(香里奈)は出産したばかりのオーナーの下嶋勢津子(板谷由夏)に開店準備がほぼ整ったことを報告する。

「よかったわ・・・海開きに間に合って・・・ありがとうございます」

「どういたしまして・・・勢津子さんの予言通りになってしまいました・・・」

「そうでしょ・・・私の予言は割とあたるのよ・・・あたらなかったのは前の亭主の寿命と・・・今の亭主との結婚だけね」

「自分のことは占えないって云いますもんね」

「そうよ・・・ついでに予言するとね」

「ついで・・・ですか」

「あなたは・・・この夏、運命の人に出会うわね」

「そんな・・・婚約者に逃げられたばかりなのに」

「だからよ・・・禍福は糾う縄の如しなの。不幸の分だけ幸福がやってきてバランスをとるのよ」

「世の中にはとことんついてない人や、付きまくっている人もいますけど」

「それはね・・・例外なのよ」

「はあ・・・」

「それと・・・逃れられない宿命ね」

「・・・」

もはや微笑むしかない夏希だった。

勢津子の二番目の夫・賢二(高橋克典)の経営するカフェ&バー「港区」に屯するいつものメンバーたち。

朝日が残業しているために・・・話題は「写真を撮ってもらえない波奈江の愚痴」になっていく。

新参者の夏希は「事情」を知り・・・一つ年下の朝日と・・・三つ年下の波奈江のために一肌脱ぐことを決意するのだった。しかし、ヌードになるわけではありません。・・・断る必要あるのかよっ。

夏希にも「雨」についての思い出があった。

結婚式から逃げ出した婚約者・古山幸太(福士誠治)との思い出である。

出会って間もなくサッカー観戦のデートの約束をした。

その日は朝から雨だったのでてっきり試合が中止だと思いこんだ夏希。

しかし、サッカーは雨天決行のスポーツである。

うたた寝から目覚めると「ゲートで待っている」と幸太からメールが入っていた。

それ以来、雨の日には「傘マーク」の絵文字が幸太から届くようになった。

そんな、ある日、仕事帰りににわか雨が降る。

いつものように「傘」の絵文字が届く。

店を出た夏希を幸太が傘を持って待っていた・・・という甘い記憶である。

あの日・・・夏希はどしゃ降りの雨の中を幸太と二人であいあい傘で歩いたのだ。

そんな思い出が夏希の心を疼かせる・・・ひどいことをされたのに・・・幸太をふっきれないのである。

「酷いことをされればされるほど・・・好きになっちゃうことってありますよね」

「そういう女は不幸になるしかないのよね」

「それが幸せだって思ってるわけですもんねえ」

十年片思いの女と婚約者に逃亡された女は同類相哀れむのだった。

着信があれば「彼」かもしれないと思い、胸を焦がすが「母」からなのだった。

「そっちはどうなの?」と突然海辺の町へ引っ越した娘を気遣う夏希の母(キムラ緑子)だった。

「順調だよ・・・」

「無理してない・・・せきたてるようなことを言ったけど・・・あんなことの後だから・・・本当はもっとのんびりしていていいんだよ」

「大丈夫だよ」・・・結局、母親というものは娘が何をしていようが心配なのだと夏希は思うのだった。それはありがたくもあり、鬱陶しいものでもある。

姉の別宅にあがりこんだ波奈江の弟・駿(佐藤勝利)は高校一年生である。

十歳近く、年の離れた弟はサッカー・ゲームに興じていた。

「また・・・試合に負けたのね」

「ほっといてくれよ」

弟はサッカー部に所属していた。

「サッカーって楽しいの?・・・やはり、勝利には喜びがあるの・・・」

「勝ったことのない人間にする質問じゃねえな」

「じゃ・・・なんでやってるの・・・」

「そりゃ・・・好きだからだべ」

「じぇじぇっ・・・てあまちゃん、見過ぎ~」

「姉ちゃんこそ・・・ロスタイム長すぎ~・・・十年で1点くらいとれないかなあ」

「ほっとけよ・・・」

「ま・・・ロスタイムで1点とれば勝利は目前なんだけどな」

「1点とられたら・・・敗北も目前だけどね」

「むこうは一人退場で数的有利なのにな」

「そのたとえは・・・やめてくれ・・・弟のくせにひどすぎるから」

狭い町なのである。

波奈江の同級生でレンタルビデオ屋の店員・ヒカルこと桐畑光(窪田正孝)の実家はレストラン「青山」に食材を卸す鮮魚店を経営している。

仕入れ先の挨拶回りをする夏希と波奈江は「三年間延滞料金を払い続ける男」の話をする。

「逃げた女と最後に見る約束していたビデオを借りっぱなしの男がいて・・・一日300円で一週間2100円の延滞料金を毎週払ってるわけ」

「ばかだね」

「ばかでしょ」

「で・・・それをあんたは毎日、チェックしているわけだ・・・なんて映画」

「48時間PART2/帰って来たふたり・・・」

「エディ・マーフィとニック・ノルティか・・・」

「ウォルター・ヒル監督で1982年の作品です」

「くわしいわね」

「三年間ずっと・・・空ケース見てるんで」

「あんたも・・・ばかだね」

「ばかでしょ」

朝日の高校時代の野球部からの悪友であるタカシこと矢井野孝至(勝地涼)は突然、サーファーになって・・・朝日の部屋でボードに立つ特訓中だった。

「おまえ・・・バカだろう」

「うるさいな」

「そんなこと・・・家でやれよ」

「こんなこと家でやってたら・・・本当にバカじゃないか」

「・・・」

「お前さあ・・・写真くらい撮ってやればいいじゃないか」

「・・・」

「10年も空振りしてきた女が写真一枚くらいで勘違いしないだろ」

「サヨナラヒットを打つ気かもしれないぜ・・・」

「だからって満塁だったら敬遠できないぜ」

「何の話をしてるんだっけ・・・」

言葉を濁す朝日だった。そして、お互いを知り尽くした狭い町なのだった。

朝日は小学校の校外活動の撮影をしていた。

海辺の子供たちを微笑みながら撮っていても変態ではないのである。

レストラン「青山」で開店準備をしていた夏希は朝日に声をかける。

「そんな仕事もするんだ・・・」

「町の写真のことは大体・・・ウチの写真館が引受けてます」

「あんた・・・腕は確かだもんね」

「ま・・・モデルが良かったのかもしれないけど・・・私の事、割ときれいにとってくれた」

「かなり・・・きれいに撮ったつもりですけど」

「でも・・・海なんて・・・誰が撮っても海でしょ・・・」

「そんなことはないよ・・・食材とレシピが同じなら誰が付くっても同じ料理じゃないでしょ」

「そんなもんかねえ」

「試しに撮ってみれば」

朝日は夏希にカメラを渡すのだった。

「どう・・・?」

「いいんじゃないか・・・でも・・・ここをこうするとさ・・・」

「あ・・・いいわね」

「ほら・・・ちょっと違うだろう」

「そうねえ・・・ここはどうなのよ」

「うん・・・いい感じだ」

ある意味・・・すでにいちゃいちゃしています。

「ミスみさきコンテストの女王だったんだってね・・・あんたの元カノ・・・」

「・・・」

「元じゃないってか・・・」

「・・・」

「ミスみさきがモデルになるポスターの写真を・・・あんたに撮らせるようにスポンサーの父親に頼んだの・・・波奈江なんだってねえ」

「・・・」

「ものすごい・・・作戦ミスだよね・・・」

「・・・」

「でもさ・・・それは昔の話じゃない・・・今は撮ってもらいたい人を・・・撮ってあげればいいんじゃないの」

しかし・・・答えない朝日だった。

海開きの日がやってきた。

和太鼓実演のパフォーマンスなどもあり・・・海辺に集う若者たち。

その中には怪しいカップルの米田春夫(千葉雄大)と石狩清子(橋本奈々未)の姿もある。

中心人物たちがなかなか水着にならないので清子はビキニ・スタイルを披露するのだった。

それ以外に存在意義があるのかどうかはまだ謎である。

レストラン「青山」も初日から満員御礼で好スタートをきるのだった。

オーナー夫妻や常連たちによる恒例の記念写真も撮影され・・・カメラを構えた朝日に「私たちも撮ってよ」と持ちかける夏希とタカシ。

「波奈江もおいでよ」

夏希とタカシは波奈江を挟みこむのだった。

「なんか・・・気の効いた合図の言葉ないのか」

「チーズでいいだろう」

「モッツァレラなんてどうかな・・・」と横からアシストするヒカル。

「いいね・・・じゃあ・・・モッツァレラ」

シャッターを切る瞬間、しゃがみこむ夏希とタカシ。

スリーショットの写真は・・・波奈江のワンショットになったのだった。

「よし・・・データ押収・・・」

「確保しました・・・」

「なんなんだよ・・・」

「いいじゃない・・・たかが・・・写真なんだもの・・・」

夏希とタカシは「朝日が撮った波奈江のポートレートは存在しない伝説」を強行突破で打ち破ったのだった。

そして・・・そんな写真でも・・・波奈江は嬉しかったのだった・・・乙女だからである。

物凄く釈然としない朝日と波奈江を黄昏の海岸に呼び出す夏希。

「裏切られた誓いの指輪・無許可海洋投棄の巻・後篇」である。

「私もさ・・・まだ・・・彼のこと・・・本当に嫌いになれてない・・・あんなひどいことされたのに・・・彼から連絡がないかってスマホをチェックしちゃう・・・でも・・・そんなんじゃ・・・なんにもはじまらないからさ・・・自分でサヨナラすることにしたよ・・・青春のばかやろーっ」

憐れなリングは放物線を描いて波間に消えた。

「いい投球ホームだった」

「かっけえええーっ・・・」

「あまちゃんの見過ぎね」

思うところのある・・・朝日だった。

出来あがった写真を受け取りに写真館に現れた波奈江。

「本当にそんな写真でいいのか」

「これで・・・いいの」

帰りかける波奈江に傘を渡す朝日。

「これから・・・どしゃぶりになるからな・・・」

「・・・まさか・・・覚えていたわけじゃないでしょうね」

「なにを・・・高校時代の雨の予報をか・・・」

「朝日・・・あなた・・・お天気お兄さんだったの・・・」

「波奈江・・・テレビの見過ぎだよ」

「暇だからね」

「撮るよ・・・ちゃんとしたの・・・それからビデオを返す」

「・・・」

夏希に背中を押されて・・・一歩を踏み出そうとする朝日。

僕ら今 はしゃぎすぎてる 夏の子供さ

胸と胸 からまる指

しかし・・・呪いのラジオはそれを許さない。

ウソだろ 誰か思い出すなんてさ

流れ出す・・・思い出のナンバー。

記憶の中の香澄が話し出す。

有村架純でも山谷花純でもなく一倉香澄である。・・・「あまちゃん」の見過ぎはお前だっ。

「この歌ってさ・・・最後の最後に二人は再会するのよね」

「違うだろう・・・結局、最後まで会えないんだろう」

「違うわよ・・・もうだめだとおもっていると大どんでん返しなのよ」

「いや・・・そんなことはないって」

「よく聞いてよ」

「聞いたって・・・」

二人の思い出の曲なのである。

真夏のピ一クが去った

天気予報士がテレビで言ってた

最後の花火に今年もなったな

ないかな ないよな きっとね いないよな

ないかな ないよな なんてね 思ってた

まいったな まいったな 話すことに 迷うな

最後の最後の花火が終わったら

僕らは変わるかな

同じ空を見上げているよ

思い出してしまった朝日は踏み出した足をそろりそろりとひっこめるのだった。

その頃、同じ曲はタクシーのカーラジオからも流れていた。

東京タワーの見下ろす街中を走っていくタクシー。

窓から空を見上げる乗客は・・・一倉香澄だった。

香澄は生きていました。

関連するキッドのブログ→第1話のレビュー

Sn002 ごっこガーデン。海開きの海の家セット。エリきゃぁぁぁぁぁぁぁ・・・せっかくエリが一押しの波奈江ちゃんが1点獲れそうだったのに神様のラジオが意地悪したのでス~。こういうラジオは買収して厳重に選曲管理しなければいけませんねえ。やられたら倍返しでス~。しかし、あわてず騒がず、ただちに香澄ちゃんモードに衣装チェンジしますのよ~。じいや~!」まこラジオのいけず~なのでしゅ~。香澄の彼氏もなあ・・・なんで逃げたんだろう・・・まこにはまったく理解不能でしゅ~。しかし・・・レンタルビデオ代とか質屋さんに指輪もってかないとか・・・ドラマのみなしゃんの経済感覚はユルユルでしゅね~。まこならまこかま工場の回転資金にぶっこみだじょ~・・・タカシ、海で溺れて死ぬなと思うばかりなのでございましゅ・・・大奥かっくう甲子園・・・球児たちのなちゅ・・・そして怪しい千葉ちゃんシャブリみさき市に お住まいのラジオネーム嬉しー悲しー グレイシーさん・・・香澄なのか?でありました~・・・なんてったって水着で覚醒するドラマなのでありました~ikasama4ただいま・・・ドライアイ療養中ですmari同じ境遇なのに夏希は前向きなのに・・・朝日は後ろ向き・・・心配です・・・」 

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コメント

キッドさん、こんにちは

やっぱり、「モテキ」と同じように、
音楽で心情を表現していくドラマだったのですねえ。
(毎回、助かります。ありがとうございます

音楽も風景も、どこか懐かしい、
優しく切ない感じがあふれていて、嫌いじゃないです

波奈江は(男運が無くて)可哀想だし、
夏希は、波奈江に遠慮しそうだけどいいのかな、と気になるけど、
何といっても、
香澄が地下アイドルじゃなくて良かった~とか、
夢破れてタクシードライバーと結婚していなくて良かったわ~、
としみじみ思ってしまいましたわ

「半沢」を見ていると、
「大概の医者は、良い人でも悪い人でもなくて、
目の前の患者さんを治すことを考えているんだけど、
ドラマの影響で、権力闘争ばかりやってるみたいに思われる」
と人から聞いた話を思い出します。
「やられたら倍返し」って、いまどき小学生でも言わないのが逆に面白いですよね。

それよりも、「Woman」での望海ちゃんの「不味い水」発言がショックで、
つい一週間引きずっちゃっています。
言う方も言われた方も聞いている方も、全然悪気が無いのが余計に辛い・・・

「あまちゃん」も毎日凄いことになってるし、
暑いのを言い訳に、テレビの前から離れられない夏になりそうです

投稿: mi-nuts | 2013年7月17日 (水) 14時49分

あれ~じいやSUMMER~
勢津子さんの元旦那さま、
「寿命」って言ってましたか・・
海に行って戻らなかったというのが
ふらっと消えたのかと思ってたら・・orz
直しておかないとね><

サマヌも夏ドラマとして定着しそうですね^^
今週は狙い通り、恵梨香ちゃんの独壇場てな感じで
波奈江応援団としてハマりましたわ。
何たってビール会社・令嬢なんで仲良するといいことありそう・・ふふふ^^
そんで、香澄が東京にいたのにもびっくり。
記憶喪失ってなことはないですよね^^;

今日などはちょっと涼しくて一休みですね。
また明日から暑くなるそうですから
じいやちゃまご自愛くださいね。
海の家、青山のメニューはどんなでしたっけ。
キンメが入ったけれど、夏季はどんなお料理にしてくれるのかしら。

投稿: エリ | 2013年7月17日 (水) 16時32分

✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭

そうですねえ。
結構、音楽というか・・・青春ソングが
織り込まれていますな。

で、その出し方がラジオというのも
一つのポイントですね。

ラジオは結構、息の長いメディアで
しかも・・・それなりに
マイナーチェンジして生き残っている。
インターネットラジオでは
受信エリアの問題も解消されていたり。
AMラジオやFMラジオで味わいが変わったり
ラジオ風な有線放送なんてものもございます。

同時に音楽はラジオの中では
最新のヒットナンバーから
なつかしのメロディーまでごった煮のムードがある。

今回で言えば冒頭の「風の吹き抜ける場所へ」と
末尾の「若者のすべて」には10年以上の差がある。
前者なんてイカ天バンドですからな。

しかし・・・若者はなつかしのナンバーを新鮮に聞いたり
ちょっと前のヒット曲をなつかしく思ったりもするものですからねえ。
そこに・・・ラジオの作る空間の魅力がありますな。

平和で豊かな時代が続いて
青春時代が延長されていく世代。
しかし、貧富の差がゆっくりと広がって
青春とも呼べないような気がする若者たちもいる。

そういう中で・・・みさきの人々は
少しスローペースで生きていて
香澄が姿を消したのもその辺に遠因があるのではないかと
妄想するこの頃です。

今の処、
朝日の片思いと
波奈江の片思いの
平行線が語られているわけですが
ここに夏希が本格参戦してくるとなると
もう・・・せつなさ百倍ですな。
さらには・・・小太りの愛犬家が
一人も出てこないリゾートの海とは別に
薄いサングラスをかけたベンツに乗った男が
東京の空の下に出現するのではと
ドキドキしたりもしますな。

「半沢」の下世話な妄想メガバンク物語も
かなりそそられるものがありますが・・・
おそらく・・・金曜日は「谷間」になるだろうと
予想されます。
まあ。ある意味、半沢には解説不要ですものね~。

「Woman」は基本的には「苦い水の話」
そこに味わいがありますが・・・
ひょっとしたら「毒」かもしれないところが
要注意なんですな。

基本的にキッドはドラマを「詩」として楽しむ傾向がありますが
そういう意味では「サマーヌード」はストレート。
「ウーマン」は水割り。
「あまちゃん」はソーダ割り。
そんな感じがしています。

とにかく「あまちゃん」があるだけで
充分なのに・・・「サマーヌード」も「ウーマン」もある夏ドラマ。
うれしいのですが・・・ひーって言う気分もある今日この頃でございまする。


投稿: キッド | 2013年7月17日 (水) 16時47分

✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿

お嬢様、勢津子さんの元旦那さまについては
セリフの上では「海に云ったまま帰って来ない」的な
曖昧な表現なのですが
公式の相関図で
「最初の夫を海で亡くし・・・」と説明されているので
未亡人だったと推察しましたぞ。
コチラでご確認くだされ~。

http://www.fujitv.co.jp/SUMMER-NUDE/character/setsuko.html

もちろん、レビューのセリフそのものは
再現性を下げるために妄想上のものでございます。
このブログは基本的に
キッドの妄想の産物ですのでお許しくだされませ~。

お嬢様の狙い通り、
序盤は恵梨香ちゃんがスタートダッシュですねえ。

恵梨香ちゃんといえば「野ブタ」のマドンナで亀先輩の仮面彼女役が懐かしいのですが
コードブルーでは恋愛対象外。
山Pスキーの役柄は新鮮でございますな。
まあ、コードブルーでは・・・
本当は仄かに好きだったのかもしれませんがなあ。

ふりかえれば恵梨香ちゃんは片思いの女王かもしれません。

香澄が記憶喪失の可能性は
かなり少ないと思いますが・・・
あるかもしれません。
夏ドラマは基本、なんでもありですからなあ。

レストラン青山は
特にこれといったメニューの発表はなかったようですが
洋食はじめました~という
貼り紙があったような気がします。

夏希の腕の見せ所はこれからなのでしょうな。

ごっこガーデンには
あつあつおでんを追加しましたぞ~。
売れ残ったかまぼこで作っているという噂の
まこさまはんぺんを大量入荷いたしました~。

夏希はフレンチなのかイタリアンなのかスパニッシュなのか・・・。
まだ謎でございますねえ。

波奈江に作ってあげていたのは
地中海風でございましたな。
キンメはさっぱりと煮つけでもよろしいですねえ。

投稿: キッド | 2013年7月17日 (水) 17時39分

若者のすべて いい曲ですね
今まで知りませんでした
真心のSUMMER NUDEも記憶になかったです
さりげない台詞に深みがあって丁寧に作られている反面、今のところストーリーがやや平坦で朝日のキャラがちょっと女々しくって視聴者が共感しずらいんじゃないかとちょっと心配になったりしちゃうのですが、キッドさんのブログやコメントを読むとものすごく良い作品な気がしてきます(*^-^)
第2話のラストはなんかスゴクよかったです
歌の解釈が違う恋人同士の会話 ありそうな話ですね!
歌詞だけ読むとハッピーエンド解釈もアリな気がしちゃいますがやっぱり失恋の歌なのかな?
でも でも一番に盛り上がったのはタイトルバックでした(*゚▽゚)ノ
タイトルバックのような明るいカッコイイ夏恋物語が早く始まってほしいです!(あれっ もう始まってる?)

投稿: chiru | 2013年7月17日 (水) 22時49分

シンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃいませ・・・大ファン

それぞれの青春に思い出の歌は
星の数ほどありますからな。
基本は「アメリカン・グラフィティ」ですが
「プロポーズ大作戦」→「モテキ」という
ラインはございます。

で、「モテキ」→「サマーヌード」なのですねえ。

「コードブルー」や「クロサギ」の
反骨心あふれる山Pがお好みの方もいるでしょうが
「プロポーズ大作戦」や「ブザービート」の
ちょっとナイーヴな山Pも持ち味ですからな。

今回は後者よりですが
「好きになった人をあきらめない」というのは一途な男でもあるわけで・・・そういう山Pを楽しめばよろしいのではないかと思いますな。

キッドはもちろんドライな夏物語でも
まったくOKですが
ここはウエットな方向で進むものと思いますぞ。

愛とはメモリーなので
ほんのささいなことですが
波奈江にとって思い出を共有できていたということは
凄くうれしいことなんでしょうな。

しかし・・・そういう思い出は
朝日にとって香澄との間に
物凄くつみ上がっているわけで・・・。
これを塗りなおすのはかなり大変なんですよねえ。

レストラン青山の看板を塗りなおすようには
いかないのですな。

一方で・・・恋人に逃げられた者同士の
朝日と夏希は着々と思い出をつみあげている。

波奈江賭けの皆さんは喜んでる場合とちゃいまんねん気分ですな。

まあ・・・とにかく遠く去った青春を
思い出してニヤニヤするしかないキッドですが~。

タイトルの水鉄砲合戦は一種の願望ですからな。

青春の終りにさしかかった朝日に
最後の輝きがもたらせるかどうか・・・。
それはドキドキしながら待つしかないのでございます。

投稿: キッド | 2013年7月18日 (木) 01時18分

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受信: 2013年7月16日 (火) 20時17分

» SUMMER NUDE 第2話:海の日15分拡大SP・片想いの連鎖…どしゃ降り雨とうれし涙 [あるがまま・・・]
せっかく決心してたのに・・・_| ̄|○ ガクッ ラジオから流れてきた曲のせいで思い出が甦ってしまった・・・ 夏希が指輪を捨てた事に影響されてか、せっかく朝日も過去を忘れて前向きな 気持ちになろうとしてたのに、なかなか朝日を解放してくれない香澄。 罪作りな女よの...... [続きを読む]

受信: 2013年7月16日 (火) 21時42分

» 「SUMMER NUDE」三角関係の夏2朝日の未練を知り夏希は自らの未練と共に指輪を海へ投げて納得させるが朝日の未練は消えなかった・・・ [オールマイティにコメンテート]
「SUMMER NUDE」第2話は朝日が香澄とみるはずだったDVDを返さず延滞していた。未練の残る朝日に対して夏希は厳しく指摘するも未練が残る中で波奈江の写真撮影をする事になる。し ... [続きを読む]

受信: 2013年7月17日 (水) 06時12分

» SUMMER NUDE 第2話 [ぷち丸くんの日常日記]
朝日(山下智久)が勤める写真館にやって来た波奈江(戸田恵梨香)は、履歴書に貼る写真を朝日に頼みますが、断られてしまいます。 彼には3年前に自分の元を去った恋人・香澄(長澤まさみ)を忘れることが...... [続きを読む]

受信: 2013年7月17日 (水) 15時09分

» SUMMER NUDE 第2話 [エリのささやき]
みんな片思い! [続きを読む]

受信: 2013年7月17日 (水) 16時33分

» 《SUMMER NUDE》☆02 [まぁ、お茶でも]
朝日の連想。 朝は、きまってラジオの音が聞こえ、パンが焼ける匂いがして、そしてキッチンには香澄がいて…あれから何度も見る夢…当たり前のようにあった時間はもう 記憶の中にしか存在しない。 波奈江は、理想の生活だったと、朝から料理の上手い夏希が別に部屋を借りることに不満だった。 夏希は、出産入院中の勢津子に、海の家『青山』を手伝うことになったと報告に行った。そこで勢津子に予言は当たるのかと聞いた。皆が適当に言ってるだけだけだと勢津子は答えた。だが夏希がこの街に残ると言ったこともそうなったし、夏希に、... [続きを読む]

受信: 2013年7月19日 (金) 20時44分

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