神様さえ油断するSUMMER NUDEをチェキラだね!(山下智久)
ドラマ「モテキ」(テレビ東京2010年)の後半で・・・主人公がずっとずっと好きだった憧れの女性と故郷で再会し・・・昔から夢だったデートが実現した時・・・流れ出すのが「サマーヌード/真心ブラザース」(1995年)である。
まぎれもない夏の青春の歌なのだが・・・ちょっぴり影がある。
子供とは言えないが完全に大人でもない・・・そういう危うさを秘めた歌なのである。
「サマーヌード」の間奏部分にはヴァン・マッコイとスタイリスティックスオーケストラの名曲「ハッスル」(1975年)を連想させるところがある。
累計売上が1000万枚を越えるこの曲は若者がディスコでフィーバーしていた頃から変わらぬ青春のときめきの象徴と言えるだろう。
しかし・・・ドラマ「SUMMER NUDE」の主要登場人物たちは・・・高校生でも大学生でもない。
もはや・・・青春の終焉を迎えつつある年齢である。
だが・・・夏という季節と・・・海という風景が・・・彼らを輝きに満ちた青春のときめきへと導くのは間違いないだろう。
愛することの苦しさを知らないわけでもないのに・・・愛さずにはいられない彼らの物語なのである。
きっと・・・甘酸っぱいに違いないのだな。
夏の終りに・・・彼らにどんなゴールが待っているのか・・・物凄く楽しみなのである。
で、『SUMMER NUDE・第1回』(フジテレビ20130708PM9~)脚本・金子茂樹、演出・石井祐介を見た。脚本家は「プロポーズ大作戦」でケンゾー(山下智久)と吉田礼(長澤まさみ)を時を越えて紆余曲折させてから・・・「ハチミツとクローバー」(2008年)、「ヴォイス~命なき者の声~」(2009年)とそこそこ活躍した後・・・単発ドラマは別としてかなり長い沈黙を経てここである。その間にいかなる臥薪嘗胆があったのか・・・興味深く見つめたい。
海辺の町に夏が近づいていた。
地元の教会では六月の花嫁が挙式の日を迎えている。
新婦は千代原夏希(香里奈)で・・・新郎は古山幸太(福士誠治)だった。お似合いのカップルのように見えた。
しかし、挙式のドキュメンタリー撮影とセレモニー用のなれそめVTRなどを請け負っている小南写真館から派遣されたカメラマンの三厨朝日(山下智久)はちょっとした不安を感じていた。朝日はそれなりの腕と感性を持ったカメラマンなのである。
「これは・・・なにか・・・よからぬことに・・・なりそうだなあ」
写真家の卵としてか・・・苦い恋愛経験の持ち主としてか・・・ともかく・・・新郎の表情や態度に嫌な予感を覚える朝日だった。
そして・・・その予感は新郎新婦のキャンドルサービス直前に的中したのである。
何故か、式場を抜け出す新郎。そして・・・点火用バーナーを持ったまま・・・血相を変えて追いかける新婦。
新郎は新婦を残して・・・車で走り去って行ったのだった。
その一部始終を目撃してしまった・・・朝日だった。
そして・・・カメラマンの性で動画撮影までしてしまったのだった。
「・・・何・・・撮ってるのよ・・・」と打ちのめされた花嫁は言う。
「いえ・・・聖火はまだ灯っているので・・・その・・・仕事なので」としどろもどろになる朝日。
「どういう状況か・・・わかるでしょう・・・」
「そうそう・・・さっき・・・あなたの勤務先のオーナーが・・・煙草の火を捜してました・・・今ならその炎で・・・」
花嫁は何かを殴りたかったのだろう。
そして・・・そこには言わないで良いことをつい言ってしまう男の腹があったのである。
朝日はやるせない気持ちを込めたボディー・ブローを甘んじて受け入れる男らしい。
そして・・・夏がやってくるのだ。
(三度目の夏なんだなあ・・・)と朝日は思う。
(彼女がいなくなってから・・・三度目の夏が来るんだなあ)
朝日もまた・・・愛している女に逃げられた口なのである。
砂浜に裸で寝そべって・・・近づいてくる夏を身体で感じる夏。
横縞のシャツを着た高校の後輩で・・・十年間くらいのつきあいがある・・・谷山波奈江(戸田恵梨香)は目敏く・・・朝日のお腹の痣を発見するのだった。
「どうしたの・・・これ」
「男に逃げられた花嫁に・・・やられた」
「まあ・・・かわいそうに・・・」
「どっちが・・・」
「私よ・・・好きな男の腹を他の女に殴られるかわいそうな私」
「誰が・・・なんだって・・・」
「憎い・・・憎いやつだ」
「いた・・・いたいよ・・・いたいってば」
「責任とってよ・・・ビールおごってよ」
「お前・・・俺より・・・金持ってるだろう」
「そういう問題じゃないのよ・・・奢るか、痛いか・・・どっちかよ」
「いたい・・・わかった・・・おごるから・・・も・・・もう・・・やめて」
人間は面倒臭い生き物だ。要領の悪い人間はさらに面倒臭い。
地元では有名な・・・「みさき潮騒ビール」の谷山酒造の箱入り娘である波奈江が・・・ずっと好意を寄せてくれていることは分かっている。
しかし・・・相手にしていないのだから・・・別の恋を捜せばいいのである。
高校一年から・・・ずっと朝日を好きだからといって処女とは限らないが・・・処女なのか。
本当に面倒臭い女なのだなあ。
しかし・・・朝日も他人のことはとやかくいえないのである。
「みさき潮騒ビール」の看板のモデルを勤める一倉香澄(長澤まさみ)・・・地元では有名な美貌の持ち主で・・・朝日の恋人だった女・・・。彼女が理由も告げず・・・突然、失踪してから・・・三度目の夏がやってくるのだ。
それなのに・・・朝日は・・・今も・・・彼女が帰ってくるのを待っている男なのである。
朝日が香澄を殺して埋めているのでもない限り・・・彼もまた面倒くさい男なのだった。
面倒臭くて要領の悪い男と女は・・・いつもの夏がやってくる・・・南の海をぼんやりと眺め・・・潮風に吹かれるのだった。
・・・おい・・・このペースで行くのかよ・・・いや、まともな展開なんで・・・「幽かな彼女」で一人はリハビリ済んだけど・・・山Pは「モンスター」からここだからな。
まともな山Pをもう少し感じていたいのだ・・・お、お前・・・・。
暑いんだ・・・夏なんだよお。
さて・・・青春の終りの物語なので当然、恋愛ゲームが要素になっている。
楽しみ方としては懐かしく俯瞰で見ることもできるが・・・女子は山Pとの擬似恋愛体験をしてもいいし、男子は女子よりどりみどりを楽しんでもいいのである。
擬似恋愛をする場合、誰に感情移入をしていくかは当然、問題となる。
キャスティング上で当然、本命は夏希(香里奈)ということになる。恋人や結婚相手に逃げられるという最悪の体験をした者同士の運命の出会いなのである。紆余曲折あって二人のハッピーエンドは申し分ない展開だろう。そもそも夏希を演じる香里奈は「カバチタレ!」(2001年)「ロング・ラブレター~漂流教室~」(2002年)で山Pとは古い馴染みだし、最近では映画「あしたのジョー」で白木葉子を演じている。木村拓哉のヒロイン役だった「PRICELE$S?あるわけねぇだろ、んなもん!?」からここなのである。
しかし・・・対抗であるずっと片思いの後輩・波奈江を演じるのが・・・戸田恵梨香である以上・・・侮れないのである。戸田もまた「野ブタ。をプロデュース」で昔馴染みだし、なんといっても「LIAR GAME」シリーズの最強のアホの子天使、神埼直だし、「コード・ブルー」では藍沢・緋山の青赤コンビなのである。もちろん主演クラスで大傑作「書店員ミチルの身の上話」からここなのだ。そろそろ・・・一発逆転があってもおかしくないし・・・っていうかたまには幸せにしてやってくれよと思う。
だが・・・失踪中だから出番は少ないとしても・・・なんといっても・・・「プロポーズ大作戦」であれほどお茶の間をヤキモキさせた長澤まさみの演じる香澄だって大穴としてなくはないと思う。っていうか・・・この流れで最後に結ばれてもおかしくないのは長澤まさみ以外には考えられないキャスティングと言っても過言ではない。なにしろ・・・山Pと長澤まさみは「ドラゴン桜」から結ばれる運命にあるんだからなあ。誰が何と言ってもなあ・・・。そして長澤もまた問題作「高校入試」からここなのである。
まあ・・・要するに・・・二時間ドラマのサスペンスでゲストがあの人だから犯人はあの人に決まっているってことはないのである。
だからと言って・・・小南写真館でアルバイトをしていて、せっかく朝日にコーヒーをいれたのに小南館長(斉木しげる)に横取りされてしまう一瀬麻美(中条あやみ)や・・・謎の人物として駅前で・・・朝日がナンパしてきたと勘違いする変な女・堀切あおい(山本美月)はさすがにノーチャンスだよ。
ゲームとしては・・・夏希には逃げた結婚相手と・・・朝日の親友であきらかにオバカキャラのタカシこと矢井野孝至(勝地涼)が朝日の対抗馬として登場する。
さらに波奈江には謎の文学青年・桐畑光(窪田正孝)がまとわりついているし・・・慰め役として弟の谷山駿(佐藤勝利)も配置されている。
朝日がまさかの・・・香澄オチになってもフォローできる体制になっているのである。
まあ・・・そもそも・・・香澄は生きているのか死んでいるのかさえ・・・不明なのである。
出て行った理由も・・・男がらみから犯罪がらみさらには地球征服を企てている・・・までまったく謎なのだった。・・・地球征服だったらいいのになあ。・・・ないわ、ボケっ。
まあ・・・とにかく・・・最後がどうなるのか・・・全く読めない感じに仕上がっていることを指摘しておきたい。
「朝日は写真家としての才能もあるんですよ・・・でもね・・・あの日以来・・・作品を撮ってない・・・それがもどかしい・・・でも・・・それがアーティストの一面ですからねえ」と写真館の館長は遠い目をするのだった。
さて・・・そんな青春を生きる若者たちとは一線を画すのが・・・下嶋夫妻である。
夫の下嶋賢二(高橋克典)は若者たちのたまり場カフェ&バー「港区」の店長である。妻の勢津子(板谷由夏)とは三年前に結婚している。勢津子は最初の夫と死別し、亡き夫の親友であった賢二と結ばれている。それなりの青春を過ごした夫婦である。
勢津子は夏季限定の見た目は「海の家」にしか見えない・・・レストラン「青山」の経営者で料理人でもあった。「青山」は開店して20年目・・・数多くの夏の青春を見守り続けて来たのである。
しかし・・・この夏は賢二の子供を妊娠・出産したばかりであるために・・・「夏山」の開業が危ぶまれているのだった。
「港区」で朝日にビールを奢らせた波奈江はうっかり・・・賢二と勢津子の三年前の結婚式のメモリアルビデオをリクエストします。
その作品には・・・「彼女」が映っているために朝日はさりげなく席を外すのだった。
「ああ・・・しまったなあ・・・これ・・・映ってるやつだ・・・」
「そうですか・・・」
「ごめんな・・・」
「いいんです・・・ライバルをしっかりと目に焼き付けて・・・闘志燃やしますから・・・」
ビデオの中の朝日の「彼女」・・・香澄は朝日とイチャイチャしまくるのだった。
店を出た朝日は・・・あの日と同じ・・・海を見る。
「ねえ・・・朝日・・・もしも私が明日消えたとしたら・・・待たないでね」
「なんだ・・・それ」
「もしもよ・・・待たれるのは嫌だから」
「君が消えたらもっと嫌だ」
「消えたりしないわよ・・・借りたレンタルビデオ見てないし」
「48時間・・・な」
「うん・・・だけど・・・約束してほしいの・・・待たないって・・・」
「君が消えないって約束するならね」
「・・・いいわよ」
何度・・・同じやりとりを思いだしたことだろう。
約束を破って香澄は姿を消した。だから・・・朝日も約束を破って香澄をずっと待っているのだった。
桐畑光がアルバイトしているレンタルビデオ店に「48時間」の延滞料・一日300円を払い続けながら・・・。一年十万九千五百円である。
しかし・・・あの日から時間が止まっている朝日にとっては・・・そんな出費は痛くも痒くもないのだった。
部屋もあの日のままだ。
仕事もあの日のままだ。
だから・・・レストラン「青山」も・・・あの日のまま・・・開店してもらいたいと朝日は思っている。
「彼女」は・・・レストラン「青山」の料理が大好きだったんだから・・・。
そんな思いを抱えながら・・・写真館の仕事・・・結婚式のVTR編集をする朝日だった。
「素晴らしい・・・人生の一瞬を切り取ったな・・・」
花婿に逃げられた花嫁の写真を見て・・・率直な感想を述べる・・・写真館の館長。
「これって・・・料金・・・請求するんですか・・・」
「するさ・・・仕事だもの・・・」
「鬼ですね・・・」
「仕事の鬼なのさ・・・」
仕方なく・・・合計20万円近い請求書を郵送する朝日は一筆したためたのだった。
「拝啓・・・心苦しくも請求書をお送りいたします・・・あなたの幸せを心よりお祈り申し上げます・・・敬具」
その頃・・・花婿に逃げられた花嫁・・・夏希は悶々とした日々を過ごしていた。
母親(キムラ緑子)も・・・事情が事情だけに腫れものに触るような扱いである。
しかし・・・腫れものの膿はいつか・・・出さないと・・・とも思っているのだった。
「ずっと・・・ひきこもってないで・・・たまには外の空気を吸って来たら・・・」
しかし・・・結婚と同時に退職した・・・料理長を勤めたレストランにはすでに新しい店長が働いている。
逃げた花婿からは・・・「あのまま結婚したら君をもっと不幸にしたと思う・・・弱い俺を許してださい」と意味不明のメールが届いたきりである。
町へ出て一人、カラオケ店に入っても歌う気にもならないのだった。
一応・・・「TOMORROW/岡本真夜」なんかを入れてみる。
涙の数だけ強くなれるよ
アスファルトに咲く 花のように
見るものすべてに おびえないで
明日は来るよ 君のために
なれるか・・・と思うのだった。
そんな夜・・・朝日からの手紙が届くのだった。
社交辞令のような・・・何気ない一文が・・・朝日の心を少し揺らすのだった。
・・・一日も早く 素敵な笑顔を取り戻して下さいね
これからの幸せを心より 祈っております・・・
幸せ・・・祈り・・・。
夏希は置かれたままの結婚指輪を見つめる。
翌日・・・朝日の元へ・・・夏希からの着信がある。
「・・・あ・・・」
「わざわざ・・・お手紙ありがとうございました・・・」
「いえ・・・うちの社長、お金にうるさい人で・・・あの・・・すみませんでした」
「いえ・・・お仕事ですから・・・」
「あの・・・」
「なんですか・・・」
「今・・・お仕事の方は・・・」
「なかなか・・・人生・・・上手くいきませんよね・・・」
「実は・・・お願いがあるんですが・・・」
朝日は・・・生まれて来た下嶋家の赤ちゃんの将来設計のため・・・そして・・・もしも「彼女」が戻ってきた時のために・・・レストラン「青山」は開業するべきだと思っていた。
調理人のいないレストランと。
働く場所のない調理人。
二つをつなげるのはそれほど悪い事ではないと思ったのだ。
そして・・・うっかり・・・朝日の都合のいい話に乗ってしまった夏希だった。
史上最悪の嫌な思い出しかない海辺の町に電車でうかうかとやってきた夏希。
すべてを明かしていない朝日は少しおどおどしながら・・・車で夏木を「港区」へと案内する。
「あなたの料理・・・一度食べてみたいと思ってたんです」
「どうして?」
「式場で・・・皆さん、絶賛でしたから」
「おめでたい・・・ああいう席だからでしょう」
「いや・・・僕は・・・ずっとこういう仕事してますから・・・本音と社交辞令の区別くらいはつくんです」
「・・・ありがとうございます」
「港町」では賢二と波奈江が待っていた。
すっかり・・・「青山」の店長を引受けてくれたと思いこんだ賢二が先走り・・・とりあえず下見に来た夏希と話がすれ違って行く。
そして・・・波奈江が好きな男の周辺にいる女全員に発する悪意から・・・「まさか・・・あなた・・・朝日を殴った不幸な女」などと口走ったために・・・事態は完全に悪化するのだった。
そして・・・レストランとは名ばかりの・・・海の家を見た夏希は・・・。
「この話はなかったことにしてください」と結論する。
賢二の土下座もまったく通用しないのだった。
「どうしてですか・・・このレストランには・・・何もないように見えて・・・海があるんです」
「・・・」
「他にも・・・海があるんです」
「結局、海しかないんだなあ・・・」と波奈江。
交渉は決裂して・・・駅まで夏希を送る朝日。車内には重苦しい空気が漂うのだった。
「あの・・・どうしてもだめですか」
「無理です・・・」
「能力が生かせて・・・お金がもらえるんだから・・・そんなに無理な話じゃないと思うけど」
「あなた・・・私がどんな気持ちでこの町に来たと思ってんの・・・」
「あなたが・・・辛い思いをしているのは・・・分ってますよ」
「じゃ・・・なんで・・・いい加減な話をしたのよ・・・」
「いい加減な話って・・・」
「レストランじゃないでしょ・・・海の家でしょ」
「・・・プライドですか・・・あんな立派なお店の後で・・・あんなみすぼらしい店は無理ってことですか」
「悪いの・・・それのどこが悪いの・・・」
「悪いなんて言ってません・・・言葉が足りなかったこともすまなかったと思います。でも・・・レストラン青山は本当に・・・大切な店なんですよ・・・」
「あなたにとってはそうかもしれないけど・・・私には関係ないでしょ」
「そうですね・・・あなたには・・・わからないかもしれない」
「なにがよ・・・」
「人の気持ちが・・・」
「わかるわけないでしょ・・・あんた、バカ?」
「そんなんだから・・・逃げられたのかも・・・」
「・・・」
「・・・あ・・・」
「と・め・て・・・」
「ごめんなさい・・・」
「とめてよ・・・」
「言いすぎました」
「いいから・・・とめて」
車を降りて歩き出す夏希。
「ちょっと待ってください・・・あやまりますから」
「・・・」
「どうすんです」
「帰るに決まってるでしょ・・・」
「駅まで・・・遠いんですけど・・・」
夏のはじまりを告げる夕暮れは長い。
そして田舎の駅の最終電車は早いのだった。
夏希が駅に着くとすでに・・・東京へ帰る電車は去った後だった。
「だから・・・駅まで遠いって・・・」
「・・・」
「とりあえず・・・都内まで送りますから・・・」
「・・・」
しかし・・・朝日は「港区」で車を停める。
「また・・・嘘をついたのね」
「一応・・・都内ですから・・・」
仕方なく・・・店内に入る夏希。
「ああ・・・夏希さん・・・考え直してくれたんですか・・・」
「いいえ」
店内には朝日の高校以来の親友で野球部のチームメイトでもあったタカシと・・・敵愾心を露わにする波奈江・・・そして波奈江の弟の駿がたむろしている。
「とりあえず・・・今夜、彼女を泊めてくれないかなと思って・・・」
頼まれた波奈江は好きな男から頼みごとをされてたちまち機嫌が良くなるのだった。
「いいわよ」
アホの子の匂いがひっそりと漂い始める波奈江だった。
「姉ちゃんち・・・すごく豪華だよ・・・ジャグージーあるよ」
すでにアホの子の弟を発現する駿だった。
「この・・・素敵な人は誰ですか」
色めき立ち、アホの子全開のタカシである。
店内には「あまちゃん」だけにアホの子を独占されてたまるかというムードがたちこめるのだった。
もちろん・・・山Pも香里奈も不得意な分野ではないのだった。山Pだってアホの子としてロッカーで死体になっていたり、香里奈も正真正銘のアホの子として出産だってしたことがあるのだ。
しかし・・・ここはグッとこらえて・・・演技をするのだった。
「勝手に決めないでよ・・・」
「今夜のところは・・・我慢してください・・・」
夏の夜の道。
波奈江は単刀直入に夏希に問う。
「朝日のこと・・・好きなの?」
「はあ?・・・そんなわけないじゃん」
「だよね・・・他の人と結婚するはずだったんだもんね」
「なんで・・・そんなこと聞くの?」
「答えによっては・・・家での待遇違うからあ」
「ははん・・・あなた・・・あいつのこと好きなんだ」
「そうだよ・・・10年間も片思いしてんの・・・」
「・・・」
「あれ・・・あれがね・・・私のライバル・・・」
そこには巨大な「みさき潮騒ビール」の看板があり、特大の香澄が微笑んでいるのだった。
「なるほど・・・部分的には確かに勝てないかも・・・でも、世の中にはスレンダーが好きな人も多いから・・・」
「何の話?」
「なんでもないわ・・・」
「あの人のこと・・・朝日はずっと忘れられないの・・・」
「え」
「この街にいないの・・・」
「・・・」
「あなたと同じよ・・・朝日も好きな人に逃げられちゃったんだ・・・三年前に」
その頃・・・朝日はタカシにねだられて・・・封印した「夏希の結婚式」のビデオを秘密公開していた。
「母一人・・・子一人だったので・・・娘が料理人になるって言いだした時にちょっと心が痛んだんですよ・・・ろくなもの食べさせてこなかったから・・・」
花嫁の母の言葉に涙ぐむ・・・タカシだった。
「俺・・・このお母さんを幸せにしたい・・・」海苔の製造工場の営業マンであるタカシは夏希との結婚生活での抱負を語りだすのだった。
「お前・・・まず、自分の母ちゃんを幸せにしろよ・・・」
しかし・・・朝日は流れるBGMの「All you need is love(愛こそはすべて)/ビートルズ」にふと耳を傾ける。
絶対にできないことなんてないんじゃないかな?
絶対に歌えない歌なんてあるとは思えないんだよね
ルールを完全に覚えなくてもとりあえずゲームを始めたりするじゃないか
そんなもんじゃないか?
ジョン・レノンのまわりくどい口説き文句に揺らされる朝日だった。
朝日はなんとなく・・・ビデオの再編集を始めるのだった。
社長令嬢のプライベート・ルームでくつろいだ夏希は少し機嫌が直ったのだった。
「あのさ・・・朝日がレストラン青山にこだわるのわね・・・」
「・・・」
「たぶん・・・彼女のためだと思うんだよね」
「・・・」
「あの女も・・・レストラン青山がお気に入りだったから・・・ま・・・私もなんだけどさ」
「ふうん」
深夜、家を抜け出した夏希は指輪を持って海辺にやってくる。
そこへビデオの延滞料金を払い終わった朝日が通りかかるのだった。
「ごめん・・・」
「なんであやまんの・・・」
「いや・・・一人でいたかったのかと思いまして」
「あんた・・・野球部だったんだってねえ」
「・・・」
「これ・・・できるだけ・・・遠くまで投げてくれる?」
それは「指輪」だった・・・。
「いいの?」
「お願いします・・・」
投げようとする朝日をお約束で止める夏希。
転倒する朝日。
「ごめん・・・やっぱ・・・自分でやる」
「無理しなくても・・・いいんじゃないかな」
「・・・」
翌朝・・・一宿一飯の恩義で朝食を作った夏希。
料理の美味さに感激した波奈江は夏希のレシピ帳を見て・・・帰る前に・・・レストラン青山のシェフに会ってくれないかともちかけるのだった。
その頃、朝日は駅で夏希たちを待っていたのだが・・・謎の美女・堀切あおいが香澄が微笑む「みさき潮騒ビール」のポスターを見て「なつかしいわあ・・・」と声をあげたのを聞き咎める。
「(彼女のこと・・・)知ってるの?」と声をかけた朝日。
しかし、あおいは「昔から・・・あるでしょ・・・このビール」と答えるのだった。
「・・・」
「ああ・・・ナンパか」
「ち・・・ちが・・・」否定する間もなく立ち去るあおいだった。
夏希は勢津子と会って・・・レストラン青山の中身を知った。
なかなかに侮れないレシピだった。
「海の家だと思ってバカにしてたでしょ・・・」
「いや・・・そうなんですけど・・・」
「まあ・・・わかるけどね・・・でもさ」
「とことん・・・極めていることはわかりました・・・」
「でしょ・・・」
なんとなく意気投合している二人の料理人を見て微笑む波奈江だった。
成り行きで・・・レストラン青山の開店準備にも付き合う夏希。
「いよ・・・女神様が来ましたよ・・・」とタカシ。
「考えてくれるんだって・・・勢津子から聞きました」と賢二。
「やる・・・とは言ってませんから・・・」と夏希。
そこへ・・・朝日が到着する。
「あの・・・これ・・・」
「なに・・・」
「例のビデオ」
「そんなの・・・」
「でも・・・過去の痛みと向き合うのも・・・必要かもしれないと思って・・・」
「・・・」
不承不承、品物を受け取る夏希だった。
そこへ・・・通りすがりの盆踊りなどの夏祭り実行委員会の米田晴夫(千葉雄大)と石狩清子(橋本奈々未)もやってきて・・・なんとなく海開き直前モードになる一同だった。
高校の映画部出身の光はレストラン青山の看板作りを指導するのだった。
「塗装はね・・・映画部の伝統の技術だからね」
「美・・・美術さんか・・・美術さん中心の映画部なのか」と呆れるタカシだった。
しかし・・・素晴らしい看板が完成するのだった。
「暑い夏が来るね・・・」とはしゃぐ駿。
「店長就任おめでとう」の声に・・・渋々、ビールを受け取る夏希。
「乾杯」・・・夏はもうすぐそこまで来ていた。
夏希は・・・砂に大きな文字を書いていた。
「なにしてんの・・・」と朝日。
「借りを返しておこうと思って・・・私、あんたの手紙の言葉にちょっと救われた気がしたんだ」
これからの幸せを心より 祈っております
「ああ・・・」
「あんたも・・・逃げられたんだってね」
無言でカメラを取り出す朝日。
「なにしてんの・・・」
「波で消される前にさ・・・思い出のために・・・」
「・・・」
「今、砂に字を書いてた君って・・・産卵しにきた海亀みたいだった・・・」
「なんだとっこらっ・・・」
「いや・・・いい意味でさ・・・」
夏希はビールが美味いと感じた。
それは・・・結婚式以来のことだった。
夏の水際には魔法がかかっているからである。
夜・・・結局、今夜も波奈江の家に泊まっている夏希だった。
「ねえ・・・このビデオ・・・見ていい」
「悪趣味ね・・・私はみないけどね・・・」
「ねえ・・・これ・・・お母さん・・・?」
夏希はちらりと画面を見る。
娘の思い出を語る母親の言葉に引き込まれる夏希。
次から次へと夏希だけに温かい言葉をかける人々・・・。
「これ・・・結婚式出てこないね・・・」
「うん・・・」
「夏希・・・幸せになってね・・・」
「夏希のことはいつだって応援しています」
「私の娘として・・・生まれてきてくれてありがとう」
絶対わからないなんてことあると思うかい?
絶対に見つからないものなんて本当にあると思うのかな?
どこにも居場所がなくたって君はそこにいるじゃないか
そんなもんなのさ
愛なんだよ
愛なんだよ
マジで・・・愛があればそれだけで満たされるってこと
「朝日って優しいでしょう・・・」
「・・・」
「私が朝日のことを好きな理由ってこういうとこなんだよね」
「私、あんたを応援する」
「ふふふ・・・ありがとう」
甘い・・・甘いぞ波奈江・・・ガードが甘すぎる・・・。
人が人を嫌でも好きになる・・・眩しい夏が・・・すぐそこまで来ているわけだから。
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コメント
山下さんのドラマが始まりましたので、また、毎回キッドさんのブログを楽しみにさせて頂いています。
ドラマとブログ。ダブルの楽しみがある幸せな夏です。
投稿: くりくりぼうず | 2013年7月 9日 (火) 14時23分
サクラサクラノ~ くりくりぼうず 様、いらっしゃいませ~ハナビラニノッテドコニ
今回はご挨拶ができましたな。
恥ずかしがり屋さんなのですな。
老骨にムチ打ち・・・なんとか第1回のレビューを
お届けすることができました。
励ましのお言葉、ありがとうございます。
どうか幸せな夏をお過ごしくだされますように。
投稿: キッド | 2013年7月 9日 (火) 21時19分
一夏にパッと咲く花火のようなドラマを目指してるんだろうな。
しかし、長澤まさみの存在感が強過ぎて、メイン3人のエピソードが…。
やっぱり山Pとまさみちゃんはお似合い!立ってるだけで絵になる二人!何故スペイン編を作らなかったんだ!なんなら子供を作ってくれても良かったな…ゴホ、ゴホ。
世界征服面白い(笑)もしかして香澄は世を忍ぶ仮の姿。谷山酒造にライバルから送られた産業スパイだったかも。
それに気付いた香澄の恋のライバル波奈江が、私情も含めて命を奪った?どこに埋められているのか?が今後の事件の焦点…だから刑事物じゃねぇー。
ってなってもおかしくない重さがあったなあ。何か夏の終わりの様なもの悲しさを感じたんですが…。
キラキラ・太陽・青春・暑い夏を満喫希望!
投稿: なっち | 2013年7月10日 (水) 06時25分
7月中旬だというのにジリジリと照り付ける太陽
キッド様
暑中お見舞い申し上げます
詳細なレビュー
お疲れ様でしたm(_ _)m
葬儀屋、モンスターからここなので 思い入れも激しい分 なんだか見終わった後は放心状態で 何が何だか…もう少しメリハリがあったほうがよかったんじゃないかとか いろいろ思ってしまって
そんな不安がキッドさんのレビューを読んだら吹き飛びました
本格的な夏が来て
これからがドラマも本番ですものね
心おきなく朝日に恋をしようと思います(^^;
勝地君や窪田君が良い味だしていたので彼らが活躍してくれると山下君の良さもより引き立っ気がして期待してます(^^)
投稿: chiru | 2013年7月10日 (水) 08時06分
キッドさん、こんにちは
ここのスタッフの願いが通じたのか、例年よりも、ずっと早い梅雨明けで、
暑い暑い夏がやってまいりましたが、お元気でしょうか?
いつもながら、ご丁寧に解説ありがとうございます
「All you need is love」の訳詞、助かりました。
あまり意識したことはありませんでしたが、
こういった歌詞でしたか。納得です。
「プロ大」での「小さな恋のうた」と同様に、
音楽がキーワードになっていくのかもしれないですね。
前の方のコメントにもありましたが、
まさみちゃんの存在感が、ものすごかったー!
消えた、ってことは、
モデルさんや女優さんになったわけでもないのでしょうね~
いろいろと気になることはありますが、
とりあえず、夏なので、あまり肩に力入れずに、
美しい人々と景色を、のんびり眺めていけたらなあー、と思っています
重ね重ねになりますが、
酷暑の夏になりそうですので、どうかお体ご自愛くださいませ
投稿: mi-nuts | 2013年7月10日 (水) 15時09分
帝国臣民はトンチキがお好き~なっち様、いらっしゃいませ~可愛いよ山P可愛いよ
ふふふ・・・「プロポーズ大作戦」組としては・・・
ケンゾーと礼が・・・
別れちゃった気がしてしょうがないのですな。
分ります。
プロポーズ大作戦の続編で問題ないのにですな。
しかし・・・まあ、ドラマの世界は
無限に広がっているので
ここはまた別の世界なのですぞ~。
一体・・・香澄はどうなってしまったのか。
やはり・・・浮気が本気になって駆け落ち。
なんらかの事件にまきこまれて・・・人知れず帰らぬ人に。
メジャー・デビューしようとして失敗・・・。
不治の病になり・・・やつれた姿を見せたくないので身を隠した・・・しかし、まだ生存。
実は宇宙人だった・・・。
妄想が止まらないので困りますな。
30歳目前の主人公にとっては・・・
最後の夏のようなムードがあるのですねえ。
終りの夏が始る・・・みたいな。
もちろん・・・三年前からの止まった時間の問題も
ありますな・・・
「君が消えたあの夏からてんでハッピーになれない俺」
なのでございます。
これから始る夏で朝日がどのように
新しい世界を見出すのか・・・ワクワクしながら
待ちたいと考えます。
投稿: キッド | 2013年7月10日 (水) 16時47分
シンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃ いませ・・・大ファン
春ドラマは(土)(日)を乗り越えると
ホッと一息だったのですが・・・。
夏ドラマは(月)(火)(水)も強力で
殺す気・・・満々なのですなあ。
ふふふ・・・「葬儀屋」はともかく「モンスター」は
実にアレでしたからねえ。
「サマーヌード」は脚本家が少し、ブランクがあって
随所にそれを感じさせるのですが
これは・・・まあ、仕方のないところなんですねえ。
クドカンは別格としても
「Woman」も「スターマン」も脚本家がコンスタントに
仕事をしてノリを作りあげている。
そういう「今」を感じ続けている作家と・・・「間」を置いた作家では・・・微調整の必要度が違うのですな。
大切な部分を強調しすぎたり、省略すべきところを意識しすぎて遊びがなくなったり・・・。
おそらく・・・オンエアを見た脚本家は・・・ちょっと
ドキドキしていると考えます。
しかし・・・潜伏中に遊んでいたわけではないので
本筋は悪くないのでこざいます。
あくまで希望的観測ですが・・・
回を追うごとにこの問題は解消されると考えます。
ほぐれてくるのですな。
つまり・・・今回はストレッチ中なのでございます。
その点を考えてレビューしたので
ちょっと長めになってしまいました。
とにかく・・・これはストレートな月9。
人が人を好きになる。
幸せなのに苦しい。
苦しいけど楽しい。
そういう感覚に満ちていくと考えます。
基本的には長澤まさみに片思いの山P。
その山Pを香里奈と戸田恵梨香がどのように
攻略するかのラブゲーム。
多重人格一同・・・それぞれの贔屓女優の応援で
大騒ぎ間違いなしでございます。
誰が負けても大丈夫な感じのイケメン配置がまた渋いのですな~。
果たして泣くのは・・・勝地君か・・・窪田君か。
二人とも泣かなければ・・・。
まさみが勝利をおさめるのですな~。
ああ・・・まったく予想がつかない・・・って凄いことなんですぞ~
投稿: キッド | 2013年7月10日 (水) 17時08分
✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭
ふふふ・・・夏ドラマにふさわしい猛暑襲来ですねえ。
ご存じのように年々・・・夏が苦手になってきた
キッドとしては・・・もう少し優しくしてほしい・・・
本日の日差しでございます~。
励ましのお言葉に感謝感激でございまする~。
「All you need is love」は超メジャー曲で
「フザビ」の「A DAY IN THE LIFE/THE BEATLES」のような隠し味ではありませんが・・・
有名だけにスルーされている部分もあるだろうなあ・・・と考えました。
ジョンの逆説的な否定に否定を重ねる「わかりますん」的な歌詞を・・・意外とみんな・・・知らないんじゃないかと思うのですねえ。
まあ、結論は「結局ラブなんだよ」でアレなんですけどね。
なにしろ・・・この歌詞をポジティブととらえるか
ネガティブでとらえるかで・・・
当時は論争があったわけですから・・・。
キッドは基本的に・・・ジョンはツンデレだと思ってますけど。
そして・・・朝日はその皮肉を素直に受け止めて
気付いた女心に手を差し伸べちゃったわけで・・・。
もう、恋は始っているとも考えられるのですな。
もちろん・・・歌われなかったカラオケや
山Pがカバーする主題歌も
重要な要素になっていることは間違いないですな。
何か企んでる顔
最後の花火が消えた瞬間
まさみちゃんも消えてしまった・・・わけですからねえ。
モデルや女優になろうとして
失敗したり、だまされちゃったのかもしれませんね。
そして・・・帰るに帰れなくなってしまった・・・。
どちらにしろ・・・
帰ってくるとしても
新しい恋が充分に発展してから・・・だろうと思いますな。
登場人物たちは・・・派手ではないけれど
地方の町で地道に生きている。
そういう中で・・・彼女だけは
はずれてしまったことは間違いないですからねえ。
とにかく・・・美しい山Pを安心して眺めることのできるドラマであることは間違いないでしょう。
酷暑の夏を・・・イメージの海辺で
乗り切りたいと願う・・・今日この頃なのです。
mi-nuts 様も御身大切に・・・。
投稿: キッド | 2013年7月10日 (水) 17時34分
じいやちゃま、こんにちは~~~♪
う~む、金子さん臥薪嘗胆でしたか。
巻き返しのときがきたのね。
てか、なんたって夏は海よね~。
このドラマではビキニばっかりなどと
言うことの無いようにしたいと思います(笑
まともなP先輩!
あはは、慎吾ちゃんはリハビリ完了なのね^^
でもどこから見てもP調全開でした。
本当に久々に、Pさんらしい役でほっとしましたわ。
ゆるゆると熱い夏を楽しみたいです。
で、楽しい海のガーデンありがとうです~~
全部いいわ~♪
みんな自分がだれかって妄想して楽しんでくれてますね、きっと。
アタシは恵梨香ちゃんに一票よ。ふふ
じいやちゃま、海の家ってね、焼きそばを食べるものなのよね。
あと、かき氷も一緒にどうぞ♪
投稿: エリ | 2013年7月10日 (水) 17時53分
✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿
レストラン青山のメニューはまだ秘密なので
平成財閥海の家研究所が
開発したメニューをお楽しみくださりませ。
ソース焼きそば
カレーライス
ラーメン
おにぎり
かき氷
サザエの壺焼き
フランクフルト
焼きとうもろこし
アイスクリーム
麦茶
・・・となっております~。
はたして・・・ドラマではどんな㊙メニューが
登場するのか・・・楽しみですな。
お嬢様の夏の水着コレクションは
シャネルなど続々到着していますので
専用端末にてご確認くださりませ~。
「幽かな彼女」は良き療養所でしたな~。
しかし「サマーヌード」も完璧に保養所となると推測いたしますぞ~。
香里奈様の先制パンチから
恵梨香様のお腹ウリウリ攻撃まで
お嬢様好みの展開でナイスでございましたな~。
ひと夏の恋模様をどうかご堪能くださいませ~。
ワインやビールも揃っておりますが
あくまでお酒は二十歳を過ぎてからですので
すべてノンアルコールとなっておりますぞ~。
そうですなあ・・・じいやは恵梨香様が
ゴールならトレビアン・・・
まさみ様ゴールならブラボーょ叫びまする。
香里奈様なら万歳三唱ですな。
誰と結ばれても
誰とも結ばれなくても
まったく問題ないゴージャスな夏と思われます。
もう、全員とゴールインでもよろしいかと~。
海の家はごっこガーデン・プライベートビーチに
全国の海から海の家を集め
海の家フェスティバルもイベント開催の予定でございます~。
投稿: キッド | 2013年7月10日 (水) 18時48分
じいや…千葉ちゃんの出番をありがとう( 〃▽〃)
ドラマにはほとんど出て来そうにないので、ここで遊ばせてもらって嬉しいっす…
ドラマについては…夏だね。としか言いようがありませんが、
千葉ちゃんとまさみちゃんを見ます!
投稿: くう | 2013年7月14日 (日) 12時12分
❀❀❀☥❀❀❀~くう様、いらっしゃいませ~❀❀❀☥❀❀❀
海の家に新メニューおでんが登場しましたぞ。
アツアツのおでんがなぜ美味いのか。
謎でございます。
しかし、甘い味噌だれの味噌おでんやところてんも
ご用意しましたぞ~。
千葉ちゃんロイドとお約束の
ストロー一本でトロピカルドリンクも
おためしくだされませ~。
まさみちゃんが生きているといいなーっと
お祈り申し上げるじいやでございました~。
投稿: キッド | 2013年7月14日 (日) 16時39分