半沢直樹(堺雅人)とその妻(上戸彩)のナニワ金融道的日常
半世紀前ほどの旧財閥系の都銀の貸付係の家にはお中元とお歳暮の季節に山のように贈答品が積まれていた。
それは一種の儀礼的な交流であると同時にどこか・・・退廃的な祭礼の匂いも感じさせたものだ。
銀行員にとって顧客はお金を借りてくれるお客様であり、顧客にとって銀行員はお金を貸してくれる何か特別な存在だったのである。
「金融」もしくは「信用経済」というものが始って以来、金を貸すものと金を借りるものの特殊な関係はそれほど変わっていない。
「希望」という空想のために「金」を出し入れし、時にはあぶく銭を儲け、時には損失を出す。
人々は少しでも確実で少しでも楽ができる投資先を求めて齷齪し、少しでも欲望を叶えてくれ、援助を与えてくれる融資の相手を捜して奮闘する。
そして・・・やがて、借金の山は限界に達し革命が起きてすべては御破算(ごわさん)になるのである。
で、『日曜劇場 半沢直樹・第1回』(TBSテレビ20130707PM9~)原作・池井戸潤、脚本・八津弘幸、演出・福澤克雄を見た。弱肉強食のルールに従い、巨大資本がすべてを制するという発想はバブル景気崩壊後に金融再編の波として現れる。独占禁止法という安全装置を一部解除した日本は21世紀に突入後、三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループという三大メガバンクを誕生させ、現在に至る。絶滅寸前の恐竜を思わせる巨大な擬似生命体は今日も世界から血と涙と汗の結晶を吸い上げるのだった。
1992年、バブル経済崩壊直前の頃に就職できてよかった・・・と半沢直樹(堺雅人)は申し分なく巨乳と言える妻・花(上戸彩)胸に顔を埋めて思う。子供を産んでいない花の身体は未だ瑞々しく半沢の心に潤いを与えるのだった。ちょっと忙しくて結婚記念日を忘れた以上、身体でたっぷりと奉仕するのが夫婦円満の秘訣である。
半沢の父親・慎之助(笑福亭鶴瓶)は経営する「半沢ネジ」が倒産寸前に追い詰められた時、産業中央銀行(フィクション)から融資を打ち切られ資金繰りに困窮して自殺している。母親の美千子(りりィ)が経営を引き継ぎ、「半沢ネジ」はなんとか持ち直したが・・・とにかく、バブル前や、バブル崩壊後の・・・行員採用においての身元調査は完璧である。父親が経営失敗で自殺している半沢が・・・取引に絡んでいる産業中央銀行に入行できる可能性はまずない。いかに成績優秀で身体強健であろうとも・・・そういう私怨の発生する余地のある身分の者を採用するほど銀行は甘くないのである。しかし、バブルの時にはすべての箍が緩み、空前のなんでもあり状態になっており、狭き門が一瞬大きく開いたのである。融資の審査が甘くなったように、採用審査も甘くなったのである。
その一瞬の隙を突き・・・腹になにやら黒々とした野望を秘めた半沢は父親を殺した銀行にもぐりこんだのだった。
その時、半沢の真意を知ってか知らぬか・・・同じ慶応大学出身の同期の二人の男が半沢の盟友となった。
一人はトマリこと渡真利忍(及川光博)で東京本店の融資課に勤務している。
一人はストレスこと近藤直弼(滝藤賢一)で半沢の大学時代の剣道部仲間でもある。ストレスは秋葉原支店時代に発狂し、半年の休養後、大阪本店システム課に勤務している。完全なる左遷コースに乗っており出向という名の島流しを待つ身である。
2002年、バブルの遺産である多額の不良債権を抱え産業中央銀行は東京第一銀行(フィクション)と合併し、東京中央銀行(フィクション)として新しく生まれ変わる。
大阪西支店融資課課長に在籍する半沢は二人の友情を信じ、交流だけは欠かせない。
それは父の遺した「仕事は人がするものだから・・・人間関係は大事にしろ」という教えに半沢が忠実だからなのである。
半沢には胸に秘めた野望はあるが・・・それはそれ日常業務は日常業務なのであった。
また頭角を現すためには実力だけでは足りないことも半沢には判っている。
組織には派閥争いがつきものであり、学閥に加えて合併による旧組織閥までが存在するメガバングなのだ。
神をも畏れない半沢の目指す頭取の座に今、座っているのは中野渡謙(北大路欣也)である。一支店の融資課長なすぎない半沢だが・・・ナカノワタリ頭取は半沢の名を聞き及んでいる。半沢は特許権取得と信用調査のエキスパートであり、融資の虎と異名をとるエースの一人だったからである。
現に・・・旧・産業中央銀行系派閥のボスである大トカゲこと大和田暁(香川照之)・・・お前、さっきから勝手に仇名つけてるよな・・・良いじゃないか妄想なんだから・・・男優多過ぎて辟易してるんだから・・・の一の子分、トカゲこと浅野匡(石丸幹二)が支店長を務める大阪西支店の融資額大幅向上のために言わば切り札投入されているわけなのだ。
つまり、半沢が優良企業に融資し、利益を上げることでトカゲも大トカゲも喜び、半沢の出世も約束されるわけなのだった。
ウカジこと・・・おい・・・ま、いいか・・・東田満(宇梶剛士)が社長を務める西大阪スチールへの融資問題が発生するまでは・・・。
関西における鉄鋼関係の融資でライバル銀行に遅れをとっていた東京中央銀行だったがトカゲ支店長が・・・ウカジ社長と特別なパイプを構築できたという触れ込みで融資話が持ち上がる。
トカゲの子分である小トカゲの江島副支店長(宮川一朗太)もノリノリでこの話をプッシュし、楽な仕事なので担当を新人のジャンプくんこと・・・いい加減にしろよな・・・中西(中島裕翔)に任せるとまで言う。
超能力・危険察知で・・・怪しい気配を感じ取る半沢だったが・・・五億円の融資により・・・支店が優良店として表彰される瀬戸際にあったために・・・「すべての責任をとる」というトカゲの言葉を担保に・・・短期間で本店を説得、充分な審査をしないまま・・・融資に踏み切るのだった。
しかし・・・まもなく、西大阪スチールは倒産、五億円は回収不可能の損失となってしまう。
粉飾決算を審査が見抜けなかったことが問題となる。
そして・・・大トカゲとトカゲは・・・半沢にすべての責任を押し付けトカゲのしっぽ切りを仕掛けてくるのだった。
「あんた、このまま、貧乏くじひかされるんやないやろね」
「朱に交われば赤くなるとは言うが・・・お前、関東の人間だろう」
「大阪のおばちゃん相手に標準語なんて使ったらいびられ殺されるわ。それより・・・どうなの、根性みせたんの、みせないの」
「あたぼうよ・・・俺がまんまと切られる尻尾に見えるかよ」
「あんた~、しびれるわ~」
青い稲妻の勝負ネクタイを占めた半沢は本店の青トカゲ(緋田康人)、赤トカゲ(小須田康人)に啖呵を切るのだった。
「責任の一旦はあると申し上げる。しかし、責任は支店長にも本店のあんたらにもあるのは太陽が東から昇るくらい明白なことじゃねえのかい。そうじゃないってんならあんたら不能の極みだよ。要するに五億円を取り戻せるかどうかだ・・・おいらのじゃまをするんじゃねえよ」
「て、てめえ・・・おぼえてやがれ」と逃げ出すチンピラ幹部たち。
「穏便に低姿勢にしろよ」とアドバイスしていた親友のトマリはニヤニヤするのだった。
そこへ・・・ついに島流しがきまったストレスから緊急連絡が入る。
「ウカジの潜伏先が分ったぜ・・・」
「恩に着る」
早速、ウカジの潜伏先を張る半沢。ウカジを確保しかかるが・・・壇蜜のような愛人の未樹(壇蜜 )に逆襲され・・・取り逃がしてしまう。
ウカジの脱税を追及するために隠密監視を続けていた大阪国税局査察部のオカマ統括官・黒崎駿一(片岡愛之助)は舌うちする。
「金貸し風情がでしゃばりやがって・・・」
途方に暮れた半沢。
しかし・・・かって、半沢が自殺から救ったモンスター竹下(赤井英和)や倒産を防いだすだれマキノ(志賀廣太郎)たち、中小企業の親父たちが・・・手を貸してくれることになる。
「銀行は・・・晴れた日に傘を貸し、雨の日に傘をとりあげるなんていわれるが・・・恩義を返してくれる人もいる・・・情けがなくては人でなしさ・・・だから・・・やられたら倍返しが・・・私のポリシー・・・てめえたちゃ、にがさねえ・・・五億円は必ず取り返す!」
ウカジから分捕ったゴルフクラブに誓う半沢だった。
「それでこそ、あたしの旦那だよ」
谷間をのぞかせて励ます恋女房の花だった。
まあ、銀行を舞台にした仁侠時代劇ですな。初回視聴率19.4%に一同爆笑でございます。
関連するキッドのブログ→リーガル・ハイ
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コメント
月9とは対極にあるドラマ始まりましたね。主演、堺雅人とあれば見ない訳に行かない。ただ、このドラマ見た後で月9とのギャップはキツイっすね。
原作は「下町ロケット」の池井戸潤。思わず安達祐実の元亭主でスピードワゴンの片割れ?と間違いそうな名前ですね。
銀行ってそんなに身辺調査するんですか?
確かにどんなに優秀でも、親が借金抱えてる人を採用なんて怖くて出来ませんよね。
しかし、及川ミッチーや北大路頭取が出て来ると、いつ裏の本性表すんだろう?とか変に疑い深く見ちゃいます。
それ以上に上戸彩が別世界過ぎて…。
彼女が家庭にいると、いつ“さすガッス”って言い出すかドキドキしますね(笑)(関西じゃ大阪ガスのメインキャラクターをずっと務めて料理作ってるんですよね。)
彼女の場合、何の役やってもCMタレント以上に見えないので、余り彼女のドラマを見ないから余計に女優の認識がないんですよね。(タレントさんとしてはとても好きなんですが)
でも、硬い銀行ドラマに一服の清涼剤の役目と思えば悪くはない。
って事で次回が楽しみです。
投稿: なっち | 2013年7月13日 (土) 08時35分
>銀行を舞台にした仁侠時代劇
そうやって楽しむものだったのですね(-_-)。お書きのとおりの『ナニワ金融道』…あれ読んでるからももええわーと思って見てました。ていうかあの絵柄でやってほしい(笑)。
録画を観るのをどうやら壇蜜の手前で二度挫折していて、継続かどうかは「審議中(AA略)」。
日曜の晩に誰を狙っているかよく分からないこのドラマ、私のまわりでは何故か40代母親層にウけている感じ。
石丸幹二は初めて見たのですがイイ感じにイヤゲ感(笑)。吉田鋼太郎の尻尾くらい。滝藤賢一のストレスはハマりすぎ。『カラマーゾフの兄弟』の刑事とか好き(けなし言葉?)ですが『梅ちゃん先生』でのメシ屋は似合わなかった…(-_-)。
まとめると、上戸彩が浮いてる…。ミムラなら良かった(?)。
投稿: 幻灯機 | 2013年7月13日 (土) 13時20分
月9とどの辺が対局にあるのかはよく分かりませんが
シビアな恋愛ものと・・・軽いサラリーマンもの
という意味ではそうかもしれませんなあ。
半沢の就職に始って
支店長のゴリ押し融資推奨
本部の責任回避など
ヤクザ映画のような爆笑展開でございます。
本当のメガバンクでは
労組協定もあるし
審査のシステムも非常に厳密なので
こんな事態はけして起こりませんぞ~。
あくまでフィクションですからな。
メガバングの行員はかなり人権を法的に
守られていて・・・
どこぞのブラック企業とはまるで違うのでございます
派閥争いの問題も・・・かっては東大閥は
ありましたが・・今は六大学はじめ一橋や
IT導入によるシステム工学出身者もあり
かなり派閥そのものが解体されているのが現状。
つまり・・・この物語は
ショムニレベルの絵空事なのでございます。
そこをお間違えないように。
なにしろ、ヤクザな会社に五億円だましとられた
貧民あがりのカタギの衆が
あの手この手でとりもどそうとするって話なのです~。
ちゃんちゃらおかしいのですぞ~。
上戸彩は金八で性同一性障害の生徒を演じて
演技派でスタートし、
「アテンションプリーズ」やら「エースをねらえ!」「アタックNo.1」などで
実写キャラクターのクイーンをやってから
しばらく地味な役で過ごしていましたが
「テルマエロマエ」で抜群の存在感をみせる・・・
じつに渋い女優でございます。
そうでないとのほほんとCMタレントはやってられないのですよ。
さらに言えば・・・幼い顔立ちで巨乳という必殺技も持っているので無敵なのですな。
このドラマでは
ちょっとおバカな熱血キャラクターの夫にちょっとヤンキー入った感じのまじめな妻という設定なので
まさに適役と感じました。
とにかく・・・硬い銀行ドラマには・・・キッドにはまったく見えないことをお断りしておきます。
まあ・・・感じ方は人それぞれですからねえ。
投稿: キッド | 2013年7月13日 (土) 15時48分
ジャンプくんが主役なら・・・まさにそういう流れですよね。
ジャンブ「あ・・・西テツ飛びました・・・」
ハンザワ「なんじゃとっ」
アサノ「こら、ハンザワ、お前がついとってどういうことじゃい」
ジャンプ「そんな・・・支店長もハンをついたじゃないですか」
アサノ「アホか・・・そんなもの・・・ヘのツッパリにもなるかいな」
ハンザワ「支店長・・・このフンショクを見抜けなかったのはワシにも責任があります・・・しかし、ジャンプにはきっちりカタつけさせますよって」
アサノ「そうか・・・じゃ、ジャンプにはまず五億の借用書書いてもらわな・・・」
ハンザワ「それなりに絵を描かせてもらいますわ」
ジャンプ「・・・」
ハンザワ「ええか・・・これは支店長の温情じゃ。カミさんソープにいかせたくなかったら・・・死ぬ気でウカジの野郎、おいこむんやで」
ジャンプ「・・・はいっ」
・・・こういう感じでございますよねえ。
まあ・・・メガバンクの内幕を知らない
庶民の奥様方には
ブラックな信用組合レベルなら
起こりそうな事件が・・・
まことしやかに見えるのでしょうな。
そして・・・男たちの
出世争いみたいなところにかなり妄想膨らむものと
考えます。
キッドは上戸彩は適役だと思います。
ミムラだと情緒不安定になる感じです。
どんな厄介事も巨乳が吸収してしまうような
ふてぶてしい役どころですからな。
ナニワを思い出して下さい。
主人公の妻は刺青していて
拉致したヤクザのナニを食いちぎるタイプなんですぞ~
投稿: キッド | 2013年7月13日 (土) 16時09分
この枠独特の 個人的にはかなり苦手な類の演出のドラマで、堺さんが主演だったので架空の銀行のモデルは三菱?みずほ?とか思いながら 前半は厳しかったんですが後半はちょっと盛り返してラストまで辿り着きました。ラストはなんだか古美門を彷彿させスカッとしたけれど秋にリーガル主演が控えているし似たような役柄で大丈夫かとちょっと心配になったりもしました
5億円事件解決回までに毎回スカッとする場面が用意されているのか2話めを見れば大体わかるでしょうか?
上戸さんは流れ星以降 女優さんとしても魅力的だなと思っていましたが、このドラマではあまり良さが生かされていないように感じました
自分が感じていた以上に巷の評判がいいみたいなので
このドラマを見ている人がリーガルも見てくれるといいな~と期待しちゃってます!
投稿: chiru | 2013年7月13日 (土) 16時24分
ふふふ・・・キッドは
いきなり、半沢の大学生時代を
堺雅人が演じていた時点で大爆笑でしたぞ~。
堺(39)
滝藤(36)
ミッチー(43)
でございますからな・・・なんちゃって大学生っていうか。
なりすますにもほどがあるのですな。
リーガル古美門とは違い
半沢は実直で真面目な役ですからねえ。
破天荒さが全然違うのでございますよ。
まあ、女性陣にはかっこいいから
みんな同じなのかもしれませんな。
メガパンクで同期の社員の
家族ぐるみの付き合いとは
それなりに濃厚なものです。
半沢一家とストレス一家は
夫が出身大学からサークルまで一緒という親密さ。
二人を案ずる半沢の妻が
そっと見守るシーンなど
なかなか素晴らしい存在感でしたが
見落としているのではございませんか。
半沢は経営危機に陥った過去があるとはいえ
社長の息子のお坊ちゃんですから
どこか・・・甘いところがあるのですな。
そういう半沢に喝を入れる・・・どこか凄みのある妻。
上戸は見事に演じていましたぞ~。
上戸彩の底なしの魅力を
まだ・・・御存じないだけなのでは~。
「流れ星」的なキャラはどちらかと言えば
あまり似合っているとは言えない役なのですな。
こういう底抜けの役こそが上戸彩の本領だと考えます。
「テルマエロマエ」の上戸こそが最高なのですから。
とにかく・・・いかにも勧善懲悪の
人情時代劇の匂いがプンプンしますので
たくさんの人が楽しめるドラマだと考えますぞ
投稿: キッド | 2013年7月13日 (土) 16時54分
キッドさま。
どちらかと言うと歌舞伎的な大見得を切った様な演者達の演技に、息つく暇もなく、見終わった後にこっちまで力が入ってる感じがして、硬い銀行ドラマと感じた訳です。
本当なら上戸彩ちゃんが、その力を抜く役目を担っているんだろうなと思うのですが、金八以来、彼女のドラマはアテンションプリーズ位しか見た事がなく、やっぱり「さすガッス」のCMタレントのイメージが強いですね。テルマエは見てないんですよ。
「SUMMER NUDE」で自然体の演技が持ち味の山Pを始めとした月9チームとは、空気感も演出も全て対極にあると感じたのですよ。
でも月曜の夜に、美しい恋物語に浸りたい私めには、半沢が濃すぎる故にギャップを強く感じる次第です。
とりあえず半沢は録画して薄れた頃に見ようと決めました。
投稿: なっち | 2013年7月13日 (土) 18時55分
>ナニワを思い出して下さい。
そうでしたね。カワイコちゃん(死語)と思いきや…。
>まあ・・・メガバンクの内幕を知らない
>庶民の奥様方には
なんだかそこへ、銀行勤めの奥様(注:地方銀行)が「あれ、リアルだわー」みたいなことを吹き込んだりするようで、世の中の銀行イメージはナニワ金融道レベルでフィックスのようです(笑)。
投稿: 幻灯機 | 2013年7月13日 (土) 19時32分
実情というものはわかりにくいものですからねえ。
なんにでも例外はあるものですし
そうなればこれだってリアルと言えないことはない。
しかし、まあ、常識的に考えてそうなんですな。
逆に統合失調症の人が
復帰できるのか・・・というと
これが復帰できるのが
メガバンクなのですな。
腎臓病で週二回透析して
つまり・・・週休四日で
正行員もあり得るのが
メガバンクなのでございます。
投稿: キッド | 2013年7月13日 (土) 20時43分
なるほど・・・テルマエはものすごく面白かったものですから。
キッドは基本的には俳優・女優の批判には
厳しい態度で臨むのでご了承ください。
ろくにみてもいないであーだこーだ言う人にあーだこーだ言うタイプなのですよお。
まあ、日曜日のドラマと月曜日のドラマは
基本的に無関係なので
なんとも言えませんなあ。
ちなみにキッドの場合はどういう組み合わせで
ドラマを見てもまったく気になりませんのであしからず。
投稿: キッド | 2013年7月13日 (土) 20時52分
こんにちは。最近ドラマをまた見始めたので
今期はWomanとこれを見る、と知っている人が
いってた、このドラマを見せてもらいました。
> つまり・・・この物語は
ショムニレベルの絵空事なのでございます。
ですよね。私、いい年しながらかなり世間知らずなので
びっくりしちゃってましたが、ですよねー。よかった。
勉強になりました。
銀行といえば就活のときの会社説明会のとき、
ひとつだけえらく長い列ができている会社のブースがあり、
それが銀行さんでした。
きっと安定や待遇は素晴らしいんでしょうが、私には
無理…と列を見ていて思ったことでした。
投稿: りんごあめ | 2013年7月17日 (水) 00時01分
お堅いサラリーマンの代名詞といえば銀行員。
そして・・・一般の人にとっては
馴染みのある場所でもあるのですな。
なにより・・・フロントで働く人々の姿が
見えて・・・みんなが窓口業務をしているように見える。
だから実情を知っているような気になるのですが・・・
基本的にはメガバンクは超一流企業で
エリートしか就職できない閉鎖空間。
だからこそ・・・このようなフィクションが可能になるのです。
そもそも・・・安い賃金で働いてウサキ小屋に帰る人たちは
自分の貯金箱である「銀行」が
巨大なビルであることで・・・
その差異に気がつくべきなのですが・・・
まあ・・・人間の観察力には限界があるのです。
キッドは両親がメガバンクの行員だった悪魔なので
そこそこ知っているだけなんですね。
まあ・・・誰でもなれる職業ではないところが
夢の題材になりえるのですな。
あくまでドラマであってドキュメンタリーでは
ございませんから~。
投稿: キッド | 2013年7月17日 (水) 02時48分