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2013年7月 7日 (日)

あまちゃん、十四通り目の土曜日(能年玲奈)

再び加速する十四週目。

夏休みの終りに上京したアキ。

一週間ほどで新学期が始り、東京での新生活がスタートした先週。

しかし、今週は・・・九月上旬から始り・・・ユイの「大丈夫×4」メールの日付が2009年9月8日である。

気がつけば・・・暦の上ではディセンバー(十二月)に突入しているのであった。

それは同時にユイの苦難の三ヶ月だった。

九月~十月上旬までは父親の介護。

十月~十一月上旬にかけて母が失踪、失意と絶望の日々。

十一月から十二月にかけて転落の人生を歩み・・・漸く、回復の兆しを見せる。

この間に、ユイもアキも十八歳になっている。

「愚か者(フール)」のスタンド(特殊能力)を持つアキはその間・・・寿司を食べて食べて食べまくったのだった。

アキはアイドル修行の入り口でアイドリング中なのであるが・・・その分、ユイが起伏の激しい人生の一時期を過ごす。

これもまた・・・飽きさせないテクニックなんだなあ。

とにかく・・・激動の三ヶ月を一週間でお届けします。

で、『連続テレビ小説・あまちゃん・第14週』(NHK総合20130701AM8~)脚本・宮藤官九郎、演出・吉田照幸を見た。2008年の夏休みのはじめ、母の故郷・岩手県北三陸市(フィクション)にやってきたアキ(能年玲奈)は心の不安定な母親・春子(小泉今日子)と海女である祖母の夏(宮本信子)の葛藤に翻弄されながらそれなりにたくましく成長し、2009年の夏休みの終り、アイドルになるために親友のユイ(橋本愛)と上京する予定だったが、家庭の事情により、単身赴任となる。新しい仲間と出会い、憧れの大女優・鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)に寿司をおごってもらったアキは・・・自分のツキを確信するのだった。

月曜日 あれも大丈夫これも大丈夫きっと大丈夫たぶん大丈夫(橋本愛)

上京してすぐ・・・憧れの女優・鈴鹿ひろ美と出会い・・・しかも寿司までおごってもらうとは。

アキは有頂天になるのだった。蛇口さんことマネージャーの水口(松田龍平)に詰め寄るアキなのだ。

「なんで・・・鈴鹿ひろ美と知り合いだって教えてくれなかったんだ?」

「向こうは覚えていなかったけどな・・・それと鈴鹿ひろ美・・・さん・・・な」

「うわあ・・・もう、さん付けで呼び合う間柄かよ」

「・・・でも・・・社長の前では言うなよ・・・鈴鹿さんと太巻さんはいろいろあったらしいから」

「?」

とにかく・・・夏ばっぱに報告するアキだった。

北三陸は秋祭り・・・そして本気獲りの季節である。

「ばっぱのおかげで鈴鹿ひろ美にあえたんだあ」

「そりゃ・・・えがったな・・・静御前になあ・・・」

「そっちはかわりねえが」

「美寿々に新しい彼氏が出来たくれえだな」

美寿々(美保純)の新恋人はバングラデシュ人だった。

そして・・・ミス北鉄は本人不在のままユイが二冠を達成していた。

ストーブこと足立ヒロシ(小池徹平)の報告によれば足立一家は一丸となって足立功(平泉成)のリハリビを支えているらしい。

しかし、ユイは学校も休みがちになっていた。

顔をマスクで覆い、猫背になりかかるユイ。駅を歩けば田舎のヤンキーにナンパされる日々である。

そんなユイに磯野心平先生(皆川猿時)も、大吉(杉本哲太)&吉田(荒川良々)も、保(吹越満)も勉さん(塩見三省)もかける言葉が見つからないのだ。

「なによ・・・辛気臭い」と平常心の春子。

「慰めるタイミングがわからない」ダメな大人たち。

女子寮住まいのアキは足止めを食らっているユイの心情を思い、歯を磨くのだった。

アキはアキで・・・ユイのいないアイドル生活のスタートを不安に感じないわけにはいかないのである。なにしろ・・・アキとユイは二人で一蓮拓郎(一蓮托生)、二束三文(二人三脚)の「潮風のメモリーズ」なのである。

不安を抱えるアキの脚は自然と安部ちゃん(片桐はいり)の上野駅前まめぶ屋台に向かうのだった。

そこへやってきた種市先輩(福士蒼汰)はアキを誘う。

「なんか・・・うまいもんでもおごってやるべ」

「まめぶはうまいもんじゃないの?」

「安部ちゃん、またな~」

涙目の安部ちゃんである。

早速、梅頭大将(ピエール瀧)の寿司店「無頼鮨」に直行するアキだった。

「東京に来たなら、なんで・・・連絡してこないんだ・・・水くせえな」

「おらにも・・・意地がある・・・恋愛感情が残っていると思われたら癪だべ」

しかし・・・実は未練たっぷりのアキだった。

けれど・・・先輩がアキを訪ねてきたのは・・・ユイの近況を知りたいからなのである。

ユイは「父親の病気のこと」も種市に知らせていないらしい。

ユイにとってのアイドルのスタート・ラインの年齢制限18歳が目前に迫り、ユイは恋愛どころではないのだ。

アキはユイからのメールを披露する。

「お父さんの具合もよくなってきて・・・ユイちゃんももうすぐこれそうだ」

もう大丈夫。

ぜんぜん大丈夫。

まだ大丈夫。

本当に大丈夫だよ。

「こんな短いメールに四回も大丈夫って打って・・・これ、相当無理してるな」

「じぇ・・・」

「まあ・・・天野には弱いところをみせたくねえのかもな」

「・・・」

「なんとかしてやりてえけど・・・」

それについては人として同じ思いのアキだったが・・・女の子として複雑なのだった。

「いいな・・・ユイちゃんは・・・みんなに気にかけてもらえて・・・」

「?」

「みんな気になるのはかわいいユイちゃんのことでなまってる方のおらじゃねえ。わかってることだけどさすがに凹むべ・・・先輩も案の定・・・ユイちゃんのことばっか」

「まあ・・・いちおう・・・彼女のことだから」

「ひがんでるわけじゃねえぞ。すげえって思ってる。いないところで話題にあがるってところはスターならではだべ。ユイちゃんにはスターの条件が備わってるってことだべ・・・って彼女・・・?」

うっかり、種市先輩とユイの遠距離恋愛の関係を失念しているアキだった。

アホの子には目の前のことだけが事実だからである。

今、東京で種市先輩に寿司を御馳走してもらっている自分はデートしているのも同然・・・とアキは思っていたのだった。

アキの初心な初恋はなかなかに執念深いのだ。

「先輩も訛ってる方でなくて可愛い方がくればよかったのにって思ってるんだな・・・そうかい、そうかい・・・なんか、すいませんでしたあ」

「別に・・・そんなこと、言ってねえじゃん」

「じゃん・・・はあ、いつの間にやら・・・標準語か・・・俺って南部ダイバーじゃんってか」

「天野・・・」

思わず・・・声が大きくなる種市先輩に・・・大将も、店員・伊東(日向丈)も振り向くのだった。

「あのな・・・天野・・・俺はもう」

「なんだ・・・まさか・・・ユイちゃんと別れるつもりか?」

希望的観測が妄想レベルに発展し我を失うアキだった。

「いや・・・そんな予定はねえ・・・遠距離恋愛バリバリだ」

勝手に奈落の底に沈むアキだった。

「俺はもう・・・南部ダイバーじゃねえんだ」

先輩の言葉の意味がわからずに茫然とするアホの子。

「仕事も辞めたし、会社の寮も出た。ユイの事も心配だし、来週にでも田舎さ帰ろうと思っている」

先輩が田舎に帰る・・・。

もちろん・・・それがすべてとは言えないが・・・アキが上京した理由の62%ぐらい(当社推定比)は種市先輩への未練だったのである。なにしろ・・・大嫌いな東京へ行く決心も・・・大失恋前の胸の内に芽生えたものなのだ。

「なんでえ?」

アキの心は乱れに乱れるのだった。

種市の東京残酷物語は・・・。

種市の就職した会社は親会社の二つの計画に参画していた。

一つが羽田空港滑走路拡張工事。

一つが東京スカイツリー建設工事。

そして・・・羽田の着工が遅れて・・・種市はスカイツリーの現場に回されたのだった。

南部ダイバー魂とは無関係なのである。

その上・・・あろうことか・・・種市は高所恐怖症だったらしい。

「潜るなら水深100メートルでも平気だが・・・上がるのは5~6メートルが限度だ・・・スカイツリーが634メートルって聞いて・・・もう・・・とてもじゃねえが無理だと思った」

実は・・・東京スカイツリーはアキとも無縁ではなかった。

そもそも・・・太巻が東京EDOシアターを上野にオープンしたのは・・・東京スカイツリーのオープンによって・・・文化の中心が城西から城東に移ると考えたからであった。

スカイツリーのお膝元で・・・アイドルを育てる。

それが太巻の大戦略だったらしい。

東京スカイツリーは・・・種市先輩の職を奪い、アキをアイドルの道へと導いたのである。

アキは・・・茫然とするばかりだった。

そこへ・・・鈴鹿ひろ美と太巻こと荒巻太一(古田新太)が入店してくる。

「じぇじぇ・・・」

思わず身を隠すアキだった。

火曜日 きっと来る、きっと来る、きっと来る(能年玲奈)

会議中を抜け出したと言う太巻・・・どうやら鈴鹿ひろ美が誘いだしたらしい。

「聞きましたよ・・・運転手、クビにしたんですって・・・」

衝立を挟んで聞き耳をたてるアキだった。

「誰?」と種市先輩。

「うちの事務所の社長と大女優さんだ」

「じゃ・・・挨拶した方が・・・」

「だめだ・・・おらの事務所は男女交際はご法度だ・・・」

「男女交際って・・・俺と天野はそういう感じじゃないべ」

切ない恋心を木端微塵にされて、唇をつんととがらせて、空パンチを繰り出すアキだった。

鈴鹿ひろ美と太巻の他愛もない話は続く。

「・・・だって、家まで送るって言うのよ・・・次の日は家の前で待ってるし・・・私怖くなっちゃって・・・通報しようかと思ったくらい」

「ひええええ・・・それが運転手ってもんですから」

「あら・・・そうなの。でも・・・私、最低限のプライベートは守りたいしい」

「相変わらず、困った人だ・・・もっとも私も一年でクビになりましたけどね」

どうやら・・・太巻は昔、鈴鹿ひろ美のマネージャーだったらしい。

つまり・・・鈴鹿ひろ美は・・・太巻のいたあの事務所に所属していた可能性があるのである。ヤング春子が太巻の名刺で連絡したとなれば・・・鈴鹿ひろ美と春子との接点が浮上するのだった。

「付き人でもつけたらどうです・・・ウチにも女優志望の娘がいるから・・・紹介しますよ。ちょっと面白い新人がいるんですよ。グループ名が潮騒のメモリーズって言うんです」

「潮騒の・・・あら・・・この前も誰かに云われたわね」

「二人組なんですが・・・可愛い子の方はまだ東京に来ていないんです・・・この子は素質的に申し分ないです」

「もう一人は・・・」

「なまってます」

「ぷっ」と思わず噴き出す種市だった。

「・・・」憮然とするアキだった。アホの子だってアホの子なりに傷ついているのである。しかし、誰も慰めてくれないのだった。

「潮騒のメモリーか・・・懐かしい」と鈴鹿。しかし、意外なことを言い出す。「でも、覚えてないのよね。たまにカラオケで歌おうとするんだけど・・・なんでだろう・・・全然歌えないの」

「デビュー曲なのに・・・」

なにやら・・・もの思いにふける二人だった。

「そろそろ・・・失礼します」

「まだ、いいじゃない」

「会議を中座してるんで・・・」

「じゃ・・・私も帰るわ・・・大将、タクシー呼んでちょうだい」

カウンターで微笑む大将に容赦なくつっこむ鈴鹿だった。

「なによ・・・小林薫のつもり?」

小林薫の微笑みについては「Woman」でご確認ください。

三十分後、鈴鹿が店を出るまで息をひそめていた二人は・・・すっかりくたびれたのだった。

「ずけえ世界だな・・・天野・・・やっていけんのか・・・アメ女だって有名だけど・・・」

「アメ女八賢伝の下に何十人もいて・・・おらたちはその下だ・・・本当に下で踊ってるし」

「それでいいのか・・・」

「いいわけねえべ・・・でも・・・今はそれしか道がねえし・・・せめてユイちゃんが来るまでは」

「・・・来ねえんじゃねえかな・・・ユイ・・・あいつもうあきらめてるんじゃねえか」

「なんでそったなこというだ・・・」

種市先輩はあの日のユイを知らないのだとアキは思う。

駅のホームで泣きじゃくりながらアキを見送ったユイ。

必ず行くから待っててね・・・と叫んだユイ。

「もうアキにも遅れとっちゃてるわけだし・・・来ても舞台の下からのスタートだべ。天野と違って・・・ユイはプライド高いし、エリートだし・・・耐えられねえと思うんだ」

「馬鹿なこと・・・語んなっ」

店中に響き渡るアキの魂の叫び・・・炸裂である。

「お客さん・・・お客さん・・・」と止めに入る大将の声も激昂したアキには届かない。

「ユイちゃんは来る!・・・絶対来る!・・・ユイちゃんはそんなに簡単にあきらめねえし・・・ユイちゃんは弱くねえし・・・ユイちゃんは中途半端なことはしねえ!」

「お客様」と店員の伊東。聞く耳持たないアキ。

「種市先輩こそ・・・こないだまで70キロのメットかぶって颯爽としてたのに・・・縮こまって情けねえ。南部潜りの精神、忘れたのか!・・・田舎さいる時は田舎の悪口、東京さ来たら東京の悪口・・・そんだなことが一番嫌いだと云うたでないか。エリートでプライド高えのは先輩の方だ・・・なんだよ・・・おらの初恋の相手はこんなにちっちぇえ男だったのかよ」

「・・・」

「自分が挫折して帰るのはかまわねえが・・・おらとユイちゃんを巻きこむのはやめてけろ」

先輩がユイちゃんを慰めるのが嫌な気持ちや先輩がアキを残して田舎に帰るのが許せない気持ちも10%前後(当社比)混入しているアキでした。

「ユイちゃんは来る!・・・絶対来る!!」

「お客さん・・・」

「すいません」と大将に謝る種市だった。「わかった・・・天野・・・わかったから・・・」

両眼から同時にこぼれおちるアホの子の涙に魂を直撃される種市先輩。

漸く・・・エネルギーが切れるアキだった。

「そろそろ・・・帰るべ」と種市。

食べ残しの折詰を希望するアキだった。

そして・・・勘定はまたしても・・・鈴鹿によって支払い済みだった。

「おらたちのこと・・・気がついていたのか・・・」

なんとなく・・・不思議に思うアキだった。

その頃・・・足立功は順調に回復していた。

足立一家にも笑顔が戻っていた。

その日、ユイは出発の準備をしながら・・・水口にメールを送った。

秋の気配の漂いだした東京。奈落では・・・GMTが夜の練習を続けている。

A!M!E!横!アメYO!YO!YO!横!

上野から御徒町に棲息 絶滅危惧種 下町アイドル

会いたい でも会えない 脳内自由恋愛集団

男子禁制 選手宣誓 毎日会いたい 下町アイドル

「ちょっと待った」とリーダーの入間しおり(松岡茉優)・・・。

キャンこと喜屋武エレン(蔵下穂波)に問題があるらしい。

映画「ホテルハイビスカス」(2002年)でアホの子中のアホの子・美恵子(小学三年生)を演じていた穂波である。その秘めたアホの子パワーは森の精霊キジムナーも凌駕するのだな。

「絶滅危惧種」が「じぇちゅみぇちゅきぃぎゅちゅう」になってしまうキャン。

最年少、小野寺薫子(優希美青)が14歳ながら訛りをセーブしたお手本を披露する。

「上野から御徒町に棲息 絶滅危惧種 下町アイドル」

「うぇのおきゃりゃあよきゃちぃみゃちぃにゅいしぇいしょくじぇちゅみぇちゅきぃぎゅちゅう・・・」

「そっちの方が難しいわっ」と突っ込む最年長・宮下アユミ(山下リオ)だった。

すでにシャドウとして舞台に立った遠藤真奈(大野いと)は余裕で控えめなのだった。

そこへ・・・水口が朗報を持って現れる。

「ユイのお父さん・・・来月退院できるそうだ・・・」

アキにもユイからメールが届いていた。

ずっと連絡できなくてごめんね

アキちゃんが頑張ってくれているから

ユイもこの試練をのりこえられました

アキちゃんとの約束

やっと果たせそうです

潮騒のメモリーズ完全復活まで

もうちょっと待っててね

☆CATCH A DREAM!! Yui☆

タイトロープの上を歩くユイのギリギリの送信である。

ほら・・・やはり・・・私の信じているユイちゃんだ。

アキは嬉しくなった。

そして・・・足は何故か・・・「無頼鮨」に向かうのだった。

アキが佇んでいるのを目敏く見つける大将。

「どうした・・・鈴鹿さん?」

こっくりと頷くアキだった。

「入んな・・・」

鈴鹿ひろ美は常連客を相手に昔の出演映画の話に興じていた。

「じゃ・・・あれ知ってる・・・卑弥呼が現代にタイムスリップする奴・・・そうそう・・・いまどき卑弥呼・・・いまどきってなんだよって話よねえ」

「あの・・・」

「あら・・・あなた・・・」

「先日は・・・連れの分までごちそうさまでした」

「いいのよ・・・まあ、すわって食べなさいよ・・・この子、アイドルの卵なのよ~」

「私・・・天野秋って言います・・・潮騒のメモリーズってグループ組んでました」

「あら・・・あなたが・・・」

「勝手に歌を歌ってすいませんでした」

「そうよ・・・裁判になったら・・・勝つのは私よっ」

唐突だが・・・後に登場する劇中二時間ドラマのフリである。

この世界では・・・鈴鹿がこれを云ったらそういうことだという話なのである。

つまり・・・フリなのだがオチ先行でもあるのだな。手法としてはギリギリなのだ。

もちろん・・・アキはついていけないが・・・。

「・・・しないけどね・・・ふふふふふ」と勝手にここでのオチをつける鈴鹿なのである。

もちろん、マイペースな鈴鹿のキャラクター付けの要素も含んでいる。

この複雑さ・・・凄みがある。

そしてアキはユイがもうすぐ来ることを鈴鹿に自慢したい一心なのだった。

二人が揃ったらすごいんだということを鈴鹿に伝えたかったのである。

「もうすぐ・・・相棒のユイちゃんが来るんです・・・そしたら歌っこ・・・聞いてくだせえ」

「いいわよ・・・」とアキのセリフの後半部だけをとらえて手拍子を始める鈴鹿。

「いえ・・・今でなくて・・・来月です」

「なんだ・・・そうなの」と細かい事は全く気にしない鈴鹿。

「とにかく・・・なんか頼みなさいな・・・私はかっぱ巻き」

「じゃ・・・おら・・・ウニ!」

鈴鹿は少し驚いてそして微笑む。彼女が大雑把と繊細さを共に内蔵している暗示。

しかし・・・アキの喜びが打ち砕かれることを予感するお茶の間だった。

やつれはてた顔で・・・北三陸駅に現れたユイの母親・足立よしえ(八木亜希子)・・・。

笑顔の仮面の裏のユイが見抜いた空虚な中身がゆっくりと露出しようとしている。

ベンチに幽鬼のように座り込んだよしえを発見する春子。

「まあ・・・病院の帰り?」

娘の親友の母親を喫茶リアスに迎え入れる春子。

「ひろしくんがさあ・・・まだ見舞いに来てもらっても困る状態だっていうから遠慮してたんだけど・・・」

「もう・・・大分いいんですよ・・・来月には退院できるかも」

「あら・・・そうなの・・・よかったわね」

「なんだか・・・疲れてしまって・・・」

「休みなさいよ・・・」

「病院の先生にもそう言われているんだけど・・・加減がわからなくって・・・」

「頼ればいいのよ・・・みんな・・・先生の教え子なんだから」

「・・・」

春子はせめて・・・夫の教え子の一人ではなくてママ友として振る舞えばよかったのかもしれない。

しかし・・・北三陸市の中心である春子には・・・孤独に追い詰められたよしえの気持ちが読みとれない。

よしえは・・・考えている。

夏の終り・・・娘を送り出そうとした時・・・残される夫と自分にも耐えがたかった。

冬の始り・・・今度、残されるのは・・・身体の不自由な夫と自分。

この時・・・よしえには家を出ていく娘の幸せを願う気持ちは・・・まったくなくなっていたのである。

これが・・・私の人生。これが私の人生。こんなのが。

ただ・・・空虚な思いだけが・・・場末の喫茶店に漂うのだった。

よしえは最後の希望に燃える娘のユイを激しく憎悪しているのだった。

水曜日 ジェジェの奇妙な冒険(薬師丸ひろ子)

アキとユイの希望に満ちた長い一日が終わろうとしていた。

ヒロシが血相を変えてスナック梨明日に飛び込んでくる。

「どうしたのよ・・・」と春子。

「母が・・・」

「お母さんなら・・・昼間、来たけど・・・コーヒー飲んで・・・」

「帰ってこないんです・・・」

「じぇじぇじぇ・・・」驚くいつもの客一同だった。

それから・・・一週間・・・足立よしえの行方は杳として分らなかった。

ヒロシが警察に捜索願いを出し・・・「ウチのママ知りませんか」のポスターが北三陸駅の構内に貼られ、最後の目撃者として春子は刑事の事情聴取を受けたのだった。

喫茶リアスに集う海女クラブの一同。弥生(渡辺えり)の夫で商工会長のあつし(菅原大吉)やかつ枝(木野花)の内縁の夫で漁協の組合長・六郎(でんでん)も顔を出すのだった。

口さがない女たちはよしえの失踪を批判する。

「こっちの人間じゃないからな」

「山の手の生まれだそうだ」

「盛岡の女子アナで・・・二十歳そこそこで見合い結婚したんだべ」とピンクのブーツを履いてフェロモン全開の美寿々である。

「根っからのサブレだべ」と弥生。

「・・・セレブだな」と訂正する花巻珠子(伊勢志摩)だった。

「鳩セレブだ」と意味もなく反駁する弥生。

「しかし・・・あんなめんごい嫁さんもらったら・・・家から出したくなくなるべ」とあつし。

たちまち、夫婦喧嘩を始めるブティック今野夫妻だった。

「あの夫婦もこんなに遠慮なしなら・・・こんなことにはならなかったかもしれねえな」と夏。

ストーブが入店したことに気がついたのである。

「なあ・・・」とストーブに話かけることで店内に注意を促す夏。春子は阿吽の呼吸でそれを制するのだった。

「母は何も云わずに笑顔を絶やさなかったので・・・悩んでいるとは夢にも思いませんでした」と後悔し、自分を責めるストーブことヒロシだった。

「ユイちゃんはどうしてる・・・」と春子。

「家のことは・・・俺に任せて東京に行けと言ったんですが・・・あいつもそこまで子供じゃないから」と言葉を濁すヒロシだった。

連絡を受けて・・・水口とともにユイに連絡をとろうとするアキ。

「ユイちゃん・・・お母さんのこと聞きました・・・電話に出たくないのはわかってますが・・・聞いてけろ・・・なんくるないべさだべ・・・あ・・・これは沖縄の方言でどうてことないよって意味です・・・水口さんに代わります・・・」

しかし・・・・電話は切れていた。

ユイの緊張の糸が音を立てて切れたのである。

「なんで・・・ユイちゃんばっかり・・・こんな目に・・・」

「大丈夫だ・・・この危機を乗り越えたら・・・ユイはスーパーアイドルになる」

根拠のない水口の発言だった。

「でも・・・おらとちがって・・・ユイちゃんには・・・才能も・・・華もあるのに・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・そんなことないよ・・・とは言わないのですね・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、社長が呼んでいるんだった」

「じえ・・・」

その日、「アメ女」にも緊急事態が起こっていた。

センターのマメりんこと有馬めぐ(足立梨花)が交際中の俳優と同乗中の車で事故に遭遇し、全治二週間のムチウチ症になったのだった。

「・・・・・・・・・」社長室で無言でアキを見つめる太巻。

「・・・えっ」と事態に気がついて笑みをもらすアキ。

「ほら・・・笑った・・・今、笑ったよね・・・そうだろう・・・出番が来たと思うよね」

「それじゃ・・・おらが・・・センターを・・・」と口にするアキ。

「ケガはたいしたことない・・・問題は男だ」

「ゴルフの王子様とかなんとかいうミュージカルに出ている俳優です」と水口。「すでにファックスで声明を出してます・・・大切な友人であり、お互いを高めあい、刺激を求めあう、特別な存在の知人の一人です・・・云々」

「さっぱりわからない・・・とにかく・・・そういうわけで体調不良でマメりんをしばらく休ませる」

「じゃあ・・・今日から・・・おらが・・・」

しかし・・・そこへ・・・クビにギブスを巻いたマメりんが物凄い勢いでやってくる。

「私、出ます!・・・シャドウなんかいりません」

「今日、ステージに出るとマスコミが殺到するぞ・・・」

「平気です」

「相手の男のことはどうする」

「会ったこともない人です」

「本当なんだな」

「はい」

「よし・・・出ろ」

「ありがとうございます」

アキを一睨みすると颯爽と去っていくマメりんだった。

太巻はアキに微笑んだ。

「残念だったな・・・マメりんのシャドウをやっている限り・・・君は奈落から這い上がれない・・・ということだ」

「・・・」

「しかし・・・それじゃかわいそうだから・・・チャンスをあげようと思う。

そして・・・水口はアキを「無頼鮨」に連れていくのだった。

そこには当然のように・・・鈴鹿ひろ美が待っていた。

「ここにいるのはね・・・BS時代劇『静御前のスタッフなのよ・・・紹介するわね・・・えっと」

「天野秋です」

「そうそう・・・じゃ、明日、八時に収録開始なんで・・・六時半に西口玄関ね」

「え・・・」

「あ・・・鈴鹿さん、この子まだ何も知らされてなくて」

「あら・・・そうなの。私はね。付き人を捜してたのよ」

「え・・・おら?」

「そうよ・・・おら、大女優鈴鹿ひろ美の付き人になるだ~の巻なのよ・・・よろしくね」

「あららららら・・・どうすぺえ・・・ちょっと考えさせてもらっていいですか」

のんびりとマイペースでうろたえるアキだった。

朝、もうすぐ来る予定だったユイちゃんのお母さんが失踪。ユイちゃん、音信不通に。

昼、マメりんが問題起こしてシャドウとしてセンターに立てるのかと思ったらぬかよろこび。

夜、突然、嵐のように鈴鹿ひろ美の付き人になるという話。

アキの情報処理能力には限度があるのだった・・・同時にアイドルの卵が女優の付き人になるのが・・・ひょっとしたら・・・ユイへの裏切り行為になるのではないか・・・そして美味しい話には裏があるのではないか・・・様々な心配がアキの胸に津波のように押し寄せてきたのだった。

「なによ・・・不満なの」

「どうして・・・おらなんですか・・・同情してるんですか」

「じょじょ・・・なによ・・・自分の方が私より不幸だって言うの」

いきなり食い違って行く二人の会話だった。

「いえ・・・でも・・・有名な女優さんだし」

「だからって、なによ・・・私のどこが幸せだっていうのよ」

「でも・・・おら・・・今日はいろいろあって・・・」

「親友のお父さんが倒れたんでしょ・・・そして・・・今度は親友のお母さんが失踪したんでしょう」

「なんで・・・それを・・・」

「彼が話してくれたわよ」

「じぇじぇっ」

ここでアキは何故か寿司職人見習いとなっている種市を発見して驚愕するのだが・・・。

一方で鈴鹿ひろ美は「じょじょ」ではなく「じぇじぇ」であることを再認識する。

そして・・・「そうか・・・じぇじぇか・・・ジョジョは奇妙な冒険ですものねえ」と分る奴にだけ分かればいいギャグを展開し、カウンターではジョジョ立ちのポーズを決める大将が止めを刺す。

しかし・・・このネタは余白に書き込まれたような裏ネタで・・・本筋は当然、アキと種市の話になっていく。

「なんでここに・・・」

「俺・・・田舎に帰るのやめにしたんだ」

「そんな・・・ユイちゃん・・・大変なのに」

「俺には俺の考えがある」

店奥に入った種市の言葉を漫画のキャラクターものまねを終えた大将が引き継ぐのだった。

「この間の説教が聞いたみたいだよ・・・」

「説教って・・・そんな」

アキの中で哀しみと喜びと驚きと不安が重なりあって・・・アキから言葉を奪うのだった。

もはや、現実はアキの理解を越え、何かが胸につかえるアキ。

返事を保留にしたまま女子寮に戻るアキ。

そんな・・・アキの胸のつかえを仲間たちが取り除くのである。

「やればいいじゃない」とリーダーの入間。

「お寿司が食べられそう」とサトウキビをかじりながらキャンちゃん。

「マメりんは昔、元カレとのプリクラ流出したことがあって・・・謹慎くらってから・・・絶対に負けない女になったんだ・・・このままじゃ・・・一生、出番はないかもしれないよ」と事情に詳しい本当は二十歳もしくは二十一歳の宮下アユミ。

仲間に背中を押されてアキはユイにメールを送信する。

ユイちゃん・・・

アキは鈴鹿ひろ美さんの付き人をすることになりました

アイドルの道からはちょっとはずれるかもしれないけど

やれるだけやってみようと思います

それはおそらく十月の出来事だっただろう。

それから一ヶ月。

十一月も中旬を過ぎた頃・・・北三陸駅で吉田は・・・変わり果てたユイを目撃する。

不良のように髪を染め・・・不良のように白ジャージ・・・不良のような目付で・・・不良のように空き缶を蹴り・・・不良のような小太りの男(山田健太)に肩を抱かれる猫背のユイ。

吉田は気絶するほど悩ましい気持ちを感じたのだった。

北三陸に早い冬が訪れようとしていた。

木曜日 季節のない街でも季節はめぐるめぐる季節の中で(福士蒼汰)

スナック梨明日では春子がブティック今野の新作を弥生とペアルックで着てみせて盛り上がっていた。

「同じ服とは思えない」と美寿々。

「春ちゃんが着るとブティック今野の服でもハイカラに見える」

「いやいや・・・おらのメリハリの効いたボディーには負けるべ」と弥生。

「春ちゃんが俺たちと同じレベルまで下りてきてくれたみたいだべ」

「こっちのも・・・きてみてくれ」

「それは・・・ハードル高いわね・・・」

しかし・・・一人、吉田はうわごとをつぶやく。

「ユイちゃんが・・・おらたちのユイちゃんが・・・北鉄のユイちゃんが・・・壊れちゃったよお」

ユイの転落情報はたちまち北三陸市を震撼させたのだった。

観光課の一同は素晴らしいインターネットの世界に飛び交うユイの好もしからざる情報に頭を抱えるのだった。

紫のジャージの女となったユイの不祥事に関する目撃情報が続々と画像付きで掲示板を賑わせる。

212 北三陸の名無しさん

ユイが小太りの愛犬家と改造車に乗っていた

213 北三陸の名無しさん

ユイが小太りの愛犬家と中学生をカツアゲ

214 北三陸の名無しさん

ユイが小太りの愛犬家とバールのようなもので自動販売機を・・・

215 北三陸の名無しさん

ユイが国道沿いのモーテルから・・・

216 北三陸の名無しさん

ユイが小太りの愛犬家と青汁を購入

217 北三陸の名無しさん

ユイが学校を中退

218 北三陸の名無しさん

誰かユイを止めてほしい

219 北三陸の名無しさん

ユイが父親の介護放棄

220 北三陸の名無しさん

ユイが朝帰り

221 北三陸の名無しさん

ユイが路上で・・・

222 北三陸の名無しさん

ユイはビッチ

223 北三陸の名無しさん

ユイが小太りの愛犬家とマンションで同棲

224 北三陸の名無しさん

ユイはもう・・・再起不能

「これはもうダメかもしれんね」とうなだれる一同だった。

栗原しおり(安藤玉恵)も言葉を失うのだった。

一方・・・アキは鈴鹿ひろ美の付き人となって・・・多忙な日々を送っていた。

本番中はモニターでチェック。

BS時代劇「静御前」で迫真の演技を見せる静御前(鈴鹿ひろ美)・・・。

源義経の子を宿した静御前は源頼朝に囚われの身となる。

「子が女子なら助ける・・・男子ならば殺す」と命じられ・・・男子を出産する静御前。

赤子を受け取りに来た安達(藤原氏)清常(吉野容臣)にとりすがる静御前なのだが・・・。

「あの平清経を演じているの誰だっけ・・・深みがないのよねえ」とぼやく鈴鹿である。

「ワッフルいくらだった・・・」

「一万円ちょっとでした」とアキ。

「領収書は・・・」

「あ・・・忘れた」

「ダメじゃない・・・私たち高額納税者にとって領収書は命なのよ」

説明しよう・・・自由業の高額納税者は信じられないくらいに高額を納税するのだが、交際費などの必要経費はある程度認められている。

そのためにどうせ、税務署に取られるくらいならと高額な買い物をして経費として申告するのである。

そのために高額納税者は信じられないくらいに人に高価な贈り物をしたり、御馳走を奢ったりするのであった。

アキがやたらと寿司を奢ってもらえるのはそういう理由があります。

業界に迷い込んだ飢えた子犬たちはこのシステムを知るまでに高額納税者たちが皆、慈悲深い観音様仏様に見えるのだった。

だから・・・領収書をもらわないのは神をも畏れぬ振る舞いなのである。

アキは素顔の大女優に接し・・・そのおばちゃんぽさに親しみを感じるのだった。

鈴鹿ひろ美はTをテーと言い、Dをデーと言い、味噌汁に砂糖を入れて「甘い」と言い、本番が終わると「あ・ま・のさ~ん」と叫ぶのだった。

付き人の業務が終わり、奈落に戻ると仲間たちとレッスン。

We are GMT6!!You are GMT6!!

いつの間にか・・・GMT6が定着している奈落のアイドル予備軍だった。

そして・・・鈴鹿さんからはGMT6に恒例の寿司の差し入れがあるのだった。

出前を持ってくるのは種市先輩である。

レッスンが終わると・・・夜9時を過ぎると鈴鹿が「無頼鮨」が待っていてその日の反省会が開かれるのだった。

「我が子を奪われて殺されるんだから・・・なりふり構わない演技を全身でしているのに・・・あの監督・・・アップばかり撮るのよ・・・」

早い話が鈴鹿の愚痴の相手をするのがアキの仕事だが・・・そういう愚痴もまた勉強になったりするのだから・・・うかつにはできないのである。

しかし・・・アキはいつもの通りに云いたいことを言うのだった。

「私の衣装・・・地味だと思っているんでしょう」

「いや・・・同じ衣装をおすぎさんが来てたが・・・鈴鹿さんの方が似合ってた」

なんとか・・・お世辞も言うアキだった。

「無趣味だと思ってるかもしれないけど・・・私は手芸もするし、お料理だってお菓子作りだって得意なのよ・・・」

「いや・・・鈴鹿さんは演技だけをしてればええでねえか」

「まあ・・・今日はもう帰りましょう」

「なんか・・・おら・・・失礼なことさいっただか」

「失礼なことしか云ってません!」

「あの・・・一つ質問していいですか」

「なに・・・」

「どうして・・・おらに・・・優しくしてくれるんだべ?」

「ふふふ・・・それは・・・昔の私を見ているみたいだから・・・」

その言葉に首を傾げるアキだった。

鈴鹿ひろ美とアキでは・・・まるで違うと思うからである。

一日を終えて・・・アメ横を見下ろすシアターの屋上で・・・種市とデートのようなものをするアキだった。

「正月はどうすんだ・・・」

「こっちにきたばっかりたもの・・・帰らねえ」

「もう11月だぞ・・・すぐに暦の上ではディセンバーだ」

「じぇ・・・そうだったか・・・忙しすぎて気がつかなかった」

「ユイの噂・・・聞いてるか・・・不良とつきあってるとか・・・不良と朝帰りしたとか・・・不良と同棲してるとか」

「・・・」

「噂だと思うけど・・・心配なんで俺は帰って確かめるつもりだ」

「ユイちゃんは・・・そんな姿をおらに見せたくもねえし・・・おらもユイちゃんのそんな姿はみたくねえ・・・だから・・・その話は聞かなかったことにする」

「心配じゃねえのか」

「親友にだって緊張感は必要だ・・・おらはユイちゃんにはいつもおらの前を走っていてもらいたいと思ってるんだ・・・」

もちろん・・・朝帰りだの同棲だのが・・・真実なら・・・ユイはアキよりもある意味・・・大人の階段をのぼっているわけだが・・・。

アキは消えかかるユイという高みを・・・アキの目標を懸命に信じようとしていたのだった。

金曜日 年季の入ったアバズレをなめんなよ!(小泉今日子)

アキがパンダの上でユイちゃんの救済を祈った翌日。

化粧品を万引きしようとしたユイをおそらく尾行していたと思われる春子が現行犯逮捕するのだった。

春子は喫茶リアスにユイを連行するとおもむろにナポリタンを作りだすのだった。

ふてくされたユイは怯えた獣のようにじっとしていた。

その模様を勉さんはドア越しに見ていた。

「何してんだ・・・勉さん、このやろ」と吉田。

「なんだばかやろ」とたけし化するアウトレイジな大人たちだった。

ナポリタンと粉チーズをテーブルに置いた春子は昔話を始める。

「これは・・・あばずれの食いもんだよ・・・昔の不良はさ・・・みんな、ナポリタンを食べたもんさ・・・チーズかけてさ・・・唇、油でテカテカにしてさ・・・あんたを見ていると・・・昔の私を見ているような気がするよ・・・なんだい・・・その頭・・・ブリーチ?・・・脱色」

髪を引っ張る春子の手を払いのけるユイ。

「警察に電話したっていいんだよ・・・それとも・・・アキに電話しようか・・・」

春子はユイの気配の変化を見逃さない。

「そうか・・・アキに電話される方がいやなのか・・・」

「なんなんですか・・・」

「あら・・・口をきいたね・・・」

「ほっといてください・・・誰かに迷惑かけたわけじゃないし」

「東京に行くって大騒ぎしてたのに」

「勝手に大人たちが騒いだだけだし・・・」

「そう・・・でもこれだけは頼むわ・・・親を怨むんじゃないよ・・・あんたのお母さんの家出と・・・あんたの脱色はなんの関係もないからね・・・」

「・・・」ユイの心が疼きだす。そんなことあるもんか。そんなことあるもんか。

「行けばいいじゃないか・・・東京へ。どうせ、学校にも行ってない。お父さんの世話もしていない。昼間はプラプラして、万引きして、夜は先輩の車でスピード違反して・・・くすぶってないで・・・どこにでも行けばいい」

「今さら・・・行ったって・・・もう十八歳だし・・・二十歳になるまでにデビューできるのって話じゃないですか」

「アキに遅れをとって・・・今更って感じ?・・・プライドが許さないってか」

「プライドなんて・・・最初からないし・・・夢からさめちゃったんすよ。アイドルになりたくて男に媚び売って・・・そんなのださいなって・・・東京に行ったってださいだけじゃないすか」

「アキもお?・・・アキもださいの・・・?」

「まあ・・・そうっすね」

「そう・・・じゃ、やっぱりアキに電話しよう・・・もしもし・・・アキ?・・・今、リアスにユイちゃんが来てるの・・・ユイちゃん・・・あんたのことださいってさ・・・」

つながっていない電話を春子から奪い取るユイ。

「なあんだ・・・やっぱり、プライドあるじゃないか・・・十八の小娘が・・・かっこつけてるんじゃないよ」

春子に心のガードを崩されて座りこむユイ・・・。

春子は店を出て・・・いつの間にか大吉と保も加わったダメな男たち四人組に告げる。

「今だよ・・・慰めてやんなよ」

腰がひけつつ・・・店内に入る四人組。

アキを送り出して以来・・・我慢しすぎて流し方を忘れた涙が・・・ユイの頬を伝っていた。

ユイはナポリタンを食べた。

勉は「粉チーズかけるか」と訊いた。

ユイは無言で頷いた。

座り込んでもの思いに沈む春子・・・柱にはよしえを捜すポスターがひっそりと貼られている。

その頃・・・アキはドラマ「おめでた弁護士」の収録に立ち会っていた。

「被告は・・・無罪です・・・うっ」と産気づくおめでた弁護士(鈴鹿ひろ美)・・・。

モニターを真剣に見つめる付き人アキ。

「カット」の声がかかると「あ・ま・のさ~ん」と例によって鈴鹿に呼ばれるのだった。

アキは収録進行表を確認しながら・・・鈴鹿の元へとかけつける。

次は「ラマーズ法講習会」のシーンだった。

「まったく・・・メシ押し(食事時間がずれこむこと)ならメシ押しって云ってよ・・・私もうお腹ペコペコよ・・・」

今日の差し入れは手作りクッキーだった。

「おめでたさんから手作りのクッキーいただきましたあ」

「誰がおめでたさんだっちゅうの」

「・・・」

「見てた・・・またアップばっかり」

「・・・」

「それにおめでた弁護士ってなんなのよ・・・法廷でいつも産気づくって」

「・・・」

「見てよ・・・もうパート14じゃない」

「・・・」

「もう・・・大家族弁護士でいいじゃないの」

快調に飛ばす大女優だった。

「無頼鮨」での反省会・・・。

「本読みしようか・・・」と言い出す鈴鹿。

「え・・・」

「女優志望でしょ・・・次のシーンから」

「・・・おめでとうございます・・・ぬんすんよんかげつです」

笑いを禁じ得ないカウンターの大将と種市。

「なによ・・・それ・・・わざとやってるの」

「いえ・・・」

「標準語できないの」

「そんなことはねえです」

「妊娠四カ月」

「にんしんよんかげつ」

「訛ってみて・・・」

「ぬんすんよんかげつ」

「ほほほ・・・訛ってる方がいいわね」

「事務所からも訛って行けと言われてるだ」

「そうね・・・アイドルは・・・名前が売れるまでそれでいいかもしれないけど・・・女優になるなら標準語でお芝居もできないとね」

「訛ってたらダメだべか」

「ダメでしょ・・・訛っている役しかできないでしょ・・・それが許されるのはアキ竹城さんだけよ」

「ダブルアキだな」

「そんなになまりたければ・・・アキ竹城の付き人になんなさいよ・・・」

「そしたら・・・鈴鹿さんがさみしくなるべ・・・」

「・・・ふふふ」

「それにおらが標準語で演技してたら・・・夏ばっぱや海女クラブのみんなが残念がるべ」

「なによ・・・あんた・・・お婆さんや海女さんたちのために芝居するの?」

「じゃ・・・鈴鹿さんは誰のために芝居すんだあ?」

「・・・わがんね」

もちろん・・・お客さんのためだし・・・それは結局金のためで・・・突き詰めれば生きていくためだが・・・鈴鹿もそれをアキに教えるのは大人気ないと思うのだった。

鈴鹿はどこまで本気かわからない・・・アキのアホさに・・・ある種の深みを感じているらしい。

Am014 女子寮に戻ったアキを「遅い」と咎める水口。

何やら重要なミーティングらしい。

「じゃ・・・全員そろったので発表する・・・国民投票をします」

「?」

「アメ女の40人とGMTの6人・・・合わせて46人で早い話が人気投票をします」

「じぇじぇじぇーっ」

開票日は12月12日らしい。

その頃・・・スナック梨明日では大人たちが他愛もないゲームに興じていた。ルールは「せんだみつおゲーム」のアレンジである。「琥珀の勉さんじぇじぇゲーム」・・・しかし、弥生はなかなかルールが把握できないのだった。

「じゃあ・・・次、ブティック今野ダサダサゲームいくよ」

妙に受ける夫に弥生は栓抜きを振り上げる。

そこへ・・・ユイがやってきた。

「いらっしゃい」と春子。

大人たちもおだやかにユイを迎え入れる。

センダミツオゲームとは・・・基本的に円陣を組んでする遊びである。一人が「せんだ!」と言いながら任意の誰か一人を指さして指名する。指名されたものは「みつお!」と言いながら任意の誰か一人を指さして指名する。指名された両隣りの人間が肘を曲げた両腕を上前に振るアクションをしながら「ナハナハ」と言うのである。指名された人間は「せんだ!」と言いながらゲームを続行して行く。アクションやセリフなどで誰かがしくじったらアウトになり・・・それなりの罰ゲームを行うのだ。

「ダサダサ」はコマネチのポーズでアイドルとしてはすでに罰ゲームである。

ユイを加えて・・・和やかにゲームは進行して行く。

「ブティック」と言って穏やかに微笑むユイだった。

土曜日 シクシクシクシクシクシクシクシクシク・・・残れなかったどうしよう(優希美青)

太巻が企画する・・・国民投票と言う名の人気投票。

2009年は「あまちゃん」の世界でも政権交代が行われたらしく・・・太巻はそれに便乗して一商売しようと考えたらしい。

しかし・・・下剋上でもあるこの企画。

GMT6を合わせた総勢46人のメンバーのうち・・・。

上位20人がレギュラー。

上位30人までがリザーブとしてライブに参加でき・・・。

上位40人までがビヨンドとして補欠要員。

そして・・・残った6人は解雇なのだった。

「それはひどい・・・」

「地下アイドルはメチャクチャ不利じゃないですか・・・」

「決まったことだ・・・」

「でも・・・クビなんて・・・」

「それも優しさだろ・・・ここで40位以内に入れない奴は・・・アイドルとして将来性がないってことだ・・・だとすれば見切りをつけて第二の人生を・・・」

と言いながら説明に使った動物クッキーを食べる水口だった。

「・・・というわけで・・・生き残る方法を考えてください」

あせりまくる地下の六人だった。

「キャンちゃんの云う通りに・・・うちら、滅茶苦茶不利だぜ」とリーダー。

「だって・・・シャドウだもんな・・・知名度もなにもあったもんじゃねえ」

そこで・・・ヒロイン・パワーで発案するアキだった。

「イベントしたらどうだべ」

「路上ライブとか・・・」とキャン。

「何を歌う?」

「BEGIN?」

「沖縄県人はそれしかないのかよ」

「涙そうそう・・・」

「埼玉には尾崎豊、小柳ゆき、所ジョージなど凄いメンバーがいるけど自慢はしねえ」

「福岡にも海援隊とか甲斐バンドとか」

「あんた佐賀だろう」

「佐賀にだってはなわさんが・・・」

「はなわは生まれは埼玉ですーっ」

「はなわのとりあいしてどうするっ」

「あの・・・潮騒のメモリーは・・・」

アキは海女フェスの動画を一同に見せるのだった。

「いい曲だけど・・・」

「ピンと来ないねえ」

「それにしても・・・もう一人の方・・・でーじ(すごく)かわいい」

「さすがは・・・センター候補だな・・・」

メンバーたちは口々にユイを讃えるのだった。

うれしくなったアキは久しぶりにユイに電話するのだった。

「ごめんな・・・ユイちゃん。みんなに動画みせたら・・・みんながユイちゃんのこと・・・めんごいめんごいって・・・おら・・・うれしくて思わず電話しちまった・・・あとな・・・知ってると思うけど種市先輩さ・・・寿司職人になった・・・まだ見習いだけどな・・・」

その時、二段ベッドの上の方から泣き声が聞こえることに気がつくアキ。

「ごめん、ユイちゃん・・・また電話する・・・」

上では宮城代表の小野寺ちゃんが泣いているのだった。

「どうした・・・」

「おら・・・残れるだろうかと思うと不安で・・・」

「そりゃ・・・みんなだって」

「でも・・・お母さんが上京してくんだ・・・」

「じぇ・・・」

「離婚したみてえで・・・」

「じぇじぇ・・・」

「お父さんはおらさアイドルになるの反対で・・・お母さんはノリノリで・・・それが原因でケンカして・・・」

「じぇじぇじぇ・・・」

「もし・・・解雇されたら・・・ごしゃがれる・・・」

「ごしゃ・・・ひでお?」

「叱られるっていう方言だ・・・」

「ビビる大木も埼玉だ・・・だからかんばろう」と・・・本当は自宅通勤組なので床に寝ているリーダー。

「ほら・・・リーダーもああ言ってるし・・・がんばんべ」

「・・・」

「ダイヤモンド☆ユカイも・・・照英もーっ」

「・・・うるせえな」

アキは夏ばっぱに相談するために実家に電話をするが・・・出たのは春子だった。

「じぇ・・・」

「なによ・・・私だと不満なの・・・」

「ママと話すと帰りたくなるから・・・」

「何言ってんの・・・まだ半年もたってねえべ・・・」

「じぇ・・・」

「何よ・・・」

「ママ・・・訛ってる?」

「なまってないわよ・・・やんだもう」

「じぇじぇじぇーっ」

「これはね・・・しょうがないべ・・・田舎のおばちゃんおじちゃんとばっか話してんだから」

「えへへ」

「太巻には挨拶したの・・・天野春子の娘だって」

「いや・・・まだだ」

「あっそう」

その頃、大吉は喫茶リアスで夏を相手に浮ついた話をしていた。

「北鉄は先月も黒字でした・・・そろそろ・・・俺も・・・正式に・・・プロ・・・プロポ」

そこへアキからの電話が入る。

「なんだ・・・アキ?」

「ばっぱ・・・海女の衣装ってどこで買えばいい?」

「そんなの・・・お前が来ていた春子のお下がり送ってやるべ」

「ありがとう・・・夏ばっぱ」

「あ・ま・のさ~ん」

「あ・・・呼ばれてるんでおら行くべ」

奈落に集合したコスプレーヤーたち。

阿波おどりスタイルの宮下アユミ。

海女スタイルのアキ。

牛の小野寺ちゃん。

エイサースタイルのキャンちゃん。

そして・・・なんだ・・・それは・・・。

「ネギです」と上白、下緑で逆立ちした深谷ネギのリーダー。

最後の一人は昔ながらの割烹着である。

「佐賀のがばいばあちゃんです」とメガネっ子・遠藤真奈。

「おかしいよね・・・アイドルがおばあちゃんっておかしいよね」と淡々と苛立つ水口。

「じゃ・・・牛で・・・」

「牛が2頭っておかしいよね」

1頭はいいのか・・・水口。

「歌はどうする・・・」

「やはり・・・アマ女の曲で」

「ディセンバーとか」

「感想で私が阿波踊りしてキャンちゃんがエイサー踊って・・・アキちゃんがウニを割って・・・」と宮下アユミ。

「いらないよね・・・ウニとかいらないよね・・・海女の要素必要ないよね」と断言する水口に口をとがらせるアキだった。

母親が失踪して1ヶ月半である・・・さすがに功も何かがおかしいと気がつく。

「母さん・・・どうした・・・」

「ちょっと疲れたみたい・・・なんだよ・・・俺じゃ嫌なのか・・・」

「そんなことはない・・・ありがとうなヒロシ・・・」

そろそろ・・・とっくに退院の時期だが・・・ヒロシ・・・なんだかんだと引き延ばしてるのか。

重い気持ちで北三陸駅に戻るストーブ。スナック梨明日からは・・・笑い声が漏れる。

扉をあけるとカウンターの中にはユイが立っていた。

「ヒロシくん、いらっしゃい」と春子。

「ユイ・・・」

「お客さん・・・何にします?」

「どうして・・・」

「週3で入ってもらってるのよ」

「プラプラして悪い虫がつくよりいいだろう」

「ビールでいいよな」

「・・・」

「ビール」

「はい」

「でも・・・」

「ユイはもう18だから・・・お兄ちゃんは関係ないんだよ」

まだ・・・唖然としたままのヒロシに春子が甘い口調で囁く。

「腫れものは・・・スナックで更生するって・・・昔から決まってるのよ」

「今色っぽい言い方したね」

忍び笑う人々。

場末のスナックの夜は甘くちょっぴりせつなく更けていく。

その頃、アキは太巻とシアター玄関ですれちがっていた。

「アマちゃん・・・おつかれ・・・また無頼鮨か」

「反省会です」

「ふふふ・・・鈴鹿さんは変な人だけど・・・悪気はないからな」

「勉強させてもらってます」

「そうか・・・よろしくな」

「あ・・・そうだ・・・母がよろしくって言ってました」

「君のお母さん?」

「はい・・・天野春子って言います」

「あ・・・あまの・・・はるこ・・・」

「これ・・・母のお下がりです・・・ここに母の名前が刺繍してあるべ」

「き、君が・・・天野春子の・・・娘・・・そうかそうか」

明らかに挙動不審な太巻を怪訝に思いつつ、鈴鹿の待つ無頼鮨に向かうアキ。

残された太巻は名札を裏返せないほどに・・・震えが止まらないのだった。

手先が震え・・・そして全身が震えるのだった。

春子と太巻はただならぬ関係らしい。

そして・・・太巻はたったいま・・・春子の娘の存在に気がついたのだった。

関連するキッドのブログ→第13週のレビュー

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コメント

「太巻き動揺する←名前の縫い取りが動かぬ証拠(笑)←夏ばっぱに送ってもらう←(ご当地衣装で)路上ライブやろう!」
この流れが好きだなーっ。

憎い奴には七味とうがらし、慰めたい相手には粉チーズ、どちらもふりかける(まぶす)けど普段は琥珀を磨きに磨いて異物を取り除きたい勉さん…そこまで考えている脚本なのかどうなのか…やっぱり考えて作っているのか?

"若いの"は、「こんな下品な小むすめ客が連日やってくる上級寿司店はいやだー!」と辞めたんだろうなぁ…^_^;。

ねぎかわいいよねぎ…っていうかボケ役・大野いとを含めGMTは良いキャスティング。←キャスティングが合っているどうかとロケハンの良否で観る人

投稿: 幻灯機 | 2013年7月 7日 (日) 06時50分

movie✪マジックランタン✪~幻灯機様、いらっしゃいませ~✪マジックランタン✪movie

太巻動揺←名前の縫いとり←夏ぱっぱ←春子←ミーティング←太巻命令

逆算という意味では太巻の因果応報までひとくくりですな。

途中で・・・春子が挨拶の指示、夏が証拠の提示と母娘で重ねているところが秀逸と言えるのでございます。

勉さん(塩見三省)といえば渋い脇役で・・・
スパイシー。

名前も・・・塩味で山椒を連想させる調味料で香辛料です。

ここから・・・七味や粉チーズは連想されるし
琥珀色とは重厚さの極みを示していますからな。

連想ゲームや仕掛けの裏側構築に関しては
最上級者の脚本家ですからな。

玉、宝石、化石、樹脂、石・・・そういう物言わぬものが
封じ込めた時への憧憬も当然あると考えます。

結局、愛とはメモリーですからねえ。

ふふふ・・・「若いの」=「伊東さん」は
案外、夢を追いかける若者なのかもしれませんねえ。
あるいは願望達成能力のスタンドを持つアキの
能力の発露かもしれません。

ふふふ・・・ねぎ好きにはたまらない展開でしたな。

GMTはそれぞれがおいしい役どころ。
みんなそれなりに上手く見えてきますからな。
芸歴で言えばキャンちゃんが飛びぬけているんですが
そうは感じさせないところがまた凄いわけで。

シアター屋上からのアメ横とJRの構図は
恐ろしいほどに絶景でございました。
「傷だらけの天使」のペントハウスクラス。
最高ですよね~。xmas

投稿: キッド | 2013年7月 7日 (日) 15時59分

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