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2013年8月16日 (金)

山田くん(山本裕典)と7人の魔女はとりあえずキスします(西内まりや)

谷間なのであるが・・・ひょっとすると来週もまたこの作品になってしまうかもしれない。

女流による少年漫画という一つのジャンルのようなものはなかなかに興味深いからである。

高校入試」を生んだこの枠に・・・「ヤンキー君とメガネちゃん」の原作者の学園ファンタジーの登場なのだ。

その少女漫画のような少年漫画は最初から「変な感じ」があって・・・ある意味、味わい深いのである。

みんな!エスパーだよ!」という革命的作品の後ではやや・・・薄目だが・・・物語性は申し分なく、楽しい作品始りました・・・と言えます。

とりあえず・・・西内まりや(19)はキスもパンチラも辞さない体当たり演技を展開します。

主人公を筆頭に山本裕典(25)、小林涼子(23)、徳山秀典(31)、足立梨花(20)たち、なんちゃって高校生大量発生も見どころでございます。

で、『山田くんと7人の魔女・第1回』(フジテレビ201308102310~)原作・古河美希、脚本・小川真、演出・星護を見た。サッカー東アジアカップ2013などに押し出されて変則スタートである。タイトルは山田くんだが・・・ドラマの主人公は白石うらら(西内まりや)である。序盤は映画「転校生」的な男女人格交換ネタで始るが・・・それが魔法と言うよりは超能力的な特殊能力の一種という発展をしていくのである。本格的な魔法譚になっていくのかどうかは不明だが・・・呪力の影響はなんとなく感じられるのです。・・・と悪魔が申しています。

ただし、今の処「エコエコアザラク」などの呪文系はございません。

どこぞの世界のどこぞの町にある私立・朱咲高校では学園きっての優等生・うららと学園一のバカ・山田くんがキスをしている。

この成績学年1位と最下位の異色の組み合わせの過去を知るために、海女のアキちゃんが特殊能力・逆回転を使うのであるが・・・もちろん、能年玲奈は友情出演しないのである・・・あくまでこの記事はすべてキッドの妄想だからである・・・久しぶりにお断りをしました・・・そしてその時間的遡上もかなりイージーな感じで・・・ちょっと笑えるのだった。

山田くんは「ヤンキー君とメガネちゃん」の登場人物たちと同様に元ヤンキーである。高校ではヤンキー生活と縁を切るためにそこそこ名門校に入学したのだが・・・ギリギリの学力だったために・・・たちまち落ちこぼれてしまったのだった。

っていうか・・・「Bus」をブスって読んじゃう学力で入学できる高校って本当に名門校なのか。

一方で・・・うららは全科目100点という学力の持ち主だった。

ふたりはまったく接点がなかったわけだが・・・階段で山田くんが足を踏み外し・・・二人で抱き合って転落すると・・・山田くんがうららでうららが山田くんで・・・的に人格交換現象が発生してしまうのだった。

保健室で目を覚ました山田くんはうららになっているとは気付かずに男子トイレで小用をたそうとする。

うらら(山田くん)にのけぞる男子生徒たち。

うらら(山田くん)はズボンのジッパーを下げようとして・・・そこにスカートがあるのを発見する。

さらに取り出すべき陰茎が消失していることに驚くのだった。

うらら(山田くん)は制服の上から手ブラ、立って股間片手自慰のポーズをへて鏡で自分が外見上はうららになっていることを発見する。変顔をしても美少女なのだった。

二人ともモンキー系の顔立ちなので変換が妙に効くのである。

あわてて・・・教室に行くと・・・山田くん(うらら)は何事もなかったように数学の授業を受け、難解な数式をスラスラと回答中であった。

バカの山田くん(うらら)の変貌に驚く・・・クラス一同だったが・・・そこに優等生のうらら(山田くん)が乱入してきて、山田くん(うらら)の腕をつかみ、教室の外に引きずり出したためにさらに驚くのだった。

「やめてよ・・・授業中なのよ」

「そんな場合かよ・・・おれがお前でお前がおれになっているんだぜ」

「とにかく・・・放課後まで待ってよ・・・」

「お前・・・どんだけ・・・授業が好きなんだ・・・」

「それはバカにはわかるまい・・・」

「・・・」

頭に来たうらら(山田くん)はせっかくなので・・・女子トイレにこもり・・・うららの身体を自給自足的に堪能することにしたのだった。後に判明するが山田くんは童貞なので・・・立体的なバストを見下ろすだけで大興奮なのであるが・・・その他にもいろいろとナニをアレした模様である。

「WXYキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!! 」

個室の中で一人騒ぐうらら(山田くん)を他の女子生徒は「十日間くらい便秘」と憶測するのだった。

満足して校内をうろつくうらら(山田くん)を呼びとめる・・・佐々木さん(足立梨花)と仲間たち。足立梨花である以上、佐々木さんはいじめっ子であり、仲間たちはいじめっ子軍団である。

「捜したわよ・・・一緒にランチ食べましょうよ」

しかし・・・うららのお弁当は中身がシャッフルされてグチャグチャなのであ。

だが・・・うらら(山田くん)なので美味しくいただくのだった。

なんとなく拍子抜けした佐々木さんたちの様子に・・・元ヤンキーであるうらら(山田くん)はピンとくるのだった。

試しにうららのロッカーを開けてみると・・・お約束の「死ね」「ブス」「お前の席ねえから」的落書き満載なのである。

屋上に山田くん(うらら)を呼び出すうらら(山田くん)・・・。

「お前・・・いじめられてるじゃないか」

「いいのよ・・・別に・・・私は一人の方が勉強に集中できるし・・・」

「そんなの・・・俺はいやだね」

「余計なことしないでよ」

ちなみに交換した人格は肉体を元の肉体並に使用できるらしい。あるいは・・・外見はそう見えるが実際は変わっていない可能性もある。

とにかく・・・佐々木さんたちにお仕置きする気満々のうらら(山田くん)だった。

そうとは知らない佐々木さんは校舎裏でうららをリンチしようとするのだった。

「うららのくせに生意気なのよ」

「やられたらやりかえす・・・それが万国共通の基本ルールなんだぜ」

「なによ」

佐々木さんに殴りかかるうらら(山田くん)を止めに入った山田くん(うらら)はパンチ直撃でぶっ飛ばされ、宙を舞うのだった。

うららパンチの破壊力に恐怖を感じた佐々木さんたちは逃げ出すのだった。

「寸止めするつもりだったのに・・・大丈夫か・・・」

「・・・」

「これで・・・あいつらもイジメをやめるんじゃないかな」

「・・・」

「ところで・・・これからどうするんだ・・・」

「もう一度、抱き合って階段から落ちたら・・・戻るんじゃないかしら」

「その手があったか・・・」

しかし・・・三回落ちても元に戻らないのだった。

漫画なので抜群の回復力で立ち直る二人。

「だめじゃないか」

「実は・・・あの時・・・私たち空中でキスしたの」

「あ・・・」

「それを試してみないと・・・」

「え・・・」

そういうことにはうとい・・・うらら(山田くん)だった。

しかし・・・山田くん(うらら)は積極的に・・・キスをするのだった。

たちまち・・・人格が交換する二人。

「キスすると・・・入れ替わるみたいね」

うらら(うらら)は淡々と言うのだった。

しかし・・・山田くん(山田くん)は初めてのチュウにうっとりなのだった。

だが・・・原作が少年マンガだけにうららもまた・・・そこはかとない好意を山田くんに感じるのだった。

翌日・・・すべての教科で赤点を取った山田くんは追試を受けることになる。

このままでは留年は確定なのだった。

「あのさ・・・俺の代わりに追試受けてくれないか」

「あなたには・・・借りがあるから・・・いいわよ」

「身代わり受験なんてあなたのためにもよくないわ」などと固い事は言わないうららだった。

「でも・・・授業にはちゃんと出てね」

「わかった」

たちまち・・・入れ替わるうららと山田くん。

山田くん(うらら)は追試会場に・・・。

結局・・・うららは試験が受けたかっただけなのかもしれないな。

そして・・・うらら(山田くん)は女子更衣室に・・・体育の授業だったのである。

(うっひょおおおお・・・なんておいしい展開なんだ・・・女子の着替え・・・女子の着替え)

しかし、山田くんの期待に反して女子は素肌を見せない必殺の着替え術を持っているのだった。

制服から体操着に露出なしでチェンジなのである。

ガッカリしつつ・・・着替えを始めるうらら(山田くん)にクラスメートが注意する。

「窓から離れて着替えないと・・・覗かれるわよ。最近・・・山田くんが盗撮してるって噂がたってるし・・・」

「どんな・・・噂なんだよっ」と驚くうらら(山田くん)・・・。

その時、盗撮犯人がうららの下着姿を撮影しているのに気がつくクラスメートたち。

「大変」と騒ぐ女生徒たち。

しかし、うらら(山田くん)は窓から飛び出して犯人を追跡するのだった。

植えこみで「作品」を鑑賞する盗撮グループ。

「うわあ・・・うららちゃんの下着姿ゲットかよ」

「これは高く売れますよ~」

「お前ら・・・何やってんの・・・」

「うららちゃん」

「とにかく・・・携帯よこせや」

「なにかな・・・盗撮犯人なら山田くんだと思うよ」

「お前らか・・・変な噂流してんのは・・・残念だったな・・・山田は今・・・追試中なんだよ」

「・・・」

男相手に遠慮はいらないので必殺の回し蹴りで盗撮犯一味を瞬殺するうらら(山田くん)・・・。男たちはべつの意味でも昇天したのだった。

駆けつけた女生徒たちは盗撮魔を退治したうらら(山田くん)を誉めたたえるのだった。

いつしか・・・うららはクラスの人気者になっていたのである。

うららがすべての科目で99点を獲得してくれたので・・・留年を免れた山田くんだった。

その頃・・・お約束の現実にはありえないほどの学園内権力を掌握するマンガ的生徒会では・・・うららが議題にあがっていた。

進路指導でうららが進学希望でないことが判明し・・・東大合格も可能なうららに進学させることが重要な案件として浮上したのだった。

東大合格率は名門校のステータス向上にはかかせないのである。

十年くらい・・・生徒会長をしていそうな山崎(徳山秀典)は「この件は早く解決してもらいたいねえ」と部下たちを見まわす。

山崎の秘書の飛鳥美琴(小林涼子)と生徒会副会長の小田切寧々(大野いと)という強力な女生徒もいるわけだが・・・名乗りを上げるのは次期生徒会長候補の宮村虎之介(井出卓也)だった。

超常現象研究部の幹部でもある虎之介は・・・たちまち・・・山田くんとうららが入れ替わっている秘密を嗅ぎつけるのだった。

このスピーディーな展開、「スターマン」にも見習ってほしい。

うらら(山田くん)を問いつめ・・・「うららの進路変更」に協力を仰ぐ虎之介・・・。

「そのために・・・うららさんの身体に異常がないか・・・チェックする必要があります」

少年漫画的にうれしい展開で・・・虎之介に脱がされかかるうらら(山田くん)・・・。

しかし、山田くん(うらら)によって当然阻止されるのである。

「こめん・・・バレちゃった・・・」

「仕方ないわ・・・馬鹿だもの」

「・・・」

「君はどうして進学しないんだ」

「進路指導の時は・・・学校が楽しくなかったから・・・一人でも勉強はできるし・・・でも・・・今は・・・学校にも楽しいことがあるとわかったし・・・進学してもいいと思っている」

「あらら・・・」

こうして・・・任務をクリアした虎之介は二人を超常現象研究部にスカウトするのだった。

「実は・・・この学校には・・・魔女伝説の書があるんだ・・・」

「なんだそりゃ・・・」

「魔女の能力の一つに入れ替わりがある」

「私が魔女だってこと・・・」

「そうだ・・・それを確かめるためにもボクとキスしてくれたまえ」と虎之介。

「それは・・・イヤ」

「仕方ない・・・それじゃ・・・山田くん」

「なんで俺だよ・・・俺は男だよ」

「悪魔に使われる人間のことを魔女っていうんだよ・・・男の魔女だって普通にいるのさ」

不意をつかれて山田くんは虎之介に唇を奪われてしまうのだった。

たちまち、入れ替わる山田くん(虎之介)と虎之介(山田くん)・・・。

「凄いぞ・・・山田くん・・・君は魔女だ・・・」

「俺が・・・魔女・・・そんなバナナ」

「・・・目覚めたのね・・・」と呟くうららだった。

こうして・・・山田くんはキスをすると相手と人格を交換できる能力を持っていることが判明する。

しかし・・・そこにはまだ秘密が隠されている模様。

うららもファーストキスだったと申告するが真偽は定かではない・・・。

「他にはどんな伝説の能力があるのかな・・・」

「たとえば・・・ここ」

虎之介は「魔女の書」の「虜」の文字を指す。

「ふうん・・・なんて読むの?」と山田くん。

「とりこだよ!」と口をそろえるうららと虎之介だった。

こうして学園に潜む七人の魔女を求めて・・・山田くんとうららの冒険が始ったのだった。

関連するキッドのブログ→「スイッチガール!!

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