待たせ過ぎる料理長と待ちすぎる写真家のSUMMER NUDE(山下智久)
注文入ってからパスタ打ち始めるイタリアン・レストランとかシャッターチャンスを逃し続けるカメラマンとか・・・ま、いいか。
ある意味・・・押し切ったよね。
最終回の流れは笑うところなのかなあ。
「お願いできますか・・・」
「ちょっと・・・考えさせてけろ・・・よし、やるべ」
「今・・・考えたんですか」
・・・というギャグならわかるんだが。
「ちょっと待って・・・」
「うん、待つよ」
一年後・・・。
「待った~?」
「うん、全然」
・・・まあ、一応笑えるのかな・・・もう判断基準がわからなくなってきました~。
とにかく・・・長澤まさみの再登場を最後の最後まで待ち続けた皆さん・・・お疲れ様でした~。
そして・・・山Pのハッピーエンド&キスを待ち続けた皆さん、おめでとうございます。
ついでに・・・結婚式でスライド・ショーを見るのが趣味という皆さん、よかったですね~。
台風18号とともに去って行った2013年の夏。
いい思い出ができた人も・・・そうでなかった人も・・・29歳から30歳まで男を待たせる女ってある意味自信家だよねえ・・・というキッドの感想とともに・・・次のポエムを捧げます。
いのち短し・・・恋せよ少女・・・朱き唇・・・褪せぬ間に・・・(吉井勇伯爵)
で、『SUMMER NUDE・最終回(全11話)』(フジテレビ20130916PM9~)脚本・金子茂樹、演出・石井祐介を見た。上京した朝日(山下智久)はカメラマンとして順調なスタートをきっていた。幼馴染のタカシ(勝地涼)のアシストによって・・・夏希(香里奈)と再会を果たした朝日。夏希の勤めるイタリアン・レストラン「Giallo Blu」で初めて夏希の本格的な料理を食べて感動するのだった。その日、雨模様を予知した朝日は夏希を傘を持って待ち伏せ・・・ついにセプテンバー・レインの中で抱擁する二人・・・しかし。
夏希は朝日の腕の中から逃れるのだった。
「ごめんね・・・あの人とまたくらべている・・・」
「愛の炎はまだ・・・消えていなかったんだね」
「違うの・・・朝日の事が好き・・・でも・・・好きな人がまたいなくなったらと思うと・・・こわくてたまらないの」
「心の傷は癒せやしないものね」
「山口百恵からのジュリーじゃ・・・今の子たち誰もついてこないわよ・・・」
「すまない・・・」
「ちょっと待ってほしいの・・・私に少し時間をください」
「いいよ・・・知ってるかもしれないけど・・・待たされるのには慣れた男だからさ・・・」
そぼ降る雨の中・・・二人は微笑み合うのだった。
それから・・・一年の歳月が過ぎた。
端折りすぎるなよ・・・。
その翌日・・・朝日は夏希からの連絡を待った。
夏希は朝日からの連絡を待った。
連絡はなかった。
二日後・・・朝日は夏希からの連絡を待った。
夏希は朝日からの連絡を待った。
連絡はなかった。
三日後・・・もう少し巻いて行こうか。
朝日は夏希の「もういいよ」を待って仕事に打ち込んだ。たちまち・・・売れっ子カメラマンになっていくのだった。
夏希は朝日の「もういいかい」を待って仕事に打ち込んだ。いつの間にかイタリアン・レストラン「Giallo Blu」の店長になっていた。
しかし、連絡はなかった。
朝日の職場にはそれなりに素敵な女性がいた。クリスマスの予定を聞かれまくる朝日。しかし、朝日にはいつ来るかわからない連絡を待つと言う先約が入っているのでお断りするしかないのだった。
北風が吹いて・・・初雪が降って・・・新年が来た。
朝日は連絡を待つが連絡はこない。
なんで連絡しないんだよ~は禁句である。
朝日はそれなりに素敵な女性たちからバレンタインデーのチョコレートをもらう。
しかし・・・ホワイトデーのおかえしは義理お菓子にとどめる。
なにしろ・・・朝日は連絡を待っているのである。
雑誌の仕事で自分の写真の仕上がりをチェックしているとイタリアン・レストラン「Giallo Blu」の店長の夏希のインタビュー記事が目に入った。
「元気そうだな・・・」と朝日は思う。しかし、連絡はしない。
春風の中、朝日は屋外で撮影をしていた。
偶然、通りかかった夏希はその後ろ姿を見つめる。
「仕事がんばってるな・・・」と夏希は思う。しかし、連絡はしない。
仕事を終えて帰宅した夏希はお気に入りのウィリアム・スミス・クラーク博士のミニチュアに語りかける。
「あいつ・・・仕事がんばってたよ・・・」
しかし、クラーク博士は無言だった。そして連絡はしない・・・。
二人が連絡を待って連絡をしない間に・・・。
波奈江(戸田恵梨香)とヒカル(窪田正孝)は介護とADの間にいろいろなことをして夏に挙式することを朝日と夏希に知らせるのだった。
一年の間・・・波奈江は夏希に・・・何も問わなかったのかよ・・・とか。
芸能事務所の寮に転居するまで夏希と同居していたあおい(山本美月)は恋のファスナーあげなかったのかよ・・・とか。
おせっかいのタカシが一年も何もしないで我慢していたのかよ・・・とか言ってはいけない。
最愛の女に逃げられて三年待ったあげく、別の男と結婚されちゃった朝日と・・・結婚式場で花婿に逃げられた夏希の間の話なのである。
どんなにじれったくても静観するしかないと脚本家が決めたのだから仕方ないのだ。
そして・・・結婚式の案内が来たのは四月だが・・・挙式は蝉の鳴く季節に行われるのだった。キッドだったら絶対忘れて招待をすっぽかしてしまうタイムラグである。
しかし・・・みさき市のレストラン青山前での海岸挙式に招待された夏希は・・・手作りウェディングケーキも依頼されてしまうのだった。親友の頼みだから断るわけにはいかない夏希だった。もちろん、波奈江もプロに依頼する以上、金に糸目はつけないお嬢様なのである。
そして・・・朝日は披露宴会場となるカフェ&バー港区のディスプレーを頼まれる。
これを偶然と考えるか・・・前髪クネ男の悪戯と考えるか・・・それは自由だ。
前日入りした夏希はなつかしいみさき市にやってきた。
波奈江は海岸で式場のセッティングをしていた。
奴隷ADである光は当日入りなのである。
っていうか・・・制作会社なら・・・この手のことは・・・会社が仕切るぞ・・・普通などとはいってはいけない。おそらく光の雇用先は人情紙風船なブラック企業なのだろう。
そこで夏希はタカシから・・・レストラン青山の秘話を聞かされる。
勢津子の前夫の名字が青山さんだったから・・・で始り、なぜ賢二の店が港区になったのかに至る短くも長くもない話で・・・一応、「俺は待ってるぜ」的なテーマにそったエピソードなのだが・・・くどいので割愛させていただく。
ついでに「同じタイプでも後半追い込み加速型の方がミラクルっぽい」と賢二が朝日に語ったりするわけだが・・・もうどうでもいいよね。
とにかく・・・おそらく・・・タカシの作戦通り・・・。
港区で夏希がケーキを作っていると・・・朝日が会場に飾る写真を持ってくるのである。
「久しぶりだね」
「一年ぶりだね」
「元気そうだね」
「そっちもね」
「ケーキは」
「もうできた」
「じゃ・・・飾るの手伝ってよ」
「いいよ」
「ありがとう」
「これは・・・どこ」
「それは・・・そこ」
「変な写真・・・」
「いい写真だろ・・・」
「お似合いだからね」
「お腹すいたな」
「なんか食べる」
「お願いします」
「これでどうだ」
「夏希の焼きそば二年連続日本一」
「やったあ」
「ふふふ」
「ふふふ」
良い感じになるが・・・例によって・・・ラブホテルにはしけ込まない二人だった。
翌日の結婚式は和気あいあいと可もなく不可もなく終了する。
スライドショー風自主制作映画に登場する朝日の写真は誰がとってんだという小学生のようなツッコミはご遠慮ください。
そして・・・宴もたけなわ・・・。
夜の海岸に・・・抜けだして・・・朝日を待つ夏希。
「ねえ・・・火を貸してくれないかな」
「そのセリフ・・・前も聞いたな・・・なんだかすごく嫌な思い出とリンクしてるんですけど・・・」
「俺はわき腹が痛くなってくるよ」
「ふふふ」
「ねえ・・・線香花火をしようよ」
「よく・・・残ってたわね」
「だって・・・約束だろう・・・今年もしようってさ」
「うん・・・でも今度こそ・・・点火しないんじゃない」
「それは・・・一年の行い次第だろう・・・この街じゃ神様は・・・必ず、いい子の線香花火には点火するんだ・・・」
「ええ・・・やった・・・点火しちゃいました」
「ほら・・・俺のだって・・・こんなに」
「約束、覚えていたんだね」
「俺は約束は守る男なんだって言ったじゃないか」
「うん・・・・ありがとう」
夏希は朝日の胸の中に飛び込むのだった。
「来年も・・・線香花火をしてくれますか」
「再来年も・・・三年後も・・・病める時も健やかなる時も」
「ずっと」
「ずっと」
僕はただ 君と二人で通りすぎる
その全てを見届けよう
この目のフィルムに焼こう
二人のENDLESS SUMMER NUDEの時がやって来た。重なる裸の唇と裸の唇。
真夏の夜に時が溶けていく・・・。
帰りの車で口喧嘩を始める二人。
「サマーヌード/真心ブラザーズ」のPVの話であるらしい。
「だから・・・波打ち際ではしゃいでるのはPUFFYだってばさ・・・」
「ちがうだろう・・・FLIP-FLAPだろう」
「だれよ・・・それ」
「知らないのかよ・・・千葉県船橋市出身の双子姉妹UKOとAIKOのユニットだよ。フリフラだよ。フリフラ」
「知るかっ・・・」
それから・・・二人は車を止めて・・・軽く一戦交えると・・・汗だくのTシャツを脱ぎ去り・・・再び走り出した車の窓から誇らしげにそれをはためかせるのだった。
二人の今年の夏はこれからなのだ。
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ごっこガーデン、夏はまたくるセット。エリ「最後の最後でようやくキタ━━━━━━(゚∀゚)(σ_σ)(・o・)━━━━━━!!!! のでスー。終わってみればとぼけた味わいのラブストーリー。ひとことで言うと・・・恋愛のんびり屋さん・・・な朝日だったのでした~。はぁ・・・。結局、香澄も波奈江も・・・朝日の性格を説明するだけのキャラクターだったみたいですねえ。パートナーチェンジは田舎の特権で本当に波風立たないのかどうか・・・じいや、リサーチして~。そして、次は・・・(土9)亀梨先輩なのでス~・・・リアルな演技と幼稚にみえてしまう設定とがミス・マッチするととんでもないことになる見本にはならないようにお願いしたいものでスー!」まこ「ふ~、ダーリン不在の続く中、脇役ごっこでしのぎましゅ~。それにしても・・・これだけ美男美女をそろえておいて・・・ラブを外すとは大胆な夏ドラマだったジョ~」くう「結局、リッキーっていいたいだけだったのか・・・これがステマかよっ。そして、秋ドラマがそこまで来ているだっ」みのむし「とにかく、前髪クネ男を求めて東京におでかけ・・・でも見たのはお台場ガンダム・・・るるる」アンナ「ああ・・・もうすぐ10月ぴょ~ん」ikasama4「ロイドのロイドを作る日がこようとは・・・」芯「台風一過、お見舞い申し上げます・・・」シャブリ「次の月9は・・・福士蒼汰、有村架純・・・スターマンから・・・ここなのでありましたーっ」ちーず「あらすじはまあまあですけどね~。Womanとくらべちゃうとセリフがね~・・・」mari「途中ちょっともたれましたけど・・・最後は胸きゅん・・・おわりよければすべてよしですね」
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コメント
キッドさん、こんにちは
・・・待たされ過ぎて、もはや自分が何を待っていたのかも分からない・・・
・・・パフィーもフリフラもどっちでもいいよ・・・
・・・最高の一枚はどうなったの・・・
ただ、朝日が「ずっと待つ」と言った時の説得力は半端なかったです
ここでキュンキュンできるか、「重い」と引いてしまうかで、
試されているような気もします。
思えば、「プロ大」「ブザビ」「ビーチボーイズ」「木更津」「あまちゃん」と
ついつい他のドラマと比べてしまうのも、不運だったのかもしれませんね。
後半はほぼ、涙目セプテンバーでしたが、
画面はいつでも美しかったですし、
それぞれのお芝居も見応えがありましたし、
良いシーンも多くて、
ある意味、予想もつかない「見たこともない夏」が、
毎週、楽しみなドラマでした。
キッドさんには、毎回、私たちにお付き合いいただいて、
丁寧なコメント返信を有難うございました
お礼に、イタリアン焼きそばと、筋子入りおにぎりと、
ウニ丼と、みさき潮風ビールで「お・も・て・な・し」させていただきますわ。
どうぞお召し上がりくださいな。
予告もありませんでしたが、
来週の金田一は面白いといいなあー(←言霊)
投稿: mi-nuts | 2013年9月17日 (火) 14時31分
✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭
おみやげをありがとうございました。
ごっこガーデンで「やきとり」ビヤホール開催中ですのでお楽しみください。
お薦めは裏庭でとれた銀杏とねぎまでございます。
ふふふ・・・最高の一枚は・・・次の一枚なんでしょうな。
チャップリン的に。
まあ・・・貴重なオリジナルの恋愛ドラマを描く作家なのであまり苦言は呈したくないのですが・・・。
ひとつは・・・せっかくのエピソードをもう少しつめること。
それとやはり・・・セリフですな。
おしゃれなだけではおしゃれにならない・・・。
そういう感じがいたします。
まあ・・・どうしてもかぶる・・・のですが
それでも・・・何か一つ、光るものがあれば
救われるのですねえ。
最後は・・・お互いを待ちながら一年経ってしまうというとぼけたエピソードでしたが・・・
そういう二人の性格をただ説明するだけでなく
普通はちがうよねという「味わい」を出しませんとねえ。
光や香澄はひどい男でひどい女なんですが
そういう風に描かないことが
特殊過ぎて・・・大衆向けではないのですな。
もう少し、ポップでいいと考えます。
料理も「ムード」だけで
甘いのか、辛いのか、まったく伝わってこない。
一方で唐突にクラーク博士といった小道具がでてくる。
ディティールの描き込みが弱いのです。
だから・・・「リアル」が薄れるのですな。
「あまちゃん」でヒロインの背後を飼い猫の「かつえ」がただ走り抜ける・・・そういう演出も不足していました。
あの二人のコントなんかは・・・そういう使われ方をするべきで・・・。
そういう意味では無言劇が望ましかったと思います。
基本的にドラマというよりは
演劇的だったと言えましょう。
椅子に縛り付けられて見る舞台のドラマと
お茶の間で見るドラマは
根本的に違いますからねえ。
まあ・・・「若い」ので
まだまだこれからですし・・・
次のチャンスが与えられたら
雪辱してもらいたいと思いますな。
キャストの皆さんは・・・
のっぺりしたストーリーとのっぺりしたセリフに
よく耐えたと考えますぞ~。
「金田一耕助VS明智小五郎」9月23日(月)21:00~23:08 フジテレビ
山Pの持ち味のひとつに「とぼけた感じ」がありますからね。
金田一耕助役ははまると思います。
そこそこ面白いと思いますよ。
投稿: キッド | 2013年9月17日 (火) 21時22分
キッド様。全11話のレビューの完走お疲れさまでした。
最終回の視聴率は残念な結果ではありましたが、まぁ妥当な数字でしたね。
あんな事やこんな事の伏線をどう回収するのか?あの場面の終息はどうつけるのか?海ガメは果たして現れるのかドキドキしました。
ってドキドキってそっちかよ!
綺麗な二人のラブシーンが何の盛り上がりもなく、終わってしまった事だけが残念でならない。
でもやっぱり、ラブストーリーっていいな、山Pにはこれに懲りずに又やって欲しいなと思います。
今度はちゃんとキャラクター付けされた役で、大人の男を演じて欲しいです。
さて、金田一楽しみです。キッド様のレビューお待ちしています。
ところでフジの迷走はいつまで続くのでしょうか? サマーヌードだけの問題じゃないと思うので、山Pも今後もお世話になるであろうテレビ局だからこそ、頑張って欲しいものです。
投稿: なっち | 2013年9月17日 (火) 22時09分
帝国臣民はトンチキがお好き~なっち様、いらっしゃいませ~可愛いよ山P可愛いよ
ねぎらいのお言葉ありがとうございます。
(火)(水)が終了しているのでここが山場と歯を食いしばって難関の(土)(日)台風(月)を何とか乗り越えてのゴールでございましたあ・・・。
最終回、↘11.9%はこの内容では順当と言えるでしょうね。
逆に平均12.5%というのはひとえにキャストの力の賜物と言えますな。
なにしろ・・・テレビドラマなのに延々とスチール・ショーやっちゃうんですものねえ。
脚本&演出家はどんだけチャレンジャーなんだ・・・。
ふふふ・・・とりあえず
これはこれで・・・もう少しダイジェスト編集された
再放送版はそれなりに素敵なラブストーリーになると思います。
朝日の言ってた夏って来年の夏なんだよな・・・
と思いながらみれるわけですから。
こういう仕掛けって
やはり一話完結の世界なんですよねえ。
脚本家は「オチ」が判っているから
それなりに面白いが
お茶の間はどうしても退屈を感じるわけですな。
山Pののほほんぶりを見る分には
申し分ないドラマかと。
今回もキャラクターは充分に付けられていたと思いますぞ~。大人の役でしたしね。
金田一のレビューは未定です。
なにしろ・・・来週は「あまちゃん」の最終週ですからねえ。
谷間に機会があれば・・・ということになると思います。
フジは頑張っていると思います。
ただ・・・チャンネルの位置が悪いだけなんですな。
この夏もキッドのレビューは
(月)フジ
(火)フジ
(水)日
(木)フジ
(金)TBS
(土)NHK
(日)NHK
とフジ率高しですから~。
投稿: キッド | 2013年9月17日 (火) 23時23分
6話が唖然とする展開で(^^;7話以降、どうなっちゃうんだろうと心配でしたが、群像劇にシフトチェンジして ギリギリのところで踏ん張っているように感じていましたが最終回は 脚本家が息切れしちゃったのかスライドショーが始まっちゃったのでちょっと驚いちゃってイライラしちゃいました
波奈江と光が結婚する必要性も感じないし(プロ大オマージュなのかもしれませんが)先週のラストを少し変えて終わったほうが個人的には満足感が高かった気がします
ストーリーは平坦でしたが映像はザ・月9という感じだったので目の保養にはなりました
5話の早朝イルカを探している朝日の元に夏希がきて
超能力の会話をしているシーンが1番好きだった気がします親友のカメラマンとの海のシーンも気に入ってます(^^)
後 ラスト 朝日が夏希の髪を愛おしそうに触ったのにはキュンときましたぁ~
(*^o^*)
9月も終わりに近づいてきましたね(;_;)
キッドさんが燃えつきてしまわないか心配です
まずはサマーヌード
ドラマレビューお疲れ様でしたm(_ _)m
投稿: chiru | 2013年9月17日 (火) 23時30分
シンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃ いませ・・・大ファン
第1~第6話までは朝日の心には香澄がいて
香澄の面影を削除するために
波奈江が悪戦苦闘する物語。
第7話からは香澄の呪縛を逃れた朝日と
運命の女である夏希が
どのように結ばれていくかという物語。
非常にシンプルなんですよね。
波奈江は結局、香澄には勝てない自分が
嫌になってしまった。
そこであおいから光を奪うわけです。
光はひどい男ですが
波奈江を選んだわけで
波奈江の傷心を癒すわけです。
ここは恋愛を闘争と考えれば
実にシンプルに朝日と夏希の対極を
示しています。
朝日と夏希は「戦わない主義」ですからね。
で・・・平和主義者という名の負け組が
なんとなく結ばれるという・・・
実に投げやりな展開です。
しかし・・・恋愛に勝負を持ち込みたくないという
主張ははっきりしていますな。
それが・・・面白いのかどうかは別として。
そういう意味ではスライドショーに
あおいが登場して
捨てた男が慰めるという
感情移入しにくい展開がシュールでした。
まあ・・・脚本家の中では「あり」なのでしょうな。
そういう意味では
徹頭徹尾・・・なかなかの野心作だったと思います。
結局、朝日は戦わずして幸福になるのですからねえ。
まあ・・・基本的に
朝日を眺めているだけで幸せになれる方には
素晴らしいドラマだったと言えないこともないですな。
これで夏ドラマのレビュー作品も
(月)(火)(水)と終了。
秋が夜風の中に舞い降りてきましたな。
「あまちゃん」の最終回後になにが起るのか・・・。
ちょっと予想することができません。
真っ白になるかもしれませんなーっ。
まずは「サマーヌード」がヒトケタにならないで
本当によかったと思っていますぞ。
「やきとり」ビアガーデンで
レバーを食べて鉄分補給をなさいますように。
キッドは皮の塩焼きに
七味をたっぷりふりかけていただくのが好きなのです。
「うわあ」と叫びたくなりますぞ~。
投稿: キッド | 2013年9月18日 (水) 02時37分
じいやSUMMER、お疲れSUMMERでした~♪
やれやれでしたね。
本当にのんびり屋さんのドラマでした。
アタシなんてすっかりキリンさんになってましたわ。
ラストの車のシーンですけど夏希の衣装が
キャラと違うようなロングスタイルだったじゃないですか。
以前登場した時の香澄の衣装に似せていて、
一瞬入れ替わったのかと目を疑っちゃった。
あれは何かの冗談だったのでしょうかねえ(^^;
ともかくあの内容でフタケタ維持は素晴らしいと
じいや様もほめてくれたから
Pセンパイも報われたと思います。
毎週、ごっこガーデンありがとうございました。
消化不良気味でしたがじいや様のほうが
よくわかってくれて
導いていただけたのがめっちゃ感謝です~。
次はKセンパイですか・・。
どんなドラマなんでしょう。
無理しないでくださいね。
ドラマの内容次第ってことで。
今夜はお月見団子で、うさぎを見ましょうね。
きなこと甘辛と餡子で3色にしました。
裏山から梨とぶどうももいできましたから
盛り付けますね~。
あとススキとコスモスとリンドウのお飾り。
日本酒には桃のジュースを垂らしてカクテル風味でどうぞ。
投稿: エリ | 2013年9月19日 (木) 17時46分
✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリSUMMER、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿
夏の終りのやきとりビアガーデンは
中秋の名月お月見ケバプ祭りですぞ~。
タンドリーチキンもございますぞ~。
うずらの卵の串焼きもありますぞ~。
人間は串好きでございますねえ。
やはり芯が一本通っているからでしょうか。
このドラマも実は筋が通っているわけですが
少し、屈折が大きすぎましたな。
ターゲットを低年齢向けにシフトしすぎなんですな。
わかりやすく作るのはいいのですが
それには・・・複雑さの折り込みがないと
ゴールデンのドラマとしては成立しませんな。
帝国系の月9が視聴率で苦戦する理由のような気がします。
子供は「承知しました」とか「倍返し」とか
そういう単純なフレーズに意味もなく熱中するものですしねえ。
子供狙いならまずそういうフレーズ作りから入るべきで
今回の場合、キッドは「チェキラ」がよかったと思います。
せっかく、ラジオという小道具を使ったのですから
夏向けのオールディーズを使いまくるとか
そういう隠し味も不足気味。
夏なのにクールはダメですよね。
うだるような暑さをクーラーの効いた部屋で
楽しむのがお茶の間というものですからな。
最後のファッションは
朝日好みの女に夏希が合わせたということかもしれませんな。
香澄と同じようにささいなことで口論しているわけだし。
逆に言えば脚本家が
そういうことに憧れているのかもしれませんよねえ。
お嬢様方の嘆きのドラマが続いておりますので
せめてガーデンで鬱憤を晴らしていただければ僥倖でございます。
しかし、卓袱台祭りが発生せずによろしゅうございました。
脚本的に・・・予想通りの
いいところもあるのだがトータルで考えると全然ダメのドラマにしてはーーーっ。
まあ・・・とにかく
房総沖メガクエイクで
いつ破滅するかわからない千葉の海の
最後の夏を飾るドラマとしては・・・ものたりなかったのでございます。
しかし、「夏はまたくる」というテーマは素晴らしかったと思います。
しかし、本当には70~100回くらいしか
来ないのですけれどねえ。
季節のあらゆることが
70~100回くらいで
終ってしまうこの世界ですから
作り手の方々は大切にしてもらいたいなあと
思う今日この頃でございます。
まあ・・・残り回数の多い人はなかなか気がつかないことなんでございますね。
いつまでもあると思うな夏と恋ですな。
投稿: キッド | 2013年9月20日 (金) 01時28分
非常に猛暑というか、酷暑だった夏も過ぎ
9月に入った瞬間、秋らしく、気温も変わり、
ドラマも秋に(笑)
途中、朝日&波奈江を希望していた人は残念で
そうなんです(笑)香澄!再登場!願ってた人、
残念で(笑)自分の中で、深く考えて、展開を
考えていた方は残念だったのでは?なんて思います。
こだわりは、ドラマの途中で繰り広げられる
小さなコントだったのでしょうか?
最後まで、意味わからなかった!!
何を言われても、やり続けてた感があったのは(笑)
金田一Pを楽しみにします!!
ありがとうございました。
楽しませていただきました。
投稿: ユキヒョウ | 2013年9月20日 (金) 10時19分
絶滅危惧種~ユキヒョウ様、いらっしゃいませ~山下君愛好
北の空気と南の空気が一気に入れ替わるお彼岸前。
陽射しは強くても空気が乾いていて涼しいのでございます。
ごっこビアガーデン店じまい秋ナスの串焼きもお楽しみくださいませ。
朝日・波奈江ルートも
朝日・香澄ルートも
まったくハラハラドキドキさせないという
前代未聞の低体温ドラマ。
もっと汗をかいてもらわないとねえ。
スタッフは冷や汗かいたかもしれませんが~。
まあ・・・脚本家はかなり自己満足したのでは
ないかと思います。
まったくサービス精神がありませんでしたからねえ。
恋人たちのコントは消臭力のステマで
ただ「りき~」と叫ばせたかっただけだったんですよね。
バカか・・・バカなのかと言いたいところですな。
そういう「お遊び」は
充実した本編あっての話ですからな。
まあ・・・それでも
さすがの豪華キャスト・・・なんとか
フタケタを維持して・・・めでたしでございますねえ。
同じ時間、同じ場所は二度と戻って来ない。
この点を糧としてスタッフ一同、次回は
頑張ってもらいたいと思います。
まあ・・・次回があったとしての話ですけれど~。
この夏のレビューしたオリジナルドラマの脚本家は
クドカン↗↗↗
坂元裕二↗↗↗
岡田惠和↗
金子茂樹↘↘
・・・と言う感じでしたな~。キッド的には~。
金田一はミステリですのでのほほんと楽しむと良いと思いますぞ~。
応援ありがとうございました。
楽しんで頂いて幸いでございまする。
投稿: キッド | 2013年9月20日 (金) 14時28分
キッド様、全話レビューありがとうございました。
毎週ドラマの後にこちらにお邪魔するのが楽しかったです。
皆様のコメントとそのお返事を読みたいが為に、必ずドラマ後数日後に読ませて頂いていました。
娘の予想にもコメントを返して頂いた本当にありがとうございました。予想とは違ってとっても凪だったと思いますけどね。
私は山Pさんのファンなので、山Pさんのドラマをいつも取り上げて下さっているのでとってもうれしいです。たとえどんなドラマであっても。
また、時々こっそりお邪魔します。
投稿: くりくりぼうず | 2013年9月22日 (日) 09時05分
サクラサクラノ~ くりくりぼうず 様、いらっしゃいませ~ハナビラニノッテドコニ
お楽しみくださり感謝いたしまする。
世の中には様々な皆さんがいて
キッドやコメントをくださる皆さんの意見は
そのほんの一部分。
世の中にはこのドラマに大満足の方もいらっしゃるでしょうし
少なくともスタッフは「これが最高」と思って
世に送り出しているわけなのでございます。
マジでかっ・・・と思う気持ちもありますが
山Pを愛する皆様におかれましては
これだけは申し上げたいのです。
ないよりあった方がマシだっ・・・ということです。
そういう意味でこれからも
なるべくレビューしてまいりたいと愚考いたします。
ご家族の皆様ともども、また、おでかけくださいますように。
投稿: キッド | 2013年9月22日 (日) 14時53分