キスしたら友達でなくなる魔女(川村ゆきえ)なんちゃってにもほどがある(中別府葵)お前もな(トリンドル玲奈)
整理しよう。
高校三年生、徳山秀典(31)、小林涼子(23)、中別府葵(23)、川村ゆきえ(27)・・・。
高校二年生、山本裕典(25)、西内まりや(19)、小島藤子(19)、トリンドル玲奈(21)・・・。
ここまで・・・全員、なんちゃってである。
大野いと(18)、松井愛利(16)、美山加恋(16)の出番がないと・・・なんだか妖しい世界に紛れ込んでる気がするのはキッドだけですかああああああっ。
そして・・・原作とはまったく違うアレンジがなされているこのドラマ。なぜか・・・西園寺リカ(川村)のノーパン設定だけはそのままなのである。譲れない一線なのか・・・そしてだから・・・このキャスティングなのか。
芸能界・・・そこはそれなりに厳しく・・・ちょっとおバカな世界・・・。
で、『山田くんと7人の魔女・第7回』(フジテレビ201309212310~)原作・古河美希、脚本・小川真、演出・高丸雅隆を見た。主題歌はAKB48卒業後の前田敦子の最初のシングル「タイムマシンなんていらない」なのであるが・・・このままだとサービス出演はなさそうである。大野いととの「エンプラ姉妹」出演がみたかったな。それなりに無理をしたキャラもいいが・・・地味で暗い持ち味を生かした役がたまにはみたいよね。「栞と紙魚子の怪奇事件簿」の紙魚子は最高だったよなあ。
さて・・・いよいよ、六人の魔女が明らかになった上での今回。
超常現象研究部の伊藤雅(トリンドル玲奈)が唐突に言い出した宮村虎之介(井出卓也)の二重スパイ疑惑の解明はあっさりと終る。
基本的に山田くん(山本裕典)をおとしめても・・・虎之介にはなんのメリットもないのである。エピソードとしてかなり無理があるのだな。
来週が最終回だとすれば・・・今回はすべて前フリということになるのだろう。
今回、判明したことは「七人の魔女を揃えるとどんな願いも叶う」という「お宝」の開示である。
これは・・・最初にふるべきことじゃないか。
少なくとも・・・小学生の妄想的超高校・朱咲高校生徒会の会長・山崎(徳山秀典)の目的は・・・この「お宝」の入手にあったわけである。
そのために・・・不完全な「魔女伝説ノート・前巻」を超常現象研究部に配置して・・・山田くんたちに捜索させていたという趣向である。
しかし、飼い犬の宮村が山田くんたちと友情を深め過ぎたために・・・離間策として「捏造写真の犯人」を宮村に仕立てたのではないか・・・ということ。
そうなると噂の発信源である伊藤雅は当然、二重スパイなのだが・・・そういう展開はないらしい。
しかし・・・疑惑の解消の過程で・・・宮村の秘密が明らかになる。
それは「第七の魔女」の能力と関係する。それは「キスした相手から魔女に関する記憶を抹消する記憶操作」の能力だった。
実は・・・宮村の姉で現在、高校三年の宮村レオナ(中別府葵) は好奇心から魔女について調べている内に「記憶」を消されてしまったのだった。
宮村が・・・山田くんたちに近づいたのは・・・姉のレオナの失われた記憶を取り戻すためだった。
山田くんが・・・未来予知によって次の生徒会長・猪瀬(永江祐貴)がうらら(西内まりや)を奴隷的な秘書にしてしまうことを知り、その阻止をしたいと願っていることを知った宮村はあらためて共闘を誓うのだった。
この未来改変は次回のお楽しみである。
その頃・・・うららは第七の魔女・西園寺リカ(川村ゆきえ)からコンタクトを受けていた。
何故かいつもノーパンのリカは・・・風の強い場所が苦手な高校三年生なのだ・・・ものすごく意味不明で不気味な設定だな・・・。
たちまち・・・超常現象研究部に捕獲されてしまうリカ。
実は・・・リカはレオナの友達だったのだ。
例のノートを発見したレオナは試しにリカとキスをして・・・記憶を喪失してしまったのである。
「私だってショックだったんだ・・・友達に忘れられて・・・だから、この能力を消す方法を捜していたんだよ」
リカはノートの切れはしを部室に隠していた。
そこには「望みの叶え方は・・・下巻に」と記されていたのだった。
「結局・・・下巻を入手するしかないのか・・・」
しかし・・・下巻は何者かによって部室に届けられたのだった。
それは・・・第三の生徒会長候補の出現に苛立つ・・・小田切寧々(大野いと)の仕業か・・・それとも会長・山崎の冷たい甘えん坊性格を何とかしたい秘書・飛鳥美琴(小林涼子)の悪戯なのか・・・それとも山崎会長の深謀遠慮なのか・・・。
すべては来週の話である。
今回のサービスは・・・レオナとリカのキスと・・・リカの妄想パンチラシーン・・・ものすごく一部限定的サービスだと思うぞ。
来週は・・・もう少し頑張ってもらいたい。
まあ・・・とにかく・・・少なくとも七人の魔女は結集するわけだが。
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