東京バンドワゴンで(亀梨和也)あったんだよ(多部未華子)
ファンタジーなのである。
「大家族」のファンタジーなのだ。
ヴァラエティー・ショーのりの擬似ドキユメンタリーの「大家族」ではない。
あれは・・・単なる異常な子沢山で・・・誰もが憧れる「大家族」ではないのだ。
そもそも・・・「大家族」であるためには・・・経済的な基盤が必要なのである。
大家族の家長は少なくとも不動産を持っていて・・・大家族を養うに足る部屋数を確保してなければならない。
そして・・・けして大家族を飢えさせない収入を確保している必要がある。
できれば四世代が必要で・・・子供はひ孫世代というのが理想である。
基本的には分家しない。
孫の嫁がキャビンアテンダンドを辞めて家庭に入る気になるほどの魅力的な家風。
シングルマザーが安心して子供を育てられる環境。
愛人の子供も一員にする度量。
ああ・・・ファンタジーだよね。これがファンタジーじゃなかったらなんなんだ。
核家族なんて夢の大家族に比べたらクソなんだよな。
で、『東京バンドワゴン~下町大家族物語・第1回』(日本テレビ20131012PM9~)原作・小路幸也、脚本・大森美香、狩山俊輔を見た。原作は連作短編推理小説だがジャンルとしては「日常の謎」ものと言えるだろう。どちらかといえばホームドラマの中にミステリが紛れ込んでいるという程度のものである。さらにひとつの家族の歴史的な要素があり、ある意味、こじんまりとした大家族がささやかな幸せをありえないほどに享受するファンタジーとも言える。こういう嘘臭い設定はどこかで必ず破綻するものだがのほほんとしすぎてリアルのつけいる隙を与えないのである。登場人物たちはどこか浮世離れしているが・・・今回のドラマ化は結構、理想のキャスティングで押し切っていると考えられる。
たとえば・・・ドラマ版の主人公・堀田青(亀梨和也)の父親の堀田我南人(玉置浩二)はロックバンド「LOVE TIMER」のボーカルで「伝説のロッカー」と呼ばれるロックンローラーというふざけた設定の上に・・・正妻と愛人がいて・・・青は正妻に育てられた愛人の子供なのである。しかし、キャストによりかかれば・・・登場しない正妻(故人)と愛人(消息不明)の顔が自動的に浮かんでくるのである・・・それはもちろん、薬師丸ひろ子と石原真理である。まあ、反則と言える。
歩いても 歩いても
夜通しじーっと待ってても
流れてく 流れてく 指折り数えてく
堀田青は旅行添乗員だが・・・父親の愛人だった母親に捨てられ、父親の正妻の元で異母兄姉とともに育てられたという過去を持っている。
それなりに愛情を持って育てられたために普段は表には出さないが・・・酒に酔うと鬱屈が表面化する。
口癖は「僕には愛が足りない・・・胸に穴があいて・・・幸せがポロポロこぼれていく・・・僕に愛をください」なのである。
その夜も見ず知らずの女子大生・槙野すずみ(多部未華子)に泥酔してからみ・・・婦人警官に確保されるという醜態をさらしたのだった。
実は・・・この出会いがすでにかなりファンタジーなのである。
「酔って愛とか簡単に口にするなんて最低」とすずみは叫ぶのだった。
しかし・・・正気に戻った青は・・・すずみの落しもの長編小説「浮雲/二葉亭四迷」を入手するのだった。
青が暮らすのは東京の下町にある老舗古本屋・東京バンドワゴンである。
明治18年創業でかっては文士たちのたまり場になったこともある由緒正しい古書店である。
気難しい三代目店主の勘一(平泉成)は青の祖父で・・・気に入らない客には本を売らないという商売人としては不適切な性分の老人だった。
勘一の妻・サチ(加賀まりこ)は二年前に死去している。しかし、ファンタジーなので一部ゴースト化しています。
二人の一人息子が青の父親・還暦のロックンローラー我南人。
我南人の妻・秋実は五年前に死去している。しかも、何故か、遺影も飾られていないのだった。
我南人と秋実の間には、フリーライターの堀田紺(金子ノブアキ)とシングルマザーの堀田 藍子(ミムラ)の一男一女がある。
長男の紺は亜美(平愛梨)と結婚し、現在、小学4年生の研人(君野夢真)という息子がいる。
長女の藍子には小学6年生の花陽(尾澤ルナ)という娘がいるが・・・父親の名前は娘にも教えないという秘密を持っている。まあ・・・不倫の果てのシングルマザーなのである。
これに・・・猫の玉三郎とベンジャミンを加えたのが堀田家の大家族なのである。
つまり、青は・・・祖父と父、腹違いの兄と姉、兄嫁、甥と姪の八人家族の一員なのだった。
ちなみに古書店「東京バンドワゴン」は「カフェあさん」を経営しており、藍子と亜美が切り盛りしているのだった。
まあ・・・この家族構成を把握するまでが一苦労なのだが・・・慣れてしまえばどうっていうことはありません。
そして、青の酔った時の口癖は父親・我南人のいつものセリフなのだった。
我南人は根っからの自由人で・・・ぶらり旅に出れば一ヶ月音信不通なのである。
青には「おいたち」の事情から我南人には複雑な感情を持っていて・・・逢えばすぐに取っ組み合いの喧嘩になるのだが・・・もちろん、愛情の裏返しであることは言うまでもない。
姉や兄にも・・・青には複雑な感情があるわけだが・・・実の兄弟のように育ったらしい。
末っ子の青は・・・兄や姉に可愛がられているのだった。
青は「浮雲/二葉亭四迷」が大学の図書館の所蔵物だったのを手掛かりに槙野すずみを捜しあてる。
文学部の学生だったすずみは「浮雲/二葉亭四迷」を卒論の資料に使っていたのだった。
「あの・・・この間は醜態をさらしてすみませんでした」
「はい・・・」
まったく青に興味を示さないすずみに何故か食い下がる青なのである。
「あの・・・そういう古い本が似合ってますね」
「それ・・・誉めてるの」
「いや・・・なんか・・・珍しいなと思って・・・ボクもその本、小学生の時に読んだから・・・」
「小学生の時に・・・」
そこで・・・青は「浮雲/二葉亭四迷」の冒頭の一節を諳んじる。
明治時代の神田見附界隈の賑わいの描写で「髭尽くし」が展開するのである。
「口髭、頬髯(ほおひげ)、顋(あご)の鬚(ひげ)、暴(やけ)に興起(おや)した拿破崙髭(ナポレオンひげ)に、狆(チン)の口めいた比斯馬克髭(ビスマルクひげ)、そのほか矮鶏髭(ちゃぼひげ)、貉髭(むじなひげ)、ありやなしやの幻の髭・・・」
途中から興にのって唱和するすずみだった。
同じ教養で共感する二人なのである。
「おかしい・・・古い本がすごく似合わない人なのに・・・」
「あの・・・実家、古本屋なんで・・・もしよかったら・・・お寄りください。きっと・・・興味深いものがあると思いますよ」
「・・・」
青は持ち歩いている店の名刺を渡すのだった。
「それから・・・僕・・・禁酒しましたから」
なかなかにロマンチックな二人だった。世を騒がす陰惨な事件がなければもっと楽しめたのに残念なことだ。
さて・・・古書店「東京バンドワゴン」では小さな事件が起っていた。
書棚に見知らぬ百科事典が二冊置かれているのである。
朝にはないのだが、昼にはあり、夕方には消えているのである。
勘一が発見したこの珍現象を巡って・・・子供探偵の二人が調査を開始する。
やがて・・・小学生の大町奈美子(井上琳水)が登校中にランドセルから二冊の百科事典を取り出し・・・下校時に・・・回収しているのだと判明する。
一家団欒の席で・・・堀田家の人々はその謎を論議するのだった。
「一体・・・何のために・・・」
「何か・・・得することがあるんだろうな」
「得する・・・」
「たとえば・・・」
「重さとか・・・」
「それは得なのか」と口をとがらせる姉と兄嫁だった。
やがて・・・大町奈美子が両親と暮らすマンションの入り口が加圧式の自動ドアだったことが判明するのだった。
「でも・・・強く踏めば・・・開くだろう」
疑問を解くために奈美子に寄り道させておやつを振る舞う堀田一家である。
すると・・・捜査線上に浮上したのがマンションの管理人のケン(光石研)だった。
「一度開かない時に抱っこして開けてもらったの・・・でも・・・変だと思う人もいるかもしれないから」
「・・・」
ケンが変態だったら困ると誰もが思うのだった。
ケンは我南人の昔馴染みなのである。
真奈美(片桐はいり)が女将を勤める堀田家いきつけの小料理居酒屋「こはる」にケンを呼び出す堀田家男組。勘一の幼なじみで神社の神主の祐円(ベンガル)も顔を出すのだった。
足立先生、安部ちゃん、おめでた弁護士監督と揃って「あまちゃん」濃度が一段と高まった一瞬である。
そこで・・・ケンは秘密を打ち明けるのだった。
大町奈美子の母親(西山繭子)はケンの実の娘で・・・奈美子は孫だったのだ。
「昔、事業に失敗して・・・妻子を捨てました・・・自殺に失敗して・・・それ以来・・・ホームレスとして生きて来たのです・・・数年前に風の便りで妻が死に・・・娘が結婚していることを知りました・・・自分にはそんな資格がないとはわかっていましたが・・・一目会いたくて・・・すると・・・マンションの管理人の募集が行われていたのです。ただ・・・私は・・・近くでそっと見守っていようとしたのです。ただ・・・孫のあまりの可愛さに・・・間違ったことをしました」
やるせない気持ちに沈黙する一同。ただ・・・青だけは・・・。
「そんなの勝手な話だよ・・・捨てられたものの気持ちを考えてみろよ・・・あんたに・・・美奈子ちゃんを抱く権利なんてないんだよ」
「おい・・・お前に・・・親の気持ちの何が分かる・・・」
「あんたに親の気持ちを語られたくないね」
「でもな・・・ケンは俺のダチなんだ」
問答無用で鉄拳制裁する我南人である。
たちまち、始る取っ組み合い・・・しかし、紺が青を制するのだった。
「やめなさい・・・他人のお店に迷惑かけるな」
「悪かったねえ」と退場する我南人だった。
「・・・」と青も店を出る。
紺はケンに詫びるのだった。
「すみませんねえ・・・ひどいことを言って・・・実は・・・あいつは母親に捨てられたんです・・・だから・・・どうか勘弁してやってください」
「そいつは・・・」とうなだれるケンだった。
翌日・・・静かな下町の日常を破壊する大音量。
我南人がロックバンド「LOVE TIMER」(安全地帯)を引き連れて件のマンションの屋上を占拠、「サーチライト」を歌いだしたのである。
伝説のロッカーのゲリラ・ライブに集まる群衆。興味のない人には近所迷惑な話だった。
警察官に逮捕されて連行される我南人は見物人の中のケンの娘・・・奈美子の母親に語りかける。
「このマンションの管理人は・・・昔、ひどい間違いを犯した人間だ。でも・・・後悔しているだけじゃ誰もハッピーにはなれないでしょう。ラブがなくちゃね。だから・・・俺は歌いました。愛を届けたくて」
すべてを悟ったケンの娘はケンに歩み寄る・・・。
「・・・お父さん」
涙が止まらないケンだった。
強引に町を愛で包んだ我南人の勝利なのである。
それはいつでも あったんだよ
失くせないのが あったんだよ
時々隠れていたんだよ でも あったんだよ
一件落着の安堵感・・・。青は思わず禁酒の誓いを破り・・・ビールを一口。
そこへ・・・やってきたのは・・・女子大生・すずみだった。
「あ・・・」
二人の運命の愛は始ったばかりなのである。
関連するキッドのブログ→ヤマトナデシコ七変化♥
→怪物
ごっこガーデン。黄昏の屋根の上セット。エリ「むふふ・・・下町名物瓦屋根の上で・・・もしもし亀先輩と文学を語るちょっとおバカなデート・・・基本、屋上はロマンチックなのでスー。じいや、チーズケーキとコーヒーを出前して~。ちょっぴり、ブランデーたらしてね~。さて・・・来週は・・・えええええ・・・二人はそんな関係なんでしゅかあああ・・・運命すぎる~・・・とにかくこれぞハートウォーミングなのでス~」まこ「おっと・・・クリスマスには早すぎる・・・カフェセットでまこかまケーキをメニューに入れて年末商戦に備えるのだジョ~」くう「どんなにひどい人生を歩んでいても人を感動させるアーティストって・・・なんだかなんだよね~」みのむし「浮雲・・・読んだことある人・・・いますか・・・るるる」ちーず「さて・・・Womanの後はどうしようかな・・・」ikasama4「う・・・こんなところで・・・歌姫ロイドとかイノセントロイドが再利用されているとは・・・」シャブリ「交番の婦警さんは池谷のぶえさん、花陽ちゃんのクラスメイトはよしこちゃん(岩田月花)、スミレちゃん(仲愛理)なのでありました~。サリーちゃん?」
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コメント
多部未華子、ミムラ、平愛梨…なのに髭づくしのあたりで脱落しかけております。ダ・ヴィンチ民が「映像化して!」と言ったからといって、ワンクール分のドラマにするのが適当なのか、そしてそれが上手くいくのかはわからない…。
一番の問題は、誰に感情移入して観れば良いのか全然分からなかったことですね。女性のツアー客(お茶漬けシスターズ?)が押しかけてきたときも、この人が重要な話につながっていくのかどうか分からなかった…。
投稿: 幻灯機 | 2013年10月13日 (日) 07時34分
屋根でくつろぐ下町人情物語・・・
時間ですよを思い出したですヨ!
屋根とギター演奏はお約束!
そして、このドラマがミステリの要素含んでる事に
じいやのレビュ見て初めて気付いたヨ!
そっか、百科事典の謎解きドラマでもあったんだ~!
そういえば昔はどの家の本棚にも百科事典が
ズラーっと並べられてたけど、今はネットで調べれば
すむ時代だというのに、奈美子ちゃんちは凄いなぁ~♪
あまちゃんから足立先生と安部ちゃん登場!
何気にイノッチはうれしいだろうなと・・・
そして奈美子を演じたのはおひさま日向子だし、
金子さんもおひさまで陽子の初恋相手だったし
多部ちゃんはつばさだし、ミムラさんも梅ちゃんでの松子だし、
加賀さんも私の青空出てたしと、朝ドラ脳なのはあまロスのせい?・・・
投稿: まこ | 2013年10月13日 (日) 15時29分
>・・」シャブリ「交番の婦警さんは池谷のぶえさん、花陽ちゃんのクラスメイトはよしこちゃん(岩田月花)、スミレちゃん(仲愛理)なのでありました~。サリーちゃん?」
あ!!!!!!
ほんとだ!
サリーちゃん!
投稿: シャブリ | 2013年10月14日 (月) 00時28分
ふふふ・・・現代の一般大衆が一番苦手なものは
筒井康隆が憧れる「大家族」的なものなのかもしれません。
明らかに貧乏人の子沢山は蔑みの対象として
作られていますが
こちらは憧憬の対象なのでございます。
ドラマ化にあたっては情報整理で
頭がウニになることは間違いないですが
ファンダムがわりとしっかりしているし
脚本家はこれに向いています。
第一回ですでに成功している感じがしましたぞ。
まあ・・・基本は
青とすずみの恋の行方ですから・・・。
二人に注目していけばよいと思います。
青の生い立ちは一応明らかになっていますが
すずみの生い立ちもまた
あっと驚く展開になっているわけですし。
基本的に・・・青は・・・
父親にどこか似ていて
もてもて・・・。
これを示すだけの登場人物に心奪われてはなりません。
そうではない重要人物の場合は
もう少し・・・わかりやすいキャスティングになります。
でも・・・幻灯機様は・・・
ギリギリのタイプ好きですものね~。
しかし、彼女(吉本菜穂子)はアウトでしょう。
投稿: キッド | 2013年10月14日 (月) 02時47分
あんなにたくさん乗ったら・・・
屋根は危険で危ないのですぞ~。
お嬢様は昔、屋根の上を通って地球の果てまで行こうとして
何度も落下してましたな~(しみじみ)
青とすずみが二人で
「赤い風船」みたいな曲を歌うと楽しいですな~。
でも歌うのは我南人かもしれませんな~。
ナンパした青田典子似の女と~。
そうですぞ~。
スルーしてもよろしいですが・・・
「古本屋に百科事典が現れたり消えたりする謎」を
ちょっぴり妄想するのも
頭の体操になるのですぞ~。
じいやはつけもの石にしているのかと思いましたぞ~。
じいめは重たい荷物を小さい子が
担いでいる・・・それだけでいたいけなくて泣けまする。
おしん的頭脳ですな~。
百科事典は楽しいですからな。
まこ様も超豪華百科事典をお持ちだったのに
いつの間にか売り飛ばしてましたな。
イノッチは足立先生との
共演場面でかなりうっとりしてましたな~。
ふふふ・・・とにかく・・・
ベンガルが登場した時点で
「島田さんひっこしましたよ」が
頭の中でグルグル渦を巻いたのでございます~。
もうすぐ総集編ですぞ~。
投稿: キッド | 2013年10月14日 (月) 03時12分
ふふふ・・・婦警さんいい味だしてましたねえ。
そして・・・小学校にいつか
魔法使いが転校してくると妄想するだけで
ちょっと楽しいのですな。
実写版「魔法使いサリー」・・・そろそろやらないかな。
パパとママは上田と山田で・・・。
サリーちゃんは悪夢ちゃんで・・・。
投稿: キッド | 2013年10月14日 (月) 03時18分
あ、やった!
姉がキャスティングされている(^^)
良かったですわね~!
この手のホンワカ系に初回延長はちょ~っと長かったかも知れませんが、
ものすごくニコニコしながら見れるドラマでした。
この枠には安定したキャスティング。
そして、あまロスのあなたと私のためにあまの香りもチラリ…(;_:)
マッタリと見られそうな素敵なファンタジーなのでした。
ファンタジーばんざい!ですわっ!
投稿: くう | 2013年10月14日 (月) 03時31分
ごっこガーデン参加お疲れ様でございます。
カフェセットカフエ裏メニューでまめぶ汁もありますぞ~。
なかなかのファンタジーでございましたねえ。
それにしても玉置様の
皆さんのイメージ最悪なのでございますねえ。
まあ・・・要するに
色々あるのがいけないんでしょうな・・・。
まあ・・・天然的にラブなだけなんですが~。
原作的には
「LOVE TIMER」なので故・忌野清志郎様のイメージなのかもしれませんが・・・
玉置様もいい感じに仕上がっていたと考えます。
むしろ・・・ベスト・キャスティングでしょうな。
反則ですけれど~。
もう明らかにぶっとばす資格がないのに
ぶっとばす的な感じ・・・最高でしたな。
後は・・・それぞれのエピソードを丁寧に描いて行くだけ・・・。
今季、もっとも安心できるドラマと言えますな~
投稿: キッド | 2013年10月14日 (月) 03時56分
じいやちゃま~こんにちは~!
ケンさんが我南人のお友達で、
奈美子ちゃんのおじいさんだったという
ものすごい偶然の展開が受けますが、
あの重さが足りないと開かないドアって大急ぎで帰りたいときに困りますね。
子どもなりの知恵でしたけれどよく考えましたね。
しかしKセンパイの教養にはマイッタ!!
まさかの浮雲暗唱であたしまでテンションあがりましたわ。
さすがはセンパイ、いいドラマになりそうで
アタクシのウフフがとまりませんのよ。
じいやちゃま~今宵は大家族の定番、
肉じゃがコロッケをたくさん作りました~。
青の禁断のビールでしたけれど
幸先良いスタートにぐいっと行っちゃいましょう♪
投稿: エリ | 2013年10月14日 (月) 17時53分
基本、ファンタジーでございますから~。
あま~い展開なのですな。
そもそもこういう大家族は
田舎のお百姓様の世界でございます。
それが幻の東京下町で
展開されているところがミソなのですな。
広大な東京が
せまあいムラ社会に運命の赤い糸で縮小されるのですぞ~。
下手すれば我南人なんて・・・全国民とお友達感覚でございます。
物凄く強引なのにほのぼの・・・
なかなかのマジックですな。
もてもての軽いキャラだけど
教養や影を秘めている・・・
青はおいしいキャラクターそのもので
K先輩はこういう役にはまりますな~。
奈美子ちゃんはとにかく健気でしたな~。
レギュラーになってほしいくらいでしたぞ~。
下町大家族カレーをお造りしましたぞ~。
野菜ゴロゴロのカレーは
何故か大なべで作ると
おいしさ倍増なのですな~
投稿: キッド | 2013年10月14日 (月) 19時13分
最後まできちんと観たらホロリホロリと結構良かったデスf(^_^;。
一応ご報告。
投稿: 幻灯機 | 2013年10月15日 (火) 06時41分
でございましょう。
古書店ものとしては
「ビブリア」的要素は薄目ですが
その分・・・見やすくなってると考えます。
なにより、平、ミムラ、多部ちゃん・・・。
この女優陣バランスが絶妙・・・。
投稿: キッド | 2013年10月15日 (火) 16時21分