ミス・パイロット・・・紙飛行機って必ず墜落しますよね?(堀北真希)
あはははは・・・やっぱり、書くんだね。
そりゃ・・・書くさ。
堀北真希も気がつけば・・・25歳か・・・。
久しぶりのフジテレビ・・・。
「梅ちゃん先生」で・・・ようやくメジャーになったんだよな。
日本テレビで「野ブタ。をプロデュース」、TBSで「クロサギ」、フジテレビで「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」と確実にヒットを飛ばしているのに・・・。
その後のプロデューサーが確実に使い方を間違えるんだよな。
っていうか、事務所の選択ミスじゃないのかっ。
そういう意味で「梅ちゃん先生」は正しいよね。
うん、王道だものね。
どこまでも・・・ただひたすらに「かわいい」・・・それでいいんだよね。
そういう意味で今回は・・・大成功じゃないか。
さあ・・・木曜日がいよいよ・・・サバイバルに突入するな。「独身貴族」風前の灯じゃないか・・・。「よろず占い処 陰陽屋へようこそ」なんかもう・・・消えてるんだぜ・・・。
で、『ミス・パイロット・第1話』(フジテレビ20131015PM9~)脚本・櫻井剛、演出・澤田鎌作を見た。映画「ハッピーフライト」(2008年)でおなじみの全日本空輸、全面協力である。脚本家は「マルモのおきて」、「PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜」(いずれもフジテレビ)が評価されてここだな。日本テレビシナリオ登竜門大賞(2001年)なのにな。苦節の日々がこのドラマで花開くといいよね~。演出はエースかまさく・・・そろそろ当たりを引いてもらいたい。ずっと頭が「不毛地帯」になってるからな・・・。
2008年の就職戦線・・・おーい、遡ってるぞ~。
こ、これは・・・あまちゃん方式かっ・・・そこで来たかっ。
東京・蒲田にある・・・そこは梅ちゃんか・・・居酒屋「ひばり」の一人娘の手塚晴(堀北真希)は来春の卒業を控え、猛烈に就職活動中である・・・。
しかし・・・一次面接を突破出来ず・・・「不採用通知」をシュレッダーにかける日々なのであった。
だが、父・茂雄(石倉三郎)と母・よし美(根岸季衣)は暖かく見守ってくれる。
そして・・・店を手伝う晴(はる)は天真爛漫ながら・・・非凡な才能を見せるのだった。
客の注文は間違わないし、お勘定の暗算は達者で、愛嬌があって、体力もあるのだった。
いかに・・・世の中の就職担当者の見る目がないか・・・という話なのである。
ちがうだろう・・・ドラマだからだろう。
特に何かになりたいわけではない晴は業種を問わずに受けるのだった。
その中に社員パイロット育成の募集も紛れ込んでいたのだった。
全日本空輸のパイロットはおよそ2500人、その中で女性パイロットは20名程度・・・。
ただでさえ倍率が高いのに・・・さらに難関コースである。
その第一次面接で・・・質問が許された晴は・・・。
「飛行機に乗ったことがなくても・・・パイロットになれますか?」と問うのだった。
フジテレビのドラマなのでちゃらちゃらしているが・・・最年少機長の国木田孝之助(斎藤工)は苦笑しつつ答える。
「パイロットになれば・・・毎日・・・乗れます」
「パイロットに一番必要なことはなんですか」
「体力です」
・・・体力には自信のある晴だった。
晴と教官の運命の出会いである。
面接官の一人でパイロット訓練センター・副センター長の篠崎機長(岩城滉一)は直感で二人の運命の出会いを感じるのだ・・・違うだろうっ。
そんな晴は就職活動仲間に女性を見出し・・・気楽に声をかける。
「友達になってくださいよ」
「あなた・・・クラブ活動・・・体育会系じゃなかったわね・・・私、弓道部・・・上下関係に厳しいの・・・あなた・・・大学生でしょ・・・私は大学院生なのよ」
「そんな・・・採用されたら・・・同期じゃないですか」
超エリートの小田千里(相武紗季)である。もはや・・・こういう役のスペシャリストなのかっ。
晴と宿命のライバル・・・運命の出会いだった。
そんな二人をナンパしてくる岸井泰治(間宮祥太朗)・・・「ウルトラゾーン」の「不良怪獣ゼットン」でチボ高生徒のナオキである。大出世じゃないか・・・。
しかし、岸井には嫉妬深いおっかけ彼女・阿倍野すず(桜庭ななみ)がついてくるのだった。
岸井が採用になると羽田空港第2ターミナル・グランドスタッフになってしまうという徹底した追っかけ気質のすずだった。
ちなみにグランドスタッフの先輩には教官・国木田機長にお熱の鈴木倫子(菜々緒)が配置されている。
物凄くゴージャスな脇役配置になってます。
まあ・・・そこはどうでもいい感じですが・・・晴・岸井・すずのトライアングル、晴・国木田・倫子のトライアングル、晴・国木田・千里のトライアングルと・・・すでにトリプルで三角関係の発生が予想されます。
郵送されてきた・・・合否通知を早速、シュレッダーにかける晴・・・しかし・・・一次審査を通過していた晴でした。
晴に風が吹いて来たのです。
続けて・・・バネの製作会社「宮田製作所」の内定が出ました。
面接したのは宮田社長(鶴見辰吾)・・・梅ちゃんの叔父・立花陽造ですから・・・ある意味、縁故採用です。
しかし・・・第二次・第三次と面接を通過する中で・・・操縦シミュレーションを経験した晴の心の中に「空を飛ぶ思い」が生じていたのです・・・おいっ・・・梅ちゃんになってるぞ。
擬似コクピットの中で・・・自分で空を飛んだ晴は・・・。
涙が止まらなくなってしまうのでした。
いつか・・・本物の空を飛びたい・・・その気持ちが爆発します。
しかし、はじめての擬似フライトをなんなくこなす晴に・・・二人の教官は驚きを感じていたのだった。
面接試験で紙飛行機をグループで作って飛ばす課題・・・。
紙飛行機の折り方を仲間に教わる晴。
「みんなの足をひっぱるだけでした・・・」
そんな晴に陽造おじさんは・・・違うだろう。
「そういう場で素直に教えてもらえるってたいしたもんだよ。どんな仕事だって最初は教わらなきゃできねえんだから・・・」
しかし・・・ライバル千里は厳しい言葉を投げつける。
「空を飛ぶのが夢になったですって・・・何、甘いこと言ってんの・・・パイロットってのは多くの乗客やクルーの命を預かるのよ・・・そういう覚悟があなたにあるの・・・」
落ち込む晴だったが・・・父はぶっきらぼうな口調で慰める。
「べらぼうめ・・・人様の命を預からない仕事なんて・・・この世にはないんだよ・・・居酒屋だって・・・へたなものだしゃ・・・命にかかわるんだ」
そうです。っていうか・・・逆上しやすいキッドはいつも思うのです。ああ・・・今日も人を殺さないで一日が終った。なんて・・・自分は偉いのだろうと。
母はでっかい太巻で晴を勇気づけるのだった。
ここは一応、サービスポイントだな。
最終審査を前に・・・勇造おじさんに・・・おいっ・・・謝罪に行く晴。
「ごめんなさい・・・どうしても・・・飛びたい気持ちが抑えきれないの」
「ふふふ・・・そうか・・・このバネはな・・・飛行機の部品なんだ・・・このバネがなくちゃ・・・飛行機だって飛べないんだ。パイロットだって同じさ。錆びないバネになって・・・大空かけめぐりな・・・実は俺も飛行機に乗ったことないんだ・・・君がパイロットになったら乗せてくれ」
「いいバネになります。きっと飛びます。そして、乗せます」
こうして・・・2009年、ミス・パイロット候補が誕生したのだった。
訓練期間は四年。2013年に向かってテイクオフなのだ。
ちなみに・・・訓練生仲間には・・・梅ちゃんの医者仲間で・・・澤田弥生(徳永えり)や須藤雪子(黒川智花)の心を奪った二枚目・伊藤正彦役の庄野崎謙が演じる・・・お坊ちゃんな感じの諸星麻也、大河ドラマ「平清盛」の平知盛を演じた小柳友の「大きな小島」くん。関西人の山田(藤井流星)などがいます。
訓練生たちは・・・飛行場で離陸する旅客機を見上げ、夢は大空に・・・。
う~ん。爽快だ。爽快極まるドラマだ~。
全国の就職活動中の皆さんに温かい・・・気がする。
ちなみに主題歌「every hero」を歌うkahoは河合奈保子の令嬢である。中学生なので巨乳かどうかは未知数だと思う。
関連するキッドのブログ→ATARU
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コメント
途中から観ました(^_^;。
>ちなみに・・・訓練生仲間には・・・梅ちゃんの医者仲間で・・・澤田弥生(徳永えり)
>や須藤雪子(黒川智花)
>の心を奪った二枚目・伊藤正彦役の庄野崎謙が演じる・・・お坊ちゃんな感じの諸星麻也
あーびっくりしたー(笑)。ダブルひっかけ問題。
投稿: 幻灯機 | 2013年10月16日 (水) 19時41分
✪マジックランタン✪~幻灯機様、いらっしゃいませ~✪マジックランタン✪
まあ、もったいない。
でも、太巻かぶりつきはごらんになったのですな。
ふふふ・・・幻灯機様仕様の部分に
反応していただきありがとうございます。
しかし、途中から見て
冒頭に通りすがりの友情出演あったらどうなさるのですか。
もちろん、今回はセーフでしたぞ。
投稿: キッド | 2013年10月16日 (水) 21時59分
おはようございます、先輩。
『ミス・パイロット』、いまの時点で
今季 一番ワクワク感のあるスタートでした。
梅ちゃん先生が、『愛と青春の旅立ち』に踏みだしたという感じ。
そしてあの、キッドさんの中では、キャストが見事に輪廻転生してるんですね。
宮田社長の縁故採用のくだり、クスリとしました。
もちろん私も、『ビギナーズ』で警察学校のクラスメートだった小柳くんが、またしても訓練仲間になってくれて、心強い限りです。
やっぱり堀北ちゃんは可憐だぁ。
あまロス癒すのは、遡って、梅ちゃん先生とスカッとひらけた空なのか…。
限りなく朝ドラの清涼感を遺伝子にもつ『ミス・パイロット』でした。
もっとも斎藤工くんが引き続き出演の火10『ガラスの家』でドロドロも味わって、
大人の女としてのバランスも ←ホルモンの!?
とってるんですけどね、ふふっ。
十月下旬は、ドラマで清濁併せのむ火曜夜になりそうです。
P.S.中学時代のキッドさんは、なにをなさっても華がありましたよ。
投稿: ともえり | 2013年10月17日 (木) 08時26分
~ミドリノコダチ~ともえり様、いらっしゃいませ~ソヨグカゼ~
「ミス・パイロット」はレギュラー・レビューの
当落線上・・・。
飛行機ものは好きなので
ただのんびりと見たい気持ちもございます。
最近は便数が明らかに増えて
東京上空は混み合っているのでございます。
何度か・・・墜落現場の上空を飛んでいるので
ドキドキするのですな。
そういう「スリル」を秘めて
誰もが憧れる大空へ思いをはせる
梅ちゃん・・・爽やかです。
ふふふ・・・役と俳優は別物が基本ですが
やはり・・・過去世はどうしても残りますよねえ。
「ビキナーズ」からは小柳(弟)の転生ですが
脚本家的にお気に入りの俳優なのかもしれません。
桜庭教官(杉本哲太)あたりはゲストで来るかもしれませんな。
ようやく・・・「あまちゃん」の無い日々にも
慣れて来た今日この頃ですが・・・
即座に大吉が頭に浮かぶのは・・・まだまだということかもしれません。
斉藤工はちょっと同じような役が
ふられすぎなんですよねえ。
どんどん時任三郎になっているような気がします。
別にちゃらちゃらしなくてもいいと思うのです。
今回も兄貴ポジションですが・・・
もう少し、大人な感じでもいいと考えます。
しかし・・・青臭いのは脚本家のノリなのかもしれませんな。
とにかく・・・アキとユイを思わせる
晴と千里の友情物語は楽しみですねえ。
ふふふ・・・ガラスの家は・・・
とにかく「愛されちゃう女」になりたいお嬢様方の
欲望炸裂なのですな。
ローティーンの頃はあんなに初々しい女子だった皆さまも・・・
生々しいお年頃なのですな。
まったく未来のみえなかった時を越えて
未来がそこまで来ている20代前半・・・。
晴は実年齢より若い時代から・・・実年齢を越える
四年間をきっと瑞々しく演じてくれるでしょう。
まあ・・・どちらもキッドにとっては
遠い遠い昔の記憶なのですがああああっ。
投稿: キッド | 2013年10月17日 (木) 15時54分