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2013年10月 5日 (土)

ノーコン・キッドのコンはコンティニューのコン(波瑠)死んで死んで死にまくってやるさ(田中圭)

ふふふ・・・ふふふふふ・・・ふふふふふふふふふふふふふふはぁっ。

毎度、笑わせてくれるテレビ東京金曜深夜の場末ドラマ三連発。

夜が更けるほど面白くなっていくというこのコーナー。

秋ドラマは某チョコレートのCMでパートナーを宮崎あおいから栗原しおり(安藤玉恵)にあまちゃんチェンジした波瑠を中核に配置してサービスにつぐサービスである。

しかも・・・「木戸だからキッドです」で始り、「あななたがキッドくん」で「キッドくんキスして」で「キッドくん、よろしくね」という極私的ドキドキ展開である。

・・・なんのこっちゃあああああああっ。

まあ・・・例によってあまりそそられないオスカーモデル軍団の学芸会はさておき、なつかしのゲーム音楽がこだまする1980年代ロマンスの後は・・・「キューテイーハニーTL」以来の真夜中の脚本家降臨である。眼鏡っ娘のヒロイン・新川優愛はミスセブンティーン2011だがいろいろあってここで抜擢である。ようやくめぐりあった感があるし。なにしろ、おばあちゃん(麻丘めぐみ)が可愛いのである。

そういう・・・わけで・・・久しぶりの三連発レビューいきまあすっ。コインをインサートッ!

で、『殺しの女王蜂・第1回』(テレビ東京201310050012~)脚本・根本ノンジ、演出・豊島圭介を見た。コーヒー牛乳を買ってこいと言ったのにカフェオレを買ってきた手下をマシンガンで瞬殺するビッグママ(高岡早紀)の支配する無法地帯・混沌街(カーオスタウン)・・・。この荒唐無稽な世界へ流れ者のピストル(尾花貴絵)がやってくる。装填数1の古風な装飾拳銃で武装したピストルだが・・・その腕前はなかなかのものなのだった。無法地帯なので保安官(宮川一朗太)や助手のメガネ(苫米地玲奈)はまったくあてにできない。残虐な無法者を退治するのは言わずと知れた賞金稼ぎである。

美脚フェチのミケランジェロ(板尾創路)は美脚を切断する残酷ショーを公開する賞金首。

ドクターX先輩の後輩として変なオスカーダンスを披露した後で、ピストルはミケランジェロ狩りに出向き、返り討ちにあってしまう。拘束され・・・両脚を切断されかかるピストル。ミケランジェロは切断前に・・・足指の股、足首のくびれ、ひざ裏という左右あわせて12ヶ所のVゾーンを堪能する。しかし、13番目のVゾーンである股間の誘惑に耐えきれず、ピストルの開脚してから首絞めの餌食になるのだった・・・。

モデルガールズにセリフがなければ楽しいドラマだと思う。

で、『ノーコン・キッド 〜ぼくらのゲーム史〜・第1回』(テレビ東京201310050052~)脚本・佐藤大、演出・鈴村展弘を見た。2013年、うらぶれた45歳の渡辺礼治(田中圭)は・・・死んだ父親の遺した寂れた店舗に足を踏み入れる。金庫に残された古い一冊のノート・・・「ゲーム攻略ノート」を手にした礼治は記憶に埋もれた30年前のあの頃を思い出す。

1983年・・・礼治は15歳だった。なんの違和感もなく15歳を演じる田中圭(29)だった・・・。

当時・・・礼治の父親・雅史(佐藤二朗)は1ゲーム50円のゲームセンター兼駄菓子屋を経営していたのだった。

父親に命じられて店番をしている礼治は同級生の美少女・高野文美(なんの違和感もなく15歳を演じる波瑠)に恋をしてしまう。ゲーマーとしてYMOを名乗る彼女は・・・バリバリのアーケード・ゲーマーなのだった。

しかし・・・奥手なので声をかけることもできない礼治。

彼女が夢中になっているゲーム「ゼビウス」にふとチャレンジしてみるのだった。

だが・・・初めてのゲームはなかなかに手強いのだった。

そこで・・・KIDを名乗る同級生・木戸明信(なんの違和感もなく15歳を演じる浜野謙太)にゲーム代を無料にする約束でコーチを頼むのである。

KIDは店一番の高得点者で・・・興奮すると礼治のことを「おたくはさあ・・・」と言っちゃうタイプである。

ゲームの攻略を通じて礼治とKIDはなんとなく・・・友情を感じ始める。

そんなある日、文美が礼治に声をかけてくる。

「あのさ・・・あの最高得点のKIDってどんな人・・・?」

店に掲示されている最高得点者一覧。ゼビウスの1位はKID・・・2位はYMOである。ああ懐かしいアルファベット三文字入力。

「え・・・」

「私、いつも二番なのよ・・・私がYMO・・・オルド・ザカート・グルゼーガ(イエロー・マジック・オーケストラのゼビ語)なのよ」

「そ・・・そうなんだ・・・じ・・・実は僕がKIDだ・・・」

「え・・・そうなの」

「うん」

「ねえ・・・バキュラは256発のザッパーを当てたら壊れるって本当かしら・・・?」

「あ・・・ああ・・・バキュラね」

そこへ・・・やってくる本物のKID。

「今度・・・プレイしてるところを見せてよ・・・KID・・・」

「はい」と同時に返事する二人だった。

一瞬で・・・状況を悟るKID・・・。

「ひどいよ・・・名前を奪うなんて・・・」

そこへ・・・礼治の父親が登場する。

「大体事情は分かった・・・勝負しなさい・・・勝った方が彼女にインサートしなさい」

後半は聴かなかったことにする15歳の少年少女たちだった。

ゼビウスで対決する礼治とKID・・・。

礼治もそれなりに上達したが・・・所詮、KIDの敵ではなかった。

しかし・・・懸命にプレイする礼治に文美は何かを感じた模様である。

「いい勝負だったわ」と言い残し去って行くのだった。

残された二人。

「本当にごめんな・・・」

「いいよ・・・それより・・・もうゲームやめちゃうのかい」

「いや・・・こんな面白いものやめられないよ」

「よかった・・・」

こうして・・・二人のゲーム人生が幕を開けるのだった。

そして、2013年・・・大人になったKIDはなにやら・・・IT系の経営者に・・・そして文美はそれなりの有名人になっているらしい・・・。一体、彼らにどんな30年が流れたのか・・・とてもロマンチックなのである。

とにかく・・・個人的にセリフでうっとりできるドラマなのだった。

だから・・・なんのこっちゃあああああああああっ。

まあ・・・とにかく・・・天野春子が上京した頃の話は・・・もうそれだけで甘酸っぱいよねえ。

で、『衝撃ゴウライガン!!・第1回』(テレビ東京201310050123~)原作・演出・雨宮慶太、脚本・井上敏樹を見た。ごく普通の女子高生だった界ヒトミ(新川優愛)はある日・・・「妙なものが見える」能力を身につけてしまう。そのためにコンビニで「ガリガリくんを買う怪物くん」を目撃してしまうのだった。

海岸のそばでリサイクルショップ「亜力伯堂(アルプスどう)」を営むひとみの祖母(麻丘めぐみ)が化け物が取付いている小道具を買いそうになるのを阻止したりもする。

しかし・・・そんなことは・・・これから起る奇想天外な冒険に比べれば日常的と言えるのだった。

太陽系内の宇宙空間では・・・兆真界(ちょうしんかい)に暮らす光人(ひかりびと)の一族の警護将軍であるゴウ(加藤貴宏)が一部愛好家向けサービス満点の妖精ナヴィ(星野あかり)とともに・・・陰人(かげりびと)呼ばれる罪を犯した光人を移送中だったのである。

罪人の中にはゴウのかっての親友ジンもいて・・・ゴウの心は晴れない。

ところが護送船は怪物マギーの攻撃を受け、ゴウの奮戦虚しく地球に墜落してしまうのだった。

囚人たちは脱走し・・・ジンは地球人・若林シンジ(若松俊秀)に憑依して地球征服の野望を抱くのである。

海岸に漂着したゴウとナヴィは・・・途方に暮れている。

そして・・・通りすがりの界ヒトミと遭遇するのだった。

これは・・・血わき肉踊る物語のスタートなのである。

関連するキッドのブログ→キューティーハニーTHE LIVE

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