ようやく彼岸島へ(水崎綾女)
さて・・・ほぼ秋ドラマが揃って・・・レビューのラインナップも決まったのだが・・・木曜日はほぼ谷間である。
本当は「ミス・パイロット」もレビュー水準に達しているが・・・「安堂」と「リーハイ」と「東バン」というそれなりに再現率高めの三作があり・・・もう、疲労困憊なのである。
(TBSテレビ)→(NHK総合)→(TBSテレビ)→(フジテレビ)→(TBSテレビ)→(テレビ朝日)→(日本テレビ)と・・・TBSテレビ濃度高めだが・・・まあ・・・深夜ドラマが二本なので・・・それなりにバランスとれているな。
さて・・・「彼岸島」は2010年に映画化もされている。
レイ 水川あさみ→佐藤めぐみ
ユキ 瀧本美織→山下リオ
涼子 大村彩子→水崎綾女
女優陣はドラマ版と映画版、遜色ないキャスティングだと考える。
その他の俳優陣には特に興味がない。
で、『彼岸島・第3回』(TBSテレビ201311080058~)原作・松本光司、脚本・NAKA雅MURA、演出・西海謙一郎(オープニング映像監督・水崎淳平、体内CG監督・瀬尾拡史)、総監修・三池崇史も見た。さて・・・ようやく、彼岸島に集合した主要人物たち。ざっくりした・・・どうしてこうなっちゃったのかという説明も終り・・・サバイバル・ゲーム開始である。ドラマ版の登場人物たちの行方を追う形で・・・その展開を見守ることにしよう。
涼子(水崎綾女)・・・ようやく回想シーンで本格的登場。篤の婚約者だが・・・彼岸島の出身者である。この島に結婚の挨拶に来た篤に村のタブー・・・軍隊による人体実験や実験施設の場所など・・・を話してしまうことで・・・篤の好奇心に火をつけ・・・島を壊滅させてしまうことになる。現在の消息は不明である。
ユキ(山下リオ)・・・上陸直後、吸血鬼の集団に襲われ、家畜として監禁される。吸血鬼(男)たちは性的な興味もあるようなことを言うが・・・今は未だ、凌辱された気配はない。ケンの捨て身の攻撃で牢獄から脱走し、失われた武器である「弓矢」を捜しに拉致現場に戻ったところで・・・篤と遭遇。篤が追っての吸血鬼を丸太と刃物で倒し、吸血鬼の斬首を見たことで゛失神するが・・・意識を回復し、篤の隠れ場所で明とともに話を聞く。
冷(佐藤めぐみ)・・・上陸後、姿を消した。吸血鬼(じいさん)の話では吸血鬼化はしていないと言う。
明(白石隼也)・・・監禁後、第一の犠牲者に志願するが・・・ケンのアクションで脱出に成功する。片思いしているユキと行動中だが、ケンを救出したいと兄に宣言する。
篤(鈴木亮平)・・・婚約者の涼子が隠し事をしているのが気に入らない嫉妬深い性格が災いして、せっかく封印されていた吸血鬼を介抱してしまう。いきなり、吸血されており、兄弟そろって吸われやすい体質らしい。そんな間抜けが・・・どうやって現在まで生き延びて来たのか不明だが・・・それなりに用心深くなり、戦闘力も身につけている。「ゲゲゲの鬼太郎」でいうところのねずみ男のポジションである。ケンを助けたいと駄々をこねる明に夜まで待てと告げる。とにかく、丸太は磨くといいらしい。ドラマ・オリジナルの吸血鬼窒息パイプも開発したらしい。
ケン(遠藤雄弥)・・・監禁後、吸血鬼(看守)と大立ち回りをして、鍵を盗み、メンバーに脱出のチャンスを与える。しかし、自身は吸血部屋に拘束され、吸血鬼(ナース)に栄養チューブを咥えさせられる憐れな虜囚となる。
西山(阿部翔平)・・・監禁後、最初の犠牲者に明を指名したりするがケンの活躍で脱出に成功。足手まといのポンを置き去りにしようとするが失敗して、行動を共にする。
ポン(西井幸人)・・・西山とともに脱出するが、置き去りにされかかり、西山に怨みを抱く。
加藤(勝信)・・・乗船せずに離脱中。
封印されていた吸血鬼・雅(栗原類)・・・篤の回想によれば、篤を久しぶりに吸血して復活後、この島を支配下に置いたらしい。最初は全裸だったが・・・家畜小屋に姿を見せた時は着衣だった。
女医姿の吸血鬼・アスカ(大和悠河)・・・元宝塚歌劇団宙組トップスター的巨乳である。本人が納得しているなら問題ないな。
以上・・・涼子と冷の生存が未確認の今回だった。
倒された吸血鬼は二体・・・倒したのは篤である。
脱走の経過は・・・吸血鬼側がかなりお粗末で・・・残念な感じは高まっている。
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