欲しがりません、結婚するまでは(亀梨和也)婚前交渉禁止ですか(多部未華子)
モラル(道徳)というものは非常に大切なものだ。
大切だから・・・危険でもある。
ルール(規則)と違って、それは暗黙の了解によって成立する。
たとえば、一夫一婦制度のルールによる結婚を前提とした社会では、モラルとして・・・結婚しているものが第三者と恋愛することはインモラル(反道徳的)として非難の対象となる。
当然のこととして、愛人は本妻の敵であるし、愛人の子供は日蔭者になる。
これは自然とは異なる人間としての社会的な営みであり・・・いびつなことだと言う主張はつまり・・・文学の原動力のひとつなのである。
結婚が異性愛に基づくものであるから、同性愛などもインモラルになる。
さらに性的魅力に個人差があることから、ある意味では性的魅力の行使に対する呪縛の側面を結婚制度は持っているので・・・インモラルには解放のニュアンスも生じる。
さらに・・・インモラルを批判する基盤が嫉妬というネガティブな感情に基づくことから・・・モラルは暗黒面さえ持っている。
このような様々なきしみが・・・面白いと考えるのが文学者である。
面白がってるうちはいいが、実践すると叩かれるのが普通である。
甘口のホームドラマのようで実はとんでもないファンタジーであるこの作品。
その核心は・・・正妻がありながら愛人を持った我南人と愛人の子でありながら正妻に育てられた青なのである。
さらに・・・愛人の子を弟に持つ姉・藍子は妻子のある男の愛人となり私生児を生んでいる。
その私生児の父親の娘であるみすずと青は恋愛して結婚へと向かって行く。
とんでもない関係がほんわかと描かれているわけである。
モラルサイドとしては・・・どこかで痛みを感じるはずであるが・・・巧妙に痛みのシンボルたる本妻は物語の中では抹殺されたりしているのだ。
愛人の子供を本妻が育てるなんてありえないというモラルサイドは・・・たとえば・・・青は愛人の子供ではなくて・・・もう少し理由ありの存在なのではないか・・・と推測したりする。
もちろん・・・その可能性もあるのだが・・・それでは・・・青は父親さえもが・・・本当の父親ではなくなってしまう。
そちらの方が・・・よりいいというのはこの場合は本妻・・・モラルサイドの発想なのである。
つまり、愛人の子供を育てるくらいなら捨て子の方がましだ・・・ということになる。
しかし・・・実際には藍子は妻子ある男の子供を産んで育てているのである。
妻子ある男の妻もまた死んでいるのは・・・都合がいいからである。つまり・・・ドロドロするべきところをさせないというある意味残虐性とも言える仕掛けが潜んでいるのだった。
さらには妻子ある男も殺されてしまうのである。
そうした・・・あってはならない関係が時の彼方に消えた状態で・・・正妻の娘と愛人の娘は・・・姉妹として心に疼くインモラルの結晶を解くのである。
だってしょうがないじゃない・・・愛に萌え、憎しみに燃える人々の営みの光と影はつまるところ・・・そこにあるのだ。
だから・・・青は父親の愛人の子であるべきだろう。
それでこそ・・・我南人の亡き正妻の菩薩ぶりが際立つからである・・・どんだけっなのである。
「半沢直樹」というモラルの権化のような物語がバカのような視聴率を取る世の中でこのドラマがここまで8.8%↘8.2%↘7.8%↘6.3%↘6.2%↗6.8%ときているのはけして偶然ではない。
文学的な人々というのは常にマイノリティーなのである。
そして・・・ここまでモラリストが充満した社会はものすごく危険な感じがするわけだが・・・それはあくまでマイノリティーが感じる危険なのだった。
で、『東京バンドワゴン~下町大家族物語・第7回』(日本テレビ20131123PM9~)原作・小路幸也、脚本・大森美香、演出・菅原伸太郎を見た。愛人の子であるために必要以上の奥手になっている青(亀梨和也)を案じた堀田家の人々は・・・文学少女であるために実生活でもしでかす可能性のあるすずみ(多部未華子)の行動力に期待して・・・婚前一泊旅行という禁断の作戦を仕掛ける。作戦は効を奏して・・・二人の仲は進展し・・・ついに青はすずみにプロポーズするのだが・・・。
「私は・・・青さんに東京バンドワゴンを継いでもらいたい・・・そして結婚したいです」とすずみは言うのである。
愛人の子供であるという引け目から・・・東京バンドワゴンの後継者であることに消極的になってしまった青は少し、怯むのだった。
「そうじゃないと・・・結婚できないってこと・・・」
「ううん・・・そうじゃないの・・・結婚と・・・青さんの仕事は別だもの・・・ただ、私がそうだといいなあと思っていることを知っていてもらいたかったの・・・だって・・・青さんが古本を心から愛してるって・・・私は想うから・・・」
思わず・・・照れて立ち上がり・・・背を向けるすずみ。
すずみの可憐さに青は思わず背後から抱きしめる定番の「あすなろ抱き」を決める。
そうなると・・・正面向かせてキス・・・そして・・・は定番の流れなのだが・・・必要以上に奥手の青はそんなことはしないのである。
青は・・・結婚を決めながら・・・入籍までは「清い身体でいよう」とモラルの権化みたいなことを言い出すのだった。
すずみの内心は描写されないが・・・大切にされたことを喜びながら、「えーっ」という気持ちもあったと推測する。
そして・・・朝まで待った二人は始発の新幹線で京都から東京に帰って来たのだった。
朝食前の堀田家の人々は蒼ざめるのであった。もしかして・・・作戦失敗・・・?
「ど、どうしたの」
「あのさ・・・ボクたち、結婚することにしたんだ」
「ええっ」
「それで一刻も早く、みんなに報告したくて・・・朝飯食べずに帰ってきました」
ホッとする堀田家一同だった。
「あの・・・旅館、朝食美味しいのにな」と紺(金子ノブアキ)は呟くのだった。
しかし、作戦の首謀者である勘一(平泉成)、作戦参謀の藍子(ミムラ)と亜美(平愛梨)はしてやったりと万歳三唱なのである。
もちろん・・・青に恋をしている花陽(尾澤ルナ)は心からは喜べない。
さらに・・・我南人(玉置浩二)は「LOVEだね」と言うべきところを言わずに珍しく思わしげな顔になるのだった。
不倫仲間である・・・長女の藍子は気配を察し、我南人と紺に秘密会議を持ちかける。
「結婚となると・・・あれね・・・青の本当のお母さんのことが問題よね・・・」
「でも・・・今まで一度も逢いにこなかった人だぜ」と紺。
「母親ってさあ・・・どんな事情であれ、どんな境遇であれ・・・子供のことを忘れたりはできないのよ・・・ねえ」
「うん・・・そうだねえ」と我南人。
「・・・ということは・・・青のお母さんは生きているのね」
「まあ・・・ねえ」
しかし・・・それを青は聞いてしまうのだった。
「いいよ・・・今更・・・それに僕の母さんは一人だもの」
青は育ての親である我南人の亡き妻・秋実(未登場)に配慮するのだった。
しかし・・・なぜか青を張り倒す我南人。
「なにすんだよ・・・」
「ごめん・・・悪いのは全部俺なのに・・・お前を殴ったりしてな」
「なんなんだよ・・・」
そう言い残して青が去った後に我南人はつぶやく。
「そうは言ってもなあ」
「そうは言ってもねえ」
「やはり・・・俺がなんとかしなくちゃだなあ」
「お父さん・・・」
父親に期待しつつ心配する長女だった。
勘一はノリノリになって・・・近所の神社の元神主の祐円(ベンガル)と神主・康円(坂本真)父子を呼び出し、神前結婚式の日程を決めるのだった。
お日柄もよろしく結婚式の日取りは青の誕生日でもある12月3日に決定する。
青はすずみの父親の墓参りに出かけるのだった。
「お父さん・・・許してくれるかなあ」
「でも・・・青さんが買ってくれたたいやき・・・喜んで食べてたから」
「へえ・・・そうなんだ」
「だから・・・きっと許してくれたと思うよ」
「生きてるうちに・・・逢いたかったなあ・・・」
すずみも同じ想いだったが・・・そうなると・・・愛人の腹違いの弟と結婚する娘をどう思うのか・・・ややこしい気持ちにもなるのだった。すずみは文学少女なので・・・その点についてはちょっとうっとりするのである。
一方で・・・我南人は藍子を連れ出し・・・ずっと秘密にしていたことを打ち明けるのだった。
街頭では劇中劇の撮影が行われている。
「あら・・・あの人・・・大女優じゃない・・・」
池沢百合枝(大地真央)というスターを目撃してちょっとうれしくなった藍子だったが・・・察しがいいのでたちまちに問題を悟るのだった。
「え・・・青ちゃんのお母さんって・・・まさか」
「まさかと思うがそうなんだねえ」
「池沢百合枝かよっ」
父の愛人である。長女としては母に変わって憤激するところだが・・・自分自身が愛人として私生児を生んでいる藍子は・・・いろいろと複雑な気持ちになるのだった。
ある意味・・・この父ありてこの娘ありなのである。
「こりゃ・・・問題ありよね」
「だね」
「だって・・・公になったらものすごいスキャンダルじゃない・・・ワイドショーの話題独占じゃない・・・あることないこと書かれて・・・青ちゃんとすずみちゃんの楽しい新婚生活・・・木端微塵になるわよ」
「だねえ」
「・・・」
藍子は・・・忘れがちであるが・・・父親はロック界ではスーパースターだったことをふと思い出すのだった。
そんな二人の姿を・・・怪しい人影が見つめていた。
後にその正体が知れることになる・・・ミュージシャンくずれの雑誌記者・木島(堀部圭亮)だった。ジャーナリストは・・・この世界では・・・モラリストとインモラルな人々に摩擦を生じさせるゴキブリ野郎的な薄汚い職業の人なのである。
つまり・・・黒魔道師なんだな。
まあ、本当は魔法に黒も白もないんだけどな。
なにしろ・・・単なる悪魔のテクノロジーですからあ。
「秘密」を許さないのは知らない間に馬鹿にされるのが嫌だからである。
しかし、人は時に馬鹿を馬鹿にしないために秘密を作ることになる。
もちろん、その方が都合がいいからである。
しかし「秘密」が「秘密」でなくなって馬鹿にされた本人が憤怒したり絶望したりするのはそれはそれで面白いわけで、「時代/中島みゆき」が1975年から歌い継がれることになるわけである。そんな秘密もあったよねといつか笑える日が来るからである。
一方で「八百屋お七」を前田敦子が演じた「あさきゆめみし~八百屋お七異聞」は恋する人に逢いたさで放火したお嬢様の物語をジェームス三木があることないこと水増ししてねっとりと描くわけだが1683年に恋をしたとも放火したとも火炙りになったと言われる15歳の少女の話は何故か琴線に触れるらしい。
今回は恋しい男が謀反人の息子であるがために恋が叶わないというのが秘密めいているのだった。
認知症の家人は「八百屋お七って誰だっけ」と毎回聞くのだが最終回で刑の執行を待つお七の前に万障繰り合わせて恋しい吉さんが姿を見せて「これは夢か」とよよよと泣けば、五秒であふれんばかりのもらい泣きである。
人知を超えて・・・インモラルな秘密こそお涙頂戴ありがとうなのである。
つまり・・・誰だってそういう秘密のひとつやふたつ抱えているものだからである。
秘密は罪。そしてそれを暴くのもまた罪なのだった。
ここから・・・出生の秘密という爆弾を抱えた青の結婚は・・・そこはかとない暗雲に包まれるのだった。・・・随分脱線したぞ。
その発端はどこか女癖の悪そう祐円の怪しげな行動から始る。
ちょっといい女と密会している現場が度々、目撃されるのである。
この下町では見て見ぬふりで見過ごされるので本人はまんまとしていやったりの場合でも町内で知らない人はない状態にあっというまに噂が拡散するのだった。
そのあげく・・・祐円は青の結婚の日程変更を画策し始めるのだった。
ついには「それから/夏目漱石」の初版本を持ちだし、そこに勘一の父の記した「家訓」があって・・・「冬の結婚はするべからず」とあるから・・・結婚は延期するべきだと言い出すのである。
もちろん・・・それは祐円の捏造で・・・たまだま、その日、映画の撮影の打診があり、芸能事務所の美人の女社長(筒井真理子)に色気を出した祐円が結婚式の日取りをずらそうとしただけなのだった。
しかし・・・女社長の事務所が池沢百合枝の所属先と聞いて、藍子はピンとくるのだった。
「お父さん・・・あの人に知らせたのね」
「うん・・・そうなんだ」
「ただ・・・撮影にかこつけてこっそり見守るつもりだったのかも」
「それを祐円さんのすけベえ根性が・・・事をややこしくしたわけだねえ」
そんな祐円のすけベえ根性はいたるところに波紋を投げかけるのだった。
人間。向き不向きがあるわけである。
「LOVEじゃないねえ」なのだった。
この世界では「LOVE」には「粋」とか「乙」のニュアンスがあるわけである。
なんとか青の結婚に水をさしたい祐円はたまたまやってきたすずみの叔母・聡子(山下容莉枝)に「まったくこの店の次男坊は女泣かせのすけこましのくせに女子大生をだまして結婚するってんだからうらやましい」などと好色さまるだしで言い出すのだから浅ましい。
そのおかげで・・・青に対する聡子の先入観は大暴落するのであった。
そもそも・・・三重県で看護婦をやっている一人暮らしの聡子は父親の死んだすずみを引き取って一緒に暮らそうと目論んでいた節がある。
そこへ・・・青の悪評を聞きつけて・・・いきなり理不尽な叔母さんと化したのであった。
「かわいい姪をそんな男と結婚させるわけにはいかない。死んだ兄に替わって私がすずみの親ですから」
勝手に保護者面されて成人女子のすずみはいい迷惑なわけである。
しかし・・・正規な親を持たない青には悲しいコンプレックスがあり、結婚する相手の家族に認められることに妙な「こだわり」を発動させるのだった。
「おばさんがなんて言おうと結婚する」というすずみを宥め・・・「たった一人の身内なんだから・・・快く許してもらうまで我慢しよう」と言い出す始末である。
「あらら」と思うすずみだが・・・文学少女であるから・・・青に潜む心の綺を読みとって不承ながらも従うのであった。
すべては青が愛人の子であることから生じる薄められた痛みから生じているのである。
その痛みをむずがゆく感じながら・・・青はすずみの叔母さんに・・・「すずみに対する誠心誠意をわかってもらおう」と東京案内のサービスを開始するのである。
一歩間違えれば叔母さんが青に惚れこんでしまうホストぶりだが・・・例によってたいやきによって心をほどかれる聡子叔母さん。
槙野すずみ、槙野春雄、槙野聡子・・・槙野家はたいやきに弱すぎる家系らしい。
青が花嫁の叔母に尽くしている頃・・・堀田家では・・・わだかまりを残す腹違いの妹・花陽と父の愛人の腹違いの弟と結婚する腹違いの姉・すずみが姉妹の心のふれあいを行うのだった。
愛人の娘であるために・・・一度もあうことのなかった父親・春雄の著書の著者近影に「落顔」する花陽。
その出来栄えに笑いだすすずみ。
「ごめんなさい・・・でも・・・ちょっと憎らしかったから」
「そう」
「私・・・ずっとお父さんの顔を想像してた。逢ったことはないけど瞼の父みたいに」
「私も・・・ずっとお父さんといたのにすごい秘密をもたれてたわけ」
「うふふ・・・」
「うふふ・・・」
「じゃ・・・このくらいしてもいいよね」
「もっとやっちゃおうか」
「えー・・・」
「えへへ」
「えへへ」
母は違えど同じ父親の血を引く姉妹なのだった。
母の娘としての立場は立場として仲良くすることにやぶさかではないのだった。
そんな花陽とすずみだった。
もちろん・・・愛する青を奪われるのは花陽にとってはせつないことだったが・・・相手が正妻の娘で・・・しかも姉なので仕方ないとあきらめもつくのだった。愛人の娘もそれなりにモラリストだからだ。
青のサービスによって心がほどけた聡子叔母さんが・・・「若過ぎて・・・頼りない・・・でも」と難癖つけながら・・・赦す雰囲気を醸し出す。
しかし・・・青ちゃんの悪口に腹が据えかねて・・・口を挟む花陽。
「叔母さん・・・叔母さんは知らないだろうけど本当に叔母さんなんだけど・・・」
蒼ざめる聡子の兄の愛人の藍子だった。
「とにかく・・・青ちゃんはすごくいい人なんだ。すずみさんにはもったいないくらいのいい人なんだから」
「すみません・・・娘が失礼なことを・・・でも青は本当に自慢の弟なんです」と藍子。
「兄嫁としては・・・すずみちゃんも本当にいい子で・・・料理もうまいし、よく働くしで・・・本当の妹のような気がするんですよ」
「この家族は素晴らしいんです・・・私も家族になりたいくらいです」とマードック(ジョナサン・シェア)・・・。
「おいおい・・・ドサクサにまぎれて愛を告白しちゃってるよ」と青。
「いや・・・本当に私だって家族になりたいです」と藤島(井ノ原快彦)・・・。
「なんだ・・・お前もか」と勘一。
「もててますね」と紺。
「なんのこと」ととぼける藍子。
「まあまあ・・・」と噴き出す聡子だった。「大人しい子だと思ってたすずみがこんなににぎやかな家族に囲まれて・・・楽しいそうで・・・ちょっとうらやましいくらい。認めますとも。この結婚、私は認めます・・・青さん・・・すずみを幸せにしてあげてください」
そして・・・堀田家の食卓に加わる聡子おばさんだった。
ところで・・・と元銀行員の家人に聞いてみる。
叔母さんが死ぬと花陽にも相続権は発生するのかな。
残念だけど・・・血縁だけど認知されてないからね。相続権はありません。
よくある話だけど・・・後妻さんの連れ子は入籍しているけど父親が死んだら相続権があるのかな。
ただ入籍しているだけだとないんだな。相続権があるのは実子と配偶者。遺産相続で一番ゴタゴタすること多いよ。しっかりと遺言残すか・・・連れ子とも養子縁組を交わすとかする必要があるね。もちろん、実子は取り分へるからいい顔しなかったりするけどな。
でも・・・死に順によっては下手すると奥さん側に遺産全部持って行かれたりするから養子縁組は大事なんだな。
まあ・・・遺産がなければ関係ないけどな。
だよねえ。
とにかく・・・晴れて・・・すずみの身内に赦しを得て・・・青の気持ちは晴れるのだった。
一方・・・我南人の特集記事を書いたりしている・・・記者の木島の正体が俎上にあがる。
興信所のふりをして聡子おばに青の身辺を探っていたのも木島だった。
我南人のファンであり・・・自分の妻(小島藤子)の母親にオレオレ詐偽を仕掛けるクズから更生した会沢夏樹(落合モトキ)が実はミュージシャン崩れだと指摘した木島。
察しのよい藍子と紺の兄弟は・・・「青」の出生の秘密を木島が狙っている予感に震えるのだった。
そうとは知らない我南人は・・・木島を背負ったまま・・・大女優の池沢百合枝を訪ねるのだった。
「お久しぶりね」と青の母親らしい百合枝は微笑む。
「そうだねえ」と青の父親ということになっている我南人も微笑む。
青の出生の秘密は・・・まだ明らかにされないのだった。
関連すめキッドのブログ→第6話のレビュー
ごっこガーデン。魅惑のあすなろ抱き(寸止め)セット。エリ「ついにじゅるる展開キターッのでスー。京都の旅館でしっぽり・・・大人ですね、大人の展開ですわね~、しかし、あくまでファンタジーなこのドラマでは迸る若さもなんのその・・・ストイックな清い交際を貫く二人なのです・・・バッチリあすなろ抱ききめておいて・・・その後なんにもなしなんてアリなのですかーっ・・・大人の欲望はまさにファンタスティックとまらないのでスー・・・朝食抜きで新幹線に乗ったら駅弁たべちゃいますよね~じいや、新幹線幕の内おとりよせしてくださいなーーーっ、それから明日は青ちゃんロイドと東京下町はとバスツアーを予約してねえ」まこ「女優さんが半年くらい休養して外国留学していたら出産してるって本当ですか・・・ミキティーは氷山の一角なのでしゅかーーーっ。このドラマでいい年した人がコソコソ女の人と逢っていてもなんにもないのがお約束でしゅね~。だから我南人と大女優もホントはなんにもないような気がしてならないのでしゅ~。しかし火のないところに煙は立たず、子種なければ出産できずなのだじょ~。保健の時間に教わったもんね~。来週は怒涛の結婚式でしゅか~。ラブ種の売上倍増チャンスでしゅね~・・・マードックいのっちレースの決着も気になりましゅね~・・・青ちゃんの結婚式の後は藍子の再婚かしら~それともリーガルハイ方式みんな仲良し養子縁組でしゅか~」アンナ「ロイド病から一息入れるためにラブ種のおまけアンナッシーでリフレッシュぴょん」くう「生んだから忘れられないだろうけど・・・生んだからって親とは言えないんじゃと・・・生み育てた親なら誰もが思う・・・でもこれはファンタジーなんだもんねえ。子供は子供で・・・一度もあってなければ一度くらいは見てみたいかもしれないよね~。花陽ちゃんは昔の青ちゃんなんだよねえ。モラルな生まれでないからこそモラルにこだわる青ちゃんせつなしですなーっ。そして・・・秘密を知れば知ったで口が重くなる優しい兄と姉~。罪だね。LOVEは罪だね~」シャブリ「トマトスープにウスターソースって!合うのか・・・?なのでありました~」ikasama4「あるよ~みたいな」mari「他人の不幸を飯の種にするなんて同じ記者として許せませんね~。我南人のLOVEだねパワー爆発に期待ですね」みのむし「私はすっかりちりとてちん・・・たまに都市伝説の女・・・るるる」
| 固定リンク
コメント
じいやちゃま、こんにちは!
家族になろうのあすなろ抱き、
来ちゃいましたね~。
ふふふ、ラブ種のファンタジーが花開いて
楽しいったら~~~。
で、二人のラブの芽が出るのはいつでしょうか^^
京都からの新幹線って・・。
二人の世界にひたって
富士山見て
そんで幕の内を開いたら
ばっちり新婚さんですね。
列車の旅ってしてみたいわ~。
ねえじいや、12月になったら
個室寝台のトップコースの予約お願いね~。
北海道コースも出雲コースも。
一番前の展望台付がいいな~。
冬の星を見ながらのディナーは絶対の絶対です~。
そして明日は青ちゃんロイドと東京見物!
ぐふ・・ぐふふ・・
人形町のたい焼きなんかも一緒に食べちゃうわ~~!!
じいやへのおみやげは錦松梅、松の実入りにしますね~。
投稿: エリ | 2013年11月25日 (月) 19時11分
由緒正しいあすなろ抱きでしたなあ。
前回のスボンおつまみもそうでしたが・・・
すずみが積極リードでございますよね。
「青さん素敵っ」て誘っておいて
あすなろポイントに移動・・・。
足元にバミリのテープがあるかのようでしたなーーーっ。
そして・・・期待を裏切って寸止め~。
青ちゃんどんだけストイックなんでございますか~
でございました。
まあ・・・とにかく・・・暮れも押し迫り
次週はハッピーバースデー結婚式なのですな。
バースデーケーキとウェディングケーキなので
スカイツリークラスが必要ですな~。
年内におめでたまでは
ストイックだけに時間切れでございましょうか。
一年後・・・とかですっとばせば
青すずみのベイビーが見れるかもしれませんぞ~。
まあ・・・ゆっくりなお二人ですからな~。
日本はなんだかんだ・・・列車の旅には
ことかかない国でございますよねえ。
お嬢様専用お召し列車ピンクのひばり号は
日本全国いつでもどこでも出発できますぞ~。
全車両お嬢様の個室、温泉大浴場、パーティールーム完備でございます。
360車両で豪華客船と同じサービス内容になっています。
なになに・・・お忍びで・・・一般のブルートレインなどにもお乗りになりたいと・・・。
ふむふむ・・・素敵な出会いが待っているかもと
おっしゃるのですな。
分かりました・・・SEN-PAYSの皆様が
何故か偶然途中乗車してくる夢列車出発進行でございます~。
投稿: キッド | 2013年11月25日 (月) 20時04分
う~ん・・・夜にあすなろ抱きで結婚の約束をした後に
明日は朝一で帰ろうと決意した二人は、明日朝早いからと
即効でお布団に入ったのでしゅかーーー!?
んで、旅館の朝ごはんもパスしたのは、
すずみは鯛焼きで吊られちゃうような貧乏舌一家で
育ったゆえ、京のしっぽり豪華旅館の朝ごはんが
いかに美味しいかを知らなかったのでしゅかーーー!?
何かともったいなさ過ぎて、ヨヨヨ・・・
純情なのか、バカなのか、ファンタジーの住民だからなのか・・・
いや、据え膳食わぬ青ちゃんは武士なのか!?
そして一泊朝ごはん付きの料金にも関わらず、
その朝ごはんを食べずに帰る二人はむしろ贅沢モノなのか?
上げ膳据え膳ラッキーとばかりに食べ散らかしたり
お得なサービスは全て利用しようと欲張ったり、
アメニティグッズも使いもしないのに
全て持ち帰るのは貧乏人なのか???
って、まこ☆ミキはお嬢様だからよくわかんないけど、
庶民のお友達がそう言ってたヨ♪
じいや~~~!青ちゃんとすずみちゃんの挙式、
まこ☆ミキもエリねーちゃんと一緒に潜入して
間近で見たいから巫女さんのコスプレ衣装、
用意しておいて~~~!!!
投稿: まこ | 2013年11月26日 (火) 16時00分
超絶ストイックな二人のじらしプレーの極みでございましょうかーーーっ。
仲居さんは気をきかして
お布団をよせて敷いたはずですし~。
あすなろ抱きをクリアしたからには
腕まくらはオーケーですなーーー。
帰りの新幹線で青様は腕がしびれちゃってしびれちゃってジーンなのではないでしょうかな。
ここはすずみ様が大奥モードで
「青が抱くのではない!・・・すずみが抱くのじゃ」で
もちこまないとならぬのではと危惧いたしまする。
まこ様は中学校の修学旅行で新幹線に乗った時
座席を一組、お持ち帰りになりましたし
泊まる旅館、泊まる旅館で
布団一式、お持ち帰りになりましたな~。
今だから申し上げますが
あれはアメニティーグッズではございませんぞ~。
三泊四日の京都旅行で・・・コンテナ十台分の
お持ち帰りってどんだけですか~。
金閣寺を解体してお持ち帰りになったので
今、あるのはレプリカですからな~。
恐ろしいことでございます~。
しかし、さすがはお嬢様、まさにかわいいお嬢様には旅をさせろでございます。
(じいやバカななめうえに発動中)
ただ今、巫女の衣装を
シャネル、イヴ・サンローラン、ニナ・リッチなど各社に発注しましたぞ~。
まもなく試作品が届きますのでご試着くださりますように。
なになに・・・どれも一緒に見えると・・・
まあ・・・花柄だったりすると
巫女さんの衣装に見えませんからな~。
そこはデザイナーの魂を感じていただく他ございませんぞ~。
投稿: キッド | 2013年11月26日 (火) 16時44分