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2013年11月20日 (水)

薔薇の憂鬱と憂鬱な薔薇とでは薔薇の憂鬱が好きだがどっちにしても鬱陶しいことは鬱陶しいのだ(中村優子)

ワープロを使い始めた時に思ったことを思い出す。

自分は何のために漢字を覚えて来たのかと・・・。

しかし・・・脳細胞の発達段階にあってそれなりの好影響があったと信じていることにしている。

それに・・・薔薇とか鬱陶しいとか・・・ちゃんと書けるようになったかというとそうでもなかったからな。

薔薇とか鬱陶しいとかはいつも辞書を引いて書いていたしな。

時々、自分の名前以外・・・自筆していないのを思い出す。

もう・・・いろいろな漢字が書けなくなっているに違いない。

まあ・・・いいか・・・書かないしな。

でも、明日コンピューターがこの世から消失したら・・・うわぁ・・・と叫ぶにちがいない。

で、『・第5回』(TBSテレビ201311190028~)脚本・演出・三木聡を見た。さて・・・期待とはうらはらに・・・なかなか・・・凄い美少女が出てこないわけだが・・・キャスティング的には消ノ原町役場職員・今村ぬえ役で三浦透子(17)が登場する。田中麗奈に次ぐ二代目なっちゃんだ。なっちゃんはこの後、③星井七瀬→④堀北真希→⑤星羅→⑥桜庭ななみ→⑦三吉彩花となっている。三浦透子はドラマ「鈴木先生」(テレビ東京)では給食の酢豚が大好物な樺山あきらをワイルドに演じていた。なっちゃんの採用基準がよくわからないことについてのひとつのラインと言える。

上間美緒のナレーションで軽快に始るこのドラマだが・・・話は少しも軽快には進まないのである。

だが・・・もちろん・・・それでいいのだ。

あえて・・・言うなら・・・レビューなんかしないで・・・もっとのんびり見たいぐらいである。

しかし、レビューしないと「カバ」の登場なんて見逃すよな。・・・まあね。

「三貴子の泉」の秘密を真夜中に探っていたインタビュアー青沼(中丸雄一)とゲビヤマくんこと下日山(木村文乃)は・・・「三貴子の泉」の管理人・甘粕真一(眞島秀和)に発見されてしまうのだった。

「何をしているんですか」

「・・・」

「せっかくなので・・・お見せしたいものがあります」

「・・・」

「これです」

甘粕はあっさり・・・「三貴子の泉」が機械仕掛けであることを示す施設を二人に公開するのだった。

「つまり・・・間欠泉ではないと・・・」

「温泉ではなくて・・・泉ですから・・・泉が間欠的に噴き出すところが奇跡っぽいわけです」

「そのあたりのこと・・・間欠泉を知らない人にはまったく伝わってないですよね」

「とにかく・・・三貴子の泉は機械仕掛けの噴水なのです」

「・・・」

「だからといって・・・泉の水の奇跡が減ずるわけではありません。成分の神秘性に何の問題もありません」

「噴水だけど・・・水道水ではないとおっしゃる」

「あくまで自然の湧水です」

「なるほど」

「しかし・・・泉の神秘を悪用するものがいるのも事実です」

「黒曲亜理里(松重豊)さんとか・・・?」

「彼もその一人です。彼は前の消ノ原町長と結託してパワースポットとして売り出した・・・結果、神秘の泉は・・・金を生み出す泉にもなった」

「つまり・・・聖なる神秘の泉と邪悪な金儲けの泉・・・三貴子の泉は両面あるわけですね」

「・・・」

「あなたは・・・どうしたいんですか」

「私はただ・・・泉の神秘を守りたい・・・ただそれだけですよ・・・お分かりでしょう・・・」

「・・・」

「青沼さん・・・気をつけてください・・・この町にはもう一人いますから」

「もう一人いる・・・ですか」

阿波島翠(廣井ゆう)の娘・彩(廣井ゆう・二役)が・・・。

逃げ出した天狗野郎(森下能幸)が・・・。

「もう一人いるから」と注意を促すのだった。

賽の河原町の温泉宿「猫旅館」で小説家・白川(中丸雄一・二役)に戻ったインタビュアーは・・・そのフレーズの虜になる。そして「もう一人いる」という言葉を原稿用紙に書きまくるのだった。

「All work and no Play makes Jack a dull boy・・・働きづくめで遊べない・・・ジャックはおかしくなっちまう」

「ジャック・ニコルソン」

「なんですか・・・それ」

「1980年の映画『シャイニング』でおつむのねじがこりゃまたバッチリ狂ってるジャックがタイプライターで書き続けるんです・・・」

「ジャックの奥さん役のシェリー・デュバルは映画『ポパイ』(1980年)でオリーブ・オイルも演じているんですよ」

脱線していく「猫旅館」の女将の櫻井野薔薇(ふせえり)と番頭の蝉岡蟷螂(松尾スズキ)だった。

「ポ~パ~イ」

「オリーブ、おう。なんてこったい」

「ポパイはロビン・ウィリアムズか・・・」

中丸雄一(30)や木村文乃(26)の生まれる前の話である。

ジェネレーション・ギャップを埋めるために・・・「憂鬱の鬱の字」をみんなで書くという世代を越えた展開に持ち込む番頭さんだった。

「林の中で缶蹴って、ワッと逃げたら米印、落し穴、ヒーと叫んで散々でした」

「それはキッドだな」

「キッドだね」

とにかく・・・書に飽きた二人は・・・もう一人を求めて町へ出るのだった。

「もう一人っていうことは・・・真壁真奈美ですかね」

「それなら・・・いた、だろう」

「死んでますからね」

「ここはやはり・・・水道屋だな」

「はあ?」

「こんな小さな町だ・・・業者なんて限られているはずだ」

二人は消ノ原町役場で・・・町内の水道業者を調べるのだった。

職員の今村ぬえ(三浦透子)はなっちゃんなのにそれほど爆発的な人気者ではない自分に追い詰められたような朗らかさで対応するのだった。

「あははは・・・水道屋さんですかあ・・・あははは・・・えっとお・・・それはあ・・・真壁水道設備ですね・・・あはははははははははははははは」

「真壁か・・・」

「真壁ですね」

「あはははははははははははははははははは」

不気味な笑顔を残して、真壁水道設備を訪ねるインタビュアーとゲビヤマくん。

しかし・・・その住所にあったのは・・・空き地だった。

しかも・・・空き地の隣は消防団の川本(少路勇介)の家だった。

そして・・・川本の妻・桃(小林きな子)はピンク愛好家だった。

「そうねえ・・・大したことは知らないけど・・・真壁水道設備は真奈美さんの父親の会社でねえ・・・真奈美さんは婿養子もらってねえ・・・だけど離婚しちゃってねえ・・・なにしろ、真奈美さんはねえ。男出入りが激しくてねえ。町中兄弟だらけなんて噂でねえ。それで火事で全焼しちゃってねえ」

「火事・・・放火ですか」

「さあ・・・ねえ」

二人が去ると・・・川本夫人は夫を折檻するのだった。

「不用意に関わりやがって・・・あの事がバレたら終りなんだよ」

まあ・・・最終回まではなんやかんや続けないとねえ。

二人は・・・ついでに消防団で・・・笹川(三島ゆたか)や花谷(裵ジョンミョン)にも探り入れる。

「真壁真奈美の浮気相手・・・そりゃ・・・一杯いたからねえ」

「そんなに・・・」

「俺だって・・・花谷だって・・・なあ」

「・・・」

「その中で特別な人がいるなんて・・・男の口からはいえませんよね」

「そうだな・・・まあ・・・真壁真奈美の勤めていた信用金庫の支店長なんて・・・特別なんじゃない」

「ああ・・・職場ってことですね」

「そう・・・職場ってこと」

しかし・・・支店長は「特別な日」なので「ノーリターン」なのであった。

通りかかった消ノ原食堂「モアイ」店員・川島芳香(町田マリー)が「特別な日」をレクチャーしてくれるのだった。

「ヘリコプターよ」

「ヘリコプター?」

「イロコイよ」

「イロコイ?」

Uh1 「ああ・・・ベル・エアクラフト社のヘリコプターUH-1Iroquoisですか」

「そうよお・・・愛称・ヒューイよお」

「つまり・・・色恋ということですね」

「そうよお。ベトナム戦争で大活躍よお。知ってる?・・・1979年の映画『地獄の黙示録』よお。ワーグナーの『ヴァルキューレの騎行』に乗ってベトコンを殺戮しまくるのよお。すごく盛り上がるのよお」

「UH-1Iroquoisは基本的に兵員輸送ヘリですよね」

Ah1 「そうねえ、攻撃ヘリならAH-1 Cobraよねえ。プラモデル作るならやはり、通称ヒューイ・コブラよねえ。武装がむき出しでたくましい感じがそそるわよねえ。もう荒々しくて皆殺しって感じよねえ」

「で・・・真壁真奈美は・・・色恋沙汰がすごかったと・・・」

「そうよ・・・三角関係、不倫、ダブル不倫、トライアングル不倫、略奪愛なんて当たり前、色恋ならおまかせのコンビニ女だったのよお」

「つまり・・・」

「男好きのする女だってことよお・・・」

「それで・・・特別な日とは・・・」

「それは・・・支店長が・・・化野の森でデートする日ってこと」

二人はさっそく・・・覗きに出かけるのだった。

藪蚊対策もバッチリなゲビヤマくんだったが・・・インタビュアーはおでこを蚊に食われるのだった。

消ノ原信用金庫三貴子支店の支店長(村杉蝉之介)は元信用金庫職員でぬえの姉・今村のえ(山田真歩)と不倫関係にあったらしい。

「いつまで待たせる気なの・・・」

「こういうのは時期っていうものがあるだろう・・・あまちゃんだってウニをとるまでは大変だっただろう」

「だから・・・いつなのよ」

「一年・・・いや・・・半年の辛抱さ」

「半年・・・半年って・・・もう五年たってんじゃねえか、この野郎」

愛の交歓は・・・たちまち制裁の修羅場と化すのだった。

「愛人の制裁・・・こわいな」

「正妻の制裁もこわそうですけどね」

「そんなセリフなかっただろう」

「変換ミスのついでに言ってみました」

翌日・・・首を痛めたらしい支店長を急襲する二人。

「ムチウチですか」

「まあ・・・」

「ヒビキの時もしてませんでしたか・・・首にギブス」

「腰とかもね・・・」

「痛めつけたいタイプなんですかねえ」

「そんなこと・・・知らない」

「で・・・真奈美さんは横領ですよね」

「どうして・・・それを・・・」

「まあ・・・蛇の道は蛇ってやつですよ・・・しかし、不倫相手のあなたにはおとがめなしで・・・責任とらされたのは・・・前の支店長で・・・それはあなたに強いバックがあったから・・・」

「何が言いたいんだ」

冷や汗が滝のように流れる支店長だった。

「最後に一つ・・・真壁水道設備の火事は・・・放火だったんですか・・・」

「知らんね・・・知りたかったら・・・当時、調査していた駐在さんに聞くといい・・・この町にはもういないが・・・小磯という男だ」

信用金庫を後にした二人は近所の学校の運動場で一時の休憩時間を過ごす。

変な犬のオブジェをバックになんだかんだ運動している小中高の学生たち。

ゲビヤマくんは低いハードルを越えてよろけてちょっとした股間サービスもするのだった。

「男好きの女ってどうなんですかね」

「どうなんだろうね」

「私はどうですか・・・男好きしますか」

「そんなこと・・・今はわからないよ」

「今は・・・ですか」

何やらいいようにとったらしいゲビヤマくんはその後、インタビュアーに甘え始めるのだった。

もう少しだ。もう少しで・・・かわいいよ、ゲビヤマくんかわいいよがもらえそうだ。

誰が・・・くれるんだよ。

やがて・・・二人はラインを越えるようなバスに揺られるのだった。

そして・・・両親が揃って兄弟姉妹だから・・・医師で消ノ原町の町長・里美(外波山文明)に瓜二つの小磯に出会うのだった。

「放火かどうかって・・・私は放火だとにらんだが・・・いつの間にか、放火ではないことになっていた」

「真壁真奈美さんが殺されたのは放火の前ですか・・・それとも後?」

「殺された・・・何を言ってるんだ・・・真壁真奈美は生きてるぞ」

「!」

衝撃の事実に驚嘆する二人だった。

「でも・・・ここに・・・」

「どうして・・・素晴らしいインターネットの世界の情報をうのみにするんだ・・・みんなあることないこと書いてるだけなのに・・・」

「・・・ああ」

「本人に悪気はなくたってうっかりとか、さっぱりとかいろいろ間違うことだってあるんじゃないのか」

「しかし・・・」

「前にも同じこと言ってきた人いたぞ・・・」

二人は名刺を示される。

名刺の住所を頼り、波打際に来た二人は・・・フリーライターの土肥原ゲットー(手塚とおる)と面会する。

Tenguget 「天狗野郎さんじゃないですよね」

「よく見てくれ・・・全然、別人だから」

「まあ・・・そうですね」

「まあ・・・存在感的にそうなのかもね」

「ですね・・・」

「それで・・・本当に真壁真奈美は生きているんですか・・・」

「生きてるよ・・・嘘だと思ったら・・・その目で確かめるといい」

こうして・・・犬吠市に住むという真壁真奈美を訪ねる二人。

呼び鈴を押したゲビヤマくんは・・・時と場所と場合を選ばず・・・インタビュアーにしなだれかかるのだが・・・「真実には興味がない」はずだったインタビュアーも・・・さすがに・・・何も信じられない心境に陥りはじめているのだった。

そして・・・うらぶれた集合住宅から・・・真壁真奈美(中村優子)が現れる・・・。

関連するキッドのブログ→第4話のレビュー

シナリオに沿ったレビューをお望みの方はコチラへ→くう様の変身インタビュアーの憂鬱

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コメント

じいやさま、こんにちは。
本日は小春日和でございますわ。

あっっ!手塚とおるさん、何処に出ているのかと思ったら、あれは天狗野郎じゃなかったのか!
うっかり天狗野郎だと思い込んでいて、そう書いちゃった^^;

で、同じく、レビューなんて書かないでボーっと見る…が正しいなと思ってます。
しかし正直、あまり進まないのでレビューしなかったら夜中にわざわざ
見ることもなくなりHDDの録画の山の中に埋もれてしまう可能性も…^^;
いや、好きなんですけどね。見れないままHDDがいっぱいになる状態が続いてる昨今…

結局どういう方向に行ってしまうのかサッパリ解らない不安…というのが
このドラマの感想で一番大きいものだという気がしておりまする~。

投稿: くう | 2013年11月20日 (水) 13時18分

rouge❀❀❀☥❀❀❀~くう様、いらっしゃいませ~❀❀❀☥❀❀❀rouge

今日はダウンコートなど着こむと汗ばむほどのお天気ですな。

ふふふ・・・じいめも・・・
主人公が二役
被害者が本物やら偽物やら
母と娘が二役
町長と駐在が二役の流れにそって
一瞬、天狗野郎とゲットーも二役かと思いましたぞ~。
でもとおるの方がちょっと嫌味で後味悪いので
ハッと気がつきました。

今季は週末のお嬢様ダーリンドラマの連打で
バタバタしますので
大河とか憂鬱とかは気が抜けているのですな。
先週も蘆花の小説の発表年をうっかり
勘違いしたまま、記事に書いていましたし
今週読み直して、どこのバカが書いてんだと
思って自分だったのでびっくりしましたぞ~。

憂鬱はのんびりとメタ連発で
書いて・・・週末の緊張感をほぐすには
ぴったりなのですけれど~。
ハッと気がつくと一週間たっていることに唖然としますなあ。

そういう時は・・・しゃべくりの能年玲奈を見て
まあ・・・いいかあと思うことにしています。
特にギターのコーナーが精神安定剤としてじいめには
効く・・・今日この頃でございます。

ハードナッツ・・・早く地上波におさがりしないかなあ・・・。carouselpony

投稿: キッド | 2013年11月20日 (水) 14時53分

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「ポンプ」「憂鬱」「真壁水道設備」「工作くん」「インターネット」「もう1人」…… 変身インタビュアーの憂鬱 第5話 「アリエナイ展開」       簡単感想で~。 前回の変身インタビュアーの憂鬱は…。 青沼とゲビヤマくんがお休み中の夜の「三貴子の泉」に忍び込み、泉の謎を青沼が知って、 振り返ったら管理人・甘粕がホラーばりに立っていた所で終了……。 ...... [続きを読む]

受信: 2013年11月20日 (水) 13時09分

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