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2013年11月11日 (月)

彼女を生きたまま原子還元処理することをアンドロイドはリクエストした(木村拓哉)

アンドロイドという言葉から小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?/フィリップ・K・ディック」(1968年)を連想する人はそれほど多くはないが少なくもないだろう。

そもそもアンドロイドは・・・「人間そっくりのロボット」というニュアンスを持っている。

ただし、そのニュアンスを感じる人は少なくないがそれほど多くはないだろう。

「安堂ロイド」にはそういうアンドロイドが登場するわけである。

しかし・・・「なんでアンドロイドがこんな感情的なんだよ」とか「アンドロイドならそれっぽくしないと」とか・・・根本的にアンドロイドについて無知な人はあふれんばかりなのである。

そういう人たちに・・・「アンドロイド」は「人間と区別がつかないロボット」なのです・・・と一々説明しても無駄なのである。

つまり、そこには、いわゆるひとつの「バカの壁」が存在するからである。

小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」はおよそ半世紀前の小説だが・・・主題はまさに・・・「人間と人間そっくりのロボットの何が違うのか・・・?」なのだった。

作者のディックは四度目の結婚中で二人目の娘か生まれたばかりであった。すでに・・・「高い城の男」(1962年)でヒューゴー賞を受賞し、「去年を待ちながら」や「逆まわりの世界」で一部愛好家を熱狂させていたが・・・その天才ぶりを知るのは世界のほんのひとにぎりの人々なのであった。

なにしろ・・・作品によって醸しだされる空気が暗いのである。そして、地味なのである。

そんな中で・・・「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は生まれる。

人間そっくりのロボットが人間にまぎれこみ・・・それをロボットと見破る必要に迫られた男の話なのである。

しかし・・・アンドロイドたちは・・・まさに人間そっくりで・・・区別をつけることは困難なのだ。やがて・・・主人公は・・・最大の難問につきあたる・・・つまり・・・人間とはそもそも何なのか・・・ということである。

そして・・・人間であるはずの自分さえもが・・・アンドロイドなのではないか・・・という疑問にたどり着くのだった。

まあ・・・誤解を承知で言えば・・・物凄く哲学的な物語なのである。

つまり・・・一部愛好家にとって・・・アンドロイドとはそういうものなのである。

それに対して・・・「なんでアンドロイドがこんな感情的なんだよ」とか「アンドロイドならそれっぽくしないと」・・・などと言われてもマジで意味不明としか言いようがないんだな。

ディックは・・・1982年に死去する。その数ヶ月後に・・・「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は映画化され、「ブレードランナー」として封切られた。

その圧倒的なビジョンは一部愛好家を歓喜せしめたことは言うまでもない。

だが・・・キッドは覚えている。日本での封切り当時・・・銀座の上映館はガラガラだった。

閑散とした冷房の利きすぎる館内で素晴らしい映画の出来栄えに心震えながら・・・キッドは思った。

「この世界って・・・恐ろしいなあ」と・・・。

そして、上映期間は短縮され、早々に打ち切られたのである。

そういう意味でアンドロイドはある意味、タブーなのである。

日本人は基本的に・・・ゴツゴツしてツルツルしてブンブンしてギクシャクしたロボットが好きなんだな。

さて・・・「ブレードランナー」にはアンドロイドは登場しない。人間そっくりのロボットはレプリカントと称されるのだ。

「アンドロイドっていうとどうしてもロボットみたいだから・・・」と監督本人は語るのだった。

「リドリー・スコット、お前もか」とキッドは思うのだった。

で、『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~・第5回』(TBSテレビ20131110PM9~)脚本・西荻弓絵、演出・坪井敏雄を見た。おそらく・・・このドラマを見てトラウマを感じる男子小学生が出現するとしたらこの回である。萌え要素にあふれたかわいいアンドロイドが非業の死を遂げる・・・心を鷲掴みにされてしまうのだな。もちろん・・・そういう子はクラスに一人か・・・あるいは学年に一人なのだ。特別な選ばれた男の子なのである。そして・・・その子は永遠にサプリ(本田翼)を求めて世界を彷徨う運命なのだな。なにしろ、すべては決定しているのである。憐れなことである。でも・・・それはある意味ですごく幸福なことなのだね。現実の世界でサプリに逢うことはまずないんだから・・・。そう思って自分を慰めながら生きていくといいと思うよ。

安堂ロイド(木村拓哉)は・・・いい人だった。

漸く、安堂麻陽(柴咲コウ)はそう思えるのだった。

(アンドロイドだけど・・・人間と同じように・・・仲間を思う心があって・・・仲間を悼む気持ちがある・・・苦しんで、哀しんで・・・悩む・・・少なくとも・・・私にはそう感じられる)

少なくとも・・・麻陽には・・・愛犬によせる思いに似た感情が芽生えていた。

もちろん・・・外見が・・・心から愛する婚約者の沫嶋黎士(木村拓哉・二役)に酷似していることへの感情的しこりが消えたわけではないが・・・それを上回る愛着が芽生えていたのだった。

(彼は・・・生まれたばかりの子犬のようなものだ)・・・そう思わずにはいられないのである。

しかし・・・安堂ロイドは犬よりも人間に近い存在なのである。

そこで・・・麻陽は・・・安堂ロイドを構うに当たって・・・将棋という遊戯を選択したのだった。

だが・・・「将棋のルール」をダウンロードした安堂ロイドは「初心者でござる」などというたわけた文言をコピーするものの・・・人間以上の情報処理速度によって・・・麻陽の将棋の腕前を軽く凌駕するのだった。

「王手・・・ゲーム終了なので投了してください」

「なんてこっちゃ・・・ふざけんな」

気分は飼い犬に噛まれた飼い主なのだった。それはたとえとしてちょっと違うんじゃね。

将棋ソフトのA.I.に軽くひねられた小学生なのだった。それはそのまんまじゃね。

連邦軍の白いモビルスーツに撃破された赤い彗星・・・もういいよ。

せっかく、遊んであげたのにと気分を害しながら大手外資系IT企業「エニグマエンジンソフト社」に出社する麻陽だった。

ドルトン川島(津村知与支)やナビエ桐生(藤本隆宏)との悪夢のような死闘が嘘のように・・・広報室長としての麻陽の日常業務は存続している。

平凡な日常と・・・非現実的な現実が表裏一体となって麻陽を抱合しているのだった。

そんな麻陽の様子を思わしげに伺う麻陽の直属の部下でシステムエンジニアの星(桐谷健太)・・・。

「いくつか・・・報告があります・・・小松左京子さんの父上が危篤状態を脱したそうです」

「それは・・・よかったわ・・・」

「それから・・・新しいクラウドのシステム上の欠陥はほぼ改善されました」

「それも・・・よかった」

「これによって・・・いくつかの広報計画を修正する必要があります」

「早速・・・とりかかるわ・・・データを転送してちょうだい」

「最後に・・・失礼を承知の上で申し上げます」

「なにかしら・・・」

「あらゆる医療機関にアクセスしましたが・・・救出されてからの沫嶋黎士さんの・・・治療記録がありません」

「なに・・・それ」

「おかしいじゃないですか・・・負傷していたのに・・・病院にいかないなんて・・・」

「なんで・・・あなたが・・・そんなことを・・・」

「違法行為なのはわかってます・・・でも僕はあなたのことが心配なんです」

「どういうこと・・・」

「沫嶋黎士はすでに死亡しているのに・・・沫嶋黎士とそっくりの男と・・・何食わぬ顔で生活を共にしているなんて・・・おかしいじゃないですか」

「何が・・・おかしいの・・・」

「何がって・・・」

「それは私のプライベートなことで・・・あなたとは関係がないことだと思うのだけれど・・・」

「確かに・・・僕のしていることは・・・常軌を逸している・・・まるでストーカーです。しかし・・・もしも・・・心配事があるのなら・・・打ち明けてもらいたい・・・それが僕の正直な気持ちなのです。何か・・・とんでもないことが起きている・・・たとえば・・・この暗殺リスト・・・あなた以外は全員死亡が確認されている・・・その中には沫嶋黎士だって・・・」

麻陽には星の麻陽に対する好意が病的なレベルに達していると確信はできなかったが・・・背後で星に拳銃のようなもので狙いを定めるロイドの姿は視認できたのだった。

「やめなさい・・・これ以上、その件にふれないで・・・あなたの命にかかわるのよ」

「僕は・・・命にかえても・・・」

「私がお願いしているの・・・私の私生活をこれ以上、嗅ぎ回るのはやめてくれって」

「・・・」

星はうなだれて沈黙した。麻陽の拒絶を受け入れる理性は残っていたようだった。ロイドはそれを確認したかのように・・・亜空間に姿を消すのだった。

ロイドは不調を感じていた。

亜空間にウージング・アウトしたロイドは・・・ナースロイドのサプリを召喚するのである。

「機能に障害が発生している。緊急メンテナンスを要請する」

「故障なんて・・・してないよ」

「バランサーが不良で・・・通常歩行にも支障が生じている」

「だから・・・それは・・・気の迷いみたいなものよ」

「ふざけるな・・・アンドロイドは悩まない」

「これだから・・・体育会系は困るのよね・・・いい・・・ナースロイドは少なくともあなたより・・・専門家なのよ・・・なにしろ理系女子なんだから」

「能書きはいいから・・・状態を説明しろ」

「その命令口調やめなさいよ・・・もう少し語彙が選択できるでしょう。私はあなたの支援システムだけど・・・別に下位には属していないのよ」

「・・・君の迅速な任務の遂行を要請しているだけだ」

「いい・・・わかりやすく説明してあげるから・・・聞きなさい。あなたのA.I.はメモリの記録と論理回路に生じた矛盾でオーバーロードしているの。矛盾ってわかるかな」

「最強の攻撃兵器と最強の防御兵器の衝突にまつわる観念と理解している。結果的にはどちらかが最強、あるいは双方の破壊で決着する」

「違うわよ・・・ありえないことがあるっていうロジックよ」

「それは・・・矛盾している」

「ふふふ・・・なかなかな気の効いたジョークですこと」

「いい・・・簡単に言うと・・・攻撃システムであるアスラシステムと・・・行動制御システムであるユカワ・オペレーション・システムが適応限界点に達しているの・・・」

「何故だ・・・」

「あなたが・・・破壊行為への嫌悪感を持ってしまったから」

「ありえない」

「いい・・・あなたの意志決定システムはものすごく複雑なメカニズムを持っているの。膨大な選択肢の中から・・・最適な選択をし続けているわけだから・・・そこにノイズが生じるわけ・・・」

「ノイズを除去すればいいのか」

「あなたの学習システムは優秀で・・・そのノイズをとりこんでいるのよ・・・」

「どういうことだ・・・」

「つまり・・・ノイズを除去するためには・・・あなたを初期化する必要があるわけ・・・」

「初期化・・・」

「だから・・・記憶を削除して・・・一からやり直すってこと・・・」

「それでは・・・俺が俺ではなくなってしまう」

「ほら・・・それよ・・・そもそもエーアールエックスセカンドサーティーンには・・・自分のことを俺なんて言う機能はないの・・・あなたは人間と同じように心を獲得したんでそんなこと言っちゃうの・・・だってそれって気分の問題なんだもん」

「・・・」

「私の人工的な感情機能とは違い・・・あなたには自然発生的な感情が生まれてしまったのよ」

「・・・」

「それが・・・あなたの制御機能すべてに波及して障害になっているわけ・・・」

「つまり・・・」

「初期化して・・・リセットするか・・・このまま、機能不全になってしまうか・・・二つに一つしかないんだよ」

「・・・」

「人間的に言うとね・・・それは心の病だからね」

「俺には・・・」

「どうするかは・・・あなたが決めてよ・・・」

安堂麻陽を警護するために監視ネットワークを展開するロイド。それは麻陽の関係者にも及んでいる。麻陽の婚約者・黎士の妹の七瀬(大島優子)の挙動に異常を検知したロイドは亜空間通路を東京帝國大学構内へと伸長する。

七瀬は謎の美少女アンドロイド・エーアールエックスナインスザラストクイーン(桐谷美玲)に示唆されて・・・黎士が解明し封印したと思われる超時空通信理論の再構築を模索していた。

七瀬の中で物理的常識と黎士の遺した超基礎理論の非常識が格闘しているのだった。

(ありえないと思えばないことになってしまう)

『あるかもしれないと考えることがスタート・ラインだ』

(でも・・・現実時空間では・・・情報の質量はゼロとはいえないでしょう?・・・言葉は振動する空気がなくては伝播しないし、文書の紙やインクにも質量がある。電子基板にも質量はあるし、電子にさえも9.10938291(40)×10⁻³¹キログラムの質量はある)

『情報を認知するために必要な質量と情報そのものを混同しているとは考えられないか』

(認知できない情報をどうやって情報として認知すればいいの)

『証拠を求めるな・・・証拠より理論だ』

(つまり・・・認知できない情報はあるのか・・・ないのか・・・ということかしら)

質量がエネルギーに変換されるように・・・情報はエネルギーに変換されてしまう。

つまり、情報もまた質量であるという理論を破壊することで生じるエネルギー。

七瀬は妄想の果てにある可能性を捜索する。

しかし・・・どのような数式も「謎」の解明には至らない。

(エラー)

(エラーかよ)

(エラーにつぐエラー)

七瀬の神経細胞は極限まで興奮と沈静を繰り返し、生命活動の新陳代謝にまで波及する。

(あ・・・呼吸をするのを・・・忘れてた)

呼吸困難に伴う急激な血圧の上昇がストレスとなって七瀬をパニックが襲う。

(ダウナー・・・いや・・・アッパー・・・いや、両方だ)

七瀬は机の引き出しを開き、興奮剤と鎮静剤を同時に服用する。

(静まれ・・・静まれ・・・そして奮起せよ)

「そんなことをしたら・・・生命活動が停止するぞ」

「・・・」七瀬は振り返り、ロイドの姿を視認する。そのショックが七瀬の精神と肉体の恒常機能を一時的に安定させる。

「一体、君は何に怯えているのか」

「怯えている・・・私が」

「ナナセマツシマの行動はすべて私の監視下に置かれている。言い方を換えれば安全が保障されているのだ」

「私を脅迫しても無駄よ・・・私が死ねば・・・この事件に関するあらゆる情報が素晴らしいパソコン通信の世界を通じて拡散するようになっているのよ」

「現在ではパソコン通信は素晴らしいインターネットと呼称されている。そして、素晴らしいインターネットは私の支配下にあり、ナナセマツシマの小細工はすでに削除されている」

「え・・・そんな・・・馬鹿な」

七瀬は確認してみる。確かに遺書プログラムは完全に破壊されていた。

「現時点での君の安全は保障されている・・・自衛対策の必要はない」

その時・・・研究室に沫嶋教授の助手たちがやってくる。

「講義のお時間ですよ」

「講義って・・・」

「何言ってるんですか・・・七瀬さん・・・沫嶋先生の講義に決まっているじゃないですか」

「沫嶋先生って・・・あなた、講義をするつもり」

「もちろん・・・するに決まっているでしょう」

あわただしく、研究室を退出するロイドと助手たちを見送って茫然と立ちすくむ七瀬の前にクイーンがウージング・アウトによって出現する。

「おばさん・・・何をビビってんのよ」

「ビビる・・・いや、おばさん?」

「そっちかよ・・・とにかく・・・この世界の鉄則を教えてあげる・・・」

「鉄則?」

「求めないものには与えられないってこと」

「・・・」

「あのポンコツのことなら・・・気にする必要はないよ・・・なにしろ・・・私が存在していることを察知することさえできない・・・オールド・タイプなんだから」

「でも・・・」

「私を疑うの・・・現在の地球のすべてのコンピューター、すべての人類の情報処理能力の合計の数千倍の情報処理能力を持つこの私を・・・」

「やはり・・・あなたもアンドロイドなのね」

「ちっ・・・わかってないなあ・・・私はね・・・全知全能の神に等しい存在なのよ・・・人間そっくりの人形の名は私にはふさわしくないの・・・これ、重要だからもう一度言っとくね・・・私は神なのよ」

「・・・とにかく・・・教室に行かないと」

「あ、そう」

一般病棟に移された葦母刑事(遠藤憲一)は担当医を唖然とさせていた。

「ありえない・・・全身骨折で瀕死だった人間がエクササイズをしているなんて」

「おかげさまで・・・」

「だから・・・安楽死をお願いしたのに・・・」

見舞いにやってきた実の娘の左京子(山口紗弥加)は憎まれ口を叩くのだった。

「お前な・・・父親に向かって・・・そういう口のきき方は関心しないな」

「虐待しなかっただけでもありがたく思ってもらいたいわね」

「・・・」

ムッツリ親父とツンデレ娘のコントが展開している頃、沫嶋教授としてのロイドは教室に立っていた。

世を騒然とさせた沫嶋教授の講義の再開によって・・・受講者は倍増しているのだった。

「ここで・・・私は一つのメッセージを伝えたい。それはある人間からの伝言だ」

教室に到着した七瀬は首をかしげる・・・。

「伝言・・・?」

「およそ・・・200年前、フランスの天才物理学者、ピエール・シモン・ラプラスは言った。・・・未来はすべて決定していると。その詳細については素晴らしいインターネットの世界で天使テンメイ様の記事を参照するといいだろう。しかし、ここではダイジェストで述べる。彼の理論はこうだ・・・これから起きるすべての現象は今まで起きたことに起因する。とすれば、この宇宙に存在するあらゆる原子の動きをすべて認識することが可能になればこれから起きる事象はすべて計算によって予期できることになる。つまり、未来のあらゆる出来事はすでに決定しているのだ。しかし、それから200年を経過した現在に至っても我々は今、何が起きているか、世界のあらゆる事象を情報化することには成功していない。世界の今の状況を完全に認識していないために・・・無知なるがゆえに空虚な夢や希望を持ち、実は決定している不動の未来にむかって無駄なあがきを続けている。ラプラスの言う時空間決定論が正しければ・・・すべては無駄な努力と言える。未来はなるようにしかならないからだ。しかし・・・私は・・・問いかけたい。2011年、3月10日にタイムリープして翌日の東日本大震災の発生を警告することは不可能なのか・・・と」

「沫嶋教授の理論がもしも正しければ可能だと思います」と七瀬は思わず発言していた。

「それはどんな理論だったかね」

「私たちは不可逆的な時空間の質量を持つ存在として・・・過去に遡上することはできない・・・しかし・・・情報の質量をゼロと仮定すれば、情報は時空間を超越して、過去や未来に到達することが可能だと沫嶋教授は考えていたはずです」

「その通りだ・・・物理的には現在から未来へ情報を伝えることは簡単だ。記録して保存するという方法がある。その延長線上にはビッグバンによって誕生した宇宙が収縮に転じ、終焉した後の新たなビッグバンによって再構築された宇宙円環論にそって新たな人類の未来にまで情報を伝達することができれば我々もまた前世宇宙からの情報を受け取ることになるということになる・・・しかし、私の理論はそのような悠長なものではなく、円環による誤差の発生に怯えるものでもない。我々の意識は果たして質量に支配された雑音にすぎないのだろうか。仮に人の心の質量が本質的にはゼロだと仮定しよう。そのことは超光速の未知の素粒子の存在を暗示する。数学には存在し、現実には存在しないとされるマイナスの世界がその領域には確実に存在している。その素粒子は無限に加速し、やがて不可逆的な時間の壁を突破する。光を波動と考えた場合、光には理論上、最短の道がある。未知の素粒子はその最短の道を通過して行くのだ。それはあらゆる距離をゼロにすると同時に時間の経過をゼロにすることになる。その素粒子を媒体として超時空間通信は可能となる。現在から過去へのマイナス時間通信。現在から未来へのプラス時間通信。そして、やがては相互通信が可能となるのだ。もちろん・・・現在の人間はそのテクノロジーを有していない・・・しかし、質量をエネルギーに変換し、一つの都市を一瞬で壊滅させるテクノロジーさえラプラスは予見していなかった。観測者の存在によって未来が不確定性原理の側面を持っていることも決定論に疑義をなげかける。ラプラスは生命という存在の特殊性を甘く見ていたのだ。神の決定したこの世界を覆す魂の存在を見落としていた。人間の自由意志を否定するラプラスの悪魔こそが幻想である。不可能に思える汎時空間通信のテクノロジーをこの教室にいる誰かが生みだす可能性は必ずある。たとえ、宇宙を消滅させても自分の理論を完成させたいという科学者の魂が未来をありえない方向へと導いていく。人間の命は有限のように見えて実は無限なのである。この一瞬にすべての時空間が存在しているからだ。願わくばそのテクノロジーが人々の幸福のために使われますようにと私は祈る」

「・・・兄さん・・・兄さんなの」

「伝言は以上だ」

すでに何れかのクラウドによる講義時間の短縮をねらった終了のチャイムは無視されていた。

しかし、ロイドの神がかった妄想に圧倒され・・・学生たちは誰ひとり、席を立つことがてきないのだった。

一瞬の静寂の後、万雷の拍手が鳴り響く。

理解はできなかったが・・・とにかく彼らはとんでもないパフォーマンスを体験したことを感じたからである。

七瀬は教室を出たロイドに駆け寄った。

「今のメッセージは・・・兄さんからのものなの?」

「メッセージの依頼者は不明だ」

「でも・・・」

しかし、ロイドは亜空間に転出していた。

ロイドの機能的作動不良は限界に近付いている。

「サプリ・・・サプリ・・・」

サプリは街を散策中だった。

サプリの自由意志は・・・任務からの解放を求めていた。

2013年の町には人間があふれている。

そこには鮮やかな色彩・・・光が満ちていた。

「おやおや・・・かわいい・・・猫ちゃんがいますねえ・・・私にはちゃんと・・・猫ちゃんのかわいさが分かるんですよ~。そこが・・・あの野郎とは違うんです。あの野郎にとっちゃ、猫も犬もハムスターもウサギも単なる小動物にすぎないのだよね~。ああ、ガサツな野郎にはウンザリだよ。ガサツな野郎どもは・・・この猫ちゃんを見る喜び、この猫ちゃんを撫でる喜び、ニャアと鳴くならニャアと真似する喜び、かわいいものとの一体感という天国の気持ちが分らないんだから・・・やんなっちゃう・・・ちくしょう・・・ずっと・・・ずっと・・・かわいいものたちと遊んで暮らしたいよな~、任務なんてくそくらえだよなあ」

「サプリ・・・サプリ・・・」

「ちっ・・・」

サプリは亜空間に召喚される。

「修理してくれ」

「できないって言ってんだろう」

「任務に支障が生じている」

「じゃ・・・初期化する・・・?」

「嫌だ・・・」

「あ・・・嫌だって言っちゃったよ・・・感情のないアンドロイドが好き嫌いを言い出したらこの世の終りだね」

「・・・」

「認めなさいよ・・・もはや・・・あんたには・・・理屈抜きで・・・人間的な感情があるのよ・・・私のような・・・感情のようなものをプログラムした拡張機能アプリレーションじゃなくて・・・生の感情ってやつがね・・・」

「俺は・・・生きているのか」

「みんな・・・生きてんだよ」

葦母刑事の元へ星が訪れていた。

「あんた・・・誰だっけ・・・」

「私は・・・あなたが重大な関心を寄せている安堂麻陽の部下ですよ・・・あなたが・・・御存じないわけないでしょう」

「エニグマ社のシステムエンジニアだな」

「そして・・・実は、私、知る人ぞ知る世界屈指のハッカーなんですよ」

「ふーん」

「ストレートに申し上げましょう。協力を申し出たいのです」

「協力・・・?」

「私は・・・安堂麻陽を警護したいのです」

「つまり・・・惚れてるのか・・・」

「そういうことではありません」

「で・・・具体的に・・・警察にどういう協力を求めるのかね」

「はっきり・・・言いましょう・・・我々の敵は人間ではありません」

「ほう・・・」

「100年後の未来からやってきた何者かです・・・彼らはこの時代の人間を容赦なく虐殺しています」

「なるほど・・・あの・・・沫嶋黎士に似た何かも・・・その仲間か」

「私の洞察によれば・・・彼は別の組織に属しているようです」

「ふん・・・」

「虐殺に関与しているのは・・・未来警察らしい」

「ウラシマンとかブラジルとか・・・」

「そういう冗談を言ってる気分じゃないんです」

「ふふふ・・・あんちゃんよ・・・司法っていうのはな・・・基本的に権力を守るためにあるんだ。ある意味では警察そのものが権力だ。権力っていうのは時に残酷なものなんだよ」

「でも・・・あなたは違うでしょう?」

「俺はな・・・ただ・・・普通に生きて泣き笑いしている奴らがかわいいのよ・・・ただそれだけだ」

「ふふふ・・・あなたは・・・やはり・・・とんでもない警官だったんですね・・・もちろん、いい意味で」

そこへ・・・暗い表情をした冨野刑事が荷物を抱えてやってくる。それは・・・骨壷だった。

「誰のだ・・・」

「情報屋ですよ・・・秘密に近づきすぎたんです」

「秘密ってなんだよ」

「その人って・・・伍代って人ですよね・・・彼のコンピューターにもハッキングしたのでわかります。あなたの上司の角城の音声や、沫嶋教授の偽物の血液を解析すると・・・解析結果は必ず改竄されることが判明したと彼の記録にありました」

「その情報を入手したものは・・・暗殺リストに追加されます」

「なんだって・・・冨野・・・何言ってんだ」

「星新造、葦母衣朔をリストに追加。続いて消去の実行を行います」

「てめえ・・・」

携帯している拳銃をアンドロイド・トミヤが抜き放つ。

同時に葦母は星を蹴り飛ばしていた。弾丸が誰もいない空間を通過し、同時に銃声が響いた。

葦母は一瞬、拳銃のようなものを構える沫嶋教授にそっくりな男の人影を見た。

頭部を弾丸が貫通し、転倒するトミヤ。

葦母がロイドに視線を戻すとその姿はない。

そして・・・トミノの死体も消えていた。

「どうやら・・・命を助けられたみたいだな」

「なんで・・・いきなり、蹴り倒すんですか・・・それに今、銃声がしませんでしたか」

「あんちゃん・・・首をつっこむのは自由だが・・・命の保証はできないな」

「命、捨てます」

「あ、そう」

ロイドは亜空間に帰還する。

サプリは不在だった。

「サプリ・・・サプリ・・・」

サプリは情報を操作して・・・雑誌の取材記者に変装していた。

インタビュアーとして安堂麻陽に取材を申し込んでいたのだった。

葦母刑事の前で彼女を「ビッチ」と蔑んだ星が殴られたことも知らず、左京子はいつの間にかスケジュールへ割り込んでいる取材予定にのほほんと対応し、サプリを麻陽に引きあわせるのだった。

「急な・・・話ですね」

「先端テクノロジーのエニグマエンジンソフト社の顔でもあり、話題の科学者・沫嶋教授のフィアンセの安堂麻陽さんは今、注目の的ですから・・・」

「・・・時間はそれほどさけませんけど・・・」

「単刀直入に申しますよ」

「・・・どうぞ」

「最近、黎士さんに不満を感じたことはありませんか」

「不満・・・」

「急に性格か変わってお困りだとか」

「そんなことはありません・・・何があろうと・・・彼は彼ですから」

「まったく別人のように変わっても・・・ですか」

「何がおっしゃりたいんです」

「まさか・・・あなた・・・まったく別人になった彼のことも・・・愛しているとか」

「あなたが何のことを言っているのか・・・さっぱり、分かりませんが・・・私は彼がどこにいて何をしようとしていようが・・・彼の事を信じている・・・それだけです」

「その彼って・・・どっちの彼?」

「え・・・」

気がつけば・・・変なインタビュアーは姿を消している。

「なんなの・・・」

サプリは亜空間に召喚されていた。

「暗殺者を仕留め損ねた・・・なんでもいい・・・応急処理をしてくれ」

「じゃあ・・・初期化するのね」

「それは・・・駄目だ」

「どうしようってのよ」

「このままで・・・とにかく動けるようにしてくれ」

「無理なんだってば・・・」

「お前にできないなら・・・代替機を要請する」

「私の代わりなんていないわよ・・・それに今は未来との通信状態が悪化しているから・・・実体化に50万時間くらいかかるわよ・・・」

「・・・」

「選択肢は二つに一つ、初期化するか・・・任務を放棄するかよ」

「安堂麻陽が死ぬことは禁じられている」

「バカね・・・こんなバカなアンドロイド・・・みたことない」

「トミヤ(敵)が安堂麻陽に接近している」

「決断しなさい・・・」

ロイドはアスラシステム解放プログラムを注入した。

しかし・・・作動しないのだった。

それどころか・・・ロイドはシステムダウンしてしまう。

ロイドは悪夢の中にいる。

未来の戦場。任務の遂行。生まれ出る悲哀。

ナビエとの再会。ナビエとの戦闘。生まれ出る苦悩。

フラッシュ・バックする安堂麻陽のデータ。

『あなたは・・・ロイド、安堂ロイドよ』

「安堂麻陽が死ぬことは許されていない」

ロイドはアスラシステム解放プログラムを再注入する。

「やめて・・・あなた・・・壊れちゃう・・・」

サプリの叫びを残してトミヤの放った弾丸と麻陽の間にウージングアウトするロイド。

しかし、集中力を欠いた掌の盾は防御力を減じ通常弾丸の通過を許す。しかし、射線の変更には間に合った。ロイドの頬をかすめる弾丸。

トミヤはロイドに格闘戦を挑むのだった。

戦闘アンドロイドとして精彩を欠くロイドはトミヤに圧倒され、ついには不様に転倒してしまう。

思わず駆けよる麻陽。

「逃げろ・・・」

「私だけ逃げるなんてできない」

「俺は消耗品だ・・・だが、君はかけがえのない人間なのだ」

「あんただって・・・立派なアンドロイドじゃない・・・代わりなんていないのよ」

サプリは・・・人間の素晴らしさに感動を覚えるのだった。

「角城・・・後はまかせたよ」

角城の骨格を埋め込んだテディベアを残して、亜空間から抜け出るサプリ。

ロイドとの格闘でダメージを受けたトミヤは自動修復中だった。

しかし、ロイドは自動修復機能も失っていた。

そこへ・・・出現するサプリ。

サプリの指から飛び出した治療針を見て・・・蒼ざめる麻陽。

「やめて・・・」

「患者の家族はすっこんでなさいよ」

「何をする・・・」

「あんたに・・・私の感情アプリをインストールする」

「そんなことをして何になる」

「私は感情アプリにより・・・おそらく真の感情が芽生えた。その感情はあなたのそれより・・・ずっと安定的と言える。変な衝動はあるが・・・システムの作動不良は発生していない。だから・・・逆もまた成立すると思う。私の感情アプリを移植することであなたの感情もある程度、制御されるはず・・・理論上では・・・いわば・・・心のワクチン注入ね」

「よせ・・・俺に変なものを入れるな」

「失礼ねっ」

サプリはアプリ挿入の強制手術を執行するのだった。

「新しいプログラムがインストールされました・・・再起動してください」

「さあ・・・私の愛の力を思い知りなさい」

その時、トミヤは最終兵器を機動させるのだった。

自我プログラムそのものを他機体に転送する捨て身の憑依システムである。

放射されたトミヤプログラムは射線に立ったサプリに命中するのだった。

「うわっ・・・なんだこりゃ・・・私に触るなよ・・・気持ち悪い・・・あ・・・ああ・・・私が浸食されていく。私が・・・消されてしまう」

ロイドは再起動を終了した。

「どうした・・・サプリ・・・」

「システムに憑依された・・・今、敵は私の中にいる」

「排除しろ・・・」

「できない・・・残り60秒で乗っ取られる」

「サプリ・・・」

「私を撃ちなさい」

「そんな・・・」

サプリは翼を広げるように機体を拡張し、青白い光を放つ球体となった。

「何をしている」

(敵は転移してあなたに憑依しようとしたのよ・・・だから私が絶縁フィールドで包み込んだ)

「サプリ・・・」

(このまま・・・私を元素還元処理しなさい)

「そんなことできない」

(敵は私を制覇しつつある・・・完全に制覇されれば絶縁フィールドは解除され・・・今度はあなたが憑依の標的になる・・・そうなれば・・・安堂麻陽は殺される)

「サプリ・・・」

(あなたの・・・任務を・・・果たしなさい・・・残り10秒)

「・・・元素還元処理を申請する・・・」

(それでいい・・・さよなら・・・私の・・・かわいい・・・ヒト)

「サプリ・・・」

サプリは無機質の海に還った。

麻陽はロイドの後ろ姿を為すすべもなく見つめていた。

自分を守るために戦い・・・自己犠牲の精神を見せるアンドロイドたち。

彼らは何者か・・・どこから来て・・・どこに消えるのか・・・そして、何故、自分を守護するのか・・・麻陽の胸に疑問とともに明らかな罪悪感が生じるのだった。

帰宅したロイドは無言のまま・・・いつものようにベッドサイドにもたれる。

「ロイド・・・大丈夫?」

「機能は安定している。ただ・・・聞いてみたいことがある」

「何よ・・・」

「安堂麻陽にとって・・・沫嶋黎士とはどういう存在なのか?」

「そんなの一言でこたえられないよ」

「質問は撤回する・・・移植されたプログラムが誤作動したようだ」

「ロイド・・・あなたの中に・・・あの・・・サプリがいるのね」

「・・・」

「あなたの気分を害するかもしれないけど・・・私の勝手な想像を言わせてね」

「・・・」

「きっと・・・サプリにとって・・・あなたは・・・私にとっての黎士みたいな存在だったんじゃないかしら」

「サプリにとっての・・・俺・・・アンドロイドにとってのアンドロイド?」

「私にとって・・・黎士はね・・・運命の人っていうか・・・生まれる前からずっと一緒にいたんじゃないかって思えるくらい・・・特別な存在だった・・・一生はなれられないかけがえのない存在だった・・・これは女の勘だけど・・・サプリにとってロイドはそういう存在じゃなかったのかな・・・いいえ、きっとそうね・・・だってあの子はすべてをあなたに捧げたんだもの・・・ごめんね・・・私、泣いちゃう・・・」

「俺たちに前世はない・・・結ばれるような運命もない・・・サプリは任務を全うした・・・ただそれだけだ」

「でもね・・・私には分かる・・・彼女はあなたに恋してた・・・」

「恋?」

「私の母はね・・・ものにも魂が宿るって信じているの。あらゆるものに魂があるっていう感じはね・・・人間には昔からあるものなのよ・・・つまり・・・自分があるくらいだから・・・世界にも何かそういうものがあるんじゃないかって・・・想像するわけね・・・でもね・・・たとえば母が私のために毎年飾ってくれたひな人形を見ると・・・そこに母の想いを感じることがある。私の記憶と・・・私の想像する母の中の記憶が重なって・・・一つの想いが生じるの・・・それはもはや・・・単なる記憶とは呼べなくなる」

「・・・」

「あなたと・・・サプリの・・・データも重なって・・・単なる記憶じゃなくなったのよ・・・たぶん・・・あなたをその・・・初期化だっけ・・・それを彼女もしたくなかったんじゃないかな・・・だってそうしたら・・・あなたは彼女のことも忘れちゃうわけでしょう・・・彼女も絶対それは嫌だったんだと思う」

「・・・」

「それは・・・愛と呼べるものだと思うよ」

「愛・・・」

「私は・・・ひどく勝手な言い草かもしれないけど・・・あなたや・・・サプリに感謝しているの・・・私を救ってくれてありがとう・・・そして・・・私を救おうとしたあなたを命に代えて守ろうとしたサプリに・・・申し訳ないとも思う」

「そんな風に・・・俺たちの事を考えてくれた人間は・・・君がはじめてだ・・・今の言葉・・・できるなら・・・サプリに聞かせてやりたかった・・・」

「あのさ・・・サプリって子・・・あなたの中に・・・いるんじゃないの・・・」

「サプリが・・・俺の中に・・・」

「だって・・・あなたが・・・私にした奇妙な質問とか・・・それは・・・きっと・・・」

「そうだな・・・俺が・・・記憶を残したまま・・・機能を回復したのは・・・サプリが一体化したからなのかもしれない」

「あんたたちって・・・なんだか・・・やっぱり・・・凄いね」

安堂ロイドはまた・・・一歩、人間そのものに近付く。

それは同時に・・・知らないでいれば幸せだったことを知ってしまうことに他ならない。

しかし・・・生きていくというのは基本的にそういうことなのだった。

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Ar005 ごっこガーデン。永遠のリフレイン宇宙セット。アンナえーん、えーん、サプリぴょ~ん。アンナロイドの想いを受けてサプリぴょんが旅立ちましたぴょん。ついに片思いのままだったけれど・・・きっと愛するものを守り抜いて・・・それなりに幸せだったと思うのぴょん。だってそうじゃないとあまりにもかわいそうぴょ~ん。そして、ロイドの中でサプリは永遠になったんだもんね~。ちょっとうらやましいかもだぴょ~ん。アンドロイドの心の話と・・・時空を超える気持ちの話・・・これはきっと・・・どこかでつながっている予感。だってどっちも難解ですものぴょんぴょんぴょん。じいや、おやつは安堂パンセットにしてね~・・・あらら、この東京タワー・・・ケーキだったんだぴょんシャブリうわわ~ん。さよならバッサーサプリ・・・でも・・・角城クマにバックアップとってあったりして・・・と期待するのでありました~みのむしでも・・・どうしても・・・ロボットな感じも欲しいの・・・るるるmanaしい片思いの・・・アンドロイド・・・泣いちゃいますよね~。しかし・・・どんどん人間そのものになっていく安堂ロイド・・・え~と、夜の生活機能はあるんですかね・・・こりゃ、失敬・・・黎士(妹)やロイド(妹)が早くまともな女の子になりますように・・・くうもしかして・・・だけど・・・最初に死んだ黎士って・・・ロイドだっんじゃないかと・・・ふと思ったりして・・・じゃ・・・黎士はどこに・・・亜空間の押し入れとか?」mari将棋の相手をしてくれるPちゃまロイド発注しますよ。いろいろ謎が解けてキマシタガ・・・クイーンの立ち位置が謎ですね・・・頭良すぎておかしくなっちゃったアンドロイドでしょうか?ikasama4年賀状はお早めに・・・時空間を越える人は別として

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コメント

愛と優しさに癒やされます
めちゃ分っかりやす~い♪
女子衆のために…ありがたいでござる。

夜中に書き上げるレビューはホルモン減少現象の私には堪えます
でもすぐに書かないとダメなの。忘れちゃうの。
マナだよ
今期は岩盤浴で寝るクールの月曜です(笑)

高台の露天風呂から見上げる夜空がキレイで、
こんなにたくさんの星があるんだもの、
地球人のような、それ以上の星もあるんだろな、
A世界やB世界の無限のループを想像しちゃうな、
宇宙はどこまで無限なんだろな、
限りが無いって何?キリが無いのと似てるもの?
お釈迦様の手の中のサルでござる?
とかね、ボーッとね、そんなこと考えながら、
プカプカ浮いちゃうのヘヘヘ
そんな時間がね、大好き
マナだよ

でもね…
押し入れの奥で呪いのひな人形に、
なっちゃってないことを祈りました~~(m-_-)m

投稿: mana | 2013年11月13日 (水) 13時29分

|||-_||シャンプーブロー~mana様、いらっしゃいませ~トリートメント|||-_||

お分かり頂き幸いでございます。
天使様のようにさらにわかりやすくしたいものですが
悪魔には優しさに限界があるのでご容赦くださりませ~。

露天風呂から見上げれば美しくかけた月が
輝く季節でございます。
月を見てウサギさんがモチついていると
感じる人もいれば
月の満ち欠けから
太陽がいま、どのあたりにあるかを推定する人もいる。
詩人と科学者は
どこかがズレているのですな。
しかし、二人が仲良くなれないこともないのが
人生の醍醐味でございます。

ラブラブな混浴の露天風呂はまさにアツアツなのですな。

ただでさえ広大な汎宇宙・・・。
その宇宙が無限に積み重なる平行世界。
永遠にリフレインする円環宇宙。
多層的に広がる多次元宇宙。
果てしなく広いのが好きな人の妄想はどこまでも広がるのですな。
悪魔などは押入れの片隅でも充分生きていけるのですが。

たとえば・・・好きと嫌いのスイッチがあって
好きと押した時に
選ばれなかった嫌いのスイッチは
ちょっと悲しいのかなと思ったりして・・・。
あまりにも好きすぎると
暇をもてあました嫌いのスイッチが
自分でオンを押し始め
こんなに好きなのに
いつの間に嫌いになったんだろう・・・なんて
おこりかねないのがイエスとノーの間で
揺れ動く心の不思議なんですな。

無限と永遠は似ているようで違うという考えもあります。
キッドの中では
無限はキリがない。
永遠はキリがないように見えていつか終わっている。
そういう言葉と規定されています。

まあ、百年しか生きない人間にとって
一万年は無限だろうが永遠だろうが
変わりはないのでございますけどね。

そのショート・タイムを
せわしなくしたりのんびりしたりするのが
人間の醍醐味でございましょう。

押入れのひな人形は
一年のほとんどをひきこもり
さっと手入れしてもらってさっと飾られて
さっと片付けられる。

そして、時をこえて・・・
百年を越えて存在したりするのですな。
そのうち、化けたり、祟ったり、呪ったりもするのですな。

それはそれでロマンチックですな~

投稿: キッド | 2013年11月13日 (水) 17時47分

一気に読んでしまいました。独自の解釈も含めて、なんとも素敵な解説ですね。ありがとうございます。
キッドさんには、今後の展開がかなり正確に読めているのではありませんか?私も様々な謎への答えをいろいろ想像しながら視聴していますが、まだ辿り着けていません。
これからもキッドさんの書くものを楽しみにしています。

投稿: アンリ | 2013年11月14日 (木) 01時15分

ミライヲナゾトクヨロコビ~アンリ様、いらっしゃいませ~アンドロイドハソシテロイド

一気に読んでいただきありがとうございました。
お疲れになったのではございませんか。
記事内容はあくまで妄想ですのでご容赦くださいませ。
このドラマのように自分好みのドラマの場合
再現性が果てしなく高くなるために
少しでも希釈しようとしてますます長くなるのでございます。

今後の展開についてはまったく見当もつきません。
毎回の話が面白いのと
次がどうなるのか分らないのは
エンターティメントとして大切なことなので
キッドとしては非常に楽しんでいると申せます。

妄想が膨らんでいるのは
ストレートには理解できないので
キッドなりの解釈をしているだけなので
正解とは限らないことをお含みおきくださりますように。

言葉の一つ一つ・・・それぞれアンドロイドたちのふるまい・・・
結末に向かって巧妙に流れているという予感はございます。

なるべく楽しんでいただけるように
がんばって妄想したいと考えます。

また、おでかけくださいね。

投稿: キッド | 2013年11月14日 (木) 04時22分

私にはキッドさんのような想像力や妄想力がないので、ストレートな推理だけで考えたことを話させてください。
細かい謎は置いといて、この壮大なお話のグランドデザインに私は興味があります。
まず、すでに劇中で語られている大前提は以下のとおりです。
100年後の警察組織が正史を変えまいとしている。
一方、ロイドを派遣したクライアントは、その正史を変えようとしている。
正史を変えるためには、安堂麻陽の存在がキーになっている。

悪玉が正史を守ろうとし、善玉が正史を変えようとしているところは、ターミネーターとは逆の設定になっていますが、正史における100年後は、(善玉から見れば)変えたいほど酷い世の中になっている、ということですよね。
その100年後とは、「すべての人間が平等」というセリフがあったように、もはや人間が存在しないか、ロイドの夢のなかでアンドロイドによる人間狩りが行われているような描写からも、アンドロイドが人間との戦争に勝利して世界を支配するようになっている時代だと考えられます。100年後の警察組織もアンドロイドが支配していると考えるのが自然でしょう。
ならば、正史を変えようとしているクライアントとは、100年後も生き残っている少数の人間か、または人間側に寝返ったアンドロイドか、あるいは100年後ではなく現在=2013年の人間ということになります。それらすべてを兼ね備えた存在なのかもしれません。

このお話の中心にある謎は、なぜ安堂麻陽が命を狙われるのか、つまり100年後のアンドロイド警察組織にとって、安堂麻陽に人生を全うされては困る理由は何なのか、です。
ターミネーター的には、安堂麻陽が沫嶋黎士の子を宿していて、その子が革命のリーダーになるといった展開になりますが、さすがにそこまで陳腐ではないでしょう。ポイントは、クライアントが正史を維持ではなく変えようとしていること。既知の歴史に持っていこうというのではなく、未知の歴史を新たに生み出そうとしていることです。だから、これから起ころうとしている出来事は、100年後のクライアントにとってさえ未知であって、一種の賭けのようなものなのではないか、と考えました。

安堂麻陽は、天才物理学者の婚約者だから狙われるのではなく、歴史を変える可能性をもった子を産むから狙われるのでもなく、安堂麻陽自身が狙われているのだとしたら?真のターゲットは、最初から安堂麻陽唯一人だったのではないか。だとしたら、安堂麻陽その人が歴史を(したがって100年後の世界を)変える力をもっているからにほかなりません。
第5話にヒントがあったと思います。「俺たち(アンドロイド)のことを、そんなふうに言ってくれた人間は、君が初めてだ」と。それを聞いて私はアッと思いました。安堂麻陽は、人間とアンドロイドが「共生」できる世界を想像できた最初の人間になるんじゃないか。安堂麻陽を第一人者として、一種のムーブメントが起こり、いつか人間とアンドロイドがわかり合いながら共に生きていくことのできる未来が開かれるならば、もはや100年後の「正史」はなくなります。

では、なぜそもそも沫嶋黎士が命を狙われたのか、という疑問をもつ人がいるかもしれませんが、沫嶋黎士が殺されなければ、安堂麻陽がロイドと出会うことも、そしていつか人間とアンドロイドを繋ぐ架け橋となることもなかった、ということを考えてみれば合点がいきます。沫嶋黎士がすべてのシナリオを描いたのです。自分が殺されることもそのシナリオの一部だったわけです。人間の沫嶋黎士が殺されたからこそ、安堂麻陽はロイドと出会い(やがて恋に落ちることまでシナリオに入っているかも)、人間とアンドロイドの共感、共鳴、共生に目覚めていくのです。100年後の悲劇的な正史を知ってしまった沫嶋黎士は、安堂麻陽が人間とアンドロイドの関係性を変える可能性に賭けたのではないでしょうか。

投稿: アンリ | 2013年11月14日 (木) 05時53分

ミライヲナゾトクヨロコビ~アンリ様、いらっしゃいませ2~アンドロイドハソシテロイド

最初の前提として

100年後の警察組織(ポリスクラウド)が
正史の変更を阻止しようとしている。

この場合の正史は・・・

人類が滅亡しているもしくは存続の危機にある
可能性が高い。

これはなんとなくそんな感じですね。

ただし、この場合は
並列未来の
交差点に現代があるというイメージになります。

正史未来をA時間軸
正史未来から見た変容した未来をB時間軸とします。

A時間軸はB時間軸を切断しようとしているし
クライアント勢力は逆を試していると言えます。

クライアントがA時間軸にいる場合は
歴史の改変を目指していることになる。

このアイディアは
「タイムパトロール」系のもので
時間流の乱れが発生しやすい状況です。

つまり、AとBの
どっちつかずになって
どちらの未来とも交信が難しくなっている。
これによって
未来から現在のデータ転送に時間がかかっていると
今回、サプリがもらしていました。

さて・・・よくある話としては
AもBも実は・・・お茶の間の歴史とは
違っていて物語の最後は
Cになるという展開もございます。

たとえば・・・お茶の間の世界には
「東京帝國大学」なんて大学はないのですからねえ。
それに「次元物理学」などという学問体系もありません。

ただし、物理の世界では次元解析は物理関係を推測する手法として存在します。

つまり、このドラマにおける現在とは
最初からお茶の間の時間軸とは違う時間軸にあるわけです。

さて、A時間軸の100年後の未来では
タイムトラベルのテクノロジーと
アンドロイドのテクノロジーが
確立されていることになります。

そして、現在はその監視下に置かれているわけです。

その中でタイムトラベルのテクノロジーに
イレギュラー的な革新をもたらすのが
沫嶋黎士らしい。

それが正史でないとすると
沫嶋黎士は早すぎたから
抹消されるという流れになります。

これに対し、未来から黎士になんらかの
別の関与があり・・・クライアントが生まれます。

未来警察の11体のアンドロイド。

クライアントのロイドとサプリ。

これが代理戦争をしている一方で
謎の美少女アンドロイド・クイーンは
未来警察のリーダーを破壊したり
ロイドに隠れて七瀬にアプローチしたりと
敵か味方かわからない行動をしています。
まあ・・・賢すぎて暴走していると仮定できます。

その中で・・・クイーン曰く
特異点として存在するのが
安堂麻陽ということですよね。

なぜ・・・麻陽が暗殺リストにアップされているのか。

黎士の子供妊娠中ならターミネーターなので・・・
ひとつの対立軸であろう人間とアンドロイドの
融和に重要な人物ではないかというアンリ様の推察なのですね。

その場合は「アトム今昔物語」になるわけです。
鉄腕アトムが自分の生まれる前の時代にタイムスリップして
ロボットの発展史をなぞります。
これは米国の黒人解放運動にリンクして
ロボット差別の撤廃を願う勢力と
人間主義者の軋轢を描いて行きます。
その中で女性ロボットと結婚した融和主義者の男性が
暗殺されたりもしますぞ。

このドラマは様々なロボットの物語への
オマージュに満ち溢れているので
本筋なのか単なるリスペクトなのか
判断に困るところも面白いのですね。

キッドはポリスクラウド(未来警察)と
麻陽の勤務先が開発している
新時代のクラウドが符合しているのが
気になります。
一方で・・・麻陽は顧客(クライアント)について
何度も発言しています。

つまり、クラウドもクライアントも
言葉として麻陽の日常業務に関連しているのです。
これが単なる偶然なのかそうでないのかも
キッドの妄想材料になっておりますよ。

はたして・・・麻陽は
人間とアンドロイドのかけ橋となるのか・・・
それによって未来は変わるのか。
そして・・・黎士は今、どこにいるのか。

物語はまだ中盤なので・・・
いろいろと妄想を楽しみたいと考えます。

とにかく・・・すべては12月15日には
明らかになるのです。
ならない場合は映画化決定です。


投稿: キッド | 2013年11月14日 (木) 15時58分

博学な解説、それにまたたくさんのヒントをいただきありがとうございます。
キッドさんの読みはおもしろいですねえ・・・。そして深い!
クラウドとクライアントの符号。目のつけどころが・・・シャープですね。
エニグマ社の広報室長としての安堂麻陽。嘘をつく天才としての安堂麻陽。たしかに、死んだと思われていた沫嶋黎士がじつは生きていたと報道されたとき、マスコミに対する安堂麻陽の嘘芝居によって、沫嶋黎士の死(=正史)はなかったことにされてしまった。ラストクイーンはそれを「特異点」(=安堂麻陽)が生んだヴェイパーコーンと呼び、歴史の空白が意図的に隠された、と意味深なことを言っています。あのときすでに歴史は変化し始めていたのでは?それを意図したのは、安堂麻陽に芝居を打つように命じたロイド(=クライアント)。今はまだ、マスコミを通じた世間が安堂麻陽の嘘に騙されているだけなんだけど、もしこのままロイドが沫嶋黎士を演じきってしまえば、「沫嶋黎士は死んでいなかった」のほうを歴史的事実にしてしまうことも可能です。すると、妹の七瀬は、(じつは死んでしまった)沫嶋黎士に代わって100年後との交信を再開する役目を期待されているのでは?それが、ロイドの講義を介した「伝言」(クライアント→七瀬)の狙い?
あー!わけがわかんなくなってきました!
あと、もうひとつ気になったこと。もし安堂麻陽とロイドが歴史を変えるのに成功したら、100年後人間とアンドロイドが戦争することもなくなるので、殺人マシンとしてのロイドが作られることもなくなります。ロイドは、任務の成功とともに消失する運命ってこと。でもそれって、ありがちなラストかもね。

投稿: アンリ | 2013年11月14日 (木) 20時12分

ミライヲナゾトクヨロコビ~アンリ様、いらっしゃいませ3~アンドロイドハソシテロイド

タイムマシンで過去に戻り、過去の自分を殺したら
未来の自分はどうなるのか?

タイムトラベルのパラドックスですね。

これを解決するためのアイディアも分岐する時間軸によって考えられていますね。

過去の自分殺人者はAという未来から来て
Bという未来に乗り換えてしまう・・・ということになります。

そこにはAという未来から来た男がいるけれど
男はけして自分が生きている未来には帰れなくなるということになります。

もちろん、より高性能でAに復帰するマシンもあるわけですが
そこでは男は当然、殺されていないということになります。

とにかく、パラドックスを説明なしで突破してしまうことは
俗に「なんでもありだなあ」と後ろ指をさされることが多いので気をつけたいものです。

歴史改変ものでは
いくつかの暗黙の了解でこういうパラドックスをくぐりぬけます。
たとえば・・・リフレインの禁止。
「成功するまで何度でもやってやる」は
このアンチテーゼとも言えます。

同じ時間を何度も繰り返すのはひとつのジャンルになっています。

暗鬱な感じを出したり、ドタバタには向きますが
なんといっても失敗してもやり直せるのは
緊張感にかけますからね。

それをくぐりぬけるために
くりかえしに気がつかないというのもひとつの手です。

タイムトラベラーではない方の視点で描く手法でございます。

よく・・・なぜ、刺客は一体ずつくるのか・・・という
素朴な疑問を感じる人も多いのですが
単純に言えば
総攻撃は一度行われて
失敗していると考えるべきでしょう。
そのぐらい安堂ロイドとその他のアンドロイドたちには
実力差がある。
そこでそれぞれの作戦でアプローチしているわけです。
今回は要するにサプリという
安堂ロイドの支援システムを排除できたので
未来警察サイドが一手有利に運んだことになるわけですね。

とにかく・・・「安堂麻陽」攻防戦は
「将棋」的に展開していると思われます。

また、平行世界では
「22世紀からの21世紀の干渉」が存在しない世界もあります。

人間の意識が・・・ひとつの平行世界に固定されていない場合、最終回ではすべてが夢であったという意識の平行世界変移もありだと思います。

夢の残滓を残しながら・・・二人の挙式というのが
一番、オーソドックスな結末と言えるでしょう。


投稿: キッド | 2013年11月14日 (木) 23時59分

>トミヤは最終兵器を機動するのだった
【起動】ですね。
前後の再起動は正しく変換されてるのに。。。
直近で、機動戦士○○とか、機動戦艦○○とか、機動警察○○とかの記事を書かれたのかな?
別のブログからのリンクで訪問しました。
※ブログの感想↓
いやぁ~面白い!!テレビが無いので視聴していませんでしたが、このブログを見て凄く興味が湧きました。
さっそく5話まで一気見します。
お気に入りにも登録しました。

投稿: 読まれたら破棄してネ | 2013年12月14日 (土) 13時46分

ヒョウイプログラム☁~読まれたら破棄してネ様、いらっしゃいませ~☁シャシュツ

ご指摘ありがとうございました。

破棄しないで公開していることをご了承ください。

ご指摘の部分は・・・

ニュアンスとして・・・超科学による・・・
電磁エネルギー兵器が・・・機動攻撃を
仕掛けているというニュアンスを伝えたかったので
あえて「機動」という言葉を使っています。
ナニカを飛ばしている感じなのでございまする。

迷ったのですが・・・

機動するのだった
→機動させるのだった

の修正にとどめました。

まあ・・・意味としては
「起動」でも通じるわけですが・・・。

基本的に・・・
このレビューは
ドラマを見て・・・
うわ、すごくおもしろいな~という
ノリの妄想でございますので
再現性はなるべく低くを心がけていることを
ご了承ください。

楽しんでいただけて幸いでございます。

投稿: キッド | 2013年12月14日 (土) 15時25分

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