大激突!Dr.DMATの三十歳児(大倉忠義)なんですーっ(加藤あい)VSでんでん・大杉漣・小日向文世がいる緊急取調室で(天海祐希)VS医龍4いつもの無理ゲーはじめました(阿部サダヲ)
なんじゃあこりゃああああ・・・な木曜日の午後九時なのでした。
まさに仁義なき戦いです。前倒しするやら、延長するやらで・・・シェアの奪い合いなのでございます。
もう・・・なんか・・・最初から・・・ゲッソリするよね。
最低視聴率記録を更新したTBSテレビは六分前倒しでスタート・・・しかし・・・敵はテレビ朝日だけではなかったのです。なんとフジテレビが一時間前倒しでスタートです。
しかも・・・伝家の宝刀「医龍」シリーズで医療ものかぶり攻撃なあのだあ。
もう・・・まともにレビューできる状態じゃないんだわなあ。物量的に~。
まあ・・・なんにしろ・・・木曜日は「ウシジマくん2」ですからああああっ。
で、『Dr.DMAT・第1回』(TBSテレビ201401092054~)原作・髙野洋・菊地昭夫、脚本・穴吹一朗・吉澤智子、演出・倉貫健二郎を見た。DMAT(災害派遣医療チーム)の活躍を描くコミックのドラマ化である。主人公は植物状態の妹・春子(瀧本美織)を勤務先の病院に長期入院させている内科医の八雲響(大倉忠義)・・・災害によって負傷した妹がふと目を離した隙に意識不明になってしまい・・・それがトラウマになっていて・・・決断を迫られるとパニックになってしまうというキャラクター設定である。そんな響を幼馴染の看護師・吉岡凛(加藤あい)、外科医の小曾根(佐藤二朗)、看護師長の長谷川(麻生祐未)、病院長の伊勢崎(國村隼)、ハイパーレスキュー小隊長の桜庭(石黒賢)たちがよってたかってなだめすかしはげましもりたててなんとか10秒迷えば1つの命が消えてゆく災害現場で医療活動をしてもらおうという展開である。
「トリアージしてくれ」
「こわくてできません」
・・・とにかく・・・響は医師として災害現場に出る前に、患者として心療内科に通い、心の病を治すべきだと思う。
関連するキッドのブログ→海の家の診療所
で、『緊急取調室・第1回』(テレビ朝日20140109PM9~)脚本・井上由美子、演出・常廣丈太を見た。特殊捜査係(SIT)の交渉人・真壁有希子(天海祐希)は立てこもり犯の説得に失敗し、犯人に対する狙撃を許してしまう。そんな真壁を新設されたキントリこと緊急事案取調対応班(フィクション)にスカウトする管理官の梶山(田中哲司)だった。取調のプロである菱本刑事(でんでん)、中田刑事(大杉漣)、小石川刑事(小日向文世)という三人のおっさんだけでは職場に潤いが足りないと考えたらしい。
彼らは・・・特殊で緊急性を要する取調に対応するチームなのだった。
だから・・・ほとんどの時間は取調に費やされるのだった。
交番爆破事件が発生し・・・警官が死亡。そして・・・真犯人を名乗る男(高嶋政伸)が出頭してくる。
彼は・・・冤罪事件の被害者で・・・冤罪によって家族も仕事も・・・そして心の安定さえも失った男なのである。
そして・・・彼は自分を逮捕した捜査一課の刑事・渡辺鉄次(速水もこみち)と監物大二郎(鈴木浩介)を誘拐し、秘密の場所に時限爆弾とともに監禁していたのだった。
そんな・・・あまりにも正当な復讐心にかられた男に真っ向勝負を挑む真壁刑事だった。
「こんなことをして・・・お母さんは泣いてるぞ~」
「母は・・・冤罪で僕が逮捕された時に・・・心労で死にました・・・」
「・・・」
万策尽きた取調官たち。
しかし・・・監禁されていた渡辺刑事は超人的な馬鹿力の保持者で自力で脱出に成功し、事件は解決するのだった。
・・・えええええええええええええええええええええええええええええっ。
関連するキッドのブログ→サムライ・ハイスクール
で、『医龍-Team Medical Dragon- 4・第1回』(フジテレビ20140109PM9~)原作・乃木坂太郎、脚本・浜田秀哉、演出・田中亮を見た。例によって世界のどこかの危険地帯で戦闘と隣り合わせの医療行為をしている朝田龍太郎(坂口憲二)・・・。少女の頭に工事用のドリルで穴を開けているところで国際電話が入る。相手は・・・恩師の桜井修三(平幹二朗)だった。
「人手不足で病院がつぶれそうなんだ・・・」
「わかりました」
帰国して桜井総合病院を立て直す決意をする朝田である。
木原毅彦(池田鉄洋)や早川昭吾(柄本佑)が所属する最先端医療設備を誇る「L&P病院」は経営コンサルタントの岡村征(高橋克典)によって「医は算術」を実践し、桜井総合病院の経営を圧迫していたのである。
しかし・・・その裏には・・・鬼頭(夏木マリ)や野口 (岸部一徳)がからんだ陰謀が隠されているのだった。それはチーム・ドラゴンの海外売り込み計画なのである。
そんなこととは知らずに・・・早速・・・それなりに幸せに生活をしている加藤晶(稲森いずみ)、伊集院登(小池徹平)、荒瀬門次(阿部サダヲ)に「刺激的な手術が待っている」と誘いをかける朝田。うかうかとそれに乗るメンバーたちである。例によって藤吉圭介(佐々木蔵之介)は気になる患者がいるのですぐには合流しないのだった。
たちまち・・・急患が発生。
「緊急手術だ・・・」
「麻酔医がいません」
「ここにいるにゃあ・・・」と荒瀬。
無理ゲー手術が開始されると新たな急患が発生。
「同時に手術するのは無理です」
「私たちが引き受けます」と加藤&伊集院。
動脈瘤破裂だの、大量出血だのさらに難度があがる無理ゲー手術。
そこに貧乏なので停電発生である。
「人工心肺装置が・・・」
「人工心肺抜きで手早く終わらせる」
「私のポケットに人工心臓が入っているわ・・・バッテリー式なので電源不要よ」
「でも・・・時間が・・・」
「本気を出す」
「・・・」
「すごい」
「なんて早さだ」
「終了だ」
「こっちも終了だ」
響き渡る患者とその家族たちの「ありがとうございます」の合唱。
まあ・・・見たい人は見るといいと思うよ。
関連するキッドのブログ→過去の医龍
木曜九時の乱・・・視聴率的結果
①緊急取調室 12.5%(しのぐ)
②医龍4 11.6%(作戦通り)
③Dr.MAT *7.9%(ふくろだたき)
まあ、合計32.0%の人がドラマを見ていたわけだが・・・。
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コメント
ほんっっっとエゲツないTBS潰しの木曜でございました(ノ_-。)
っていっても、おらまだ「DMAT」見てね~状態ですが…。
おかげさまでテレ朝は捨てざるを得ませんでしたわ。
「医龍」は今期も紛れもなく「医龍」でしたわね。
まぁ…あれはあれでいいのです。と、思いながら見ていました。
患者の危機→踊る→すげー早い手術→ばんざい→敵倒す…
この繰り返しが爽快感だったり…^^;
木曜は私も本番は「ウシジマくん」なので、後の物はマッタリと見ていきます。
じいや、七草がゆセットをありがとうございました~。
次は節分パーティかしら??
今期もよろしくお願い致しまする~!
投稿: くう | 2014年1月10日 (金) 21時43分
❀❀❀☥❀❀❀~くう様、いらっしゃいませ~❀❀❀☥❀❀❀
ふふふ・・・おたおたする主人公だったので
まるでテレ朝のお姉さんとフジテレビのお兄さんに
いたぶられているような感じでしたぞ~。
「医龍」はいつも通り・・・。
だが・・・そこがいいと言う他ないのですな。
セリフはもう少しかっこいいといいと思いました。
「キントリ」は時々発狂してしまう脚本家の
自分でもおかしいと感じているナニでございました。
小日向氏を犯人役ででんでん氏と大杉氏が取り調べるという・・・取調ごっこをしているシーンは
一同爆笑の面白さだったのですが
肝心の本編展開がグダグダでしたぞ~。
とにかく・・・来週は「ウシジマくん」が帰還。
まあ・・・冬季五輪シーズンなので
主流派はみんな休暇中の今シーズン。
レビューものんびりしたいと考えております。
節分のためにただ今
巨大オニロイドを急ピッチで
増産中でございまする~
投稿: キッド | 2014年1月10日 (金) 22時49分