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2014年1月30日 (木)

淋しい気持ちを捜して(芦田愛菜)ポスト、あんたが妹さ(大後寿々花)時には両親のない子のように(優希美青)

「あまちゃん」の小野寺ちゃん(優希美青)がゲストで登場である。

ポスト(芦田愛菜)、オツボネ(大後寿々花)、アズサ(優希美青)の揃い踏みは圧巻だったな。

さて・・・志の低いスポンサーたちが次々にCM放映を自粛して、ACによる有村架純の「ながらスマホ」についての意見広告などが入り、それだけで作品の芸術度がグッとアップしている皮肉なオンエアである。

素晴らしいインターネットの世界を見渡すと明らかに意図的に火のないところに煙を立てている貧困ネタの得意な東大卒の自称ジャーナリストが一人いることが分かる。

この人は・・・ドラマが施設で育つ子供に対する加害者であると断定しているのですが・・・その論理の根柢にあるのは「赤ちゃんポスト」という言葉を使用することの否定です。それは・・・あまりにも乱暴な話なので・・・この人の精神状態がちょっと心配になるほどです。

さらに・・・日テレの番組のHPの掲示板についてもクレームをつけたりしています。

この人は少なくともドキュメンタリー映像のプロですから・・・ノンフィクションも編集されたフィクションに過ぎない基本は理解していると思われるのですが・・・掲示板に意図的な編集権が行使されている・・・などと宣っています。

つまり・・・自分に編集権はあるが・・・他人にはないと言っているのも同然なのでございます。

一体・・・なんでまた・・・そんなに思いつめたのか・・・不思議になるほどなのです。

同じ枠で芦田愛奈が出演したドラマ「Mother」(2010年)でも「赤ちゃんポスト」が登場します。親に虐待され行き場を失くした子供が・・・「赤ちゃんポスト」の存在を知り、街の中でポストを捜す・・・そのポストに自分が入れるかどうかを危惧する・・・屈指の名場面でした。

この人の論理で行けば・・・そのシーンも即刻放映中止を求められることになる。

それは・・・ちょっと眩暈を感じるほどの恐ろしい主張です。

例としては不適切かもしれませんが・・・「ドラえもん」に登場する「ジャイ子」だって・・・放送禁止になってしまうニュアンスでございますよ。

映画「怪物くん」で怪物くんが「ちんちくりん」と叫べなくなってしまうなんて嫌だ。

ちょっと・・・正気をとりもどしてもらいたいと本気で願う次第です。

「ドラマ」というフィクションと・・・「ドキュメンタリー」というフィクションは似て非なるもの。

現実の世界を切り刻んだ作品と、架空の世界を作り上げる作品とは違うという根本から考えられた方がよろしいでしょう。

この人の貧弱な想像力を遥かに上回る「残酷な物語」がドラマの中で展開し、それは見るものに大いなる刺激を与えている。

その後で、現実でたとえ残酷な事件が起きたとしても・・・それが一つのフィクションに起因すると本気で考えているとしたらそれは明らかに間違っています。

さらに・・・言えば・・・この人の狂気の言葉が・・・罪なき人を罪に走らせることもある・・・それは大前提でございます。

周囲の人も・・・この人の言動には注意をされた方がいいと考えます。

明らかに常軌を逸していますので。

で、『明日、ママがいない・第3回』(日本テレビ20140129PM10~)脚本監修・野島伸司、脚本・松田沙也、演出・長沼誠を見た。このドラマにおける児童養護施設と現実が乖離しているいるという批判もある。赤ちゃんポストについて・・・人間ははがきではないと主張するレベルでは確かにそうだろう。しかし・・・過激な言動を吐く施設長の魔王こと佐々木(三上博史)は個性的だが人間味にあふれていることは・・・初回から示されている。自身も足の不自由な障害者であることから・・・この世の残酷さに敏感で・・・一種のスパルタ教育を憐れな子供たちに施しているのである。数ある施設はある程度、マニュアルに沿ってもう少し穏便に、もう少し児童に対して距離を置いているだろう。たとえば「彼らを憐れと思うこと」がすでに「差別」なので・・・そういう態度を見せないことも求められているだろう。児童同志の相互扶助的な関わりも実際には困難かもしれない。問題を複雑化しないために個別の児童はある程度、隔離されているかもしれない。しかし、実際には虜囚ではないので施設内でのコミュニケーションは発生するだろう。そこには相当に問題が山積みされていることは充分に想定できる。施設の運営者の中には神のごとき慈愛に満ちた人もいるだろうが悪魔のような残虐を実施するものもあるかもしれない。なにしろ、食料に毒を入れる人がいる世界なのである。一方で・・・収容された児童たちが明るく楽しく過ごしすぎているという違和感を持つ人がいるかもしれない。主役のポストをはじめドラマの設定では九歳女児たちが同居して仲間意識を育てている。ある種の子供たちにはそこに行きたくなる「幸せな感じ」さえ漂っている。そんなことはありえないという人もいるだろう。

しかし・・・これはドラマなのだ。

何らかの事情で親から養育を放棄された子供たちが・・・それでも、生きていくという話である。

子供に見せるべきではないという人もいるが・・・これこそ・・・子供たちが見るべきドラマだという考え方もある。

それは・・・それぞれの家庭で判断するべきだが・・・ここにはその家庭を持たない子供がいるのだ。

もちろん・・・人々の善意は・・・あまりにも不公平な立場に置かれた子供たちをなんとか格差の生じない方向へ導きたいと願う。

だから・・・それもまたそれぞれの保護責任者の判断によるのである。

キッドはあらゆる情報にアクセスしたいと考える子供だったので・・・その責任の及ぶ範囲であらゆる情報にアクセスを許可する姿勢で生きている。その結果、様々な不都合が生じたとしても・・・現実とは都合のいいものではないから仕方がないのである。

捨て子の母親を持つ、母方の実の祖父母を知らない個人としての結論なので、異論は認めるが聞く耳は持たないのだ。

これだけは自信を持って言える。捨て子だってそこそこ幸せな人生を送ることができるということだ。

すべてはケース・バイ・ケースなのである。

そういう意味で・・・自身が里子として里親を経験している児童相談所の水沢(木村文乃)は一種の安全弁である。

一応、説明しておくと、養子縁組のようなものと里親制度のようなものは似て非なるものである。

養子縁組は基本的には実の親子関係である。養子であろうと実子であろうと法律的にはほとんど同じである。一方で里親とは養子縁組への過程であるようであり、養子縁組ほど敷居が高くなく・・・一種の代理養護制度であるために・・・里親には手当さえ支給されるのである。

実際には選択権は里親側にあるシステムだが・・・ドラマの中では水沢がルールを逸脱して子供たちに選ぶ権利を与えているという設定になっている。

そこに・・・いろいろと複雑な問題が発生することは・・・各自で想像していただきたい。

しかし・・・親を喪失した子供が・・・格差的環境に置かれることを回避するために・・・擬似両親を制度として付与するシステムはある程度は有効だと社会が考えているわけだ。

もちろん、そう思う人もそう思わない人もいるのである。

そのような架空世界で・・・ポストたちは・・・必死に生きているのである。

そんなドラマを娯楽として享受していいのか・・・という意見もあるだろうが・・・キッドはいいと思う。その楽しさの中から何かを感じることもあるだろうから。

新しい里親候補が舞い込み・・・里子候補たちは沸き立つ。

それが「優良物件」であるらしいからだ。

深夜に廊下を彷徨い歩き、ドンキ(鈴木梨央)を恐怖のどん底にたたき落としたオツボネ(大後寿々花)は里親候補が裕福だと知り・・・眼帯に覆われていない右目を輝かせる。

しかも・・・有名な占星術師の女里親候補の指定で・・・「いて座限定」という妙な条件が付き、オツボネは条件に合致する。

そして・・・ポストも。

魔王はオツボネとポストの二人を里親候補の元へ届ける。

しかし、応対したのは家政婦の三田村(犬山イヌコ)であり、両親は不在で・・・インターネット回線を通じて面談をすることになる。

すでに・・・里親放棄である。

しかも・・・二人には実の娘のクララではなかった・・・アズサ(優希美青)がいるのだ。

アズサは・・・体操競技で足を痛め・・・完治しているのに心理的抑制で歩けなくなってしまった車椅子の少女なのであった。

里子とはクララ・・・アズサの話相手を務めることだったのである。

「養子縁組される場合は学費と成人するまでの生活費を支給する契約となります」

ビシネスライクに宣言する家政婦の三田村・・・。

「そんなひどい・・・」と落胆するオツボネ。

「結局、お金が目当てなのね・・・そんな人いらないわ」とクララアズサは拗ねた態度で応じるのだった。

物語の中で誰よりも自立した人間であるポストは・・・クラアズサに興味を持つ。

クララズサに「孤独」の匂いを嗅ぎつけたのだ。

養護施設カモを待つ「コガモの家」に戻ったオツボネは・・・条件に合わないことを理由に里子候補をやめる。

「そんなにお金が欲しいの」と問う仲間たちに・・・ついに眼帯をとるオツボネ。

オツボネの左目は・・・幼い頃、酔った母親に虐待されて傷つけられ・・・赤く濁った惨状を示していた。

「手術して・・・普通の女の子になりたいの・・・お金がいるのよ」

そんなオツボネに・・・暴力的で享楽的な母親を持つドンキはシンパシーを感じるのだった。

一方・・・おぼっちゃま蓮(藤本哉汰)に恋するピア美(桜田ひより)は・・・二人が相思相愛であることを確認するために黄昏の邂逅をするが・・・蓮の意中の人が自分ではないことを知り傷心する。

一方、理想の里親ジョリピー夫(城田優)に対して「あなたあなたにいてほしい」とせつない願いを小坂明子的に抱いていたボンビ(渡邉このみ)は・・・ジョリピー夫妻の実の娘らしいレイカ(小西舞優)にハンカチを貸してもらいそうになるという屈辱を味わいブルーな気分になる。

ピア美とボンビの悲しみがとまらないのだった。

何故か不在がちなロッカー(三浦翔平)に変わり・・・魔王がかってその子供を殺したという女(鈴木砂羽)の弁当屋に出向くドンキ。

魔王の心の闇を垣間見てまたもや恐怖を感じるのだった。

基本的にドンキはホラー映画のヒロインなのである。

一方・・・ポストは・・・「両親が不在がちで・・・親がいても孤独な」クララサに寄り添い・・・擬似母性を発揮し始める。

「クララ・・・あんた・・・本当は立てるんでしょう」

「ハイジ・・・あなたは・・・どうしてハイジなの」

まあ・・・脚本・監修の人のこだわりが明らかだな。

やがて・・・クララはハイジと孤独を共有し始めるのだった。

里親候補から離脱したことを魔王にとがめられたオツボネは失踪。

「お金にこだわりすぎるんだよ・・・」

そんな魔王にドンキが告げる。

「でも・・・女の子だから・・・あの目は・・・なんとかしたいと思う」

「ちっ」

オツボネは水商売を経営する実の母親(西尾まり)の元へ・・・。

しかし・・・母親は実の娘に売春を強要するのだった。

ラブホテルで客が来るのを待つ間・・・オツボネはポストに電話する。

「どうしたの・・・」

「今・・・私・・・お母さんに優しくしてもらって幸せなんだ」

「嘘だね・・・私は本当の妹じゃないけれど・・・あんたが嘘ついていることくらい・・・わかるよ」

「ポスト・・・」

「オツボネ・・・」

そんな二人の絆をうらやましく思うクララだった。

ハイジとクララもまた擬似姉妹としてベッドを共にしたのである。

間一髪でロッカーに救助されるオツボネ。

すべては・・・水沢の支援によるものだった。

「これは・・・犯罪ですよ・・・お母さん」

「客なんて呼んでないわよ・・・あの子を追い払うための仕掛けよ」

「あなたは・・・母親になろうと思えばなれたのに・・・自ら、それを拒否した」

「・・・」

煙草の煙の向こうでオツボネの実の母親は心の暗闇をしまいこむ。

立つ練習をするクララとハイジの元へ・・・パチ(五十嵐陽向)がやってくる。

パチのカエルの玩具に驚いて・・・クララは大地に立つのだった。

暗い世情に一瞬差し込む陽光。

しかし・・・復活を告げるアズサに・・・アズサの両親は二人が離婚することを告げるのだった。

アズサと里姉妹になってもいいと思い始めるポスト。

しかし・・・アズサは自傷行為で自らの膝を砕き・・・救急車で運ばれるところだった。

「クララ・・・」

「親がいても・・・いないのと同じだったよ・・・」

家政婦の三田村が乗り込むと救急車は走り去る。

魔王は・・・オツボネのためにカレーを用意して待っていた。

ポストのベッドではパチが待っていた。

ドンキが語りかける。

「私・・・里親お試しに行ってみようと思うの」

「どうして・・・」

「幸せを捜しに」

「幸せか・・・幸せなんてどこかにあるのかな」

「さあ・・・どうかしら」

関連するキッドのブログ→第2話のレビュー

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コメント

キッドさん☆おはようございます(*^^*)

2話終了から3話まで長い一週間でした
オンエア時は本編の内容だけでなく
言葉のひとつひとつが槍玉にあがってしまうので
魔王の発言にはとくに気が気じゃないし
本編と同様にCMにも注視せねばならなくて
1時間 全く気が抜けなかったです 笑
震災の時とはまた違うACのコマーシャルに
悪くないと思ったり でも段々気持ちが重くなってしまったので
今 思えばスポットだったとわかるのですが
ふつうのCMが流れた時はちょっと嬉しくて泣きそうになっちゃいました
子どもは高須クリニックのCMが流れるのを期待していたみたいですけど(^^;;

一話終了時でこのドラマが問題視された時は
確認の為に再放送を見ましたが日テレの炎上商法だという意識も強くあってまさか全社がCM見合わせとなる事態にまで発展するとは夢にも思いませんでした
ネットの世界限定かもしれませんが雲行きがどんどん悪くなっていくので
思わずIDをとり私も番組の感想コーナーに投稿してしまいましたが
そこは狂気の世界だったです
初回から魔王は悪い人には思えないし誇張されてはいましたが
昔気質の躾をしているにすぎないと思って見ていたので
施設での虐待ドラマみたいな認識で話しが進んでいたり
放映注意を求めない人間は思いやりのない身勝手な人間みたいな論理に
納得いきませんでしたが 今は傍観しています

日テレの最初の対応に問題があった気もしますが
過剰反応でCMが取りやめになってしまう現実を見ると
このドラマの問題がきっかけで
世間の目がクレーマーに対して厳しくなって
制作現場の人が自由に表現しやすい環境になればいいなと願っています

前置きばかり長くなってしまいましたが
子役さんだけでなく大人の演技も素晴らしかったので
見終わってからジーンときました
自傷行為に及び救急車に乗せられた子に付き添う家政婦さんの
ほんの短い出番に救いを感じたり
やっぱり私はこのドラマが好きで最後まで見守りたいと思いました

投稿: chiru | 2014年1月30日 (木) 08時55分

シンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃ いませ・・・大ファン

本当に長い一週間でしたねえ。
キッドは「軍師官兵衛」の下調べに使う時間と
同じくらい・・・「ポストちゃん」問題についての
素晴らしいインターネットの世界の観測に使い、
ほとほと疲れ果てました。

どのようなことについても賛否両論があっても
構わないとキッドは考えますが
今回の騒動にはどこか異様な気持ち悪さがございますね。

特に「判断力のない子供」とか
「現実に傷つく人」とか
あたりさわりのない曖昧な言葉を使って
言論を封じ込めようとする姿勢を
このドラマをバッシングする側に強く感じます。
そのなりふりかまわぬ姿勢が異常なんですな。

ただでさえ・・・日本テレビとフジテレビが
ドラマで対決している時間だけに・・・
様々な邪推も生じます。

キッドが一番強く感じたのは・・・
「死ね」と言ってはいけないので言った人は「死ね」という「バカと言った人がバカ」的な
幼稚な論理をくりかえしくりかえし主張しているバカがいるということでございます。

匿名の人たちが何を言おうと
言いたいことを言ってるだけで
すみますが・・・
実名を出して本格的な攻撃が開始されたとなると
とてもスルーはできない気持ちになってきます。

あの人が「バラエティーだけでなくドラマにもか」と嘆く気持ちは充分に分かるのです。

キッドたちは・・・「毎度馬鹿馬鹿しいお笑い」をお届けしたい一心で・・・
時には「パイ」を投げ合い
「食べ物を粗末にしている」とお叱りを受けて来た。
そして「すいませんでした」と頭を下げ続けて来た。
分かります。
道理ですから。
しかし・・・貧困ネタで米を買っているような
同業者に「心ない」とは言われたくはない・・・と
心底思ったりもするですな。

・・・失礼しました。
つい、愚痴を申しました。

心の優しい人間ほど
「面白ければ何をしてもいいのか」という
批判には心が揺れるものがある。
悪魔になれば
「いいに決まってる」と開き直ることができる。

しかし・・・作り手も一人一人の人間です。
弱い人もいれば強い人もいる。
そういう人たちに「死ね」と言い続けて
死んだら・・・快哉を叫ぶのか・・・と
キッドは思わずにはいられないのですな。

まあ・・・それで・・・
「親を失くした子供たち」が救われるなら・・・
それでもいいかもしれない。
尊い犠牲と言えるでしょう。

しかし、キッドは断言できる。

子供を捨てる親はいなくならない。
子供を虐待する施設の職員はいなくならない。
子供を搾取する里親はいなくならない。
子供同志のいじめはなくならない。

「ドラマ」は明らかに
そういう過酷でみじめな現実に
救いを見出す心を表現していると。

「ドラマを最初から最後まで見る人ばかりでない」
「一瞬でもたった一人でも嫌な思いを抱かせてはならない」
「だから、即刻中止するべき」

こんな論理を展開する識者は・・・おつむのねじがゆるんでしまったとしか思えないのですなーーーっ。

ツイッター上に共演者たちの笑顔のスナップが出れば
こんな問題が出ている時に無邪気に笑っていいのかと
冷や水をあびせかける。

断言してもいい・・・
このドラマに対するクレーマーは
食品に毒を混入する人間の予備軍です。
間違いない。

そして・・・何と言っても気持ち悪いのは
「独善的な優しさのようなもの」の押し売りですね。
恐ろしいほどにネット上にはびこっている。

そして・・・健全な人間に
自分たちの病をゴリ押しです。
これほどまでに
「表現の自由」に対する危機を感じたことは一生の間なかったのでございます。

「楽しくなければテレビじゃない」じゃなかったのかよでございます。

まあ・・・さすがに日本テレビは
良識ある態度で受けて立ってますけれどね。

それだって・・・いつまで持つか。
視聴率が維持できるかどうかにも関わってきますしねえ。

今季は・・・「孤児」ものと「難病もの」の激突で
「お涙ちょうだい」の手法分析をじっくりと
やってみたかったのてすが・・・
もうそれどころじゃなくなってガッカリでございます。

ハラハラして笑うところで笑えませんものね~。

犬山イヌコいい味出てましたニャース。

見守りましょう。

そして・・・エールを送りたい。
がんばれ、スポンサー。
がんばれ、日本テレビ。
がんばれ、制作会社。
がんばれ、スタッフ&キャスト。
がんばれ、お茶の間。
死ね、自分を省みないクレーマーどもよ。

投稿: キッド | 2014年1月30日 (木) 15時24分

こんにちは。

仰る通り!
虐待もイジメも詐欺も汚職も浮気も不倫も…ヾ(゚∇゚*)オイ
なくならない。
ドラマに感情移入しながらもドラマだと分かって見てるかと思いきや、
ドラマなのに感情的になってケチつけてるお年寄りの方も居ますしねぇ。
「ドラマじゃん」って扱いのドラマ嫌いも嫌だけど。

『永遠のO』で号泣した自分とは真逆に、
「この映画を観て泣ける人が居るんだろうか?」
って感想もありなのは当然でしょうけども…
それでもとことんコケにされると、
人格を否定されてる気さえしてショックでした。
感想は人それぞれですもんね~。
自分が正しいって考え方・言い方(書き方)は、
ネットの世界もお店のお客様からも学ばせて貰えるから不自由ない(笑)

そこへキッドさんの心の叫びですよ。
私の心に響いて
めちゃスッキリした~ヽ(*´∀`)ノゎぁぃ♪

学ぶけど真似できない(笑)

投稿: mana | 2014年1月31日 (金) 10時41分

|||-_||シャンプーブロー~mana様、いらっしゃいませ~トリートメント|||-_||

御賛同ご共感いただき、感謝感激恐悦至極でございまする~。

浜の真砂は尽きるとも
世に諸悪は尽きぬのですからな~。

生とは悪そのものなのですし~。

そういう浮世のあれやこれやを
見るも憐れ、語るも情けなのでございます。

虚構がリアルであってもなんの問題もありませんし
虚構がリアルである必要もない。

基本的に
こういう騒ぎを起こすのは
自分がバカだと思っていないバカと
相場が決まっているのですな。

まあ・・・こっちもバカなので
馬鹿馬鹿しいことになるに決まっているのでございます。

キッドなんて
「家族に見せられないものは作りたくない」
というマイホーム・プロデューサーを
何度、妄想的に絞殺したことか・・・。

一度でいいから聞いてみたい・・・。
「面白ければそれでいい」という神様の声を・・・。
なのでございます。

しかし・・・まあ・・・
面白さが分らない人に
面白さを伝えてこそのビジネスですからねえ。
まあ、テレビの場合、五人に一人が
面白いと思えれば成功なのですな。
視聴率20%ということですから。

ところが残り、80%の中に
必ず・・・そんなことで面白がってはいけない
という方がいらっしゃる。

これが物凄く困ったものなのです。

そういう人の中に
ジャンヌダルクを火炙りにしたり
戦闘機を推進爆弾化したり
自爆テロを仕掛けたり
冷凍食品に農薬混ぜたり
ドラマを放送中止にしろと言い出したりする人がいる。

キッドはやるならやってみろと
思うのですが
世の中の人は
基本的にテロに屈します。
ながいものにはまかれます。
土下座ほど安いものはないと土下座します。
そして・・・
欲しがりません、勝つまではの時代がやってくるのです。

せめて・・・自分も神様だと思うように
他人も神様だと思っていることだけは
義務教育してもらいたいと考える今日この頃ですな。

まあ・・・上と下から責められて
「私が頭を下げればすむなら」と
首を差し出す中間管理職。

さすがに・・・ちょっと可哀想ですなあ。

でも・・・ちょっぴりクスクスいたします。
悪魔でございますからあああああああっ。

顔で笑って心で泣いて
浪花節だよ人生は~なのでございますねええええ

投稿: キッド | 2014年1月31日 (金) 15時10分

明けましておめでとうございます(笑)  
一応、ギリギリ正月=1月ってことで。
   
あのジャーナリストね♪
一応、最初から一通り目を通してますが、
ウチではスルーしてます。
あのこだわり方は、かなり独特ですよね。
一体、何があったの?って感じ。。
    
このドラマ、一番気の毒なのは三上でしょ。
子役たちは明らかに賛辞が優勢なのに、
クセのある面白くていい人を好演してる
三上にはほとんど陽が当たらない。
それどころか、虐待者扱いですからね (^^ゞ
 
養護施設とか里親、養子縁組の親が、子供に
ドラマの見方を教えるとか、見せないとか、
どうして自分達の努力で何とかしないのか。
あと、これでドラマが大幅に変更されたら、
被害者の子どもたちが余計辛い立場になるかも
知れないって事が分からないんですかね。
そっちのリスクの方が巨大だと思うけど。。
   
     
何とも残念な展開なわけですが、残念と言えば、
今日で運用が終わる旧・アクセス解析☆
あちこちで少なからずの不満が出てますが、
なぜ新・解析に切り替えるのか不思議です。
見る手間を省いてくれる配慮なのかも
   
一応、生ログは数ヶ月後に復活させる動きが
あるようですが、そんな部分的システム改修より、
すべて元に戻すだけで即・解決するんですけどね。
新たな契約上、無理なのかな。
     
ま、プライベートも含めて、正月から色々
不満だらけですが、現実とはそんなもの。
その中でたくましく生きる姿こそ美しい。
もちろん、「ながらスマホ」のCM少女も
別の意味で美しいですね
今回、お互いの記事の冒頭ネタが
一致してるのが笑えました♪
   
来週以降も、あのCMを見せてくれる
親切だと考えときましょうか。
・・とか言いつつ、日テレの回答が気になるかも。
    
空気が乾燥してるので、お互い注意しましょう(笑)
それでは、今年もよろしくお願いします。。

投稿: テンメイ | 2014年1月31日 (金) 22時28分

○-○)))テンメイ様、いらっしゃいませ。○-○)))

本年もよろしくお願いいたします。
お引っ越し御苦労さまでございました。

ふふふ・・・あのジャーナリストでございます。
取材対象に感情移入し過ぎているのか・・・
あるいは一種のシンパシー的駆け引きを
しているのかもしれませんが
ある種の私怨を憶測してしまうほどの
偏りを感じさせますな。
まあ・・・報道局的立場と
制作局的立場にはある程度の摩擦があるものですが。
報道だってオクラになって
口惜しい思いをした経験はあるだろうに・・・
と思わずにはいられない・・・
大丈夫か・・・
と心配になる感じなのでございます。

ふふふ・・・役柄が魔王(三上)ですからねえ。
悪魔としてはうかつにツッコミができない対象です。
基本的に讃えないとなんですからねえ。

魔王は基本的には
躾と虐待のはざまを生きるキャラクター設定でございますよね。

まあ、前時代的と現代の間隙と言いますか・・・
こういう親がいたっていいだろう・・・的な
だって・・・子供たちに言ってることは
すべて正論で
ナイスアドバイスでございますから。

恐ろしいことが必要だった時代が
終わったなんて誰が決めたんでございましょうか。

体罰撲滅キャンペーンの結果・・・
ものすごい乱暴者が出現するのは
確実だと思いますけれど。

まあ・・・一応、厚生労働省と
総務省のかけひきが軽くあったと思われますな。

テレビ局もスポンサーとある程度、協議が進み全国児童養護施設協議会とはある程度折り合う姿勢を見せるということでしょうな。

喧嘩していても誰も得しませんからねえ。

向こうは・・・面子の問題ですから。


まあ・・・「郵便ポストの前に捨てられていたのでポスト」という設定変更があったら・・・
一同爆笑するばかりでございます。

そもそも・・・赤ちゃんポストというものは
日本国内には存在しないし・・・
ドラマの中が日本国内なのかどうかも定かではないわけです。

このドラマがアウトなら・・・
「国内冷凍食品農薬混入事件」の報道もアウトですからな。
明日から民放は・・・朝から晩までACを流し続けることになる。

表現の自由は報道の自由・言論の自由に限らず、芸術等の創作的活動に対しても幅広く認められるべきである。この場合は特に「創作の自由」と呼ばれることもある。検閲は憲法第21条第2項で禁止されており、本来は内容の社会的な評価にかかわらず守られるべきである。
「表現の自由は絶対不可侵」という根本を真剣に考えている表現者の少なさがすべて・・・という気もいたします。

まあ・・・民放のテレビ番組は商品広告の
おまけのようなものなので
公序良俗や、プライバシー侵害、名誉棄損などの個人の人権を持ちだされると・・・
問題にされることが問題になってしまうという
ジレンマを抱えているのは間違いないのでございます。

だからこそ・・・メディアは日本国憲法などの
ローカルルールで勝負せず
根底的な理念で対応するべきなのですな。

ひとつの生命線でございますから。

そうでなければ「メディアは死んだ」ということになりましょう。

そうそう・・・ココログのアクセス解析のうち
「ページ別アクセス数」がなくなったら・・・
ほとんど無意味ですよね。
年に何度かある津波のような膨大なアクセスが来ている時・・・・。
どの記事かわからないアクセス解析に
何の意味があるのか・・・不可思議です。

今回は極めて特殊な記事だったので
トラックバックを送るのを自粛していたのですが
その時、アクセス数がどのように
増減するのかは・・・興味深いポイントと言えますし。

基本的には
サービス(使用情報量)の節約ということでしょうねえ。
時代とは明らかに逆行していると思いますけれど。
まあ・・・ブログ文化が時代と逆行していると言われればそれまでですけどね。

最新の情報をつぶやきで
キャッチできれば・・・それでいい・・・
その底の浅さはかなり恐ろしい感じでございますよ。

ふふふ・・・「ながらスマホの美少女」は
「SPEC」の二代目ミヤビちゃんであり
「昼ドラマ」の米兵に処女を捧げるパンパン少女であり
「あまちゃん」のヤング春子でありまして
吉永小百合クラスのインパクトを内包している
注目株でございますよ

回答期限が次回オンエアの直前なので
まあ、一種のポーズでしょうな。
双方に折り合いをつける根回しがついていないと
決裂もありえると考えます。

なにしろ・・・「やめろ」と言ってる相手に
「悪い所をなおします」と言ってるだけなので
平行線と言えば平行線なのですからな。
そして・・・「悪い」と言ってる方も
「どこが悪い」と分ってるわけではないのです。

スポンサー的には「ポスト」よりも
「パチンコ」の「パチ」の方が問題でしょうしねえ。

とにかく・・・必要以上に
観測に時間を消費した一週間・・・。
キッド的にはこれで一服するつもりでございます。

引っ越しの完全なる完了をお祈り申し上げておりまする。


投稿: キッド | 2014年1月31日 (金) 23時33分

何時もお世話になっております。

2週間以上もドラマの魔王やポストの呼び方でここまで抗議が続くとは正直思いませんでしたし、何よりスポンサーが全部降りざる得ない事態になる事は今後民放はスポンサーなしでも放送できる体制が無いといけないという事でしょうね。
それ以上にこのドラマがダメなら多くのドラマは制作できない事になります。仰る通りMotherの方が余程凄かったと思います。このドラマには子供達はいじめを受けていません。現実とはどういうことなのかを魔王が厳しい言葉で教えているに過ぎません。それがいけないという事は余程病院や狂ったジャーナリストが知らないというか魔王より凄い大魔王に感じます。
こういう正義気どりする人たちほどたちの悪いものはありません。回答する時間はありますし、まだ視聴者がこのままで良いという声があれば変更せずに行けると思います。
魔王とポストたちは大魔王達に負けるな!とエールを送りたいですね。

投稿: PGM21 | 2014年2月 1日 (土) 23時32分

オールマイティニコメンテート〒~PGM21様、いらっしゃいませ~〒オールマイティニコメンテート

今日のお夜食はカニサラダでございます。
ガーリックトースト添えになっております。

ある意味で・・・これは一種の悪夢でございますよね。
運がいいとか悪いとか・・・そういうことって
確かにあると今回の事例を見て思います。

ストレスのたまっているある種の組織に
偶然はまるキーワードを使用してしまった感じがございますな。

そして・・・「良識」と「非常識」の区別が
つかない輩がわらわらと群がりだした感じです。

まあ・・・名もなき人々が自由に語ることができる
素晴らしいインターネットの世界の誕生の光と闇でございますねえ。

彼らが「悪質」であることは間違いありません。

それはある程度「ドラマ」について語ってきた人々が
「やりすぎ」の思いを同じくしていることでも明らかです。

バッシングしている人々の「論理」の幼稚なこと・・・呆れるばかりでございます。

もちろん・・・「ドラマ」がいつだって完璧なことなんてありません。

しかし・・・よりよいものを作ろうと誰もが努力していることは間違いないのです。

そういう「心」を全く感じない人間は・・・
やはり・・・少し、精神に問題があるといって差し支えないでしょう。

「現実」とおりあいがつかないからといって
「虚構」を責めても虚しいばかりですよねえ。

「病院」についていえば・・・自分たちの善行に賛否両論があることが受け入れられない。

「ジャーナリスト」についていえば・・・自分の正論に無謬性を持ち込み過ぎている。

自分にできないことを他人に求めるのは愚の骨頂でございます。

養護施設も里親も千差万別なのに
まるで一つの正しい形しかないという教条主義には辟易しますな。

しかも・・・他人の意見には全く耳をかさない・・・。

とにかく・・・「明日、ママがいない」は
最後まで放送を貫き・・・悪い例を残さないように
頑張ってもらいたいと考えます。

悪魔ですので大魔王様の悪口は言えませんが・・・
奢り高ぶった魔女狩りの信奉者たちが
地獄の業火で焼かれることは火を見るよりも明らかであることを申し上げさせていただきます

投稿: キッド | 2014年2月 2日 (日) 01時40分

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