邪魔だ・・・どけっ(綾野剛)どかねえよ(向井理)S-最後の警官-はどっちなの?人類は滅びるの?(吹石一恵)
まあ・・・滅びない方向だと思うぞ。
SFじゃないからああああああああっ。
根性なしのTBSテレビめ・・・「アンドロイド」ものの次は「インベーダー」ものをやるべきだろうがっ。
まあ・・・登場するテロリストが完全に宇宙人的な描かれ方だけどな。
「最後のゆとり世代がお受験」みたいな御時勢だからな。ゆとりテロリストなんだろう。
なめられてるぜゆとり世代かっ。
誰が「Where's THE SILENT MAJORITY? /高橋優」を歌えと言った。
真正面からインベーダーと戦うエスパーの話が見たいのさ。
とにかく・・・「天誅」以外は出そろったプライムタイム・・・初回の視聴率を比較すると・・・。
①「S 」18.9%
②「妄想ショコラ」14.4%
③「宝塚警部補」14.2%
④「明日、ママがいない」14.0%
⑤「戦力外捜査官」13.3%
⑥「バチスタ4」12.9%
⑦「宝塚取調室」12.5%
⑧「三匹のおっさん」11.6%
⑧「医龍4」11.6%
⑩「僕のいた時間」11.2%
⑪「夜のせんせい」10.6%
⑫「つづくが長い私の嫌いな探偵」10.0%
⑬「隠蔽捜査」*8.2%
⑭「卒業旅行でるんるんロストデイズ」*7.1%
暫定1位に敬意を払ってレビューします。
「天誅」にどんなチャンスがあるんだよっ。
で、『S-最後の警官-・第1回~2回』(TBSテレビ20140112PM9~)原作・小森陽一、脚本・古家和尚、演出・平野俊一を見た。チンピラたちに高額な武器を配布する謎の男「M」・・・。そのために東京都民は無差別殺人の危機に見舞われる・・・来るべき仮想敵国工作員によるテロに備えて・・・警察庁は新たなる特殊部隊・警察庁特殊急襲捜査班NPS(フィクション)を組織する・・・しかし、公式を見ると・・・「正木圭吾」(オダギリジョー)「コードネーム「M」と呼ばれる謎の国際テロリスト。世界中の紛争、武器流通にも関わっている節があり、日本の暴力組織はもとより、これまで武器を手にすることのなかったような者たちにまで殺傷力の高い武器をばらまいているが、その真意は不明。NPS創設者である霧山六郎(近藤正臣)との繋がりが疑われる」と記述されているのだった。
なんてことだっ。
戦争があったときよりも沢山の人が
尊い命を自らの意思で絶ってるこの世界で
だから・・・歌うなよっ。
これは・・・宇宙人の侵略物語じゃないのかよ、キリヤマ隊長・・・。
ソガ隊員(綾野剛)、フルハシ隊員(池内博之)・・・アンヌ隊員の代わりに土屋アンナぶっこんだんですかあああああああっ。
・・・もう、いいか。
幼い頃に幼馴染のゆづる(大宮千莉→吹石一恵)の両親が殺害された現場を目撃したイチゴこと神御蔵一號(向井理)は「犯人を生きたまま捉えて取り調べなければ被害者の苦しみが癒されることはない」という奇妙な思想に取りつかれてしまう。
そして・・・警視庁田園調布警察署洗足交番勤務り警官から・・・「凶悪犯をも確保する特殊部隊」警察庁刑事局捜査第一課NPS隊長の香椎秀樹(大森南朋)の抜擢によって・・・NPS突入第一班隊員としてスカウトされるのだった。
基本的に・・・警察内の特殊部隊は・・・秘密警察的要素を持っています。
なぜなら・・・「死刑」が象徴するように「毒」は「毒」をもって制するしかないからです。
非合法には非合法・・・武装した犯罪者は射殺もやむなしです。
しかし・・・お茶の間にはそういう当たり前のことに耐えられない人間が多いため・・・「情報取得のための捕虜確保」を「人命尊重で犯人を殺さない」でテーマにしているのでございます。
「ああ・・・面倒くさい」
しかし・・・天才と紙一重の気配のある科学警察研究所主任研究員・横川秋(土屋アンナ)は負傷した警視庁機動隊隊員・篠田(小澤亮太)を止血したイチゴの手がなんらかの神秘の力を持っているのでは・・・と疑い・・・検証のために生卵を割って掌にのせてみるのでした。
「ヒヨコになるとでもいうつもりかっ」
一方、公式的に「M」とつながりがあると仄めかされている元警察庁次長の霧山は警察庁長官官房審議官のアマギ隊員(菅原大吉)を操り・・・非合法組織撲滅のための特殊部隊の確立を意図しているのだった。
つまり・・・「犯人の人命尊重」は建前で・・・「犠牲を最小限に抑えて治安を維持する」特殊急襲部隊SAT(フィクション)の拡大こそが真意らしい・・・。
ちなみに実在する警視庁のSATは単なる警視庁特殊部隊です。
とにかく・・・「M」の散布した凶器の効果は抜群で・・・ゆとり世代の若者たちは次々と発狂し擬似テロリストと化すのだった。
立てこもり無差別銃撃、通り魔、爆破兼銀行襲撃などやりたい放題である。
脚本家はゲーム的な筋立てには定評あるのだが・・・今回はかなりいきあたりばったり感を漂わせている。
たとえば・・・秀樹隊長は・・・。
「犯人を確保して・・・仕掛けられた爆弾の在りかを聞きだすまではうかつに動くな」
このように隊員に自重を促す。
そのために・・・犯人が人質をレイプしたり、殺害したりするのをじっと見守るイチゴとSATからレンタルされたソガ隊員。
しかし・・・突然閃いて・・・爆弾の配置場所を見抜く秀樹隊長。
ただちに・・・広範囲に仕掛けられた爆弾を三分くらいで検索する少数精鋭のNPS隊員たち。
警察犬ポインターはとにかく万能の神の如く爆弾を発見してしまうのだった。
そんなことは知らないイチゴはとにかく・・・犯人になぐりかかり、防弾服を着ているので撃たれても平気の超人パワーを発揮する。
とにかく・・・こういう時は確実に露出した頭部を狙いましょう。(すぐになれるテロリストの手引きより)・・・おいっ。
公式によれば・・・姉を殺されているらしいソガ隊員は・・・「お前たちのやり方は生温い・・・愛しい人を殺した人間がこの世に存在していることが苦痛だと感じる被害者遺族の気持ちがわからない」と特殊能力「涙目」で非難するのだった。
頼まれれば合コンの手配もしてくれるイチゴの大切な人・・・ナースゆづるも「ソガ隊員は哀しい目をしてる・・・」と断言するのだった。
こうして・・・犯人を射殺しようとするソガ隊員を邪魔することが生きがいのイチゴの活躍は続くのである。
「頭の悪い犯人相手だから・・・こんな感じでいいんじゃね」とハヤタ隊員(平山浩行)は嘯くのだった。
きっと・・・「M」との最終対決は・・・「劇場」で・・・「ATARU」のプロデューサーは「オールド・ラング・サイン」をすでに口ずさんでいると妄想できる。
ここで生まれ育って良かった
そう心から言えるときを信じてる
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