貴方を殺して私も死ぬ確率(鈴木梨央)小さな小さな世間(桜田ひより)誤解を招く表現に心から握手を(芦田愛菜)そして、ご褒美の雨はふりそそぐ(三浦翔平)
後半、一同爆笑につぐ一同爆笑である。
こんなドラマに誰がしたという・・・笑ってはいけない笑いの連続を堪能するのだった。
「表現の自由」を必至に死守するお笑い芸人の下ネタに・・・「知る権利」だとか、「報道の自由」だとかを尊大に主張する知識人たちはいつだって土下座するべきなんだな。
まあ・・・そんなことをしたら米が買えなくなるからしないわけだが。
言いたいことを言う人に言いたいことを言う。
そういう風通しのよい社会こそが・・・じめじめした日本の風土に求められています。
金メダルを目前に転倒する人・・・それでも金メダルの人もいれば銀メダルの人もいる。
世界の頂点での戦いでもそういうことはある。
二度、関東に大雪が降って、一度目は完璧に雪かきが出来たのに二度目で転倒して脇腹が痛いわけだが・・・。
痛みをこらえて涙を流して笑うわけである。
成功体験による油断にお気を付け下され~。
で、『明日、ママがいない・第6回』(日本テレビ20140219PM10~)脚本監修・野島伸司、脚本・松田沙也、演出・長沼誠を見た。かっては脳細胞は成人以後は発生しないのが常識だったが、今はそうではないことが判明している。そういうことは様々な研究の成果である。それでも十歳までに多くの脳の機能はほぼ発達を終える。特に五歳まではかなり決定的なものと考えられている。三つ子の魂百までは・・・観相による真理なのであった。科学はそれを解明するために様々な実験を行ってきた。脳細胞は局所によって機能が変わることが知られているわけであるが・・・これを確かめるためにたくさんの犬たちが生きたまま脳細胞を切除され、何ができなくなるかを観察されてきたのである。脳細胞の発達具合を調べるために猫の目を閉塞させ、閉塞しない場合の発達具合なども比較検証されている。医学の発達はそういうある意味で残虐な行為によって支えられているのである。そういう事実に耳をふさいでいては実験動物たちへの感謝の気持ちは生まれないだろう。もちろん、悪魔はそこまでして生きたくないと叫ぶのも自由だと考える。
母親(酒井美紀)が愛人を相手に傷害事件を起こし、拘留中に施設に預けられ、さらにその母親から育児放棄をされたドンキ(鈴木梨央)の心は深い傷を負い、壊れかけている。
里親候補の川島夫妻(松重豊・大塚寧々)から優しくされ、幸福であることに恐怖を感じたり、恐怖を克服してもう一度、川島夫妻に対すれば今度は「普通に接してもらいたい」と願う。
しかし・・・「捨てられたくない」という思いから・・・孤児の先輩であるロッカー(三浦翔平)に「里親に気に入られる方法」を問いただすドンキなのであった。
絵心のあるロッカーはドンキの似顔絵を描く。
「私・・・こんなにかわいくないよ」
「・・・」とロッカーはドラマ冒頭からそうであるように無言なのであった。
「私のいいところってどこかな・・・ピア美みたいにスタイルがいいわけじゃないし、ボンビみたいに眼鏡をとったら美少女みたいなギャップ萌えの隠し玉もないし、ポストみたいなカリスマ性もないし・・・」
「・・・」
「私・・・こわいんだ・・・お試し先の里親さんはすごくいい人だけど・・・嫌われたらどうしようっていつも考えちゃう・・・また・・・捨てられたらどうしようって」
ロッカーは笑顔のドンキを描く。
「笑えばいいってこと・・・?」
「・・・」
笑顔の可愛いドンキだった。
その頃、それぞれの事情を背負った架空の児童養護施設「コガモの家」にニューフェイスがやってくる。
パチンコ狂いの母親に捨てられたパチ(五十嵐陽向)が養子縁組を前提とした里親家庭にひきとられ・・・変わりにやってきたのは同じようにパチンコ狂いの母親に捨てられたニッパチだった。
一部お茶の間愛好家と同様に裏切られた気分を味わうポスト(芦田愛菜)だった。
ニッパチは幼児の皮をかぶった中年のおじさんだったのだ・・・おいっ。
しかし、面倒見のいいポストは二代目パチの幼稚園初登園に付き添うのだった。
魔王こと佐々木施設長(三上博史)のポストに寄せる信頼感は絶大なのだった。
ポストもまた女子小学生の皮をかぶった姐さんだからである・・・おいっ。
ピアノの才能で世界への扉が開き始めるピア美(桜田ひより)は、御曹司・笹塚蓮ことれんきゅん(藤本哉汰)から親戚の音大教授(高橋ひとみ)を付与され、有頂天になる。
「あなたの才能は・・・多くの人から求められるものになる」
「求められる・・・」
ピア美はたちまち守りの姿勢に入るのだった。
独自の路線を歩むボンビ(渡邉このみ)は子供が欲しいジョリピーの人(城田優)にさかんに自分を売り込む・・・そして・・・コガモの家に招くことに成功するのだった。
ジョリピーの人の子供になれるかもしれない・・・ボンビもまた守りを固めるのだ。
ドンキの里親候補である川島家で設備の不具合があり、ドンキは器用なロッカーを招聘し、トラブルを解決する。
「いやあ・・・助かったよ」
「優しいお兄さんなんです・・・私のこともいい子だって言ってくれるんです」
「そうなんだ」
壊れかけているドンキの心は利用できるものは何でも利用して鉄壁の防御を固めるのだった。
その帰り道・・・。
「ありがとう・・・ロッカー」
「・・・」
「二人とも喜んでたよね・・・こういうのを積み重ねていったら・・・私・・・いらないなんて言われないよね」
痛々しいほどに必死なドンキだった。
しかし・・・そこで通りすがりのDV夫とその妻が二人の絆を破壊するために待っていたのだった。
「おまえ・・・浮気してるだろ」
「誤解よ」
「じゃ・・・あの男はなんなんだよ」
「やめて・・・」
妻を突き飛ばす夫。悲鳴を上げる妻。
突然、ロッカーは男に踊りかかり・・・猛烈に男を殴打するのだった。
その光景に目を奪われ・・・微笑みを凍りつかせるドンキ。
妻の制止の声も効かず・・・ロッカーはDV夫を叩きのめすのだった。
やがて・・・警察が到着して・・・逮捕されてしまうロッカー。
豹変したロッカーが恐ろしくなり・・・状況を見失うドンキ。
妻もDV夫を庇い・・・ロッカーは通りがかりの暴行魔に仕立て上げられてしまう。
児童相談所のアイスドール(木村文乃)と魔王は警察に出向く。
「どういうことだ・・・」
「彼は黙秘していますっていうか・・・いつも通り無言です」
「しかし・・・」
「とにかく、彼は暴力をふるったんです・・・それは事実です」
「何か・・・理由が・・・」
「私、知ってるんですよ・・・彼が父親を殺したってこと・・・母親が彼を庇って自首したってこと・・・」
「それは・・・誤解だ」
しかし・・・アイスドールの言葉を立ち聞きしてしまうドンキだった。
「誤解なんですか・・・」
「誤解だよ・・・」
事実を告げられ・・・ショックを受けるアイスドール。
ロッカーの父親は子供をコインロッカーに閉じ込めるような凶悪な男だった。
母親(とよた真帆)が暴力を振るわれているのを止めようとしたロッカーは・・・父親を突き飛ばし・・・昏倒させてしまう。
母親はロッカーに「何もしゃべらないで・・・やったのは私だよ」と告げる。
ロッカーが逃げ出した後で息を吹き返した父親を母親は包丁で刺殺したのだった。
「そんな・・・」
「事実だ・・・なにしろ・・・母親を逮捕したのは俺だ」
「刑事だったの・・・?」
「そうだ・・・」
魔王刑事誕生である。
「ロッカーの母親はどうしているのです」
「服役中だが・・・今は医療刑務所にいる・・・末期ガンで・・・意識不明なんだ」
「そんな・・・」
アイスドールはロッカーの過酷な運命に胸がふさがれるのだった。
同じ境遇のロッカーを捨てて幸せな結婚をする予定のアイスドールなのである。
調理担当のロッカー不在のコガモの家では子供たちがお腹をすかしていた。
魔王の別居中の妻とは知らずに弁当屋さん(鈴木砂羽)から料理を習っているオツボネ(大後寿々花)は腕前を披露しようとするが・・・オツボネの過去の失敗を知っている子供たちは拒絶するのだった。
そこへ・・・ドンキが帰ってくる。
「ロッカーが警察に捕まった・・・」
「どうして・・・」
「殴ったの・・・人を・・・何度も何度も・・・その人、死んじゃうんじゃないかって・・・こわかった」
「そんな」
「ロッカーが理由もなく人を殴るはずがない」とポスト。
「でも・・・」
「相手が何もしてないのに殴ったら・・・暴力だよ」とピア美。
「先に手を出したらダメだよね」とボンビ。
「私たちは・・・世間から色眼鏡で見られやすい。親のない子供一人が暴力を振るったら・・・親のいない子供はみんな乱暴だって・・・イメージになるでしょう」
完全に守りに入るピア美だった。
「ピア美・・・」
「迷惑なんだよ・・・私はこれから多くの人に求められる人間になるかもしれないのに・・・ぶちこわしなんだもん」
「いい加減にしろよ・・・ロッカーはそんな奴じゃない」
「優しい人が残酷なことをすることもあるんじゃないのかな」とドンキ。
ドンキの頭の中は優しいママが愛人に暴力をふるう姿が刻印されているのだった。
「ドンキ・・・」
そこへ・・・魔王がロッカーとともに帰ってくる。
「ロッカー・・・よかった・・・早くご飯作ってよ」
しかし・・・ポスト以外の子供たちは冷たい世間と化していた。
「私たち・・・ロッカーの作るごはんはいらない」
子供たちは食堂を出ていく。
「あいつら・・・ちょっと動揺しているんだ」とポスト。
「うん」と頷くポスト。
「ちっ」と舌打ちを決める魔王だった。
子供たちは「コガモの家」の評価を落すロッカーを排除するためにハンガーストライキに突入するのだった。
「コロコロコロッケにカラカラ唐揚げを・・・いつまでも我慢できるわけがない」と断言するポスト。
「おいしいよねえ」とオツボネ。
なんとか関係を修復しようと食事を部屋に届けるポスト。
「意地をはるなよ・・・お腹すいただろう」
「ポスト・・・あんたはロッカーの本性を知らないのよ」とピア美。
「何言ってんだ」
「ロッカーは父親殺しなんだよ」
「え・・・」
「私・・・聞いたんだもの」とドンキ。
「そんなの間違いだよ・・・とにかく・・・メシ食えよ」
「こんなもの」
料理をぶちまけるピア美だった。
「そんなことをしたらスタッフが美味しくいただきましたってテロップ出さなきゃならないだろう」
「あんたが食べなさいよ」
「食べ物を粗末にするのは・・・とにかく・・・一番まずいのよ」とボンビ。
少し、反省するピア美だった・・・おいっ。
そこへ・・・魔王がやってくる。
「みんな・・・自分の枕を持ってこい・・・そして、俺の話を聞け」
食堂で・・・魔王の説教が始るのだった。
「いいか・・・ロッカーは人を殺してなんかいない・・・ロッカーのクズの父親を殺したのは・・・ロッカーの母親だ・・・それも・・・クズの父親からロッカーを守るために仕方なくしたことだ」
「・・・」
「でも・・・ロッカーが人を殴ったのは事実だし」
「お前たちは何を怯えている・・・お前たちは世間から白い目で見られたくない。そんな風に怯えているのか。だからそうなる原因になるかもしれないあいつを排除するのか。だが・・・それはお前たちの心の漣だ。もう一度、胸に手を当てて考えてみなさい。お前たちの知っているロッカーは・・・本当に乱暴でひどい人間か。そんな風にお前たちはあいつから一度でも怖い目にあわされたか。逆に・・・一度も優しくしてもらわなかったか。そんなことはないはずだ。ならば・・・なぜ・・・ロッカーを庇おうとしないのだ。世の中が白い目で見るならロッカーがそんな人間じゃないとなぜ戦わない。臭いものにふたをして・・・自分とは関係ないと・・・それで終わらせるつもりか・・・腐れきった大人ならそれでもいいかもしれない。大人の中には価値観が固定され、自分が受け入れられないものをすべて否定して自分が正しいと独りよがりで声を荒げて攻撃してくるものもいる。そういう大人は胸にクッションが持てない・・・脳細胞の発達が止まった馬鹿ものなのだ。そんな大人になったらおしまいだぞ。話し合いすらできないモンスターになる。自分を省みず、狂犬のように人にかみつく化け物になっちまう。だが・・・お前たちは子供だ。まだ間に合うんだ。一度、心に受け止めるクッションを持ちなさい。それが情緒というものだ。クッションのない大人は情緒不安定だぞ。始末におえないぞ。この世界には残念なことはいくらでもある。残酷なこと。ひどい事件。つらい出来事。戦争。テロ。大災害。詐偽。通り魔。裏切りにつぐ裏切り。だが・・・それを自分とは関わりのないこと。かかわりたくないこと。そんな風にシャッターを閉めて・・・逃げようとしても無駄だ。歯を食いしばり、一度心に受け止めて、何がひどいのか・・・何が悲しいのか・・・なぜ、こんな悲惨なことになってしまうのか・・・そう考えることが必要なんだ。・・・お前たちはかわいそうなのか。両親がいないからそうなのか。両親がいても毎日吹雪吹雪氷の世界に生きている子供はいくらでもいるぞ。そんな子供たちを両親がそろっているくせにと冷たく突き放すのか。もっと辛い子がいる。誰かに話したくても話せない子もいる。それでも・・・お前たちは世界で自分が一番かわいそうだと思うのか。違うだろう・・・上から目線でかわいそうだなんて思われることにうんざりしてるだろう。何が分るってんだ冗談じゃないだろう。かわいそうだと思うやつこそがかわいそうなんだ。つまらん偽善者になるな。つまらん大人になるな。つまらん人間になってくれるな。お前らほど人の痛みの分かる人間はいないはずだ・・・淋しい時にそばに寄り添ってほしい・・・いつもそう思っているんじゃないのか・・・自分がそうしてほしいことを何故しようとしない」
魔王はロッカーの書いた子供たちへの食事メモを見せる。
好きな食べ物・・・嫌いな食べ物・・・アレルギーがあるから食べてはいけないもの・・・。
子供たちは・・・ロッカーの愛情に頭をたれるのだった。
ロッカーは・・・今際の際の母に特別に面会する。
「殺したのは・・・あなたじゃない・・・私だよ」
その言葉に・・・ロッカーは虚しさを感じる。
「自分をかばって罪をかぶった優しい母親」との約束で貫いた「無言の行」・・・。
思わず病室を飛び出すロッカー。
公園でブランコに乗るロッカーに寄り添うポスト。
「ロッカー・・・風邪ひくよ・・・」
その時・・・星の金貨的驟雨が降りだすのだった。
思わず裸になって慈愛の雨を身に受けるロッカー。
「ああああああああああ」
「ロッカー・・・笑えよ」
「ああああああああああ」
「ロッカー・・・あんたはまた勘違いしてる・・・」
「・・・」
「あんたのママは・・・神様、私の息子をお守りください・・・ひとりぼっちになってしまう私の息子をお守りくださいって・・・言いたかったんだよ・・・だって・・・ロッカーのママは自分の人生を捨てて・・・ロッカーを守ったんじゃないか・・・」
「・・・ママ」
「ママはロッカーをかばったんだよ・・・ダメなパパからロッカーを自由にしたんだよ」
「・・・ママ」
「さあ・・・ママにお別れを言わないと・・・」
しかし・・・母親はすでに旅立っていた。
「・・・ママ・・・ごめんね・・・」
「・・・」
「ママ、ありがとう」
ロッカーの母親は火葬にふされた。
火葬場でロッカーの手を握るポスト。
握手恐怖症のアイスドールは震える手で・・・ロッカーの空いている手を握るのだった。
「ポスト・・・あなたは一度もロッカーを疑わなかったのね・・・何故」
「だって・・・ロッカーはロッカーだろう」
「・・・」
魔王は子供たちに告げる。
「最後にもう一度言おう。世界に存在するあらゆる汚れや醜さから目をそむけずに・・・胸のクッションで心に受け止めなさい。それができる人間は・・・世界の美しさ・・・世界の愛おしさを知ることができる。・・・その時、お前たちの心は傷ついたりしない。お前たちの心は綺麗に磨かれたんだから」
子供たちは自分の愚かさを悟る。
ただ一人・・・心を闇にとらわれたドンキを除いて・・・。
ポストの光とドンキの闇の決戦の日は近い・・・。
そして・・・かわいそうなかわいそうなスケーターに全国のお茶の間が意気消沈する夜だった。
気に病むことはない・・・所詮、他人事ですからな。
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コメント
車座好きな魔王★ザ・トトリ★刑事誕生には連続ドラマの醍醐味(?)を感じたものでしたが、これは"路線変更"によるものなのでしょうか。いやもしそうでも面白かったからいいや……(^_^;。
あと、このドラマでは三浦翔平の起用が大好きです。『ごくせん』は観てなかったのですが、『ハングリー!』『クレオパトラな女たち』ときて今回だったので。将来『ブラックジャック』とかやってほしいわー。
投稿: 幻灯機 | 2014年2月21日 (金) 13時03分
✪マジックランタン✪~幻灯機様、いらっしゃいませ~✪マジックランタン✪
キッドには魔王刑事という構想三十年の未完で未発表なタイトルがあり・・・
やばい気持ちでいっぱいになったことを御報告しておきます。
魔王刑事・・・楽しそうなんだなあ。
警官の家族は大変というのが
よくあるテーマなので
刑事は予定路線かもしれませんな。
足の負傷で退職コースかもしれません。
「相棒」的にも足は刑事の致命傷ですからねえ。
三浦翔平は芦田愛菜の「ビューティフルレイン」で
共演してますぞ。
「サキ」ではサキの実の弟でターゲットでしたな。
軽薄でも真面目でも
本当はいい人なので
「ブラックジャック」はいいかもしれませんな。
正統派の二枚目ですしなー。
キッドは「海猿」の潜水士・服部も好きですぞ~。
投稿: キッド | 2014年2月21日 (金) 17時32分
昨日はしばらくテレビも見ず ネットからの情報も遮断して
ただ時が過ぎていくのを待ちたいような
喪失感でいっぱいで真央ちゃんは無理してスケーティングの改造をしない方がよかったんじゃないかと思ってしまいました
一日で景色が180度変わることってあるんですね!
今日はなんかずっと目を赤くしてます(^^;;
スポーツとしてのフィギュアスケートの神髄を真央ちゃんに見せてもらえてメダルが取れなかったけれど清々しくて真央ちゃんに何度ありがとうって言っても足りない気持ちです
何もしたくなかった昨日ですが
録画をしていた第6話を続けて2回も見てしまいました
一部の人には許せない1話が 私は今までは一番面白味を感じたんですが
この回が魔王の台詞だけでなく演出も好みで
すごく充実した1時間でした
日テレの気概が感じられたのが
昨日の精神状態の私にはとても嬉しかったです
鈴木梨央ちゃんの演技が見応えがあって
彼女の反応がトラウマからきたもので今後
解消していくのか
そこでポストの出番かもしれませんが
次週の展開が楽しみです
投稿: chiru | 2014年2月21日 (金) 22時01分
シンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃ いませ・・・大ファン
「ちょっとまだ私たちも気持ちの整理がつかないんですけど・・・」とお茶の間の気持ちを浅田真央にストレートに伝えすぎてしまったインタビュアーもある意味、凄かったですけどねえ。
浅田真央はインタビューで競技のことを
「試合」と表現します。
それはフィギュア・スケートはスポーツだからという意識の表出なのでございましょう。
しかし、フィギュア・スケートをエンターティメントとして楽しむお茶の間は時にはそれを芸術として考えることがありますな。
それをつきつめると「浅田真央」そのものが娯楽と言えます。
スポーツとしての「試合」には負けたけれど「浅田真央」は本人もお茶の間も楽しめた・・・自己ベストのフリーはそういう意味を持っているのでしょうね。
美しい敗者に乾杯ですな。
まあ、メダルへの重圧がなくなると
どれだけ自由かというひとつの証明でもございまする。
さて、「明日、ママがいない」は
ストレートな自己弁護であり
シニカルな自己主張であり
言うべきことは言った・・・という感じの魔王のセリフが泣かせましたな。
まあ・・・人間も自然の一部ですからねえ。
一部の発狂した人間の言いがかりは
天災だと思って諦めるしかないわけですけれども。
狂人たちにも生きる権利がございますからねえ。
そういう人間の軽い状態を示した子供たち・・・。
しかし・・・ドンキの心の闇は重い暗さを漂わす。
幽かな微笑み。
無表情。
そして、冷たい視線。
鈴木梨央ちゃんの
演技力に圧倒された今回。
ポストとドンキの演技合戦も最高潮でございますね。
投稿: キッド | 2014年2月21日 (金) 23時26分
キッドさま
ああ、あぁ~大爆笑の意味がやっとわかりました(笑)。
さすが警視庁で唯一人論理的思考を持っている施設長ですね。ほんと、心にクッションを! そして「短気は損気だぞ」by 北山 in 『明日の光をつかめ』
もう、第一話だけであーだコーダ言ってくる連中は、冒頭の暗い描写と女子部屋の落差とか、そういうの全然分からないんだからもったいなすぎる……。
映画『ママがいない明日の光をつかめ! おっちゃん北山vs魔王佐々木』を観てみたい。
(魔王と聴くとついつい、歌のおにいさん……ではなくサリーちゃんのパパか鉄腕アトムの悪役かと思ってしまう私です^_^;)
>三浦翔平は芦田愛菜の「ビューティフルレイン」で
しまった! そうです観てます。
今回の役をとってくる事務所も、こなす本人も偉いわ……。
投稿: 幻灯機 | 2014年2月22日 (土) 12時22分
✪マジックランタン✪~幻灯機様、いらっしゃいませ2~✪マジックランタン✪
ねえ、一同大爆笑でございましょう。
これぞ、表現の自由の勝利でございます。
野島巨匠の影に隠れつつ
脚本家のただならぬ力量を感じさせる一幕でした。
ふふふ、渡辺いっけいは魔王よりも悪魔の下僕が似合うわけですが。
老いれば頑なになることもあるわけですが
幼さゆえの頑なさもございます。
頑ななまま大人になれば
社会人としては息苦しい。
「中絶絶対反対」の宗教の名の元に
不平等な社会に子供を送り出すことを絶対的善とする信念を推し進めれば
すべての母親から子供を奪うことが善となります。
創作物の否定はその前哨戦です。
そういう物狂いに押し流されるのは
大人のあるべき態度とは思えませんからねえ。
「明日、ママがいない」万歳でございます。
子供たちが
「生まれてこなければよかった」と叫ぶ自由を奪うことはけして許せませんぞ。
そうなれば親なんてものに意味はありませんからねえ。
そういう含みのある考え方を
理解できない大人たちは本当にやっかいなものでございますよ。
魔法使いサリーちゃん実写版妄想キャスト。
パパ=阿部寛
ママ=仲間由紀恵
サリー=浜辺美波
すみれちゃん=八木優希
よっちゃん=木村真那月
カブ子=芦田愛菜
先生=三浦翔平
投稿: キッド | 2014年2月22日 (土) 16時48分