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2014年2月 6日 (木)

心の傷跡と体の傷跡が混浴(木村文乃)いつもポケットに愛のメモリーを(芦田愛菜)食卓に炊飯器スペシャル(渡邉このみ)

昔はスポンサーは神様だったので・・・ドラマから自動車事故が消えたりした。

本当はCコーラを飲ませたかったがPコーラになったりした。

時代劇から四歳児が消えたりもした。

その時だって誰ひとり、理念としての「表現の自由」が現実に埋没していることに異議を唱えなかった。

そうだ・・・ヘレン・ケラーにとってはテレビドラマなんてあってもなくても同じことだから。

表現方法を変えればいいだけの話だと微笑んだ。

いよいよ、「ドラマを見て傷つく子供がいるという大人の心ない発言」で「ふつうのドラマ」を作ることも許されなくなった。

ドラマ作りのために取材をしてもいいが取材なんかしなくてもドラマは作れる。

荒唐無稽はいつから罪になったのだろう。

火の粉がふりかかってこないように見て見ぬふりをする表現者たちよ。

やがて・・・「デブの父親にレイプされた娘がデブの裸を見ると気分が悪くなる」というクレームで「大相撲中継」だって放映中止になるかもしれないぞ。

で、『明日、ママがいない・第4回』(日本テレビ20140205PM10~)脚本監修・野島伸司、脚本・松田沙也、演出・猪股隆一を見た。北は東日本大震災から南は赤ちゃんポスト米軍基地まで・・・悲しい現実はある。赤ちゃんポストという善行が人命尊重を唱えようが子供が親に捨てられたという悲しい現実は変わらない。それを美名に変えようとも現実は現実だ。しかし、赤ちゃんポストではなくてこうのとりのゆりかごだと表現するのは自由なのである。その自由を根本から否定してどうしようというのだろう。今回のエピソードで言えば・・・明らかにボンビの親はあの日の津波に飲まれたという設定の方が分かりやすい。たった一人の身内もまた・・・被災者だから・・・ボンビの面倒を見る余裕がないということで多くの人が納得するだろう。しかし・・・もしも・・・誰かがクレームをつけてきたらと思うとそれは想像を拒絶する「災害」という言葉になってしまう。たった一人の身内がボンビを引き取れない理由もあいまいなボンビの混乱に帰するわけである。つらいな。かわいそうだな・・・ドラマの作り手が。一方で・・・震災の復興予算をブランドのスーツや遊興費に費やすという凶悪な大人たちの犯罪。その発覚によるその大人たちの周辺の子供たちの悲しい現実の発生。そういう悲しい世界があることをドラマが描くのはいけないことなのですか。もちろん・・・人権の尊重派と表現の自由聖域派は絶対に平行線をたどるしかないのかもしれない。しかし・・・そんなに不自由な人権にどんな価値があるのだろうか。

どこかの惑星のどこかの国家のどこかの都市にある架空のグループホーム「コガモの家」には事情があって肉親がいない子供たちが保護されている。

この架空の児童養護施設では母親が架空の傷害事件を起こした上で父親ではない架空の男と暮らすために邪魔者となって育児放棄されたドンキ(鈴木梨央)、架空のコイン・ロッカーに遺棄されていたロッカー(三浦翔平)、架空の酒乱の母親に左目を奪われたオツボネ(大後寿々花)、架空のギャンブル依存症の母親に虐待されて熱中症になったパチ(五十嵐陽向)、架空の育児放棄装置である赤ちゃんポストに捨てられたポスト(芦田愛菜)などが・・・架空の養子縁組制度の前段階としての架空の里親お試しの機会を待ちながら身を寄せ合って暮らしているのである。

架空の児童相談所の職員である水沢(木村文乃)もかっては肉親のいない子供だった過去を持つ。

架空の施設長である佐々木(三上博史)も謎の女性(鈴木砂羽)の子供をなんらかの理由で殺してしまったらしい・・・という闇を抱えている。だが・・・彼は口汚いが・・・子供たちの幸福を誰よりも強く願っている架空の身体障害者なのである。

施設で擁護されている女子の一人・・・ボンビ(渡邉このみ)はある事情によって・・・里親お試しへの参加を延期されてきた。しかし・・・ようやく・・・はじめてのお試しをすることになる。

一方で・・・裕福な家庭への嫁入りという形で上流社会への復帰を計画する・・・元お嬢様の保護児童・ピア美は・・・狙っていたおぼっちゃまの笹塚蓮(藤本哉汰)の意中の人がポストだと知り・・・複雑な感情を抱くのだった。

ボンビのお試しは・・・順調に進行するが・・・里親候補の食卓に置かれた炊飯器が・・・ボンビにフラッシュバックを引き起こす。

ポンビの生まれた家庭でも・・・食卓に炊飯器が置かれていたのだった。

ボンビの幸せを誰よりも願うポストは・・・ボンビが感じたストレスの謎を解くためにボンビの里親候補を訪ねる。

しかし・・・親を最初から知らないポストには・・・何がボンビを傷つけたのか・・・それだけでは確証がつかめない。

一方で・・・恋仇であるポストに反発を感じるピア美はボンビが憧れる「理想の親」ジョリピー夫妻(城田優・Mailys Robin)を訪ねるが・・・結局、解決策を見いだせない。

ポストは・・・ボンビのふるさとにヒントが隠されているに違いないと判断し、水沢とともに・・・東日本大震災の被災地である海辺の町へ向かうのだった。

たった一人の肉親はボンビの母親の双子の姉妹(遠山景織子)だった。

「あの日・・・あの子の父親と母親はボンビを案じて学校に行く途中で・・・波にのまれたのだと思います。それきり・・・遺体もあがってませんが・・・もしも生きていたら・・・あの子を一人にしておくはずはありません・・・あの子はショックで少しおかしくなってしまい・・・私も避難所暮らしの中で子育てをしなければならず・・・養護施設に預けることになったのです」

「彼女の家で炊飯器はどこに置かれていましたか・・・」

「食卓の上に・・・」

「そうですか・・・」

大食漢の父親が手早くおかわりするために・・・食卓に乗せた炊飯器。

それが・・・フラッシュバックを引き起こしたのだとポストは直感したのだった。

水沢とロッカーの入浴サービスの他は無駄骨だったかもしれないと・・・ポストはため息をつく。

節分なのでイワシを食べるわけだが・・・柊の枝でイワシの頭を刺し、門口に立てておくと朝のうちに野良猫がイワシの頭を美味しくいただいてしまうので・・・単に柊だけになってしまうのだった。

・・・お前の日記を混ぜるなよ。

しかし・・・双子の姉妹の存在を知った魔王と呼ばれる施設長は・・・一計を案じる。

プロジェクターを使ってゴーストママを出現させ・・・ボンビに・・・母親との別れのひとときを与えたのである。

親が貧乏だから・・・施設に預けられているというボンビの妄想はほどかれ・・・震災孤児という現実が顔を出す。

「お父さんは・・・お父さんはどうしたの・・・」

「天国でお仕事をしてるわよ・・・」

「お母さんは・・・どうして来てくれたの・・・」

「ごめんなさい・・・お前を一人ぼっちにしてしまって・・・」

「仕方ないよ・・・お母さんは悪くない・・・それが運命というものでしょう・・・」

時は流れて・・・ボンビの心には現実を受け入れる準備が出来ていたのだった。

ボンビとポスト、恋のもつれを克服したピア美・・・そしてドンキの仲良し四人組は海辺にやってきた。

ボンビの両親は海のどこかで永遠の眠りについている。

「おばさんにあえてうれしかったな」

「なんだ・・・わかってたの」

「お母さんとおばさんは黒子の位置が違うのよ」

「私とちがって・・・あんたには親のことを忘れなきゃいけない理由なんかないんだよな」

「でも・・・いつまでもいない人のこと待っていてもね」

「いいさ・・・素敵な思い出はポケットの中にしまっておけば」

「うわあ・・・それ・・・ちょっと恥ずかしい感じ・・・」

「なんだよお・・・いいだろう」

架空の太平洋の波は寄せては返すのだった。

例によってドンキとパチを連れて弁当屋に出かけた魔王。

謎の女に近づく男に・・・「俺はあいつの亭主なんだ・・・あいつに近付くな」と叫ぶのだった。

謎の女は・・・子供を流産した過去があり・・・万引きに失敗したオツボネの窮地を救う。

母のない子と子のない母の運命の出会いらしい。

架空の地球はさまざまな人々のさまざまな思いを乗せて・・・今日も回って行く。

恵まれない子供たちが恵まれるかどうか・・・架空の宇宙は知ったこっちゃないのだ。

しかし・・・そうであるように架空の人類が祈るのは無料である。

関連するキッドのブログ→第3話のレビュー

シナリオに沿ったレビューをお望みの方はコチラへ→くう様の明日、ママがいない

さて・・・日本テレビの謝罪と改善の姿勢を受けて、「全国児童養護施設協議会(藤野興一会長)」と全国里親会(星野崇会長)そして「こうのとりのゆりかご(いわゆる赤ちゃんポスト)」を設置する慈恵病院(熊本市)の蓮田健産婦人科部長の会見の模様を素晴らしいインターネット上でチェックしてみた。その中で・・・蓮田健産婦人科部長は否定していたはずの赤ちゃんポストという呼称を自ら使用した。全国児童養護施設協議会は施設内で虐待があることを認め、全国里親会は里親による虐待があることを認めた。認めた上で「育児放棄」という犯罪を犯している保護者については超法規的に擁護し、「表現の自由」があるから法廷闘争は断念した旨、児童養護の立場からあくまで具体例は示せないがドラマの存在によっていじめ事例や自傷事例があったことを報告している。しかし、ドラマと事例の具体的な関連を立証するのは極めて困難であることを歯切れの悪い口調で暗示したのである。慈恵病院は番組の放送中止を求めることを撤回した。彼らは言う。「親に捨てられた」という現実を言葉にすることが・・・どれほど捨てられた子供を傷つけるか考えてほしいと。しかし・・・それは現実なのである。ドラマがあろうがなかろうがその現実は変わらない。そして・・・親を失った子供たちが里親候補に預けられることをペットにたとえることや・・・施設長が児童を威嚇することはありえないと断言する。しかし・・・その真偽を誰が保証できるだろう。それを保証するようなドラマを作ることに何の意味があるだろう。彼らの言いがかりが自分本位で表現者を抑圧する暴力的なものであることは明らかだと思う。しかし・・・彼らは言うだろう。私たちにそんな意図はありませんと。その言葉をドラマの作り手たちが心の底に秘めていることをできれば思いやってもらいたいと考える。

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コメント

キッドさんのおうちは節分の行事 しっかりするんですね!
最近 うちでは豆をまくのも掃除が面倒なのでしてなくて
スーパーで恵方巻き買って 食べて終わりです(≧∇≦)

昨夜 急な用事でドラマが見れなくなってしまいどうしようかと思いましたが日テレのホームページから簡単に見逃し配信を見ることができて
便利さにビックリです
こんなに簡単に見ることができると視聴率や録画率に多少影響が出てしまう気もしますがこのドラマの場合、ここまで大きな問題になるようなドラマなのか 興味本位でもいいから一人でも多くの人に内容をみてもらうこと大事な気もします

なんか たくさん泣いてしまったので一人で見ることが出来てよかったです
最後のほうで友達の好きな彼はとらないというポストが男前すぎて(^^)

病院からクレームが来た直後に日テレが出向いて誠意をもって事情を説明したら
あまちゃんには好意的だったのに理性?を忘れ記事を書き続けるジャーナリストがいなかったら
なんか全てが悪い方に流れ行き着くとこまでいってしまった気がしますが
厚労省がドラマの影響だけでなく施設の虐待を含め調査に入るみたいなので結果的には良かったような気もします
どこにいってもあるイジメや困難に立ち向かえる強い子供に育てるため愛情をたっぷりかけ時には厳しく優しく育てる
魔王は私的には初回から優しい人に見えました
施設側はイジメた側に謝罪させることばかりに夢中になっていて
傷ついた子供をないがしろにしているように感じてしまいます

とりあえずアダ名を変えることはしないようなので
安心したし謝罪はしてもドラマそのものの変更には最小限で済ませることができたのではと思います

投稿: chiru | 2014年2月 6日 (木) 15時39分

cherryblossomシンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃ いませ・・・大ファンheart04

悪魔と鬼の間には一種の緊張関係がございますからね。
豆はほどほどに投げ、小鳥たちが片付けます。
悪魔は一応、獣の王でございますれば。

恵方巻はたらばがに巻を美味しくいただきました。

ふふふ・・・前世紀の夢が現実となる今世紀ですな。

悪魔の下僕たる研究者たちが
神の領域を侵食しますからな。
天晴れなことでございまする。

もはや・・・昔の数字では
計量できない世界ですが
人間のやることはあまり変わりません。

小心者のスポンサーが
ことなかれを願い
小心者のプロデューサーが
やきもきし
小心者のテロリストが
面子にこだわり
現場の人間が
右往左往する・・・ただそれだけのことでございます。

生まれたとて幸せになる保証のない子供たちを
殺すよりはとりあえず生かした方がいいという信念。
それぞれが信念を持つことは自由ですし
それを主張することも正しい。
しかし、それによって生じた不都合を
他者に押し付けるのはとんでもないことなのですな。

信念によって保護した責任はまず職務にあたるものが
ベストを尽くして負うべきなのです。
法に従って行政は可能な限りの援助をしているわけですからねえ。

弱者を救済するために普通に生きている人々を迫害してどうしようと言うのでしょうか。

極限的な心理を持つ、幼子について最も良好な接し方を模索するために・・・専門家は試行錯誤をする。
その過程では多くの失敗が生じている。
その失敗を誰が糾弾するでしょうか。

あらゆる職業においてそれは共通するでしょう。

クレーマーたちは我が身をもっと省みるべきなのでございます。

彼らはこう叫んでいます。
「そっとしておいてください」
「では・・・静かにしていなさい」と応じる他ありません。

親の愛情を受けられなかった子供のために
すべての親の愛を捨てることはできないのですから。

その前提において・・・運悪くそういう境遇に置かれてしまった子供のために善処する。
すべてはその域を出ないのでございます。

そして・・・それを為せるのはそれぞれの善意に他なりません。

施設出身者を蔑む子供がいれば
蔑み方が問題ではありません。
蔑む精神に対処するべきです。
「ポスト」でなかったら「コウノトリ」
「コウノトリ」でなかったら「捨て子」
「捨て子」でなかったら「ゴミ」
「ゴミ」でなかったら「カス」
相手を傷つけたいと思う心があろうとなかろうと
言葉がある限り、問題が根絶できないのは自明の理。
だから・・・「基本的人権」よりも
「表現的自由」の方が大切だと悪魔は信じます。

傷つけられて、泣く喚く罵る死ぬ殺す・・・それもまた表現の自由のなせる業なのでございます。

「里親を悪く描かれたら里親がいなくなるし、里子になりたがる子が減る」

「では悪い里親は皆無なのですか」

「それは・・・います」

「施設を悪く描かれたら職員のモチベーションが下がる」

「では悪い施設は皆無なのですか」

「それは・・・あります」

「そういうフィクションを描くことは悪ですか」

「そういうフィクションによって困るものがいるのです」

「そのために・・・そこには触れるなということですか」

「できれば・・・そうお願いしたい」

「命じるのでないのですね」

「はい」

「可能な限り努力します」

彼らがドラマの手法に無知なこと・・・
魔王の言動の誠実さを感じられない鈍さを持つこと・・・
その上で専門家として傲慢であることは
この問題でどんどん露呈していきます。

憐れと言えば憐れですが・・・自ら掘った墓穴に足を突っ込むのはいたしかたない。

しかし・・・まあ・・・筆舌に尽くしがたい
捨てられた子供の「嫌な気持ち」が
一部の人々に感染したことは悪魔としては喜ぶべきこととも言えましょう。

そのことで・・・疲れて帰ってただドラマを見て
癒されたかった人々のさらなる疲弊をもたらしたとしても。

見捨てられた子供に救いの手を差し伸べる。
それが社会にとって有意義なことは間違いないでしょう。
しかし・・・その救い主たちはもっと賢くあってほしいと祈るばかりでございます。

なにしろ・・・社会全体がその問題に全力で取り組むことは不可能なのですからねえ。

「作品を批評するなら・・・鑑賞してもらいたい」
不運にもワナにかかった手負いの獣は
最後まで厳かに狩人と対峙してもらいたいとかんがえておりまする。

頑張れ。「明日、ママがいない」の聖なる作り手たちよ。shine

投稿: キッド | 2014年2月 6日 (木) 17時09分

>どこかの惑星のどこかの国家のどこかの都市にある架空のグループホーム「コガモの家」には事情があって肉親がいない子供たちが保護されている。

笑わせていただきました……!!!!

なのですよ。フィクションをフィクションだと見られない人たちがついにドラマを変えてしまいました。
「あまちゃん」の時にも架空の町・北三陸への東京からの行き方がおかしいというクレームをいくつか見ましたが、今回も架空の施設「赤ちゃんポスト」が現実の違う名前のはずの施設に叩かれるのでした。

>「親に捨てられた」という現実を言葉にすることが・・・どれほど捨てられた子供を傷つけるか考えてほしいと。しかし・・・それは現実なのである。

今回の件で、取材しろという声を私もよく耳にしましたが、取材したら描かれちゃ困る実例がいっぱい出てくるはず…。
と思ってしまうのは私が悪魔だからでしょうか^^;
(いや、そういう所で育った方の生の声もいっぱい浮いていますよね。で、そういう方たちはこのドラマを全く否定していなかったりするのでした^^;)

本当に、生きにくい世の中、鬼は外でございますわ。
ちょっと遅れましたが~…!

投稿: くう | 2014年2月 6日 (木) 22時08分

rouge❀❀❀☥❀❀❀~くう様、いらっしゃいませ~❀❀❀☥❀❀❀rouge

ポケモンがてんかんを引き起こした時から
「部屋を暗くしないでご視聴ください」が
アニメの冒頭を飾るようになりました。

このドラマも「養護児童には刺激が強いシーンが含まれていますので視聴にはご注意ください。なお、赤ちゃんポストはこうのとりのゆりかごとは無関係です」

・・・ではじめればよかったとでも・・・。

本当に・・・始末に負えない時代でございまする。

「コガモの家ごっこ」で
楽しい節分祭りなど開催したい気持ちにはなれない・・・。
「譲ってもらいたくない一線の攻防」の日々。

せっかくの久しぶりに充実したさいはてドラマ対決が
台無しでございます。

単純に言えば・・・「コガモの家」は
「タイガーマスク」のちびっこハウスですよね。

おとぎの国にある・・・夢の児童養護施設。

孤児院とは言えないけれど実質的な孤児の集う心のオアシス。

そんなものに現実の施設実体など最初から必要がない・・・。

そういうことが・・・ドラマに興味のない人はわからない。

分らないくせに・・・分っているようなことを言う。

正直、殺意を覚える瞬間がございます。

そして・・・自分たちの都合のいい実態を押しつけようとするわけです。

アホか・・・心底アホなのか・・・でございますよ。

そもそも・・・インネンつけられるような題材を選ぶのが間違ってるなんて・・・。

選んでいい主題とそうでない主題があるなんてことが
いけないことだとわかっていない愚か者もおりますし。

今週こそは・・・純粋にドラマを楽しみたいと願っていたのにできませんでしたぞ~。

あの「気持ちの悪い会見」をチェックしていた時間を返してもらいたい気分で一杯でした。

「あの人と目をあわせちゃダメ」というお母さんに付き添ってもらいたい気持ちになりました。

医者は患者のことだけ考えていただきたいものですな。

どう考えてもクレームに使っている時間は
患者のことが疎かになっているに決まっているのでございます。

里親は里子のことを。

施設は児童のことを。

クレームつけている間は放置していること間違いなしでございます。

親に問題がある子供もまた一つの個性です。

才能を伸ばすにあたって逆境であることは間違いないし
それは受験や就職にも影響するに決まっている。

進学率も終身平均収入にも統計的な差異はあるでしょう。

しかし、孤児だから勉強に集中できる場合があるかもしれない。中には孤児ならばモンスターペアレントの心配がないという企業があるかもしれない。

どんな人間もそれぞれの人生を生きるしかないのでございます。

そういうことをなんとなく教えてくれるものが
ドラマだったりするわけで・・・。

リアルでない情報に価値がないなんて、親のいない子供に価値がないと言っているのと同じなんですねえ。

本当に・・・トホホでございますよ。

この問題に執着する人々は
施設の関係者で・・・このドラマに好意的な人間の存在を
おそらく抹殺しているに違いありません。

なにしろ・・・自分たちに都合の悪いことはすべて悪という姿勢ですからねえ。

彼らは禍福は糾える縄の如しとか。
善悪は同じコインの裏表とか。
魔王は最初からツンデレとか。
そういう現代の常識がまったく欠如しているのですな。

彼らは妊婦の出産を補助し、親のいない子供を保護することで米を買っているのですから・・・なすべき仕事に専念してもらいたいと考えます。

謝罪するべきなのは・・・本当は誰なのか・・・
キッドは心の底からかように思いますぞ。

表現の自由を失えば基本的人権なんてどこにもないということを・・・。

すべての哀れむべき境遇の人々に幸あれと願うばかりでございます。cat


投稿: キッド | 2014年2月 6日 (木) 23時15分

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