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2014年3月 1日 (土)

パピコ(紗倉まな)を五万円で斡旋するのは犯罪です(山田孝之)

「鶴見のホームレスに対する空気が違う子供たちがカツアゲした金額に不満があって袋叩きをするのは犯罪です」の方が順当だったが・・・あまりにもパピコがかわいい女なのでこうなりました。

かわいそうな女萌えだな・・・。

あくまで・・・イメージの問題として鶴見の方はねえ。

それ以上は言わずもがなだぜ。

セリフとしては鶴見をあげているわけだしね。

狡猾な感じがするよね。

誰とでも寝る彼女→悶々→現場を目撃→悪魔に唆される→金で売る→彼女はドラッグでヒャッホー→悶々

このチープな流れの底辺の青春にノックアウトされるよね。

で、『ウシジマくん Season2・第7回』(TBSテレビ201402280058~)原作・真鍋昌平、脚本・福間正浩、演出・山口雅俊を見た。ソチ五輪という祭りの後である。祭りのあとのさびしさにウシジマくんは沁みるよね。今回はパピコの回とも言える。パピコのキャラクター設定はある程度、ドラマ・オリジナルだが・・・かなりロマンチックに仕上がっていると言える。こういう役はかなりおいしい役なのだが・・・どれだけ伸び代があるかだな。なにしろ・・・掃き溜めに鶴だからな。とにかく、パピコ、かわいいよ、パピコなのである。

地獄へまっしぐらの中田広道(入江甚儀)は・・・犯罪者の自覚はないらしく・・・気になるのは恋人のようなパピコ(紗倉まな)が「誰とでも寝る女らしい」という噂である。

二人が暮らす部屋で下着姿で死んだように眠るパピコ。

広道は激しい欲望と懊悩を感じるが・・・眠っているパピコを抱くこともできず、詰問することもできない。

ただ眠れない夜を過ごすのだった。

「どうしたの・・・中田くん・・・朝起きてから何も喋らないじゃない・・・なにか怒ってるの?」

「・・・」

地獄へまっしぐらな広道はカウカウファイナンスでジャンプするしかないのだった。

「俺・・・もうすぐ・・・芸能界にデビューできるかもしれないんです」

「いいよ・・・」

ウシジマくん(山田孝之)は無表情に二十万円に五万円を上乗せして貸し出す。

「あいつ・・・結局、ヤクの売人でしょ・・・ようするに仕込みの金でしょ」

オサレな道広に何故か無駄な闘志を燃やす柄崎(やべきょうすけ)である。

「あいつ・・・そろそろ、やばいんじゃないすかね」

「いざとなったら・・・ヤク(覚せい剤)とガラ(身柄)を同時に押さえる」

「ヤクを抜く(転売する)んですか」

「それ・・・ヤバイですよ」と受付事務の摩耶(久保寺瑞紀)・・・。

もちろん・・・闇金自体がやばいわけだが。

「ヤクとガラを一緒に実家に運んで・・・親から口止め料を徴収するんだよ。息子に前科がつくよりもそれなりの金額を払った方がいいだろう」

非合法と合法の非合法側の境界線ギリギリを狙うウシジマくんである。

「だから・・・奴から目を離すな・・・カードめくってる場合じゃねえぞ」

ウシジマくんはバカラ賭博にはまり境界線から足を踏み出しかけている柄崎を牽制するのだった。

まだ・・・非情に徹しきれない風の高田(崎本大海)にヤキ(鉄拳制裁)を入れたウシジマくんは教育的指導として自ら吉永美代子(亀谷さやか)を取り立てるのだった。

自宅で待ち伏せした吉永美代子から有り金を吐き出させ・・・不足分は強制連行で強制労働である。

吉永美代子は高田の暴行後の顔で・・・ふてぶてしさを失うのだった。

いつものパチスロ屋のトイレで一発1000円のリップサービスである。

不足分は三千円、きっちり三人の客をとるまで吉永美代子は解放されないのだった。

何から何まで犯罪である。

洗面所に吉永美代子の嗽の音が虚しく鳴り響くのだった。

ウシジマくんを呼びだす金主の大原正一(徳井優)・・・。

ニュー大原ガールズのセンター(池田夏希)、レフト(鈴木咲)、ライト(神谷まゆ)たちは口々に不吉な啓示を告げる。

「私の傘下の金融関係者が問題を起こしましてね」

「上司が部下に金を持ち逃げされたんですよ」

「組織というのは内部の腐敗で崩壊します・・・君の処は大丈夫でしょうねえ」

悩む広道は悪の伝道者・カリスマ的オサレエンペラーG10(藤本涼)に教えを乞う。

「女のことで悩むなんて・・・牛丼屋で紅ショウガと唐辛子をどちらからトッピングするかで悩むようなもの・・・」

「・・・」

「そんなことより・・・もっとオサレを極めチャイナタウン」

ついにチャイナタウンまで言っちゃうG10だった。

「楽園」の途上である怪しいアパレル・ショップの経営を推奨するG10。

「でも・・・資金が・・・」

「そんなもの・・・出資者が面倒みてくれる」

出資者は・・・ハブ(南優)だった。

「店やりたいってのはお前か」

「・・・」

「ここらの相場わかってるよな」

「売上の一割をおさめるんですよね」

「・・・」

利益の一割ではなく・・・売上の一割上納はハードな条件である。

利益を二十パーセントと考えても・・・五十パーセントを持って行かれることになる。

もちろん・・・広道にそういう計算高さはない。

広道を監視する摩耶はハブを盗撮する。

いつもの駄菓子屋でシャボン玉を楽しむ戌亥(綾野剛)はハブついての情報をウシジマくんに提供する。

「ハブは・・・組織暴力団・薮蛇組の構成員だよ・・・覚醒剤の売人で・・・儲けを融資したりしている」

「融資?」

「オサレな街のオサレなショップに資金提供してさ・・・売上をかすりとっていくシステムだよ」

「・・・」

「ねえ・・・ウシジマくん・・・母ちゃんが・・・ウシジマくんはいつ遊びに来るんだってせっつくんだよ」

「今・・・少し立て込んでるから・・・それが片付いたらな・・・」

意外と不器用なウシジマくんはシャボン玉が苦手だった。

G10は広道に引導を渡すためにパピコを尾行させるのだった。

「パピコ・・・今、何してるの」

「ショッピングだよ」

「誰と一緒・・・?」

「女の子の友達だよ」

広道の目の前で男と手をつないでデートしているパピコなのである。

「わかっただろう・・・女のことで悩むなんて愚の骨頂」

「・・・」

「あんな女・・・小野社長(岩本淳)に下取りに出しちゃいな」

広道は頭に血が昇る。

成金の小野社長にパピコを紹介する広道だった。

「こういう普通の女の子が欲しかったのよ」

「どういうこと・・・」

「いいじゃないか・・・誰とでも寝るんだから」

「え」

「なによ・・・あんたたち付き合ってるの・・・まあ、いいわ」

現金五万円をテーブルに置く小野社長。

「それで・・・オサレなものでも買えばいい」

「広道くんは・・・いいの」

それが・・・広道がパピコが他の男と寝てもいいのかという意味なのか・・・お金を全額もらってもいいのかという意味なのか微妙なところである。

「今さら・・・」とあくまで前者の意味で捉える純情な広道だった。

「商談成立ね」

五万円をパピコに渡し、席を立つ小野社長だった。

オサレな二人の恋は終わったのである。

広道が小野社長に売ったクスリでぶっとんだ気分になるパピコだった。

小野社長の見つめる前でウキウキしながら裸になっていく・・・。

一人になってたちまち後悔する広道。

あわててパピコに電話するが青春は立ち止まらないものなのである。

広道の心はクスリの楽園にいるパピコには届かない。

ホームレスとなったギャンブル依存症の宇津井優一(永野宗典)はたきだしのおにぎりを貪る日々を過ごしていた。

一人二個と限定されても何個もおにぎりをがめる優一である。

ホームレス同志の情報交換で・・・「ホームレスに優しい街・鶴見」という怪しい噂を仕入れた優一は・・・そこに行けばどんな夢も叶うかもしれないと徒歩で西を目指すのだった。

新宿→鶴見は徒歩で一日の行程である。

夜更けに鶴見近くにたどり着いた優一を待ちうけるのは首都西側に棲息する不良少年たちだった。

「ねえ・・・お金くれよ」

「ない・・・」

「いいじゃん・・・くれよ」

「ないものはない」

「サイフだしなよ」

「サイフもない」

「あるじゃん」

「これっぽっちかよ」

「むかつくじゃんか」

「おしおきじゃんか」

「じゃんかじゃんかじゃんかじゃんか」

集団暴行され・・・頭部から流血・・・瀕死となる優一。

「死んだじゃんか」

「まあ・・・いいじゃんか」

朝陽があたるゴミ置き場で目覚める優一。

手持ちのガムテープでとりあえず止血である。

里心がついてついに隠し持った最後の百円玉で母親(島ひろ子)に電話する。

しかし・・・電話に出たのは父親(宮川浩明)だった。

「お前・・・どこにいるんだ・・・母さん・・・入院したんだぞ」

「ええ・・・」

思わず電話を切る優一。

その胸中によぎる・・・ふるさと新宿の母の面影・・・。

「母ちゃん」

優一は鶴見→新宿という帰京の旅に出る。

痛む足腰、疼く頭・・・そして空腹。

しかし・・・優一はよろめきながら都庁の見下ろす街へ戻って来た。

青木病院で母親の病室へと案内してくれる優しいミニスカ・ナース。

だが・・・病室にいたのはウシジマくんだった。

ミニスカ・ナースは昔のウシジマくんの客で「エロリアーナ」の風俗嬢・モコ(希崎ジェシカ)だった。

思わず、「違います・・・看護師の葉山朋子です」と宣言するモコだった。

そんなこととは露知らぬ優一だった。

「なんで・・・ウシジマさんががここに・・・」

「ウシジマさんにはよくしてもらっているのよ」

そこへ父親も到着する。

「なんだ・・・お前・・・頭にガムテープなんて巻いて・・・」

思わずウシジマくんを外に連れ出す優一だった。

「ウシジマさん・・・両親からは手を引いてください」

「お前が逃げたからこうなっただけだ」

「借金は・・・俺が必ず返済しますから」

「くさいから・・・それ以上こっちくんな」

「・・・」

「俺は・・・一度逃げ出したお前を信用しない」

「・・・」

「俺は・・・お前を男として認めない」

「・・・」

「だが・・・今のお前の言葉は気に入った・・・」

「・・・」

「これから一年間、毎月十万円持ってこい・・・それで完済あつかいにしてやる」

「ウシジマさん・・・」

「男と男の約束だ・・・裏切ったらただじゃおかねえ」

「はい・・・」

地獄に仏である。

しかし・・・ウシジマくんの目には優一が一年で百二十万円を運んでくる男としか映っていないのかもしれない。

そして・・・今度は隼人(武田航平)が飛んだ。

全財産の二千万円を投資に突っ込んだ柄崎が隼人の窓口となった高田に殴りかかる。

「アホだな」とつぶやくウシジマくん。

「そりゃ・・・あんまりだ」とつっかかる柄崎。

カウカウファイナンスもまた断崖絶壁に立っているのだった。

関連するキッドのブログ→第6話のレビュー

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