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2014年5月 6日 (火)

山は死にますか?海は死にますか?金は死にますか?喧嘩上等ですか?(井上和香)

「極悪がんぼ」(尾野真千子)か・・・「ファースト・クラス」(沢尻エリカ)をしのいだか・・・。

とにかく・・・演出が変わっただけでこれほど見やすさが変わるのも珍しい。

よほど感覚的な相性が悪いんだな。

っていうか・・・オダギリジョーでなくてよかったのか。

まあ、今回は・・・マキタスポーツが井上和香と共演というだけでも価値があるよね。

夏帆と「みんな!エスパーだよ!」で共演しているからな。

これで高岡早紀と共演すれば「日本三大巨乳美人演技派女優」と共演が達成されるのだが。

どういうくくりなんだよっ。

美人で巨乳で演技派って貴重だよな。

美人で巨乳だけでもう充分なのに演技もできるという。

殺意に満ちたこれ以上ない存在感だよね。

「軍師官兵衛」で小寺政職の正室・お紺(高岡早紀)に懸想しつつ戦死する小寺家の雑兵(マキタスポーツ)みたいなことでよかったのに・・・。貧乳揃いの朝ドラマに出ている場合じゃないよなっ。

・・・もう・・・いいか。

谷間一つはつらいよな・・・「悪夢ちゃんスペシャル」と「ホワイトラボでCLUB Rico」で悩ましいことになるしな。

今週、「悪夢ちゃん」で来週、「吉田里琴ゲストドラマ」にするしかないだろう。

「ロング・グッドバイ」とか「大川端探偵社」とか「ルーズヴェルト・ゲーム」とか「セーラーゾンビ」とかレビュー未消化なんだか・・・。

ま・・・いいんじゃね。「ファースト・クラス」さえ枠が確保できない今季だもの。

ま・・・いいか。

「ゾンビの巨人」はよかったけどな。

「ゾンビのファミリー」もよかったぞ。

「幼女ゾンビにソーセージで餌付け」もなーっ。

ま、見てる人だけ見てればいいよね。

で、『極悪がんぼ・第4回』(フジテレビ20140505PM9~)原作・田島隆・東風孝広、脚本・池上純哉、演出・河毛俊作を見た。GWも終盤である。子供の日に全然ふさわしくないストーリーだったな。子供の時の友情なんて飯の種にならないという。いや・・・飯の種にはなるのか。飯の種はこの場合、搾取という名のシノギのチャンスということじゃけえのう。・・・急に広島風金暮弁かよ・・・。金暮湾の水はまだ冷たいのじゃ、ボケ。誰か、土居の首をとってくれんかのう・・・。いきなり、仁義なき戦いごっこはやめんしゃいっ。

前回・・・余計なお世話という善意で・・・林五郎(要潤)のDVを告発するように妻の満利子(猫背椿)に推奨した神崎薫(尾野真千子)はストーカーとして告発されてしまうのだった。

逮捕され身柄を拘束された薫。

「あることないことうたわれたら困りますねえ」と小清水経営コンサルタントの所長と言う名の小清水組長(小林薫)に釘を刺された組員の金子(三浦友和)は仕方なく、薫の釈放の手配をする。

早速、出動して拘留中の薫に接見する悪徳弁護士・豊臣(宮藤官九郎)・・・。

「で・・・取調られちゃいましたか」

「それは・・・まだです」

「それはよかった・・・あることないこと言わされたら冤罪になっちゃいますからね」

「でも・・・郵送物を・・・」

「そうですか・・・郵送物なんか見たこともないんですか」

「え・・・」

「ないんですねえ」

「・・・はい」

「いいですか・・・やったことのないことをやったって言っちゃだめですよお・・・なんにもいわないのが一番ですからねえ」

「・・・はい」

容疑者の口を封じた金子は・・・被害届の取り下げを満利子に求めるのだった。

「ご主人がこんな暴力ふるっているところ・・・奥さんのお父さんに知られたら・・・結婚生活を続けるのは無理でしょうねえ」

「父には内緒にして」

「じゃ・・・訴え取り下げてもらわんと・・・」

こうして・・・薫は無事、釈放されるのだった。

「釈放にかかった手数料が250万円じゃ」

「200万円しかない」

「困りますねえ・・・弁護料は待てませんよ」

「でも・・・お金ないし・・・」

「借りればええじゃろ・・・」

金子と豊臣に・・・ウシジマくん(十日で五割)より金利が良心的な十日で一割の「大安ローン」に連れていかれる薫。

社長が高利十一(マキタスポーツ)で社長の愛人が事務員の桃尻花瑠子(井上和香)というピンクヒップな金融会社である。

「私・・・連帯保証人がいないんですけど・・・」

「大丈夫ですよ」

桃尻事務員は薫を連帯保証人を代行する「ハイエナ保証」(徒歩一分)に案内するのだった。

そこで夏目(竹内力)と遭遇する薫。

「ハイエナ保証」の社長の跳田鉄男(石井正則)は夏目と幼馴染だと言う。

連帯保証人の代行はすなわち借金取り立て代行である。

夏目は失踪中の債務者からの取り立てを跳田から委託されているところだった。

「私も一口かませてくださいよ」

薫は夏目の金魚のフンになるのだった。金魚の魚拓といい勝負である。

個人情報保護の壁を突破するために真矢樫キリコ(仲里依紗)に「事故写真」を捏造させた夏目はレンタカー屋経由で・・・借金踏み倒しで逃亡中の債務者・藤原(酒井敏也)の潜伏先・・・バー「隠れ家」に到達する。

藤原は逃げた。

ふじわら ぶき ぼう

なつめ そうびなし

ふじわらはぼうでこうげきした

なつめは0ポイントのダメージ

せいとうぼうえいがせいりつした

なつめのこうげき

つうこんのいちげき!

ふじわらはきぜつした

・・・こうして藤原を跳田に引き渡した夏目は報酬として借金400万円のうち、50%の200万円を受け取る。

しかし・・・そこに日本一口の軽い男・茸本和磨(三浦翔平)から情報を引き出した金子が現れる。

「ウチは新規のお客さんからは70%いただくのが決まりでして・・・」

だが・・・相手が幼馴染であることを理由に・・・掟を破る夏目である。

しかし・・・夏目の信じた跳田は腐れ外道だったのだ。

金子の調査で・・・藤原の借金は1000万円だったことが判明。

夏目は700万円の収入を得るところを200万円しか取得できなかったのである。

しかも・・・跳田はそのことを吹聴して嘲笑していると言う。

「ウチの看板に泥をぬられたんじゃ」

「この落し前はつけてもらわないとあかんで」

「夏目・・・下手をうったのう」

組員たちから責め立てられる夏目。

夏目は跳田を問いつめる。

「謝る気はないんかの」

「金貸しも事件屋も相手に恥かかせてなんぼじゃろ」

夏目は失われた友情に涙目で怒りを堪えるのだった。

そんな夏目に寄り添う薫。

「このままでいいんですか」

「落ち目の俺にかまうな」

「金魚のフンですから・・・」

「ふん」

「あの・・・私の親・・・連帯保証人になって・・・店をとられたことあるんです・・・」

「それがどうした」

「大安ローンとハイエナ保証はグルでしょう・・・だから・・・大安ローンには跳田が連帯保証人になっている借用書がたくさんあるはずです・・・それを盗んで売り飛ばしたらどうでしょうか」

早速・・・すけこましの茸を大安ローンに送り込む薫。

それしかとりえのない性的魅力で・・・桃尻は手を握る必要も胸の谷間を見せる必要もないのに茸に電話番号まで教えてくれて朝までサービスしてくれるのだった。

茸・・・おそるべしである。

久しぶりの井上和香、かわいいよ井上和香なのだった。

「大安ローン」に侵入した夏目と薫は一億円相当の借用書を入手する。

しかし・・・そこに現れた金子。

金子はまたもや親分(所長)にネジをまかれていたのだった。

「アホ・・・いくら借用書を盗んだってそんなもの紙きれじゃけえ」

「・・・」

「この譲渡を証明する書類に高利の判をついたれや」

「兄貴・・・」

金子の恩情に夏目は涙目になるのだった。

薫は高利を告発し、刑事・伊集院保(オダギリジョー)の出番を作って一部お茶の間を熱狂された上で・・・夏目と跳田をカタにハメに行き、ソファでかわいくふんぞりかえるのだった。

「お前の借用書は高値で売れたけえ」

「なんじゃと」

てつお ぶき ナイフ

なつめ そうびなし

てつおはナイフでこうげきした

なつめは5ポイントのダメージ

なつめはしゅっけつした

かおるがあらわれた!

かおるはかびんでこうげきした

ひっさつのいちげき!

てつおはきぜつした

「青春ドラマは終わりじゃ・・・急所刺されたら死ぬわ」

「・・・」

借用書は一千万円で売れ、「小清水経営コンサルタント」の面子は保たれた。

「なんじゃ・・・お前はただ働きか」と薫は金子に笑われる。

しかし・・・夏目は報酬をすべて薫に渡すのだった。

「画を描いたのはお前じゃ・・・手柄もお前のもんじゃ・・・じゃが・・・このことは誰にもいうたらあかんで・・・」

金魚のフンは現金の重みに思わず笑顔になるのだった。

しかし・・・金暮市に・・・西の大阪市(架空)から・・・新たなる敵がやってくるらしい。

それは・・・現在放送中の朝ドラマのヒロインの母親だった・・・。

元ヒロインVS現ヒロイン母親の対決である・・・。いや・・・そんなことで誰が得するんだよ。

来週こそは「ファースト・クラス」の勝利か・・・。

関連するキッドのブログ→第3話のレビュー

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