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2014年5月11日 (日)

優劣と勝敗は別って考えてみよう(二宮和也)プライドってよくわからないけど傷つく感じが素敵(有村架純)

主人公の目指しているものは・・・青白きインテリの発想なので・・・物凄く難解である。

一方・・・いくら秀才でも・・・高校生たちの日々の暮らしは・・・青春の可愛さに満ちている。

その両方をうっとりと堪能できるドラマなのだが・・・偏差値が高すぎて物凄くお茶の間が脱落しているんじゃないかと不安に思う今日この頃である。

まあ・・・このプロデューサーがからんだものは・・・基本的にそうなっちゃうわけですが~。

それにしても・・・栄光なき天才たち的なドラマ「お家さん」(日本テレビ)の朝日新聞おちょくりは凄かったな。

そうなんだよな・・・どんなに今を繕っても・・・おバカで・・・いやらしい過去は消せないのだった。

日本人に反省を促す前に・・・まず、自社が土下座しろよってことなんだよな。

まあ・・・そういう意味では読売新聞だってアレだけどなあ。

とにかく・・・メディア・リテラシーの向上しかないんだよね。情報機関は必要だけど・・・情報を読み説く力は個々人に帰するわけで・・・。

なぜ・・・中国ばかりを擁護する毎日新聞があるのかとか・・・聖教新聞には公明党の悪口は乗らないのかとか・・・しんぶん赤旗にはなぜ共産党の・・・いや・・・それはさすがにわかるか。

知れば知るほどわからなくなっていく・・・それが世界なのです。

で、『弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜・第5回』(日本テレビ20140510PM9~)原作・高橋秀実、脚本・倉持裕、演出・池田健司を見た。プライドほど日本人に分かりにくい言葉はないっていつも思う。そもそも・・・プライドはキリスト教では七つの大罪の一つ・・・傲慢(神を畏れぬふるまい)のことである。一方、仏教でも「慢心」は諌めの対象となる。たとえば「増上慢」とは悟りを得ていないのに悟ったようなことを言うという・・・坊主全員の耳が痛い言葉である。つまり・・・プライドはものすごく悪いことなのである。それなのに・・・よくプライドを持て・・・なんて説教する人がいる。これは理解困難な展開だよなあ。それというのも・・・プライドの訳語が・・・自尊心だったりするからだろう。自分を尊いと感じなければ他者を尊いと思えない的な論理展開によって・・・「我」を肯定する考え方があるわけである。

基本的に「我=個人」というものは前提として存在するものである。

一つの目標として「無我の境地」などというものが設定されるのは・・・最初にどうしようもなく「我」があるということなのである。そして・・・存在するものをあまり否定してもしょうがないよなあと思うのが人情なのだ。

そこで・・・「我」があってもいいけど・・・そこそこにねえ・・・というのが・・・プライドを傲慢と決めつけずにそういうものがあってもいい自尊心として解釈するわけである。

「弱くても勝てる」・・・主人公の主張のわかりにくさと同じくらい「プライド」も分かりにくいのでございます。

とにかく・・・そういう監督の指導によって・・・小田原城徳高校野球部は「守備を捨て攻撃に特化したチーム作り」を戦略とするのだった。

そこに・・・平塚武宮高校が練習試合の相手として名乗りをあげる。

小田原VS平塚・・・ものすごく・・・神奈川県ローカルな対決なのだった。

しかし・・・その裏には・・・子供みたいな性格の富豪・赤岩の父(光石研)の画策があった。

せっかく、寄付したバッティングネットが邪険な扱いを受けたことを根にもった赤岩の父は・・・実は強豪校である浦瀬監督(酒井敏也)率いる武宮高校に・・・最初は手加減して最後は本気を出してもらう天国から地獄作戦を命じていたのである。ああ、馬鹿馬鹿しい。

基本・・・甲子園を目指し、さらにはプロ野球やメジャー・リーグを目指すエリート球児にとって・・・小田原城徳高校野球部の存在そのものがあほくさいというのが前提なのだ。

だが・・・生物学の研究者である青志先生(二宮和也)は・・・理論的には「弱いものが勝つことは生物学的にはありうる」と確信しているのである。

東大卒の生物学のエリート研究員でありながら・・・一方で「野球バカ」である青志は母校の監督に就任すると・・・野球部を勝利に導くことで頭がいっぱいになり・・・「生物」の授業も基本・・・「野球」が主軸になっているのである。

今回は・・・黒板に・・・縄張り(テリトリー)の記述があり、動物行動学あるいは個体群生態学的なアプローチの説明がなされていることが分かる。・・・もう生物の授業の範疇じゃないだろう・・・。餌の確保のために役立つ縄張りと餌の量、縄張りの面積と競争者数の相関関係など社会生物学でも明確ではない理論を高校生相手に展開してどうするつもりなのか。

「野球で言えば強豪校には明確な目標が設定されている・・・つまり、甲子園に出たいという強い希求がある。弱小高が同じ希求で勝負して勝てるだろうか」

「純粋に勝ちたいという気持ちではダメなんですか」と学年五位という才色兼備の柚子(有村架純)が応える。

「それは・・・前提のさらに前提だ」

「校歌を歌いたいというのは・・・」と元吹奏楽部の亀沢俊一(本郷奏多)は言ってみる。

「歌いたいのか・・・」

「いえ・・・それほどでは・・・」

「縄張りは生存のための餌の確保という目標であるが、そのために形成される縄張りは群れの序列を示す場合がある。つまり、強い個体が餌の豊富なスペースを確保するということだ。つまり、餌の豊富な中心部に強い個体がいて・・・餌の少ない周辺部に弱い個体が散開したりする。一方、生物にはもう一つの目標設定である繁殖があったりする。その場合、たとえば中心部にいる強いオスを求めて、メスは中心部に向かう習性を持ったりするのである」

「だから・・・地方から女子が消えて都市部に集中するわけですね」

「そうだ・・・しかし、弱いからといって弱いオスはやれないのか・・・といえばそうではない」

「やるって・・・」

「たとえば中心部にはいられない弱いオスでも・・・上京中のメスと一瞬のスキをついて交尾する可能性がないわけではない」

「なるほど・・・」

「つまり弱くてもやれるんですねっ」

目を輝かす男子生徒たち・・・若干、引き気味の女生徒たちだった。

基本的に・・・青志の目指す「弱くても勝てる野球の秘密」はこの辺にあるわけである。

つまり・・・姑息なのだな。

しかし・・・「強くても負けることがある」のはあらゆる局面で常識だろう。それならば・・・当然、「弱くても勝てる」のである。

打撃に特化したチーム作りのために・・・フルスイングの練習をメニューに加える青志。

「当てる確率を高めるよりも当たった時に遠くへ飛ばす確率を高める作戦」である。

いや・・・もちろん・・・弱い打球はゼロ、強い打球はプラスワンという設定におけるゲーム理論である。

たとえば10回スイングして、弱いスイングなら5回弱い打球を飛ばせるとする。しかし、結果はゼロである。

一方、10回スイングして、強いスイングなら1回強い打球を飛ばせるとする。この場合、結果はプラスワンなのである。

まあ・・・野球ではこれを「三振かホームランか」と言います。

もちろん・・・一般論としてはあまり評価の高くない戦術です。

だが・・・そんなことを無視するのが「弱くても勝てる」セオリーなんだな。

そういう訓練が続く中・・・部員たちはそれぞれの青春模様を繰り広げる。

スカウト組(他の部からの転入者たち)の一人、亀沢は吹奏楽部の女子部員に・・・「野球って楽しい」と聞かれ・・・「超楽しい」と答える。

しかし・・・突然、下宿先を訪ねた両親から・・・家計の苦境を伝えられ煩悶することになる。

母親に家を掃除してもらい・・・「これで勉強の合間に素振りができる」とひのきのぼうをフルスイングした後で眠れない羊になってしまうのだ。

そして・・・睡眠不足で練習中に倒れるのだった。

そんな・・・亀沢を見守る青志。

しかし・・・熱血教師ではないので・・・そこは一歩引いているのである。

「お前の家庭の事情に深く介入はしない・・・お前のご両親にもお前にもプライドがあるだろうから」

「プライド・・・ですか」

亀沢にはプライドの意味がもうひとつわからない。

もちろん・・・お茶の間にも分からないのである。

元陸上部員だった岡留(間宮祥太朗)は陸上部員たちに「陸上競技から逃げた」と非難される。

しかし「違う・・・俺は無敵になった・・・そしてチームメイトのために戦う責任を背負ったのだ」とプライドを示すのである。

元いじめられっ子だったキャプテン江波戸(山﨑賢人)といじめっ子だった岡留との微妙な関係を案じる牛丸(栁俊太郎)も・・・岡留の心の高ぶりに何故か刺激され、好意を感じるのだった。

つまり・・・高いプライドは・・・周囲を高揚させるマジックを伴っているのである。

マネージャーの柚子(有村架純)に思いを寄せられるエースの赤岩公康(福士蒼汰)と柚子に思いを寄せるスラッガー白尾剛(中島裕翔)も恋仇のプライドが炸裂する。

勇気を出して交際に踏み出せない赤岩に対し、白尾は攻勢に出るのだった。

「私も打撃練習したい」と柚子。

「また・・・そんなことを」と赤岩。

「マネージャーの仕事が終ってからならいいじゃないか」と白尾。

「いいだろう」と青志。

「わ~い」と喜ぶ柚子。

「・・・」となんとなく面白くない赤岩だった。この赤岩のものすごく煮え切らないところを怒る白尾なのである。

「俺は柚子には本当に好きな人とつきあってもらいたい・・・しかし、お前がそれをいいことにぬるま湯にひたるなら・・・俺は今度の試合で負けたら柚子に告白する」

「なんなんだ」

「お前を追い込んでいるんだよ」

賢い高校生たちの複雑な恋の駆け引きなのである。

しかし・・・動揺した赤岩は暴投で・・・白尾を負傷させてしまうのだった。

スラッガーを欠いて試合に臨む城徳高校である。

城徳高校のために敵情視察をするなど・・・ジャーナリストとして完全にどうかと思われる利根璃子(麻生久美子)は・・・城徳高校の一員として・・・違うわけだが・・・前途を危ぶむのだった。

一方、青志によって・・・城徳高校の野球部の弱さに張りが出たと評する永遠のマドンナ・楓(薬師丸ひろ子)はなんとなく勝利を祝って「祝初試合・青志監督・初勝利」のケーキを焼くのだった。

妄想的には楓の亡き夫も城徳高校の野球部で・・・とにかく・・・楓は青春時代から一度も母校の勝利を味わっていない人なのである。そりゃもう・・・悲願だよな。

そういう意味では青志と違って監督時代に守りに特化したらしい三条校長(笹野高史)なんてきっと半世紀近く・・・敗北を重ねてきたのに違いない。

そういう歴代の祈りを込められている青志の決めた打順は・・・。

1番ピッチャー赤岩
2番キャッチャー江波戸
3番セカンド樫山
4番レフト牛丸
5番ショート光安
6番ライト伊勢田
7番サード志方
8番ファースト亀沢
9番センター岡留

「なぜ・・・足の速い岡留が・・・ラストバッターなんですか」

「何度も言わせるな・・・一番が出塁して二番がバントで送り、三番、四番が打って返すセオリーなんて・・・ウチの野球部には必要ないんだ・・・っていうか無理なんだ・・・打って打って打って大量得点でコールド勝ちしか・・・勝利の道はないんだと信じろ」

「はい」

こうして・・・試合は始り・・・奇跡が起きたのである・・・。

Ykjt001 三回表で16-0で城徳のリード・・・しかし・・・それは・・・赤岩(父)の謀略によるものだった。

だが・・・試合の途中で・・・自分の誤解を知った赤岩(父)は方針を変更・・・浦瀬監督に本気モードを命じるのだった。

Ykjtoo2たちまち・・・大逆転され、四回終了で16-26である・・・このままでは五回10点差コールドのルールに従い・・・敗北してしまう城徳だった。たちまち委縮してスイングが小さくなる城徳ナインだった。

五回の表・・・先頭打者は八番、亀沢・・・。

しかし・・・プライド高い亀沢はフルスイングで三振になる。

「今までで最高のスイングだった」と亀沢を誉める青志。

つまり・・・監督の指示に従うのが高校野球なのである。

監督に死ねと言われたら死ぬのが選手だ。

なぜなら・・・高校野球は勝負・・・戦争だからだ。

監督の指示に従って・・・フルスイング・・・それを自分の意志で行った亀沢は・・・栄光ある戦士なのだ。

戦って名誉の戦死を遂げたのだった。

信念に従ってチームのために戦うこと・・・それがこのドラマにおけるプライドなのだった。

それが勇者の誇りというものなのだ。

まあ・・・ある意味、命知らずのバカということです。

しかし・・・その魂は九番打者・岡留に乗り移る。

亀沢のプライドは後に続く岡留によってさらに高められるのである。

岡留の強打・・・そして出塁。一死一塁である。

打順は一番に帰って・・・赤岩。

「赤岩・・・続け」と白尾。

白尾に告白されたくない赤岩は必死になるのだった。

「がんばって」と素直に声援する柚子。

赤岩は勝負の鬼と化す。

フルスイング。空振り。

岡留は盗塁・・・成功。

盛り上がる城徳ベンチ。江波戸はチームのために・・・戦う岡留の姿に・・・かってのいじめっ子ではなく・・・戦友を感じるのだった。

「赤岩・・・打て」と青志も叫ぶ。

フルスイング・・・打球は三塁強襲・・・ランナー岡留に気をとられた三塁手が・・・赤岩の出塁を許した。

一死、一塁、三塁。

そして・・・打順は二番・江波戸・・・様々な思いがキャプテンである彼を呪縛する。

一人返せば・・・コールドゲームを逃れることができる。

岡留を返せば一点とれる。

転がせば岡留は帰って来れる。

重圧が江波戸に自分を見失わせる。

プライドの崩壊である。

江波戸はバントをしてしまった。

「あれほど・・・フルスイングをしろといったのに・・・バカが・・・」

江波戸は監督の指示を無視したのだった。

それはチームに対する裏切りだった。

結果として・・・打球はフライとなった。

最悪の結果である。

飛び出した岡留もさされダブル・プレー。

しかし・・・結果以上に・・・岡留との関係に拘泥してしまった江波戸の明らかなエラーなのである。

ゲームセット。

Ykjt003 (五回十点差コールド)

「弱いけれど勝つために打撃に特化する仮説」による・・・「最初の実験」は・・・キャプテンのプライドの低さによって失敗に終わるのだった。

その弱さを・・・しかし・・・チームメイトは責めない。

そして・・・そのことを誰よりも感じるキャプテンだった。

城徳高校の初勝利はお預けなのである。

しかし・・・選手たちは手ごたえを感じるのだった。

負けたので柚子に告白しようとする白尾を止める赤岩。

「今回は・・・なしだ・・・お前が試合に出ていないもの」

「うん・・・いいよ・・・今日のお前はかっこよかったから・・・」

「なに・・・なんの話・・・」と柚子。

青春である。

「弱くても勝てる・・・そういう強い意志を持て」と語る青志。

強いって・・・言っちゃったな。

まあ・・・弱者のプライドとは・・・弱いものにだって意地があるという話だからな。

人口10億の独裁国家に人口1億の民主主義国家が対峙する時・・・最も必要なものが何かっていう話なのである。

関連するキッドのブログ→第4話のレビュー

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