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2014年7月 3日 (木)

夢、ときどき現実~殺人偏差値70(三浦春馬)

おい・・・これ、書くのか。

原点の「受験地獄・東大受験 その朝めざまし時計が鳴らなかった」の脚本家・岩間芳樹先生に敬意を払ってね。

心にもないことを・・・。

心にはあるよ、多重人格だから。

しかし、せっかくの迫真の狂気の演技が・・・今回は不運だったな。

久し振りに本物の機知外の人の阿鼻叫喚が大公開だったからな。

せっかくの演技プランが無残なことに・・・。

しかし・・・罪悪感がベースってどうなのよ。

そうだねえ。そもそも東大を受験するような人間に罪悪感はないからな。

おいっ。

で、『殺人偏差値70』(日本テレビ20140702PM9~)原作・西村京太郎、脚本・山岡潤平、演出・大谷太郎を見た。二浪して東大受験に挑む宮原圭介(三浦春馬)は試験当日に寝坊して遅刻、爆弾魔になりすまし爆破予告をフリーメールで送信し、試験開始時間の遅延に成功する。念願の東大合格を果たした圭介だったが・・・謎の脅迫者・田中宏志(城田優)が現れて運命は暗転するのだった。

とにかく、毎年、発表の日に圭介の背後に立つお嬢様・真山理佳子(滝本美織)の存在がすでに不気味なのだが・・・。

振り返れば奴がいるだよな。

それよりもテニスの王子様(桐山漣)の設定だよ。

二十世紀ならなあ。「めぞん一刻」の中に存在したし・・・。

三鷹さんか。

三鷹さんだよ。

とにかく・・・同時制多重人格が妄想の擬似人格を襲って自傷するのって困難だよな。

そうだよな。目の前に相手の幻影が存在するのにどうやって自分を刺すんだよ。

そんな器用な真似できるか。

急速に交代制多重人格に移行したんだろうさ。

それにしたって・・・切腹だからな。

狂気に対する認識が甘いんだよ。

なんでもありなんだよ。

結局、最後まで主人公が妄想していることに気がつかなかった人が楽しめたんじゃないの。

今時・・・そんな人いるのか。

偏差値低い人をなめちゃだめだよ。

おいおいおいっ。

とにかく・・・あの東大には「弱勝」の赤岩とか柚子もいたんだよなあ。

一目見たかったよなあ。

急に格差社会とか言い出されても困るよな。

一般大衆的には自己責任で決着してるんじゃないのか。

共産党独裁政権がものすごい階級社会を形成しているからな。

しかし・・・イデオロギーが終焉していない人たちは・・・隙あらば主張するからね。

まあ、一種の機知外だからな。

ともかく・・・せめてホラーにしてもらいたかったな。

妄想が現実を浸食するんだよな。

ケイスケとかヒロシとかが次々とお嬢様のストーカーになっていくべきだよね。

「あなた・・・誰なの」

「キング的なこの世の影だよ」

・・・キングって言っちゃだめだろう。

テニスの王子様は惨殺されるよね。

される、される。

口からテニスボールがあふれ出すよね。

ポトンと糸を引いて落ちるよね。

主人公の父親が懺悔しているとガーベラの花壇からゾンビ化した母(栗山千明)がぞぞぞってね。

うん・・・ぞぞぞ・・・だよな。

本当はザザザって言いたいんだろう。

マザコンなんだから・・・栗山千明と少年の濃厚なベッドシーンがあってもいいよね。

それはないな。

ないない。

最後・・・結局、人格破綻した主人公は爆弾さえまともに作ってないってのは・・・。

ありえないよな。

多重人格なめてるよな。

作るよね。

太陽を盗んだ男でさえ作ってるからな。

「しっかりして・・・すべてあなたの妄想なのよ」

「さあ・・・それはどうかな・・・このスイッチを押して確かめてみようと思う」

東大の時計台に設置されたプルトニウム型核爆弾は起爆した。

年老いた主人公の母親は場末のスナックで・・・オレンジ色の夕陽を見た。

東京から格差社会は消滅した。

残されたのは溶けて流れる放射性廃棄物のみ・・・。

関連するキッドのブログ→僕のいた時間

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