罪ほろぼしのチャンスをください(水川あさみ)東京スカーレット〜警視庁NS係って意味不明(小野花梨)
ですよねえ。
ちゃんとNSはNew Service(新しいご奉仕)の意味だって説明してたぞ・・・。
スカーレット(赤)は警視庁の捜査一課員だけがつける赤い記章をイメージしてるってことだしな。
っていうか・・・特命係って言えないだけなんだよ。
まあ・・・とにかく・・・東京スカーレットは人数多い版の「相棒」で間違いないな。
浅倉禄郎が転生して刑事になったんだよな。
まあ、かけもちだから、出番多いと「ゼロの真実〜監察医・松本真央〜」泉澤郁夫部長監察医がフランスに出張したりするけどな。
で、『東京スカーレット ~警視庁NS係~・第1回~』(TBSテレビ20140715PM10~)脚本・岩下悠子(他)、演出・近藤俊明(他)を見た。不倫とミステリに満ちた夏ドラマなので谷間で登場である。水川あさみは微妙なボジションである。いや・・・別にシリアスでもいいが・・・コメディーの方がね・・・。チームなので係長もそれなりに活躍するし・・・曲者のベテランも揃っている。ものすごくベタな感じが漂うのだった。そして、第一話では上昇志向の強いホステス役で岩田さゆりが死体になっていたり、主人公を騙す結婚詐欺師を黄川田将也が演じている。ベタだな。都知事役はラサール石井だし・・・それはベタとは言えまい。
とにかく・・・女性の幹部を登用するという政治的アピールのために警視庁捜査一課にNS係が新設され、初代係長に出町警部(キムラ緑子)が任命される。ちなみに上司の捜査一課長は岩井(中村雅俊)である。
そして・・・阿藤(生瀬勝久)や堀(菅原大吉)といったベテラン刑事の中で31歳だが新米の鳴滝杏(水川あさみ) が刑事として成長して行くという・・・ベタな展開である。
まあ・・・各話、アイディアもそれなりにあって・・・ミステリ好きはそれなりに楽しめるかな。
第5話では悪い噂のある阿藤刑事の真実が明らかになるという・・・ベタベタな展開である。
仏のような警察官・岡林(村田雄浩)に更生を促された覚醒剤使用歴のある女・真由子(中村ゆり)が登場。
真由子は連続強盗殺人事件の犯人で死刑囚の横井剛史(弓削智久)獄中結婚の相手である。
「私は・・・横井の経歴を知って・・・自分とあまりにも似ていたことに驚きました・・・私も岡林さんに会うまでは・・・獣でしたから・・・」
しかし・・・かって阿藤刑事の相棒だった岡林は応酬薬物の横流しの疑いをかけられ自殺していた。
阿藤刑事の悪い噂とは・・・岡林の自殺が阿藤の犯行を庇ってのことだったのではないか・・・という疑いによって生じている。
そんな折、真由子に「殺してやる」という脅迫状が届く。
横井に父親を殺された黒川秀輝(窪塚俊介)が捜査線上に浮かぶ。
ベタだが・・・ものすごく凝った話である。
真由子の護衛役となった鳴滝刑事と阿藤刑事だったが・・・恩人の娘である岡林春菜(小野花梨)に「あの阿藤刑事に護られるなんて最悪」と告げられ、真由子は阿藤刑事を遠ざける。
単独で鳴滝が護衛していると・・・真由子は毒殺されてしまうのである。
真由子を守れなかったことに責任を感じる真由子・・・。
しかし・・・凝りに凝った真相が続々と明らかになっていく。
実は・・・真由子はもう一人の恩人である岬加奈子(松本舞)を横井に殺されていたのだった。
獣なので・・・自分の罪を知らない横井に「愛」を教え・・・人間としての罪深さを自覚させてから死刑台に送り込む。
そういう復讐計画だったのだ。
そして、他殺と見せかけて自殺することで・・・「愛するものを失う悲しみ」を横井に与えたのである。
しかし・・・自分自身が愛に溺れた真由子は結婚が復讐のためだったという「残酷な真実」は封印したのだった。
岡林春菜は「獄中結婚なんて・・・セックスできないし・・・おかしい」と思うのだった。
・・・おいっ。「鈴木先生」がまじってるぞ。
やがて・・・鳴滝刑事は・・・春菜が治療に金のかかる重病だった過去があり・・・岡林が阿藤を庇ったのではなく、阿藤が岡林を庇ったのだと悟る。
まあ・・・なんか・・・そんな話です。
まあ・・・凝りに凝った話が好きな人にはいいと思うよ。
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