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2014年8月 6日 (水)

じぇいじぇいじぇい・・・鳥が死んだら鈴虫がどばーっと鳴くよ・・・あゝおもしろい蟲のいき(橋本愛)

いろいろとタイムリーな感じだが・・・おさがり放送である。

とにかく、タイムリーでないのは・・・テロリストのグループ名だろう。

「JJJ」で「じぇじぇじぇ」と連想する人は2013年には多数存在したのである。

エボラ出血熱や鳥インフルエンザが・・・爆発するのかしないのか・・・世界は変化点検出の恐怖の中にある。

そして・・・超絶美少女くるみとのお別れのときは迫っている。

ああ、君をもっと見ていたい。

そう思うのは私だけではないはずだ。

で、『ハードナッツ! 〜数学girlの恋する事件簿〜・第7回』(NHK総合20140805PM10~)脚本・蒔田光治、演出・河合勇人を見た。人は未来を知りたがる生き物である。星を見ては未来を占い、花を見ては未来を占う。たとえばカレンダーは明日を予見させるシステムだ。四季がある地域では段々暑くなったり段々寒くなったりが一目で予測できるわけである。もちろん、そこにはデータの蓄積と解析による世界構造の認識の成果が関与している。ピッチャーが次の投球で直球を投げるのか変化球を投げるのか予測できればバッターの打率は向上する可能性がある。変動する世界の行く末を決定論的に占う技術は常に求められている。たとえば株価が上がるのか下がるのか・・・その兆しを読みとることができたなら・・・と相場師は思うわけである。

恋する乙女は意中の人からの着信を待つ。

しかし、天才女子大生・難波くるみ(橋本愛)はそれを数値化し・・・怪しい株価のテクニカル分析の如く、変化点を検出しようとするのである。

だが・・・虚しく着信なしの日々は続くのだった。

時は11月・・・秋が深まって行く。

くるみは秋の深まり以上に虫の声が頻繁に聴こえることに注目する。

虫の声へのこだわり・・・それは・・・くるみの過去に何か関係しているようである。

虫の声は次第に高まり、変化点検出が可能になるのだった。

あれ松蟲が鳴いてゐる。

ちんちろちんちろ ちんちろりん。

あれ鈴蟲も鳴き出した。

りんりんりんりん りいんりん。

あきの夜長を鳴き通す

あゝおもしろい蟲のこゑ。

かなり歌唱力の向上したくるみの歌声を東都大学文学部の浅尾奈津子(岡野真也)は盗み聞き・・・出番を確保したのだった。

だが・・・くるみがそれなりにこの文部省唱歌を歌えるのはくるみの家族やくるみの生い立ちが関与していると思われる。

くるみは鈴虫の啼く声によって世界の異常を検知し・・・警視庁初音署(フィクション)の伴田竜彦刑事(高良健吾)に伝えるのだが、事件が発生中のため・・・とりあってもらえないのだった。

事件は・・・東京生物科学研究所で実験用ラットの大量死に三沢研究員(池津祥子)が驚くところから始る。

三沢は上司の西尾研究員(正名僕蔵)に報告するが、西尾は情報を隠蔽する。

実は・・・西尾は危険な新型ウイルスの研究を極秘で行っていたのだった。

その一週間後、東京生物科学研究所にテロリストが侵入し、西尾を誘拐し、新型ウイルスを強奪するのだった。

やがて・・・都内では野鳥の大量死が発生する。

「鳥が死んだから・・・鈴虫が繁殖した」と仮説を立てたくるみは・・・鳥の大量死が報告された公園に出向き・・・散歩中の男・川島(徳井優)と知りあう。

しかし・・・川島は新型ウイルスに感染して肺出血を発症し、くるみの目の前で血をなんじゃあこりゃあ敵にどばあっと吐いて倒れる。

川島からの感染を疑われ、「うおおおおっ・・・こっ」的に採血されて隔離されるくるみ。

くるみ、かわいいよくるみであ。

しかし、くるみの感染の疑いは晴れる。

川島の他にも内村と中川という感染者が出て・・・ニュースで病状を知った三沢研究員は新型ウイルスとの関連を疑うのだった。

伴田刑事に情報を伝えるべく待ち合わせをした三沢は何者かに殺害される。

しかし、何故か情報を記したファイルは残されている。

事件は新型ウイルスを利用したテロの様相を示してきた。

東京生物科学研究所長・長部(小木茂光)は三沢殺害の容疑者の一人として取調を受け・・・新型ウイルスが偶然に出来たものであることを捜査陣に伝える。

政界への転身を考えていると噂される警視庁公安部長・鶴橋(梶原善)に圧力をかけられ、犯人検挙に取り組む警視庁捜査第一課長・青山(矢島健一)は「感染者三人の行動から感染ルートを探れ」と管理官の小林(勝村政信)と警視庁捜査第一課刑事の高垣(波岡一喜)の凸凹コンビに命ずる。

しかし、聞き取りによる情報では三人に共通点は見出されず、捜査は暗礁に乗り上げる。

そして・・・くるみの端末に伴田刑事からの着信が入るのだった。

「すると・・・君は・・・鈴虫の鳴き声から鳥の大量死、そして感染者の川島にまでたどり着いていたのか・・・何故、そのことを言わないんだ」

「言ったじゃないですか」

「・・・」

くるみは三人の行動表に空白の時間があることに気がつく。

「川島さんは上野で・・・内村さんは高円寺で・・・中川さんは品川で・・・それぞれ・・・警察には言えない場所に行っていた可能性があります」

移動時間と移動場所は円で示せるほど単純ではないが・・・点と線の世界である・・・アバウトに三人の行動範囲を地図上に示し・・・それぞれの行動範囲が三重に重なる点・・・新宿区のエリアを特定するくるみだった。

伴田刑事はくるみと共に怪しいアダルトショップ・・・ではなくてラ・フランス(洋ナシ)が目印の怪しいヒョウ柄バニーから麻薬の売人の存在を突き止める。

張り込む二人は占いで時間をつぶし、伴田刑事は手相でどスケベ線を三本発見され、運命の人が目の前にいるとくるみに告白されるがスルーするのだった。

やがて二人は売人を尾行し・・・ついにテロリストのアジトを突きとめるのだった。

「ここから絶対に動くな・・・もし、五分で俺が戻らなかったら・・・わかってるな」

「はいっ」

もちろん・・・二人の暗黙の了解はすれちがっている。

潜入した伴田は監禁された西尾研究員を発見し、応援を要請するがテロリストたちに発見され窮地に追い込まれるのだった。

「五分たちました・・・帰ってこないので・・・迎えにいきます」

くるみのアホの子パワー炸裂である。

しかし・・・裏口から侵入したくるみは「敵の気をひく救出作戦」に成功するのだった。

駆けつけた警官隊に包囲されたテロリスト・グルーブ「JJJ」は自爆するのだった。

しかし・・・事件に不審なものを感じる伴田刑事。

やがて・・・謎の男(升毅)からの電話で新たな局面が展開されていく。

警視庁公安部長・鶴橋の妻(阿部朋子)が・・・初音署の女性警察官・高野沙織(橋本真実)が・・・小包を開けて謎の霧を吸いこんでしまう。

その頃・・・大出ホールディングス会長(斉藤洋介)の新聞記事を読んだくるみは過去のくるみ(甲斐恵美利)の記憶を呼び覚ます。

ドラマは最終回へまっしぐらなのである。

ああ・・・せつない・・・。

関連するキッドのブログ→第6話のレビュー

変化点検出に興味のある方はコチラへ→天使テンメイ様のハードナッツ

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