逃れられない罪と彷徨う罰を追いかけて司法試験(木村拓哉)
女事務官を必ず女検事にしてしまう男検事の話である。
寄り添いたいのではなく・・・本人になりたいという欲望はある意味、変態的だが・・・そこがいい。
真実は時に残酷なものである。
天寿を全うしようが・・・軍用機による爆撃で飛散しようが・・・死んだ人間の無残さは・・・恐ろしいものだ。
それを見つめ続けることが・・・人間性を破壊する場合がある。
なにしろ・・・人間は慣れるのである。
ドラマに限らず虚構は・・・真実を伝えないのが基本だ。
しかし・・・真実とは何かを伝えようとはする。
このドラマの素晴らしさは・・・恐るべき完璧さで・・・「当たり前のこと」を語ることにある。
何が当然かは・・・人それぞれによって違うかもしれないが・・・多くの人間が・・・そこに「希望」とか「理想」とか・・・「そうあってほしいこと」を見出すのである。
ダメ人間の集合体である社会が・・・少しマシになるために・・・そう言う虚構があることは健全なことだ。
もう、基本がなってないドラマが乱立する中で・・・一つの教科書的な存在なのである。
まず・・・捨て方が上手いのだ。
たとえばこのドラマでは「検事と事務官」というコンビが設定の基本である。
コンビがいくつか集まってチームを作っている。
最終回・・・「難題」が主人公ではないコンビによって発見されてしまう。
しかし・・・発見に至る経緯は・・・主人公の影響であることが明らかだ。
「難題」をもてあまし・・・苦悩するコンビとその他のチームのメンバー。
そこで主人公は・・・「大前提」を語る。
苦悩から解放されたコンビたちは主人公に吸収されるのである。
さらに「難題」のキーパーソンとして・・・引退した検事が提出される。
そこで当然、ベテラン事務官がクローズアップされる。
ストレートなら・・・引退した検事と・・・ベテラン事務官は・・・かってのコンビだったという「手」がある。
しかし・・・それではあまりにも主人公の影が薄れるのである。
そこで・・・その「手」は隠されるのだが・・・引退した検事とベテラン事務官の対峙という構図は残るのである。
そして・・・主人公が・・・クローズアップされてから・・・隠し味として・・・ヒーローでなかったものがヒーローを追いかけてヒーローになるという・・・お約束が果たされて行く。
何を捨てて何を残すか・・・主人公の破天荒な行動に対して用意された数々のフォローと同様に・・・澱みなく選択がなされていくのである。
つまり・・・考え抜かれているのだなあ。
美味しい料理の口当たりの良さは・・・料理人の苦労を感じさせないということなのである。
まあ・・・そういうドラマばっかりだと刺激不足になりますけど~。
で、『HERO(第2期)・最終回(全11話)』(フジテレビ20140922PM9~)脚本・福田靖、演出・鈴木雅之を見た。HEROという文字はHとエロで出来ているので英雄は色を好むわけだが・・・なんじゃそれは・・・このドラマのヒーローはヒロインと合体せずに・・・ヒロインをヒーローに変身させてしまうのである。13年前に合体しかかったカップルがうやむやにされ・・・一部お茶の間が雨宮(松たか子)の登場を待望してもそこはスルーされて・・・雨宮検事の成立だけがまことしやかに語られる。一方で・・・まことしやかに語られる牛丸次席検事(角野卓造)にそっくりな娘も登場しない。釣りである。そして・・・伝説「女事務官を必ず女検事にしてしまう男検事」の成立のために・・・ネット通販の宅配システムは・・・「司法試験ドットコム」の書籍を発送するのだった。
ヒーローには逆風がつきものである。
押坂副部長(手塚とおる)の捜査方針に叛旗を翻した久利生検事(木村拓哉)と麻木千佳事務官(北川景子)は特捜本部から東京地検城西支部に返品されてしまう。
城西支部では・・・田村検事(杉本哲太)と遠藤賢司事務官(八嶋智人)が殺人容疑の被疑者・南雲尊之(加藤虎ノ助)を連続通り魔事件の犯人であると確信していた。
しかし・・・一連の事件の一つが・・・別の被疑者を起訴して有罪判決を得ていたのだった。
しかも・・・被疑者はその後、病死している。
これが冤罪であることが判明すれば・・・「検察組織」の面子は丸つぶれになる。
「職務」と「組織の保護」の間で揺れる城西支部。
しかし・・・久利生は「そんなこと・・・事件の当事者には何の関係もないじゃないですか」と痛いところをつくのだった。
そして・・・城西支部は一つとなり・・・裁判の矢面には久利生が立つことになる。
検察内部では・・・川尻健三郎部長検事(松重豊)が矢面に立たされる。
「なんだと・・・わざわざ・・・冤罪を立証するというのか」
「裁判に勝っても負けても検察にダメージあるじゃないか」
「一体、何を考えているんだ」
「罪を犯したものを罰する・・・そのために職務を遂行しています」
鬼尻だった。
自分好みの真実を追求する新聞記者・八木(小市慢太郎)はネタを求めて傍聴席に座る。
反権力こそがジャーナリズムの存在意義だと考える八木にとって司法という権力は最初から仮想敵組織である。
その落ち度を見逃さない態度で裁判を見守る。
「滝翔太殺人事件」の裁判だった。
裁判員裁判である。
「被告・南雲尊之は所持していたナイフで滝翔太さんを背後から刺し死に至らしめたものである。罪状・殺人・刑法199条」
被害者の気持ちに寄り添う原告側として久利生検事は精一杯の正装である。
南雲は起訴事実を否認する。
「ナイフは亡くなった滝翔太さんが所持していたもので・・・酒場での口論の後で滝さんがおいかけてきて私を刺そうとしてもみあいになり、あやまって自分自身を刺してしまったものです。これが真実です」
南雲被告の弁護人・松平一臣(羽場裕一)は述べる。
「つまり・・・これは不幸な事故であり・・・弁護側は無罪を主張します」
傍聴席の被害者の母親・滝光恵(朝加真由美)は遺影を抱いて唇をかみしめる。
久利生はジャブを繰り出すのだった。
「被告人・・・あなたはなぜ、そこにいたのですか」
「え」
「駅から離れた路地裏に・・・」
「飲み足りなかったので・・・」
「しかし・・・現場の周囲は住宅街で・・・そういう店はありません」
「・・・」
「けれど・・・被害者の住んでいたマンションはあります」
「・・・」
「逆じゃないんですか・・・帰宅途中の被害者を被告人が追いかけたのでは・・・」
「・・・」
松平弁護事務所の弁護士・理紗(朝倉えりか)は朝ドラマのヒロインのような性格らしく・・・動揺の色が早くも隠せないのだった。
「先生・・・被告・・・やっちゃってますよね」
「静かにしたまえ」と松平弁護士・・・。
「まあ・・・いいでしょう・・・ところで・・・被告人は画廊を経営していますね」
「はい」
「事務員の方は長くお勤めらしい・・・」
「そうです・・・」
「その方が・・・三年前の五月二十九日・・・画廊はお休みだったと言っています」
「なに・・・」
「あなたは何をしていましたか・・・」
「そんなこと・・・覚えているはずないだろう」
「そうですか・・・日本ダービーでオルフェーヴルが勝った日ですよ」
「あ・・・」
「それから・・・六年前の十一月二日も画廊はお休みでした・・・」
「・・・」
「あなたは何をしてましたか・・・ちなみにこの日は・・・ウオッカが天皇賞(秋)を制しました」
「・・・」
「三年前のこの日・・・高校生が何者かに背後からナイフで刺され重傷を負っています」
「・・・」
「六年前にはOLが何者かに背後から刺され重傷を負いました」
「裁判長・・・検察は本件とは無関係の話をしています」
「検察は・・・説明してください」
「本件の現場付近では・・・過去に同様の未解決事件が発生しています」
「しかし・・・それと本件とは・・・」
「検察は・・・過去五件の犯行が被告によるものだと断定し・・・追起訴します」
「なんだって・・・」
思わぬ展開に弁護側一同が唖然とする中・・・新聞記者・八木は突然の大ネタ発生に舌舐めずりをするのだった。
八木は早速未解決事件を検索し・・・その事件の一つがすでに解決済みであることに驚愕する。
「うわあ・・・検察が検察に喧嘩売っちゃってるよ・・・」
騒ぎの火種を確保して八木は万歳三唱するのだった。
これがジャーナリズムの正体である。
マスメディアは宮根誠司をはじめとして狂喜乱舞する。
記者会見で矢面に立つのは牛丸次席検事だった。
「もしも・・・今回の裁判で犯人が有罪となったら・・・過去の事件は冤罪ということですよね」
「そういうことになります」
「どうやって責任をとるおつもりですか」
「検察は・・・常に真実を明らかにすることに全身全霊で取り組んでいます・・・間違いがあればこれを糾し、取るべき責任は取る覚悟です」
その頃・・・特捜部では・・・「ヌカダ建設・額田太一社長から現職の国交大臣・橋場正太郎への贈収賄事件捜査」が新たな展開を迎えていた。
ヌカダ建設の社長室長・三島直也(石井正則)が金銭授受当日の運転手であることが判明したのである。
「確かに・・・私が・・・現金を運ぶ車を運転しました」
三島の証言は事件の突破口になるのだった。
歓喜に揺れる特捜部・・・。
しかし・・・押坂副部長は沈んだ気持ちになるのだった。
特捜部長(佐戸井けん太)がそれに気付く。
「どうした・・・」
「これというのも・・・あの久利生って奴が・・・運転手の件で逆らったおかげなんですよね」
「つまり・・・あいつがアレをやらかさなかったら・・・事件の捜査は暗礁に乗り上げてたってことだな」
「ええ・・・」
漸く・・・久利生の恐ろしさに気がつく二人だった。
城西支部では・・・十五年前の一件についてミーティングが行われていた。
「捜査線上には・・・南雲尊之が浮かんでいたわけだよな・・・」
「しかし・・・国分検事は別人を起訴して・・・有罪判決が出て・・・直後に病死・・・」
「もしも冤罪なら・・・酷いことですね」
「これは・・・どうしても・・・国分検事に当時のことを問いただす必要があるな・・・」
「しかし・・・冤罪を出したかもしれないと言っている我々に協力してくれるかな」
「難しいかもな・・・」
「しかし・・・やるしかない」
トップ・バッターは田村検事・遠藤事務官ペア。
「当時のことを・・・」
「帰ってくれたまえ」
門前払いである。
二番手は・・・馬場検事(吉田羊)・井戸事務官(正名僕蔵)ペア。
「お話だけでも・・・」
「話すことはない」
馬場検事の色気はまったく通用しないのだった。
三番手は・・・宇野大介検事(濱田岳)・末次隆之事務官(小日向文世)ペアである。
当然・・・お茶の間もあまり期待していないわけである。
最終的に・・・久利生・麻木ペアが輝くための前座・・・誰もがそう思うわけである。
「よってたかって私をおとしめようというのか」
「そんなつもりはありません・・・ただ・・・私は・・・本当のことが知りたいのです」
「私はもはや・・・検事でもなく・・・法律家ですらない・・・無関係の人間だ」
結局・・・引き返す二人。
しかし・・・元検事・国分秀雄(井上順)の・・・住まいの・・・なんという侘しさだろう・・・。
玄関開けたらすぐに居間である。
表から・・・国分の姿は丸見えなのだ。
家族がいる気配もなく・・・いつも一人・・・家で絵を描いている。
そのことが・・・国分の傷の深さそのものを物語っているのは明らかだった。
その傷に・・・塩を摩り込む・・・末次事務官だった。
「元検事とか・・・そんなの関係ないでしょ・・・実際に人が一人死んでいるんだ・・・人としてどうなんだって話ですよ」
「す・・・末次さん・・・」
「あ・・・」
その一部始終を新聞記者・八木が見ていた。
そして・・・国分の存在を・・・弁護側に伝えるのだった。
いよいよ・・・久利生・麻木ペアの出番・・・。
しかし・・・二人は・・・「St.George's Tavern」のマスター(田中要次)の出番を作っているのだった。
「ねえ、マスター、マスターにも夢はあるの?」
「あるよ」
「麻木・・・明日・・・付き合ってくれないか」
「ええっ」
しかし・・・デートは鍋島利光元東京地検次席検事(故・児玉清)の墓参りだった。
「久利生さん・・・こんなに偉い人とお友達だったんですか」
「オンエア的にお彼岸モードのサービスだけど・・・そんなに親しくはなかったかな・・・実は俺・・・被疑者として・・・取調を受けたことがあったんだ」
「え・・・」
「結局、不起訴になったんだけど・・・担当検事の・・・その人の取調がすごくてさ・・・俺・・・この人みたいになりたいって思った」
「・・・それで・・・検事に・・・」
「その検事と鍋島次席は仲がよかったらしい・・・」
「へえ・・・」
「そのおかげで・・・俺は・・・鍋島次席に見守ってもらえたらしい・・・」
「なるほど・・・」
「首になるところを左遷ですんだりとか」
「そ、それは微妙なフォローですね」
「でも・・・おかげでずっと検事でいられる」
「どうして・・・久利生さんは検事を続けているんですか」
「悪を追いかけて・・・正義のレールをひた走る・・・蒸気機関車でいられるからさ」
「うわ・・・シュッシュッポッポですか・・・」
「せめて・・・トーマスと・・・」
そして・・・クライマックス・・・。
国分検事が弁護人側の証人として出廷したことにショックを受ける末次・・・。
「俺のせいで・・・」
「何を言ってるんです・・・我々はチームじゃないですか」と末次を励ます井戸・・・。
実は末次はゴール前に素晴らしいパスをすでに蹴り込んでいたのだった。
追いかけてヨコハマ
あの人が逃げる
残した捨てゼリフに
誰か見覚えはありませんか
自信満々で・・・証人に質問をする松平弁護士。
「当時、取調を担当した検事として・・・あなたは・・・南雲尊之を起訴しなかった・・・それはなぜですか」
「彼は・・・目撃証言に背格好は一致していたし・・・現場付近にいた・・・しかし・・・起訴された人物には・・・被害者との金銭トラブルがあった・・・」
「つまり・・・南雲尊之は犯人ではないと確信したということですね」
「当時の結論としてはその通りです」
「以上です」
久利生はすでに・・・国分検事の心を見通していた。
だからストレートを繰り出すのだった。
「国分検事・・・あなたは優秀な検事だったそうですね」
「さあ・・・」
「しかし・・・あなたは・・・十四年前に突然退官された・・・」
「検事が途中で退官することは珍しくあるまい」
「けれど・・・あなたは法曹界から引退された・・・」
「静かに暮らしたかったのだ・・・」
「何故です・・・」
「・・・」
「今日は裁判員裁判です・・・あなたが検事の時にはなかった制度です」
「・・・」
「皆さん・・・裁判は一種の茶番です・・・もしも・・・誰も嘘をつかないとしたら・・・ですがね」
「・・・」
「なにしろ・・・真犯人はすべての真実を知っている・・・真犯人が正直に話してくれれば裁判なんて必要ありません・・・けれど・・・多くの被告は嘘をつくものです」
「・・・」
「しかし・・・だからこそ・・・被告以外のすべての人間が正直であることを求められます」
「・・・」
「そのために・・・証人は嘘をつかないことを誓うのです・・・一体、誰にでしょう」
「・・・」
「信仰なきこの国では・・・神には誓えない・・・結局・・・自分自身に恥ずかしくないように・・・誓う他ないでしょう・・・国分さん・・・あなたは何かを話すために・・・ここに来られた・・・どうか・・・お話し下さい」
「私は・・・ただ・・・謝りたかったのだ」
「誰に・・・何を・・・」
「私が冤罪を着せたあの人にだ・・・」
「何を言ってるんですか・・・」とあわてる松平弁護士。
「しかし・・・あなたは・・・信念を持って・・・彼を起訴したんでしょう」
「その通りだ・・・」
「だが・・・次の年・・・同じような事件が起きて・・・容疑者の中に・・・南雲尊之がいた」
「犯人は南雲だ・・・私は自分の過ちに気がついた・・・しかし・・・私が無実の罪を被せた彼は死んでいた・・・もはや・・・償うことはできない・・・だから私は検事を続けることができなかった・・・」
「えええええ」
「私は真実から逃げたのだ・・・その結果・・・犠牲者は次々に現れた。ついに・・・死者が出た。すべて・・・私の不徳の致すところです・・・被害者の皆様には心からお詫びします・・・」
「一体・・・あなたは何を言ってるんです・・・」と弁護人。
「私は一人の人間として・・・罪を告白しているのです」
「あ・・・」と驚く末次事務官。
騒然とする場内。久利生は仕上げにかかるのだった。
「それでは証人にお聞きします・・・今、最初の事件の加害者は誰だと思われますか」
「南雲尊之です」
「違う・・・俺はやってない。やってない。やってない。やってない。やってない。やってない。やってない。やってない。やってない。やってないやってないやってないやってな・・・・」
九官鳥化した南雲尊之には「無期懲役」の有罪判決が出た。
新聞記者・八木は意外な結末に驚いた。
記事はあまり面白くならなかった。
八木が記事を書く新聞の読者は下衆だからである。
そして・・・矢面に立った人々の首は・・・「勝訴」によって辛うじてつながるのだった。
勝てば官軍だからである。
もちろん・・・久利生の姿勢は勝敗とは無縁である。
自分の信じる道をひた走るのみである。
そして・・・その線路には・・・雨宮号に続いて麻木号が乗り入れるのだった。
事務官発、検事行き・・・そのためには司法試験を突破しなければならないのだ。
「結局・・・久利生さんの花嫁には誰もならないわけだ」と宇野検事はニヤニヤするのだった。
そして、城西支部には・・・回転すし食い逃げ犯(森下能幸)が送られてくる。
マツタケの窃盗犯(佐古麻由美)も送られてくる。
久利生の前には・・・ロッキー(ウォルター・アントニー)が・・・。
「あなたは平成二十六年十月二日・・・ムービング・シェイバーはホントに 効くんですか?」
久利生は正義の道をひた走る・・・でもミーハーなのである。
また会える日まで・・・ごきげんよう・・・さようなら。
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ごっこガーデン。ヒーローに会える並木道セット。アンナ「13年は結構長いけど・・・三ヶ月はあっと言う間・・・楽しい時はいつの間にか過ぎ去って行くのぴょん。でもね・・・思い出は永遠にとどまるのぴょ~ん。もちろん、認知症になったらはらほれひれはれぴょんぴょんぴょん・・・順風満帆の時も逆風真っ只中の時も・・・ダーリンへの愛は変わらないのぴょ~ん。アンナもブレません。ヒーロー一座はますます広がっていくのぴょん。二度と演じられない役も愛おしいけど・・・何度もできる役もそれなりに楽しいアンナなのなのぴょん・・・じいや~カエルの蚊取りも作って~・・・もしも・・・ダーリンが昼顔さんだったら・・・やばえろいぴょん」シャブリ「今週も登場人物チェックをしたのでありました~・・・シーズン3が楽しみなのでありました~」mana「がんばった大賞を最終回の後で見る・・・NGは後からしみじみ笑うもの~なんだわ~。その方がよかろうず。牛丸の娘も雨宮もこなかったけれど~通販の人キターッ!・・・人それぞれの正義を持ち寄って・・・真実を捜すパーティー・・・それが裁判・・・本当のことなんて言えない被告こそがパーティーの主役・・・無期懲役はおみやげだぎゃあ・・・意外とすぐにつづきがあるでよ~・・・ちなみに次回は女性警備員が登場するかもコスプレで~す」まこ「最終回も大満足だったデスヨ~。ヴェテランとなった久利生くんは軽いけど渋いという軽妙洒脱を体現してましゅ~。難しい言葉は夏の家庭教師の地獄の猛特訓で覚えました~ヒエ~。映画化とか続編はあるのかなあ。この世から悪い人はいなくならないのでネタには困らないんてしゅよね~。秋ドラマはまこの竹様久しぶりの登場でしゅ~・・・デヘヘ」mari「出勤だよ!全員集合なフィナーレ・・・ドリフの香りがしますね。そして・・・今日もお仕事です・・・良心という言葉が滅びないように祈りましょう・・・来週はPちゃまですよ~」
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コメント
おひさ~!
終わっちゃいましたね。
このまま終わらせたくないコンテンツ…。
続編希望でございまするよ。
ブッキングが大変そうだけど…。
…というか、「カリントウ」が!!ww
投稿: シャブリ | 2014年9月23日 (火) 23時06分
ペテロは途中 ちょっと惰性で見てましたが
最終回の一話前に個人的にかなり盛り上がって見ていてよかったと思ったのですが最後に謎解きとは別の意味で
意外な展開が待っていて なんか ペテロまでもが‼︎
とちょっとショックでした
HEROは初回テンポが良くってすごく面白かったんですが
なかなか初回を超えてこなくて
でも最後まで見続けたのは
私の場合は 最終回もそうでしたが ここで久利生検事の見せ場になるのね
みたいなところを裏切ってくるところがあったのが
このドラマにマンネリを感じさせずにすんでよかった気がします
主役に活躍して欲しいけれどやり過ぎて欲しくない
みたいな塩梅?がちょうどよかったです
最終回も末次事務官が美味しいとこもっていっちゃうし^ ^
ラストの予告もフェイントかけられちゃいましたが
キムタクはこの役 ピッタリですね
毎回 久利生検事の言葉に素直に耳を傾ける自分がいました
season3楽しみに待ちたいと思います
今クール HEROがあって本当によかったです(*^^*)
投稿: chiru | 2014年9月23日 (火) 23時11分
▯▯black rabbit▯▯シャブリ様、いらっしゃいませ▯▯black rabbit▯▯
はたして・・・HEROの続編は・・・
いかがなりますでしょうか。
雨宮判事が被疑者になったりすると定番ですな。
あるいは麻木判事最初の事件みたいなスピンオフとか。
ふふふ・・・さすがはシャブリ様、〇七能年式ワニ型蚊取り線香収納容器「カリントウ1号」を発見なさいましたな。
あくまで蚊取り線香器なので類似商品にご注意くだされませ~。
投稿: キッド | 2014年9月24日 (水) 05時10分
シンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃいませ・・・大ファン
ふふふ・・・「不倫の夏、日本の夏」でございましたね。
キッドの中では久利生と雨宮は結婚したが
残業ばかりの検事夫婦ですれ違いの生活が続き
雨宮が出張先で事務官と不倫して
離婚という・・・妄想が膨らみました。
まあ・・・十三年もあれば人にはいろいろありますから~。
久利生が多くを語らないのは
傷心一人旅をしてきたからなのでしょう。
「HERO」は一つの理想を謳いあげる作品。
人間にはそれぞれ・・・善悪のよろめきがあるけれど
久利生というたった一人の人間の思いが
周囲に浸透して行き・・・
不可能を可能にしていく夢物語なんですな。
主演男優をずっと眺めていたい人には
少し不満の残る展開かもしれませんが・・・
ビジネスとしてのコンテンツとしては
こういう安心感も必要なんですな。
そして・・・ある意味
一歩引いた立場の主人公だからこそ
かっこいいという新機軸もあるわけです。
それにしても・・・13年の時の流れを
あっさり越える木村拓哉・・・。
これがすでにミラクルなんですな。
メインの事件とは別の
ちょっととぼけた味の被疑者たちも
楽しみでございました。
凶悪犯罪も微罪も関係ない・・・と言いつつ
「しょうもない犯罪」に微笑む検事たち。
キッドはそこだけでもずっと見てみたい気がします。
結構、そういう犯罪をでっちあげるのは
大変そうですからねえ。
投稿: キッド | 2014年9月24日 (水) 05時29分
こんにちは~。
お疲れ様でした
最終回まで楽しませて貰い、
ありがとうございました。
言葉ではないもので伝わった感情さえ、
言葉にして伝える。
やっぱり流石です!
キッドさん、解り易~い♪
そうなの、そうなのよ~φ(.. )フムフム
あ~贔屓目だけじゃなかったんだって、
安心する~。
最終回に物足りなさを感じた視聴者は、
これ以上何を求めて満足するんですかねぇ。
全編通して見て、
やっぱりこうしてみました~ヘヘヘ
なんて揺るぎも感じさせない真っ直ぐな脚本は、
演じる人たちの気持ちと同じでした。
バランスとセンスとエロスとワタスィヾ(゚∇゚*)ナマリカ
最後まで「正義」の筋を通してくれて、
スカッとスッキリ♪
しかもラストのあれには大満足~(≧∇≦)ノ彡バンバン!
最終回で登板の小市さんも良かったですね。
ひとクセある新聞記者。
ひっそりと、その存在は大きい…
大好物です。
ハイエナを思い出しますわぁ('▽'*)。。oO
あ~また、ここで補完されて、
ちょー気持ちいい
キッドさんに遊んで貰ったしヽ(*´∀`)ノゎぁぃ♪
コスプレありがとう
ごぜぇやしたー(笑)
投稿: mana | 2014年9月24日 (水) 14時43分
|||-_||シャンプーブロー~mana様、いらっしゃいませ~トリートメント|||-_||
最終回までお付き合いくださりありがとうございます。
特製・おはぎと玉露茶をご賞味くだされませ~。
お彼岸とともに終わる秋ドラマ・・・。
最近、変則気味のNHKにも見習ってほしいですな。
日本は四季の美しさが自慢なんですから~。
今回は「殺人事件」なのに・・・
そういう殺伐としたシーンはありません。
ただ・・・墓参はある。
そこで「人がいなくなってしまう」というやりきれない情を語るわけですな。
元検事の侘び住まいもまた・・・
濡れ衣を着せた相手に謝罪することができなかった
陰惨な情を物語る・・・。
軽いように見えて・・・実に奥深い感じがいたしました。
途中の傷害事件にもそれぞれに被害者があり
傷の痛み・・・言い知れぬ恐怖心があったわけです。
これを丁寧に描けば1クールぐらいかかりそうなボリュームです。
それを取捨選択して・・・この形にまとめあげる・・・
脚本家の並々ならぬ力量を感じる最終回でしたぞ~。
そして・・・「裁判とは何か」・・・。
誰もが分かる「基本中の基本」を諭す主人公。
一人の嘘をみんながよってたかって正直になることで
暴くゲームなのですな。
その醍醐味・・・。
下衆なハイエナも・・・久しぶりに心が洗われてしまう・・・。
初心貫徹の清々しさでございます。
そんなことが似合うのはこの主人公だけでございますな。
言葉を尽くしても伝わらないものもございますが
共感こそは生きる糧ですから。
妄想の中では・・・すでに
様々な女性警備員がキャスティングされ・・・
我らがヒーローとちょっと
エロいアレコレを展開しているのでございます。
投稿: キッド | 2014年9月25日 (木) 05時41分