死なないご遺体・・・通称ゾンビ・・・玉川区役所 OF THE DEAD(林遣都)
うわあ・・・秋ドラマ・・・始っちゃったよ・・・。
今さらですが・・・記事の内容はキッドの妄想が責任を転嫁しますので悪しからず。
さて・・・(金)のレギュラー候補である・・・このドラマ。
初回、気になったのは・・・登場人物・・・多過ぎである。
まあ・・・再現ドラマをレビューした後なので・・・余計、そう思う。
それから・・・ゾンビメイクの人・・・誰だか・・・分からなすぎである。
なんていうか・・・言ってはいけないかもしれない類のたとえになるが・・・。
活火山の頂上でランチを楽しんでたら噴火しました的な・・・活火山なめるなよ的に・・・。
言ってはいけないことを言うなよ。人が死んでるんだぞ。
ウサギが死んだので天国のウサギに手紙を書きましょうというところで失笑する小学生レベルだぞ。
でも噴石飛んできて社務所に隠れてその背中に人間が二重三重になってリュックサック翳して九死に一生なんて凄すぎるじゃないかっ。
つまり・・・恐ろしいことを恐ろしいと感じない怖さだよな。
ゾンビをなめてる世界観がものすごくタイムリーでちょっと微笑ましいぞ。
で、『玉川区役所 OF THE DEAD・第1回』(テレビ東京20141004012~)脚本・新井友香、演出・河原雅彦を見た。20世紀末、メキシコ西部でゾンビ・ウイルス感染者が発生。生ける屍と化した「それ」はそれほどの驚異とは見なされず・・・かといって人権は剥奪され・・・高齢者や浮浪者の類として人類社会から疎外されている・・・という世界の話である。日本の首都・東京23区では・・・区役所に・・・特別福祉課が新設され・・・生けるご遺体に対応していた・・・。
真面目なのか不真面目なのか・・・微妙な出だしである。
こういう中途半端さは・・・鼻に突きだすとゾンビなみの腐臭がするので要注意だなあ。
玉川区役所(フィクション)の特別福祉課は・・・活動係と管理係に分れ、主人公の赤羽晋助(林遣都)は管理係の新人職員である。
「生けるご遺体発生」の通報があると・・・上司の大川剛(高橋努)と出動し、ガムテープで捕獲し、マウスピースを装着するのが業務内容である。
捕獲したゾンビは特別保険対象者となり管理されるのである。
特別保健総合センターに移送されたトクホは研究材料になるのだった。
この人間の非人間化が物語の核心なのだろうが・・・今の処は寒い感じがする。
赤羽の親友の幸田(金子ノブアキ)は玉川医科大学でゾンビウイルスの研究者である。
就職の決まらなかった赤羽をコネで区役所に押し込んだのも幸田なのだ。
大森課長(古舘寛治)、管理係の渚(豊田エリー )、赤羽の姉・みわ(田畑智子)なども配置されている。
野放しにされたゾンビもあり・・・下劣な若者は・・・ゾンビを凌辱したりもする。
そんなバカップルの一人、山下マユ(森カンナ)は恋人がゾンビに悪戯して指を噛まれたのに・・・ワクチン接種を理由に放置し・・・同衾し、目覚めると恋人がゾンビ化しているという恐怖体験をする。
森カンナも「ボーダーライン」(NHK総合)のレギュラーなのに・・・売り出しにかかっているのか。
そして・・・マユも恋人に噛まれてしまうのだった。
捕獲に出動した赤羽だが・・・大川がアクシデントで脱落し・・・一人でゾンビに対することになる。
しかし、ゾンビの目の前で装備を柵にひっかけ、身動きできなくなるという・・・最悪の事態に・・・。
絶体絶命のピンチを救ったのは竹刀を持った美少女・立花凛(広瀬アリス)だった・・・。
なんていうか・・・キャスティングがB級感漂うぞ・・・。
ゾンビにとどめを刺そうとする立花を制止する赤羽。
「殺してはいけない・・・」
ゾンビは・・・すでに死んでいるわけですが・・・。
とにかく・・・立花はゾンビ撲滅を胸に秘め・・・特別福祉課に・・・配属されてくるらしい。
これは・・・他のドラマが始るまでの・・・な感じ・・・。
まあねえ・・・「アオイホノオ」の後だと・・・粗が目立つのは仕方ないなあ。
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