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2014年11月15日 (土)

幸せそうで素敵だなあ幸せそうで素敵だなあ幸せそうで(榮倉奈々)

両親によって踏みにじられ壊されてしまった主人公の良心。

身近にいながらそのことにまったく介入しなかった警察官は・・・もしも主人公が犯罪を犯せば公僕として職務を遂行する。

主人公は別に警察官に復讐するつもりはないが・・・この世界の神は・・・その罪を問う。

そういう意味では「白夜行」よりも進化しているかもしれない。

憐れな二人の子供を追う「白夜行」の笹垣刑事は全く断罪されなかっが・・・憐れな二人の子供を追う高野は・・・「妻が何かを隠している」という苦しみに悶える。

まあ・・・いじめを傍観したものを裁くことはほとんどの人間を裁くことになる禁断の果実である。

意味が分からない人は幸いなのだ。

基本的にこの世こそが地獄なのだから。

で、『Nのために・第5回』(TBSテレビ20141114PM10~)原作・湊かなえ、脚本・奥寺佐渡子、演出・山本剛義を見た。島で一番の権力者である杉下晋(光石研)は愛人の宮本由妃(柴本幸)を自宅に住まわせ、正妻の早苗(山本未來)と子供たちを追い出す。高校生だった杉下希美(榮倉奈々)は島で一番恵まれたお嬢様という「自分」を失い・・・一匹の野獣と化す・・・美しいが少し知能の不足している母親は現実逃避をしながら野獣にまとわりつき・・・少しずつ人間性を剥奪していく。最後の希望だった幼馴染の成瀬慎司(窪田正孝)が放火犯であるかもしれないと疑った希美は・・・すべてを捨て去る覚悟で地獄の首都・東京に旅立ったのだ。放火犯のアリバイ工作に協力したという罪を背負って・・・。

もちろん・・・放火犯人が誰かは秘密のままである。慎司が無実であるとすれば・・・物凄く歪んだ関係が成立しているわけである。

そして・・・その秘密は・・・警察官・高野(三浦友和)の妻なのに・・・何故か火事場に飛びこんで・・・それ以来、失声症になってしまった夏恵(原日出子)が握っている。

妻が何かを隠しているのに聞き出せない高野は仕方なく・・・放火の疑いのかかった慎司と慎司のアリバイを証言した希美につきまとうのだった。

14年の時を越えて・・・。

【2004年】クリスマスで賑わう東京。高層タワーマンション・スカイローズガーデン48階では大手商社に勤務するエリートビジネスマンの野口貴弘(徳井義実)が西崎真人(小出恵介)を激しく暴行していた。

誰がが鋭利な刃物を抜く。

床に散乱した花束を踏みにじりキッチンに向かう野口。

キッチンの床に倒れて死亡している野口の妻・奈央子(小西真奈美)・・・。

誰かが燭台を振りかざし野口を背後から殴打する。

野口夫妻の死体を見下ろす・・・。

希美・・・慎司・・・西崎・・・そして安藤望(賀来賢人)・・・。

警察官が到着し・・・西崎は告白する。

「僕が・・・殺しました」

【2003年】亡き妻の思い出の残る「野バラ荘」を愛する大家・野原兼文(織本順吉)のために都市開発の地上げを阻止しようとする西崎は・・・下宿人仲間の希美や安藤とともに「N作戦」を開始する。

地上げに反対する大地主の野口氏の真意を確かめるために・・・野口氏の息子・貴弘に・・・趣味のスキューバ・タイビングと将棋を使ってアプローチするのがその作戦の全貌である。

希美のアルバイト先の清掃会社の「社会奉仕事業」に参加してスキューバ・タイビングのライセンスを取得した希美と安藤は・・・沖縄で行われる野口氏の「珊瑚を守るキャンペーン」に潜入する。

ポケット将棋を取り出した希美は貴弘の気を引く。

しかし、簡単には釣られない貴弘だった。

仲睦まじい野口夫妻を見つめる希美は・・・自分が失った何か・・・自分が奪われた何かを・・・そこに見出すのだった。

それは憤怒にも似た羨望だった。

潜水直前に・・・具合の悪そうな野口夫人に気がついた安藤はここぞとばかりに接近を開始する。

「船酔いですか」

「いや・・・妻は初心者で・・・」

「急に海に入るのがこわくなってしまったの」

「僕たちも資格をとったばかりですよ・・・初心者コースでのんびり行きましょう」

「そうだよ・・・僕がついてるじゃないか」

「・・・」

美しい南の島。

海の底はパラダイスだった。

手をとりあって海中を進む野口夫妻に背後から接近する希美。

突然、パニックを起こし夫の手を振りほどいて浮上する奈央子だった。

救助に向かったのは安藤。

そして、希美。

驚いた貴弘は少し遅れて浮上する。

「どうした・・・」

「急に息がくるしくなって・・・こわくなって・・・」

妻の身を案じる貴弘を・・・妖しく見つめる希美だった。

野口夫妻の姿は・・・幼い頃から見慣れた・・・今は失われた両親の姿に重なる。

希美の中で・・・複雑な感情が渦巻くのだった。

(アラブの富豪を将棋で釣るのが私の野望・・・)

(なんで・・・将棋なんだよ)

在りし日のNとNの辛い現実から逃れるための空想が・・・今、形をとりはじめる・・・。

野口夫妻は・・・何の疑いもなく・・・二人の若者に感謝するのだった。

プライベートプール付のリゾート・ホテルの一室に招待された希美と安藤。

早速・・・初心者の安藤に勝負を挑む・・・貴弘だった。

「付き合わせてごめんなさいね」

「いいんですよ・・・彼も喜んでいるし・・・それにしても・・・彼が内定の決まった会社にご主人がお勤めなんて・・・」

「凄い偶然よねえ・・・」

「奥様は将棋をなさらないんですか」

「女相手だと手加減しないとならないから・・・つまらないんですって」

「女相手に負けたら口惜しい負けず嫌いかもしれませんよ・・・」

何故か火花を散らす女二人だった・・・。

結局、安藤は泥酔して・・・二人で一部屋の民宿に希美と戻ってくる。

「せっかく・・・チャンスだったのに・・・」

「いきなり用件を切り出したら・・・不審に思われるだろう」

「それもそうね・・・」

しかし・・・安藤には「N作戦」よりも・・・・希美のすらりとのびた長い足が気にかかるのだった。

美脚だ・・・いい足だ・・・エロい太ももだ・・・。

情欲の噴出した安藤は希美の唇を奪う。

おそらく・・・ファーストキスを奪われた希美は驚愕する。

その反応に急速に酔いが醒める安藤。

愛しているから手が出せないシンドロームを発症である。

「ごめん・・・何もしないから・・・もう寝よう・・・」

希美の心に蠢く・・・様々な思い・・・。

安藤だったらいいかな・・・慎司としたかったファーストキス・・・でも・・・私が本当に欲しいのは・・・。

隠されていた太ももが露わになれば手をのばしたくなる。

それが自然。

そして・・・人間とは不自然な生き物なのである。

だが・・・希美は群れを追われた獣だ。

不自然な掟の縄目は解かれてしまっている。

翌日・・・希美は・・・奈央子から・・・高層タワーマンション・スカイローズガーデンへの招待の報せを受け取る。

N作戦会議室では・・・三人のミーティングが行われる。

「安藤は・・・もう・・・作戦から手を引いていいよ」

「なんでさ・・・君が僕を引きこんだくせに」

「でも・・・これから・・・同じ会社で働くのに・・・このことでおかしなことになったら・・・大変でしょう」

「そうか・・・わかった・・・例の件は君にまかせて・・・僕は裏表なしの関係で・・・ということだね」

「そう・・・」

二人きりになった西崎は・・・「沖縄で何かあったのか」と問う。

「ないよ」

「そうか・・・」

一人になった希美を襲う・・・ゾンビのような母親からの電話である。

同窓会で帰島した時に・・・働く母親を見て安堵した希美だが・・・頭のおかしな母親が希美一人きりの充実した生活を脅かす存在であることに変わりはない。

「のぞみちゃん・・・・なんで電話くれないの・・・私・・・のぞみちゃんに相談したいことがあるんよ」

思わず携帯電話を冷蔵庫に封印する希美だった。

別世界のような・・・スカイローズガーデンに魅了される希美。

親睦を深める野口夫妻と工作員たちだった。

地上に降りた工作員は夢から覚めた気分になるのだった。

「凄いねえ・・・お金持ちで・・・エリート社員で・・・こんなマンションに棲んでる人が本当にいるんだねえ」

「そりゃ・・・いるだろうさ」

「まあ・・・安藤はもうすぐエリート社員にはなれるよね」

「両親は二人とも公務員だけどな」

「それは仕方のないことだもの」

「これから・・・どっかで飲まないか」

「私・・・西崎さんとちょっと話が・・・」

「そうか・・・じゃ・・・俺は大学に顔出してくるよ」

安藤・・・・もうひと押しじゃないか・・・。

西崎の部屋を訪れる希美。

「西崎さんに招待のお礼状を書いて・・・ついでに相談したいことがあるって・・・伝えたいんだけど」

「なるほど・・・まかせてくれ」

そこへ・・・本土に上陸したモンスターが現れる。

「のぞみちゃ~ん。中におるんでしょう・・・あ~け~て~」

蒼白になる希美。虐待歴のある西崎は一瞬で事態を察するのだった。

「のぞみちゃんに話したいことがあるんやけん・・・すごく大事な話やけん・・・聞いてほしいんよ・・・ママ、なんかおなか痛くなってきた・・・東京は初めてやけん・・・疲れちゃった」

「あれは・・・嘘だな・・・声の調子でわかる・・・出たくなければ出なくていい」

「大家ですけど・・・どうしました」

「お世話になってます・・・娘に会いにきたんですけど」

「ああ・・・希美さんは・・・バイトなんかで・・・忙しくて・・・今、お留守ですよ」

すべてを了解している大家だった。

「会いたくないわけじゃないんです・・・でも・・・こわいんです・・・島のことがあるから・・・一人で・・・自分の力で生きていきたい・・・」

「誰の力も借りずにか・・・」

「助けてほしいと思った人はいましたけどね・・・」

「罪を共有した・・・彼か・・・彼はどうしているんだ」

「知りません・・・」

「そうか・・・安藤くんは・・・」

「安藤は・・・まっすぐで・・・ズルなんてできないから・・・」

「ズル・・・」

「私ね・・・彼女のボンベのハルブを閉めたんですよ・・・そっと・・・気が付いたらもう・・・やってました」

「・・・」

「私はとんでもない親を持った・・・とんでもない子供なんです」

「親は親・・・子は子じゃないか・・・」

「・・・」

希美は問いたい気持ちを抑える。

あなたはどうなんですか。あなたの体の火傷の跡を刻んだのは・・・誰なんですか・・・と。

希美の弟の洋介(葉山奨之)は大学生になっていた。

「姉ちゃん・・・母ちゃんが会えんかったってこぼしてたで」

「何の用か・・・知ってるん」

「どうせ・・・再婚の話じゃろ」

「再婚って・・・相手は」

「民生委員のおっさんじゃ」

希美は眩暈を感じた。

「それより・・・島じゃ・・・慎司さんの悪い噂がひろまっとった」

「どういうこと」

「なんでも・・・大学にいきよらんで・・・やめたっちゅう人もおって」

「・・・」

慎司は・・・友人の薦めで・・・大金を受け取ってコインロッカーに預けるだけで一件十万円のアルバイトをしていた。

家賃を滞納するほど金銭的に困窮していたのだった。

しかし・・・被害者の老人に・・・父親の姿を見る慎司。

「俺・・・この金・・・返してくる」

「何、言ってんだ・・・お前」

「だってこれ・・・詐偽だろう」

「おい・・・今さら・・・そんなきれいごとかよっ」

二人を取り囲む私服の刑事たち。

「ちょっと話を聞かせてもらおうか・・・君たち、大学生だよね」

逃走しようとする友人。立ちすくむ慎司・・・。

「礼状」を受け取った貴弘は妻には無断で希美と密会する。

「お話があるんですけど・・・」

「僕も・・・君に頼みたいことがあったんだ・・・」

マンション屋上のラウンジで逢う二人を奈央子は見ていた。

N作戦司令室・・・。

「・・・というわけで・・・野口氏は・・・土地を売却する意志が全くないことが判明しました」

「そうか・・・作戦は大成功だな」

祝杯をあげる三人。

しかし・・・貴弘の頼みごとは・・・どうやら・・・秘密のようだ。

そこへ・・・大家が花火を持ってやってくる。

安藤は西崎を誘う。

「いや・・・俺は・・・火がこわいんだ」

「ああ・・・」

それは・・・なぜですか・・・とは問わない希美。

「君も楽しんできたまえ・・・」

「・・・」

「心に何かを抱えていても・・・楽しめる時は楽しむべきだ」

大家と安藤と希美は束の間の美しさに浸った。

はかない・・・夏の終わりの花火だった。2004年はゆっくりと近づいてくる。

【2014年】高野(三浦友和)は妻とともに心療内科を訪れる。

「14年も症状が改善されないというのは珍しいケースです」

高野と二人きりの時に告げる医師。

「なんとか・・・妻の声をとりもどしたいんです」

「それが・・・プレッシャーになって症状を悪化させる場合もあります。状況を受け入れることも大切です」

「先生・・・私は苦しいんです。妻の症状よりも・・・その原因を・・・私だけが知らないような気がして・・・なんで私だけがこんなに苦しいのかと・・・真実を引き出そうとせずにはいられません」

「それがあなたや奥さんをさらに苦しめることになってもですか・・・真実が必ずしも・・・救いになるとは限りませんよ」

「たとえ・・・すべてを失うことになってもすっきりしたいってことはあるじゃないですか」

「・・・」

夫のあくまで自分本位の告白を立ち聞きしつつ・・・その件についてはスルーする夏恵だった。

一体・・・夫に語れない秘密って・・・もう・・・アレしかないんですけど。

まあ・・・我が子のように思っている慎司を庇っているという線もあるにはあるがな。

複雑な思いを抱えて・・・野バラ荘を訪れる安藤。

そこには十年前と同じく西崎が下宿していた。

「うわあ・・・これ・・・最近流行のタイムスリップみたいですね」

「大家のじいさんが・・・ずっとそのままにしておいてくれたんだ」

「そろそろ・・・本当のことを話してくれてもいいんじゃないですか」

「君に話すことは何もない・・・杉下にもだ・・・」

しかし・・・安藤は・・・杉下宛ての郵便物を発見してしまう。

揺れる・・・安藤の恋心・・・。

安藤は・・・高野を訪ねるのだった。

「君が来るとは意外だな」

「僕も・・・本当のことが知りたくなったんです」

「・・・」

「だって・・・西崎さんは・・・火がこわいんですよ・・・燭台で人を殴れるわけないんです」

「・・・」

希美の部屋には・・・西崎からの郵便が届いていた。

そこには札束と手紙が封入されていた。

「杉下君・・・久しぶり・・・君を巻き込み・・・俺と出会わなければ・・・本当にすまない・・・償っても償いきれないこと・・・それでも俺が君にできることがあれば・・・力になりたいと・・・」

その時・・・チャイムがなり玄関には高野が立っていた。

秘密はけして明かしてはならない。

明かさなければ・・・秘密は存在しないのである。

希美は自分にそう・・・言い聞かせる。

そして・・・。

ああ・・・なんて魅惑的な迷宮・・・。

関連するキッドのブログ→第4話のレビュー

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コメント

山本未来さんって、あまり今まで意識したことのない女優さんでした。今後、拝見するたびに、このドラマを思い出すことと思います。すごい存在感ですね。

あの「のぞみちゃん」を聞くたびに、こちらまで気持ちが重くなります。息子ではなく娘にあそこまで執着するのは、同性だからでしょうか。

「白夜行」と重なる部分が多いですが、あちらは小説しか読んでないせいか、主人公達にはなかなか共感できませんでした。すごい勢いで読んだのですが…。

今回は原作は未読で、自分が惹き付けられるのが、原作によるのか、脚本か俳優陣の演技か個性か、多分全部だと思いますが、とにかく引き込まれます。

ただ、視る前は結構気が重いです。始まってしまえば、あっという間なのですが。

高野さんの妻が大きな鍵を握っているのは間違いなさそうで、この人も「N」なんですね。うーん。

私の鈍い頭では謎解きは無理なので、ただただ成り行きを見守って、楽しみたいと思います。

投稿: ギボウシ | 2014年11月15日 (土) 22時01分

オチツキレイセイシズカナヒト~ギボウシ様、いらっしゃいませ~ワクイエミダイスキ!

今週は「選TAXI」に吉田羊もゲストで登場し
個性的な四十代女優が花盛りですな。

なんとなく雑草育ちの吉田羊に対して
父・山本寛斎
異母弟・伊勢谷友介
夫・椎名桔平
・・・という超・お嬢様女優ですからな・・・。

その分・・・仕事量が少ない気がします。

こわい母親としては超ドラマだった「赤い糸」(2008年)の
覚醒剤依存者役が強烈でしたねえ。

まあ・・・キッドは基本的に
吉田羊と山本未來の顔が区別できないわけですが・・・おいっ。

娘に依存する母親というのは依存症の世界では
珍しくはないのかもしれません。

そもそも娘を着飾るのは一種の病気のようなものですからねえ。

ただ・・・このドラマは
箱入り娘として育てられ
献身的な夫の庇護で
何不自由なく暮らし
大人になれなかった人間という存在なのでしょう。

それはある意味、人間ではないですからねえ。

ドラマ版の「白夜行」は綾瀬はるかの最高傑作と言っていいドラマですが・・・原作小説とは
まったく別の作品であると言えます。

キッドのレビューは基本的に妄想ですが
作品というものは受け手の中で誤解されるのが自然だからです。

ドラマ「白夜行」は小説「白夜行」の中に潜んでいた影の存在をスタッフの妄想が結晶化したものと考えることもできます。

「湊かなえ」の世界も・・・多くの影を潜ませている。
悪人のように見える善人。
善人のように見える悪人。
全員が悪人であるようにも見え
全員が善人のようにも見える・・・。
ミステリは基本、善悪の境界線が明瞭なことで
成立しますが・・・
「湊かなえ」の世界は明らかにソレとは違うわけです。

自分本位に生きることの恐ろしさと
自分を見失った人間の恐ろしさ・・・。
どちらにしろ・・・恐ろしい・・・。
そういう根源的な恐怖を味わう・・・。
「謎解き」は単なるモチーフに過ぎないと
キッドは思います。

ただただ・・・本当はこわいこの世というものを
堪能する・・・そういうドラマなのでございます。

投稿: キッド | 2014年11月16日 (日) 03時04分

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