すべてがFになるとMがいないのでやがてゼロになる(武井咲)
F(女性)とM(男性)の話じゃないよ。
違うのかっ。
「うちわ解散」総選挙のために谷間発生である。
・・・どういう個人的なネーミングだよ。
松島みどり法務大臣が証紙なしのうちわを配ったことを証紙ありのうちわを配っている民主党の蓮舫が参議院予算委員会で公職選挙法の禁止する寄付行為に該当すると指摘したことから・・・MMが辞表を提出し、総理大臣が売られた喧嘩を勝って解散・総選挙だろう・・・。
まあ・・・そうだよな。
「増税しないことを国民に問うた」のだから・・・反対勢力は「増税するべきだ」で戦えばよかったのだ。
まあ・・・ある意味、やぶへびだったんだよな。
いやがらせばっかりで・・・建設的なことができない野党というイメージを払拭しないと・・・だめだということをいい加減気がつけばいいのにな・・・。
まあ・・・いやがらせが好きなんだろうねえ。
それは・・・お前も一緒だろう。
だってねえ・・・嫌がらせは楽しいもんねえ。
で、『すべてがFになる・第1回~』(フジテレビ20141021PM9~)原作・森博嗣、脚本・黒岩勉(他)、演出・小林義則(他)を見た。「MOZU」もそうだったけど・・・これも1996年発表のミステリ・・・という二十年近い落差をどう埋めるかが・・・ほとんど処理されていないんだよな。なんだろう・・・二十年の歳月は無視できると考えているのかな・・・。いろいろと考えるのが面倒臭いんじゃないの。まあ・・・谷間だから・・・そのことはスルーしようよ。とにかく・・・20世紀の近未来だから・・・現代でいいんじゃね・・・的なことだろう。しかし・・・原作的には1990年代の出来事なんだぜ・・・。ま・・・いいじゃないのお。
毎日、あえてエレキテルしているのか。
はい。
まあ・・・大衆の好きなものは・・・アレだよな。
なんだねえ。
「お天気お姉さん」や「ゼロの真実」で・・・天才的変人を演じて存在感を示した武井咲が・・・天才少女でお嬢様大学生という・・・西之園萌絵を・・・純情な変態役に定評のある綾野剛が分裂ときどき統合の多重人格者・犀川創平准教授を演じるわけである。
二人とも・・・それなりに雰囲気があるので・・・なんとなく見ていられる感じだ。
二人が解明する謎は・・・基本的に猟奇的殺人の密室トリックなので・・・一応、本格ミステリである。
二時間ドラマを二週に分けてという展開は・・・もはや常套手段だが・・・イライラしないためには録画しておいて二週間分を一挙に見ればいいよね。
原作的にはS&Mシリーズである。タイトルの「すべてがFになる」は第5話~第6話のエピソードの原作タイトルになる。
二十年前といえば・・・プレイステーションやセガサターンというゲーム機が発売された頃である。パソコンは普及していたが・・・素晴らしいインターネットの世界はまだ黎明期だったよねえ。コンピュータにおける十六進表記で「15」にあたる「F」が一種のオチになっているのが・・・年代物という感じになるのだが・・・数学が苦手の人にはいまもフレッシュな感じなのかもしれない。
四ケタがすべてFになる時間・・・つまりFFFF(10進法では65535)時間後に・・・作動するプログラムがトリックのキーポイントになっているという話なのだった。
ちなみに65536時間後になると10000になるわけだが表示機能が四ケタの場合、0000でリセットされてしまうのだった。このブログのカウンターも最初は6ケタ設定だったので危なくリセットされてしまうところだったのだ。
・・・もう、いいか。
その・・・トリックを仕掛けるのが・・・このシリーズのレクター博士である真賀田四季博士(早見あかり)である。
両親を殺し、娘を殺す・・・天才的犯罪者・まがたしき・・・。
朝ドラで主人公のかわいい妹を演じている元ももクロのブルーがこちらでは・・・極めて反社会的なキャラクターで・・・テレビ東京で培ったビンタの女王の存在感を醸しだすのだった。
エキセントリックな役柄の似合う美少女は・・・基本的に希少価値が高いよねえ。
まあ・・・公式に行くと親切な見取り図がついていたりするわけだが・・・基本的にはドラマを見ているだけでは何がどうなっているのか・・・お茶の間のほとんどは置き去りにされているような気がする。
それでも・・・「殺人をそれほど悪いこととは思わない」犯人たちの連打はそこそこ楽しいのだった。
こわいもの知らずの・・・萌絵が絶体絶命になると・・・失踪中の殺人犯・真賀田四季博士がこっそり助けてくれたりするのも・・・ちょっとうれしいぞ。
まだ・・・五つめのエピーソードが残っているので・・・未見の方にはお薦めしておきます。
ついでに・・・・「みんな!エスパーだよ!番外編」もあるとか・・・。
関連するキッドのブログ→金田一耕助VS明智小五郎ふたたび
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コメント
勝手な願望で、谷間はリーガルハイかしら、と思っていましたが、Fでしたか!
はい、置いていかれて脱落した者です!家族はなんとか食らいつこうとしていますが…。
明るい咲ちゃんも、知的な綾野くんも、なかなか好みだったのですが…。今では、NとFで混乱することもなくなりました。少々さみしいですかね。
今はN!そしてごめんね!続いて選taxi、ちょこっと家康で満たされています。家康は…本当に可愛いですね、ハズカシ、ハズカシ。
結局、奈央ちゃんの回はないのでしょうかね。
あと、希美と成瀬くんはもちろん平ちゃんも…ちゃんと高校生だったのですが、さすがに小栗くんだけは無理でした。
なんだか、ごちゃ混ぜのコメントでごめんなさい。
投稿: ギボウシ | 2014年12月15日 (月) 15時24分
オチツキレイセイシズカナヒト~ギボウシ様、いらっしゃいませ~ワクイエミダイスキ!
「リーガルハイ白い巨塔スペシャル」はこの谷間には少し重い気がいたしましたものですから・・・。
二か月以上に及ぶ無呼吸泳法のようなものなので・・・一息入れたかったのでございます。
まあ・・・かなり間があいたので・・・どちらにしろあっさりになるかもしれませんけどな~。
この間にも堀北真希の連打とか・・・ドタバタ清州会議とか・・・いろいろありましたし・・・深田恭子も石原さとみも完全スルーしていますし~。
そういう意味で・・・まだ終わっていない「F」ということになりました。
「N」だけでなく、「F」も「X」もあったシーズンでございますから~。
どシリアスな「N」、どコメディーな「GS!」、どファンタジーな「SST」、そしてどスイーツな「M9」のフルーツ「家康くん」・・・実に充実したシーズンでございました。
まあ・・・奈央ちゃんのニットがほどけただけでもある程度満足いたしました。
キッドは小栗くんのなんちゃって高校生もまったくありでしたぞ~。できればゆきには超ミニ生足のくのいち衣装を着用してもらいたかったものです。
フィクションの世界は・・・楽屋裏ではひとつにつながっていてごちゃ混ぜでございますので・・・それでいいのだ・・・でございまする。
投稿: キッド | 2014年12月15日 (月) 22時17分
「大人気のオンラインゲーム」なのにその画面がドラクエ1風ってのは……。
原作をこのエピソードの巻まで読んだのだったかどうか忘れてしまいましたが、「むかし」を昔風に撮影しようとかするならもうちょっと整合性を持たせるか何かしてほしいものですなー。
投稿: 幻灯機 | 2014年12月20日 (土) 16時33分
✪マジックランタン✪~幻灯機様、いらっしゃいませ~✪マジックランタン✪
小説の読者の構成が・・・劇的に変動していた頃の作品だったような気がします。
活字中毒患者の時代がついに終焉し
「コミック」と「小説」というジャンル的対決。
「書籍」と「素晴らしいインターネットの世界」という全面戦争の中・・・読み手というものが散乱してしまったのですな。
で・・・なんとなく趣味的というこういうものが
生き残ったわけです。
つまり・・・ものすごく極地限定的な作品。
こういうものはある程度「古典」として扱う必要がありますな。
その扱い方をあやまると・・・
なんだかわからないものが・・・出現するのでございます。
まあ・・・キッドはそれはそれで一同爆笑できるので
楽しんでおりますよ・・・。
今だから「巨人」でコスプレなので「エヴァ」みたいな
ちぐはぐさがそこそこコミカルですからねえ。
投稿: キッド | 2014年12月20日 (土) 21時30分