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2014年12月29日 (月)

簡単にはやられませんよ、鈴木先生!(土屋太鳳)

キッドのブログが休止中だった2011年の問題作「鈴木先生」・・・。

気がつけば「鈴木先生」のレビューはないのだった。

しかし・・・コメント欄での語らいで・・・なんとなくレビューしていたような気になっているのだった。

「教育」とは何か・・・という主題がなければ・・・単に・・・美少女中学生と性交渉したくてしたくてたまらない中学校教諭の・・・赤裸々な妄想物語である。

もう・・・凄いよね。

これができるのはテレビ東京の深夜だけだよね。

その上、映画にしちゃうんだもんね。

万歳するしかないよね。

で、『映画 鈴木先生(2013年劇場公開作品)』(テレビ東京201412280230~)原作・武富健治、脚本・古沢良太、監督・河合勇人を見た。生徒を指導するにあたり、「問題児に時間を割かずに普通の子を中心に」という方針を持つ鈴木先生(長谷川博己)・・・。2年A組の担任として緋桜山中学屈指の美少女・小川蘇美(土屋太鳳)とセックスしたくてしたくてたまらない気持ちを理性でねじ伏せ・・・今日もギリギリの教育に励むのだった。

しかし・・・夢の中では・・・蘇美(そみ)を抱きしめ、キスも挿入も射精も寸前なのであるが・・・妊娠中の妻・麻美(臼田あさ美)が嫉妬による生き霊攻撃を発生させるので睡眠不足になりがちなのである。

いろいろと問題のあった一学期を乗り越え・・・二学期。

中学校では・・・生徒会選挙、そして文化祭といろいろと行事があるのだった。

さしあたって・・・文化祭である。

2年A組からは・・・生徒会長に中村加奈(未来穂香)が立候補する。

蘇美も書記に立候補して・・・問題児よりも美少女に関心のある鈴木先生はまずまず納得である。

もちろん・・・問題児より美少女に関心のある鈴木先生は隣のクラスの美少女・平良美祝(刈谷友衣子)にも立候補を薦める。

「私・・・目立つことは嫌いです」

「目立つように生まれて来たのだ・・・目立ってしまえ」

生徒の気持ちよりも自分の萌え心が大切な鈴木先生なのである。

そんな鈴木先生の天敵は・・・家庭科教師の足子瞳(富田靖子)で骨の髄からの教条主義である。

一学期において鈴木先生との対決に敗れ・・・精神を病んでしまった足子先生だが・・・夏休みの間に少し回復して学校に復帰する。

しかし・・・鈴木先生の実在が不可視という精神状態である。

鈴木先生にシンパシーを感じる桃井先生(田畑智子)軽く戦慄するのだった。

「全員投票こそが・・・正しい選挙」と最近、おバカなマスメディアが言い続けたお題目を唱える足子先生だった・・・。

小学校時代に・・・タレント候補に真面目な親友が敗北したことから選挙というシステムそのものに不信感を持つ出水正(北村匠海)は・・・テロリストの目付で・・・生徒会長に立候補する。

神田マリ(工藤綾乃)と中村加奈の美少女生徒会長候補で充分だと思っていた鈴木先生は暗雲が近付く兆しを感じる。

「社会に出て・・・本心を隠す必要がある時に役立つ演技」を研究するために竹地公彦(藤原薫)は文化祭で演劇の上演に熱意を燃やす。

そんな折・・・問題児だったOBの白井(窪田正孝)から厭味を言われる鈴木先生。

「先生のお気に入りの優等生なんて・・・卒業したら先生のことなんか忘れちまうんじゃね」

確かに鈴木を訪ねてくる卒業生はいなかった。

鬱屈して思わず、売春婦になった蘇美を妄想する鈴木先生だった。

ちょっと意地悪な神田マリは「痛い所突かれたね」と鈴木先生をからかうのだった。

公園で演技の自主トレーニングをする竹地とラブラブの河辺彩香(小野花梨)はうっかり・・・ベンチにすわる不審な若者たちに接近する。

若者たちは八年前の卒業生・勝野ユウジ(風間俊介)と田辺満(浜野謙太)だった。

二人は問題の少ない中学生時代を過ごしたが社会に出て落ちこぼれ・・・引き籠りがちになっているのだった。

ちなみに・・・「あまちゃん」前である。

目立たないが・・・時々、堀の内七海(松岡茉優)が視界に入ります。

公園の喫煙所は・・・社会的に好ましくないと言い出す足子先生だった。

ユウジと満は逃げ場所を失い・・・満はついに家庭内暴力を開始して・・・マスメディアを騒がすのだった。

立会演説会では・・・ついに・・・出水正が生徒会選挙を否定する。

「投票をするのも権利なら投票しないのも権利だ・・・棄権を禁止するのはおかしい」

「該当者なしで投票すればいいでしょう」と足子先生。

「それでは・・・この不毛な選挙システムを承認することになってしまう」

中学生に論破され・・・足子先生は出水の存在を抹消するのだった。

多数決に馴染めない少数派が放置を希望するという話である。

少数派に強要すればたちまち全体主義が頭角を現すのである。

「二重基準とは・・・一種のグレーゾーンの設定です。マララさんが教育を主張してもいいし、クルド女性軍が戦闘してもいい・・・そういう緩さを否定しない生き方があってもいい」と鈴木先生は思う。

もちろん・・・これは理想論であって・・・ドラマだからたまたまうまくいくだけである。

しかし・・・理想あっての現実なのである。

そして・・・投票日・・・。

何もいいことがなかったユウジは凶器を持って母校に侵入し・・・一番の美少女である蘇美をレイプすると宣言するのだった。

「これは・・・君の為なんだ・・・いい子のまま、卒業するより・・・汚され、傷ついた方が・・・社会で成功できる」

「君は童貞だろう・・・蘇美は処女だ・・・童貞と処女じゃ・・・大変なことになるぞ」

鈴木先生は平和的解決を目指すが問答無用で電撃を浴び悶絶するのだった。

しかし・・・妻の麻美は予知夢で「強姦未遂」を見る。

屋上に追い詰められたユウジ。

しかし・・・蘇美は・・・。

「私が傷ついたら悲しく感じる人がいます・・・私の命はわたしだけのものではありません。だから簡単にできると思わないでください・・・私、抵抗しますから」

「なんだと」

そこで乱入する足子先生。

「やるなら・・・私をやりなさい」

思わず萎えたユウジは鎌を振りかざす。

その後頭部を蹴る蘇美。

逆上したユウジか鎌で蘇美を出血させる。

その時・・・別の校舎から・・・蘇美を呼ぶ鈴木先生。

蘇美は空中へ飛び出すのだった。

まあ・・・映画なので・・・。

「ありがとうございました」と足子先生に頭を下げる鈴木先生。

足子先生の心に蘇る鈴木先生。

連行されるユウジに・・・声をかける鈴木先生。

「君も世界を変える一人だ」

「・・・」

虚しく佇む鈴木先生に・・・神田マリがつぶやく。

「先生の卒業生が・・・遊びに来ないのは・・・きっと今を一生懸命生きているからだと思うよ」

鈴木先生は美少女の優しい言葉に激しく萌えるのだった・・・。

生徒会長に選出されたのは出水である。

中学校ドラマの金字塔だな・・・。

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受信: 2014年12月29日 (月) 01時32分

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