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2014年12月 9日 (火)

父が息子の罪を隠して何が悪いというくらいに可愛い!(錦戸亮)

親は子に「罪を犯したら罰を受けること」を教える。

それは正しい。

しかし・・・子供が罪を犯さないとは限らない。

馬鹿な子ほど罪を犯す可能性は高い。

そして・・・馬鹿な子ほど可愛いのである。

食べちゃいたいくらい可愛いとか目に入れても痛くないほど可愛いと同じように・・・。

犯罪者でも可愛いわけである。

だから・・・息子が罪を犯したら・・・隠蔽して、証拠をもみ消して、目撃者も消しちゃうくらい当然だ。

それは正しい。

それが・・・本当の気持ちだという話である。

ちなみに・・・論語第十三編「子路」で孔子は「父が子のために罪を隠すこと」は「人として正しい」と断じている。

悪魔も同意します。

刑事もので「子供の犯罪を官僚が握りつぶす」というお約束にお茶の間が主人公と一緒に激昂するのは・・・あくまで他人事だからです。

知っているのにしらんぷりで・・・いいじゃないの~。

ダメよダメダメ~なんて知ったことじゃありません。

で、『ごめんね青春!・第9回』(TBSテレビ20141207PM9~)脚本・宮藤官九郎、演出・福田亮介を見た。ミステリしかも刑事ものドラマばかり、見ていると犯罪者は完全な悪人が前提となってくるわけだが・・・虚構は本来、そういう常識的な視点を揺さぶった方が楽しい。親が子供の犯罪を見て見ぬフリをする・・・いいじゃないかという主張があったっていいじゃないかということだ。たとえば・・・殉職した職業軍人の葬儀で「お国のためにお役に立ててうれしい」と胸を張る親がいてもいいが・・・取り乱して「こんな国滅んでしまえ」と叫ぶ親がいたっていいわけである。今回は・・・「法」よりも「孝」の話であるが・・・平行して・・・「都合」よりも「契り」の話も絡んでくる。親の再婚に「一人暮らしじゃ老後が心配」という都合よりも「死んだ配偶者に殉じて一生独身でいろよ」という「契り」をごり押ししてくるわけである。

淋しい老後くらい・・・我慢しろ・・・なのだな。

しかも・・・父親に・・・亡き母への夫婦愛を強要する息子が・・・父親に罪をかばわれているという実に美しい物語構造を形成している。

もう・・・甘えん坊の極地である。

凄いぞ、凄いぞクドカンと言う他はないね。

中井貴子(黒島結菜)の不在の穴を埋める渾身の脚本だったな・・・まあ、じらしてじらして告知で登場なので何の問題もなかったけどな。

あれだけで満足なのか。

量ではない質だ。

家出後、通信教育で高卒の資格を取り、フリーライターとなって「東海ティーン」という地方誌の仕事で・・・「合併して駒形大学付属聖駿高校となる男女別高校」を取材にきたという蜂谷祐子(波瑠)・・・。

ここでりさ(満島ひかり)は祐子に対して敵意むきだしになるわけであるが・・・これは・・・積年の姉妹の葛藤であると同時に・・・自分の好きな人が昔好きだった人の登場・・・で心が乱れているのです。

何故かクドカン女優ではない木南晴夏が上司を演じる「私の部下は50歳」で部下役の緋田康人が演じる豪徳寺教頭は「じゃあ・・・放火犯人・・・」と言ってはいけないことを言う。

しかし・・・「彼女は・・・無実の罪で・・・すべてを失ったのです・・・言わば被害者です」と訂正するシスター吉井(斉藤由貴)・・・。

真犯人である平助(錦戸亮)の恒例の告白チャンスタイムであるが・・・居合わせた三宮校長(生瀬勝久)が平助と目と目で通じあい・・・阻止するのだった。

平助よりも・・・カバさんの秘密の方が重い・・・この世界である。

気がつけば・・・校長室は・・・。

あまりん(森川葵)       ごめんねウナギキーホルダー 

半田(鈴木貴之)        ごめんねウナギカイロ

どんまい先生(坂井真紀)   ごめんねウナギ携帯クリーナー

シスター吉井           ごめんねウナギクリアファイル

祐子                ごめんねウナギノート

りさ                 ごめんねウナギハンドタオル

平助                 ごめんねウナギマグカップ

からくり人形             ごめんねウナギソックス

・・・「カバヤキ三太郎のごめんね青春!」のリスナーだらけ・・・番組特製グッズだらけなのである。

こだまする「インフォメーションみしま」のジングル・・・。

暇な人はリスナーとグッズを正しい線で結ぼう・・・どんな企画だよ。

しかし・・・三宮校長がカバさんであることはなんとなく秘密なのだ。

祐子により・・・合同文化祭に励む生徒たちへの取材が開始される。

巷ではカラクリ人形と呼ばれ、本人も納得しているらしい重岡大毅が演じる海老沢はビジュアル系のバンド「エビアングレイ」を結成したらしい。

おそらく・・・「X JAPAN」のYOSHIKIのプロデュースで1999年にメジャー・デビューした「DIR EN GREY」のもじりと思われる。元ネタが「灰色の銀貨」なので・・・「灰色のエビ」である。

「DIR EN GREY」には「蜜と唾(つみとばつ)」などの作品があり・・・暗示的である。

しかし・・・灰色の海老はゆでられていない証でもある。

生徒たちは口々に「原先生のおかげで・・・青春を得た」と語るのだった。

シスター吉井は「男女共学」を賛美するのである。

初恋の人との再会に舞い上がる平助。

平助は・・・知らないが・・・ラジオで・・・へーくんを気になる人と語った祐子である。

しかし・・・何故、気になるのかは明らかにされていない。

「原先生のような先生がいたら好きになっていたかも・・・」

平助の男心をくすぐる祐子。

「僕は・・・いたじゃありませんか」

「いえ・・・あくまで・・・三女に・・・原先生がいたら・・・という話です」

「あ・・・」

祐子は平助の心をもてあそぶかのようだった。

一方・・・原家にやって来たせつ子(麻生祐未)は平太(風間杜夫)の再婚相手として完全無欠の存在であり、長男の嫁であるホリコシ出身のエレナっちょの心を鷲掴み。

亡き母の存在に固執する平助と一平(えなりかずき)も柔らかいごはんやお気に入りのふりかけで胃袋をつかまれてしまうのだった。

亡き母・みゆき(森下愛子)の怨霊はラップ音を中心としたポルターガイスト現象で対抗するしかないのである。

今回は・・・「純と愛」で汚された森下愛子を浄化する回でもあるのだ。

取材を終え・・・スナック「ガールズバー」にやってきた祐子・・・。

今回の主役とも言える銀ちゃんじゃなかった平太は・・・ヤスじゃなかった祐子の父親・善人(平田満)を招聘する。

父と娘のご対面である。

姉の祐子に複雑な感情を抱くりさは・・・店を飛び出す。

追いかけようとする・・・平助を・・・。

「逃げるのか・・・」とサトシ(永山絢斗)は引き留めるが・・・祐子は「行って下さい」と妹を気遣うのである。

平助とりさの消えた店内では・・・父と娘の和解の後で不穏な気配が流れる。

「放火の犯人はまだ・・・逮捕されていないんですよね・・・」

「うん」

「警察に問い合わせたら・・・現場には花火が残されていたとか・・・」

「花火・・・」と何かを悟るサトシ。

その時・・・平太が・・・隠していた本心を見せるのである。

「そのことはいいじゃないか・・・あんたたちが中止にした合同文化祭を・・・せっかく息子が開催にこぎつけたところだ・・・水を差すような真似は・・・しないでくれ」

「でも・・・私たちは無関係なのです」

「だったら・・・それをあの時・・・言えば良かったじゃないか・・・だまっていなくなるから・・・ことがややこしくなるんだよ」

「銀ちゃん・・・」

「ヤス・・・すまねえ・・・親子水入らずに・・・水をさしたのは・・・俺だったな」

「いえ・・・」

「お互い・・・子供のことでは苦労するよなあ・・・」

どうやら・・・平太は真相を知っていて・・・ずっととぼけていたらしい。

そして・・・そのことは関係者一同に伝わったようだ。

善人の着ているごめんねウナギジャンバーに気をとられたカバさんは別として・・・。

あらためて・・・再会する・・・祐子とサトシ・・・。

「ラジオ・・・聞いたよ」

「ごめんね・・・」

「平助もいつか・・・ごめんねすると思うよ」

「・・・」

もはや・・・知らぬは主人公とヒロインばかりなりの世界である。

店を飛び出したら追いかけてきてもらえた喜びの中・・・姉の祐子との確執を平助にぶつけるりさ・・・。

「いつも・・・お姉ちゃんが私の晴れ舞台を邪魔するんです・・・バレエの発表会、運動会、遠足・・・いつも・・・私よりお姉ちゃんが優先だった・・・今も好きな人と二人きりなのに・・・お姉ちゃんのおかげでちっとも楽しくない」

「・・・」

りさの弱音が・・・平助の心に何らかの響きを与えた夜・・・。

「今夜・・・泊めて」

「え」

「姉がいるんで・・・居ずらいの・・・友達でしょ・・・家、広いでしょ」

父親の再婚相手に暖かく迎えられる平助とフィアンセ(予定)のりさだった。

家事を完璧にこなす原せつ子(予定)は「おかず」の箱に徳川家康の愛読書を収納している。

結局・・・平助の部屋で寝袋に入るりさ。

「おやすみなさい」

「はい・・・」

「恋愛に興味ないの」

「おやすみの挨拶のあとに・・・核心を突くんだね」

「・・・」

「俺も核心を突いていいかな」

平助はりさの秘められた核心を・・・突かない。

「お姉さんと・・・仲直りしてもらいたいんだ・・・」

「え」

「ごめん」

「どうして・・・あやまるの・・・ふられたくせに・・・」

「ごめんの意味は・・・いつか必ず言うから・・・」

そこでラップ音が響き・・・平助の胸に飛び込むりさ。

「かあちゃん・・・」

「かあちゃんじゃないから・・・」

誤解だがマザコンであるのであながち誤解でもない微妙な状況の中・・・。

男と女の大人の階段の手前で立ち止まる二人だった・・・。

「今日は・・・ここまで」

「はい・・・」

ときめかせるなあ・・・。

ここまでで・・・もう・・・普通のドラマ以上の満足感でいっぱいだが・・・ここからがさらに凄いのである。

もう・・・なんてことしてくれるんだよう・・・。

他のドラマに対するモチベーションが・・・ねえ・・・。

十日連続で夜の核心を突かれなかったりさである。

どんまい先生は「どんだけディスタンス(へだたり)」とりさを煽る。

しかし・・・姉の性的魅力に勝てる気がしない・・・りさ。

「外見で勝てない時は内面で勝負するのよ」

「・・・」

りさは・・・家事の女王・原せつ子(予定)に弟子入りするのだった。

ちなみに原節子と言えば・・・戦前は・・・ヒトラーに賞賛され、戦中は戦意を高揚させ、戦後は黒沢明監督の「わが青春に悔なし」で反戦を称揚するという・・・日本一の女優である。

小津安二郎監督「東京物語」に至っては完璧な戦争未亡人になってしまうのだ。

原節子は九十路を過ぎて存命だが・・・あっという間に・・・文化祭前日である。

もう・・・先延ばしはできない。

たれ目日本一の平助にも残された時間は少ないのだった。

青春にためらっている時間は許されないのだから・・・。

平助は最後の授業に臨むのだった。

なにしろ・・・平助は教師の職を辞する覚悟である。

とにかく・・・放火犯なので告白したら教壇に立つ資格はなくなるのだった。

神保愛(川栄李奈)のお題「寒い」で始る言葉の解釈である。

「寒い・・・気温が低いと感じた気持ちを表す言葉です。しかし・・・最近では芸人同志がつまらない冗談を評する隠語が一般に定着し、つまらないジョークをおちょくる意味で一般の人も使い、辞書にも載っています。これが激しくなると場を凍りつかせます。先生は・・・寒いって言う言葉には優しさがあると思うのです。つまらないじゃなくて・・・寒い・・・つまらないと言ったらおしまいですが・・・つまらなさを冬の寒さに例える。冬は寒いけれど・・・それで死んじゃうかというとそうでもないでしょう・・・。つまり・・・冬の寒さはありっていえばありなのです。凄く面白いとは言えないけど・・・どうしようもなくつまらないわけではない。そして・・・寒さに耐えていれば・・・やがて春がくる。寒いよね・・・でも・・・もう少しで暖かくなる・・・がんばろう・・・だから・・・寒いっていうのは冷たい言葉ではありません。寒さの反対語は暑さですが・・・冷たいの反対語は熱い・・・つまり・・・寒いってのは熱い言葉なんです」

放火犯となって・・・初恋の人に無実の罪を着せ・・・悶え苦しみながら生きて来た平助の懺悔の序章である。

そして・・・知っているのに知らないフリをしているだけなのか・・・何でもお見通しに見えてしまうだけなのか・・・いけない謎の女・・・祐子は優しい平助を包む世界の優しさを伝えるのだった。

「お父様に・・・私があやまっていたと伝えてください」

「父に・・・」

平太を問いつめた平助は・・・両親の葛藤を知るのだった。

母親のみゆきは気がついていた。

我が子の挙動が不審だったから・・・。

父親は・・・警察が事情聴取に着た時に・・・息子をかばって口を噤んだ。

「どうして・・・」

「高校生の息子を警察に突きだして・・・何の得がある・・・子供の未来を奪うようなことする親は人間として最低だ」

「だけど・・・」

「もう・・・お前は大人だ・・・慕ってくれる生徒もいる・・・信じてくれる友達もいる・・・どうするかは・・・自分で考えて・・・自分で決めればいい」

「・・・」

平助の世界は崩壊を開始する。

平助が歩んできた時間・・・。

あの日のまま止まっていた時間・・・。

二つの時間が交錯し・・・教師としての平助と高校生の平助は一つになって事件現場へと走り出す。

そこにあるのは・・・青春祭の看板。中井貴子(黒島結菜)が描きだし、神保愛が仕上げた平助に捧げられた供物である。

平助は・・・自分の愚かな行為と・・・それによって失われるものを心に描く。

ラジオネーム「住職」は「カバヤキ三太郎のごめんね青春!」の電話トークに参加する。

「ご先祖様に・・・仏様に・・・この世の森羅万象に謝罪したい」

「一つにしてください」

「じゃ・・・死んだ妻に・・・」

怨念の導きで放送を聞くせつ子・・・。

「顔が好きで一緒になったので・・・家事とか・・・だめだめな・・・女でした。朝の味噌汁にだしパックぶちこむような女です・・・でも・・・そこにいるだけで・・・人を楽しくさせて幸せにする女だったんです。そんな女がある日、突然、いなくなっちゃうんですよ。神も仏もないでしょう。心筋梗塞で・・・病院に運ばれた時には虫の息でした。かけつけた息子たちもぽかんとしてましたね。だって・・・深夜放送の「さまぁ~ず」で寝坊するような女ですよ。こんなことになるなんて実感ないですよ・・・そしたら・・・次男がね・・・長男を外に連れ出したんですよ・・・夫婦水入らずにしてやろうっていう・・・優しさです・・・いい子なんです・・・すると・・・妻が・・・最後の言葉を漏らしたんです・・・面白かったって・・・幸せだったとか・・・楽しかったとかじゃなくて・・・面白かったですよ・・・とてもじゃないが・・・泣けません」

「私はだだ泣きしています」

「再婚することが決まって・・・その人は・・・みゆきと違って・・・俺にはもったいないような人なんだな。でも・・・再婚が決まってから・・・なんだか・・・みゆきのことばかり思い出しちゃってね・・・だから・・・こんな男で・・・ごめんね」

せつ子は最後まで聞かず・・・去っていくのである。

口は災いの元なのである。

金曜日の夜・・・校舎の屋上に平助は・・・りさを呼びだしていた。

ときめきまくるりさの胸・・・。

しかし・・・平助は・・・過去へと遡上して行く。

「その日・・・ぼくはここに立って・・・来れたら来るという祐子さんと・・・親友のサトシを待っていました・・・ここまでいいですか・・・」

「はい」

「その日は花火大会で・・・三女の屋上に・・・二人がいるのが見えました・・・ここまでいいですか・・・」

「はい」

「俺はロケット花火を全弾発射したのです・・・家に帰ると母が・・・礼拝堂の火事のことを・・・ここまで・・・」

「よくありません・・・なんですか・・・それ」

「・・・」

「あなたが・・・犯人で・・・すべての元凶だったなんて・・・」

「・・・」

「私・・・好きっていいましたよね」

「好きだから・・・」

「好きなら・・・許せって・・・そうおっしゃるの?」

「違います・・・僕があなたを好きなのです・・・真相を告白して・・・失う人の顔を思い浮かべてみたのです・・・あなたの顔を想い浮べた時が・・・一番悲しかった・・・学校を辞めて・・・あなたに会えなくなると思うと・・・つらくてつらくて・・・」

輝きだすりさの顔・・・はじめての告白に胸躍る乙女である。

「許しません・・・まず・・・学校を辞めるなんて・・・ダメ・・・事件のことは許せないけど・・・それも乗り越えるために神の与えた試練ということにします・・・なにしろ・・・私たちは結ばれる運命にあるのです・・・いずっぱこの伝説・・・なめんなよ」

「・・・いずっぱこ・・・?」

そして・・・泣いても笑っても最終回である。

選挙速報番組で谷間が発生するわけである。

妖怪さきのばし・・・来たか。

だって・・・最終回がきたら終わっちゃう運命だものね。

それはそれで淋しいものねえ・・・。

でも・・・文化祭には生徒会長が遊びに来るから早く見たいよね~。

世界を敵にまわしても愛する人の味方でいること。

愛の本質。

つまり、愛とは唯一無二の存在に捧げられるものなのである。

裏切るなんて許さないのだ。

邪悪な悪魔が邪悪の愛を邪悪な魔王様に捧げるが如く・・・。

関連するキッドのブログ→第8話のレビュー

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コメント

> 家事を完璧にこなす原せつ子(予定)は「おかず」の箱に徳川家康の愛読書を収納している。

家事を完璧にこなすのは原せつ子、おかずは原……? とか(~_~;。

で一瞬「愛読書?」と思いましたが日本の連続テレビドラマ視聴文化万歳(笑)。
徳川家康から岡田斗司夫までという最近の幅の広さにハカセ君はポジションを失ってピンポイント小早川秀明くらいしかみかけなくなってしまった感あり?

それはともかく(~_~;、高校時代に好きだったコが "全く歳をとらずに" 目の前に現れたら……こりゃ大変だ(笑)。

エビアン買ってきます。

投稿: 幻灯機 | 2014年12月 9日 (火) 08時24分

✪マジックランタン✪~幻灯機様、いらっしゃいませ~✪マジックランタン✪

基本的に早送りしたい「スイーツ協奏曲」ですが
家康とくのいちゆきだけは別格なのですな。

たとえ・・・見せ場がだんごの皿を高くさしあげるだけだったとしても・・・。

一方、家康、かわいいよ家康は・・・三回くらいリピートしますな。

脱糞だっていいじゃないの~。
ダメよ~ダメダメ~でございます。

あ・・・レビューは明日だった。

15歳~45歳までをノーチェンジで演じる
「ノーコンキッド」http://kid-blog.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/45-b041.html

・・・の波瑠である以上・・・なんでもありですな。

まあ・・・年上なのに妹を演じる満島ひかりも
凄いわけですが・・・。

ボルビック派です

投稿: キッド | 2014年12月 9日 (火) 14時17分

こんばんは、お邪魔します

次がもう最終回なんですね…淋しいです
アベさんが急きょ解散なんてするから来週の選挙特別番組で1話減ったのかもと思いこみ、こぶしは恨み節でした でも最初から10話完結だったかのかもしれないのですね~ アベ内閣への苛立ちがすこーし薄れました^^;

(私は個人的には日本がアメリカから独立するための国軍はアリかなと思っていまして、でも集団的自衛権の行使はそれとは別次元の問題だと思っているのであります。ドラマのブログに政治的発言をすみませんっ)

寒いの反対語がなんで暑いでなく熱いなのか?と首をひねっていたのですが、なるほど、ふくらんだ懺悔がこぼれおちていたのですね

中盤のりさちゃんのキュンキュンぶりがかわいくて仕方がない今話でした。でもそこから重ねて終盤のキュンキュンを畳みかけてこられて、もう切なくて仕方がありません

次回が二週間後だなんて待ち遠しくて仕方がありません 

投稿: mi-mi | 2014年12月 9日 (火) 23時50分

aDayinOurLife~ mi-mi様、いらっしゃいませ~アタラシイナニカヲミツケルネェ

「あまちゃん」という・・・長編の後なので
このドラマが立ち去るのが
早すぎる気はいたしますよねえ。

しかし・・・主人公が放火犯というこのドラマ。
しかも・・・みんなが犯人を優しく見守っているという・・・物凄い世界でございます。

いつまでも続けるわけにもいきませんからねえ。

それにしても・・・
一瞬で消化される・・・
ごめんねグッズの長い長いフリひとつとっても・・・
素晴らしいと言う他ないのでございます。

ドラマが生活の一部で
政治も生活の一部なので
ドラマと政治も仲間でございますよ。

キッドは基本的に軍事も生活の一部だと思っています。
願いはただ一つ・・・今度こそ・・・戦勝国になりたい。
生まれてからずっと敗戦国一筋ですからな。

たまには・・・「あなたたちはひどいことをした」と言いたいですな。

そう言う意味では軍事的な同盟国である米国には
次も勝ってもらいたい。
そのためには集団的自衛権は当然行使するべきです。

そして・・・もしも中国が勝ちそうなら
さっさと乗り換えればいい。
所詮、戦争はギャンブルですからな。

それはそれとして・・・
世界が平和でありますように。

平和だからこそ・・・クドカンのドラマで
胸キュンしていられるわけですからあああああああっ。

「性同一性障害者の親問題」
「犯罪者の親問題」
と重いテーマを快調に突き進むクドカンワールド。

最後はどんなことになるのか・・・
生徒会長の出番がたくさんあるのか・・・
期待に胸はふくらむばかりですが・・・男でした。

投稿: キッド | 2014年12月10日 (水) 03時58分

キッド様……(クルッ)。

>「“ナイスアイデア”を探して 伊豆箱根鉄道駿豆線」
>【あす夜】ニッポンぶらり鉄道旅
>[BSプレミアム]12月11日(木) 午後7:30~8:00

関係ないとは言わせないぞNHK……。

しかし『ノーコンキッド』って本放送のときに地元で観られなかったのにたまたま某ドラマを地域UHFで観ていたら……CMが入って『ノーコンキッド』をいまごろ絶賛放映中なのを知ったのでした(もう終盤)。
しかたがないので『実写映画 マリア様がみてる』を反芻しようと思っている今日この頃です。

投稿: 幻灯機 | 2014年12月10日 (水) 08時48分

✪マジックランタン✪~幻灯機様、いらっしゃいませ~✪マジックランタン✪

ふふふ・・・ぶらり鉄道旅ですからな
たまたまです・・・と言うでしょうねえ。NHKなのでっ!

BSとかいろいろやってくれるので困るのですな。
1日は24時間しかないから~。
庭の柿を焼酎につけて甘くしないといけないし~。

とにかく・・・ノーコンキッドで
青白く浮かび上がる「彼女」は
できれば永久保存にして
飾っておきたいですな~・・・犯罪です。


ま・・・最初の方は見ないとねえ。
中学生やってる波瑠が見たいですものねえ。
ま・・・ほとんど中の人の年齢は変わらないわけですが・・・。

紅薔薇から紅薔薇のつぼみへ・・・。
そしてまた紅薔薇から紅薔薇のつぼみへ・・・。
くねくねしていますな。
くねくねするのですな・・・

投稿: キッド | 2014年12月10日 (水) 21時36分

こんばんは
丁寧なお返事ありがとうございます!

なるほど、そういう考え方もあるのですね
勝ち馬に乗り続けることが要ということでしょうか
確かに王道ですね
ちなみに私の考えは、アメリカの戦争に参加したら(加担したら、と私は言いたい)、漏れなく日本がテロの標的になってしまう、だから反対、という考えなのでした


本当にこの年末も平和に過ごせそうですね
平和だから、余裕があるんですよね
きっと日本は世界から見ればまだまだ幸福な国ですね
感謝しなければ…

あ、きょうは会社休みます。も来週最終回で全10話でしたね。ひと昔前は全12話が多数派だった気がするので淋しいですが、クドカンワールドが急きょ削られたのではなさそうで、嬉しく思います

たびたびお邪魔しました

投稿: mi-mi | 2014年12月10日 (水) 23時38分

aDayinOurLife~ mi-mi様、いらっしゃいませ~アタラシイナニカヲミツケルネェ

日本は特別な敗戦国ですから
つまり・・・世界大戦において
最後に降伏した国として・・・
基本的には全世界の敵なのでございます。

世界は・・・戦争はしない方向に
向って行くとジョン・レノンは信じていたし
確かに第三次世界大戦はなかなか勃発しない・・・
なにしろ核兵器がありますからね。
ヒロシマやナガサキは世界の終焉を
暗示しました。

それでも・・・ロシアや中国のように
内政の矛盾を武力で解決し
それをそのまま外交に向けていくという
野蛮な国家は現存していますし
そもそも秩序を好まない野生の人々がおります。

テロの脅威というのは
同盟国と軍事行動するから高まるものではありません。

北朝鮮によって拉致されて帰って来ない人々は
集団的自衛権とはなんの関係もありません。
オウム真理教に殺された人々もまた然りです。

それはある意味、狂気と正気の戦争でございます。

世界はいつでも破滅の一歩手前を生きている。

すべてはバランスでございます。

原発や基地が裏庭にあるのは誰もが望まない。
だからといって必要なものはどこかに置かなければならないのです。

それはもはや運不運のようなもの・・・。

キッドはその日その日が面白おかしくあれば
それでいいと思っています。

だって・・・明日が来るかどうかなんて・・・
誰にもわからないのでございますから。

どうか・・・「ごめんね青春!」の最終回だけは
見られますように・・・と祈るばかりなのです。


投稿: キッド | 2014年12月11日 (木) 02時46分

丁寧なお返事ありごとうございます
砕いて書いてくださったおかげでほぼ理解できた、と思います

ただ、これだけは書かせてください
(何度もすみません)
>テロの脅威というのは
>同盟国と軍事行動するから高まるものではありません。

いいえ、米国が主導するNATOに属する欧州諸国はイスラーム(おそらく原理主義)にテロを起こされているのです

私が恐れているのは反シオニズムです
アメリカ・イスラエル(シオニズムを標榜するロスチャイルド)と、大手をふって軍事行動ををともにするのは、危険きわまりない、と

日本に隣接する国々だけを考えれば、キッドさんのおっしゃるとおりなのだろうと思います


投稿: mi-mi | 2014年12月11日 (木) 23時30分

aDayinOurLife~ mi-mi様、いらっしゃいませ~アタラシイナニカヲミツケルネェ

何度も言いますが
テロの脅威というのは
同盟国と軍事行動するから高まるものではありません。

同時多発テロの時に
ツインタワーで多くの日本人が命を失くしたことを
お忘れですか?

すでに・・・対テロ戦争は
すぐそこにある危機なのです。

日本本土が無事なのは・・・たまたまにすぎません。

もちろん・・・今はここにイスラーム過激派の戦略的価値がないからです。

しかし・・・女性の権利を侵害する勢力と
現在の日本が折り合うことは基本的にありませんから
潜在的には・・・反イスラーム過激派であることが避けられないのが日本の立場でございます。

まあ・・・ユダヤ陰謀論(一同爆笑)は別として
日本は基本的に親ユダヤですし・・・
もちろん親イスラームでもあります。

米国と軍事行動を共にすること自体で
リスクが増加することはありませんから・・・御心配なく。

何よりテロリズムも軍事的行動ですから
最も脆弱な部分をついてきます。

日本でのイスラーム過激派のテロは
集団的自衛権とは無関係に起きるべき時に起きますので
どうかご安心ください。

投稿: キッド | 2014年12月12日 (金) 01時16分

毎回時間を割いてくださって、ありがとうございます

>同時多発テロ
>陰謀論
このあたりに突っ込みを入れようか入れまいか迷うのですが、長くなっているので割愛いたします

・・・というと偉そうに聞こえますね
すみません、丁寧にお返事いただけるだけでありがたく思っています
長々とありがとうございました
感謝しています

投稿: mi-mi | 2014年12月12日 (金) 23時17分

aDayinOurLife~ mi-mi様、いらっしゃいませ~アタラシイナニカヲミツケルネェ

いえいえ・・・どういたしまして。

ただ、伝えたいことを伝えているだけでございます。

集団的自衛権の行使の意味については作家は
周知を図るべきですからねえ。

国とは何かを語る時に・・・
国内にいる国民のことを考えるのは
実に単純明快ですが・・
国際社会と言うものがある以上・・・
世界中に点在する日本人も・・・国の一部という
感覚も必要でしょう。

かって・・・日本には合法的な人殺しが
たくさんいました。
そして・・・合法的に殺された人もたくさんいました。

今・・・それを非合法だと断じるのは簡単です。

しかし・・・弱肉強食と平和共存が
表裏一体のこの世界で
日本とドイツはいつ最前線になるかわかったもんじゃありません。

なるべく・・・合法的に殺される人が少ないと良い。
合法的に殺した人が責められ過ぎないと良い。
悪魔はそのように考えます。

投稿: キッド | 2014年12月13日 (土) 05時11分

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受信: 2014年12月 9日 (火) 16時39分

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「今日大事な人にごめんねとさよならを言います」 内容 祐子(波瑠)が、フリーライターとして現れた。 文化祭のことを取材したいという。 だが突如現れた、祐子に平助(錦戸亮)りさ(満島ひかり)は、困惑する。 その後、平太(風間杜夫)から祐子のことを聞いた父・...... [続きを読む]

受信: 2014年12月 9日 (火) 17時32分

» ごめんね青春! 第9話 [ドラマハンティングP2G]
第9話「今日大事な人にごめんねとさよならを言います」2014年12月7日放送 フリーライターとなった 祐子 (波瑠) が14年ぶりに現れた。WEB と連動した文化祭特集の取材をするために母校へ来たというが、平助 (錦戸亮) や りさ (満島ひかり) は複雑な気持ちを隠せないでいた…... [続きを読む]

受信: 2014年12月 9日 (火) 17時34分

» ごめんね青春! #09 [ぐ~たらにっき]
『今日大事な人にごめんねとさよならを言います』 [続きを読む]

受信: 2014年12月 9日 (火) 19時42分

» 「ごめんね青春!」 第9話 今日大事な人にごめんねとさよならを言います [トリ猫家族]
 ついに青春祭開催! 本当にこれが平助のラストデイズになってしまうのか? てか、真相を話すことだけがつぐないではないと思うぞ。 そりゃ、放火犯のぬれぎぬを着せられた体に ... [続きを読む]

受信: 2014年12月10日 (水) 14時01分

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